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分岐用シナリオ1 ~ 第0話 ~

〔戦域:アシュアリー・クロイツェル本社周辺〕

(南側にラフトクランズ・アウルンが出現)
アル=ヴァン「な、何ということだ……!  アシュアリーが……!」
アル=ヴァン「まさか、エ=セルダ様が…… いや、違う。あれは、グランティードの 攻撃によるものではない……」
(ラフトクランズ・アウルンがアシュアリー・クロイツェル本社の敷地内へ移動)
アル=ヴァン「くっ、生体反応はなしか……!」
(ラフトクランズ・アウルンに通信、モニターオン)
???(グ=ランドン)「アル=ヴァン・ランクス。 無断で外界へ……しかも、ラフトクランズを 持ち出すとは」
アル=ヴァン「ですが、アシュアリー・クロイツェルが……!」
???(グ=ランドン)「そこを襲撃したのは、ゲストの機体だ。 しかし、我らがろ獲した物ではない」
アル=ヴァン「では、いったい何者が……!?」
???(グ=ランドン)「それは諜士に調べさせる。 エ=セルダとグランティードの行方もな」
アル=ヴァン「しかし!」
???(グ=ランドン)「貴様には新たな任務を与える。 直ちに帰投し、それを遂行せよ。以上だ」
アル=ヴァン「……はっ」
(通信が切れる)
アル=ヴァン(新たな任務……)
(ラフトクランズ・アウルンに警告シグナル)
アル=ヴァン「これは……!」
(東端にベルゼルートが出現)

<宙に浮かぶベルゼルート>

テニア「カルヴィナ、父さんや母さん達は!?」
カルヴィナ「生体反応は……ないわ」
テニア「そ、そんな! カティアやメルア達も!?」
カルヴィナ「……同じことを言わせないで」
テニア「……!!」
カルヴィナ(アリー……みんな……くうっ……!)
(ベルゼルートがラフトクランズ・アウルンを見る)
カルヴィナ「そこのアンノウン! 応答しろ!」
(ラフトクランズ・アウルンが振り向く)
アル=ヴァン「………」
(ラフトクランズ・アウルンが北を向く)

〔戦域:アシュアリー・クロイツェル本社周辺〕

カルヴィナ「応えろ! やったのは、お前か!?」
アル=ヴァン(……このラフトクランズを見られたか)
カルヴィナ「お前が、アリー達を殺したのか!?」
アル=ヴァン「………」
(ラフトクランズ・アウルンが撤退)
カルヴィナ「逃がすかっ!!」
テニア「ま、待ってよ! あいつを追う気なの!?」
カルヴィナ「その通りよ!」
テニア「い、嫌だよ、そんなの!」
カルヴィナ「黙ってなさい! ただ乗ってるだけのくせに!」
テニア「父さんや母さん、カティアとメルアを 放って行くなんて出来ない!」
カルヴィナ「なら、はっきり言ってあげるわ!  彼らは死んだのよ!」
テニア「!!」
(ベルゼルートでシステムダウン)
カルヴィナ「パワーダウン!? くっ、こんな時に!」
(ベルゼルートが着地)
カルヴィナ(みすみす仇を見逃すなんて……)
カルヴィナ(……アリー……あたしは……)

SUPER ROBOT WARS OG

EPISODE 4

THE MOON DWELLERS

 新西暦と呼ばれる時代。

 人類が宇宙へ本格的に進出してから2世紀近くが 過ぎていたが、人々の生活そのものは21世紀初頭と さほど変わらない時代。その理由は、落下した2つの 隕石による被害と混乱のため、人類の進歩が一時的に 停止したからであった。

 そして、新西暦179年。

 3つめの隕石「メテオ3」が、南太平洋マーケザス 諸島沖に落下した。地球連邦政府の調査団による調査の 結果、その隕石は人工物であることが判明。そこには 人類にとって全く未知の物質と技術の情報が封印されて いた。それらは「EOT」と称され、調査が進められた。

 そして、希代の天才科学者ビアン・ゾルダークは、 研究結果から地球外知的生命体による侵略の危機を地球 連邦政府や地球連邦軍に示唆……それを受けてパーソナル トルーパーやアーマードモジュールなどの対異星人戦闘用 人型機動兵器の開発が開始された。

 その後、ビアン・ゾルダーク博士率いる軍事結社DC (ディバイン・クルセイダーズ)が地球連邦政府に対して 宣戦布告。DC戦争と呼ばれる大規模な戦いが始まる。
 さらに「エアロゲイター」と呼ばれる異星人の侵略 (L5戦役)、「アインスト」と呼ばれる謎の生物兵器 集団の襲撃、「シャドウミラー」と呼ばれる地球連邦軍 特殊部隊の反乱、「インスペクター」と呼ばれる異星人の 侵略、並行世界から到来した戦闘集団「修羅」との闘争 など、立て続けに地球圏に大事件が発生する。

 その後、南極氷下に存在していた謎の遺跡より出現した 敵生体集団「ルイーナ」や、地球圏に侵攻を開始した異星 人「ゾヴォーク」などととの戦争が勃発。

 地球連邦軍は数々の敵を撃退し、勝利を収めたものの、 「クロスゲート」と呼ばれる謎の巨大な輪状構造物が地球 上空に残ることとなった。

 そして、異世界へ通じるその門は、不気味な胎動を 始めつつあった……。

QUESTION
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地上ルート宇宙ルート


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