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空間の支配者 月へ向かう ~ 第30話 ~

[クロガネ 艦内(通路)]

カルヴィナ「第一種戦闘配置よ。急ぎなさい」
テニア「カルヴィナ……嫌な予感がする」
カルヴィナ「嫌な予感? フューリーが来るとでも言うの?」
テニア「そうかも知れない……」
カルヴィナ「もし、ラフトクランズが来るなら、 手掛かりを得るチャンスね。今度はしくじらない」
テニア「本当に? あの黒い奴だったら?  例の手を使ってきたら?」
カルヴィナ「覚悟はしているわ」
テニア「あたしもあいつらと戦う覚悟ならしてる。 でも、死ぬ覚悟はしてないからね」
テニア「もし、カルヴィナが無茶しそうになったら、 こっちで止める」
カルヴィナ「ふざけないで。 そのせいで手掛かりを逃がしたら、 あたしは許さないわよ」
テニア「………」
カルヴィナ「ソ=デスを倒して、みんなの仇は討ったけど、 わだかまりが残ってる」
カルヴィナ「アル=ヴァンの真意は何?  何のためにアシュアリーに来た?  どうして、あそこは襲われたの?」
カルヴィナ「何故、あんたの両親や仲間達は 死ななければならなかった?  仇を討っても、疑念はますます渦巻く……」
カルヴィナ「これでもし、あいつが出て来たら、 自分を抑え切れないかも知れない」
テニア「だったら、あたしが止める。 カルヴィナが死なないでいてくれるなら、 許してくれなくても、嫌われてもいい」
カルヴィナ「………」
テニア「それが一緒に戦うあたしの覚悟だよ」
カルヴィナ「……なら、そんなことにならないよう ちゃんとフォローしなさい。 あたしもあんたも死なずにすむように」
テニア「了解!」

<海中を進むクロガネ>

(前方に光点が2つ見える)
オペレーター「エコー1、エコー2、確認」
(エンジン音が消える)
クルト「後部1番帰還口のクルーに伝達。 エコー1とエコー2の収容を急げ」
クルト「いいか、今が最も危険な状態だ。 迅速な作業を……」
(アラート)
オペレーター「0時方向、仰角10に重力震反応多数!」
クルト「!」
オペレーター「ESウェーブ・パターン、フューリー!」
レーツェル「懸念していたことが起きたな」
ゼンガー「連中は必滅の機を窺っていたか」
ギリアム「我々にとっては最悪のタイミングか、 それとも……」
クルト「レーツェル様、 エネルギー・フィールドを展開しつつ、 急速離脱しますか?」
レーツェル「それで逃げられるとは思えん。 だが、今回はこれまでと情況が違う」
クルト「彼らに賭けるのですか?」
レーツェル「ああ。我らは出撃し、転移直後の敵を狙い撃つ。 向こうには防御策があるだろうが、 わずかな時間が稼げる」
レーツェル「どのみち、ここで賭けに勝たねば、 この先のフューリーとの戦いで勝機は見出せんよ」


第30話
空間の支配者

〔戦域:夜の群島周辺〕

(北東端にクロガネがいる)
オペレーター「敵機、まもなく転移出現!」
レーツェル「各機、出撃を!」
(ジェアン・シュヴァリアー、エクサランス・レスキュー、デア・ブランシュネージュ、 スーパーソウルセイバーFF、レオニシス・ハーガ、レオニシス・ヴァーガ、 ベルゼルート・ブリガンディが出撃、出撃準備)
レーツェル「ダイナ2より各機。 敵機の転移出現ポイントへ向け、撃ち方用意」
ジーク「ふん、いきなり正念場とはな。 サリー、お前は下がってろ」
サリー「そういうわけにはいかないわよ」
アキミ「フェアリさん、大丈夫か?」
フェアリ「ええ、心配はいらないわ。 ウィンドウの表示物はだいたいわかったから」
アケミ「アキミ、ハイパー・ブラスト・ソードが 使えるようになったけど、出力の問題が クリアされたわけじゃないわ。気をつけて」
アキミ「ああ、わかってる」
カーラ「出てくるのが こないだの黒いラフトクランズだったら……!」
アクセル「互いに初手で勝負が決まる、これがな」
ジョッシュ「リム、全火力を叩き込むぞ」
リム「わかってるわ、アニキ」
カルヴィナ(あの子の予感が当たったわね……。 だけど、望む所よ)
ラージ「ミズホ、フィオナとラウルに連絡を。 至急、確認したいことがあります」
ミズホ「は、はい!」
オペレーター「重力震反応、増大! 来ます!」
(フューリー機が転移出現)
レーツェル「各機、撃ち方始め!」
(フューリー機の前にレストレイルが一列に出現し、3回の砲撃でレストレイルを全て撃破)
リム「落とせたのは、ゾヴォークの機体だけ!?」
ジョッシュ「壁になったのか!」

<クストウェル・ブラキウム>

(クストウェル・ブラキウムに爆煙)
ジュア=ム「ハハハハハ! そう来るのはわかっていた!  ゴミ共はそうするしかないだろうさ!」
テニア「あの機体、データにない奴だよ!」
カルヴィナ「なら、誰が乗ってる!?」
ギリアム「レーツェル!」
レーツェル「ああ! 各機、あの機体を集中攻撃!」
ジュア=ム「今になってみれば、騎士の矜持なんざ 下らねえってことがわかるぜ!」

〔戦域:夜の群島周辺〕

ジュア=ム「今の俺には何の躊躇いもねえ!  使ってやるよ! ラースエイレムをな!!」
(クストウェル・ブラキウムがラースエイレムを発動。クストウェル・ブラキウム以外は静止状態)
ジュア=ム「ハハハハハハ!  どいつもこいつも止まってやがる!!」
(ベルゼルート・ブリガンディを見る)
ジュア=ム「まずはカルヴィナ、てめえだ!  てめえをこの手で殺す!」
(クストウェル・ブラキウムがベルゼルート・ブリガンディに接近)
ジュア=ム「てめえは何が起きたかわからず、死ぬ!  いや、もうわかってるか!?」
ジュア=ム「だが、心配するな!  仲間達と母艦も爆弾で跡形もなく消してやる!」
ジュア=ム「もうてめえはどうしようもねえ!  今、動けるのは俺だけだ!  俺がこの空間の支配者なんだよ!」

<エクサランス・ガンストライカーが2機ホバリングしている>

ラウル「フィオナ、そっちは!?」
フィオナ「タイム・タービンは正常に稼働中!  いけるわ!」
ジュア=ム「な、何だと!? 動いてやがる!?」
ラウル「ラージの考えは正しかった…!  このエクサランス・ガンストライカーなら!」
フィオナ「あいつに対抗できる!」
(エクサランス・ガンストライカーが前に進む)

〔戦域:夜の群島周辺〕

(クストウェル・ブラキウムがフューリー軍の傍へ移動していて、 エクサランス・ガンストライカー2機が北側に出現している)
ジュア=ム「何故だ!? 何で動きやがる!?  ステイシス・フィールドだぞ!」
ラウル「俺達がフューリーとの戦いで 生き残るためには……」
フィオナ「強制的にタイム・タービンを回すことで 時粒子にある程度干渉できる時流エンジンを 復活させるしかなかった……!」
ジュア=ム「ち、地球人ごときがラースエイレムを破るだと!?  クズ共がそんな技術を持っていただと!?」
ジュア=ム「馬鹿な! あり得ねえ! ゴミの分際で!  こんなことがあってたまるか!!」
ラウル「可逆性のタービンだからな…… 暴走の危険はあるが、このフィールドの中で 動けるのさ!」
フィオナ「もうあたし達の前で、あんた達の手は 通用しないってことを教えてあげるわ!」
ラウル「そして、お前に見せてやる…… 新しいエクサランス、 ガンストライカー・フレームの力をな!」
(作戦目的表示)

〈vs ジュア=ム〉

[ラウル]

ジュア=ム「てめえがラースエイレムを破るなら、 ここで始末すりゃあいいんだよ!」
ラウル「使ってみろよ、あの手を!  俺達のエクサランスは動けるぞ!  お前の好きにやらせるものか!」

[フィオナ]

フィオナ「そっちは気軽にあの手を使えないみたいだけど、 こっちは安定性重視! 時流エンジンが 動いていれば、戦えるんだから!」
ジュア=ム「くそぉっ! 潰す! 今の内に潰してやる!!」

〈3PP or クストウェル・ブラキウムのHP80%以下〉

ジュア=ム「くそっ、ステイシス・フィールドが 維持できねえ!」
(閃光)
カルヴィナ「!!」
(ベルゼルート・ブリガンディがクストウェル・ブラキウムの方を見る)
テニア「な、何ともない!?」
ジョッシュ「奴は例の手を使ったはずだ……!」
リム「アニキ、あれを見て!」
(ラウル機を見る)
ミズホ「ガンストライカーがあんな所に……!」
デスピニス「動けた……ということですよね?」
ラージ「ええ……僕の考えは正しかったようです」
レーツェル「フッ……賭けに勝ったか」
ゼンガー「うむ、見事だ」
(クストウェル・ブラキウムでシステムダウン)
ジュア=ム「ちいいっ、出力が!  ラースエイレムを使った後では!」
カルヴィナ「調子が良くないようね。 でも、安心なさい。お前は殺さず、生け捕りにする」
ジュア=ム「ほざくな! くそがよぉぉ!!」
カーラ「あいつ、キャラがちょっと変わってない?」
トウマ「確かに……」
アルフィミィ「難しい年頃かも知れませんの」
ジュア=ム「各機、かかれ! 俺は新型を潰す!  そうすれば、ラースエイレムは使えるんだ!!」
(作戦目的表示)

〈vs ジュア=ム〉

[カルヴィナ]

カルヴィナ「二度もとどめを刺し損ねたわね、ジュア=ム!」
ジュア=ム「黙れ、黙れよ、カルヴィナァァ!!」
カルヴィナ「新型に乗ろうが、このベルゼルート・ブリガンディで 圧倒してみせる!」

状況選択

クストウェル・ブラキウムを撃墜した
クストウェル・ブラキウムのHPを39000以下にした
クストウェル・ブラキウム以外の敵機を全滅させた


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