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惨劇の夜(後篇) ~ 第12話 ~


第12話
惨劇の夜(後篇)

〔戦域:新宿市街〕

(ラマリスが周辺に、ハガネ、ヒリュウ改は中央に出撃済み。出撃準備)
ユン「アンノウン、再び出現! 数は30!」
キョウスケ「振り出しに戻ったか」
カルヴィナ(あんな連中の相手を延々とするなんて、 冗談じゃないわ)
ショーン「東京以外にもアンノウンが現れたとなると、 長期戦になるかも知れませんな」
レフィーナ「そうですね、 世界各地で同時多発しているのであれば……」
(ヒリュウ改にアラート)
ユン「艦長、アンノウン群に動きが!」
(6体ずつ5か所にラマリスが集まる)
トーヤ「何体かで集まってる……!?」
アルフィミィ「あれは……良くない感じですの」
リュウセイ「もしかして!?」
(ラマリスが融合して、それぞれラマリス・カーナになる)
アキミ「が、合体しやがった!?」
アケミ「な、何なのよ、あれ!?」
エクセレン「あちゃ~、まるでスライムねぇ」
タスク「デカくなって、グロ度が上がってるッス」
リュウセイ「……思った通りだったぜ」
アキミ「リュウセイ少尉はあいつらがああなるって わかってたんですか……!?」
リュウセイ「ああ、『超機合神バーンブレイド3 クロスオメガ』で 似たようなシーンがあったからな」
アキミ「え?」
アケミ(この人達、こんな状況で軽口が叩けるなんて……)
エイタ「新たに出現したアンノウンは、約50メートル!  エネルギー反応も増大しています!」
テツヤ「増殖と融合……もし、それらを繰り返すのだとしたら」
マイルズ「キリがないということか……!?」
ギント「司令、アンノウン群を同タイミングで 撃破しますが、よろしいか?」
マイルズ「その理由は何だ?」
ギント「彼らの特性を早急に知るためです」
マイルズ「ベスト・アンサーではないな。 簡潔かつ(つまび)らかに説明せよ」
ギント「その時間はありません。 司令もご存じの通り、このエリア以外にも アンノウンは出現しているのですから」
マイルズ「む……」
ギント「事態が悪化する前に、対策を立てねばなりません。 司令、どうかご決断を」
マイルズ「……まあ、良かろう。任せる」
ギント「艦長から各機へ。 5体のアンノウンを可能な限り 同タイミングで撃破せよ」
ギント「ただし、アンノウンは再び分裂する可能性がある。 その事態を想定した上で、命令を遂行せよ」
アラド「同タイミングって……何でそんなことを?」
ラトゥーニ「アンノウンの増殖と融合の法則性を 探るためだと思う……」
アイビス「一気に全部倒せば、もう増えないってこと?」
ツグミ「その保証はないわ。あのアンノウンを倒したら、 また小さな個体に分裂するかも知れないから」
コウタ「要は、速攻でまとめて片付けちまえばいいんだろ?  こちとら、その方が性に合ってらあ」
カイ「エレーブ1から各機! 連携しつつ、アンノウンを 出来るだけ同タイミングで撃破しろ!」
(作戦目的表示)

出撃中のソウルセイバーの換装は
FF GG


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