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静死からの帰還 ~ 第37話 ~

《クロスゲート近傍宙域(クロスゲート監視艦隊)》

[クロスゲート監視艦隊旗艦 ストロング・アーク]

ハンフリー「ゾヴォークめ、このタイミングで転移しおって……!  しかも、あの位置に陣取られるとは」
ハンフリー「遠巻きにクロスゲートを監視していたのが 仇となったか」
オペレーター「CGP反応、さらに強まる!  約600秒後にバースト現象時の数値へ到達!」
ハンフリー(クロスゲートを背にされては、迂闊に攻撃できん。 鋼龍戦隊が来るまで時間を稼ぐしかないか)


第37話
静死からの帰還

〔戦域:クロスゲート周辺宙域〕

(南側にクロスゲート監視艦隊がいる)
ハンフリー「こちらは地球連邦宇宙軍クロスゲート監視艦隊、 ハンフリー・イネス大佐である。ゾヴォーク部隊に 告げる。当該宙域より直ちに退去せよ」
ハンフリー「指示に従わない場合、当方には先制攻撃の権利が 与えられると理解されたし」
イラドーヤ「あらあらぁ、律儀にあんなことを言ってくるなんて。 やっぱり、この位置じゃ攻撃できないみたいねぇ」
キナハ「イラドーヤ様、鋼龍戦隊が現宙域へ侵入してきます」
イラドーヤ「うふふ、役者が揃ったわねぇ」
キナハ(この情況で……冗談ではありませんよ、まったく)
(南西側にハガネ、ヒリュウ改、グランティード・ドラコデウスが出現)
マイルズ「こちらは第1独立特殊戦隊司令、 マイルズ・ブースロイド准将だ。 クロスゲート監視艦隊に告ぐ」
マイルズ「我らは統合参謀本部からの特命を受け、 クロスゲート直近での作戦を遂行する。 貴隊は後退し、外周宙域の警戒に当たられたし」
ハンフリー「マイルズ准将、ハンフリー大佐であります。 貴隊の作戦とは、どのような内容なのですか?」
マイルズ「ギャスパル・ギラン元帥の許可なく 教えることは出来ん」
ハンフリー「……了解です。我が艦隊は後退します」
(クロスゲート監視艦隊が全て撤退)
イラドーヤ「あらあらぁ、あっちは下がっちゃうんだ」
マイルズ「ゴライクンルめ、厄介な位置に陣取りおって……」
テツヤ「機動部隊各機、出撃せよ!」
(出撃準備)

トーヤと一緒に捕まっていたのは
カティア テニア メルア


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