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用語録 ~ 魔装機神II -REVELATION OF EVIL GOD- ~

【愛して而も其の悪を知り】

<あいしてしかもそのあくをしり、 にくんでいかもそのぜんをしる>。
礼記<らいき>、曲礼より。
たとえ自分の愛した人であっても、 その人に悪があれば見抜かねばならず、 憎んでいる人であっても、その善行は 認めなければならない、という意味。

【青砥稿花紅彩画】

<あおとぞうしはなのにしきえ>。
白浪五人男<しらなみごにんおとこ>という 俗称の方が有名。歌舞伎の演目で、 弁天小僧や日本駄右衛門<にっぽん だえもん>といった、盗賊の活躍する話。
なお、盗賊の事を白浪というのは、三國志の 時代に盗賊が白浪山に集まっていた事から。

【アカデミー】

練金学協会の母体となっている、 ラングラン王室経営の学士院。

【アクアビナ修養会】

ネストリアス教キュリウス派の修養会。
福祉、慈善活動に積極的に取り組み、 近年の戦乱で信者数を大幅に増やしている。

【阿漕】

<あこぎ>。
阿漕ヶ浦という地名があり、 そこは古くから禁漁地だった。
「あふことを阿漕の島に引く網の たびかさならば人も知りなむ」という 歌から、欲張りな事のたとえになった。

【アポトーシスプログラム】

アポトーシスとは、あらかじめ遺伝子に 組み込まれた、死すべき細胞への指令。
胎児の指が形成されるのも、これによる。
それを悪用したのが、このアポトーシス プログラムで、自己修復機能を反転させ、 自死させていくプログラム。

【尉官】

士官ともいう。
少尉、中尉、大尉などの総称。

【囲師には必ず闕き】

いしにはかならずかき、きゅうこうには せまることなかれ。孫子軍争篇。
包囲した場合には逃げ道を作り、 追い詰めた敵を追ってはいけない。
なお、前漢の竹簡本では、囲師には 闕<けつ>を遺し、帰師には遏<とど>むる 勿<なか>れ、となっている。

【医食同源】

医術も食べる事も、元は同じで あるという考え。
薬食帰一ともいう。

【インゴット】

溶かした金属を一定の型に流し込んで 固めたもの。

【ウィン・ウィン】

お互いにメリットがある。

【ヴェゲチウス】

4世紀頃のローマの著述家。
ローマ軍の兵書を記すが、 本人は軍人ではなかったといわれる。
引用される名言を数多く残した。

【ヴォルクルス】

太古の三柱神の一柱で、破壊を司る。
神話に近い存在で、かつては実在を 確認されていなかった。

【裏ドラ】

麻雀用語。
リーチをかけて上がると、ドラ牌の 下にある牌もドラとして扱われる。
これを裏ドラという。
ただし、ドラもそうだが、さらされている 牌の次の順番の牌がドラ、裏ドラに 該当するので間違わないように。

【HQ】

ヘッドクォーターの略。
司令部の事。

【エセックス】

米海軍空母。第二次世界大戦中に建造された 傑作空母で、同級のネームシップ。
大戦中に建造された同型艦は一七隻あるが、 戦闘で撃沈した艦は存在しない。米海軍は、 空母名に地名をつける事が多かったが、 冒険とか憲法とか独立とか、抽象的な言葉を つける事もある。

【エリアル】

正式名称はエリアル王国。
立憲君主制で、どことなく和風 テイストがある。技術立国として有名。

【エンタープライズ】

米海軍空母。
おそらくもっとも有名であろう空母。
米海軍では、沈没したり退役した艦の名前を 引き継がせる伝統があり、第二次世界大戦中 のエンタープライズは7代目に当たる。
そして未来にも、エンタープライズの名は 引き継がれていく。

【應變自顕流】

<おうへんじげんりゅう>。
不易久遠流の数少ない分家の一つ。
神祇無窮流の影響も見受けられる。
神祇無窮流の欠点を受け継いでしまい、 ある程度素養がないと使いこなせない、 難しい剣となった。
開祖はオーゼン・ドクティム。

【おさおさ】

否定文を伴って使われる副詞。
この場合、少しも怠りない、という意味。
「全然」の本来の用法に近い。

【落ちたリンゴはすぐに食べろ】

善は急げと同様の意味の、ラングランの ことわざ。

【漢の魂】

<おとこのたましい>。
シュテドニアス生産の蒸留酒。
大麦を発酵させ、二度蒸留して造られる。
独特の香りを持つ木の樽に入れて、 10年から40年寝かせる。

【オリハルコニウム】

ラ・ギアスにしか存在しない希少金属。
加工は難しいが、硬度、粘度の高い合金を 作成できる。また、人の精神に感応するとも 言われている。

【隠形の咒素子】

隠形の術が使えるようになる咒素子。

【隠形の術】

修験道、忍者などに伝わる、姿を隠す 術の事。ラ・ギアスでは精霊レーダーを 一時的にくらませる特別な術。
ステルスの様なもの。

【カート】

荷物運搬用の車の事。車と言っても、 ラ・ギアスの車に車輪はない。

【諧謔】

<かいぎゃく>。
ひねったユーモア。
ひねりすぎるとよくわからなくなる。

【戒厳令】

<かいげんれい>。
非常事態法で、通常の政府では治安維持が 困難な場合、国家の権限の一部を軍に委ねて 治安を回復する法令。

【改獣】

恐竜の遺伝子を改造して作られた生物兵器。
内臓プログラムで命令通り動く。
成長促進と重力低減、慣性制御により、 比較的低コストで高い能力を発揮する。

【カウンターインテリジェンス】

対敵用の防諜機関。

【カエルでも食べて】

フランス料理にはカエル料理があり、 周辺国からは評判がよろしくない。
鶏肉みたいでおいしい。

【加賀】

旧帝国海軍(旧日本海軍)空母。
元々は土佐級戦艦として建造されていたが、 軍縮条約から戦艦数を削減されたためと、 本来空母転用予定であった天城が、 関東大震災で破損したため、急遽空母に 改装された。そのため、空母でありながら、 名前は旧国名のままである。

【雀奕の細胞】

<かくえきのさいぼう>。
階級制民主主義を否定し、絶対民主主義の 復古を表明するグループ。
雀奕とは素早い事を意味する。

【影縛り】

影に針などを打ち込んで、相手の動きを 止める魔術。実際にはアストラル界に 干渉して動きを止めている。
忍術で同様の技があるため、マサキ達には そう聞こえる。

【かけまくもかしこき】

畏れ多くももったいなくも、の意。
祝詞<のりと>でよく使われる言葉。

【下賜名】

<かしめい>。
目上の者が、目下の者に与えた名前。

【カッシュミント】

地上のミントと同じだが、 少しナツメグっぽい風味がある。
お菓子の香料としてよく使われる。

【合従連衡】

<がっしょうれんこう>。
蘇秦と張儀が説いた外交政策。
秦が大国となったため、東方の燕・斉・ 趙・韓・魏・楚の6国が縦に同盟を 結ぶのが合従策、6国がそれぞれ単独で 秦と結ぶのを連衡策という。

【歌舞伎十八番、参会名護屋、暫】

<かぶきじゅうはちばん、 さんかいなごや、しばらく>。
歌舞伎の名門に代々伝わる 18種の演目の一つ。

【カン】

麻雀用語。
同じ牌を4枚揃える事。
宣言し、場にさらさないといけない。
その後、特殊な牌の山から一枚を引く。

【観艦式】

その国の代表が、自国の艦船を観閲する 儀式。戦力や練度の誇示、ねぎらいや栄誉の 授与などの意味合いがある。

【監視飛空船】

成層圏に近い高々度を飛行し、常に地表の 様子を監視している飛空船。
本来成層圏は空気密度が地上の14分の1 しかないたれ、かなり比重の軽い物資で ないと浮力が得られない。
しかし、この飛空船は質量軽減システムを 利用しているため、大きさの割には頑丈。

【カンネの戦い】

カルタゴの名将ハンニバルが、紀元前 216年にローマ軍と戦った戦役。
戦術基本では、包囲殲滅戦のお手本として 必ず紹介される。兵数において劣りながら、 両翼に精鋭騎兵を配置、中央を薄くして 敵を誘い込み、精鋭騎兵で背側面を突いた 作戦。

【眼福】

珍しいもの、美しいものを見た幸せ。
目の保養。

【危急存亡の秋】

<ききゅうそんぼうのとき>。
三國志、諸葛亮の出師の表から来た言葉。
生きるか死ぬか、差し迫った危機の事。

【疑似プラーナ】

人が作り出すプラーナを、 人工的に生成したもの。
魔装機の出力補助などによく使われる。

【徽章】

<きしょう>。
身分を示すために身に付ける小さなバッジ。
認識票も兼ねている。

【艤装】

<ぎそう>。
完成した艦に、武器や必要な装置を とりつける事。又は、換装する事。

【木によりて魚を求む】

<きによりてうおをもとむ>。
さかなとは読まない。
元々料理したものを「さかな」、 生きているものを「うお」と言った。

【キャベツ踏み】

昔はザワークラウトを作る際に、 足で踏んでいたため、太い足の隠語と なった。日本だと大根足。

【キュリウス派】

ネストリアス教分派で、基準派からの分派。 唯一神の元に博愛主義を謳った宗教。 2610年頃に神学博士キュリウスの 改革から興った宗派。 ネストリアス教から精霊の否定を取り除き、 精霊もまた唯一神の仮の姿であるという 教義を持つ。

【クラウゼヴィッツ】

戦略論の大家で、東の孫子、 西のクラウゼヴィッツと並び称される。
現在においても通用する戦略理論家。
なお、若き頃、ナポレオン戦争において 捕虜となった経験を持つ。

【グラパス】

クレープやタコスに似た食べ物。
小麦粉やそば粉、トウモコシ粉を 水で溶いたものを焼き、様々な具材を 巻いて食べる。

【携電】

携帯電脳の略。 要するに持ち運び式コンピュータ端末。 電話としても使える。

【ゲート】

空間を歪曲させ、特定の地域を結びつける 門のようなもの。遠距離の交通手段は、 ほぼこれでまかなわれている。

【ゲーレン機関】

ラインハルト・ゲーレンが第二次世界大戦 後にドイツで立ち上げた情報機関。
旧東方外国軍課の流れをくむ。

【結界維持装置】

調和の結界を維持するためのリレー装置。 各所に配備されている。 調和の結界を維持する為の装置。
ラ・ギアスの各所に配備されている。

【剣皇】

<けんおう>。
剣の達人に与えられる称号。
なお、初代ランドールは剣神<けんしん>と 呼ばれている。

【元首】

国家を代表する人物。
君主や大統領が該当する。

【剣神】

<けんしん>。
5000年前、生身でヴォルクルスと戦い、 封印したと言われている伝説の人物、 ランドール・ゼノサキスの称号。
剣神の称号はランドールにのみ冠される。
その剣技は嵐を呼び、地を裂いたとも 言われ、神祇無窮流の開祖でもある。

【堅白同異之弁】

<けんぱくどういのべん>。
諸子百家の一つ、名家の公孫竜の言葉。
白い石は、見た目で白とわかり、触ってみて かたいとわかる。だが、それぞれは別の 概念であり、同一であるとは限らない。
どこかイデア論に通じる抽象概念だが、 普通は詭弁とみなされている。

【航海士】

艦の航路設定、位置確認など、航海全般の 監督に当たる役職。

【交叉】

<こうさ>。
二本の線が交わる事。

【亘壁】

<こうへき>。
空気を固形化し、壁とする魔術。

【公務執行妨害】

公務員の職務執行を妨害する罪。
拡大解釈すると危険。

【国際法】

国際社会の法律。国際慣習や条約などの 国家間の合意によって成立する。
平時と戦時によって異なる場合かある。

【国連】

国際連合の略。
第二次世界大戦での連合国が母体となって 構成された、国際組織。
新西暦元年の地球連邦政府樹立に伴い、 解体された。

【言霊】

<ことだま>。
言葉に秘められた魔力の事。
口に出した事は現実となるという 信仰にもなった。

【近衛騎士団】

ラングラン王室直属の騎士団。
普段は王都や王族の警備に従事する。
伝統的な役職ではあるが、武芸や知力が 優秀な者が選ばれるため、人気は高い。

【近衛兵】

君主の側に仕え、護衛する兵士。

【コルゴーツ】

1コルゴーツは、約1.78ミリメートル。
基本長さや重さはラ・ギアス基準の単位を 使うが、時間は地上換算しないと 混乱するので、時分秒はそのままに している。

【渾沌】

<こんとん>。
荘子にいう、目も鼻も口もない、中央の神。
無為無策を至上の徳とする、荘子を 体現するような神。

【最高評議会評議長】

アンティラス隊内の最高意思決定機関、 最高評議会の議長。魔装機神操者と 同等の権限を持つ。

【酒は憂いの玉箒】

<さけはうれいのたまはばき>。
酒は心の悩みをほうきのように 払ってくれるものである。
酒は百薬の長とともに、 酒のみが好んで使うことわざ。

【沙漠】

<さばく>。
水が少ないから沙漠が正しい。
実際、砂より岩が多い沙漠も多数ある。

【サブミッション】

関節技。人体の構造上、これをかけられると 身動きがとれなくなる。余談だが、関節技の 存在する古武術は、あまり多くない。

【ザワークラウト】

キャベツの古漬け。 酸っぱくておいしい。 ※管理者注 勘違いしている人が多いが、ザワークラウトの原材料は、キャベツと塩のみ。
つまり、酢を使用していないので、「酢漬け」ではない。

【三乗は一乗の方便】

乗とは乗り物の事で、人が悟りへと 至るための教えを、乗り物にたとえる。
三乗はそれぞれ異なった相手に対応した 悟りへの教えとされている。
法華経では、これらの三つの教えは、 最終的に一つであるとされ、三つに 分けたのは単なる手段であるとする。

【CEP】

サーキュラー・エラー・プロバビリティの 略。半数命中半径。発射したミサイルの 半数が命中する半径距離の事。

【CO2探知】

二酸化炭素を探知するシステム。
動物は基本、酸素を吸収して二酸化炭素を 排出する。

【GDP】

国内総生産。

【GPS】

グローバル・ポジショニング・システム。
ラ・ギアスに人工衛星は存在しないが、 高々度飛空船があり、測位が可能。

【史記】

漢の司馬遷が著した歴史書。
事件の年代を追って記述するのではなく、 個人の伝記を中心とした紀伝本で 書かれており、以後の歴代中国の歴史書の 手本となった。

【至言は耳に忤らいて、心に倒らう】

<しげんはみみにさからいて、 こころにさからう>。
韓非子、難言編より。正しい言葉は耳が 痛いもので、受け入れるのが難しいという 意味。逆説的に、道理にかなった言葉を 素直に受け入れられるのは優れた人物で あるといっている。

【侍従長】

君主の側近として仕え、儀式を補佐したり、 いさめたりする役目の人を侍従と言う。
侍従長はそのトップ。

【借款】

<しゃっかん>。
国同士のお金の貸し借り。

【遮蔽結界】

電磁波を遮蔽する結界。
電磁波には光も含まれる。

【終身刑】

死ぬまで懲役を科せられる刑罰。

【収攬】

<しゅうらん>。
集めてつかむ。大体「人心を収攬する」と いう流れで使われる。

【収斂】

<しゅうれん>。
ある一定の状態に収束していく事。

【主計士】

会計を司る役職。

【咒素子】

<じゅそし>。
咒文、魔術などを封じ込めた素子。
これを使う事で、魔術の使えない者でも その魔術を短期間ではあるが使用できる。

【シュテドニアス】

正式名称シュテドニアス連合国。
ラングランに次ぐ大国だが、連合国家の ため、国としてのまとまりはかなり緩い。

【シュレディンガーの猫】

量子力学の思考実験の名称。
粒子の状態は観測によって決定される。
この事を踏まえ、粒子が崩潰すると毒ガスが 出る箱に閉じ込められた猫は、観測者が箱を 開ける(観測)まで生死二つの状態が重なり 結果は決定されないという内容。
実際に猫を使って行った実験ではない。

【春秋戦争】

ラングランの王都が魔力弾によって壊滅し 行政機能を喪失した際、シュテドニアスが ラングランに信仰し一年間続いた戦争。
春秋には一年の意味がある。

【瞬地】

空間を歪めて、瞬時に移動する魔術。

【馴致訓練】

<じゅんちくんれん>。
実戦に慣れさせるための訓練の事。

【賜与】

<しよ>。
目上の者から、目下の者に与える事。

【定跡】

<じょうせき>。
将棋のセオリーを定跡、
囲碁のセオリーを定石という。

【蒸着】

真空内で金属などを蒸発させ、薄い膜として 他の物質表面に張り付ける事。ここでは、 超臨界を利用して、同様の効果を出す技術。

【小忿】

<しょうふん>。
忿は怒り。小さな怒りの事。

【情報局】

ラングラン行政府国防省下の組織。
対外、対内、対諜報の三部に分れている。

【生牌】

<しょんぱい>。麻雀用語。
まだ場に一枚も捨てられていない牌の事。
誰かがまとめて持っていたりするので危険。

【吝い】

<しわい>。けちくさい事。
リューネは金銭絡みで苦労した経験があり、 こういった語彙は豊富。

【神祇無窮流】

<じんぎむきゅうりゅう>。
剣神ランドールが無窮流を発展させて 立ち上げた流派。技ではなく、人を育てる 剣と呼ばれている。素養のない者には 習得が難しいため、正統伝承者の数は あまりいないが、奥義を究めなくとも 充分に実用的であるため、修得者は多い。

【真言咒文】

<しんごんじゅもん>。
ラ・ギアスで真言とは、失われた言語を 元にして作られた人工言語。
死んだ言語故に変化せず、事物の本質を 現すとされる。その真言を使った咒文。

【神算鬼謀】

<しんさんきぼう>。
非常に優れた策略の事。

【斟酌】

<しんしゃく>。
事情を察し、心情をくみ取ってもらう事。
手加減。

【シンチレータ】

放射線、ここではニュートリノを感知した 際に蛍光発光する物質。

【晨明旅団】

<しんめいりょだん>。
理屈が通じず、とにかくバカ騒ぎの 好きなテロリスト集団。
晨明とは、夜明けの明るさを意味するが、 こいつらの夜明けは遠そうである。

【推定無罪】

全ての容疑者は、被害者、被告人の 段階では無罪の可能性があり、 告訴側に罪状の証明責任がある。

【ストレージ】

外部記憶装置。パンチカードから カセットテープ、ディスク、MO、CD、 DVD、HDと、次々呼び名が変わるが、 まとめてしまえばストレージである。

【ストロハイム】

ラ・ギアスの存在する国の一つ。
正式名称はストロハイム人民共和国。
穏健的な独裁者が統治する国。

【すべり芸】

わざと受けない芸で場の雰囲気を 崩す高等芸。ツッコミ不在などで、 一歩間違うと非常に痛い。

【聖号】

聖なる名前の意味。ここでは過去の偉人、 ランドール・ゼノサキスの事。

【精霊】

ありとあらゆる物や自然に宿る霊。
八百万の神々。ラ・ギアスでは現実に 存在している。

【精霊降臨】

高位の(純粋な)精霊と契約し、 その人格をも魔装機に宿らせる事。
精霊降臨を行った魔装機は魔装機神と 呼ばれ、自らが操者を選ぶ。
理論自体は昔から存在したが、 それを実現可能なレベルに展開したのが ウェンディである。

【精霊レーダー(レーダー)】

精霊波(精霊とエーテルが干渉した波)を 探知するレーダーの事。本来はラジオ・ デテクション・アンド・レンジングの 略で、電波探知機をさす。

【ゼクゴーツ】

1ゼクゴーツは、約1.78キロメートル。
基本長さや重さはラ・ギアス基準の単位を 使うが、時間は地上換算しないと 混乱するので、時分秒はそのままに している。

【漸悟】

<ぜんご>。
一気にではなく、やっくり、順を追って 悟りを開いていく事。

【戦場の霧】

戦場の不確実性を表した言葉。
戦場における未知数、偶然が、その戦場で 決定的な役割を演じてしまう事が多々ある。
こういった現象を戦場の霧と呼ぶ。

【操神術】

<そうしんじゅつ>。
人の精神を、アストラル界から干渉して 操る魔術。超強力な催眠術のようなもの。

【粗忽者】

<そこつもの>。
慌て者、うっかりやさんの意味。

【蘇秦】

<そしん>。
古代中国戦国時代の策士。
縦横家と呼ばれる、弁論で遊説して 外交を操った人物。

【ぞっこん】

心の底から。すっかり。

【忖度】

<そんたく>。
相手の心を推しはかり、 慮<おもんぱか>る事。
ちなみに、おもん「BA」かるではなく、 おもん「PA」かるが正しい。

【太極陰陽破邪法】

<たいきょくいんようはじゃほう>。
ヤンロンとテュッティの合体攻撃。

【大地の党】

エリアル王国の政党。数十年野党だったが、 近年連立与党となった。
福祉重視の革新政党で、過激派との関連も ウワサされている。

【大鳳】

旧帝国海軍(旧日本海軍)空母。
大鳳級の一番艦にししてネームシップ。
飛行甲板を装甲化した、当時最新鋭の 空母であったが、初陣のマリアナ沖海戦で 沈没する。旧帝国海軍空母は、架空の祥鳥 <しょうちょう>や龍など、めでたい 生き物から名付ける習わしだった。

【ダウザー】

ダウジングを行う装置。
ダウジングとは、二本の鉄棒などを使って、 鉱脈や水脈を探す事。
このダウザーは、それとはまったく別の 原理を使っている。

【ダウジング】

二本の鉄棒などを使って、鉱脈や水脈を 探す事だが、ラ・ギアスでは、それとは まったく別の原理を使っている。

託宣(たくせん)

神のお告げ。

【ダブ南】

<だぶなん>。麻雀用語。
南場の南家を意味するダブル南の略。
3枚以上持っていると、それだけで 役がつき、上がった時の点数が増える。

【炭素同位測定】

植物の取り込んだ炭素14という 炭素の同位体である放射性炭素の崩潰を 利用して、年代測定をする方法。
ただし、ラ・ギアスと地上では 放射性物質の崩潰時間が異なる。

【タンビル】

エリアル王国の地名。

【治安局】

ラングラン行政府国防省下の組織。
主に国内の治安維持を担当する。
警察とは別組織で、対テロ任務が主。

【七対子】

<ちーといつ>。麻雀用語。
同じ牌を二枚一組で7組を揃える役。
同じ2個の牌を揃える事を対子<といつ>と 予備、それが7つあるから七対子。

【地球連邦】

新西暦元年(西暦2017年)に樹立した 地球圏を統一、管理する国家連合体。
中央集権ではなく地方分権的な体制のため、 組織としてのまとまりは比較的緩い。

【地上人】

地上に住む人の事。

【地政学】

地理的条件と政治の関係性を理論化した 国家戦略論。かのハウスホーファーが 広めたため、胡散臭く思われがちだが、 マッキンダーやマハンなど、優れた 研究も多い。

【張儀】

<ちょうぎ>。
古代中国戦国時代の策士。
蘇秦と同じく、鬼谷先生<きこくせんせい> に学んだ縦横家。

【張儀列伝】

史記の中の張儀についての伝記。

【超巡航形態】

超音速巡航形態の事。
超音速で航行すると、衝撃波や空力加熱の 問題が発生する。それを回避するための 円錐状の結界が張られる。その結界の形態に 合わせて、フリングホルニは変形する。

【超党派】

党を超えて、立場の違う者が一致して 協力する事。

【調和の結界】

『調和の塔』と呼ばれる塔から、 ラ・ギアス全土を覆っている特殊な結界。
全世界に向けて魔力を供給し、 更に大規模な魔法の使用を制限している。

【対消滅】

通常物質と半物質がぶつかり、 その質量全てがエネルギーに 変換される現象の事。

【ツィロの実】

栄養はあるが、味に難ありの植物の実。

【DC】

ディバイン・クルセイダーズの略称。
リューネの父親、ビアン・ゾルダーク博士が 設立した軍事組織。来たるべき異星人の 襲来に対抗するため、早急に地球圏の 堅固な統一が必要であるというのが 設立理念。

【帝王学】

トップに立つ人物への道徳的教訓や、 作法などを教える学問。

【ティキ鳥】

地上の七面鳥に似た鳥だが、やや小振り。
普通のニワトリよりも、やや高価だが美味。
なお、ラ・ギアスにもニワトリはいる。

【木偶ロイド】

木偶<でく>とドロイド(操り人形)を 組み合わせた造語。人の姿形をし、 ある程度の動作ができるので、 剣術の練習などに使われる。

【デコイ】

囮のための偽物。
簡素なものから、本物顔負けの精巧な ものまで色々とある。
デコイは囮で、ダミーは模型、替え玉。

【手すさび】

てなぐさみ。遊びで。暇だからついでに。

【テスラ賞】

地上で言うノーベル賞に相当する、国際的 権威のある賞。どうやらニコラ・テスラの 相似人物がラ・ギアスにもいたらしい。
なお、テスラ賞に数学賞はあるが、 経済、文学、平和賞はない。

【デフォルト】

対外債務不履行、つまり国家の破産。

【デモンネレイス暴走事件】

ツレインとメフィルが士官学校で遭遇した 事件。デモンネレイスという、召喚魔獣が 事故で暴走し、二人のコンビネーションで 解決した。

【デュカキス】

セニアが設計した、量子コンピュータ。
独自の回路により、理論飛躍ができる。

【テュッティの料理並みに甘い】

テュッティの料理は、その甘さに 定評がある。彼女の手料理フルコースを 完食できた者はいないと言われている。

【テンパって】

テンパイする事の俗語。
テンパイとは、あと一枚で上がれる 状態の事。

【韜晦】

<とうかい>。
本心や才能をごまかし、騙す事。

【督戦隊】

<とくせんたい>。
自軍の戦いを監視し、戦闘を促す部隊。
実際には逃げたら撃つ、という脅しの 場合がほとんど。

【吶喊】

<とっかん>。
ときの声(士気を高めるための雄叫び)を あげて、敵に突撃する事。突貫とも書く。

【ドラ】

麻雀用語。
その牌を持って上がると、その枚数だけ 点数が増えていく。

【頓悟】

<とんご>。
突然、天啓の如く悟りを開く事。

【内閣法制局】

国内法、国際法の調査、法案の審議、 解釈などを行う部局。

【ナノカーボン】

菜のサイズの炭素原子集合体の事。
カーボンナノチューブ等が有名。
本来ナノは地上の単位だが、ナノテクは 同様の技術が存在するため、翻訳される。

【二重帰属】

この場合、二重国籍と同意。

【二重国籍】

一人の人間が、同時に二つの国籍を持つ事。

【ニュートリノ】

電気的に中性な微粒子という意味。
対消滅が起きた場合、一部の質量は ニュートリノとして放出されるらしい。
一説によれば、虚数の静止物質を持つ、 つまり光よりも速い物質であるという。

【ネストリアス教】

かつては大隆盛した一神教。
ネストリア(1240年頃~1288年)が 開いた啓示型宗教。神話にある神々は全て 唯一神の仮の姿であるという教えを唱え、 神と人との分離、精霊の否定、来世における 救済が主な教義。

【涅槃】

<ねはん>。
サンスクリット語のニルヴァーナが 訛って音訳された言葉。本来は死を 意味するが、悟りの境地としても使われる。

【ネフロス歌集】

520年頃に成立した、ラングランの歌集。
当時の代表的な佳人の歌を網羅したもので、 古代歌集の集大成と言われる。

【嚢中の秘策】

<のうちゅうのひさく>。
三國志演義で諸葛亮が趙雲に、困った時に 開くようにと、袋に入れて授けた三つの策。
もちろん正史には登場しない。
呪的逃走の影響もあるのだろうか?

【ノード】

ネットワークの結節点。

【祝詞】

<のりと>。
神への儀式で、神に申す言葉。
日本のものとほとんど同じ意味合いの ものであるため、マサキらの耳には そのまま祝詞として聞こえる。

【ノン・オフィシャル・カバー】

非公式の諜報員。主に民間人が アルバイトの形で起用される。

【倍満】

<ばいまん>。麻雀用語。
満貫より更に上の点数の役。
8翻、9翻、10翻で倍満となる。

【宝具火風青雲剣】

<ぱおぺえかふうせいうんけん>。
封神演義に登場する宝具<ぱおぺえ>から 名付けられた。

【ハコテン】

麻雀用語。
持ち点がなくなる事。

【バゴニア】

正式名称バゴニア連邦共和国。
連邦共和国と付いているが、 実質中央集権に近い。
約150年前ラングランから 独立した新興国家。

【柱(一柱、二柱、三柱)】

神の数え方は一柱<はしら>、二柱と 数える。なぜ柱なのかは諸説あるが、 「はし」とは異界と異界をつなぐもので あり、「橋」や「端」にも関連するので あろう。

【抜錨】

<ばつびょう>。
錨<いかり>を上げる事。
フリングホルニの場合、牽引光線、 トラクタービームが錨の代わりとなる。

【パテント】

特許の事。

【花発けば風雨多く、人生別離足る】

<はなひらけばふううおおく、 じんせいべつりたる>
唐詩選、于武陵<うぶりょう>の 五言絶句の一節。
花が咲けば風雨がやってくる。
とかく人生には別れがつきものだ、 という意味。

【蔓延る】

<はびこる>。
良くない事が広がっていく事。

【パルク回路】

パルク・ラアス・ベノビアのよって 理論化されたプラーナ増幅回路。
元々は医療システムだったが、 魔装機のプラーナコンバータに転用された。

【春巻】

地上の春巻とほぼ同じ食べ物なので、 春巻と訳される。地上と同じで 揚げ春巻や生春巻がある。

【ピーラー】

ラングランにおける抱き籠<かご>の事。
皮むき器ではない。

【ビエンド杯剣術大会】

毎年5月1日~3日の間に行われる、 国際剣術大会。主に若手の剣士が参加する。
参加資格は10歳~30歳まで。
2255年から開始された、由緒ある大会。

【逼迫】

<ひっぱく>。
差し迫っている事。

【ヒューミント】

ヒューマンインテリジェンスの略語。
人的情報。スパイや人を使って情報を 集める事をいう。

【フェイルロード】

フェイルロード・グラン・ビルセイア。
ラングラン王国第288代目国王。
余命幾ばくもなかった彼は、即位後に ラ・ギアス全土統一を目指し、マサキ達と 戦って倒れる。

【不易久遠流】

<ふえきくおんりゅう>。
無窮流を解析し系統立てて完成させ、 5000年近い歴史を持つ武術の総合流派。
合理的で万人に受け入れやすいため、 広く普及し伝承者の数は多い。しかし、 完成された剣なので分家はほとんどない。
開祖はテンバレン・ゼイシュノン。

【不規弾】

<ふきだん>。
命中しなかったイレギュラーな弾。

【普通の攻撃でも大ダメージ】

機関部が動いていないため、プラーナによる 結界装甲がない状態なので、攻撃に対して 非常に脆弱である。

【仏性】

<ぶっしょう>。
解脱して仏となれる素質の事。

【婦に長舌あるは、維れ厲の階なり】

<ふにちょうぜつあるは、 これれいのはしりなり>。
詩経、大雅より。
女性のお喋りは、世を災いへと 向かわせる階段である、という意味。

【プラーナ】

人の持つ生気。オーラ、気と同類の意味。
常に人の表層を覆っており、感情によって 大きく増減する。ラ・ギアスの人間には 地上の人間に比べ、プラーナの増減の 振幅が乏しいとされる。

【プラーナコンバータ】

操者から放出されるプラーナを、 動力として活用する変換機。

【フラーレン】

炭素原子がサッカーボール状に結びついた 分子構造物質。地上人の名前が由来だが、 同様の物質がラ・ギアスにも存在するので 翻訳される。

【ブラックボックス】

インプットとアウトプットはわかっても、 その内部構造が不明な装置の事。
現代人にとっては、大抵の機械は ブラックボックスといえる。

【ブリッツ・クリーク】

電撃戦。
機甲部隊と急降下爆撃機の連携により、 一気に長距離を侵攻する作戦。

【プローブ】

探査針。対象を調査するセンサーを内蔵し、 調査結果を発信する装置。

【フローラー】

個人的な移動補助手段の乗り物。
浮いて移動するため、特に整備された 道路などを必要としない。

【兵站】

<へいたん>。
補給、輸送などの後方支援機関。
ロジスティックスの翻訳とされるが、 誤訳とする説もある。

【ベスピナ条約】

4850年頃に制定された国際条約。
バゴニアの分離、独立により、 それまでの条約を改定したもの。
内容は市街地での戦闘禁止、捕虜の扱い、 徽章の制定などが参加国により 締結されている。

【別件】

別件逮捕の略。
犯罪者を逮捕するだけの証拠がなく、 逃亡の恐れがある場合、別の犯罪の容疑で 逮捕、拘留する事。

【ベドウィン】

アラビア半島を中心として、 らくだなどを飼育している遊牧民。

【防御結界】

防御のための結界。
バリアのようなもの。

【冒黷】

<ぼうとく>。
正しい事、神聖な事をけがす行い。

【法務局】

ラングラン行政府下の組織。
検察・行刑・訟務などを行う。

【法華経】

妙法蓮華経の略。大乗仏教経典の中でも 代表的なものの一つ。

【矛を止むるを武と為す】

<ほこをとどむるをぶとなす>。
春秋左氏伝の楚子の言葉。
武という文字は、「矛を止める」という 文字の解釈をした一節。
実際は「矛を持って歩いている人」の 会意文字。

【保釈】

容疑者に一定の保証金を課して、 一時釈放する事。逃亡や証拠隠滅の 恐れがある場合は、許可されない。

【ポゼッション】

精霊憑依とも呼ばれる。
高位の精霊と意志が同調した場合、 ごくまれに発生すると言われる。

【輔弼】

<ほひつ>。
君主の補佐をする事。

【ホロテレビ】

三次元立体映像を投影するテレビ。
ただし、ホログラム映像は大量の 機材が必要なため、重要映像の 配信以外では使われない。

【ポン】

麻雀用語。
同じ牌を2枚持ち、他の人の捨てた牌を 含めて3枚にできる時に、ポンと宣言して 場にさらす事。

【混一】

<ほんいつ>。
混一色<ほんいーそー>の略。
字牌と同じ模様の牌の組み合わせだけで 手を構成する役の事。

【ヤーマーナ平原】

シュテドニアス北部と南部の中間にある 大平原。その地理的条件のため、古来より 会戦の多かった平原。

【魔境】

誤った禅行で、道を踏み外す事をいう。

【魔装機神】

高位の精霊と契約した魔装機で、 自らの意志で操者を選ぶ。
ラ・ギアス全体に対する脅威に対抗する ため、ラングランで製作された。

【マニューバ】

操作、機動、作戦まで、戦闘に関する 動く事なら、全てに対し使われる用語。
ここでは回避操作の事。

【円山応拳】

<まるやまおうきょ>。
1733年~1795年。
江戸時代の画家で円山派の創始者。
足のない幽霊画の創始者とされているが、 明確な根拠はない。

【満貫】

<まんがん>。麻雀用語。
役の数か点数(計算がややこしい)が 一定以上だと、こう呼ばれる。

【ミミック】

元はモノマネの意味。
後にゲームで宝箱に擬態する モンスターとして定着した。

【無辜の民】

<むこのたみ>。
罪のない人々の事。
辜は古の音符に辛を合わせた形声兼会意。
辛は刑罰を与える入れ墨の針の事で、 罪を表している。

【メディーナ】

ラ・ギアスに存在する国の一つ。
正式名称はメディーナ国。
ラングランの文化に収まる事をよしとせず、 独自の文化を復興させている。

【メルマク】

1メルマクは、約0.675グラム。
基本長さや重さはラ・ギアス基準の単位を 使うが、時間は地上換算しないと 混乱するので、時分秒はそのままに している。

【八百万】

<やおよろず>。
実際に800万ではなく、数が多い事の 比喩。

【薬食帰一】

薬と食べ物は同じ事であるという教え。
医食同源ともいう。

【吝か】

<やぶさか>。
吝かでない、という場合、それについては 努力を惜しまない、という意味になる。

【有機ナノマシン】

ナノサイズのバイオマシン。
生物的特徴を持つが、遺伝子操作ではなく ナノテクによって作られた人工物。

【宜う候】

<ようそろ>。
操船の際、そのまま直進する時に かける言葉。ちなみに、面舵とは右側、 時計の針で3時、つまり十二支で卯<う>の 邦楽、「うのかじ」が訛ったもの。
取り舵は十二支の酉<とり>から、 左、9時の方角へ舵を取る事。

【依代】

<よりしろ>。
神霊が降臨するための媒介物。

【ラ・ギアス】

地球内部に存在する世界の事。
形状としては地球空洞説の様に、 球面内部の形をしているが、実際に 地球の裏側として存在している訳では なく、位相(フェーズ)がずれている。
ラ・ギアスとは『真の大地』の意。

【ライセンス生産】

他国が開発した製品を、技術指導などを 受けて、自国で生産する事。
ただし、核心的な技術は隠される事が多い。

【ラセツ】

ラセツ・ノバステ。
シュテドニアスの大佐で特殊工作部隊、 「デオ・シュバイル」の隊長。
シュテドニアスとラングランの戦争を 引き起こした張本人。
マサキ達によって倒される。

【ラングラン】

正式名称神聖ラングラン王国。
中断期はあるものの、5万年の歴史を持つ ラ・ギアス最古の国家。立憲君主国。

【リーチ】

麻雀用語。
あと一枚で手が揃う時に、これを 宣言すると、上がった時に少し点数が 増える。

【リーディング】

魔術の一種で、サイコメトリーで 読み取る事をこういう。

【励起光線計測器】

レーザーを使った精密計測器。
本来は魔装機の整備に使うもの。

【REB】

発音は「れぶ」。
ソラティス神殿にある、量子コンピュータの 愛称。ラングラン語の頭文字を強引に アルファベットに当てはめただけ。

【嶺上】

<りんしゃん>。
嶺上開化<りんしゃんかいほー>の略。
カンをした時に、特殊な山からとってきた 牌で上がる事。

【聯盟】

<れんめい>。
正式名称はラ・ギアス聯盟。
ラ・ギアス全国家、31ヵ国中28ヵ国が 加盟している国際同盟。不参加の3ヵ国は いずれも政情不安定な国。
ラングラン、シュテドニアス、バゴニアも 加盟している。

【陋習】

<ろうしゅう>。
古くから続く、悪い習慣の事。

【陋劣】

<ろうれつ>。
卑怯で下劣な事。

【六道輪廻】

<ろくどうりんね>。
仏教における世界観で、その人の業によって 死後に転生する六つの世界。そこから解脱、 抜け出す事が本来の仏教の目標である。

【歪曲フィールド】

グランゾンに装備されている特殊バリア。
攻撃を受けた瞬間に、空間そのものを 歪曲させ、その力を拡散してしまう、 かなり卑怯な装備。