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ファイター&ハンター ~ Chapter 14 ~

〈アイスベルク監獄の獄主の間〉

ゲルダ「ヘイムレン、どうだ?」
 魔倣の鏡
ヘイムレン「はい、あの“鏡”…… 異邦の業(わざ)とは恐ろしいものです」
ヘイムレン「ロストエレンシアの機械技術、 カグラアマハラの“戦術からくり”、 そしてこの鏡があれば……」
ヘイムレン「我が軍は大きな力を 持つことができましょう」
ヘイムレン「あとはアレディ・ナアシュが 羅刹機アルクオンを手に入れていれば…… それもまた……」
 百夜
ゲルダ「アグラッドヘイムとの戦いで奪った “機兵”はどうなっている?」
 毒牛頭と毒馬頭
ヘイムレン「……どうやら、異邦の獣羅たちと 関係があるもののようです」
ヘイムレン「見させてはおりますが、 使えるようになるまでは、 今しばらくかかるかと」
ゲルダ「我ら修羅が、 この異邦の地で覇を争うためにも……」
ゲルダ「かつて波国で戦ったアグラッドヘイム。 なんとしても決着をつけねばならぬ」
ゲルダ「しかし…… そのための兵力は、まだ足りぬ……!」
ヘイムレン「あの“鏡”の実験を始めています。 きっと、ご満足のいく結果を お見せできるかと」
ゲルダ「わかった。……任せる、ヘイムレン」

〔アブリエータ城付近〕

[アブリエータ城の南西にある橋を見る]

アレディ「本当ですね。 橋が修繕されています」
ハーケン「OK、いい仕事だな。 ここを渡れば、トレイデル・シュタット まではすぐさ」

〔メギ・エルフェテイル北西側〕

[地蔵の笠を持ってお地蔵様に触る]

お地蔵様がある。 地蔵の笠をかぶせますか?
→はい
 いいえ

[1個目]

お地蔵様がにっこり微笑んだ。

[2個目]

お地蔵様が微妙な笑みを浮かべた。

[3個目]

お地蔵様の笑みが軽くひきつった。

[地蔵の蓑を持ってお地蔵様に触る]

お地蔵様がある。 地蔵の蓑を着せますか?
→はい
 いいえ

[地蔵のわらじを持ってお地蔵様に触る]

お地蔵様がある。 地蔵のわらじを履かせますか?
→はい
 いいえ

[地蔵の前掛けを持ってお地蔵様に触る]

お地蔵様がある。 地蔵の前掛けを着せますか?
→はい
 いいえ

[地蔵の錫杖を持ってお地蔵様に触る]

お地蔵様がある。 地蔵の錫杖を持たせますか?
→はい
 いいえ

[お地蔵様のアイテムを何も持っていない]

お地蔵様がある。

〔新ロストエレンシア トレイデル・シュタット付近〕

[トレイデル・シュタットに入ろうとする]

アレディ「ハーケン殿。 街に入る前に、南西部の氷原を 見ておきたいのですが」
ハーケン「かまわないぜ。 南下してみるか」

[トレイデル・シュタット南の氷原]

神夜「な、なんていう寒さ!」
アン「こりゃ相当なもんだよ!」
錫華「い、いかん……これはいかんぞよ……!」
アルフィミィ「み、身の危険を感じますの……!」

零児「おまえたちはそうだろ。 全然参考にならん」
ネージュ「とんでもないド寒波よ!  私の下半身も、かなりヤバいことに なってますから!」
アレディ「そ、それも参考にならないと思います。 ネージュ姫殿」
ハーケン「いや、実際マズいな。 ……俺がこっちにいた頃は、 ここまでじゃなかった」
 トレイデル・シュタット
アシェン「この感じだと、 トレイデル・シュタットまでは すぐに到達しちゃいそうダス」
KOS-MOS「明らかに自然のものではありません。 人為的な力が作用していると思われます」
アレディ「…………」
 ゲルダ
アレディ「風に覇気が混じっています。 間違いなく、修羅の業(わざ)…… 凍鏡のゲルダの力でしょう」
アクセル「まるで魔法だな。 ……って、この世界では珍しくないのか」
アレディ「数は少ないですが、 氷を司る羅刹機があります」
アレディ「ゲルダ・ミロワールは、 それを用いて、己の力を増幅して いるのです」
 ゲルダ
小牟「あんなカッコしてて、 本人は寒くないんかい。 ……うう、わしも冷えてきおった……」
ハーケン「しかし、いくらバウンティーハンターを 集めたって、こりゃどうしようもないぜ」
 ジョーン
ハーケン「とにかく、 街でオヤジに話を聞いてみるか」

《トレイデル・シュタット》

〈ジョーンの執務室〉

ジョーン「無事だったようだな、ハーケン」
ハーケン「ああ、色々あったけどな」
ジョーン「それにしても……以前会った時より、 また少し人数が増えたようだな」
ジョーン「新フォルミッドヘイムのキングまで 連れているとは驚いたぞ」
エイゼル「この戦い、確かめねばならぬことがある」
ジョーン「しかし、キングが 国を空けるというのは感心せんな」
エイゼル「む……」
キュオン「エイゼル、また怒られちゃってるよ?」
ジョーン「…………」
ジョーン「いや、うらやましい限りでな。 俺も冒険をしたいものさ」
ドロシー「そ、それなら一緒に参りますかしら?」
ハーケン「カンベンしてくれよ。 親と一緒なんて、カッコ悪くて しょうがない」
ハーケン「とりあえず、 現状を話しておくぜ、オヤジ」

〈ツァイト・クロコディール〉

ハーケンは、ツァイト・クロコディールで ジョーンと別れてからのことを話した。

〈エスピナ城〉

ミラビリス城、滅魏城、エスピナ城…… そしてフォルミッドヘイム。

〈ヴァルナカナイのヴィルキュアキント〉

そして、かつてのヴィルキュアキントで アインストと決着をつけ…… ここに戻ってきたことを。

〈ジョーンの執務室〉

ジョーン「オーライ、マイサン。 相変わらず忙しそうじゃないか」
ジョーン「そして、シュラボーイ。 ラセツキの件、うまくいって何よりだ」
アレディ「ありがとうございます。ジョーン殿」
アレディ「ですが、 私の争覇はまだ終わっていません」
アレディ「今、この地の南を覆いつつある氷原。 その原因たる修羅…… 凍鏡のゲルダを倒さねば」
アン「だけどさ、あんな氷だらけの所、 どうやって入るんだい?」
ジョーン「……方法はないこともない。 この街の下に広がる地下街、 『トレイデル・ボーデン』を通ればな」
ハーケン「地下街トレイデル・ボーデン?  初耳だぜ、オヤジ」
ジョーン「つい最近発見された施設だ。 もしかしたら、世界の融合の時、 この街とドッキングしたのかもな」
アシェン「ダディ、そこを抜けるとどこへ?」
ジョーン「南の出口が、問題の氷原と つながっているはず……とのことだ」
ジョーン「詳しい説明は彼女に任せよう」
ハーケン「ん……?」
鞠音「まだ生きておりましたか、艦長。 よかったですわ」
ハーケン「ドクター? どうしてここに?」
ネージュ「たしか、KOS-MOSやアクセルが 帰るために……」
 シュラーフェン・セレスト
鞠音「そうです。 シュラーフェン・セレストにて、 転移装置の修理をしておりました」
アクセル「お、うまくいきそうなのかい?」
鞠音「とりあえず動きましたわ。 ですが、テスト運転の際に問題が 起こりまして」
T-elos「まさか、またぶち壊れた…… とか言うんじゃないだろうな」
鞠音「それならば、 また修理すればいいだけのこと。 ここまでわざわざ来たりはしませんわ」
鞠音「……異世界から、“見知らぬ少年”が 転移してきたのです」
沙夜「少年って響き、ちょっとトキめくけど…… その子がどうしたの?」
鞠音「放っておくわけにもいきませんから。 橋が修理されたと聞き、 ここに連れてきたのです」
神夜「あそこに転移してきたということは、 もしかして……アクセルさんや、 モモちゃんのお仲間さんですか?」
 ファイター・ロア
鞠音「名前は……ファイター・ロアだか、 コウタ・アズマだかと言って おりましたわね」
M.O.M.O.「……記録にはないお名前です」
KOS-MOS「私のデータベースにも、 該当する名称はありません」
アクセル「……ん?  おれは聞いたことがあるような、 ないような」
アルフィミィ「てやんでえ、 私もそんな気がいたしましたけど、 覚えておりませんの」
錫華「本人に訊けばよかろう。 その小僧、どこにおるのかえ?」
鞠音「少し前に、地下街に降りましたわ」
ハーケン「おいおい、なんでだよ。 保護したんじゃないのか?」
ジョーン「シュラの侵攻のことを話したら、 地下街へ降りていった」
鞠音「なんでも「一宿一飯の恩は返す」とか 言っておりましたわ」
零児「そいつは重畳。 少年といってたが、ずいぶんと古風だな。 だが、戦えるのか?」
鞠音「戦闘用のアーマーを身につけて おりましたし、こう見えても強いと 言っておりましたわね」
 マーク
アシェン「アーマーって…… マークハンターみたいな感じで ございますのですか?」
ジョーン「そのマークハンターと一緒に 行動させている。問題ないだろう」
ヘンネ「やっぱり雇ってたか。 もっと人を見るべきじゃないのかい?」
小牟「似てるから一緒に行動させちょるのか?  いい加減じゃの」
ジョーン「それもなくはないが……」
ジョーン「なかなか、いい目をしていた。 まだ若いが…… それは時間が解決してくれるだろう」

ハーケン「ここにきて、また新たなゲストの来訪か。 やれやれだな」
ハーケン「オヤジ、その地下街…… トレイデル・ボーデンに降りるぜ」
ネージュ「マリオンさん、地下街の様子はどうなの?」
鞠音「簡単に調査してまいりましたが、 きれいなものですわ。 機器類の電源も生きておりますし」
鞠音「ただ、防衛機構と思われるメカに盗掘団、 そしてシュラも入り込んでおりますから、 かなり危険ではあります」
神夜「それが用心棒さんたちを集めていた 理由なんですね」
アレディ「そこを抜ければ、 本当に氷原に出られるのですか?」
鞠音「おそらくは。 南に出口があるようですが、 そこまでは行けませんでしたので」
ジョーン「だから俺が行くと言ったんだ。 まだそこまで老いぼれてはいない」
鞠音「ですが、ダディ・ジョーン。 あなたにも立場というものが あるはずですわ」
ジョーン「立場の問題じゃない。 ファミリーを危険にさらしたくない…… それだけだ」
ハーケン「……オヤジ」

クレオ「は~い、まいど~~♪  お菓子ショップ『ファッティ・ヘンゼル』 お届けものだよ~!」
ジョーン「む……」
カッツェ「あらクレオちゃん、どうしたの?  お届けもの……?」
クレオ「そそ。 そこのウェスタン大将からの注文でね」
クレオ「頼まれてた、 「女の子の名前入りケーキ」を 持ってきたから♪」
クレオ「これでモテモテだね、大将!」
ジョーン「…………」
ハーケン「おい、ジジイ」
ジョーン「オーライ、スウィートスネーク。 ありがたいが、タイミングが悪いな」
ネージュ「……何か言いたいことは?」
ジョーン「街を出られないならば、 街で冒険をするしかないだろう」
ジョーン「そのためには、武器が必要だ。 かつての開拓者たちが…… そうであったように」
エイゼル「なるほど」
零児「なるほどじゃないだろ。 かっこよく言っただけだぞ」

クレオ「あら?  もしかして、こぞってお出かけ?」
アレディ「はい。これから地下街を通り、 南の氷原を目指します」
クレオ「丁度いいや!  しばらくこの街にいるから、 出張商店に顔を出してよ」
 スイーツ
クレオ「雪山にはチョコレート!  これは常識だから♪  まあ、プリンでもケーキでもいいけどね!」
錫華「ふむ、あの寒さである。 冬山に登るくらいの用意は必要であるな」
小牟「さすがクレオグレーテルDC。 出張商店とは便利じゃのう」
琥魔「出張だと……? この駄ヘビが……。 いつか倒さねばならん相手ニャ……」

ハーケン「OK、面目なしダディ。 地下街に行くぜ」
ジョーン「オーライ、ハーケン。 俺はこれくらいでは折れんから 心配するな」
 マーク
ジョーン「そうだ。 マークに会ったら、報告のために 戻るように伝えてくれ」
ハーケン「わかった、話しとくぜ」
クレオ「ウチは出張商店にいるから。 地下に潜る前によろしくね♪」
鞠音「では、コウタという少年は 艦長たちに任せます」
アレディ「鞠音殿、その人物の特徴を もっと詳しくお聞かせ願えるでしょうか?」
 ファイター・ロア
鞠音「赤と黄色のアーマーで、 青い髪の毛を逆立てております。 ……まあ、見ればわかると思いますが」
 シュラーフェン・セレスト
鞠音「では、 私はシュラーフェン・セレストへ戻り、 転移装置の最終チェックをしますわ」
KOS-MOS「お願いします、マリオン」
アルフィミィ「大事な帰り道ですの。 よろしくお願いいたしますの」
アクセル「ああ、そのコウタってのも連れて、 戻りたいもんやね」

〔トレイデル・ボーデン〕

ハーケン「ここがトレイデル・ボーデン…… なるほど、“地下街”ね」
アシェン「マリオン博士の言ったとおり、 電気系はすべて生きているようで ありんすのです」
アレディ「ここを南に抜ければ…… 氷原に出られるのですね?」
KOS-MOS「方角から考えればそうなります」
T-elos「あの氷原の真下を通ることになるわね」
エイゼル「ならば一息に南下し、出口を目指すまで」
ハーケン「おっと、ガイコツキング。 ただストレートに南を目指すのも 面白くないぜ?」
零児「おい、ハーケン。 何をたくらんでるんだ?」
琥魔「匂う……匂うニャア」
神夜「わ、私は何もしてませんよ!?」
ネージュ「お約束ご苦労様。 ……ようするにアレでしょ?」
ドロシー「そう! お宝の匂いが、 かぐわしく漂っておりますわ!」
 マークとファイター・ロア
ハーケン「OK、ドロボー・ミストラル。 マークと、コウタっていうボーイも 捜さなきゃいけないしな」
アクセル「いいねえ、宝探し。 修羅とやりあう前に、装備は整えて おくべきなんだな、これが」
アルフィミィ「探検とは、少しワクワクいたしますの」
小牟「あまり浮かれるでないぞ?  秘境探検アクセル&アルフィミィめが」
錫華「よいよい。では参ろうぞ?  一気に行くなら、ひたすらに南である」
アレディ「わかりました。行きましょう」


Chapter 14
ファイター&ハンター

[十字路]

(南からアン、クレオ、ドロシーが歩いてくる)
ドロシー(?)「………………」
クレオ(?)「………………」
アン(?)「………………」

ハーケン「おっと、クレオ?  いつの間に下りて来てたんだ?」
神夜「アン船長さんも、 海賊さんらしくお宝目当てですか?」
ドロシー「さすがはワタクシ。 お宝と聞いては黙って……」
ドロシー「……って、ツッコミが遅いですわ!  これってどういうことですの!?」
アン「ちょっと、 まるで鏡に映したみたいじゃないさ」
 魔倣の鏡
ネージュ「鏡……!  もしかしたら『魔倣の鏡』の力!?」
 毒牛頭と毒馬頭
沙夜「あん、それって…… うちの子の二人が持って行っちゃった やつよね?」
アルフィミィ「そういえば、 あの鏡にはトンデモ能力があるとか おっしゃっておりましたの」
小牟「もしや、あれで映したものは増える…… とかじゃないじゃろな!」
ネージュ「ちょっと違うのよね」
ネージュ「あの鏡には、 心にド強くイメージしたものを 具現化する力があるの」
ネージュ「でも、相当な精神力がいるから、 簡単にはいかないはずなんだけど……」
アレディ「修羅の精神力…… そして覇気ならば、あるいは」
 ゲルダ
アクセル「確かに、あの鏡を盗んでったのは、 あのゲルダっていうおっかない姉さん だったけどさ」
KOS-MOS「アレディ、確証はあるのですか?」
アレディ「この三名…… 共通点に気付きませんか?」

ドロシー(?)「………………」
クレオ(?)「………………」
アン(?)「………………」

キュオン「え、え~と……大・中・小ってこと!?」
零児「それだと共通してないぞ。 ……どういうことだ?」
カッツェ「シュラとこのコたちの関わり……?」
 ヘイムレン
カッツェ「あ! あの笛吹きのボウヤの!?」
アレディ「そう、操音のヘイムレンの業(わざ)に 落ちた方々です」
アレディ「一度見切った相手ならば、 幻視するのは容易です」
錫華「修羅の仕業というのはわかったが、 こやつら……どうするのであるか?」
ネージュ「倒せばいいのよ。 そうすれば、鏡の力は失われるはず」

ヘンネ「まあ、いつもどおりか。 じゃあやるよ!」
ドロシー「本物の力を思い知らせてあげますわ!」
ドロシー(?)「おだまり!  跡形もなく吹き飛ばしますわ!」
クレオ(?)「勝った方が本物ってことでいいから!」
M.O.M.O.「そ、そういうルールなんですか?」
アン(?)「あ~、面倒だし…… どっちも本物ってことで いいんじゃないかい?」
アン「いいわけないだろ!」
アシェン「バケの皮を引っぺがしてくれる」

【アン(コピー)、クレオ(コピー)、ドロシー(コピー)との戦闘】

(コピーがそれぞれ割れる)
アレディ「これは……本当に鏡の破片ですね」
 魔倣の鏡
ネージュ「これで『魔倣の鏡』が 使われたことが確実になったってことね」
T-elos「しょせんはフェイクさ。 ……気に入らないね」
ハーケン「シュラも確実に動いてるな。 ……こいつは、あまりモタモタして いられないぜ」
エイゼル「うむ、先を急ぐのだ」
アクセル「ああ。とにかく南、だな」

[南へ下る途中の扉]

ドアはロックされている。 カードキーが必要だ。

[自動販売機の前]

(自動販売機の前にいるファイター・ロアに話しかける)
???(コウタ)「…………!」
ハーケン「そのレッド&イエローアーマー、 それにブルーヘアー…… あんたがオヤジが言ってたボーイだな?」
エイゼル「たしかロア……いや、コウタと?」
KOS-MOS「マリオン博士の言葉によると、 「ファイター・ロア」「コウタ・アズマ」 二つの呼称があるようですが」
コウタ「俺はファイター・ロア。 コウタ・アズマと呼んでくれてもいいぜ。 ……ま、本名はそっちだからな」
 鞠音
コウタ「鞠音博士の名前が出たってことは、 あんたたち、あの人の仲間なのか?」
カッツェ「ウフフ、そうよォ?  カワイイわね、ボク」
コウタ「て、てやんでえ。 そんなお面かぶって、迫ってくるなよ」
アクセル「カッツェ、ほどほどにな。 ヨソの世界から来たってことは、 おれたちの仲間かもしれないんだからさ」
コウタ「仲間? どういう……」
コウタ「……って、アクセルさん?  あんた……アクセルさんじゃないか!?」
アルフィミィ「え? あなた…… アクセルを知っておりますの?」
コウタ「あったりめえよ! この人はなあ……」
コウタ「……って、アルフィミィ!?  あんた……アルフィミィじゃないか!?」
キュオン「なにこれ? そういうコント?」
コウタ「そういうつもりじゃねえ!」
コウタ「忘れちまったのか?  アルフィミィを助けるために、 俺とあんたは……!」
アクセル「そう言われてもなあ……。 アルフィミィちゃん、わかるかい?」
アルフィミィ「私を奪い合う二人の男…… いやんですの」
琥魔「まんざらでもない感じですが、 覚えてるって感じでは全然ございません」
コウタ「どういうこった!  アクセルさん! 俺だよ!」
アクセル「う~ん、 あんたがカワイイ女の子だったら、 口裏をあわせてもいいんだけどな」
コウタ「…………」
コウタ「……あんた、本当にアクセルさんなのか?」
コウタ「もっとこう……怖いというか、 かっこつけてる感じじゃなかったっけ?」
アクセル「よくわからないんだな、これが。 アルフィミィちゃんにも、性格が 違うんじゃないかとは言われたけどさ」
T-elos「そもそも、このコウタという小僧が こっちのことを知ってるってのは 本当なのかい?」
コウタ「お天道様に誓って、ウソなんて言うかよ!  俺はコウタ・アズマ。 浅草生まれの浅草育ち!」
コウタ「アクセルさんやアルフィミィとは、 一緒に戦った仲間なんだ!」
零児「おい、待て。浅草だと……?  君は……日本から来たというのか!?」
小牟「「アスァクウア」とかいう、 異世界の地名とかいうオチじゃ ないじゃろな?」
コウタ「てやんでえ、浅草は浅草だ」
 雷門
コウタ「雷門に浅草寺、隅田川の花火大会、 サンバカーニバルの浅草だよ!」
沙夜「あん、これは……本物じゃない?」
アシェン「どういうこってすか?  この赤ガキ、そちらの世界と関係が?」
コウタ「聞きたいのはこっちだぜ!」
コウタ「……ん? ラミア……さん?  いや、違う……? あんた、誰だ?」
アシェン「どこの無表情ボインと間違えているのか 知りませんが、人違いでおじゃりまする」
ドロシー「ちょっとコウタさん?  なんか、しゃべるたびに あっちこっちに誘爆しておりませんこと?」
コウタ「う……。そんなこと言われてもよ」
アレディ「一度、整理するべきでしょう。 あまり時間をかけてはいられません」
 ゲルダ
アレディ「こうしているうちにも、 ゲルダ一派の修羅たちの侵攻は 続いているのですから」
コウタ「修羅……? 修羅だって!?  もしかして、そいつは……!」
アン「なんか、すごく面倒くさくなって きたんだけどさ」
ネージュ「これは駄目ね。 順を追って話すから、落ち着きなさいな」

〈新エンドレス・フロンティア〉

アレディたちは、 コウタにこの世界のこと、 そしてここまで起きたことを話した。

零児、KOS-MOS、アクセル…… そしてアレディたち修羅といった、 “異世界からの来訪者”たちのことも。

〈シュラーフェン・セレスト〉

コウタの話が本当であるならば、 彼もまた“来訪者”であることを。

〔トレイデル・ボーデン〕

コウタ「様々な世界が交じり合った…… エンドレス・フロンティア?」
コウタ「あちこちの世界から、 みんなここに集まってきて……」
コウタ「あげくのはてに、 アクセルさんにアルフィミィは 記憶喪失……?」
コウタ「いったいどうなってんだよ。 零児さん……だっけ?  あんたは俺と同じ世界から来たのか?」
零児「……話を聞く限りは違うな。 俺たちの世界では、何十メートルもの ロボットが飛び回ったりはしていない」
 物質界・渋谷
零児「次元のほころびである“ゆらぎ”…… そして、渋谷を初めとした “閉鎖指定”都市もないようだ」
M.O.M.O.「時間軸が違っているのかもしれません。 モモたちみたいに」
零児「いや、完全にパラレルな世界だろう。 過去、“ゆらぎ”を通じて 戦国の武将たちと戦ったことがあるが……」
小牟「そやつらは、正史にはない、 特異な力を持っておった。 ……ようするに、別世界の住人じゃ」
コウタ「パラレルだかパラソルだか知らねえが、 ようするに似てるけど違う世界って ことだろ?」
コウタ「細けえことはいいじゃねえか」
ヘンネ「細かくはないと思うけどさ。 ……まあ、いいか」

コウタ「だけど、まいったぜ。 ……俺はこれからどうすりゃいいんだ?」
アクセル「一緒に行こうぜ、コウタ。 あんたの言ってることが本当なら、 帰るところは一緒なんだ」
アルフィミィ「道案内をしてくれる人がいると、 助かりますの」
コウタ「…………」
コウタ「よっしゃ、一肌脱ぐぜ。 二人の記憶も取り戻してやりてえしな」
コウタ「それに、修羅のことはよく知ってる。 俺たちの世界にも現れたからな。 荒っぽい連中だけど……いい奴もいた」
コウタ「あんたは、そいつらとは違う国の 修羅みたいだけどな、アレディ」
アレディ「感謝します、コウタ殿。 ともに修練を積んでいきましょう」
コウタ「おっとっと、 特訓とかはカンベンしてくれよ?」
神夜「よろしくお願いしますね、コウタさん♪」
 マーク
神夜「……あ、そうだ。 たしか、マークハンターさんと 一緒だったんですよね?」
コウタ「ああ、あの人か。 一人で南のブロックに行っちまったぜ?」
ハーケン「どうしてだ?」
コウタ「やることがあるらしいぜ。 敵がこれ以上入り込まないように、 南のシャッターを閉めろって言ってな」
 カードキー
コウタ「このカードキーをもらったぜ」
ネージュ「これは…… すぐ南のドアを開けるためのものかしら?」
エイゼル「もしやそのマークハンターという男…… この少年の身を案じて?」
錫華「あの男に関して、 絶対にそれはないと思うのであるが……」
アレディ「行ってみましょう。 マーク殿の真意はどうあれ、 見つけなければなりません」

コウタ「…………」
アクセル「どうした? コウタ」
コウタ「あ、いやなんでもないぜ、アクセルさん」

コウタ(この世界に来てから、 “ロア”の声が聞こえなくなった)
コウタ(アクセルさんたちは、 記憶をなくしたり、別人みたいな 性格になっちまったのに……)
コウタ(俺だけがなんともねえのは、 転移の瞬間にロアが守ってくれたのか?)
コウタ「…………」
コウタ(……そうだ、そうに違いねえ。 あいつが消えたんなら、ロア・アーマーも なくなっちまうはずだ)
コウタ(アーマーが装着されっぱなしに なってんのは、ロアが俺を守り続けて くれてるおかげだ……)
 雷門
コウタ(……すまねえ、ロア。 俺はアクセルさんたちと一緒に、 元の世界へ……浅草へ必ず戻る……)
コウタ(そうしたら、おまえもきっと……)

ファイター・ロアが支援に加わった!

[南へ向かう通路の途中の扉]

カードキーでドアのロックを解除した。

[右側のシャッター]

裏側からロックされているようだ。

[奥まった部屋で机を動かした後]

階段がある。降りてみますか?
→はい
 いいえ

[階段を下りた部屋]

柱の根元がゆるそうだ。 抜き取りますか?
→はい
 いいえ

貴重品 “柱のオブジェ”を手に入れた

[上の部屋の北西端]

よく見ると床にへこみがある。 ここに柱を立てますか?
→はい
 いいえ
(下の部屋の奥の秘密通路が現れる)

[シャッターの裏側]

シャッターのロックを外した。
(シャッターが開く)

[カードキーで開けた扉の南側]

(南側からマークが歩いてくる)
マーク「よう、ハーケン」
コウタ「マークさん、無事だったか」
ハーケン「OK、オレンジハンター。 新人をほったらかしにするなよ」
マーク「オレの名はマークハンター。 この仕事……その小僧じゃ荷が重い。 だからオレの出番なのさ」
コウタ「てやんでえ!  できるかできないか、やってみなけりゃ わかんねえだろ!」
マーク「いや、わかるさ……。 これは……オレにしかできないこと だってな……」
 ジョーン
アシェン「カッコつけるのはいいですが、 ダディ・ジョーンがプチ怒り中です。 報告しに来いっちゅうことでありんす」
カッツェ「コウタちゃんにドアを閉めさせてまで、 ここで何をやってたのかしら?」
琥魔「お宝の独り占めでございますか?」
マーク「まあ、色々とな」
ネージュ「ドはっきりとしませんこと。 何か掴んだ情報はあるのかしら?」
マーク「ん? そうだな……」
マーク「この真上……地上の氷結現象は、 間違いなくシュラが引き起こしてる」
マーク「なんでも、“氷のラセツキ”とかいうのを 使ってるらしいぜ?」
アレディ「やはり、そうでしたか」
T-elos「それは知ってるわ。他には?」
 魔倣の鏡
マーク「それから、おかしな『鏡』を使って 戦力を増強中らしい」
ドロシー「それも存じておりますわ。 ……さっき、ぶっ飛ばしましたから」
アン「なかなか目新しい情報がないねえ」
エイゼル「仮面の狩人よ。 他には何かないのか?」
マーク「じゃあこいつはどうだ?」
 ゲルダ
マーク「シュラのボス、ゲルダ・ミロワールが、 アレディ・ナアシュって奴を 始末したいらしいぜ?」
アレディ「…………」
マーク「こういう連中を使ってな」
ハーケン「なに……?」
(西、南、東から片那がそれぞれ歩いてくる)
片那「片那(かたな)、 ただ今……参上いたしました」
片那「………………」
片那「………………」

零児「こいつは……『逢魔』の!?」
 ミラビリス城
KOS-MOS「交戦記録が残っています。 初めに戦闘を行ったのは、 ミラビリス城です」
沙夜「片那ちゃん……!?」
M.O.M.O.「この反応……!  さっきの“鏡のイミテーション”と 同じです!」
 毒牛頭と毒馬頭
沙夜「そうか、牛頭ちゃんと馬頭ちゃん…… シュラの一味になっちゃってるのよね」

 魔倣の鏡
マーク「量産しやすいらしいぜ?  そんなにパワーを使わずに『鏡』で 増やせるらしい」
沙夜「あん、そうでしょうね。 ……元々、そういう目的で創られた コたちだもの」
ヘンネ「じゃあこいつら…… シュラの兵隊ってことかい!?」
神夜「マ、マークさん……あなた…… まさか……!」
錫華「……なんか、頭が痛くなってきたぞよ?」
マーク「まあ、そういうことさ」
マーク「オレの名はマークハンター。 シュラに雇われたんでな」
マーク「仕事は果たさせてもらうぜ。 ……それが、オレのプライドだ」
アクセル「そのプライドを正しい方向に発揮しろよ」
コウタ「たしかに、 こんなこと俺にはできねえぜ……」
キュオン「できないというか、普通はやらないから!」
ハーケン「ちっ、オヤジの奴…… もっとちゃんと人選しろよな」
小牟「なんちゅう理不尽大王じゃ。 ひどすぎて逆に腹が立たんぞ」
アレディ「マーク殿、 あなたが修羅に与(くみ)したのならば、 容赦はできません……!」
マーク「ああ、やってやるぜ。 いいな、おまえら!」

片那「…………」
片那「確実に追い詰め、痛い目にあわせます」
(アルフィミィが片那と並ぶ)
アルフィミィ「鬼蓮華のサビにしますの」

コウタ「アルフィミィ!  自然に混ざってんじゃねえ!  あんたはこっち側だろ!」

【マークハンター、片那×3との戦闘】

状況選択
1周目 2周目
前の周回でマークを仲間に入れた


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