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共同戦線 パリへ向かう ~ 第24話 ~

〈クリスタルドラグーンのHP12000以下〉

クリスタルドラグーン「……結局、融合シナカッタカ。 ダガ、モウ一ツノ 役目ハ 果タシタ」
(クリスタルドラグーンが撤退)
アラド「あっ、逃げやがった!」
エイタ「クリスタルドラグーン、戦域外へ離脱!」
ギント「追撃は他部隊に任せる。 各機は速やかに基地内の残敵を掃討せよ」
(作戦目的表示)

〈敵機全滅〉

エイタ「戦域内の敵機反応、全て消失!」
テツヤ「クリスタルドラグーンはどこへ向かっている?」
エイタ「2時方向へ真っ直ぐ、仰角は…… あっ、ロストしました!」
テツヤ「……思っていたより押しが弱かったな。 本気でこちらを潰すつもりではなかったのか?」
エイタ「ラマリスも合体しませんでしたしね……」
テツヤ「ああ、それは俺も気になった。 ここが人口密集地ではないせいなのか、 あるいは……」
ギント「副長、本艦は現在高度でTD滞空。 修理、補給が必要な機体は直ちに帰艦させろ」
テツヤ「はっ」
ギント「ガディソード機の様子は?」
エイタ2機とも着地し、停止しています」
マイルズ「武装解除命令を出せ。 その後、機体とパイロットの身柄を確保せよ」
アヅキ「了解。伝達します」

[ハガネ ブリッジ]

マイルズ「先程、統合参謀本部から通達があった。 現状のアビアノ基地は、先程の敵襲によって セキュリティ面で不安要素があるため……」
マイルズ「ジーク・アルトリート、サリー・エミールの両名と その機体は、本艦で預かることになった」
ギリアム「フェアリ・クリビアやアリアードと同じく、 囮にするということですか」
マイルズ「……有り体に言えばな」
ギリアム「では、両名の処遇はどのように?」
マイルズ「フェアリ・クリビアと同様、少佐に一任する」
ギリアム「事情聴取と機体解析も込みということですね」
マイルズ「無論だ。くれぐれも監視を怠らぬように」
ギリアム「了解です」

[ハガネ 格納庫]

ジーク「さて、俺達はどういう罪に問われるんだ?  逃亡罪だってんなら、不服を申し立てるぜ」
カイ「お前達の罪は、基地防衛の功で相殺される」
サリー「本当ですか?」
カイ「ああ」
ジーク「なら、この後はどうなるんだ?  基地で事情聴取か?」
ギリアム「いや、君達の身柄はフェアリ・クリビアと同じく、 このハガネで預かることになった」
ジーク「……!」
サリー「じゃあ、フェアリと一緒にいられる……?」
ギリアム「以前にも述べたが、 常時監視が付き、行動は大幅に制限される。 滞在してもらうことになる個室も別々だ」
ジーク「俺達のレオニシスは?」
ギリアム「ハガネに搭載し、解析を行うことになる」
ジーク(こいつは上手い具合に事が運んだな……)
ギリアム「異議があるだろうが、承服してもらいたい」
ジーク「……ラットマの連中は、 アリアードを取り戻すために鋼龍戦隊を狙ってくる。 いざって時は、俺達を囮か盾として使う気か?」
カイ「それは、有効な策だと思えんな」
ギリアム「前にも言ったが、 ガディソードとの争いは極力避けたい。 そのためには君達の協力が必要……」
ギリアム「この艦においても、立場は尊重するつもりだ」
ジーク「……わかったぜ」
サリー「私もです」
(足音)
アケミ「あの……すみません、少佐。お話、終わりました?」
カイ「ああ。何か用か?」
アキミ「実は、そこの2人に言いたいことがあって……」
ジーク「何だ? お前らに文句を言われる筋合いはねえぜ」
アキミ「あ、いや、そうじゃないんだ。 さっきのことを謝りたくてさ」
サリー「え……」
アキミ「その……疑って悪かったよ」
サリー「わざわざ、それを言いに?」
アキミ「あ、ああ」
サリー「ふふっ。アキミって、やっぱりいい人なのね」
アキミ(サリー……)


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