アケミ「アキミ、あれを見て！」
アキミ「！ あの２人、脱走するつもりか！？」
ジーク「何だと……！？」
サリー「その気があったら、とっくの昔に
ここから出て行ってたわよ！」
アキミ「そ、そうか」
シャイン「あの方達が、クリスタルドラグーンやラマリスを
引き付けて下さっていたのですね」
ジーク「こっちもこんな所で終わるわけにはいかねえ。
さっさと友軍認識をしてもらいたいもんだな」
アケミ「えっ、まだ一緒に戦ってくれるの？」
ジーク「ああ、あのドラゴウスはお前達の敵だろうが」
アラド「ドラゴウス？」
ヨン「彼らの世界における龍の類いでしょう」
ジーク「……手伝ってやるって言ってんだ。
友軍認識するのか、しねえのか、どっちだ？」
ギント「司令、この情況を打破するためにも
彼らの協力が必要だと判断します」
マイルズ「しかし、あの２人はガディソード人だぞ。
手にした銃をいつこちらに向けるかわからん」
ギント「彼ら自身が述べたように、脱走する気であれば、
既にこの場から去っていたでしょう」
マイルズ「む……良かろう、許可する。
ただし、敵対行動を取った場合は
実力を以て阻止しろ」
ギント「了解です。
各員、ガディソード機は友軍として識別せよ」
クリスタルドラグーン「奴ラガ 来タカ。デハ、試シテミヨウ」
アクア「クリスタルドラグーンが
ラマリスを引き連れて来るなんて……！」
リュウセイ「やっぱり、デブデダビデがあいつらを捕まえたのは、
自分達の戦力として使うためだったのか！」
ライ「ダークブレインの残党がラマリスを使役できるのなら、
今後の作戦に大きな支障が出かねんな」
ツグミ「都市部以外の、任意の場所に
ラマリスを送り込めるから……？」
ギリアム「だが、デブデダビデ達が
彼らの増殖に成功しているという確証はない」
ギリアム「現状では
まだキャッチ・アンド・リリースの段階かも知れん」
ライ「確かに……。
多数の個体を保有しているのであれば、同時に
複数場所へ展開していてもおかしくありません」
ラーダ「でも、いずれはそうする気かもね」
ハーケン「だったら、ハロウィンが来る前に
ドラゴンをハンティングしちまえばいいのさ」
カイ「ハーケンの言う通りだ。
各機、クリスタルドラグーンとラマリスを
撃破しろ！」
（作戦目的表示）
リュウセイ「俺達相手にラマリスを出してきたって、
意味ねえんだよ！」
クリスタルドラグーン「オ前達ハ タダ 戦ッテイレバ イイ」
シャイン「行動の是非はどうあれ、
あの方達に基地が助けられたのは事実！
その行いを無駄には出来ませんわ！」
クリスタルドラグーン「アラユル 可能性ヲ 試ス 価値ハ アル。
アレモ 例外デハ ナイ」
アケミ「あの２人の行動については、
後で問題になるでしょうね」
アキミ「それをわかった上で、ああやって戦ってるのか」
アケミ「ここを乗り切ったら、謝った方がいいわ」
アキミ「あ、ああ」
アケミ「じゃあ、私達もやることをやらなきゃ！ 行くわよ！」
クリスタルドラグーン「見極メルニハ マダ早イ……
私ガ 相手ヲ シテヤロウ」
クリスタルドラグーン「餌ハ 餌ラシクシロ」
ジーク「俺達の星じゃ、ドラゴウスは
退治されるもんと相場が決まってるんだよ！」
サリー「ようやくフェアリと会えたのよ！
こんな所で死ぬわけにはいかないわ！」
クリスタルドラグーン「オ前達ハ マダ殺サン」
クリスタルドラグーンのＨＰを１２０００以下にしたのは
最後
最後ではない