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セレンディピティ ~ 第20話 ~

〈ライグ=ゲイオスのHP28000以下〉

イラドーヤ「……やっぱり手応えあるわねぇ、鋼龍戦隊は。 まぁ、運良くアリアードの在処がわかったし」
ビルゴー「待て、もう少し……!」
イラドーヤ「置いてくわよぉ?  それで迂闊に捕まったりして、 諸々台無しにするぅ?」
ビルゴー「う……わ、わかった」
イラドーヤ「それじゃ、まったねぇ♥」
(ライグ=ゲイオスが撤退。敵機が残っていると撤退)
エイタ「戦域内の敵反応、全て消失!」
ギント「本艦は現在位置でTD滞空。 全周警戒を厳となせ」

[ハガネ 格納庫]

リシュウ「先程の連中、動きが妙じゃったの。 ゼンガー、お主はどう思う?」
ゼンガー「ハガネを狙う素振りを見せておきながら、 押し切る意志はなし……半端な手合いかと」
ブリット「ベルゼルートやグランティード、 ゲシュペンスト・ハーケンなど新顔が増えましたから、 威力偵察だったんじゃないでしょうか」
ゼンガー「そうだとしても、手勢が少ない。 ゴライクンルならば、我らの力をよく知っていよう」
カーラ「じゃ、とりあえず様子見って感じ?」
スレイ「今更、そんなことをする必要があるとは 思えないがな」
アキミ「あのう……カイ少佐がガロイカをハガネに 接近させるなって念を押してましたよね。 あれ、どうしてなんです?」
ラトゥーニ「あの機体は高性能センサーを搭載していて、 偵察にも使われるから……敵にハガネを 探らせないようにするためだと思う」
リシュウ「なら、彼奴らの目当ては外に出ておった機体ではなく、 この艦の中にある物かも知れんのう。 何ぞ心当たりはあるか?」
ブリット「う~ん……すぐには思いつきませんね」
ゼンガー「ここにいる我らが知らぬ物だという 可能性もあるだろう」
アケミ「………」
カーラ「何か心当たりがあるの?」
アケミ「あ、いえ……」
アケミ(もしかして、ジンプウさんがよく行ってる 格納庫の中にある物だったりして……)
アケミ(って、いくら何でも脈絡ないわよね)

[ハガネ ブリーフィング・ルーム]

ギリアム「カワニシ氏からの報告によれば、 先程の戦闘直前にドリフト・ウィングを 起動させたそうです」
マイルズ「それで、 ゴライクンルが襲ってきたわけではあるまいな」
ギリアム「エンジンに火を入れてから、 3分ほどで敵襲を知ったとのことですが…… 今までのことを踏まえれば、その可能性は低いかと」
カイ「ただ、今回でドリフト・ウィングが ハガネにあると知られたかも知れませんな」
マイルズ「それはこちらの狙い通りだが…… フェアリ・クリビアの様子はどうだったのだ?」
ギリアム「サイカ・シナガワ少尉の報告によれば、 特に変わった様子はなかったそうです」
マイルズ「つまり、進展なしか」
ギリアム「その件については、後で自分から 具申させていただきたいことがあります」
マイルズ「了解した」
イルム「……それにしても、ゴライクンルの連中は ある程度の当たりを付けてハガネに 仕掛けてきたんですかね」
カイ「ドリフト・ウィングが伊豆基地に運び込まれたことは 知っていた可能性が高いが……」
カイ「その後は基地内にスパイを送り込むか、 内通者を作りでもしないと、追跡調査は困難だろう」
アヤ「内通者……」
カチーナ「一番怪しい奴は記憶喪失で、監視されてるよな」
ヴィレッタ「敵の指揮官が優秀で、 こちらの意図を読んでいるのかもね」
キョウスケ(……それとも、単に引きが強いだけか?)


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