back index next


機神乱舞 ~ 第26話 ~

《地球近海 ヘルゲート》

[ヘルゲート内部]

デュミナス「……あなたは、私の創造主と 接触したことがあるはず……」
???(エミィ)「………」
デュミナス「あのお方は、何故あなたと Gサンダーゲートを私に託したのです……?」
???(エミィ)「………」
デュミナス「では、あのお方から与えられた あなたの役目は……?」
???(エミィ)「ファイター・ロアの……抹殺……」
デュミナス「創造主について、覚えていることは……?」
???(エミィ)「………」
ティス「……やっぱ、こいつ…… どっか壊れてんじゃないの?」
ラリアー「でも、こないだの戦闘では……」
ティス「だけど、肝心なことは何も知らないじゃん。 これじゃ、ラミアとあんまり変わらないね」
ラリアー「どういう意味?」
ティス「操り人形ってことだよ」
デスピニス「もしかして、 メモリーを消されているんじゃ……」
???(エミィ)「………」
デュミナス「あなたは、 もう一度コンパチブルカイザーと接触しなさい。 出来れば、あれを手に入れるのです」
???(エミィ)「私の役目は……カイザーの破壊……」
デュミナス「なりません。 私の下へ持ってくるのです」
デュミナス「もし、あれとGサンダーゲートで 創造主がいる世界への扉が開ければ…… 彼はあなたの好きになさい」
???(エミィ)「………」
???(エミィ)「……わかった」
(扉が開閉する・???(エミィ)が立ち去る)
デュミナス「ティス、デスピニス…… ラミアを連れて、あなた達も行きなさい」
ティス「お目付役ですか?」
デュミナス「ええ。 今度、彼女はコンパチブルカイザーを倒すのではなく、 何らかの形で接触しようとする……」
デュミナス「その時に、何かが起きるかも知れません」
デスピニス「何かとは……?」
デュミナス「わかりません……。 もしかしたら、私がこの世界へ飛ばされた時のような 現象が起きるかも……」
デスピニス「………」
ラリアー「あの、デュミナス様。 時流エンジンの方は……」
デュミナス「それについては、私に策があります。 ラリアー、あなたはミザルの配下と行動を共にし、 ある場所へ行きなさい」
ラリアー「……わかりました」

《北米 コロラド地区》

[不明 (荒地)]

マグナス「なぁに~!?  ハガネとヒリュウ改を見つけただとぉ~?」
修羅兵「ははっ」
マグナス「グフフフ、俺様は運がいい~!  瞬転に失敗して、こんな所に出てしまったがぁ、 こんなに早く獲物が見つかるとはぁ~!」
マグナス「アルティスより先に あのゼンガーを始末してやるぅ~!」
修羅兵「マグナス様、マグナス様」
マグナス「何だぁ?」
修羅兵「我らに与えられた役目は、 裏切り者フォルカの処刑ですが……」
マグナス「それより先にゼンガーの首を獲るぅ~。 お前達、奴を誘き出してこい~」
修羅兵「ええっ! ど、どうやって!?」
マグナス「それはお前達で考えろぉ~!!」
修羅兵「は、ははぁ~っ」

《テスラ・ライヒ研究所》

[テスラ・ライヒ研究所 格納庫]

ジョナサン「ほら、君!  あまりヤルダバオトに近づくな!  倒れてしまうぞ!」
ダーナル「……わかってますよ、よ~くね」
ロバート「さすがに ヤルダバオトには手をつけられませんね」
ジョナサン「ああ……。 さっき、アンザイ博士が調べようとして 医務室に担ぎ込まれたばかりだ」
ロバート「ええっ!?」
ジョナサン「気を失っただけだよ。 クスハに看病を頼んでおいた」
ロバート「えええっ!?」
ジョナサン「忙しい時だ…… アレを飲めば一発で元気になるさ」
ロバート(アンザイ博士……お気の毒に)
マリオン「修羅神は 超機人に通じる所がありますから…… 彼女が興味を示すのはわかりましてよ」
ロバート「ちなみに、ラドム博士は?」
マリオン「あの手の胡散臭い機体は、 興味の範疇外ですわね」
(扉が開閉する)
ミズホ「凄い……!  ライトニングとエターナルが もうここまで組み上がっているなんて……!」
ジョナサン「ウチの十八番の突貫工事でね。 ま、君達の設計とアズマ博士のアドバイスが 良かったおかげでもあるが」
マリオン「ライトニングの方は 私の一存で手を加えてあります。悪しからず」
ラージ「………」
マリオン「何か言いたいことでも?」
ラージ「……いえ」
ミズホ「………」
ラージ「どうしました?」
ミズホ「いえ、あの……」
ラージ「ライトニングが パワーアップされることについて、 文句を言うつもりはありませんよ」
ラージ「それに、本来僕達は このテスラ・ライヒ研究所へ来ることが 目的だったのですから」
ミズホ(そう……その途中でフィオナさんは……)
ロバート「ところで…… ライトニングは特機風だけど、 エターナルは女性的なラインなんだね」
ミズホ「え、ええ。 本来はエクサランス1号機の…… フィオナさんのためにと思って……」
ロバート「フィオナ?」
ミズホ「ラウルさんの双子の妹です」
ラージ「……彼女は、 時流エンジンの暴走事故で亡くなりました」
ロバート「そ、そうなのか……」
ラージ「時流エンジンは それだけ危険な代物だということです」
ラージ「フレームの方はお任せしますが、 エンジンには手出し無用でお願いします」
(扉が開閉する・ラージが立ち去る)
ミズホ「あ、ラージさん!  ……す、すみません、私もこれで!」
(扉が開閉する・ミズホが立ち去る)
ロバート「………」
ジョナサン「色々とわけありのようだな」
ロバート「……ええ」
マリオン「言われなくても、 時流エンジンをいじる気などありませんわ」
ジョナサン「……ともかく、 ライトニングとエターナルは ラドム博士とハミル博士の班に任せる」
マリオン「わかりました」
ジョナサン「ロブ、我々は先に宿題を片付けよう」
ロバート「そうですね、あれの封印を……」

[テスラ・ライヒ研究所 内部]

ミズホ「もう、ラージさんたら!  テスラ研の人達のおかげで、エクサランスの フレームは……」
ラージ「しかし、 時流エンジンの方は遅々として進まずです」
ミズホ「でも、 今はデュミナスや修羅を何とかしないと……」
ラージ「そう言って、 いつまでもこの世界に干渉し続ける気ですか」
ミズホ「……!」
ラージ「何度も言いますが、僕達は異邦人なんですよ。 修羅やデュミナス達と同じく……」
ミズホ「けど、あたしは!」
ラージ「………」
ミズホ「あたしは……この世界に愛着があります……。 それに、みんなとも……。あたし達の事情を 知っても、ユウキさんやカーラさん達は……」
ラージ「………」
ミズホ「ラージさんは…… ラージさんは、どうなんですか?」
ラージ「僕は……」
ラージ「僕は、あの時のような悲劇を…… 繰り返したくないんですよ……」
ミズホ「え……」
(扉が開閉する)
ダーナル「……あなた、ミズホ・サイキさん?」
ミズホ「え、ええ」
ダーナル「ディビジョンR4の ダーナル・ロズウェルです。 時流エンジンについて聞きたいことがありまして」
ラージ「………」
ダーナル「ちょっと、こちらへ……いいですか?」
ミズホ「はい」
ラージ「……僕も行きましょう」
ダーナル「ええ、お願いしますよ……」

[テスラ・ライヒ研究所 内部]

タスク「なるへそねぇ。 修羅がダガーを使って転移してくるのなら、 その逆をやりゃあいいって話か」
ラッセル「しかし……上手くいくのでしょうか?」
ギリアム「フォルカの情報により、 ソーディアンの内部構造が大まかにだが判明した」
ギリアム「中には修羅達も使っていない場所が いくつかあり、我々はそこへ転移する」
リュウセイ「でも、 ソーディアン自体が移動しちまったら……」
ギリアム「その辺は……運だな」
リュウセイ「うへっ、厳しいッスね」
ユウキ「ですが、肝心のダガーは?」
ギリアム「これから手に入れる」
ユウキ「………」
エクセレン「な、何かいつになく 行き当たりばったりな作戦よねぇ」
アヤ「修羅の方もそれっぽいから、 お互い様かも知れないわね……」
カチーナ「どう転ぶかわからねえが、 意外にイケると思うぜ」
エクセレン「ん~、中尉に太鼓判押されると、 余計危ないような気がしたり、しなかったり」
カチーナ「てめえ、そりゃどういう意味だ!!」
ブリット「……他の部隊でダガーを 手に入れたりはしていないんですか?」
ギリアム「今の所はない。 戦闘中に破壊されたり、修羅が帰還手段で 使うことが多いのでな」
シャイン「そもそも、そのダガーとやらは ソーディアンの中で作られている物なので ございますか?」
フォルカ「……い、いや。 瞬転刀の数は限られている。 元から転空魔城内にあった分しかない」
ラトゥーニ「やはり修羅にとって、 ソーディアンやダガーはEOTなのね……」
マサキ「けど、あいつらは ダガーなしで転移してくることもあるよな」
フォルカ「城内に瞬転台というものが3基ある。 だが、その使い方は完全に解明されていない。 瞬転の成功率もかなり低い」
ラウル「お互い、 よくわかってない物を使うってことか……」
シャイン「いったい、 ソーディアンは誰が作った物なのでしょうか?」
フォルカ「わ、わからん……」
シャイン「あの……どうかなさいまして?」
フォルカ「いや、 お前の雰囲気が他の者と違うから……」
アヤ「ああ、彼女はお姫様なの」
フォルカ「お姫様?」
アヤ「王様の娘ってことよ」
フォルカ「王の娘か……。 なら、お前は強いのだな」
シャイン「え?」
コウタ「ああ、気にしないでくれ、お姫さん。 フォルカは、まだこの世界のことが 今ひとつわかってねえからさ」
シャイン「そうなのですか。 ……私はシャイン・ハウゼンと申します。 よろしくお願い致します」
フォルカ「あ、ああ」
フォルカ(この優雅な身のこなし…… やはり、只者ではない)
コウタ(な~んか、まだ勘違いしてるっぽいな~)
ギリアム「ともかく、 我々はこれからダガーを最低でも 3機入手しなければならない」
ヴィレッタ「修羅から奪取するのね?」
ギリアム「そうだ。 多少危険ではあるが、これからいくつか チームを編成し、修羅を陽動する」
ライ「囮として有効な者となると……」
フォルカ「無論、俺だ」
コウタ「後は……俺とラウルだな。 どっちかって言うとデュミナス絡みだが、 修羅とも因縁があるしよ」
ギリアム「この研究所を中心として、 エリア分担を決める。各員、よろしく頼む」
キョウスケ「了解」

[テスラ・ライヒ研究所 格納庫]

ジョナサン「……出撃するのか、ゼンガー少佐」
ゼンガー「ええ。 ダイゼンガーの整備は終わっていますか?」
ジョナサン「……そのことについて、君に話がある」
ゼンガー「………」


第26話
機神乱舞

〔戦域:川辺の草原〕

(ダイゼンガー、サイバスター、ヤルダバオトが出現)
マサキ「やれやれ…… あいつら、出てきて欲しくねえ時は ぞろぞろ出てくるくせに……」
マサキ「こういう時は音沙汰なしかよ」
フォルカ「だが、 先程の連中は瞬転を使わずに現れた。 この近くに本隊がいるのかも知れん」
ゼンガー「ギリアムも 同じようなことを言っていたな」
マサキ「しっかしさ、 今回の作戦は理詰めで動く あの人らしくねえよなぁ」
ゼンガー「奴も賭けに出る時はある」
マサキ「やれやれ、キョウスケや タスクじゃねえんだからよ」
クロ「なら、 マサキにはいいアイデアがあるの?」
マサキ「う~ん、そうだなぁ……」
マサキ「息を止めて、 ソッコーでソーディアンへ突撃する!  ……ってのはどうだ?」
クロ「シロと同レベルニャ~」
ゼンガー「なるほど……それも手か」
シロ「親分も同意見ニャ」
クロ「気合と根性で ニャンとかニャる話じゃニャいわよ!」
フォルカ「いざとなれば、俺が突貫する。 ヤルダバオトなら、絶界宝の結界内でも 動けるからな」
マサキ「馬鹿言ってんじゃねえよ。 あんた一人だけ突っ込んで行っても しょうがねえぜ」
シロ「……マサキに言えることかニャ」
クロ「ホント、ホント」
マサキ「いちいちうるせえんだよ、 お前らは!」
クロ「でも、よく考えたら この3人って……」
シロ「真っ先に 敵の中へ突っ込んで行きそうニャ」
クロ「ニャんでギリアム少佐は こういうチームを組んだのかニャ」
マサキ「だーっ!  だから、黙ってろって……」
(サイバスターに警報)
クロ「マサキ!  こっちに何かが近づいて来るニャ!」
(修羅神が出現)
修羅兵「おほ~っ!  行き当たりばったりで出て来たが、 大当たりぃ~!」
修羅兵「しかも、裏切り者までいやがる!  こいつぁ、都合がいいぜ!  マグナス様に連絡だぁ~!」
マサキ「ヘッ! 待ってたぜ、修羅共!」
フォルカ「だが、 奴らは瞬転刀を使っていない……!」
ゼンガー「ならば、本隊を誘き出すまで!  マサキ、フォルカ! ぬかるなよ!」
マサキ「おう!」
(作戦目的表示)

〈敵機全滅〉

(サイバスターが東、ヤルダバオトが西、ダイゼンガーが南へ移動)
マサキ「修羅神はもういねえようだな」
シロ「ニャんか、手応えニャかったニャ」
ゼンガー「………」
(地鳴り)
ゼンガー「むっ!?」
(ダイゼンガーに隣接する川の中にアンドラスが出現)
マグナス「ぶっはぁぁぁぁぁっ!?」
マサキ「何っ!?」
フォルカ「アンドラス!」
マグナス「ゼンガー!  貴様が天から来たのならぁ、 俺様は水の中からぁ~!」
ゼンガー「マグナス! 意趣返しかっ!」
マグナス「だぁがぁ!  俺様の狙いは貴様ではないぃ~!!」
【強制戦闘】
マグナス[巨霊奔烈]vsゼンガー[回避]
(ゼンガーは回避に失敗、ダイゼンガーに1640のダメージ、ダイゼンガーに大きな爆煙)
ゼンガー「ぬぐうっ!!」
マサキ「親分!!」
ゼンガー「くっ、斬艦刀が!!」
マグナス「ぶははははは~!  俺様の狙いは貴様の刀ぁ~!!」
マグナス「一点集中の奔烈ぅ~!  貴様など、刀を失えば ただの木偶人形よぉぉ~!!」
マサキ「あいつ、端から斬艦刀狙いで!」
フォルカ「ゼンガー、刀は!?」
ゼンガー「刀身が砕けた……!  液体金属を充填せねば、使えん!」
マサキ「な、何だって!?」
マグナス「者共、出てくるのだぁぁ!」
(敵機増援が出現)
フォルカ「!!」
マサキ「囲まれた!?」
マグナス「ぶははははは!  これで手出しはさせぬぅ~!」
マグナス「そして、俺様の前には 手が出せぬ木偶人形~!」
ゼンガー「………」
マグナス「この重震のマグナス様の 作戦勝ちよぉ~! ぶははははは!!」
ゼンガー「目の付け所は良かった……と 言っておこう」
マグナス「ぶはは……は!?」
ゼンガー「このダイゼンガー…… 斬艦刀が使えぬからと言って、 木偶に成り下がる代物ではない」
マグナス「負け惜しみを~!  貴様から刀を取ったら、何が残るぅぅ!!」
ゼンガー「黙れッ!!  今こそ、封印を解く時!!」
ゼンガー「ダイゼンガーに内蔵された 武器の封印をな!!」
マグナス「むはっ!?」
(エンジン出力が上がる)
ゼンガー「D・G・G、武装ロック解除!  TC-OS、OAMモード!」
ゼンガー「ダイナミック・ナックル、 アクティブ!」
ゼンガー「ゼネラル・ブラスター、 アクティブ!」
ゼンガー「ガーデイアンズ・ソード、 アクティブッ!!」
(ゼンガーに『気迫』)
マグナス「な、な、な、なぬぅぅぅ!?」
シロ「そうニャ!  ダイゼンガーって、元々あった武器を 封印して……」
クロ「グルンガスト参式の斬艦刀を 使ってたんだニャ!」
マグナス「何だとぉ!? 聞いてない、 聞いてないぞぉぉぉぉぉ!!」
ゼンガー「……聞かれた覚えもない」
フォルカ「確かに。俺も知らなかった」
マグナス「うぬぅぅぅぅうっ!!」
ゼンガー(カザハラ博士、オオミヤ博士…… 感謝する)
マグナス「今更そんな奥の手を 出した所でぇぇ!!」
ゼンガー「もはや問答無用!!  重震のマグナスよ、いざ尋常に勝負!!」

〈NEXT PHASE EP or アンドラスのHP90%以下〉

(北西にソーディアンズ・ダガーが3機出現)
クロ「マサキ、ダガーが!」
マサキ「出やがったか!」
(ソーディアンズ・ダガーの中心にビレフォールが出現)
フォルカ「ビレフォール!  フェルナンドか!」
フェルナンド「フォルカ!  今日こそは貴様を倒すッ!!」
フェルナンド「修羅王様…… そして、我が兄アルティスのために!」
フォルカ「アルティス……!」
フェルナンド「そうだ!  我が兄は、貴様の討伐命令を 俺に下した!」
フォルカ「それは……覚悟の上だ」
フェルナンド「ならば、そこに直れ!  兄の名誉を汚した罪、その命で購え!!」
フォルカ「ここで倒れるわけにはいかん。 俺にはやらねばならぬことがある」
フェルナンド「それで我らに弓引く気か!  この裏切り者めが!!」
フォルカ「お前と戦うつもりはない……と 言っても、聞いてもらえんか」
フェルナンド「当たり前だ!  修羅の掟に従い、この地で果てろ!!」
フォルカ「………」
マサキ「フォルカ、俺達の役目は……!」
フォルカ「わかって……いる」
フェルナンド「俺は不退転の決意で 貴様に勝負を挑む!  その証がこれだっ!!」
(ソーディアンズ・ダガーが全機次々に爆発)
フォルカ「!!」
マサキ「!!」
マグナス「フェルナンド!  貴様ぁ、何をするぅ!?」
フェルナンド「言ったはずだ!  不退転の決意だと!」
マグナス「ええい!  帰るのが面倒になるだろうがぁ~!」
フェルナンド「奴らを倒せばいいのだ!  それに、貴様もフォルカを始末するために ここへ来たんだろうが!」
マグナス「うぬぬ、 将軍に向かって生意気なぁ~!」
マサキ「ちっきしょう!  せっかくダガーが現れたってのに!」
ゼンガー「やむを得ん!  この場を切り抜けることに専念するのだ!」
マグナス「フェルナンド、 俺様はゼンガーの首を獲るぅ~!  フォルカは貴様に任せるぞぉ!」
フェルナンド「言われるまでもない!  行くぞ、フォルカ!!」
フォルカ「受けて立とう、 フェルナンド……!」
(作戦目的表示)

〈NEXT PP or ビレフォールのHP70%以下〉

(北にハガネとヒリュウ改が出現)
レフィーナ「各機、出撃!  ゼンガー少佐達の援護を!」
(出撃準備)
カイ「無事か、ゼンガー!?」
ゼンガー「カイ少佐……!」
カイ「転移反応を感知したのでな。 近場にいた者達で合流し、ここへ来た」
ギリアム「ゼンガー、ダガーは……」
ゼンガー「すまん。入手できなかった」
ギリアム「仕方がない、次の機会を待とう。 今は修羅達の撃退を」
フェルナンド「チッ、奴らが来たか!  ならば、フォルカもろとも屠るまで!!」
(作戦目的表示)

〈vs マグナス〉

[マサキ]

マサキ「風船が水の中に潜るとはな!  よく途中で浮かばなかったもんだぜ!」
マグナス「黙れぇ~!  貴様こそ、このアンドラスで 水の底に沈めてやるぅ~!」

[ゼンガー]

マグナス「隠し武器など使いおって!  卑怯な奴めぇ~!」
ゼンガー「貴様にそのようなことを 言われる筋合いはない!!」

[フォルカ]

フォルカ「裏切り者の俺を 始末するのではなかったのか?」
マグナス「その前に、 俺様の楽しみを邪魔したゼンガーを 片付けるのだぁ~!」

〈vs フェルナンド〉

[フォルカ]

フェルナンド「何度でも言う!  裏切り者には死を!  それが修羅の掟だ、フォルカ!!」
フォルカ「俺も言ったはず……!  俺はもうその掟には従わん!」

撤退まで追い込んだのは
ビレフォール アンドラス


back index next