トーヤ「またここへ戻ってこられたな……」
カティア「ええ……ガウ=ラ・フューリアで囚われていた時は、
どうなることかと思っていたけど」
(足音)
コウタ「トーヤ、よく帰ってきたな」
トーヤ「コウタ……」
コウタ「ホントは俺もクロガネに乗って、
おめえらを助けに行きたかったんだがよ」
トーヤ「アキミ達から聞いたよ。
コウタにはやらなきゃならないことがあったって」
コウタ「まあな」
ショウコ「カティアさんも無事で本当に良かったです」
カティア「ごめんなさい、心配を掛けてしまったわね」
アラド「あの……結局、2人はフューリーの本拠地へ
連れて行かれたんスか?」
カティア「ええ、そうよ」
シャイン「それなのに、よく脱出なさいましたわね。
お見事ですわ」
カティア「グランティードが私達を助け出してくれたおかげです」
シャイン「え……?」
ゼオラ「それって……
グランティードが自ら動いたってこと?」
カティア「ええ」
トーヤ「グランティードには、フューリーの神の魂が
宿っているらしい。独りでに動いたのは、
その意志じゃないかって……」
ゼオラ「そんなことが……」
コウタ「ご大層なのは見た目だけじゃねえんだな」
トーヤ「もう見たのか、あのグランティードを?」
コウタ「おうよ、随分とゴツくなったじゃねえか。
背中にでけえ翼が生えて、胸に狼の顔が付いてた」
アラド「いや、あれ、ライオンじゃないの?」
トーヤ「竜だよ。ガウ=ラ・フューリアで、
バシレウスという竜型のマシンと合体した。
あれがグランティードの真の姿なんだ」
ショウコ「ガウラ……?」
ラトゥーニ「もしかして、フューリーの拠点の名前?」
トーヤ「……詳しいことは、まだ言えない。
ギリアム少佐に口止めされてる」
ラトゥーニ「そもそも、一連の話を誰から聞いたの?」
トーヤ「それも……言えないんだ」
ラトゥーニ「………」
ゼオラ(余程重大な情報みたいね……)
コウタ「……え? マジかよ、ロア」
ゼオラ「ロアが何か言ってるの?」
コウタ「ああ、パワーアップしたグランティードの雰囲気が
化神艦に似てるってさ」
トーヤ「けしんかん……? 何なんだ、それ?」
コウタ「ロアが昔乗ってたっていう大型戦艦でえ。
そこには、あいつの世界の神さんが宿ってたんだとよ」
シャイン「あら、神様絡みの共通点がございますのね」
トーヤ(単なる偶然……なんだろうか)
リュウセイ「これが新しいエクサランスか……
頭と胴体、腕はストライカーなんだな」
ミズホ「はい。下半身やバックパックは
以前に設計だけしていたガンナー・フレームの物です」
リュウセイ「なるほど、ガンナーとストライカーで
ガンストライカーってわけか」
アクア「エクサランスは元々、複数のフレームを
換装する機体だったのよね?」
フィオナ「ええ、そうです」
タスク「ライトニングとエターナルは?
あの2つが最上位のフレームだろ」
ミズホ「そうなんですが、
今回は一刻も早く機体を仕上げねばならない上に、
時流エンジンの安定性が重要視されますから……」
ミズホ「エクサランスの基本的なフレームである
ストライカーを2つ作ることにしたんです」
ミズホ「ただ、汎用性に欠けるので
ガンナー・フレームのパーツや
テスラ・ドライブを組み込みました」
フィオナ「だから、見かけより身軽なんですよ。
バックパックを外しても、
本体だけで飛行できます」
タスク「ところでさ、時流エンジンに関するデータは
全部消去したって言ってなかったっけ」
ミズホ「ええ、その通りです」
リュウセイ「じゃあ、何で……」
アクア「こっそりバックアップを取っていたとか?」
ミズホ「違いますよ。
ラージさんや私の頭の中にある設計図は、
さすがに消せませんから……」
タスク「やれやれ、こいつの時流エンジンで
フューリーの例の手を破れるかもって、
事前に教えてくれても良かったのによ」
ラウル「すまない……。
ギリアム少佐から極秘で事を進めるように
言われていたんだ」
ヒューゴ「不確定要素で
俺達を惑わせたくなかったということか」
アクア「まあ、知ってたら、凄くあてにしてたでしょうけど」
フィオナ「実際に成功するかどうか、
やってみなければわからなかったんです」
ラウル「ジュア=ムがクロガネを奇襲して、例の手を
使ったんですが……俺とフィオナのエクサランス・
ガンストライカーは結界の中で何とか動けました」
ラウル「そして、グランティード・ドラコデウスも
同じことが出来るそうです」
ヒューゴ「なら、今後、フューリーがあの手を使ってきても
対抗できるということか」
ラウル「ええ、その通りです」
マイルズ「3名のガディソード人を参戦させるなどと……。
何故、レーツェル・ファインシュメッカーの
決定を認めたのだ?」
ギリアム「諸々の問題を解決するために
必要な策だと判断しました」
ギリアム「事実、月へ赴く途中でガディソード部隊と
交戦しましたが、フェアリ、ジーク、サリーの3名は
我々の下から離れる素振りを見せず……」
ギリアム「以後の作戦においても協力的です」
マイルズ「だから、認めろと言うのか?」
ギリアム「出来れば、統合参謀本部への上申を」
マイルズ(ここで握り潰しても、ジェイコブ・ムーア中将に
報告されるだけか……)
マイルズ「……良かろう、検討しておく」
ギリアム「では、シャナ=ミア・エテルナ・フューラ皇女との
面会の件について」
マイルズ「……にわかには信じられぬ話だがな」
ギリアム「しかし、トーヤ・シウンの証言……
そして、グランティード・ドラコデウスが
物的証拠であると言えます」
マイルズ「事実だとして、
我々のレベルで到底捌ける案件ではない。
これは非常に高度な政治問題だ」
ギリアム「もちろん、統合参謀本部へ報告せねばなりません。
おそらく、彼女の身柄は地球へ移送することになる
可能性が高いでしょうが……」
ギリアム「今の内に情報を聞き出しておきたいのです。
いずれ、鋼龍戦隊が携わることになるであろう
任務のためにも」
マイルズ「……わかった、会おう」
ツグミ「そう……バラルの園の跡地に手掛かりはなかったのね」
クスハ「でも、イルイちゃんがあそこにいなくて、
かえって良かったんじゃないかと思ってます」
アイビス「どうして?」
ブリット「地上にはデブデダビデが造ったピラミッドがあり、
その中にラマリス・カーナが集められていました」
ブリット「地下の空間には妖機人の残骸が散乱し、
負念が淀んでいたみたいなんです。
それはラマリスに吸収されたと思われますが……」
ブリット「あの場所はまるで墓場でした」
アイビス「実際に見たの?」
ブリット「ええ。虎龍王で地下部分の調査を行ったんです」
クスハ「生体反応はなく……
イルイちゃんらしき念も感じられませんでした」
アイビス(イルイ……今、どこにいるの……?)
マイルズ「……お初にお目にかかる。
地球連邦軍統合参謀本部直属、第1独立特殊戦隊司令、
マイルズ・ブースロイド准将です」
シャナ=ミア「私はシャナ=ミア・エルテナ・フューラ……
フューリーを統べる皇族です」
マイルズ「なお、この場には
我が戦隊の指揮官クラスの者だけでなく、
関係者も同席させております」
トーヤ「………」
カルヴィナ「………」
シャナ=ミア「わかりました。
まず最初に申し上げておきますが……
私はこれ以上、地球人と争うつもりはありません」
マイルズ「私は、と仰いましたな。
つまり、皇女殿下個人の意志であって、
フューリーの総意ではないと?」
シャナ=ミア「はい……今は、フューリア聖騎士団の総代騎士、
グ=ランドン・ゴーツが国体を壟断しております」
マイルズ「ふむ……。
そもそも、あなた方フューリーとは何者なのですか」
シャナ=ミア「……フューリーは遙かな昔、
遠く離れた星系において栄えた帝国でした」
シャナ=ミア「しかし、大災厄により母星と多くの同胞を失い、
かろうじて生き残った者達が超大型宇宙船
ガウ=ラ・フューリアで脱出……」
シャナ=ミア「宇宙を放浪した末に地球へ辿り着いたのです」
マイルズ「それはいつの話です?」
シャナ=ミア「……数千年前と言っておきましょう」
マイルズ「……!」
レフィーナ「では、あなた達は遙か昔に地球へ来た
フューリーの子孫なのですか?」
シャナ=ミア「世代はほとんど重ねておりません。
何故なら、超長期の人工冬眠を繰り返したからです」
レフィーナ「何故、そのようなことを……」
シャナ=ミア「私達自身がいつの日か故郷に還るため……
そして、世代を重ねることによって、
力や技術が失われぬようにするためです」
カイ(それで数千年もの人工冬眠を成し遂げるとは……)
イルム(地球にもアースクレイドルや
ムーンクレイドルがあるが、桁違いだぜ……)
マイルズ「その決断に至った原因は何なのです?
先程、母星を失ったと仰っていましたが……」
シャナ=ミア「全ての発端は、私達の母星に存在していた遺跡、
ル=クク・ヴォーデュ……ヴォーダの門です。
あなた達はクロスゲートと呼んでいますね」
マイルズ「なっ……!」
ヴィレッタ(あれは複数あると知っていたが……
フューリーの母星にも存在していたのか)
シャナ=ミア「ヴォーダの門を調査している時に
ヴァウーラが出現し、私達の星は大混乱に陥りました」
シャナ=ミア「その姿形は、後に地球で遭遇した物と異なりますが、
目的は知的生命体の負念を集め……」
シャナ=ミア「無限に広がり続ける宇宙を、無限に原初の闇へと
戻し続けるものを顕現させることです」
ギント(ルイーナと同じだな)
シャナ=ミア「我が方の善戦空しく、星は無尽蔵に出現する
ヴァウーラによって埋め尽くされ……」
シャナ=ミア「生き残った者達は、ガウ=ラ・フューリア率いる
宇宙船団へ逃げ延びました」
シャナ=ミア「そして、父やグ=ランドン達は、玉座機を中核とする
フューリア聖騎士団がヴォーダの門へ突撃し、
破壊するという最終作戦を立てたのです」
レフィーナ「それで、クロスゲートを壊せたのですか?」
シャナ=ミア「わかりません」
レフィーナ「どういうことなのです?」
シャナ=ミア「作戦の最終段階で父や騎士団は撤退せざるを
得ませんでした。ヴォーダの門への攻撃が
母星の崩壊という最悪の結果を招いたからです」
シャナ=ミア「そして、宇宙船団は空間転移で脱出しました。
しかし、星が壊れた際に時空が歪んだか、
門に関わる何らかの力が作用したらしく……」
シャナ=ミア「私達の星系から遠く遠く離れた、見知らぬ宙域へ
跳ばされてしまったのです」
ギント(想定外の超長距離転移か……
ラブルパイラと似たような経緯だな)
シャナ=ミア「その後、何度も母星への帰還を試みましたが、
今に至るまでそれは叶っておりません。故に、
ヴォーダの門がどうなったか、わからないのです」
レフィーナ「そうですか……」
シャナ=ミア「母星を探し、宇宙を彷徨っていた
ガウ=ラ・フューリアは太陽系を発見しました。
そして、生命が居住可能な地球の存在を知ったのです」
シャナ=ミア「調査を行った結果、私達と同タイプの知的生命体……
すなわち、地球人が文明を築いていることと……」
シャナ=ミア「当時は未踏の地であった南極に
ヴォーダの門が存在していることが判明したのです」
シャナ=ミア「その事実に私達は驚愕しました。
そして、自分達の運命を呪いました。
大災厄の根源と再び遭遇したのですから」
レフィーナ「クロスゲートが何のために、
いつ、誰によって造られた物なのか、
フューリーでは判明しているのですか?」
シャナ=ミア「いえ、私達にとっても未知の存在なのですが……
一つだけ心当たりが」
レフィーナ「それは?」
シャナ=ミア「フューリーの神話の中に、創世神フューレイムが
円形の門を通じて竜と共に天界から降臨し、
大地に降り立ったというくだりがあるのです」
レフィーナ「創世神……?」
シャナ=ミア「遙か昔にフューリー人を創造し、
知恵と力を授けた神……頭に光輪を頂く巨人です」
レフィーナ「光輪を頂く巨人……まるでグランティードですね」
シャナ=ミア「ええ、あれはフューレイムの姿を模して作られた
機動兵器であり、皇家に代々伝わる機械の守護神です」
シャナ=ミア「そして、その中には
神の魂が宿る神体が収められています」
マイルズ「神の魂が……? 本当ですか?」
シャナ=ミア「フューリーの中にも疑う者はいます」
クリフォード「……神話では、創世神の魂が神体に宿る経緯は
どう描写されているのです?」
シャナ=ミア「フューレイムはフューリー人が最初の文明を
築いた後、それを支える盤石となり、
眠りにつきました」
シャナ=ミア「その際、『大いなる試練の時が来たれば、
我は再び目覚めん』と言い残したそうです」
ギリアム(試練……)
シャナ=ミア「そして、創世神が眠りについた地は
文明の中心地となり、栄枯盛衰を経て、
最終的には我が皇都となりました」
シャナ=ミア「なお、フューレイムの身体は
長き時の流れと共に大地と同化し、
最終的に赤い宝玉だけが残ったと言われています」
クリフォード「それが神体ですか」
シャナ=ミア「ええ。元々は神殿内で保管されていたのですが……
今はグランティードの戦玉座の中に
収められています」
クリフォード「では、フューレイムが現れた円形の門について、
神話では詳細に語られているのですか?」
シャナ=ミア「いえ……」
マイルズ「結局は言い伝えに過ぎないようですな」
シャナ=ミア「しかし、玉座機が超常の力を有するのは事実……
そして、あれを操れるのは、フューレイムの子と
呼ばれるフューリー初代皇帝の血脈に連なる者……」
シャナ=ミア「皇家の主と、その近衛である聖禁士長を
代々務めるシューン家の長のみです」
カイ「シューン? もしや……」
トーヤ「父の家の名です」
カイ「なら、お前は……」
トーヤ「俺だけじゃありません。カティア、テニア、メルアも
地球人とフューリー人のハーフなんです」
カイ「!」
アヤ「あの子達も……」
カチーナ「マジかよ、そいつぁ……!」
トーヤ「ええ。
だから、俺達はサイトロン・システムを
使えたんだと思います」
イルム(言われてみりゃ、色々と納得が行くな)
アヤ(お父様の予測は当たっていたのね……)
マイルズ「シャナ=ミア皇女殿下、
トーヤ・シウン達の件についても
ご説明いただけますかな」
シャナ=ミア「ええ、順を追って……。
私達が南極でヴォーダの門を発見した後、
そこからヴァウーラが現れました」
シャナ=ミア「彼らの襲撃は予測していたことだったので、
すぐさま迎撃を行ったのですが……」
シャナ=ミア「激闘の末、騎士団の大半が討ち死にし、
ガウ=ラ・フューリアも大きく損傷しました」
シャナ=ミア「父はエ=セルダ・シューンと共に玉座機に乗り、
ヴォーダの門での決戦に参加していましたが……」
シャナ=ミア「強大な敵を前にして、死を覚悟せねばならぬほど
追い込まれたそうです」
ジョッシュ(強大な敵……
“破滅の王”ペルフェクティオと同種の存在か?)
シャナ=ミア「ところが、玉座機が超常の力を発揮し、
その敵を押し止め、ヴォーダの門を閉じたのです」
レフィーナ「グランティードにそのような力が……」
クリフォード「しかし、フューリーの母星の戦いでは
発動しなかったのでしょう?」
シャナ=ミア「ええ」
レフィーナ「では、何故、地球で……?」
シャナ=ミア「それについては、二つの説があります」
シャナ=ミア「父達は、最初のヴァウーラとの戦いで、
彼らが使用していた知的生命体の思念や感情を
感知する装置を入手していました」
ジョッシュ(ペルフェクティオが言っていた“鍵”のことか……?)
シャナ=ミア「そして、それに手を加え、玉座機や騎士機の
サイトロン・システムに組み込んだのです。
対ヴァウーラ戦で彼らの存在や動きを察知するために」
ジョッシュ(つまり、“鍵”を歪めた物……)
シャナ=ミア「その結果、南極の決戦に居合わせた者達……
父やエ=セルダ、騎士達だけでなく、ヴァウーラ達も
システムを通じて強く共鳴、反発しました」
シャナ=ミア「正と負の念の激しいうねりが、玉座機に宿る
創世神フューレイムの魂を呼び覚まし、ヴォーダの門を
封じる力を発揮したと推測されています」
ジョッシュ(“破滅の王”の前での共鳴……
それには思い当たる節がある)
ジョッシュ(あの時……ペルフェクティオとの決戦で、
俺達が発現させた人の想いの、命の力……。
奴に抗い得る唯一のもの……)
ジョッシュ(その鍵となったシュンパティアのオリジナルが
サイトロン・システムであれば、
グランティードも同じことが……)
ジョッシュ(いや、それ以上のことが出来てもおかしくはない)
シャナ=ミア「そして、もう一つの説……
父達は、地球に何らかの要因が
あるのではないかと推測していました」
マイルズ「どういうことです?」
シャナ=ミア「この星は希有な運命や縁を持ったもの達を引き寄せ、
交錯させる特別な場所のような気がします」
シャナ=ミア「現に、異世界からの訪問者は
私達が初めてではなかったようですし……」
シャナ=ミア「各地で超常の存在が
争いを繰り広げた形跡も見受けられました」
マイルズ「それは……」
レフィーナ「もしや、前者はガンエデン……
後者はバラルと百邪の戦い、
機人大戦のことではないでしょうか」
シャナ=ミア「いずれにせよ、地球には大いなる運命の力が
作用していると思います」
シャナ=ミア「それは、あなた方が先だっての大戦で、
ヴォーダの門を封じられた理由の一つかも
知れません」
ジョッシュ(だとしたら、向こう側に行った
クリスとウェントスは……)
シャナ=ミア「話を戻しましょう。
ヴァウーラとの戦いが終わった後、
父達はヴォーダの門の調査を行いましたが……」
シャナ=ミア「向こう側へ送り込まれた探査機は
全て消息を絶ちました」
レフィーナ「ですが、私達やアレス・ガイストは……」
シャナ=ミア「こちらにとっても、初めてのケースです。
先程述べた、大いなる運命の力によるものかも
知れません」
レフィーナ「………」
カイ「我々は特例中の特例か……」
ギリアム「クロスゲートを通過するには、
何らかの条件や因子が必要とされる……」
ギリアム「封印戦争後、
調査団が向こう側へ送り込んだ無人探査機には
それがなかったため、帰還できなかった」
カイ「なら、ある程度の行き来が出来るという
エンドレス・フロンティアのクロスゲートは
どう説明する?」
ギリアム「あくまで推測ですが、あの世界のゲートは
我々が知っている物の簡易複製品か……」
ギリアム「何者かによって調整を受け、
制御された物ではないでしょうか」
イルム「じゃあ、少佐がさっき言ったクロスゲートを通過する
条件や因子ってのは、何なんです?」
ギリアム「かつて、ユーゼスが述べた虚憶の欠片や
一大劫を経ての再有生……あるいは、
並行世界間や次元の壁の超越経験……」
ギリアム「それらは俺達の身体に押された烙印であり、
クロスゲートを通過できる証なのかも知れない」
イルム「鋼龍戦隊の全員がそうだと言い切れないのでは?」
ギリアム「ああ、他にも要因はあるだろうさ」
シャナ=ミア「先程の……一大劫や再有生、虚憶とは
どういう意味なのです?」
ギリアム「一大劫とは、世界が誕生してから消滅するまでの
過程のこと……」
ギリアム「再有生とは、一大劫を経た後の新世界に
同じような姿、気性、能力、因縁を持って
生まれ変わること……」
ギリアム「そして、虚憶とは
転生前の……言わば、前世の記憶です」
シャナ=ミア「なるほど……
私達の世界でも似たような考え方があります」
ギリアム「では、お話の続きを」
シャナ=ミア「ええ。
父達はヴォーダの門への度重なる干渉が
ヴァウーラの再出現につながることを警戒し……」
シャナ=ミア「南極氷下に
封印殿『ジグ=ゲイズ・ヴォーデュ』を築き、
門を物理的に外界から遮断することにしました」
レフィーナ(それがファブラ・フォレース……)
ギリアム(以前、あの遺跡を建設した者は
クロスゲートから現れたのではないかと思っていたが、
それは間違いだった)
ギリアム(だが、まだ疑問は残る……)
ギリアム「あなた達がクロスゲートを破壊しなかった理由……
それは、フューリーの母星の悲劇を
地球で繰り返したくなかったからですか?」
シャナ=ミア「その通りです。
幾度か出立させた母星の探査隊が全て戻らぬため、
父達は故郷への帰還を断念しました」
シャナ=ミア「そして、自分達が身を寄せられ得る大地……
地球を護るためにヴォーダの門を監視し……」
シャナ=ミア「いつの日にか、
災厄を根源から断つことを決意したのです」
ジョッシュ(“破滅の王”を封じるのではなく、
根絶すると……?)
シャナ=ミア「ヴォーダの門の監視装置と迎撃システムを備えた
ジグ・ゲイズ・ヴォーデュの建設には数年掛かり、
私のような若い世代は、その間に生を受けました」
シャナ=ミア「封印殿完成後、父達はガウ=ラ・フューリアを
月の地下深くへ隠し、大半の者は『刻旅の杜』と
呼ばれる人工冬眠施設で長き眠りについたのです」
シャナ=ミア「その後は一部の者が交互に目覚めて
一定期間を過ごし、地球の情勢調査やガウ=ラ、
封印殿のメンテナンスを行いました」
マイルズ「あなた方は、
地球人類の歴史の傍観者というわけですか」
シャナ=ミア「そういうことになりますね」
マイルズ「しかし、その気になれば、
我々の父祖を支配……あるいは絶滅させ、
地球を我が物に出来たのでは?」
シャナ=ミア「父は、地球へ到来した時点で
地球人類への干渉を禁じたのです」
シャナ=ミア「それは、先住民の存在を尊重したからであり……
フューリーの純血を守るためでもあります」
トーヤ「じゃあ、
俺やカティア、テニア、メルアは何なんだ……?」
シャナ=ミア「あなた達は……エ=セルダ・シューンが進めていた
同化計画の申し子です」
トーヤ「同化……計画?」
シャナ=ミア「ええ、
フューリーに新たな未来をもたらすための……」
トーヤ「……説明してくれ」
シャナ=ミア「話は昔に遡りますが……
今から200年近く前、地球に落下した
2つの隕石のことをご存じですね」
トーヤ「ああ、歴史の授業で習ったよ。
ニューヨークへ落ちたのがメテオ1、
モスクワへ落ちたのがメテオ2……」
トーヤ「そのせいで旧西暦の時代が終わり、
世界は大きく変わった」
シャナ=ミア「あれは私達にとっても重要な事件であり……
フューリーの首脳陣は人工冬眠から目覚め、
今後の対策について協議しました」
トーヤ「対策って……」
シャナ=ミア「2つの隕石が引き起こした災厄や混乱によって、
地球人の負の感情が膨れ上がり、ヴォーダの門を
刺激するおそれがあったからです」
シャナ=ミア「そして、1年ほど地球の情勢を
見守っていたのですが……
父が重い病にかかり、逝去しました」
シャナ=ミア「跡目は嫡子である私が継ぎ、
ヴォーダの門に異常がないことを見届け、
再び人工冬眠に入りました」
シャナ=ミア「その後、地球人は月に進出し……
ガウ=ラ・フューリアだけでなく、
封印殿の存在に気づく可能性が出て来ました」
シャナ=ミア「そのため、20年ほど前に私達は再び目覚め、
諸々の対応策について話し合ったのです」
シャナ=ミア「私とエ=セルダは、
父の遺志に反することを承知の上で
フューリー人と地球人の共存を唱えました」
シャナ=ミア「何故なら、私達は種族の現状維持に
拘り続けたことで閉塞しており……
それが衰退につながると考えたからです」
マイルズ「……フューリーの皇族であるあなたは、
血統を最も尊ばなければならないのでは?」
シャナ=ミア「私は、フューリー人としての誇りを
捨てたわけではありません。
しかし、母星を失って数千年が経ち……」
シャナ=ミア「もはや、地球と月は第二の故郷も同然……
私達はそのことを認め、先住民である地球人に
事実を明かし、共存を願い出るべきなのです」
シャナ=ミア「でなければ、フューリーに未来はありません。
また、ヴォーダの門の災厄を根絶するためには、
地球人の力が必要となりましょう」
シャナ=ミア「しかし、フューリーの純血を保とうとする
グ=ランドン達は、私達の考えに反対したのです」
シャナ=ミア「そこで、エ=セルダは同化計画を提案しました。
それは、フューリー人と地球人との間に子を成し……」
シャナ=ミア「その者がどのような能力を持つに至るか、
調べるという内容です」
ギント「……それこそ、グ=ランドンが
最も忌み嫌うことではありませんか」
シャナ=ミア「そうですが……エ=セルダは
フューリー人と地球人が非常に近しい存在であるという
既成事実を作ろうとしたのです」
シャナ=ミア「私がグ=ランドン達の反対を押し切る形で
同化計画の進行を許可し……」
シャナ=ミア「エ=セルダを始めとする4名が
ガウ=ラ・フューリアを出て、設立間もない
アシュアリー・クロイツェルと接触しました」
カルヴィナ「そこで、地球人になりすます仮面を
手に入れたってわけ?」
シャナ=ミア「……ええ。
そして、エ=セルダ達はそれぞれ1人ずつ
子を成したのです」
カルヴィナ「トーヤ達がどんな能力を持つか調べると言ったわね。
もしかして、ベルゼルートはそのために……」
カルヴィナ「カティアとテニア、メルアが
サイトロン・システムに適応するかどうか
確かめるために開発されたの?」
シャナ=ミア「それだけではありません。
エ=セルダとアル=ヴァンは、フューリーと地球の
技術融合も模索していました」
カルヴィナ「その目的は、アシュアリー・クロイツェルに
あんた達の兵器を生産させることかしら?」
シャナ=ミア「ええ、ヴァウーラとの戦いに備えて……。
ベルゼルートの開発計画は、
その先駆けでもあったのです」
カルヴィナ「サイトロン・コントロール・システムがあれば、
あの子達だけでもベルゼルートを動かせるはず。
何故、あたしが必要だったの?」
シャナ=ミア「事前の極秘検査で、彼女達のシステムへの適応能力は
低いのではないかと予測されていました」
シャナ=ミア「なので、万が一に備えて、
ベルゼルートを操縦する者が必要だったのです」
カルヴィナ(あたしは保険だったってわけね……)
トーヤ「なら、俺が初めて1人でグランティードに乗った時、
あれを動かせなかったのは……」
シャナ=ミア「システムへの適応能力が
完全に覚醒していなかったからではないでしょうか」
トーヤ(だから、カティアが乗れば動いたのか……)
カルヴィナ「じゃあ、ジュア=ムがアシュアリーにいた理由は?」
シャナ=ミア「グ=ランドンの意向で
同化計画を監視するために送り込まれたのです」
カルヴィナ(そのついでに、地球人の機動兵器の扱い方を
学んでいたのか……このあたしから)
トーヤ「シャナ=ミア……
俺の父さんは、どうしてグランティードで
ガウ=ラ・フューリアから脱出したんだ?」
カルヴィナ「それと、ソ=デスがアシュアリーを襲撃した
理由を聞かせて欲しいわね」
シャナ=ミア「エ=セルダがガウ=ラ・フューリアから
玉座機を持ち出したのは……」
シャナ=ミア「グ=ランドンと諜士長カロ=ラン・ヴイが
同化計画を潰すために動き出したことを
知ったからです」
カルヴィナ「計画を潰すって……
どうして、あのタイミングだったの?」
シャナ=ミア「カティア、テニア、メルアの3名が
サイトロン・コントロール・システムに
適応できると証明されれば……」
シャナ=ミア「同化計画の正当性が確立します。
フューリーの純血を尊ぶ彼らにとって、
それは何としても阻止しなければならない……」
シャナ=ミア「私の手前、表立った妨害工作はしていませんでしたが、
望まぬ結果が出ると知り、実力を行使したのでしょう」
トーヤ「だけど、父さんは間に合わなかった……」
シャナ=ミア「ええ……
私達がグ=ランドン達の目論見に気付いたのは、
彼らが行動を起こす直前でしたので……」
カルヴィナ「何故、グランティードの出撃を許したの?
あれは、あんたの切り札でしょう?」
シャナ=ミア「グ=ランドンにも同じことが言えます。
だから、エ=セルダに託したのです」
カルヴィナ「苦肉の策って奴ね……」
カイ「だが、それで我々はフューリーの目を
引き付けることが出来た」
カルヴィナ(結果オーライだなんて、思えないけどね)
マイルズ「皇女殿下、
アシュアリー・クロイツェル襲撃事件について
グ=ランドンを問い質したのですか?」
シャナ=ミア「……彼は私に対し、
事件の首謀者がゾヴォークだと報告しました」
カルヴィナ「あんた、それを鵜呑みにしたの?」
シャナ=ミア「………」
イルム「やめろ、カルヴィナ。
相手は軍の総司令官なんだぜ。皇女殿下と言えど、
迂闊に刺激するわけはにいかないだろうが」
カルヴィナ「……わかったわ」
ジョッシュ「皇女殿下……先程、ヴァウーラとの戦いに備えてと
仰っていましたね?」
シャナ=ミア「ええ」
ジョッシュ「あなた達は、近い内に彼らが現れると
予測していたんですか?」
シャナ=ミア「はい……近年、立て続けに勃発した大戦が
ヴォーダの門を刺激しているのではないかと
考えていました」
ジョッシュ「……実は、ファブラ・フォレース……
南極の封印殿を発見したのは、俺の父でした」
シャナ=ミア「……!」
ジョッシュ「何故、あなた達は父の行動を看過したんです?
どうして、止めなかったんです?」
シャナ=ミア「……その件ですが、
私は事の詳細を知らされていませんでした」
ジョッシュ「!」
シャナ=ミア「グ=ランドンを問い質した所、
封印殿の監視装置が故障しており、
地球人の侵入に気付かなかったそうなのです」
ジョッシュ「そんな……」
クリフォード(本当なのか?)
マイルズ「肝心な時にそれでは、封印殿の意味がありませんな」
シャナ=ミア「……仰る通りです。私達が異常を知った時、
ヴァウーラによって南極は結界に覆われ、
やがて地球が次元断層で閉ざされました」
シャナ=ミア「私は騎士団に出陣を命じたのですが、
グ=ランドンはガウ=ラの守りを固めると言い、
応じませんでした」
シャナ=ミア「そして、情勢を見守っている内に
あなた達がヴァウーラを撃退し、
ヴォーダの門を封印したのです」
シャナ=ミア「その件については、誠に申し訳なく……
そして、深く感謝しております」
ジョッシュ「……しかし、先日、ファブラ・フォレースは
何者かによって爆破されました」
シャナ=ミア「えっ……」
ジョッシュ「それも知らなかったんですか?」
シャナ=ミア「は、はい」
イルム「話の流れから推測して、グ=ランドンが
証拠隠滅を図ったように思えますけどね」
ジョッシュ「なら、グ=ランドンは俺の父親が
ファブラ・フォレースへ足を踏み入れたことに
気付きながら、わざと見過ごした……」
イルム「ああ、その可能性は高いだろうな」
アヤ「何故、そんなことを……」
カチーナ「ルイーナに地球人を滅ぼさせるためじゃねえのか。
その後、グランティードでクロスゲートを封印すりゃ、
地球は自分達の物になる」
アヤ「でも、リスクが高過ぎないかしら。
ルイーナの目論見通りに事が進めば、
“破滅の王”が出現するのよ」
カチーナ「その通りだが、狙いは一つに絞れるぜ?」
シャナ=ミア「………」
イルム「もし、またクロスゲート・バーストが起き、
それが破滅の軍勢を呼び込むきっかけとなったら……」
イルム「グ=ランドンにとっては、好都合かもな」
マイルズ「皇女殿下、これは臣下の暴走で
済まされる事態ではありませんぞ」
シャナ=ミア「ええ、わかっております。
その上で、フューリーと地球の争いを
止めたいと思っています」
シャナ=ミア「そして、今……グ=ランドンが必要とする鍵は、
全てあなた達の下にあります」
トーヤ(グランティード・ドラコデウス……
そして、俺とシャナ=ミア……)
シャナ=ミア「この状況ならば、グ=ランドンを
対話に応じさせることが出来るかも知れません」
マイルズ「殿下の扱いについては、我が軍の上層部に
報告した上で、判断を仰ぐことになります」
シャナ=ミア「それで構いません。地球を統べる方々に
私の意志が伝わるのであれば……」
マイルズ(これは……
最大級のチャンスを掴んだかも知れんな)
カルヴィナ「……トーヤ」
トーヤ「カルヴィナさん……」
カルヴィナ「あんたが戻って来てから、バタバタしていたおかげで
話す機会がなかったわね」
トーヤ「……もしかして、アル=ヴァンのことですか」
カルヴィナ「それだけじゃない。
いつぞや、あんたに噛み付いたことがあったでしょう」
トーヤ「あのことなら、もういいですよ。
俺が知りたかった真実は、シャナ=ミアが
教えてくれました」
カルヴィナ「……あんたは、
あたしが想像してた以上のものを背負ってた。
だから、その……」
カルヴィナ「色々と……悪かったわね」
(トーヤが驚く)
トーヤ「………」
カルヴィナ「何よ、その顔」
トーヤ「カルヴィナさんって、いい人なんだと思って」
カルヴィナ「大人をからかわないで」
トーヤ「すみません」
カルヴィナ(この子……向こうへ行ってから、少し変わったわね)
トーヤ「アル=ヴァンのことですけど……
ガウ=ラ・フューリアの中で幽閉されているそうです。
俺は会っていませんが」
カルヴィナ「そう……」
カルヴィナ(あたしが知りたい真実は、まだ月の中か……)
テニア「ふう~、満足満足!」
アラド「ああ、食った食った!」
テニア「久々にたくさん食べちゃったなあ」
アラド「おれはまだいけるぜ?」
テニア「あたしも甘い物なら大丈夫だよ」
マイ「………」
タスク「話は聞いてたけどよ、どんな胃袋してんだ」
ラトゥーニ「アラドと同じぐらいの量を食べるなんて……」
リュウセイ「元気があって結構じゃねえか。
たくさん食べる子って、俺はいいと思うぜ」
マイ「えっ……」
ラトゥーニ(私……あんなには無理……)
マイ(たくさん食べる秘訣って、あるのかな……?)
(足音)
カティア「テニア、メルア。
トーヤがどこに行ったか、知らない?」
テニア「ううん」
カティア「そう……」
メルア「カティアちゃん、今……」
カティア「どうしたの?」
アケミ「トーヤのこと、君付けで呼ばなかったよね」
カティア「え? ええ」
メルア「私もそれか気になって……」
テニア「もしかして、
フューリーに捕まってた時に……」
タスク「何かあったのかよ?」
カティア「そ、そういうわけじゃありません。
向こうの方から呼び捨てでいいって言われて……」
テニア「どうして?」
カティア「どうしてって……
テニアもトーヤって呼んでるじゃない」
テニア「それはそうだけど……」
カティア「ほら、あの子は年下だし……」
メルア「………」
テニア「……何もなかったんなら、いいけど」
リュウセイ「なあ、タスク。君付けじゃなくなるのって、
そんなに問題なのかよ?」
タスク「まあ、お前にはわかんねえだろうな」
エイタ「それにしても、
月に異星人が数千年も潜んでいたなんて……」
テツヤ「ガンエデンと似たようなケースだな」
アヅキ「でも、月のお姫様って、何だか素敵ですよね」
エイタ「もしかして、
かぐや姫伝説の元ネタだったりしてな」
アヅキ「えっ、そんなわけないでしょう」
(アラート)
エイタ「アンノウン、レンジ3に出現!
5時方向より真っ直ぐ近づく! 数は1!
IFF発信なし!」
テツヤ「総員、第一種戦闘配置!」
REPORT
換装武器『ブレード・レールガンL』を入手しました。
換装武器『MTDMシューター』を入手しました。
換装武器『グラビトン・ランチャー』を入手しました。
REPORT
換装武器『フリー・エレクトロン・キャノン』を入手しました。
(北端にハガネとヒリュウ改が並んでいる。ハガネにアラート)
エイタ「急速接近中のアンノウン、識別終了!
アレス・ガイスト!」
マイルズ「奴め、このタイミングで……!
地上に潜んでいたのではなかったのか」
テツヤ「かつて、ドゥバン・オーグは
クロスゲートのエネルギーを欲していました」
テツヤ「その残留思念が何らかの形で作用しており、
異常現象に反応して宇宙へ上がってきたのでは
ないでしょうか」
マイルズ「ならば、何故、真っ直ぐクロスゲートへ……
いや、そのようなことを議論している場合ではない」
マイルズ「ここで確実にアレス・ガイストを撃破せよ。
あんな物をクロスゲート宙域へ
行かせるわけにはいかんぞ」
ギント「はっ。副長、機動部隊を出撃させろ」
テツヤ「了解。機動部隊各機、直ちに出撃せよ!」
(アリエイル機、ペルゼイン・リヒカイトが出撃、出撃準備)
キョウスケ、エクセレン、クスハ、ブリットが
全員出撃している
全員は出撃していない