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二つの正義

[教会前]

エルシーネ「そうですか……ですが わたくし程度の言葉で、 本当にお役に立てますか?」
ロドニー「あんたやないとあかんねん」
エリス「あなたの言葉で、世論を動かして 欲しいんです。この愚かな戦争を 終わらせるためにも……」
エリス「……わかりました。 わたくしにできる事であれば お手伝いいたします」
セニア「通信社には連絡しておいたから、 中継カメラがそろそろ来るはずよ」
エリス「では、エルシーネ様、 こちらへ」

[教会前]

セニア「中継準備OK。いつでもいいよ」
ミオ「それじゃ、エルシーネさん、 お願いします」
エルシーネ「わかりました」
ミオ「本番5秒前!  3、2、1……キュー!」

<No.022:エルシーネの演説

(モニターオン)
エルシーネシュテドニアスの皆様。 わたくしは、アクアビナ修養会の エルシーネ・テレジアと申します。
 本日は、皆さんに聞いて頂きたい事が あり、この場にまかり越しました。
 今、シュテドニアスは未曽有の国難に 直面しています。北と南に別れ、家族が、 兄弟が、友人が、憎しみ合っています。
 ……悲しい事です。 これを不幸と言わず、何と言いましょう」

[フリングホルニ 休憩室]

ロドニー「さすがやな……堂に入っとる」
デメクサプラーナが違いますねぇ」

<No.022:エルシーネの演説

エルシーネ「全ては、些細な食い違いから発生した 誤解に過ぎないのです。
 戦うだけで、何が解決しましょう?  人は何のために言葉を与えられたか、 今一度考え直すべきではないでしょうか?
 戦いが生むのは新たな憎悪です。 その悪しき無限循環を止めるために、 わたくしはこの場に立たせて頂きました」

[フリングホルニ 休憩室]

リューネ「ふーん…… エルシーネって、そういう考えの 人なのか……
 ? マサキ、どうかしたの?」
マサキ「え? あ、いや……」
マサキ(戦うだけでは何も解決しない……か。 じゃあ、俺達は何なんだ?)
リューネ「……マサキ」
マサキ「…………」
プレシア(あのエルシーネって人…… どこかで会った気がする…… どこでだったっけ?)

[フリングホルニ ブリッジ]

ワグネル「北部、南部の動きはどうです?」
セニア「今のところ、反応はなかなかいいみたい。 かなりの数の人が演説を見たし、 ネットにも上がってるから」
ロドニー「うまい事いってくれよ……頼むで」
セニア「あっ……」
マサキ「どうした?」
セニア「北部の軍が動いた!」
ロドニー「ちっ、さっき南部を叩いた思たら、 今度は北部か」
エリス「エルシーネ様の演説も、 効果なかったみたいですね……」
ワグネル「仕方ありませんね。 北部の動きを止めましょう」
セニア「あっ、ちょっと待って!」
マサキ「どうした!?」
セニア「南部も動き出した!  さっきやられたとこなのに……」
マサキ「南部は後回しだ!  とにかく、まずは北部を叩く!  それでいいか? 代表」
ワグネル「ええ、それが最善です」

≪デルハット市マヌー湿原≫


二つの正義

〔戦域:湿原〕

(敵機が出現し、フリングホルニが出現する)
アクレイド「ああ、こっちに来ちゃったか、 アンティラス隊……」
リシェル「どうします? バロム参謀」
アクレイド「ま、来ちゃった以上、戦わないと しょうがないだろ」
マサキ「またキョウメイ……しかも あのペイントは……」
ロドニー「間違いないな……双子のもう一方、 ニコや」
ミオ「うひー、また億劫な相手ねぇ」
マサキ「自信のないヤツは、下手に手を出すなよ!  いくぜっ!」
(サイバスターが出撃する)
ニコ魔装機神……リコは、あいつと 戦ったのか?」
リシェル「どうかしましたか、サンドリーブ大尉?」
ニコ「……いえ、何でもありません」
アクレイド「ま、適当に戦ってくれたらいいよ。 勝てばよし、負けても手は打ってる」
リシェル神算鬼謀のバロム……か。 どこまで予測しているのやら」
アクレイド「ああ、そうそう、例の戦法、 みんな忘れないでくれよ」
(作戦目的表示、出撃選択、フリングホルニ撤退する)

〈vs ニコ〉

[エリス]

エリス「サンドリーブ姉妹か…… 相手にとって不足無し!」
エリス「……ラディウス元中尉って、 何かあたし達とキャラ被ってるのよね」
エリス「何か言ったか?」
ニコ「別にっ!」

[マサキ]

ニコ魔装機神サイバスター…… どれほどの力か、見せてもらう!」
マサキ「なるほど、確かに双子だ。 見た目はそっくりだな」

[リューネ]

ニコ「これが地上の魔装機か…… なかなかいい動きをする。 それに、デザインもいい」
リューネ「へぇ、ヴァルシオーネの良さが わかるなんて、あんた、いいセンスしてるよ

[ロドニー]

ロドニー「サンドリーブ姉妹か…… 下手に傷付けたら、国民から 総スカンくいそうやな」
ニコ「余計な事を考えている余裕があるの!」

[撃墜]

ニコ「くっ……さすがだな。 ここは一旦退かせてもらう」
(キョウメイ朱が爆発する)

〈vs リシェル〉

[エリス]

エリス「……またお前か、グレノール少尉」
リシェル「そう嫌わなくてもいいでしょう、 ラディウス元中尉」

[ロドニー]

リシェル「まったく、事ごとに邪魔してくれて!」
ロドニー「そっちが余計な事しくさるからじゃ、 ボケ!」

[撃墜]

リシェル「くっ、本当にこれで策は 立ってるんでしょうね……」
(リシェル機が爆発する)

〈vs アクレイド〉

[マサキ]

アクレイド「やれやれ、魔装機神相手とは ちょっと荷が重いなぁ」
マサキ「なんだこいつ…… やる気あんのか?」

[ロドニー]

ロドニー「なんや、お前さんか、バロム」
アクレイド「お久しぶりです、ジェスハ元将軍」
ロドニー「お前さんが前線に出るとは、 人手不足やねんなぁ」
アクレイド「誰かさんが軍を抜けてくれたお蔭ですよ」
ロドニー「言うてくれるなぁ。 けどまあ、お前さんに後ろで色々 やられるよりは、この方がマシやな」

[撃墜]

アクレイド「まあ、ここまでやれば充分かな。 撤退しようか」
(アクレイド機が爆発する)

〈敵機全滅〉

(経験値入手)

[フリングホルニ ブリッジ]

マサキ「それにしても、大した戦力でもねぇのに、 妙に手強かったな、あいつら」
セニア「戦術的判断が的確なのよ。 司令官が優秀なんでしょうね」
ロドニー「司令官やのうて、参謀が優秀なんや。 アクレイド・バロムっちゅうヤツでな。 これがまた、嫌らしい作戦立てよるんや」
セニア「アクレイド・バロムね…… 要注意ってトコかな」
ワグネル「これで、北部側の侵攻作戦は 阻止できましたね。後は南部の 進展だけですが……」
(通信が入る)
コレット「たった今、情報が入りました。 南部の作戦は、失敗したそうです」
ブラッドロイ「失敗? 予想外だな…… あの戦力差でどうして……」
コレット「情報が錯綜してますから、詳しい事は わかりませんが……分断されて 各個撃破されたらしいです」
ベッキー「何にせよ、これでどっちも 痛み分けって事だね」
テュッティ「そうね。この分だとしばらくは 小康状態が続くかも」
デメクサ「でも、根本的解決になってません。 このままではいずれ、両陣営は再び 戦争になりますよ」
ワグネル「ですが、今は静観しましょう。 我々が下手に手を出すと、話がこじれます」
リューネ「エルシーネさんの演説も 効かなかったみたいだしね……」
マサキ「そうだな…… 何か手はねぇのか……」

[執務室]

リシェル「……お見事です、バロム参謀」
アクレイド「そうでもないさ。 思ったより死者が出てしまった…… 私の責任だ」
リシェル「あれだけの戦果で失敗だったと?」
アクレイド「少なくとも、死者の数は 減らせただろうからね……」
リシェル「上層部はそう思っていないでしょう。 おそらく近日中に参謀の昇進が 決まるはずです」
アクレイド「そうだな……それはありがたいかも しれない」
リシェル「おや、やはり参謀も人の子ですか。 昇進するのが嬉しいとは」
アクレイド「それだけ、動かせる部隊が増えるからね。 そうすれば、死者だって減らせる」
リシェル「優しい事ですな」
アクレイド「私が? まさか。 死者を減らすとは言ったけど、 無くすとは言ってないんだよ。
 要するに、どれだけ効率よく人を殺せるか、 そんな事ばっかり始終考えてる 人間なんだよ、私は」
リシェル「偽悪的ですね」
アクレイド「ああ、偽善的といわれるよりは ましかもしれないな」
リシェル「それで、参謀としては今後の戦局を どう判断します?」
アクレイド「南部のダメージは大きいからね。 しばらくは動かないと思う」
リシェル「しばらくといいますと?」
アクレイド「長くても一月程度。 南部の生産力はバカにできないよ」
リシェル「では、こちらもその間に対策を練る 必要がありますね」
アクレイド「ああ……色々と忙しくなりそうだ。 嫌だなぁ……」

[フリングホルニ ブリーフィングルーム]

アハマド「戻ったそうそうに、呼び出しか」
マサキ「よう、アハマド。 情報収集の方は、もういいのか?」
アハマド「一区切りはついた。 南部についても、いくつかコネが できたしな」
マサキ「へぇ、よくそんな簡単にコネなんて 作れるもんだな」
アハマド「そう簡単ではないぞ。 こちらの立場をちゃんと説明して、 理解を得なければ、コネなど作れん」
マサキ「ちゃんと説明って…… バカ正直にアンティラス隊だって 話したのか?」
アハマド「時によっては、正直こそが最大の 武器となる。それが諜報の基本だ。 覚えておけ」
マサキ「マジかよ……諜報機関なんて、 狐と狸の化かし合いみたいに 思ってたんだが……」
(扉が開く)
ロドニー「お、みんな集まっとるな」
マサキ「おっと、ロドニーか。 急にみんなを呼び出して、何だよ?」
ロドニー「すまんな。ちょっとした重大発表が あってな」
ミオ「重大発表?」
ロドニー「あー、その…… エリスがな、おめでたなんや」
シモーヌ「おめでたって……妊娠したの!?」
エリス「は、はい…… この間の健康診断でわかりました。 2ヶ月だそうです」
ベッキー「そいつはおめでとさん」
ミオ「2ヶ月前って……まだ、ラセツや テューディとの戦いが終わってない 頃じゃん。手が早いなー、おっちゃん」
テュッティ「おめでとう。確かに重大発表ね」
ロドニー「あー、ちょっと待ってくれ。 まだ続きがあるんや」
マサキ「何だよ、もったいぶらずに早く言えって」
ロドニー「わしとエリスな……アンティラス隊から 脱退させてもらいたいんや」
マサキ「な……何だと!?」
ロドニー「身勝手なのは承知の上や!  けど……それしかないんや」
マサキ「魔装機操者としての義務を…… 放棄するってのか!?」
ワグネル「落ち着いてください、マサキ。 エリスさんの事、聞いていたでしょう?」
マサキ「あ……それが理由か?」
ロドニー「そうやな、一番の理由はそれや。 どっちにしろ、エリスはしばらく 操者はできん」
マサキ「それはわかるけどよ…… 何でそこから一足飛びに、おっさんまで 操者をやめるって話になるんだよ?」
ロドニー「考えたんやけどな…… わしら、シュテドニアスの内戦を 何とかしたいんや」
マサキ「それは、俺達だって同じだ」
ロドニー「けど、アンティラス隊は外からしか でけへん。わしらやったら、 内側から変えられる」
エリス「私達にはまだ、シュテドニアスの国籍が あります。それに、ロドニーは政界に コネもありますし……」
マサキ「政治家になるってのか?」
ロドニー「そのつもりや。軍人じゃ、命令に 従うしかできん。けど、政治家やったら その命令を出す立場になれる」
マサキ「そんな簡単にいくのか?」
ロドニー「簡単な話やない。それはわかっとる。 そやけど、不可能でもない」
マサキ「俺達と一緒じゃ、それは 出来ねぇってんだな?」
ロドニー「そうや。3か月ほど一緒にやって きたけど、アンティラス隊には 大きな欠点がある」
マサキ「欠点?」
セニア「ネットワーク、ね」
ロドニー「わかっとる様やな、セニアは」
マサキ「どういう事だよ?」
セニア「簡単に言うと、あたし達はラングランに 近すぎるのよ。シュテドニアスバゴニアに比べると、特にね」
マサキ「そりゃあ……ラングランで 発足したんだから、しょうがねぇだろ」
セニア「これからは、しょうがないじゃ 済まないのよ。アンティラス隊は 独立国家と同じだって言ったでしょ?
 なのに、シュテドニアスバゴニアとは ほとんど国交がない状態なの」
マサキ「条約は結んでるんだろ。 聯盟……だっけ?」
セニア「表向きはそれでいいんだけど、 シュテドニアスバゴニアも、 ホントにあたし達を信用してると思う?」
マサキ「そりゃあ……そうだったら こんな事にゃなってねぇ」
セニア「だからよ。ロドニー達がシュテドニアスで 世論を動かしてくれれば、あたし達に対する 風向きも変わってくる。
 うまくいけば、資金援助も夢じゃないのよ」
マサキ「金のためにか? そんなのは……」
セニア「まあ、それは付け足し。 ロドニー達がシュテドニアスとの交渉の 窓口になってくれたら、やりやすいでしょ。
 それに、色々と情報ももらいたいし」
ロドニー「あー、いうとくけど、機密を漏らす つもりはないで」
セニア「わかってるわよ。そこまで贅沢は 言わないから」
ワグネル「んー、状況は理解しました。 後は各魔装機神操者の判断ですね」
マサキ「……決心しちまったんだな、ロドニー」
ロドニー「すまんな……結局わしは、 エリスとその子を……家族を護る事を 第一に考えとるだけなんや」
マサキ「家族……か」
ロドニー「お前も身を固めたらわかると思うで」
マサキ「テュッティ、ミオ。 お前達はどうなんだ?」
テュッティ「本人が決めた事に、口を出す つもりはないわ」
ミオ「あたしは寂しいけど…… けど、おっちゃんの言う事はわかるよ。 だから、賛成」
マサキ「……わかったよ。好きにしな」
ワグネル「評決が出た様ですね。では、 アンティラス隊代表として、ロドニーと エリスの脱退を正式に許可します」
ロドニー「すまんな。短い間やったけど、 アンティラス隊におった事は、 わしらにとって、ええ経験やった」
エリス「言葉では表せないほど、感謝しています」
ワグネル「では、手続きをとっておきます。 本籍からすると北部シュテドニアスに 復帰となりますが、それでいいですか?」
ロドニー「ああ、かまへん。 戦力的には北部の方が不利やけど、 その方が腕の振るいがいがある」
エリス「ええ」
ミオ「ね、すぐに艦を降りるの?」
ロドニー「ああ。それほど荷物もあらへんしな。 手続きが終わったら、すぐに降りる つもりや」
ミオ「それでも少しは時間あるでしょ。 送別会、しようよ」
ベッキー「ああ、いいね、それ。 食堂使って、パーッとやろうや」

[フリングホルニ 食堂]

マサキ「……行っちまったな」
ベッキー「ああ、そうだね……」
マサキ「ティアンが死んで…… ロドニーとエリスが出ていっちまって…… 魔装機操者も減ったな……」
ベッキー「その分、ツレインとメフィルが 入っただろ」
マサキ「まあ、そうなんだがよ……」
ベッキー「送別会の時はそうでもなかったけど、 その様子じゃ、かなり堪えてるみたいだね」
マサキ「……俺達って、何なんだろうな?」
ベッキー「はあ? 何言ってんだい、いきなり」
マサキ「あー、何でもねぇ。 忘れてくれ」
ベッキー「……デラシネだよ、あたし達って」
マサキ「デラシネ?」
ベッキー「根なし草って事さ」
マサキ「根っこがない…… なるほどな」
ベッキー「ま、元々この世界とは縁もゆかりもない 地上から来たんだし、当たり前っちゃ 当たり前だけど」
マサキ「そう……だな」
ベッキー「ん? 何だよ、そんなに深刻に 考えなくていいって!」
マサキ「…………」
ベッキー「あー、ほら、あたし達みんな 家族みたいなもんだし!」
マサキ「家族……家族か」
ベッキー「そうそう。 だから悩みがあるなら、この姉さんに どーんと相談しな」
マサキ「お前に相談なんかしたら、その日の内に フリングホルニ全体に、その話が 広まっちまうぜ」
ベッキー「バカ言っちゃいけないね。 あたしゃこうみえて口が堅いんだ。 ハマグリのベッキーって呼んどくれ」
マサキ「……そりゃあ、酒が入って熱を加えりゃ、 簡単に口が開くって意味か?」
ベッキー「ご名答!」
マサキ「ハハハ……
 って、笑い事じゃねーっての!」
ベッキー「ま、マジな話、そういうのなら、 あんたには打って付けの相手が二人も いるだろ」
マサキ「……話せるかよ、こんな事。 恥ずかしいだろ」
ベッキー「おや、あたしが相手ならいいのかい?」
マサキ「だから、お前には特に話せないっての」
ベッキー「まあ、いいけどね。 あまり一人で考え込みすぎない様にしな。 ろくな事にならないからね」
マサキ「……ああ、わかったよ」

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ギオラスト
改造費が返還されました

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デルギラン
改造費が返還されました

[フリングホルニ 格納庫]

ウェンディ「デルギランのシートの具合はどう?  メフィル」
メフィル「ちょうどいいです~」
ウェンディ「エリスとメフィルは、ほぼ身長が 同じだから、調整は必要なさそうね」
メフィル「でも~、本当にいいんですかぁ?  私がデルギランに乗って~」
ウェンディ「精霊適性テストでは、まったく問題 なかったわ、大丈夫。あなたなら デルギランを乗りこなせるわ」
メフィル「だといいんですけど~」
ウェンディ「心配だったら、馴致訓練も兼ねて 哨戒に出たらどうかしら?  ツレインと一緒に」
メフィル「あ~、それ、いいですねぇ。 うふふ~、ツレちゃんとお出かけ~」
ウェンディ「仲がいいのね、あなた達」
メフィル「はい~。
 あ、それでガディフォールは どうするんですか~?」
ウェンディ「元の予備に戻すわ。最近の魔装機の 進歩は凄まじいから、さすがにもう、 前線に出すのはつらそうだし」
メフィル「量産機はカスタムメイドと違ってぇ、 改良にも限度がありますしね~」
ウェンディ「……今後のことも考えて、 早めに予備の魔装機を用意した方が いいんだけど……」
メフィル「? 何か問題があるんですか~?」
ウェンディ「ティアンの一件があるから、全魔装機の 設計見直しが必要になりそうなの。 今すぐってワケじゃないけど」
メフィル「あ~……そうでしたねぇ……」
ウェンディ「ああ、あまり気にしないで。 あくまで設計側の問題だし、今のところは 特に問題は発見されてないから」
メフィル「はい~、わかりました~。 デルギラン、これからよろしくね~」

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ガディフォール
改造費が返還されました


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