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摩天楼にドカーン! ~ 第18話 ~

[龍亀一號 ラウンジ]

ハセヲ「やれやれ、やっと一息つけるな。 うまく戻れたのか? 零児さんよ」
零児「ゆらぎを抜けたのは間違いない。 ここは……ゴッドイーターたちとは違う時代だ」
アクセル「……リュウたちが来た場所か」
アリサ「リュウさんとケンさんは、 どちらから来たんでしたっけ?」
ケン「ニューヨークのマンハッタンさ」
ダンテ「つまり、今はマンハッタン上空ってことか。 金の鎖が出てるんだったな?」
ゼロ「シャドルーの連中よりも先に現場を 押さえたいところだが」
カズヤ「状況はどうなっている?」
ヴァシュロン「窓から見てみな。 そこのモニターでも、外の様子はわかるぜ?」

[上空から見た街]

ナツ「うわっ! 高っか!」
フィオルン「ほんと! 巨神の腕から見下ろしてるみたい!」
マヨイ「すごーい! 街だ! まんはったんだよ!」
リュウ「アラガミに食われた跡もない。 ニューヨークに戻ってこれたようだな」
 金色の鎖
デミトリ「例の鎖……ここからでは確認できんな」
うらら「みなさん!  スペース探知機が、エネルギー反応を感知しました!」
うらら「これは……すごくすごい反応です!」
影丸「……金の鎖か?」
うらら「違います! 踊りエネルギーです!」
バージル「……馬鹿にしているのか?」
キャプテン「踊ることによって生まれるエネルギーのことさ。 我々の時代では、実用化されているよ」
シエル「それは運動エネルギーを利用した、という意味ですか?  風力発電のような……」
飛竜「……踊りエネルギーだ」
リーンベル「正式名称なんだ……」
カイト「それがどうして、現代のニューヨークに?  場所はどこですか?」
KOS-MOS「座標を特定、算出しますか?」
エックス「ああ、調べた方がいいだろうね。 博士に伝えよう」

[龍亀一號 操縦室]

「聞いての通りだ、博士。 降りられそうか?」
裏嶋「それは問題ないけど……気になるのね。少し。 この街が」
ワルキューレ「何かあるのですか?  まさか……敵がどこかに?」
裏嶋「それはわからないけど…… 地形が一致しないのよ。わりと」
アキラ「どういうことだ? ここはニューヨークではないと?」
裏嶋「"現代の"ニューヨークのデータと合わないのよ。 厳密に言うと」
平八「つまり、合うデータはある……ということか?」
裏嶋「そ。龍亀一號のデータベースには、 過去100年くらいまでの各国のデータがあるの」
裏嶋「そこで合致したのが……1930年頃のものなのよ」
春麗「1930年!? ニューヨークはニューヨークでも…… 時代が違うっていうの!?」
ゼファー「まったく、なんてこった。 ただでさえ、なんとかエネルギーの話とかあるのによ」
ジューン「……踊りエネルギーよ」
裏嶋「未来のエネルギー源……興味あるげとね。少し。 着陸して調べてみましょうか」
裏嶋「エネルギー問題解決の 糸口になるかもしれないし。本格的に」
ナルホド「え? ここでそんな重い問題に 切り込んでいくんですか?」

小牟「秀真、ぬしの"影の舞"を見せる時が来たようじゃな?」
秀真「……不必要に使うものではない」
アティ「踊りというなら…… マネマネ師匠に頼んでみようかな」
シャオユウ「クリスティに協力してもらえば、 かなりのエネルギーが稼げるかも」
モリガン「相手をムリヤリ躍らせた上で燃やす技なら、 知り合いのコが使えるけど?」

「最後のはダメだろ」
零児「今は、もっと身近な問題を解決するべきだな。 降下してくれ、博士」
裏嶋「了解よ、零児くん。 その踊りエネルギーの近くに降りましょう。すぐに」

〔戦域:リトルリップ・シアター〕

(リトルリップ・シアター前にシャドーとロボが5体いる)

シャドー「ここがそうか。 確かに、高い踊りエネルギーを感じる」
シャドー「では、この場所を制圧するとしよう。 邪魔する者は踊らせる!」

???「そこまでよっ!」
???「勝手なショーはさせないからね!」
シャドー「なに……?」

(リトルリップ・シアターからさくらとジェミニが出てきてシャドーに少し近づく)

さくら「帝国華撃団、真宮寺さくら……参ります!」
ジェミニ「紐育華撃団、ジェミニ・サンライズ!  参上つかまつり!」
シャドー「この建物の関係者か? お騒がせする」
シャドー「ここはどのような場所なのかな? お嬢さんがた」
ジェミニ「ここはリトルリップ・シアター。 紐育(ニューヨーク)、マンハッタン最大の劇場だよ」
さくら「ちょっと、相手の正体もわからないのに、 素直に答えちゃダメよ、ジェミニ!」
さくら「あなた、何者なの!?」
シャドー「これは失礼をした。 私は踊り団行動隊長、シャドー」
ジェミニ「オドリダン……? ダンシング・チームってこと?  このシアターで働きたいのかな?」
さくら「邪悪な感じはしない……。 でも、一般の人とはとても思えないわ」
シャドー「ほう……キミたちから、強い踊りエネルギーを感じる。 キミたちの方こそ、シロウトではないな?」
さくら「踊り……エネルギー?」
ジェミニ「オフコース!  なんたって、華撃団のスタアだからね!」
さくら「ジェミニ! 得意になる前に訊くことがあるでしょう!」
さくら「シャドーさん、と言いましたね?  何が目的ですか」
シャドー「簡単に言えば、この建物を…… 踊り団に提供していただきたい」
ジェミニ「ホワット!? 急になに!?  そんなことできるわけないよ!」
シャドー「この街で、もっとも強い踊りエネルギーが 集まっているのが、この建物でね」
シャドー「こちらの世界で活動する上で、拠点が必要なのだよ」
シャドー「踊りエネルギーに満ち溢れたこの場所こそ、 踊り団にふさわしい!」
ジェミニ「そんな勝手な理由で、リトルリップ・シアターは 明け渡さないよ!」
さくら("こちらの世界"で活動する……?  もしかして、このシャドーという人は……)
シャドー「ならばっ!  キミたちを踊らせてでも、いただくとしよう!」

ジェミニ「ボクらはボクらの意思で踊るよ!  シアターを守るためにね!」
さくら「くっ、星組のみんなが金の鎖を調べている時に……!」
さくら「ジェミニ、みんなが戻るまでの辛抱よ。 がんばりましょう!」
ジェミニ「イエッサー!」

(ジェミニがサクラに近づきユニットを組む。勝利敗北条件表示)

INFORMATION

・地面から飛び出す「伏炎砲HIEI」に
 隣接していると、2ラウンドに一度、
 火炎ダメージを受けるので注意しよう

〈PLAYER TURN ROUND 1〉

〈ENEMY TURN ROUND 1 END〉

(シアターの後ろ側から零児たちが歩いてくる)

春麗「ここに、例の踊りエネルギーが集まっているの?」
KOS-MOS「間違いありません」
桐生「おい、何か騒ぎが起こってないか?」
カズヤ「やりあっている連中がいるな」

(さくらが振り向く)

さくら「あなたたちは!?」
アキラ「さくら!? 真宮寺さくらか!  それに、あっちのカウボーイハットは……!」
ジェミニ「おーまいがっ!  見たことある人たちが!」
リュウ「君たちがいるということは…… ここは現代のニューヨークじゃないのか!?」
ジェミニ「え? ここは紐育(ニューヨーク)だけど……」
さくら「そうじゃないわ、ジェミニ。 ……ここはあなた方の時代ではありません」
ケン「ニューヨーク違いかよ……なんてこった」
アクセル「街のデータが古いってのは、こういうことか」
レオン「あの娘たちと知り合いのようだが…… 心当たりがあるのか?」
零児「彼女らは太正時代…… 俺たちの世界とは、似て異なる過去の住人だ」
ジル「以前の戦いで一緒だったのよ。 今回は私たちが、その世界に迷い込んだらしいわね」

シャドー「ほほう、ここにたどり着いたか、 スペースチャンネル5」
うらら「シャドー!  踊り団が、どうしてこんな所に!?」
シャドー「フフフ……。さあ、どうしてかな?」
ジューン「踊りエネルギーがどうして、と思ったら…… ここは私たちの時代とつながっているのね」
シャドー「これは始まりにすぎない。 まだまだこれからだ」
キャプテン「これ以上、異なる世界や時代に 迷惑をかけるものではないな、踊り団!」
シャドー「それも、「例のモノ」が見つかるまでの話。 キミたちが邪魔しなければよいのだよ」
ゼロ「ウィルスがどうとかいう話か」
クリス「その話、詳しく聞かせてもらうぞ、シャドー」
シャドー「よかろう。なにがなんでも……」
うらら「踊りで勝負!」

シエル「先程の踊りエネルギーの話ですね。 具体的にはどうしたらいいのでしょうか?」
ハセヲ「普通に戦えば、それが踊りになるんだよとよ」
イングリッド「なんじゃ、ワシの腰のうねりを見せてやろうと 思っておったが、普通でいいんじゃな」
小牟「よいよい、わし的には踊って進ぜるぞよ?」
ジェミニ「よーし、ボクらの踊りエネルギーも見せよう!  さくらさん!」
さくら「順応するのが早すぎよ、ジェミニ……」
さくら「でも、剣であろうと踊りであろうと、 この勝負……受けます!」

シャドー「しかし、まさかスペースチャンネル5の一行が ここに来るとは予想外だな」
シャドー「……一度立て直すのも手か」

???(蘭丸)「キャハハハハハ!」
???(蘭丸)「面白そうなことになってるじゃないさぁ!  ボクが手を貸してやろうか?」
シャドー「なに? 誰だ!」

(さくら&ジェミニが南の方を向くと南側の街路に緑の髪にウサギの耳が生えた男の子が出現する)

???(蘭丸)「フフフフ……久しぶりだね、 ジェミニ・サンライズ」
ジェミニ「そ、そんな……おまえは……!」

アリサ「な、なんです? ウサギ?」
 シース
シャオユウ「ウサギっていうと、 どうもクセモノってイメージが……」
モリガン「当たってるわよ、シャオユウちゃん。 この妖気……ただの人間ではないようね」
ジェミニ「森蘭丸(もり・らんまる)!?  そんな、おまえはあの戦いで……!」

カイト「モリ・ランマル……どこかで聞いたような。 たしか、学校の授業で……」
秀真「16世紀後期の日本に実在した武将の名だ。 ……主君の方が認知されているがな」
桐生「有名な戦国武将……そいつは、まさか……」
ジェミニ「覇王・織田信長(おだ・のぶなが)……!」
「本当に織田信長なのか!?  ちょっと待てよ、なんでそんな昔の人間が?」
「驚くことでもない。 俺たちと一緒にいるナツも、その時代の人間だ」
ナツ「信長なんて、アタシが生まれる 10年も前に死んでるっつーの」

さくら「ジェミニ、間違いないの?  あの子供が、かつて紐育に現れた魔人だというのは」
ジェミニ「うん。見間違えるはずがないよ…… あいつは……蘭丸だ!」
蘭丸「なんだジェミニ、あまり嬉しそうじゃないね?  ……せっかく甦ったっていうのにさぁ!」
ワルキューレ「様々な世界で、倒したはずの相手が……。 どうなっているのでしょう?」
蘭丸「他の事なんて知らないよ。ただ……起こり得るんだよ。 世界で最も大きく、世界で最も混沌に満ちた街……」
蘭丸「この紐育ならばさぁ! キャハハハハハ!」
リュウ「織田信長もか?」
蘭丸「………………」
真島「こりゃ、なんか地雷踏んだんとちゃうか?  信長は甦っとらんのやな?」
蘭丸「………………」
蘭丸「この世界には王が必要だっていうのに…… 再び世を乱世にし、その(いくさ)に勝利した王がね……」
蘭丸「一人の覇王が支配してこそ、 民草(たみくさ)を導ける……」
蘭丸「それが、主(あるじ)の夢。それが、乱世の夢。 ……それを汚した罪は重いんだよ!」
ジェミニ「戦乱の世なんて作らせないよ!  そんなの……全然ハッピーじゃない!」
平八「だが、その信長はいないようじゃのう。 貴様がそれを受け継ぐのか?」
蘭丸「復活できたのは、ボクたちだけさ。 ……でもね、方法はあるんだよ」
さくら「復活の……方法?」
 覇王の剣
蘭丸「「覇王の剣」の破片……ここにあるんだろ?  アレを渡してもらおうか。さっさとね!」
小牟「覇王の剣? なんじゃ、色々とネタが多すぎて、 何を言おうか迷うくらいの名前じゃな」
アティ「何かしらの力を持つ剣……?  ジェミニさん、何だか知ってるんですか?」
ジェミニ「……信長の魂が封じてあったソードだよ」
ジェミニ「前はメトロポリタン美術館に 保管してあったんだけど……」
ナルホド「なるほど、今は…… このシアターにあるってことか」
蘭丸「信長様の魂を再びこの世に呼び戻すため…… あの剣の力が必要なのさ」
蘭丸「だからこの場所は…… ボクたちに明け渡してもらうよ!」

シャドー「なるほど……キミは、このシアターそのものには 用はないということか」
蘭丸「……剣の破片さえ手に入ればいいのさ。 あとは好きにしなよ」
蘭丸「覇王の剣もほしいっていうなら…… 相手になってやるけど?」
シャドー「無用な争いをするつもりはない。 建物の占拠に協力してくれるなら、それでいい」
蘭丸「じゃあ、始めるよ! まずは……」

(蘭丸の周りにブランシェが5体出現する)

蘭丸「こいつらと、しばらく遊んでな!」
飛竜「兵隊を出してきたか」
ジェミニ「さくらさん、アレって……」
さくら「巴里(パリ)の怪人が使っていた蒸気獣!?  蘭丸、あなた……それをどこで!?」
蘭丸「いいじゃないか。 ……復活した者同士、手を組んでもさぁ」
春麗「復活したのは…… 紐育の魔人だけじゃないということ?」
 大神とエリカ
さくら(まさか……巴里の大神さんたちが危ない……?)
蘭丸「ボクは……少し、 見物させてもらうとしようかな」

(蘭丸がシアターの東側のビルの上へ転移する)

マヨイ「織田信長……ねえ。 もう何でもアリになってきてない?」
小牟「信長は傀儡で、真の黒幕は蘭丸っちゅうパターンか。 零児、ぬしの妖刀で斬り捨てちゃれい!」
零児「言われなくてもそうするさ。 放っておける状況じゃない」
ヴァシュロン「このビルを占拠するってわりには、 様子見をしてるのが気になるな」
エックス「ああ、まだ、何か企んでいるはずだ。 あまりシアターから離れない方がよさそうだな」

(勝利敗北条件表示、ステージ準備)

〈PLAYER TURN ROUND 2〉

〈ENEMY TURN ROUND 2 END〉

(西側の街路に仮面を被り、頭に刀を刺した僧が出現する)

???(髑髏坊)「ガ~ハハハハハ!  待たせたな! ここでオレ様が登場であ~る!」
ゼファー「なんだ? このドクロ野郎!」
ジェミニ「髑髏坊(どくろぼう)!?  あの時、爆発したはずなのに!」
リーンベル「もしかして、あいつも蘭丸の仲間?  復活したってことなの?」
マヨイ「復活……してるのかな? あの頭。 なんか、すでに誰かにやられてない?」
髑髏坊「これは古今無双の名刀である!  おかげで頭が冴えるのであ~る!」
小牟「なるほど、最高に「ハイ!」ってやつじゃな?  ……脳はどうなっとるんじゃ」
髑髏坊「鍛えておるから平気なのである!」

蘭丸「無駄話はやめな。 遅いんだよ、何やってたのさ」
髑髏坊「今回の城攻め、考えがある!  オレ様の知略がうなりをあげるのであ~る!」
ダンテ「そんなタイプには見えんがな。 筋肉以外にも、ちゃんと中身は詰まってんのか?」
ナナ「なんというか……空っぽ?」
髑髏坊「むきーっ! この髑髏坊様になんという暴言!  許さんのであ~る! 出でよ、降魔!」
さくら「えっ!?」

(髑髏坊傍の木の小さな柱が回転しながら炎を発し、周りに降魔が3体出現する)

さくら「そんな! 帝都だけじゃなく、紐育にまで降魔が!?」
ジェミニ「髑髏坊! その降魔、どこから連れてきたんだ!?」
髑髏坊「企業秘密なのであ~る! ガハハハハハ!」

ハセヲ「まったく、そこら中で おかしなことが起きてやがるな」
 金色の鎖
さくら「金の鎖に関係があるのかしら……?」
クリス「あの鎖、この時代のニューヨークにも現れたのか?  上空からは確認できなかったが」
ジェミニ「それが……消えちゃったんだよね。 今、紐育華撃団で手分けして調べてるんだけど……」
フィオルン「ここに限らず、倒した敵の復活は…… 金の鎖に関係あるみたい」
 沙夜とシース
アリサ「その鎖が消えたということは…… 「逢魔」もここに?」

(蘭丸がビルの上から降りてくる)

蘭丸「何をコソコソと話してるんだ。 そろそろ……本気でいくよ!」
蘭丸「髑髏坊! 例のヤツはどうなってんのさ?」
髑髏坊「すでに準備万端なのであ~る!  このようにだぁ!」

(南側にヘル=プライドが3体とザベルが出現する)

ザベル「ヒャァーーッハァッ!  ザベル=ザロック、カレイに登場だぜェ~!」
モリガン「ザベル……?  あなた、こんな所で何をやっているの?」
髑髏坊「この漢(おとこ)、なかなかミドコロがある!  織田軍にぜひとも欲しい、逸材なのであ~る!」
ザベル「ギヒャヒャ! 同じドクロ同士だしなァ~!」
シャオユウ「類は友を呼ぶって、本当なのね……」
ゼファー「ハッ! 脳ミソ腐ってる同士ってことか?」
 パイロン
デミトリ「ザベル、貴様がいるということは…… パイロンもこの街にいるのか?」
ザベル「さァなァ! ここにはいねェよ。 金の鎖がなくなっちまった"この街"にはなァ~ッ!」
 金色の鎖
ナルホド「金の鎖がある街には居る……ということかな?」
カズヤ「この世界で、他に鎖が現われている場所は?」
さくら「他は……あっ! 巴里に……!」
 大神とエリカ
ジェミニ「今は大神総司令と、エリカさんが向かってるよ!」
さくら「蘭丸は巴里の怪人が使っていた 蒸気獣を連れて来てる……つまり……」
ジル「ええ、そっちも危ないわね。 ここを切り抜けて、確認した方がいいわ」

ザベル「そうはいかねえなァ!  こんな手を考えてるんでよォ!」
バージル「なに……? この感じ……デビルか?」

(シアターの正面にヘル=レイス8体が出現する)

イングリッド「フム、悪魔じゃのう。 あの担いどるのはもしかして……?」
ダンテ「ああ、爆弾だ。 奴ら……本気のようだな」
髑髏坊「本気も本気、大本気!  オレ様の知略で、何もかも粉々であ~る!」
蘭丸「粉々にするんじゃないよ!  覇王の剣が吹き飛んだらどうするのさ!」
シャドー「踊りエネルギーが散ってしまう。 愚かな行為はやめてもらおう」
髑髏坊「グ、グムゥ……」

ザベル「心配は無用だァ!  壁にアナ開けるくらいにしといてやるぜェ~!」
ザベル「あとは、そこからなだれ込めば オーケーだろォがよォ!」
髑髏坊「そういうことなのである!  作戦は繊細に、行動は大胆に! これがオレ様の信条!」
シャドー「ならば、我ら踊り団はかまわない。 早いところ片付けてしまおう」
蘭丸「髑髏坊、穴を開けた後は…… 例のモノを使いな」
髑髏坊「魔招門(ましょうもん)であるな?  合点招致なのであ~る!」

アティ「魔招門……。 名前からして、何かを呼び出すものみたい」
ナツ「これ以上、こんなアブない連中を 送り込まれたらたまんないんだけど!」
真島「一気に突っ込んで、 ぶっ壊した方がええんとちゃうか?」
ジューン「ダメよ。 それじゃあシアターが守れないわ」
レオン「だが、このままでは……」

(西側から青い中国服を着た女性が歩いてきて、髑髏坊の傍の木の小さな柱を見る)

???(パイ)「へえ、これが……魔招門ってやつなのね?」
髑髏坊「その通りなのである!  この門からは、妖魔どもがドッカンドッカン……」
髑髏坊「ムム? おまえは何者であるか?」
???(パイ)「誰でもいいじゃない。 ちょっと道に迷っちゃったのよ」
蘭丸「どこから入り込んだんだよ?  ……邪魔者は片付けな、髑髏坊!」
???(パイ)「ふざけないで! 私が誰なのか、 確かめもしないで、どういうつもり!?」
???(パイ)「あなた、そんな図体をして、 道に迷った女一人、まともに扱えないのかしら!?」
髑髏坊「………………」
髑髏坊「気性の荒いオナゴであるなぁ……。 ちょっとタイプである。……ぽっ」

「あの人……テレビで見た気がする。 たしか、燕青拳の……」
アキラ「……パイ!? パイ・チェンか!  どうして、こんな所に!?」
パイ「それはこっちの台詞よ、アキラ。 そっちは団体じゃない」
影丸「……おぬしはどうしてここに?」
 金色の鎖
パイ「映画の撮影で、マンハッタンまで来たんだけど…… ヘンな金の鎖が現われたのよ」
パイ「避難することになったんだけど、スタッフとはぐれるし、 街は見慣れないしで、困ってたのよね」
ケン「なるほど、俳優も大変だな。 ところで、俺たちも困ってるんだが?」
パイ「みたいね。じゃあ……こうかしら!」

(髑髏坊の傍の魔招門が回転を始めるが、パイが破壊する)

髑髏坊「ギャボーッ!  こ、このオナゴ、何をするかぁぁぁっ!」
パイ「ああら、ごめんなさいね!  ちょっと功夫(クンフー)が有り余ってるのよ」
蘭丸「何やってんのさ、髑髏坊!  その女はこいつらの仲間だ! 始末しちゃいな!」
パイ「無理よ。私と違って、あなたたちには 功夫が足りてないみたいだから!」

(パイがリトルリップ・シアターの入口前へ移動する)

ジェミニ「サンキュー、パイさん! 助かったよ!」
パイ「困った時はお互い様!  ……って、華撃団の子たちがいるってことは……」
秀真「ここは俺たちの世界とは 異なる時間軸の……過去だ」
「状況は以前の戦いの時と同じだ、パイ」
パイ「はぁ……そういうことなのね。 それで、さっそくピンチに陥ってたと」
カイト「でも、おかげで助かりました。 敵が増えないで済みます!」

蘭丸「髑髏坊のバカめ。 魔招門を壊されるなんてさ! めんどくさい!」
シャドー「フフフ……面白い。あの娘…… なかなかの踊りエネルギーの持ち主だ」
髑髏坊「もう許さんのである! おしおきなのであ~る!」
ザベル「終わったかァ~?  話が長ェんだよ、テメェらはよォ!」

ヴァシュロン「来るぜ。 こっちも向こうも、準備OKって感じだな」
零児「よし、リトルリップ・シアターを守りつつ、 奴らを撃退するぞ!」
さくら「ええ、爆破なんて、させるもんですか!」
ジェミニ「その通りだよ!  それじゃあみんな……レディー、ゴーッ!」


第18話
摩天楼にドカーン!

(勝利敗北条件表示、ステージ準備)

INFORMATION

・爆弾を運ぶ敵ユニット「ヘル=レイス」が
 リトルリップ・シアターを囲むエリア内に
 入ってしまうと防衛失敗となり、
 ゲームオーバーになります

〈PLAYER TURN ROUND 3〉

最後の敵が
ヘル=レイス ヘル=レイス以外


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