ジュア=ム「くそっ! ラースエイレムさえ使えれば!
奴らさえいなければ!!」
カルヴィナ「観念しろ、ジュア=ム!」
ジュア=ム「カ、カルヴィナァァッ!!」
カルヴィナ「お前は殺さない……
話してもらうぞ、フューリーのことを!
あたしの疑問に答えるんだ!」
ジュア=ム「くっ、くああああ!
命乞いなどするかぁぁぁ!」
(クストウェル・ブラキウムが撤退)
カルヴィナ「逃がすか!」
レーツェル「追う必要はない。
今の内にクロガネで宇宙へ上がるべきだ」
カルヴィナ「だけど、手掛かりが!」
ギリアム「追撃するとしても、例の手を破ることが出来る
エクサランス・ガンストライカーあっての話だろう。
あの機体は、まだ調整を要するはずだ」
ラウル「その通りです。
さっきは無茶をしてしまったので、
時流エンジンをすぐにチェックしたいですね」
アクセル「焦らずとも、あの男は再びおれ達の前に現れる」
カルヴィナ「そう……そうね、必ず……」
アイビス「これがガンストライカー・フレームか……。
こんなのをいつの間に……」
ラウル「ギリアム少佐から極秘で事を進めるように
言われていたんです」
カーラ「時流エンジンがあれば、
何とかなるかも……ってことぐらい
教えてくれたって良かったのに」
ユウキ「不確定要素で
俺達を惑わせたくなかったからだろう」
カーラ「まあ、知ってたら、凄くあてにしたと思うけどね」
ツグミ「……胴体と腕はストライカー・フレームなのね」
ミズホ「はい。下半身やバックパックは
以前に設計だけしていたガンナー・フレームの物です」
アキミ「ガンナーとストライカーで
ガンストライカーか……」
アケミ「エクサランスは元々、複数のフレームを
換装する機体だったんですよね」
フィオナ「ええ、そうよ」
スレイ「ライトニングとエターナルは?
あの二つが最上位のフレームだったはずだ」
ミズホ「そうなんですが、
今回は一刻も早く機体を仕上げねばならない上に、
時流エンジンの安定性が重要視されますから……」
ミズホ「エクサランスの基本的なフレームである
ストライカーを2つ作ることにしたんです」
ミズホ「ただ、汎用性に欠けるので
ガンナー・フレームのパーツや
テスラ・ドライブを組み込みました」
フィオナ「だから、見かけより身軽なんですよ。
バックパックを外しても、
本体だけで飛行できます」
アイビス「ねえ、時流エンジンに関するデータは
全部消去したって言ってなかったっけ」
ミズホ「ええ、その通りです」
アイビス「じゃあ、どうして……」
アキミ「こっそりバックアップを取っていたとか?」
ミズホ「違いますよ。
ラージさんや私の頭の中にある設計図は、
さすがに消せませんから……」
ラージ「例えるなら、コップの中で凍りつきつつある水に
熱したマドラーを差し込み、掻き回しながら
溶かすような感じです」
リシュウ「そのマドラーが時流エンジンというわけか」
ラージ「そうですが、時粒子の動きが停滞状態に
近づいた限定空間の中で動けるのは、
エクサランス・ガンストライカーだけ……」
ラージ「例の手を使えるラフトクランズ、
または先程の機体が3機以上現れたら、不利です」
アクセル「なら、時流エンジン搭載機を増やせば良かろう」
ラージ「……あなたはそう仰ると思ってましたよ」
アクセル「あれの危険性はわかっているつもりだ」
ギリアム「既存の機体に組み込むか、
あるいは、時流エンジンを応用した
時粒子加速装置を開発するか……」
ラージ「その両方を検討していますが、
間に合うかどうか……」
リシュウ「じゃが、エクサランスのおかげで
フューリーの一の太刀はかわせるのう」
トウマ「それだけでも大きいと思います」
カルヴィナ「そうね……」
カルヴィナ(次はどう出てくる、ジュア=ム……
そして、アル=ヴァンは……)