マスヨ「どうなの? タイゾウ君」
タイゾウ「ふう…
ああ、あとはエンジンがかかりゃ、
抜け出せるはずだ」
ロック「すいません、タイゾウさん」
ロック「じゃあロールちゃん!」
ロール「うん! エンジン、始動させるね!」
トロン「翼が一枚取れてるけど、飛べるのォ?」
トロン「オホホホ、
空中分解するんじゃありませんことぉ?」
小牟「…どうしてケンカ売るかのう。
ホントに置いてけぼり食らっても
知らんぞ?」
コブン1号「トロン様、無計画ですぅ」
(ゆれ、爆発音)
ワルキューレ「な、なんですか!? 今のは…」
零児「爆発…? 内部からだぞ」
零児「中にいる連中はどうなっているんだ?」
(エレベーターが上がってくる)
中村「みなさん、ここにお集まりでしたか」
桃「よかった、無事だったんですね!」
超戦士1P「おいおい、ずいぶんいるな」
超戦士2P「パーティでも始めるつもりだったのか?」
ひろみ「だ、誰…? この人達」
ケン「説明はパスだ。話すと長くなるんでな」
キング『む…? だが、まだずいぶんと人数が
足りないようだが…』
(エレベーターが上がってくる)
KOS-MOS「お待たせいたしました」
シオン「KOS-MOS、無事だったのね」
フェリシア「これで全員そろったね!」
フェリシア「…っていうか、増えてるよ!」
飛竜「…時間がない。
『第三の月の都(ザ・サードムーン)』は
もうすぐ爆発する」
零児「…なんだと?」
ルーティ「ホントよ。ドカンとハデにいくらしいわ」
スタン「こんな所で吹き飛ばされたら…
俺達どうなるんだ?」
シルフィー「それでは皆さま、私は店の転移装置を
使って退散いたしますので、これで」
シルフィー「では、モモ様、行きましょう。
来て頂けましたら“これ”を差し上げます」
(シルフィーが何か企んでいるような顔をする)
シルフィー「この“服”を着ければですね…」
M.O.M.O.「あ、はい…」
シオン「ちょ、ちょっと待って!
自然な流れでモモちゃんを連れて
行かないでください!」
シオン「モモちゃんも何かくれるからって
ついて行っちゃ駄目!」
シルフィー「バレましたか。ではごきげんよう」
(シルフィーが立ち去る)
超戦士1P「奴め…さっさとトンズラしやがって」
アーサー「俺達はどうする?
脱出方法はあるのか?」
ロール「フラッター号、行けるわ!」
ロック「みんな、早く乗って!」
ロール「全員乗った!?」
トロン「私で最後よ!」
トロン「グスタフにバイク2台も格納庫へ
放り込みましたわ! 早く出して!」
御剣「おう、ちゃんと飛ぶんだろうな。
この鉄の船は」
飛竜「…飛ばなければ終わりだ。
どちらにせよ急げ。間に合わんぞ」
ロック「ロールちゃん、頼む!」
ロール「フラッター号、急速発進!」
(発進)
キャプテン「脱出成功のようだね。
…だが、これからどうするべきか」
さくら「わあ! 神月さん、窓の外見て!
宇宙だよ、宇宙!」
かりん「宇宙旅行に来たわけではありませんわ」
『第三の月の都』地球包括管制セクション
かりん「私達が闘っていた場所から見えた地球…
距離はだいぶ離れていますわよ」
フーバー「仮にたどり着けたとして…この艦が
大気圏突入に耐えられるかどうかも
わかりましぇん」
ロール「この損傷じゃ…厳しいかも…」
タキ「妖術が使える者達で何とかできぬのか?」
モリガン「そんな便利な力があるなら、こんなに
苦労してないわよ」
カイ「…イシター様…私達をお救いください…」
サビーヌ「もう神頼みしかないってのかよ…」
クリノ「でもイシター様ならば、もしかしたら…」
???(イシター)「…カイ……私…声が…聞こ……すか…」
カイ「……!?」
イシター「…カイ…私の声が聞こえますか…」
ギル「あなたは…女神イシター…!」
カイ「イシター様!
神界から、私に呼びかけを!?」
零児「本物なのか?」
小牟「妖術の一種じゃな。
前に安駄婆もやっとったじゃろ?」
小牟「テレビ電話みたいなもんじゃな」
ワルキューレ「イシター様、何か起きたのですか!?」
イシター「ワルキューレ…無事だったのですね」
イシター「…今、どちらにいるのですか?」
ワルキューレ「物質界の、“ウチュウ”という
場所にいるのですが…」
天空寺院・エントランス
イシター「大至急、神界へ行くのです。
…天空寺院に大変な事が起きています」
クロノア「天空寺院…!?
もしかして、ロロや大巫女様の身に
なにか!?」
ガンツ「ちっ、次から次へと…!
ケド、大至急行けって言われてもよ」
イシター「私の力で、次元の扉を開き…
あなた方を天空寺院へ送り届けましょう」
デミトリ「そのような力があるならば、
なぜもっと早く使わんのだ? イシター」
零児「…そうか、天空寺院…
俺達の世界とつながっているんだったな」
小牟「おお、そんな話があったのう。
イシターの神殿から、そのためにあの寺院へ
向かった事が」
小牟「ん? でもあの時は転移はできんとか
いう話じゃなかったかの?」
イシター「その通りです」
イシター「ですが、あれから“次元の壁”の崩壊は
進み、物質界と天空寺院は行き来できる
ようになっているのです」
カイ「では、イシター様のお力ならば…!」
カイ「イシター様、すぐに私達を天空寺院に
向かわせてください!」
イシター「あなた方にばかり頼るかたちにになり、
申し訳ないと思っています」
イシター「私もエンマも…今はそれぞれの世界を
離れる事ができないのです」
ワルキューレ「イシター様の手足となり、戦うのが
私の使命です」
ワルキューレ「クリノもサビーヌも…再び私と共に
戦ってくれます」
ワルキューレ「…この世界の混乱を収めるためにも…
私達をお導きください」
イシター「…わかりました」
イシター「あなた方に幸運があらんことを」
(次元転移)
(天空寺院のエントランス前にスペンサーレイン号がある)
ブルース「…こいつは…なんてこった…」
ブルース「大変な事と聞いて、いろいろ予測したが…
想像をはるかに越えてるな」
英雄「これはどう見ても、私達の世界の
客船ではありませんか!?」
レイレイ「っていうか、この船…アタシ達
乗ってなかった?」
リュウ「ああ、俺やケンが日本へ来るために
乗っていた船だ」
メモリディスク
レジーナ「そして秘密裏に『サードエナジー』の
機密ディスクを運搬していた船でもあるわ」
アイビス島
レジーナ「もしかしたら、アイビス島の近くに
いたから、転移に巻き込まれた…?」
鳳鈴「ふう…どうでもいいわよ、経緯なんて」
鳳鈴「スペンサーレイン号…。もううんざりね」
ブルース「…切っても切れねえ運命らしいな」
響子「でも、どうしてこんな…」
龍宮城
景清「…驚く事もあるまい。
龍宮も魔界より、我らが住まう世に
飛ばされたのだ」
たろすけ「たしかになあ。
それに比べれば、まだ小さいか…」
ゲゼルシャフト号
フラッター号
翔「左様」
翔「ゲゼルシャフト号、フラッター号…
異世界から異世界への転移には前例が
多数存在する」
凱「うむ。世の乱れ、ここに極まれリ」
春麗「ここのところ…こういう事が頻繁に
起こってるわね」
春麗「どうなってしまうのかしら、世界は…」
仁「世界の心配より、この場で起こって
いる事の方が重要だ」
仁「…嫌な予感がする」
クロノア「そうだよ!
ロロや大巫女様の無事を確かめなきゃ!」
天空寺院・大巫女の間
零児「よし、何人かを大巫女の間へ回そう」
零児「残りのメンツは、船の中を調べてくれ」
仁「わかった。行こう」
仁(なんなんだ、この胸騒ぎは…)
平八「やはりここにも誰もおらんか」
平八「…何が起こったかしらんが、
人騒がせな話よ」
平八「船は一体どこに打ち揚げられたのか…」
(ゆれ、轟音)
平八「む…!?」
(轟音の後、ガイニートーレンが壁をぶち破って出現)
平八「なにッ…!?」
(ホロッコ等が出現)
平八「ふん、こやつらが巷(ちまた)を騒がす
モンスターどもか」
平八「ちょうどよいわ。
一度、殴り倒してみたいと思っておった」
平八「考えるのは後回しよ。
…さあ、かかって来るがいい!」
(オーガが出現)
平八「まだ出おるか。大した歓迎ぶりよ」
???(オーガ)「………」
平八「なにっ!? こやつは…オーガ!」
平八「ふん、やはりシャドルーの仕業だったか」
平八(だが、なぜ仕留めたはずのこやつが
動いておる…?)
平八(シャドルーの総帥、ベガは不可思議な
力を持っておると聞く)
平八(うさん臭い話だが、その力のせいか?)
オーガ「………」
平八「フフフ…まあいい」
平八「“あの時”は殺す以外、捕らえる
方法がなかった」
平八「だが、一度殺した者を生け捕りにできる
機会が巡ってくるとは、なんという僥倖よ」
平八「闘神オーガよ、覚悟を決めるがいい」
平八「わしは三島平八。
ほしい物は必ず手に入れる男よ…!」
(ソウルエッジの共鳴、次元転移で玉座にソウルエッジが出現)
平八「ぬう!? なんじゃ、剣…?」
平八「…なんという妖気よ。
邪剣…まさかオーガはこいつに引き寄せ
られたのか?」
平八「壁をぶち破っておる、この鉄塊も…」
???(ジュノ)「少なくとも、
後者はそうではありませんよ」
平八「なに? 誰じゃ!」
ジュノ「ここに飛び込んだのは偶然です。
その凄まじいエネルギーを持つ物に
引き寄せられた可能性はありますが」
平八「…ロボット? 貴様、何者だ」
ジュノ「私はジュノ。
ロックマン・ジュノと申します」
ジュノ「あなたは…デコイの一人のようですね」
平八「デコイだと…?」
ジュノ「まあいいでしょう。
これより、実験の検証に入らなければ
ならないのです」
ジュノ「あなたのような不確定要素になりうる
ものを排除するのも、私の役目」
ジュノ「消えていただきましょう」
平八「面白い。何がどうなっておるのかは
わからんが、この三島平八…
挑まれた勝負から逃げはせん」
平八「叩きのめして、貴様の電子頭脳、
爆田の奴にでも引き渡してくれるわ!」
(零児達が出現)
零児「なんだ!? 何が起こった…!?」
ロック「こ、これは…!」
小牟「な、なんちゅう大胆なリフォームじゃ…。
これも匠(たくみ)の技?」
ワルキューレ「大巫女様…ずいぶんと思い切った事を…」
シオン「…どう見ても違うと思いますけど」
レジーナ「なんなのこれは…ロボット?」
クロノア「そんな事どうでもいいよ!
ロロは!? それに大巫女様は!?」
ガンツ「なんだこりゃ、このデカブツはよ?」
ジュノ「おや? あなた方は…」
トロン「ああっ! ロック! あいつ…!」
ロック「君は…ジュノ!
それにこの巨大なリーバードは…
ガイニートーレン!」
コブン1号「お、おっきいですぅ…!」
ロール「ロック、この多脚リーバードの事、
知ってるの!?」
ロック「うん、前にカトルオックス島で
戦った事がある…!」
ロック(ジュノだけじゃない…
あの時のリーバードまで、新しく
造り直されてる…!?)
平八「いきなり入って来おって…
なんだ、貴様らは」
さくら「わ、びっくりした。
すごい髪型のムキムキお爺ちゃんが…」
かりん「そんな…!
なぜあなたがこのような場所に!?」
仁「…み、三島…平八ッ!?」
平八「むう…?」
平八「貴様は…仁!? 風間仁か!
なぜこのような場所におる!」
仁「そんな事はどうでもいいッ!」
仁「ようやく会えたな…三島平八…!」
春麗「三島平八…!?
三島財閥の総帥が、どうしてここに!?」
平八「貴様は…たしかインターポールの刑事か」
平八「どうして、だと? それはわしの台詞よ!
そういう貴様らはどこから来た!」
仁「俺達は…」
(ソウルエッジを見る)
ソウルエッジ
M.O.M.O.「あ! 待ってください!
このエネルギー反応…ソウルエッジです!」
KOS-MOS「過去のデータと一致します。
間違いありません」
景清「ぬう…『そうるえっじ』…!
このような場所にあったか」
たろすけ「…なんでこういうヤバそうな所を
狙って出てくるかなあ」
御剣「へっ…厄介事の中心には、大体こいつが
ありやがるな」
タキ「…災厄をばらまいているとしか思えぬ。
早々に処分すべきだな」
平八「ソウル…エッジだと…?」
平八「あの禍々しい“気”を放つ剣の事か?」
クリノ「あれは危険な剣なんだ。
悪い事は言わない、近づいては…」
仁「そんな物はどうでもいいッ!
俺は貴様を倒すために、三島流を捨てた!
俺と闘え! 三島平八ッ!」
サビーヌ「おいおい、ジン。
何を熱くなってるんだよ。落ち着けよ」
リュウ「待つんだ、仁君。
あの男と君の関係はわからないが、
この状況では…」
ギル「くっ…一体なにが起こっているんだ?
大巫女様は無事なのか?」
カイ「わからないわ。いらっしゃるとしたら…
多分奥だと思うけど…」
小牟「…こりゃ収拾が付かんな。
ここがこんな人気スポットだったとは
知らんかったぞ…」
零児「各人の思惑がバラバラだ。
冷静に状況判断をしなければならない時
だというのに…!」
小牟「…やれやれ、偉そうに。
ぬしもあの女狐が出て来おったら、
そんなに落ち着いておれんじゃろが」
フェリシア「いい加減ふっきりなって、レイジ」
キング『ふざけている時ではないぞ。
敵が少ないに越した事はない』
M.O.M.O.「あの…さらに熱源が接近して来て
いるんですけど…」
マスヨ「なんですって? 方向は!?」
ひろみ「ええと、隠れた壁の方です!」
零児「ちっ、敵の増援か。
こんな混乱している時に…!」
小牟「あ、あやつではないじゃろな…」
(ロックマン・ジュノの傍にシャドルー親衛隊が出現)
ユーニ「………」
ユーリ「………」
キャミィ「………」
リュウ「うっ…シャドルー親衛隊!?」
春麗「彼女達が異世界にいるという事は…!」
ケン「ああ、当然いるよな。…奴がよ!」
春麗「…ベガッ!」
(ロックマン・ジュノの傍にベガが出現)
ベガ「ククク…よくわかったな、
インターポールの刑事よ」
春麗「サイコパワーで次元を越える…
アイビス島で見せてもらったわ!」
キャプテン「巡洋艦ヴォークリンデでね。
…あの時の不可思議なパワーを持った男か」
翔「拙者は初めて会う。
凱殿、おぬしは知っているのか?」
凱「…あの者こそ、サイコッパーワーを
使いし男、ベガ…!」
凱「まさしく世を乱す者でござる」
リュウ「ベガ…ッ! 本当に…おまえなのか!」
ベガ「貴様に受けた屈辱は忘れはせぬ。
ソウルパワー無き今、勝つのはこのベガの
サイコパワーよ…!」
リュウ「………」
リュウ(ローズの事は…知らないらしいな)
リュウ(だが…彼女が敵となった今、俺は再び
倒せるのか、この男を…)
リュウ(それに…なんだ…?
さっきから…この…感覚は…)
(鼓動)
ベガ「リュウよ、以前の闘いで…
貴様はこのベガにとって、なくては
ならない存在となった」
リュウ「………」
小牟「なんじゃ…? ラ、ラブコール?」
春麗「そうじゃない…」
春麗「ベガ、
あなたはもしや…リュウの体を!?」
ベガ「その通り。このベガが『ベガ』という名の
支配者であり続けるために…リュウよ」
ベガ「…貴様のその強靭なる体と魂、
もらい受ける!」
ジュノ「…手の内を見せすぎるのは
どうかと思いますが?」
ベガ「フフフ…かまわん。わかったところで、
こいつらに何ができるわけでもあるまい」
ロール「え? この二人…仲間同士なの…?」
ロック「ジュノ!
君とその男とはどういう関係なんだ!」
ブルース「ロック、おまえは知らないかもしれんが…
あの赤い軍服野郎はベガ。
…とんでもない大悪党だ」
『第三の月の都』エントランス
レジーナ「第三の月…だったかしら?
…ベガがあそこの連中とつるんでいた事を
考えると、このつながりも当然ね」
ベガ「ほう…
『第三の月の都(ザ・サードムーン)』の
事を知っているのか?」
飛竜「当然だ。…忘れるわけがない」
零児「…いろいろあってな。
行きたくもなかったが、成り行きで
暴れるはめになった」
ルーティ「それも、そこにある『ソウルエッジ』の
せいでね!」
スタン「今回は大丈夫なのかな…」
アーサー「うむ、またどこかに吹き飛ばされるのは
ゴメンだな」
ベガ「ならば…こいつらも知っているな?」
(グノーシスが出現)
ロール「あ、え!? グノーシス…!?」
ジェネティー「………!」
フーバー「間違いありましぇん!
ゴーレムの上位タイプでしゅ!」
超戦士1P「チッ!
なんてもんをオモチャにしてやがる」
超戦士2P「ガキにいじらせるにゃ、少しばかり
物騒だな」
シオン「まさかこのグノーシス達は…第三の月で
複製された…!?」
ロック「ジュノ!
これは君がベガという男に!?」
ジュノ「さて…どう思われますか?」
ベガ「異世界の化け物…なかなか興味深い。
そこの闘神オーガも含めてな」
オーガ「………」
キング『闘神…オーガだと!?』
フェリシア「キングさん、知ってるの!?」
キング(野獣神父…
先代キングを殺したという…オーガ!?)
平八(…今、化け物を“複製した”…と
言っておったか)
平八(なるほど、死したはずの闘神オーガが
生きて動いておる理由は…)
仁「オーガ…!? そこにいるのは…
第三回大会の…あのオーガなのかッ!?」
仁「母さんを…母さんを殺した…あの…!」
平八(む…? 仁め、こやつ…)
英雄「風間君、今なんと言いました!?」
響子「お母さんを…殺した…?
この緑色の大男が!?」
仁「………」
(鼓動)
リュウ「仁君!?
…くっ、な、なんだ…この“気”は…」
ベガ(む…? リュウの“気”が…乱れた?)
M.O.M.O.「え…? エネルギー…反応?
あの…ジンさん…?」
デミトリ(魔力…?
こやつの体から、魔力に近い何かが?)
モリガン「ちょっとジン。今、あなた…」
仁「………」
仁「…なんでもない、大丈夫だ」
仁「オーガに三島平八…!
まとめて地獄に送ってやるッ…!」
リュウ「ま、待つんだ、仁君。敵が多すぎる…!
無理をすれば、囲まれてしまうぞ…!」
平八「ふん。わしはベガに話がある。
貴様らは勝手にするがいい」
平八「それとも…シャドルーに混ざって、
わしを狙うか? 仁よ」
仁「…くっ…平八…!」
零児「…とても身内同士の会話とは思えんな」
小牟「いろいろあるんじゃろう。
風間君の家庭の事情…っちゅうやつじゃ」
ワンダーモモ「え~と…
で、誰が敵で誰が味方なんですか…?」
ベラボーマン「そうですねえ…
一度整理した方がいいようですね」
ブルース「カザマ、ミシマ・ヘイハチはこっちに
とっては重要参考人だ」
ブルース「できれば、生きたままで捕らえたい」
春麗「そうよ。シャドルーとの関わりも
聞き出さなければならないわ」
レイレイ「まあ最悪、アタシみたいな状態でも
話を聞くことはできるワケだけど」
鳳鈴「あなたは黙ってなさい、レイレイ」
仁「だが、俺は…!」
平八「ククク…どうするのだ?
わしはどちらでもかまわんがな」
零児「三島平八は必ず捕らえる。
…そのあと、君が好きにすればいい」
小牟「うむ。ぐるぐるに縛り上げて、
ミノムシ状に吊るしたるわい。
好きに殴る蹴るしてOKじゃぞ?」
平八(インターポールの刑事だけではなく、
アメリカ統合戦略軍に政府の特殊部隊
『森羅』のエージェントか)
平八(…厄介な事になりそうではあるが…)
仁「…わかった」
仁「奴との勝負は誰にも邪魔させない。
先にシャドルーやロボットどもを倒す…!」
仁「平八! 逃げるなよ…!」
平八「わしにそのような口を利くなど、
普通ならこの場で叩き潰すところだが…」
平八「かわいい孫の言う事では仕方あるまい。
…フハハハハハ!」
仁「言うな…! 外道が…!」
ジュノ「仲間割れしてくれれば楽だったのですが、
うまくいきませんでしたねえ」
ベガ「かまわん。どの道、皆殺しだ」
ジュノ「…あのリュウとかいう男はいいのですか?」
ベガ「ここで死ぬならそこまでの男よ。
…行け、親衛隊。そしてグノーシスども」
タイゾウ「やりとりはさっぱりだが、ようやっと
かかって来るらしいぜ」
タイゾウ「…さっさとしろってんだ」
シオン「簡単に倒れるわけにはいかないわ…!
モモちゃん、お願い!」
M.O.M.O.「わかりました!」
M.O.M.O.「ヒルベルトエフェクトを展開します!」
(M.O.M.O.がヒルベルトエフェクトを展開)
M.O.M.O.「あ…!
エネルギー反応、急速接近中です!」
ブルース「なんだと!? 今度はなんだ!」
ワンダーモモ「やっとここまで減らしたのに…!」
ベラボーマン「はあ、まるでラッシュアワーですねえ。
時間をずらしてほしいものです…」
M.O.M.O.(あれ…? このエネルギー反応…
さっき、ジンさんから感じたものに…
似てる…?)
(羽音の後、ソウルエッジの傍にデビルカズヤが出現)
デビルカズヤ「…ククク…フフフフフ…」
ロール「きゃっ! モ、モンスター!?」
アーサー「なんと、青い…悪魔…!?」
平八「ぬう…ッ!?」
ロック「モンスターと人間…どっちなんだ…?」
たろすけ「ちょ、ちょっとちょっと! アイツって…」
景清「…うむ。この妖気、相違あるまい」
龍宮城
零児「龍宮城で会った悪魔…三島一八かッ!」
仁「…俺は運がいい。
三島平八、そして一八…労せずして
会う事ができたとはな…!」
平八(…なんと、一八め。
完全に封じておいたはずが…!)
ベガ「こやつは…人間か?」
ベガ「だがこのパワー…ククク、
世界は広い。強靭な肉体、魂を持つ者は
どこにでもいるものだ」
デビルカズヤ「強い力と、覚えのある“気”…
それをたどって来てみれば、面白い事に
なっているようだ…」
平八「一八…?」
平八「…いや、貴様…誰じゃ…ッ?」
仁「なに…?」
デビルカズヤ「…ふん、我(われ)は貴様らが
『デビル』と呼ぶ存在…」
デビルカズヤ「20年前、貴様に殺されかけた時に
分離した我が半身をこやつから取り戻す…」
デビルカズヤ「今こそ我が復活の時…!」
シオン「な、何を言っているの? 別人…?」
仁「馬鹿なッ!
俺が龍宮城で出会った時…こいつは確かに
三島一八だったッ!」
マスヨ「ひろみちゃん、リューグーで会った時の
データと照合してみて」
ひろみ「了解(コピー)」
ひろみ「…ええと、外見的な特徴や、検出される
エネルギーなどは、一致してますけど」
春麗「もしかして…偽者…!?
第三の月で会った、ドッペルような…」
零児「違うな。…憑かれた可能性の方が高い」
仁「憑かれた…だって?
おい、どういう事なんだ?」
小牟「簡単に言うと、人格が別の人間のものに
なっちょるっちゅう事じゃ」
モリガン「魔界では珍しい事じゃないけど?」
小牟「じゃが、それより先に確認せねばならん事が
あるじゃろ」
クロノア「へ? そんなのあったっけ?」
ガンツ「忘れてンじゃねェよ。
ほら、アレだよ、アレ。え~…」
リュウ「あれか。…聞かなければならないな」
リュウ「『黄金の種』…
本当にあんたが持っているのか?」
(共鳴)
黄金の種
デビルカズヤ「…これの事か」
デミトリ「…ほう。これが…」
小牟「うわわ、なんちゅう妖気じゃ…!
あれが龍宮から盗まれた…『黄金の種』!」
レジーナ「そして、私達が取り返さなければ
ならない物ね。…あれが本物なら、だけど」
サビーヌ「そうか、ニセモンの可能性も…あるな。
どうなんだ?」
ワルキューレ「あの輝き、この強い魔力…クリノと共に
奪還したものに間違いありません…!」
クリノ「『黄金の種』…見間違えはしない…!」
デビルカズヤ「…これは渡せんな。
我(われ)がカズヤを押さえ込めたのは
この魔力があったからこそだ」
ソウルエッジ
デビルカズヤ「さらにこの剣があれば…我が力は、
より完全なものとなる…」
カイ「彼もまた、『ソウルエッジ』を…!」
ギル「…そうらしいね。
だが、こんな邪悪な魔力を持った者に、
渡すわけにはいかない…!」
響子「英雄先生、あの悪魔…奇妙な事を
言いませんでした?」
英雄「…ええ。“カズヤを押さえ込む”…?」
平八(一八め…得体の知れぬ意志に、人格を
乗っ取られおったようじゃな)
平八(どちらでもかまわん…奴を研究すれば、
わしにもデビル因子が…)
仁「…どうでもいいさ。
その剣は渡さん、種は返してもらう。
そして…」
仁「貴様は殺す」
小牟「…こんな状況で『ソウルエッジ』と
『黄金の種』が揃ってしまうとはのう…」
御剣「いいじゃねえか。手間が省けるってもんだ」
御剣「…全部いただくぜ」
タキ「少し話が出来すぎているのは気になる。
すんなりと事が運べばよいが、な」
小牟「…って、ありゃ、零児?」
(零児が傷を押さえる)
零児「………」
キング『アリス君、傷が痛むのか?』
フェリシア「うえ、もしかして…?
ちょっとレイジ…あんたの傷から、なんか
出てるんじゃないの? 信号とか」
小牟「…零児、ぬし、ええ加減にせえよ」
零児「俺のせいにするな。
ちっ、厄介な時に厄介な奴が…!」
(入り口付近に『逢魔』が出現)
沙夜「うふふ…
なんか面白そうな事になってるじゃない?」
沙夜「あら、坊や達もいるみたい、ね」
沙夜「はぁい、お元気?」
零児「…くっ」
スタン「あっ、前に詩を書いてるって言ってた…
敵の人!」
ルーティ「あれはウソ情報だったでしょうが…」
ベガ「『オーマ』の化け物か。何しに来た?」
ベガ「サイコパワーによって、次元の壁を越える
方法は、完全に手中に収めた」
ベガ「もう貴様と馴れ合う理由はない」
沙夜「あん、さすが悪人らしいお言葉ね、閣下。
用が済んだらポイなんて…傷つくわ」
ベガ「ふん、貴様がここにきた理由は、
このベガが引き起こした混乱に乗じて、
その剣を奪おうという算段なのだろうが」
沙夜「うふふ…」
シオン「引き起こした…混乱!? それって…」
ロック「この部屋にあのリーバードを
突っ込ませたのは…ジュノじゃなくて、
あの男…!?」
キャプテン「グランドマスターの持つ、空間転移技術を
完全に自分のものにしたらしいな…」
ジェネティー「………」
フーバー「そうでしゅね。大変な事でしゅ…」
凱「ベガ…ますますもって捨て置くわけには
いかなくなった。雌雄を決すべし…!」
翔「右に同じ。コマンドーチームの名にかけて
きゃつは討たねばなるまい」
沙夜「ではベガ閣下?
お付き合いはこれでおしまいだけれど、
最後にご一緒していいかしら?」
ベガ「好きにするがいい」
ベガ「…“神”がどうしたとかいう、貴様ら
『オーマ』の計画になど、興味はない」
沙夜「……!」
零児「なに…!?」
沙夜「そ、それ以上はダメ!
その事はまだヒミツなの!」
ベガ「ふん…まあいいわ」
小牟「なんじゃ?
沙夜の奴め、珍しい慌てっぷりじゃが…」
小牟(…“カミ”? “神”の事かの?)
零児「“計画”…だと?
何の事を言っている、沙夜」
沙夜「な、何でもないのよ、坊や」
沙夜「もう…いやあねえ。
女のコの秘密を聞きたがるなんて、
嫌われちゃうわよ?」
零児「…心配するな。おまえになんぞ
好かれたくもない」
零児「ベガが言った“逢魔の計画”というのは…
次元の壁を裂き、それぞれの世界を混乱に
陥れるという事…か?」
沙夜「………」
沙夜「ばれちゃったら仕方ないわねえ。
その通りよ、坊や」
零児「………」
超戦士1P「世界を混乱に陥れる…か。
ずいぶんと大それた事を考えてやがるな、
この姉ちゃん」
超戦士2P「いい女には気をつけろ…って事さ」
零児(…違うな。
さっきの慌てようと、この態度…)
零児(それに…世界の混乱を助長するという
事なら、次元の壁がズタズタになって
いる今…さほど重要な事とも思えない…)
零児(それに、“カミ”がどうした…
とも言っていた)
零児(『逢魔』の計画…調べてみる必要が
ありそうだな)
ジュノ「なにやら混乱してきましたが…
お話はここまでにいたしましょうか。
こうなれば…仕方ありませんしねえ」
(ロックマン・ジュノがガイニートーレンから降りてくる)
ロール「あ! お、降りてきた!」
ジュノ「不確定要素が多すぎますので…私自ら
その要素を取り除くとしましょう」
コブン28号「ト、トロン様ぁ、戦闘態勢みたいですぅ!」
トロン「そうみたいね。
カトルオックス島ではロックに全部
任せちゃったけど、今度は私もやるわよ!」
ロック「ジュノ、やっぱり君は危険だ。
この場で…僕が倒す…!」
タイゾウ「俺もやらせてもらうぜ。
ややこしい話には、もううんざりだ」
ベガ「親衛隊よ。貴様らも行け。
邪魔な『シンラ』の連中を片付け、
あのデビル某を捕らえるのだ」
ユーニ「了解しました」
ユーリ「任務:了解」
(ユーニ、ユーリがガイニートーレンから降りる)
キャミィ「………」
ベガ「どうした、キャミィ。貴様も行かぬか」
キャミィ「…りょ、了解」
(キャミィがガイニートーレンから降りる)
ベガ(この前の任務から、様子がおかしい。
…ふん、使い物にならぬのなら…)
ブルース「ちっ、敵も本腰を入れてきやがったか」
鳳鈴「弱気にならないでよ、ブルース。
シャドルーの尻尾を掴む…
いいチャンスだわ」
レイレイ「真面目アルなあ。
ま、アタシも協力するし、問題ないアル」
レジーナ「アリス、攻撃を開始するけど…
いいわね?」
零児「ああ。『黄金の種』の奪取と、
『ソウルエッジ』の確保が最優先だ。
頼むぞ、みんな」
KOS-MOS「了解しました」
飛竜「…かまわん」
春麗「わかってるわ。わかってるけど…」
キャミィ「………」
春麗(やっぱり…この娘からは、人間らしい
感情と“気”のゆらめきを感じる…)
春麗(何とかできないかしら…)
リュウ「ベガ…ローズの力を借りずとも、
おまえはこの…俺が…」
かりん「私達もおりますわ。
シャドルー程度に引けは取りません」
さくら「そうだね、がんばってやっつけ…」
さくら「あれ…? リュウさん?
さっきから…お腹でも痛いの?」
リュウ(どうしたんだ…ベガに出会ってから、
体がおかしい…?)
ケン「リュウ? どうしたんだ、おまえ…」
ケン(“気”が乱れている…? まさか…)
デビルカズヤ「…我が目的は変わらぬ」
デビルカズヤ「風間仁…そして三島平八。
貴様らの命をもらい…この剣を新たな
糧としていただいてゆく」
平八「ほざきよる。
貴様はまた研究施設送りだ。
細胞の一つ一つまで解剖してくれる!」
仁「解剖するなどと、悠長な事は言わない」
仁「この場で…潰す…!」
小牟「…各人に因縁やら思惑がありまくり
じゃのう。うまく行くんかいな」
沙夜「まあ、なるようになるんじゃない?」
小牟「うむ、それを祈るしかあるまいて」
(沙夜の方を向く)
小牟「…って、ぬしが言うな!」
沙夜「と、まあ綺麗に決まったところで、
行ってみましょうか」
沙夜(まずい事を聞かれたわね…。
『計画』の事…まだ早いっていうのに…)
オーガ「グオオオオ!」
平八「とったぞ、闘神オーガ!
今度こそ、生かして…」
オーガ「…オ…オオ…」
(オーガが崩れる)
仁「なに…!?」
平八「…しょせんは偽者か。
崩れてしまいおったわ」
平八(研究中のオーガのデータ…
いや、素体そのものがシャドルーの
手に落ちていたか)
平八(これで間違いあるまい。
わしの手元に来るはずの“あのウイルス”を
かすめ盗りおったのも奴か)
沙夜「ふう…
少しがんばりすぎちゃったかしら、ね」
零児「…何を焦っている?
『計画』の遅れがそんなに気になるのか?」
沙夜「うふふ…カマをかけてるつもりでしょう
けど、直接的なアプローチって、意外と
シラケちゃうのよね」
沙夜「女のコって、そういうものよ? 坊や」
小牟「ああ、零児はその辺は駄目じゃ。
女心っちゅうもんがわかっとらん」
零児「…ダメ出しするな。駄狐ども」
零児「だが、『ソウルエッジ』を押さえれば、
その『計画』とやらは潰せる…
それは確実と見たぞ、沙夜」
沙夜「………」
小牟「ほれほれ、何とか言うてみい」
沙夜「色々勘違いしているようだし、
言いたい事はあるけど…これ以上
ボロが出ても困るし、ね」
(沙夜が撤退)
零児「…核心を突いたのか?」
小牟「じゃが、『ソウルエッジ』の奪取に
焦っていないところを見ると…
まだその時ではないようじゃな」
零児「そいつは重畳だな。
だが…『計画』とやらの情報はさっぱりだ」
零児「とにかく『ソウルエッジ』はこちらで
押さえる」
零児「今できるのはそれくらいだ」
ジュノ「やれやれ…やられてしまいましたよ」
ロック「ジュノ…
悪いけど、トドメを刺させてもらうよ」
ジュノ「そうはいきませんよ。
二度もあなたに破壊されるわけには
いきませんのでねえ」
ロール「“二度も”…!?」
ロック「ジュノ、君は記憶が…!?」
ジュノ「まだ完全にとはいきませんが。
ですが、少しずつメモリーの再生は
進んでいるのですよ」
ジュノ「…ロックマン・トリッガー」
ロック「……!」
ロール「トリッガー…? ロック、何の事?」
ロック「………」
ジュノ「この言葉の意味までは、まだ
わかりませんが…重要な意味を持っている
という事だけは認識していますよ」
ジュノ「では、またお会いしましょう。
次はさらにメモリーの再生が
進んでいるでしょう」
ジュノ「私の戦闘力も、もっと向上している
はずですので…フフフ」
(ロックマン・ジュノが撤退)
ロック「ま、待てッ!」
ロール「ロック、彼は何を言っているの?
トリッガーって? ロック…?」
ロック「………」
デビルカズヤ「やるではないか…我(われ)にここまでの
手傷を…」
平八「その傷で平気な顔をしているとはな」
モリガン「あまり顔に出ないタイプみたいねえ」
デミトリ「ふん、悪魔としては半端者だが、
それなりにプライドはあるようだな」
平八(これがデビル因子…
いや、デビル化の力というわけか)
平八(欲しい…わしにもその力が…!)
仁「ここまでの手傷だと?」
仁「それで済むと思っているのか。
息の根を止めてやるッ!」
たろすけ「気合入ってんなあ」
景清「今はそれくらいでよい。
この場でかの妖魔、滅すべし…!」
デビルカズヤ「慌てるな。
この体…馴染むまで今しばらくかかる…」
ブルース「この野郎…! 逃げるつもりか!」
鳳鈴「そのつもりのようね」
カイ「今逃げられたら…ギル!」
ギル「ああ、『黄金の種』を取り返せない…!」
ギル「ここで逃すわけにはっ!」
春麗「誰でもいいわ!
あいつを押さえつけて!」
レイレイ「暗器砲で叩き落すアル!」
リュウ「くっ、間に合うのか…!?」
ロール「逃げられちゃう!
ロック! 何か手はないの!?」
ロック「そんな事言ったって…ワイヤーを
発射するアームとかがあれば別だけど…!」
ロール「はぁ…
そういうの、造っておけばよかった…」
超戦士1P「ちっ、そうか。なんとかの種ってのを
持ってるんだったな。
…吹き飛ばすわけにもいかねえか」
超戦士2P「シルフィーから捕獲用のワイヤーガン
あたりを買っとくんだったぜ」
M.O.M.O.「ワ、ワイヤー……?」
M.O.M.O.「…あっ!
も、もしかして…シルフィーさんに
もらった、これなら…!」
(M.O.M.O.とシオンが分離)
M.O.M.O.「スターウィンド・ドレスアーーップ!」
(M.O.M.O.が青い服に変身)
M.O.M.O.「で、できました!」
シオン「モ、モモちゃん!? なに、その格好…」
ワンダーモモ「変身!? え!? どうやって!?」
ベラボーマン「いやあ、こっちは桃さん、
あっちはモモさんですか」
ルーティ「あのねえ…そんな一発芸してる場合じゃ
ないでしょうが」
スタン「一発芸って…なんかあるんじゃないの?」
M.O.M.O.「話は後です! いきますっ!」
M.O.M.O.「レア・ハンターーッ!」
(デビルカズヤに衝撃、M.O.M.O.が通常の衣装に戻る)
デビルカズヤ「………」
M.O.M.O.「………」
レジーナ「つ、釣竿…?」
タイゾウ「なんだよ、何も起こらねえじゃねえか」
飛竜「攻撃用の装備ではないのか…?」
シオン「…あの…モモちゃん?」
M.O.M.O.「………」
デビルカズヤ「何をしたかったのか知らんが、
我(われ)には通用せん」
仁「待て!」
デビルカズヤ「さらばだ…我が半身よ」
(デビルカズヤが撤退)
零児「逃がしたか…」
小牟「こりゃモモ!
こんな時に何をふざけとるんじゃ!」
M.O.M.O.「あの…ごめんなさい」
M.O.M.O.「でも、これを…」
(黄金の種の共鳴)
黄金の種
仁「これは…デビルが持っていた…
『黄金の種』か!?」
ワルキューレ「そうです、間違いありません!
でも、どうして…!?」
ロック「モモちゃん、どうやったの!?」
ロール「もしかして、さっきの釣竿みたいな
もので…?」
M.O.M.O.「はい。変身すると、レアアイテムを
盗む技が使えますって…シルフィーさんが
言ってたんです」
ひろみ「すごぉい!
シルフィーさんって、ただのヘンな人じゃ
なかったんですね、先輩」
シオン「へ、変身する意味ってあるのかしら…」
小牟「侮れんな…あんなスパッツで…」
マスヨ「…というわけで、十分ヘンよ、
ひろみちゃん」
サビーヌ「いろいろとツッコむとこはあるけど、
結果オーライってとこか?」
クリノ「いや、お手柄だよ、モモさん」
平八「フッ…この小娘、なかなかやりおる」
平八「一八の慌てる顔が目に浮かぶわ。
ふははははは!」
零児「いまいち釈然としないが…
ともかく、『黄金の種』は手に入ったか」
零児「あとはここを切り抜けられなければ
意味がない…!」
零児「残りを片付ける! いくぞ…!」
(M.O.M.O.とシオンがペアユニットに)