back 『パリ』へ行った 『カラチ』へ行った index next
ハンフリー「ゾヴォークめ、このタイミングで転移しおって……!
しかも、あの位置に陣取られるとは」
ハンフリー「遠巻きにクロスゲートを監視していたのが
仇となったか」
オペレーター「CGP反応、さらに強まる!
約600秒後にバースト現象時の数値へ到達!」
ハンフリー(クロスゲートを背にされては、迂闊に攻撃できん。
鋼龍戦隊が来るまで時間を稼ぐしかないか)
(南側にクロスゲート監視艦隊がいる)
ハンフリー「こちらは地球連邦宇宙軍クロスゲート監視艦隊、
ハンフリー・イネス大佐である。ゾヴォーク部隊に
告げる。当該宙域より直ちに退去せよ」
ハンフリー「指示に従わない場合、当方には先制攻撃の権利が
与えられると理解されたし」
イラドーヤ「あらあらぁ、律儀にあんなことを言ってくるなんて。
やっぱり、この位置じゃ攻撃できないみたいねぇ」
キナハ「イラドーヤ様、鋼龍戦隊が現宙域へ侵入してきます」
イラドーヤ「うふふ、役者が揃ったわねぇ」
キナハ(この情況で……冗談ではありませんよ、まったく)
(南西側にハガネ、ヒリュウ改、グランティード・ドラコデウスが出現)
マイルズ「こちらは第1独立特殊戦隊司令、
マイルズ・ブースロイド准将だ。
クロスゲート監視艦隊に告ぐ」
マイルズ「我らは統合参謀本部からの特命を受け、
クロスゲート直近での作戦を遂行する。
貴隊は後退し、外周宙域の警戒に当たられたし」
ハンフリー「マイルズ准将、ハンフリー大佐であります。
貴隊の作戦とは、どのような内容なのですか?」
マイルズ「ギャスパル・ギラン元帥の許可なく
教えることは出来ん」
ハンフリー「……了解です。我が艦隊は後退します」
(クロスゲート監視艦隊が全て撤退)
イラドーヤ「あらあらぁ、あっちは下がっちゃうんだ」
マイルズ「ゴライクンルめ、厄介な位置に陣取りおって……」
テツヤ「機動部隊各機、出撃せよ!」
(出撃準備)
back 『パリ』へ行った 『カラチ』へ行った index next