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惨劇の夜(前篇) ~ 第11話 ~

マイルズ「こちらは統合参謀本部直属第1独立特殊戦隊である。 アンノウンの撃退は、我々が引き受ける。 横田基地所属機は、民間人の避難支援にあたれ」
連邦軍兵(隊長)「了解! 来援に感謝します!  各機、後退するぞ!」
(リオン分隊が撤退する。中央のラマリスを指す)
???(ラマリス)「アオォォォォオン……」
アヤ「こ、この念は……!」
マイ「敵意……憎悪……?」
クスハ「怨念だとでも……!?」
イング(人の……? いや、他の何かも混ざって……)
ギリアム「カイ少佐、念動力者達が反応しています。 迂闊に接触すれば、精神汚染の危険性が あるのでは?」
カイ「そうだな……」
カティア「……トーヤ君、この感じは……」
トーヤ「ああ……頭のどこかが、ピリピリするような……」
カルヴィナ「前にテニアがエスパーめいたことを 言ってたけど……」
メルア「あの……私も似たような感じが……」
カルヴィナ(サイトロン・システムに反応してるってこと?)
アクセル「……遅かったな、鋼龍戦隊」
ラミア「アクセル隊長……!?」
エクセレン「あららん?  アルフィミィちゃんが乗ってるんじゃないの?」
アルフィミィ「その通り……アクセルとは一心同体ですの」
アクセル「単に乗り合わせただけだ」
キョウスケ「何故、お前達がここに?」
アクセル「アルフィミィが連中の出現を予知した。 やはり、貴様と会う時はろくなことが起きん」
キョウスケ「奴らが何者か知っているのか?」
アクセル「負の念の塊……それ以上のことはわからん」
ジョッシュ「負の念? まさか……!」
アクセル「おれも疑ったが、ルイーナとは似て非なるモノらしい。 むしろ、亡霊の類いだそうだ、 アルフィミィによればな」
エクセレン「亡霊? 確かに、見た目はそれっぽいけど」
リョウト「その説明……何となく納得がいきます」
リュウセイ「ひょっとして、霊体だから攻撃が効かねえとか……」
アクセル「いや、通常兵器で奴らは撃破できる。 問題は……」
キョウスケ「次々に湧いて出てくるということか」
アクセル「そうだ。下手をすれば、底無しかも知れん」
アキミ「そ、それじゃ、倒し切れなければ……!?」
コウタ「浅草に被害が及ぶどころの話じゃねえってのかい!」
アリエイル「仮に無限増殖するとしても、 何らかのエネルギー源が必要なはずです。 それを突き止めれば……」
ジョッシュ(負の念…… ルイーナとは似て非なる存在だとしても、 求める物が同じなら……?)
カイ「推論は後だ!  ラウル、逃げ遅れた民間人がいれば、救助しろ!」
ラウル「わかりました!」
カイ「念動力者は、極力距離を置いて攻撃!  それ以外の者は前に出て、アンノウンを撃破しろ!」
(作戦目的表示)

〈敵機13機以上撃墜 or 5PP〉

アヤ「つっ……この感じは!」
クスハ「外から……来る!?」
(ハガネにアラート)
エイタ「アンノウン、急速接近!  池袋、渋谷、吉祥寺エリアより真っ直ぐ!」
テツヤ「同時にか!?」
エイタ「はい!」
ギント「その3つのエリアにアンノウンは残っているか?」
エイタ「いえ、全て現戦域に集結しつつあります!」
ギント「………」
マイルズ「単純な話だ。こちらの戦力を知った上で 包囲し、撃破するつもりなのだろう」
ギント(はたして、そうか?)
エイタ「アンノウン群、現戦域に侵入!」
(北端、西端、南端に敵機増援が出現)
エクセレン「あららん、飛んで火にいる夏の虫って感じ?」
タスク「それはむしろ、俺達のような気が……」
カチーナ「馬鹿言ってんじゃねえ! 手薄な所から食い破れ!」
アクセル「ふん、どこかで見たようなシチュエーションだ、 これがな」
カイ「エレーブ1より各機!  完全に包囲される前に撃破しろ!」
(作戦目的表示)

〈敵機全滅〉

エイタ「戦域内の敵機反応、全て消失!」
テツヤ「何とかなったか……」
アクセル「妙だな。 鋼龍戦隊が来る前、奴らは短い間隔で 増殖していたが……」
ギント「補給、修理が必要な機体は直ちに帰艦せよ。 それ以外は全周警戒を……」
アヅキ「伊豆より入電!  横浜と大阪にアンノウンの群れが出現したそうです!」
マイルズ「何!?」
(ハガネにアラート)
テツヤ「今度は何だ!?」
エイタ「げ、現戦域内にエネルギー反応多数!  アンノウンです!!」
テツヤ「!!」
(ラマリス群が出現し囲まれる)


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