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悪魔と、踊ろう ~ 第33話 ~

〔戦域:アーンスランド城前〕

(沼の前に零児たちが集まっている)

 金色の鎖
零児「やはり、鎖はすでに回収済み、か」
平八「たしかに、前に来た時は刺さっていたな。 じゃが、ないのならば……長居は無用じゃ」
フレン「そうですね。 早くカムーズを追わなければ」
モリガン「ふう、城に戻って…… お風呂に入りたかったところだけど」
ナツ「おっ! ひとっ風呂浴びてく?」
裏嶋「龍亀一號があれば、入りたい放題よ」
アキラ「まったくだ。あのキャンピング・カーの ありがたさが、身に染みるぜ」
裏嶋「局地用特務車両ね。正確には」

 龍宮城
桐生「その車両が置いてある龍宮城、 ここから遠いのか?」
デミトリ「ここから幽海となると、かなりあるな。 人間たちの足では厳しかろう」
 魔人カムーズ
ヴァシュロン「それに、余計な寄り道で カムーズに後れを取ってることを忘れんなよ?」
クロム「そうだな、奴が行動を起こしている以上、 放置するわけにはいかないか」
 黄金の種
ワルキューレ「『黄金の種』さえ取り返せば、 その力で龍宮城への道を開くことができます」
真島「そりゃ願ったりかなったりや!  カムーズしばいて、種を取り返したら……」
パイ「当面の問題は解決、 龍亀一號も戻って来るってわけね」
ユーリ「そうと決まれば、マーベルランドか。 この近くに抜け道があるんだよな?」
モリガン「そういうこと。早速行きましょうか?」
ルキナ「モリガンさん、案内をよろしくお願いします!」

(南東端にある荷豚車の傍にAIDAの黒い泡が発生する

KOS-MOS「待ってください。エネルギー反応…… これは、AIDAのものです」
 AIDAの黒い泡
「AIDAだって……!?  『The World』のコンピュータ・ウィルスか!?」
ハセヲ「バカを言ってんじゃねえ! ここはリアルだろうが!  あれはネットの世界だけの話だ!」
 ブラックハヤト
ジューン「感染したまま現実世界に来た例はあるわ。 でも、媒体もなしに……反応だけが?」
リーンベル「KOS-MOS、本当なの?  センサーの誤動作ってことは……」
小牟「じゃが、KOS-MOSは、熱暴走した ポンコツアンドロイドなんかとはちゃうじゃろ?」
キャプテン「ああ、彼女のセンサーの信頼度は高い。 ……どうする?」
ゼファー「地味にヤバくね? これってさ」
デミトリ「魔界は他の次元、時空と混ざりやすい。 抜け道が多いのもそのためだが……」

裏嶋「あたくしが少し調べましょう。 金の鎖があった場所も見ておきたいし。一応」
カイト「一人じゃ危険ですよ、博士。 AIDAがいるというなら、なおさらです!」
アクセル「ああ、人数はいるんだ。 半分ほど残って、調査と護衛だな」

モリガン「それがよさそうね。 ……ワルちゃん、抜け道はわかるわよね?」
モリガン「先に行ってくれる? 調べるついでに、 城の執事たちにも注意するよう指示しておくわ」
クリス「正しい判断だな。 俺たちも確認が終わり次第、すぐに追う」
ワルキューレ「……わかりました。お気をつけて」
イングリッド「焦るでないぞ? ワルキューレ。 カムーズを見つけても、後れを取らんようにな?」
カズヤ「その時は、貴様らが来る前に片付けるまでだ」
ケン「そうだな、ここを調べ終わる前に、 『黄金の種』を持って帰って来てやるよ」
大神「それは頼もしいね。 では、そちらはまかせよう」

ゼロ「ああ、了解し…………うっ!?」
エックス「どうしたんだ? ゼロ」
ゼロ「いや、なんでもない。大丈夫だ」
ゼロ(なんだ? 今の感覚は……)

リュウ「ゼロ……? 色々とおかしなことが起きるな。 ……大丈夫なのか? ここは」
クリス「それを調べるために、俺たちは残るのさ。 心配せず、先に行ってくれ」
「わかった。早く追いついて来い」

(先行するメンバーが南に歩き去る)

裏嶋「じゃ、手分けして調べるとしましょうか。サクッと」
ナルホド「教わったカガク捜査、役に立つかな……」
KOS-MOS「緊急報告です。 AIDA反応……今度は複数です」
ジェミニ「オーマイガー! オーアイダー! なんちて。 やっぱり、さっきの反応は本当だったんだ!」

(裏嶋たちが振り向く)

シエル「複数……? 観測された地点はどこですか?」
うらら「毒の沼からのようです!  スペース探知機もハゲシク反応しています!」
ナナ「毒の沼……えーっと、 正面と、奥にふたつあるから三か所?」

(沼にAIDA<Anna>が複数出現し、泡も残る)

カイト「間違いない……! AIDAだ!  リアルにまで浸食が始まった!? どうして!?」
さくら「金の鎖が消失したことに、 関係はあるんでしょうか?」
緋花「今までのことを考えれば、可能性はあるわね」
 龍宮城
秀真「龍宮城は、金鎖の力で異世界へ転移した。 ……別々の次元をつなぐ力だ」
シャオユウ「つまり、このあたりにはゲームの世界への抜け穴が 存在するってこと? ……塞がないとまずくない?」
KOS-MOS「次元の歪曲を確認。まだ来るようです」

アリサ「抜け穴があるというのは間違いないようですね!  博士、さがっていてください!」
裏嶋「それじゃ、お言葉に甘えて。 チャプチャプやってるから。その辺で」
ナナ「それ、毒だからね!」

(裏嶋が立ち去ると、バグ・ポーン、バグ・クイーンが複数転移してくる)

アクセル「……こいつらは、バグったデータどもだな。 実体化したってことかよ」
ジル「カイトやハセヲと同じなのかしら?  あなたたちの体も、元々はデータだったわね」
ハセヲ「俺たちのPCボディは、元々仕様外のモノなんだ。 こんな断片データも実体化するなんておかしいぜ」

KOS-MOS「問題が発生しました。 周囲の空間のAIDA汚染が始まっています」
エリカ「こ、ここにいて、大丈夫なんですかぁ!?」
KOS-MOS「大丈夫ではなくなります。 あと12分ほどで危険レベルに達すると思われます」
フェリシア「逃げた方がよくない?」
カイト「でも、感染拡大は防がなきゃダメだ……!  魔界が……AIDAで満ちる!」
ジェミニ「やっぱり、どこかに穴が空いてて、 そこから流れこんで来てるんだよ!」
シエル「KOS-MOSさん、場所の特定はできますか?」
KOS-MOS「付近には6つのポイントを確認。 AIDAを中心に、空間の歪曲が起きています」

飛竜「………………」
飛竜「紫の大型AIDAが通路になっている?」
エリカ「飛竜さん…… エリカ、まったく意味がわかりません!」
緋花「物理空間と、電脳空間との接点として 機能している……ということみたいね」
マヨイ「うーん、難しいよ……」
フィオルン「あのAIDAが、両世界をつなぐ橋やトンネル代わりに なってるってことじゃない?」
ジル「付近一帯でAIDA汚染が始まっていることを 考えれば、おそらく正しいでしょうね」

ハセヲ「だったら、そのトンネルを塞いでやる!  AIDAは6匹! 一気に行くぜ!」
レオン「世界をつなぐパーツとして機能しているなら、 奴らは動かない……と考えるべきだろうな」
さくら「こちらから近づくしかありませんね。 それも、急がないと!」
クリス「目標は毒の沼に陣取るAIDAだ。 場合によっては沼に踏み込むことになるぞ」
春麗「どうせ入るなら、お風呂がよかったわね。 みんな、回復は怠らないで! いくわよ!」

(勝利敗北条件表示、ステージ準備)

〈PLAYER TURN ROUND 1〉

〈ENEMY TURN ROUND 1 END〉

INFORMATION

・浸食が始まるまで、あと11分です

〈PLAYER TURN ROUND 2〉

状況選択

ENEMY TURN ROUND 5が終了する前に
  最後のAIDA<Anna>を撃破したときに敵が残っていた
  最後のAIDA<Anna>を最後に撃破した
ENEMY TURN ROUND 5が終了した


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