カルヴィナ「第一種戦闘配置よ。急ぎなさい」
カティア「カルヴィナさん、嫌な予感がします。
気をつけて下さい」
カルヴィナ「嫌な予感? フューリーが来るとでも言うの?」
カティア「そうかも知れません……」
カルヴィナ「もし、ラフトクランズが来るなら、
手掛かりを得るチャンスね」
カティア「でも……」
カルヴィナ「冷静になれって言うんでしょ。
だけど、あいつが現れたら……どうなるかわからない」
カティア「あの人がアシュアリー・クロイツェルを
襲ったわけじゃないんでしょう……?」
カルヴィナ「ソ=デスを倒して、みんなの仇は討った。
でも、わだかまりが残ってる」
カルヴィナ「アル=ヴァンの真意は何?
何のためにアシュアリーに来た?
どうして、あそこは襲われたの?」
カルヴィナ「何故、あんたの両親や仲間達は
死ななければならなかった?
仇を討っても、疑念はますます渦巻く……」
カルヴィナ「これでもし、あいつが出て来たら、
自分を抑え切れないかも知れない」
カティア「その時は私が守ります。
あなたとベルゼルート・ブリガンディを」
カルヴィナ「生意気な……いえ、頼むわ」
カティア「カルヴィナさん……」
カルヴィナ「真実を知る前にやることがある。
あの2人を見つけ、助け出す……
それが答えにつながるかも知れない」
カティア「私もそう思います」
カルヴィナ「付き合ってもらうわよ、最後まで。
覚悟しなさい」
カティア「はい」
(前方に光点が2つ見える)
オペレーター「エコー1、エコー2、確認」
(エンジン音が消える)
クルト「後部1番帰還口のクルーに伝達。
エコー1とエコー2の収容を急げ」
クルト「いいか、今が最も危険な状態だ。
迅速な作業を……」
(アラート)
オペレーター「0時方向、仰角10に重力震反応多数!」
クルト「!」
オペレーター「ESウェーブ・パターン、フューリー!」
レーツェル「懸念していたことが起きたな」
ゼンガー「連中は必滅の機を窺っていたか」
ギリアム「我々にとっては最悪のタイミングか、
それとも……」
クルト「レーツェル様、
エネルギー・フィールドを展開しつつ、
急速離脱しますか?」
レーツェル「それで逃げられるとは思えん。
だが、今回はこれまでと情況が違う」
クルト「彼らに賭けるのですか?」
レーツェル「ああ。我らは出撃し、転移直後の敵を狙い撃つ。
向こうには防御策があるだろうが、
わずかな時間が稼げる」
レーツェル「どのみち、ここで賭けに勝たねば、
この先のフューリーとの戦いで勝機は見出せんよ」
(北東端にクロガネがいる)
オペレーター「敵機、まもなく転移出現!」
レーツェル「各機、出撃を!」
(ジェアン・シュヴァリアー、エクサランス・レスキュー、デア・ブランシュネージュ、
スーパーソウルセイバーFF、レオニシス・ハーガ、レオニシス・ヴァーガ、
ベルゼルート・ブリガンディが出撃、出撃準備)
レーツェル「ダイナ2より各機。
敵機の転移出現ポイントへ向け、撃ち方用意」
ジーク「ふん、いきなり正念場とはな。
サリー、お前は下がってろ」
サリー「そういうわけにはいかないわよ」
アキミ「フェアリさん、大丈夫か?」
フェアリ「ええ、心配はいらないわ。
ウィンドウの表示物はだいたいわかったから」
アケミ「アキミ、ハイパー・ブラスト・ソードが
使えるようになったけど、出力の問題が
クリアされたわけじゃないわ。気をつけて」
アキミ「ああ、わかってる」
カーラ「出てくるのが
こないだの黒いラフトクランズだったら……!」
アクセル「互いに初手で勝負が決まる、これがな」
ジョッシュ「リム、全火力を叩き込むぞ」
リム「わかってるわ、アニキ」
カルヴィナ(あの子の予感が当たったわね……。
だけど、望む所よ)
ラージ「ミズホ、フィオナとラウルに連絡を。
至急、確認したいことがあります」
ミズホ「は、はい!」
オペレーター「重力震反応、増大! 来ます!」
(フューリー機が転移出現)
レーツェル「各機、撃ち方始め!」
(フューリー機の前にレストレイルが一列に出現し、3回の砲撃でレストレイルを全て撃破)
リム「落とせたのは、ゾヴォークの機体だけ!?」
ジョッシュ「壁になったのか!」
(クストウェル・ブラキウムに爆煙)
ジュア=ム「ハハハハハ! そう来るのはわかっていた!
ゴミ共はそうするしかないだろうさ!」
カティア「あれはデータにない機体です!」
カルヴィナ「なら、誰が乗ってる!?」
ギリアム「レーツェル!」
レーツェル「ああ! 各機、あの機体を集中攻撃!」
ジュア=ム「今になってみれば、騎士の矜持なんざ
下らねえってことがわかるぜ!」
ジュア=ム「今の俺には何の躊躇いもねえ!
使ってやるよ! ラースエイレムをな!!」
(クストウェル・ブラキウムがラースエイレムを発動。クストウェル・ブラキウム以外は静止状態)
ジュア=ム「ハハハハハハ!
どいつもこいつも止まってやがる!!」
(ベルゼルート・ブリガンディを見る)
ジュア=ム「まずはカルヴィナ、てめえだ!
てめえをこの手で殺す!」
(クストウェル・ブラキウムがベルゼルート・ブリガンディに接近)
ジュア=ム「てめえは何が起きたかわからず、死ぬ!
いや、もうわかってるか!?」
ジュア=ム「だが、心配するな!
仲間達と母艦も爆弾で跡形もなく消してやる!」
ジュア=ム「もうてめえはどうしようもねえ!
今、動けるのは俺だけだ!
俺がこの空間の支配者なんだよ!」
ラウル「フィオナ、そっちは!?」
フィオナ「タイム・タービンは正常に稼働中!
いけるわ!」
ジュア=ム「な、何だと!? 動いてやがる!?」
ラウル「ラージの考えは正しかった…!
このエクサランス・ガンストライカーなら!」
フィオナ「あいつに対抗できる!」
(エクサランス・ガンストライカーが前に進む)
(クストウェル・ブラキウムがフューリー軍の傍へ移動していて、
エクサランス・ガンストライカー2機が北側に出現している)
ジュア=ム「何故だ!? 何で動きやがる!?
ステイシス・フィールドだぞ!」
ラウル「俺達がフューリーとの戦いで
生き残るためには……」
フィオナ「強制的にタイム・タービンを回すことで
時粒子にある程度干渉できる時流エンジンを
復活させるしかなかった……!」
ジュア=ム「ち、地球人ごときがラースエイレムを破るだと!?
クズ共がそんな技術を持っていただと!?」
ジュア=ム「馬鹿な! あり得ねえ! ゴミの分際で!
こんなことがあってたまるか!!」
ラウル「可逆性のタービンだからな……
暴走の危険はあるが、このフィールドの中で
動けるのさ!」
フィオナ「もうあたし達の前で、あんた達の手は
通用しないってことを教えてあげるわ!」
ラウル「そして、お前に見せてやる……
新しいエクサランス、
ガンストライカー・フレームの力をな!」
(作戦目的表示)
ジュア=ム「てめえがラースエイレムを破るなら、
ここで始末すりゃあいいんだよ!」
ラウル「使ってみろよ、あの手を!
俺達のエクサランスは動けるぞ!
お前の好きにやらせるものか!」
フィオナ「そっちは気軽にあの手を使えないみたいだけど、
こっちは安定性重視! 時流エンジンが
動いていれば、戦えるんだから!」
ジュア=ム「くそぉっ! 潰す! 今の内に潰してやる!!」
ジュア=ム「くそっ、ステイシス・フィールドが
維持できねえ!」
(閃光)
カルヴィナ「!!」
(ベルゼルート・ブリガンディがクストウェル・ブラキウムの方を見る)
カティア「な、何ともない!?」
ジョッシュ「奴は例の手を使ったはずだ……!」
リム「アニキ、あれを見て!」
(ラウル機を見る)
ミズホ「ガンストライカーがあんな所に……!」
デスピニス「動けた……ということですよね?」
ラージ「ええ……僕の考えは正しかったようです」
レーツェル「フッ……賭けに勝ったか」
ゼンガー「うむ、見事だ」
(クストウェル・ブラキウムでシステムダウン)
ジュア=ム「ちいいっ、出力が!
ラースエイレムを使った後では!」
カルヴィナ「調子が良くないようね。
でも、安心なさい。お前は殺さず、生け捕りにする」
ジュア=ム「ほざくな! くそがよぉぉ!!」
カーラ「あいつ、キャラがちょっと変わってない?」
トウマ「確かに……」
アルフィミィ「難しい年頃かも知れませんの」
ジュア=ム「各機、かかれ! 俺は新型を潰す!
そうすれば、ラースエイレムは使えるんだ!!」
(作戦目的表示)
カルヴィナ「二度もとどめを刺し損ねたわね、ジュア=ム!」
ジュア=ム「黙れ、黙れよ、カルヴィナァァ!!」
カルヴィナ「新型に乗ろうが、このベルゼルート・ブリガンディで
圧倒してみせる!」