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零児「博士、そろそろか?」
裏嶋「あら、零児くん。
そうね、もうそろそろだと思うけど。到着は」
裏嶋「他の子たちの様子は?」
小牟「この車、遊びをクリエイトしすぎじゃ。
真面目に寝ちょる連中なんて、ほんの少しじゃぞ」
裏嶋「あなたたちは休みを取ったの? ちゃんと」
零児「ああ、まあな」
小牟「個室は結構あるからのう。
いくらでも寝放題じゃ」
裏嶋「あたくしの龍亀一號で、
怪しいことはしてないでしょうね? ほんとに」
小牟「………………」
零児「………………」
裏嶋「……まあ、いいけど」
裏嶋「ほら、巴里上空よ。そろそろ。
みんなに声をかけてちょうだい」
裏嶋「ちなみに、車内の備品で遊んだ人からは、
お代をもらうから。ガッツリ」
小牟「遊びの沙汰も金しだいじゃのう」
アクセル「そろそろだって? 早いな」
ケン「すげえ性能の飛行機……いや、車か?
「森羅」の技術も相当なもんだ」
レオン「エージェントや博士は、ちょっとなける連中だがな」
小牟「しれっと悪口を言うな、馬鹿者」
ジューン「褒めてるのよ。
……さて、寝てる人たちを起こしてこなきゃ」
大神とエリカ
さくら「大神さんたち……大丈夫かしら」
ワルキューレ「心配しないで、さくらさん。
あの方ならば、きっと大丈夫です」
アキラ「それに、巴里華撃団……
地元の隊員もいるんだろ? 地の利はある」
ジェミニ「むしろ、大神さんと巴里花組のみんなが
一緒にいるのが、心配だったりしてね」
さくら「ジェミニ、そういう冗談はやめて!
大神さんも、エリカさんも戦っているのよ!」
ジェミニ「ソ、ソーリー! ジョークですよ、ジョーク」
リュウ「仲間を信頼しているんだな、さくら」
さくら「当然です! 大神さんは大丈夫!」
さくら「……エリカさん次第ですけど」
イングリッド「ジェミニの言ったこと、
冗談で済めばいいのう。祈っておるぞ?」
ナナ「ねー、みんな! 窓の外を見て! 街の光だよ!」
ダンテ「ああ、無事に着いたようだな。巴里に」
(エッフェル塔の周りに金色の鎖が見える)
シエル「やはり、この街にも金の鎖が……!」
バージル「消えていない……ということは、
「逢魔」はまだ来ていないのか?」
パイロン
デミトリ「わからんな。
だが、パイロンはこちらを狙っているはずだ」
モリガン「急ぐに越したことはないってことね」
テアトル・シャノワール
零児「ああ、降りたらすぐに
テアトル・シャノワールに向かうぞ」
さくら「待っていて、大神さん……!」
(防護壁が上がっている。防護壁の向こうに降魔がいて防御壁に爆煙が複数あがる。
テアトル・シャノワールの入口付近に大神とエリカがいる)
エリカ「大神さん! 大丈夫ですか!?」
大神「ああ、今、防御シャッターを上げた。
これで、しばらくはもつと思うが……」
エリカ「少し休んでください、大神さん。
ずっと戦い続けてるじゃないですか!」
大神「そうはいかないよ、エリカくん。
……華撃団のみんなも、各地でがんばっている」
大神「まわりの金の鎖……
これを調べられる状況にしなければ」
エリカ「でも、こんな戦いを続けたら……」
エリカ「さくらさんたちに、助けを頼めないんですか?」
通信機
大神「何時間か前に、連絡を取ってみたんだが……
途中でつながらなくなってしまった」
大神「それに、紐育にも敵が現れたようなんだ。
さくらくんたちも、戦っているんだよ」
(テアトル・シャノワールの南側にパイロンと亡霊兵士が4体転移してくる)
パイロン「………………」
エリカ「大神さん! シャッターの内側に……敵が!」
大神「なんだって!?
こちら側の敵は掃討したはずだ! どこから!?」
パイロン「……ここもまた、人間の世界か。
そして金色の鎖……まったく、興味深い」
大神「明らかに人間じゃない……!
まさか、新たな巴里の怪人!?」
パイロン「我が名はパイロン。
人間よ、この場所は私がもらいうける」
パイロン「傷ついた弱者に手をかけるつもりはない。
……去るがいい」
エリカ「そうはいきません!
シャノワールは渡せませんから!」
大神「たとえ、この身が砕けようと……
みんなの帰る場所は、守ってみせる!」
パイロン「滅ぶために戦うというのか。
まあいい、退屈な弱者に用はない」
(大神とエリカが向き合う)
大神「いくぞ、エリカくん。シャッターが破られる前に……
あの怪人……パイロンを倒すんだ」
エリカ「でも、大神さんの体が!」
大神「俺は倒れはしないよ、エリカくん。
守るべきものが、すぐ近くにあるんだからね」
(好感度アップ)
エリカ「大神さん……!」
(大神がパイロンの方へ移動すると、エリカが回り込んで止める)
エリカ「大神さん、エリカは……エリカは……」
大神「エリカくん、最悪の場合……
きみだけでも生き残るんだ。……わかったね?」
エリカ「………………」
エリカ「大神さん。エリカ、決めました」
エリカ「わたし、たった今……大神さんの
「巴里の恋人」をやめます」
大神「エリカくん……?」
エリカ「最期まで……大神さんと一緒に戦います。
だから……」
エリカ「だから、最後にわたしを……
ホントの恋人にしてください」
(大神がエリカに少し近づく)
大神「エリカ……くん……」
(エリカが大神に少し近づく)
エリカ「………………」
???(さくら)「そこまでよッ!!!!!!!」
(エリカが大神から少し離れる)
エリカ「ひゃっ!?」
(大神がエリカから少し離れる)
大神「いいっ!? な、なにもしてないよ!
こ、これは体が勝手に……!」
(テアトル・シャノワールの北側からさくらたちが歩いてくると大神たちがさくらたちの方を向く)
さくら「帝国華撃団! 参上っ!」
大神「さ、さくらくんっ!?」
(大神が後ずさる)
ナルホド「いやいや、ぼくたちは華撃団じゃ……」
さくら「………帝国華撃団、参上」
マヨイ「さ、さんじょう……」
フィオルン「な、なんか空気が重たい……」
アクセル「何をやってるんだ。
おい、あの二人が、さくらやジェミニの同僚か?」
零児「ああ、大神一郎とエリカ・フォンティーヌ。
華撃団の総司令官と、巴里華撃団のメンバーだ」
ナナ「そうなんだ。
……あれ? もしかして恋人同士ぃ?」
小牟(アカン)
ジェミニ「……ッ! の、ノォーッ!」
さくら「………………」
さくら「大神さんは、帝国華撃団の隊長で総司令です。
みんなの、大神さんなのです」
ナツ「なんかさ、特大の地雷を踏んでない? コレ」
リュウ「空気が……震えている……?」
大神「ゴ、ゴホン! きみたちは、どうやってここに!?」
ジェミニ「「森羅」の飛行機械を借りたんです!
紐育からここまでひとっ飛び!」
小牟「そういうことじゃ。
また会ったのう、大神一郎」
大神「「森羅」!? 確かに、見知った顔が……。
だけど、どうして紐育に?」
ケン「ニューヨークへ帰りたいだけだったんだが……
「こっちの紐育」に来ちまってな」
リーンベル「そこで、さくらさんたちを助けることになって……
巴里が危ないって話を聞いたんです!」
パイ「それで、駆け付けたってわけ。
ね、さくら?」
さくら「大神さんの危機ですから。
……そう、危機ですから、ね」
エリカ「さすがです、さくらさん!
大神さんのピンチに颯爽と駆けつけるなんて!」
さくら「そうね、「間に合って」
本当によかったわ、エリカさん」
エリカ「はい! そうですね!」
シャオユウ「い、息苦しい。空気が薄いよ……」
ヴァシュロン「壁の向こうには敵、内側にも敵。
その上でこの空気か。ハチャメチャだな」
デミトリ「そして内側の相手は……やはり貴様か、パイロン」
パイロン「……ダークストーカーズか。
何をしに来た」
モリガン「そのコたちを助けにね。
他に、金の鎖のことや、あなたのこともあってよ」
アティ「パイロン、あなたはまだ「はぐれ者たちの島」の
幽霊たちを連れているんですか!」
パイロン「それは少し違うな。
この者たちは、この場で私が呼んだに過ぎない」
カイト「呼んだ……? 召喚したということ?」
パイロン「今、この世界はゆらいでいる。
……だからこそ、面白いのだが」
零児(ゆらいでいる、だと?)
パイロン「時空に数多くのほころびが見える……
まるで星の渦のようだ」
平八「もったいつけた言い方はせんでもよい。
……何が目的だ?」
パイロン「この鎖だよ。
この鎖がどこから来ているか……興味があってね」
秀真「なに……?
おまえには、それがわかるのか?」
パイロン「何者かが、何かを探している。
……そう感じる」
桐生「それは「逢魔」ではない……とでも言うつもりか?」
パイロン「その真実を知るのは、このパイロンだけでいい。
失せるがいい、弱き者どもよ」
カズヤ「弱いだと? 聞き捨てならんな」
モリガン「強い弱いはともかく、さすが宇宙の支配者サマ。
……色々と知っていそうじゃない?」
大神「巴里の怪人ではなかったのか。
なら、壁の向こうにいる蒸気獣はどこから?」
ゼファー「とっつかまえて、聞き出しゃいいさ」
アティ「はい! そして、召喚術の悪用をやめさせます!」
大神「シャッターがいつまで耐えられるかわからない。
だが、みんなが来てくれた」
エリカ「はいっ、これなら……戦えますね!」
ジェミニ「よーし、一気に押し返していくよ!」
さくら「あちこちから、邪悪な気配がします。
みんな、油断はしないで!」
(勝利敗北条件表示、ステージ準備)
(防御シャッターに爆煙が複数あがり、防御シャッターが下りる)
大神「しまった! 防御シャッターが!」
ジル「よくもってくれたわ。
到着が遅れたら危なかったわね」
レオン「壁の向こうは……
中世の騎士みたいな連中か。こいつらは?」
さくら「この敵は、過去に巴里の怪人が
使っていた蒸気獣です!」
バージル「……パイロンが召喚した可能性は?」
ジェミニ「紐育に現れた魔人と同じで、
本物なんじゃないかなあ」
零児「魔人たちは、目的があって
リトルリップ・シアターを襲っていたが……」
ゼロ「ならば、こいつらの目的は何だ?
単なる破壊工作か?」
蘭丸
エックス「紐育では指揮している奴がいた。
……ここにもいるんじゃないのか?」
エリカ「やっぱり、巴里の怪人なんでしょうか」
大神「………………」
大神「ああ、そうだったらいいんだけどね……」
さくら「え? 大神さん……?」
飛竜「気をつけろ。この気配……何かいる」
ダンテ「これは……デビルか」
大神「………………」
(ブランシェの奥、テアトル・シャノワールの正面に殺女が転移してくる)
???(殺女)「ふふふ……」
ナナ「なんか、すごい格好の人来た!」
真島「なんや? シャノワールっちゅう店のママかいな」
大神「いや、ああ見えても帝国華撃団の副指令だった人だ」
さくら「そんな……! あやめさん!?
でもどうして……また、あたしたちの前に!?」
殺女「私は、降魔・殺女(あやめ)……
あなた達に会うために、この世界に舞い戻ったのよ」
大神「くっ……巴里の怪人が使った蒸気獣、
そして紐育の魔人の復活」
大神「予感はしていました。
あなたもまた……戻ってくると」
殺女「………………」
大神「でも、どうして……何が、あなたを蘇らせたんです?
もう俺たちと敵対する理由はないはずです!」
殺女「私は、今までに滅ぼされた降魔の怨念……
時の狭間によどんだ、人の悪意から生まれた存在」
さくら「つまり、あたし達の知っているあやめさん……
いえ、降魔・殺女ではない、と……?」
殺女「今の私は……この世界につなぎ止められている。
次元を貫く力によってね」
春麗「つなぎ止められた……?
まさか、鎖の効果だっていうの?」
ザベル
ワルキューレ「以前、ザベル=ザロックから得た情報では、
金の鎖は何かを指し示すもの……でしたね?」
仁「「逢魔」はそこから、何かを掘り出している。
だが、それ以外の力があるということか」
影丸「死した者を……蘇らせると?」
???「オゥ、そのあたり……知りたいデスカー?」
アリサ「だ、誰ですか!?」
うらら「この独特のしゃべり方、
おそらくあの人だと思われます!」
(南側の芝生の上にシースが転移してくる)
シース「オゥ、ワァオ! ずいぶん人がいマスネ~!」
シース「そして「森羅」のエージェンツ!
毎度毎度、こりないヒトタチデース!」
零児「おまえに言われたくない。
紐育の鎖を回収したのは……「逢魔」だな?」
シース「隠しても仕方ありまセーン!
その答え、イエス、アイドゥ!」
アキラ「この鎖が刺さった先に、
"何か"があるってことはわかっているんだ!」
ハセヲ「まさか……死んだ奴の魂が埋まってる、
とかじゃねえだろうな?」
シース「オゥ、ナニがナニやら、ちっともワカラ……」
殺女「……それは違うわ。
この鎖は、探している……己の半身を」
殺女「101個に分かれた……欠片を」
シース「……ホワットッ!」
小牟「なんじゃ? 101個……?
なんで殺女が「逢魔」のことを知っておるんじゃ?」
殺女「……この鎖は、欠片を探すために放たれたもの。
異次元に飛び散った魂を呼び寄せたのは……」
シース「オゥ、ストップ! ストップ!
ナーニを言っているのデスカネ~!」
ナツ「あれ? あの焦りっぷり……マジっぽくない?」
大神「どうして……どうしてそんな情報を
教えてくれるんだ?」
殺女「大神……一郎……。
私の体は……降魔の怨念に縛られている……」
殺女「だから……あなたが、それを断って。
降魔・殺女を……」
さくら「あやめさんっ!?」
殺女「………………」
殺女「……この体は、我ら降魔のもの。
この怨みは……消えることはないのだ、華撃団」
大神「あなたは……静かに眠るべき人だ。
……必ず、解放します。鎖の呪縛から!」
クリス「思わぬところから情報が出たな。
誰か……いや、何かが自分の体を探している?」
ハセヲ「へっ、急にネタバレを
食らったみてえだな、姉ちゃん」
シース「仕方ありまセーン! 見せてあげまショウ!
チョットダケヨー?」
小牟「何を見せる気じゃ。……ぬしも好きねえ」
(金の鎖が分解され、シースの周りに十八が3体と十五が2体出現する)
リュウ「鎖が……消えた!?
それと入れ替わりに、なんだ? 敵なのか?」
KOS-MOS「交戦データはありません。
新たな敵性体として登録します」
シース「ジューゴとジューハチ……
逢魔の新しいナカマなのネ~」
シース「オゥ、これがサルベージしたモノの正体ネ~!
これマジ、ホントなのデース!」
フィオルン「確かに初めてみる敵だけど……ホントに?」
ナルホド「う~ん、話を逸らそうとしてる
気がするんだけど……」
シース「ノンノン! 金の鎖はチョット危ないんデスヨ?
放っておくと……こんなコトもできマース!」
(シースの頭上に喚起の門の力の球が出現し、空中に上がると、召喚亡霊獣が4体出現する)
シエル「また、敵の増援部隊が!?」
アティ「これは……はぐれ者たちの島の……
はぐれ召喚獣!?」
バージル「パイロンと同じか。……つまらん芸だ」
シース「鎖は"ゆらぎ"を生み、次元の壁を柔らかくしマース!
こんなコトもイージーオッペレイション!」
アティ「もう怒りました! いい加減にしなさい!
かわいそうな召喚獣たち……送り返します!」
小牟「アングリー・ナウじゃな、アティよ。
何か方法があるのかの?」
アティ「ええ、こうするんです!」
(北西にあるカフェにアティが現われる)
アティ「逆召喚で、呼び出された召喚獣たちを
はぐれ者たちの島へ送り返します!」
シース「オゥ、リアリィ?
そんなことができマスかネ~?」
カイト「アティ先生、がんばってください!」
アティ「かわいそうな召喚獣たち……
元いた世界に……帰りなさい!」
(アティの頭上に喚起の門の力の球が現われ、少し上昇して消えると、傍に猫人が現われる)
(現れた猫人が周りを見回す)
???(フェリシア)「な、なになに!? 何が起きたの!?」
ジューン「なんか……ハダカなのが出てきちゃったけど。
先生、送り返すんじゃなかったの?」
アティ「え? ど、どうしてハダカの人が?
まさか……召喚の力が逆流しているの!?」
ヴァシュロン「逆流って……逆に、このハダカを
呼び出しちまったってのか? やるじゃねえか!」
???(フェリシア)「ハダカ、ハダカ言わないでよ!
アンタたちダレなのよ! それにここはドコ!?」
桐生「この娘……テレビで見たことあるな。
たしか、孤児院「ねこのこはうす」の……」
涼「え? あれって……映画『ドラゴン vs 猫又』の
フェリシアじゃないのか?」
フェリシア「それはケンに騙されて出た映画デビュー作!」
フェリシア「孤児院のことを知ってるのは……通だね」
フェリシア「……って、もっと有名なのあるから!
ミュージカル『この世は私のもの』とか!」
フェリシア「今だって、パリ公演でこっちに来てたんだからね!」
ケン「間違いないぜ。キャットウーマンのフェリシアだ。
俺たちの時代から引っ張りこまれたらしいな」
モリガン「災難ねえ、子猫ちゃん」
フェリシア「ケンに……モリガン!?
それに、なんか久しぶりに見る人たちも!」
フェリシア「どういうことよこれ!
誰が何をして、こうなったの!?」
アティ「ええと……その……ご、ごめんなさい!」
アリサ「意外とおっちょこちょいですね、先生は」
アティ「あ、あはは……」
フェリシア「あはは、じゃなくて!
ちゃんと説明してよね!」
エリカ「わたしにまかせてください!」
(エリカがフェリシアの傍まで歩いていき、黒猫の衣装になる)
エリカ「フェリシアさん!
同じネコ同士、戦えばいいんです!」
フェリシア「え? はい?」
エリカ「聞けば、フェリシアさんはミュージカルスター……
そう、あなたは神様に選ばれて、ここに来たのです!」
フェリシア「か、神様が? ホントに?」
エリカ「シスターであるわたしが保証します!」
フェリシア「あたしもシスターやってるけど……
関係あるのかなあ」
シース「オゥ、ミステイクをしたようデスネ~!
まさかのミュージカルスター、フェリシアとはネ!」
フェリシア「あなた、ダレ?
ウサギのダークストーカー?」
キャプテン「まあ、似たようなものさ。
色々と悪さをしている「逢魔」のエージェントだ」
ダンテ「奴がふざけた召喚術を使ったんでな。
アティはそれを送り返そうとしたんだが……」
フェリシア「なんでか、あたしが呼ばれたってこと?
もう、なんなのよ……!」
シース「ワタシたちの時代からも召喚はできる……
コレはチャレンジしてみる価値がありマース!」
小牟「何か、召喚術を使った悪事を
思いついたようじゃな!」
ジューン「ちょっと、そこの黒ウサギ!
イタズラはほどほどにしなさい!」
シース「イタズラじゃないのネ~!
もし成功すれば……ベリベリグッドなのデース!」
シース「サモン・フレンズ!
"新世界の魔獣"、カモン、ナーウ!」
(シースの上に喚起の門の力の球が現われ上空に消えると、シースの傍に小牟と沙夜が召喚される)
沙夜「あん、びっくりした!
私は妖狐、沙夜。今後ともよろしく、ね」
小牟「わしは仙狐、小牟!
うん、これから仲間。もちろん、チミのじゃよ?」
シース「召喚は大成功デース! イエスッ!」
デミトリ「……仲間の沙夜を召喚したのか!?」
イングリッド「もう一匹、ちんちくりんなのもおるが?」
小牟「誰がじゃ! まだまだ成長しとるっちゅうの!
毎日おいしい牛乳、ゴックゴクじゃぞ!」
ワルキューレ「……小牟さん!?
どうしてあなたが召喚されているんですか!?」
小牟「いい加減な術を使いおって!
この距離でわしまで召喚すな!」
シース「オゥ、ソーリー。ワタシもミステイクネ~。
でもサヤ、合流できましたデース!」
沙夜「あん、お風呂に入ってる時とかじゃなくてよかった。
シースちゃん、次からは、やる前に電話してね?」
シース「ラジャー了解ネ~!」
零児「小牟が急に消えて、何が起きたのかと思ったぞ。
そこに召喚されたのか」
真島「「逢魔」……新しい芸を覚えたようじゃのォ」
沙夜「次元を越える金の鎖を研究した結果、ね。
それ以外はナイショよ」
シエル「101個に分かれたパーツを集めている……
という話ですか?」
沙夜「……………!」
シース「オゥ、サヤ……色々バレちゃいましたデース!
AHAHAHAHAHA!」
沙夜「アハハ、じゃないでしょ。
……これはおしおきよ、シースちゃん」
シース「ノォウ! お尻はカンニンしておくんなマシ!
ワタシのせいじゃあ~りまセンのネ~!」
殺女「フフフ……じゃあ、誰のせいかしら?」
沙夜「あん、あなたは確か……降魔の。
なるほど、鎖の力に引かれたのね?」
殺女「降魔の怨みを晴らすため……
おまえたちの計画……利用させてもらうわ」
沙夜「……かまわなくてよ?
私たちに不利益じゃなければ、ね」
殺女「フフフフ……。
ならば……出でよ、降魔たち!」
(殺女の周りに降魔が出現する)
さくら「降魔……!」
大神「エリカくん、戻るんだ!
戦うしかない……!」
エリカ「わっかりました! じゃ、フェリシアさん!」
フェリシア「ま、しょーがない!
黒ネコさんに、つきあってあげよっかな!」
アティ「じゃあ、みんなの所へ行きましょう。
……フェリシアさん、ごめんなさい」
フェリシア「気にしない気にしない!
悩んだって始まらないし!」
(アティ、フェリシア、エリカが立ち去る)
零児「小牟! おまえも戻って来い!」
小牟「まったく、人をなんじゃと思っとるんじゃ!
わしの忠誠度が下がっても知らんぞ!」
(小牟が立ち去る)
沙夜「じゃ、私も準備させてもらおうかしら、ね」
(沙夜がカフェに転移する)
沙夜「そして、カムヒア! 片那ちゃん!」
(沙夜の周りに4体の片那が出現する)
パイロン「フフフ……退屈しない者たちだ。
そうでなくては、ここまで来た意味もない」
イングリッド「まったく、とんだ召喚合戦じゃったな。
ちと楽しそうではあったが」
パイ「まるで野外ショーね。
シャノワールの出し物だったらよかったんだけど」
フェリシア「いいんじゃない? それで。
バトルミュージカルの野外公演、いってみよう!」
エリカ「だったらエリカ、いつもみたいにがんばります!」
大神「エリカくん、まわりを巻き込んで
転ばないように」
大神「……この戦い、失敗はできない。
いくぞっ、みんな!」
(ステージ準備)
パイロン「今、この世界はもっとも面白い状態にある」
影丸「なに……?」
パイロン「やがて姿を現すであろう"新世界"……
それこそ、我がコレクションにふさわしい!」
シャオユウ「ちょっと! これ以上、ムチャクチャしないでよね!」
パイロン「機はまだ熟しておらぬ。
……ならば、次の世界を見ておくべきか」
うらら「どういうことなのでしょうか!
パイロンさん、一言お願いします!」
パイロン「フフフフ……」
(パイロンが立ち去る)
カズヤ「奴の復活もまた、金の鎖によるものならば……
奴自身がその力を放っておくはずがない」
KOS-MOS「パイロンの動向には、注意が必要だと思われます」
殺女「この力、この体……
我が降魔の復讐のために……!」
大神「降魔! あやめさんの心を解放しろ!」
さくら「あたしたちが相手になるわ!
あやめさんは、もう関係ない!」
殺女「私が関係ないだと?
どこまでもおめでたい連中だ」
殺女「戦いは始まったのだ! ……再びな!」
ジェミニ「どうすれば、解放できるの?」
エリカ「答えてください! あやめさん!」
殺女「……その答えは、戦いの中で見つけなさい」
殺女「大神……クン」
大神「……あやめさん……!」
(殺女が飛び去る)
大神「この戦い……これでもう引けなくなった。
……あやめさん、必ず……!」
沙夜「まあ、着の身着のままで呼ばれたんじゃ、
こんなものかしら、ね」
沙夜「ああ、そうそう。
ゴッドイーターちゃんたちの鎖は……回収したから」
アリサ「えっ!? 私たちが去った後でですか!?」
零児「ちっ、後手後手だな」
シエル「どのようにでしょう?
それがわかれば、私たちでも……」
(ナナがおでんパンを持っている)
ナナ「これあげるから教えてよ! ねっ!」
沙夜「ちくわぶ、モチきんちゃく……
このあたりが入ってないから減点ね」
ナナ「汁気が多いのばっかりだよ!」
クリス「だが、降魔・殺女……
彼女のおかげで情報は手に入ったぞ」
小牟「あちこち3周か4周して、100個のパーツを集めると、
ラスボスに会えるんじゃったな?」
沙夜「……101個よ」
零児「その数字、前に聞いたことがある。
ある『計画』の名前の中にな」
沙夜「………………」
沙夜「あん、いずれわかることよ。
その時には……手遅れかもしれないけど、ね」
(沙夜が立ち去る)
零児「「百一胎計画(ひゃくいったいけいかく)」……か」
シース「アウチッ! まったく野蛮なヒトビトなのデース!」
涼「コソコソとあちこち動き回ってる奴らに
言われたくないぜ!」
シース「オゥ、サルベージの第一段階は完了したのネ~。
今回はそれでオッケーとしまショウ!」
シース「では、シーユーネクスト!」
(シースが立ち去る)
ゼロ「鎖の先に埋まっていたのは……
「逢魔」の新しい戦力か」
ゼロ「だが……そんなに大層なものか?
呼び出された連中に、それほどの力があるとは思えん」
キャプテン「第一段階と言っていたね。
サルベージがすべて終わったら……どうなる?」
(テアトル・シャノワールの前に大神たちが集まっている)
大神「改めて礼を言わせてくれ。
みんな、ありがとう。助かったよ」
大神「さくらくんもだ。
キミが来てくれてうれしいよ」
(好感度アップ)
さくら「そんな……。
私は大神さんを助けたかっただけです」
うらら「ラブコメです!
ハゲシク、ラブコメが展開されているようです!」
ジェミニ「つきあう方は結構疲れるけどね」
金色の鎖
エリカ「あ、それはそうと!
金色の鎖……あれは何なんですか?」
エックス「話すと長くなるけど……
「逢魔」が何かを掘り出すために使っているらしい」
ケン「それが、さっきの敵か?
だが、そこまで強くなかったよな?」
キャプテン「金の鎖には、他にも効果があるようだし、
あの敵は単なる副産物かもしれないね」
零児「次元の壁をもろくする効果か。
さっきの召喚合戦も、そのせいだったな」
フェリシア「もう、とんだハプニングだよ!
公演すっぽかすことになっちゃう!」
パイ「諦めるしかないんじゃない?
私も撮影途中よ、フェリシア」
桐生「世界がこんな状態で、映画やミュージカルを
やっている場合じゃないだろう」
涼「ここまでの移動中、
ずっとゲームで遊んでなかったか?」
真島「あの車、ワシらが若い頃に流行ったゲームが
ぎょうさんあったからのォ」
カズヤ「無駄口を叩いている場合か。
これからどう動く?」
殺女
大神「俺はキミたちと一緒に行くよ。
……降魔・殺女を追う」
春麗「ええ、もうそれぞれの時代や世界の問題じゃないわ。
……みんなで解決しないと」
ナツ「まずは街をもう少し調べた方がいいんじゃない?
……まだ、ヘンな妖気が抜けてないよ」
秀真「妖気だと……?」
(轟音と共に地面が揺れる)
飛竜「地震……?
ナツの言う妖気の仕業か?」
KOS-MOS「次元の歪曲を確認。
大質量の物が出現すると思われます」
デミトリ「この力……向こうか!」
(全員が南を向く)
ワルキューレ「あれは、巨大な樹……ですか?」
バージル「例の鎖が刺さっているな。
それに、この澱(よど)んだ力は……」
エリカ「そ、そんな!? あれは……!」
小牟「あの樹はなんの樹なんじゃ!
気になる樹じゃぞ!?」
大神「あれはオーク巨樹(きょじゅ)……
かつて巴里を破壊した……怨念の樹だ!」
さくら「でも、あれは巴里華撃団が消滅させたはずでしょう!?」
クイーン・ゼノビア号
クリス「クイーン・ゼノビア号と同じく……
金の鎖の力で、再び現れたんじゃないのか?」
零児「放ってはおけない。
博士に連絡して、龍亀一號で突入を……」
裏嶋「そのことなんだけど。まさに」
リーンベル「あ、博士! ちょうどいい所に!」
裏嶋「あなたたちの期待のまなざしには、
応えられそうにないのね、これが」
龍亀一號
仁「何かあったのか? 車両を使いたいのだが」
裏嶋「あの樹が現れてから、
龍亀一號の動力が不調なのよ」
裏嶋「あれの内部にエネルギー反応があって……
それが干渉してるっぽいのよ。メイン動力炉に」
小牟「なんじゃと? あの樹のウラオモテまで
ひとっ飛び……っちゅうわけにはいかんのかの?」
平八「面倒な話じゃ。
下からよじ登るしかないのか?」
大神「………………」
大神「……手はある。
そのひとっ飛びをする方法が」
影丸「なに? まことか?」
凱旋門
アキラ「あれか。……凱旋門、だよな?」
エリカ「その通りです!
さあ、張り切って行きましょう!」
ナルホド「な、なんだろう?
とてつもなくイヤなヨカンが……」
シャオユウ「夜の凱旋門、すごく雰囲気あるけど……
でもねえ……」
フィオルン「嫌な顔してる人が結構いるけど、何があるのかな?」
ヴァシュロン「フッ……ビッグマグナムさ、お嬢ちゃんたち」
イングリッド「なんじゃ? 下ネタ?
官憲もおるというのに、いい度胸じゃ」
アクセル「ああ、現行犯だな」
ダンテ「いや、本物の銃が隠されてるのさ。
今、大神が博士と一緒に起動準備に行ってるぜ」
小牟「そういうわけじゃ。
ほれほれ、シューティング・フォーメーション!」
(轟音と共に揺れる。閃光)
レオン「どうなってるんだ?
こいつは確かに大砲だな……」
エリカ「そうです! これが巴里・凱旋門支部のとっておき、
巨大射出武器・ビッグマグナムなんです!」
ジェミニ「ち、ちがうよ!
リボルバーカノンでしょ!」
ジューン「これでどうするの?
……なんて、聞くのはヤボかしら」
アティ「そ、そうみたい……
もうオーク巨樹の方を向いてるし」
大神「みんな、準備はできた! 行こう!」
裏嶋「射出カプセルの準備はできてるから。完璧に」
マヨイ「もう発射されることになってるけど、
ちょっと待ってよ! 大丈夫なのコレ!?」
さくら「前の戦いで一回使ってるわ」
さくら「……その時は、途中で何人か落下してしまったけど」
フェリシア「死人出てんじゃん! ダメでしょ!」
ゼファー「いや、全員ケガ一つなかったし、平気だろ」
リュウ「ああ、竜巻旋風脚があれば大丈夫だ」
ハセヲ「そもそも、こんな仕掛け……なんであるんだよ?」
大神「これは欧州防衛構想……欧州のあらゆる都市に、
防衛戦力を送り込むために造られたんだ」
エリカ「専用のブースターを付ければ、
帝都にだって行けちゃうんです!」
大神「それに、オーク巨樹への突入は、
これで二回目……データはある」
シエル「データがあるのなら、成功率は高められます。
作戦を実行しましょう」
ゼロ「そうだな、あれのせいで車両が動けないのでは、
今後も動きづらくなる」
零児「よし、三隊に分かれて、射出カプセルに乗り込もう」
カイト「結構人数がいるから……
またギュウギュウ詰めになりそうですね」
ヴァシュロン「イカしたギャルたちと、一つカプセルの中……。
お兄さん、ちょっと楽しみだね!」
真島「そう言われればそうやな。いっひっひ」
モリガン「あらあら、楽しそうね」
アリサ「……ほほえましくないです。
これは、何か手を打つべきですね」
パイ「なにやら不穏な空気だけど……
博士、お願いできるかしら?」
裏嶋「了解よ。エネルギー反応の一番高い場所に
撃ち込むから安心して」
裏嶋「珍しい植物とかあったら、持って帰ってくるように。
売ったり、食べたりするから。無駄なく」
ナナ「新しいおでんパンが作れるかも!」
ジル「バイオハザードが起きかねないから、
やめておきなさい、ナナ」
大神「俺たちの目的は、あくまでオーク巨樹の排除だ。
……みんな、必ず全員で生きて帰るぞ!」