シナプス「何ですと!?
バイタル・ネット作戦を中止…!?」
ベラ「本当ですか、司令?」
ゲイブリッジ「ええ。
連邦政府はオルファンの危険性についての
認識を改めたそうです」
大文字「まさか、オルファンを
安全な遺跡だと判断したとでも?」
ゲイブリッジ「残念ながら、
その旨が政府に伝達されたようです」
麗雄「GGGを通さず、政府上層部に
直接コンタクトか…。そんなことが
出来るのはガバナーしかおらんのう」
ゲイブリッジ「しかし、リクレイマーも
力押しや口先で連邦政府を
丸め込んだわけではありません」
ゲイブリッジ「彼らは宇宙開発公団で
開かれるオルファン対策会議に、
代表者を出席させることを約束しました」
シナプス「その代表者とは…?」
ゲイブリッジ「勇君の父上、
伊佐未研作博士だ」
勇「何だって!? 政府の連中は
親父の話を聞くつもりなのか!?」
ゲイブリッジ「そういうことになる」
勇「親父は時間稼ぎをする気なんだ!
その会議の間に、オルファン浮上の
準備を進めるに決まっている!」
伊佐未直子「…いけませんよ、勇。
ここは研作さんを待つのです」
勇「ばあちゃんは黙っていてくれ!」
伊佐未直子「いえ、物事の解決には
相手の話を聞くことも必要です」
勇「しかし…!」
伊佐未直子「お前が自分の両親を
信用出来ないのは仕方ありません…」
伊佐未直子「ですが、研作さんも翠も
研究者です。少なくとも自分の
研究成果に嘘はつかないでしょう…」
勇「………」
勇「…わかったょ、ばあちゃん…」
比瑪「どこに行く気なの、勇!?」
勇「…話が終わったから部屋に戻るんだ。
親父を締め上げるのは、その会議の席で
やってやるさ!」
比瑪「ちょっと! 待ちなさいよ!」
(扉が開閉する・勇と比瑪が立ち去る)
ゲイブリッジ「直子さん…
勇君は大丈夫ですかな?」
伊佐未直子「ええ…。今は
自分の中で感情を整理する時です。
あとは比瑪さんに任せましょう…」
ゲイブリッジ「シナプス大佐、
ノヴィス・ノアも随伴艦隊を残し
日本に向かうつもりだ」
シナプス「了解しました。
では我々もそれに同行します」
ゲイブリッジ「無論、対策会議には
獅子王博士や大文字博士達にも
出席してもらいますぞ」
麗雄「うむ。オルファンの情報を
手に入れるチャンスだからな…」
比瑪「ねえ、勇! どうして
直子おばあちゃんにあんな態度をとるの?
会った時はあんなに喜んでたのに…」
勇「関係ないだろ」
比瑪「何よ、その態度!
おばあちゃんがかわいそうでしょ!」
勇「だから、お前には関係ないだろ!」
比瑪「そういう口の利き方かわいくない!
やきもちやき!」
勇「何言ってんだよ!」
比瑪「せっかくノヴィス・ノアへ来たのに、
カナンさんが忙しくて
相手にしてくれないからでしょ!」
勇「カナンこそ、関係ないだろ!
俺は施設の生徒じゃない! 何でお前の…」
比瑪「じゃあ、
そういうあんたはクマゾー以下!?」
比瑪「カナンさんが自分の方を
見てくれないんで、イライラして!」
勇「なっ……!」
比瑪「文句があるなら、前みたいに
キスでも何でもして黙らせなさいよ!」
勇「そんなクマゾー以下なことが出来るか!」
(足音)
カナン「相変わらずね、勇。
機嫌が悪いと、すぐに態度に出る…」
勇「カナン…!」
カナン「私もあなた達と同じく、
αナンバーズに配属になったわ」
ヒギンズ「そう…今はあたしと同じく
ブレンチャイルドのパイロットよ」
勇「ブレンチャイルドって?」
ヒギンズ「リバイバルしたばかりの
双子のブレンのことよ。サイズが
小さ目だから、そう呼んでいるの」
勇「双子のブレン? オルファンでも
そんな例はなかったのに……」
ヒギンズ「あなた達のブレンと形は違うけど…
二人ともとてもいい子よ」
勇「じゃあ、
カナンはブレンに認められたのか…」
カナン「勇は前に私に言ったわね。
オルファンを離れてみれば、
その呪縛から逃れられるって」
勇「ああ」
カナン「あなたのおかげで…
今、私はそれを実感しているわ」
勇「その言葉が聞けて嬉しいよ。
それだけで俺達はオルファンを出た
意味があったみたいだ…」
(ノック、扉が開閉する)
万丈「失礼します、アノーア艦長」
アノーア「わざわざ呼び出してすまない。
実は君に会わせたい人物がいるのだ」
万丈「僕に?」
アノーア「ああ…。
オーガニック・エンジンの視察に来た
環境保護団体のメンバーなのだが…」
アノーア「破嵐財閥の総帥がいるのなら
是非ともお会いしたいと言ってな」
万丈「やれやれ…
寄付の類のお願いでなければいいんですが」
(ノック、扉が開閉する)
ミレーヌ「失礼します、アノーア艦長」
万丈「……!」
アノーア「万丈君、こちらはミレーヌ女史だ」
万丈「………」
ミレーヌ「はじめまして、ミスター破嵐」
ミレーヌ「破嵐財閥の総帥にして、
メガノイドの反乱を鎮圧したヒーローに
お会い出来て光栄ですわ」
万丈「名前とお顔に覚えがあります。
どこかでお会いしませんでしたか?」
ミレーヌ「さあ…。
それとも、それがミスター破嵐流の
女性への挨拶でして?」
万丈「失礼。
あなたに似た雰囲気を持つ人間を
何人か知っているものでしてね」
ミレーヌ「そうでしたの…。
どのような方達なのです?」
万丈「…人の姿をした悪魔ですよ」
アノーア「万丈君…」
(アラート)
アノーア「敵襲の警報? リクレイマーか!」
ミレーヌ「アノーア艦長…
ノヴィス・ノアはリクレイマーの
標的になっていると聞きます」
ミレーヌ「我々のメンバーは
αナンバーズの艦への
避難を希望致します」
アノーア「しかし…!」
万丈「かまいませんよ、アノーア艦長。
博士達には僕の方から許可を取ります」
ミレーヌ「すみません、ミスター破嵐。
ご協力に感謝します」
万丈「どういたしまして…」
(母艦出撃選択、出撃準備)
ラッセ「あれが双子のブレン…、
ブレンチャイルドか」
勇「カナン、やれるのか?」
カナン「心配しないで、勇。
この子はあたしに力を与えてくれるわ」
ヒギンズ「そうよ。
あたし達はお互い上手くやっている」
勇「そうか…」
さやか「ノヴィス・ノアは
安全な海域まで避難したのね」
甲児「あれ?
ダイターン3が出撃してねえな」
ジュドー「万丈さんなら、
ノヴィス・ノアに行ってたけど…」
ビーチャ「どうせ美人の世話で
鼻の下を伸ばしてんだろうぜ」
京四郎「ぼやくなよ。美人に囲まれるのは
万丈の旦那の宿命みたいなもんさ」
キリー「うらやましい…」
真吾「同感…」
レミー「真吾、キリー…
あたし1人じゃご不満?」
真吾「いえいえ、そんなことは。
なあ、キリー?」
キリー「そうそう。レミーちゃんは
俺達の天使…いや女神ですから」
レミー「一応、サンクス。
…で、敵さん、いらっしゃったわよ」
(グランチャーが出現)
勇「ジョナサンか…!
性懲りもなく!」
ジョナサン「久しぶりだな、勇!
お前が姿を見せないんで寂しかったぜ」
ジョナサン「もっとも…
クインシィは恋しさのあまり、アメリカまで
お前を追っていったようだがな」
勇「貴様…!」
カミーユ「勇、挑発に乗るな。
あいつはお前を動揺させるつもりだ」
勇「わかっている! それが
ジョナサン・グレーンだってこともな!」
ジョナサン「フン…少しは大人になったか。
だが、俺のグランチャーの腕を切った
借りは返させてもらうぞ」
ジョナサン「各機、攻撃開始だ!
リクレイマーの力を存分に
見せつけてやれ!」
(作戦目的表示)
(ダイターン3が出撃)
甲児「お! ようやくお出ましだぜ」
万丈「皆様、
遅くなって申し訳ございません」
ルー「皆様? ございません?」
プル「万丈さん、何だか変じゃない?」
フォウ「そうね…。
しゃべり方がいつもと違うわ」
万丈「少々…
いやいや、ちょっとノドを痛めてね」
ナンガ「頼むぜ、大将。
対策会議の前に俺達がリクレイマーに
やられちゃシャレにならんからな」
???(ミレーヌ)(破嵐万丈も出たか…。
よし、今の内に……)
(作戦目的表示)
ジョナサン「覚悟をするんだな、勇!
俺はクインシィの命令でお前を
殺しに来たんだ!」
勇「ジョナサン!
貴様は何故姉さんに
服従したふりをする!」
ジョナサン「クインシィは
グランチャー部隊の指揮官だ。
命令に従うのは当然だろうよ!」
勇「違う! お前は姉さんに
従うふりをして、その裏では姉さんを
操る事を考えているんだ!」
ジョナサン「随分と姉想いだな、勇!
結局、お前は家族の呪縛から
逃れられないのさ!」
ジョナサン「だが、俺は違うぞ!
それをお前にも見せてやる!」
勇「ジョナサン…」
ジョナサン「お前、カナンか!
グランチャーに見捨てられた後に
ブレンをたらしこんだか?」
カナン「………」
ジョナサン「どうだ、カナン?
泣いて許しを乞えば、お前を再び
リクレイマーへ迎えてやってもいいぞ」
カナン「ジョナサン…!
あたしはオルファンには戻らない…」
カナン「自分の生き方はオルファンに
頼らなくても自分で見つけてみせる!」
ジョナサン「ふふふ…ま、こんなところか」
(ジョナサン機が小隊ごと撤退)
勇「ジョナサン…!」
勇「どうしても戦う気か、シラー!」
シラー「黙れ、裏切り者め!」
勇「弟達を食べさせるために
オリンピック選手になろうとした気持ちを
忘れていないのなら…」
勇「シラー! オルファンを降りろ!」
シラー「ブレンパワードに汚染された
奴の話なんて聞きたくもない!」
シラー「いかん!
これ以上は幾らグランチャーでも…!」
勇「ジョナサンにしては
あっさりと引き下がったな…」
比瑪「様子見だったんじゃないの?」
勇「様子見って、何の?」
比瑪「ほら、対策会議とか…」
万丈「………」
???(ミレーヌ)(今、
αナンバーズは油断している…。
チャンスだわ…!)
???(万丈)「動かないでもらおう、
ミレーヌ女史…」
ミレーヌ「何っ…!?」
万丈「どうした?
そんなに僕がここにいるのが不思議か?」
ミレーヌ「…………」
万丈「だが、
僕の驚きはそんなものじゃない…」
万丈「何せ、一度倒したはずの女が
目の前に現れたんだからね」
ミレーヌ「ふふふ…最初に会った時、
どうして知らぬふりをしたのです?」
万丈「復活したのはお前一人ではあるまい…!
だから、あえて泳がせたまでだ」
ミレーヌ「ふふふふ…
そういう所は相変わらずですね、破嵐万丈」
(西端にデススパイダーが出現)
豹馬「何だ!? 新手かよ!?」
(デススパイダーが戦艦に隣接し、戦艦に爆煙)
ベンメル「迎えに来たぞ、ミレーヌ!」
万丈「待てっ!」
ミレーヌ「必要な情報は入手しました。
後は破嵐万丈を始末するのみ…」
(デススパイダーが北西へ移動)
ベンメル「久しぶりだな、万丈…
このコマンダー・ベンメルが
ここで貴様を葬ってくれる!」
(メガボーグに変身しメガボーグ・ベンメルが出現)
万丈「ギャリソン!!」
(ダイターン3が戦艦まで移動)
万丈「ダイタァァァァン3!!」
ミレーヌ「ふふふ…
これで役者が揃いましたね」
ベンメル「我らの同士を葬ってきた恨み、
ここで晴らしてくれるわ!」
万丈「黙れ! お前達こそ、
この場から生きて帰れると思うな!
メガノイド!!」
鉄也「メガノイドだと!?」
万丈「そう! 奴らこそ
人類の生んだ最凶最悪のサイボーグだ!」
凱「最凶最悪のサイボーグ!?」
万丈「そうだ! メガノイドは己の欲望を
満たすために人の心を捨て去り…自らを
不死の肉体に改造した悪魔だ!!」
ミレーヌ「愚かなリ、破嵐万丈。
メガノイドは人間を超える
スーパー人間です」
ミレーヌ「どうです、人間達よ…?
メガノイドになれば、巨万の富も
永遠の美も最強の力も約束しましょう…」
ミレーヌ「メガノイドになれば
人間は全ての悩みや苦しみ、痛みから
解放されるのです」
竜馬「あの女…俺達を誘っているのか!?」
アイビス「…でも、全ての苦しみから
解放されるのなら、それもいいかも
知れない…」
ツグミ「アイビス…」
万丈「冗談でもそんな事を言うな!
メガノイドはロボット以下、
人間にとっては悪魔だ!」
レイカ「万丈…」
アイビス「………」
ベンメル「グフフフフ…
そちらのお嬢さんの方が、
物事をわかっているようだな」
ミレーヌ「破嵐万丈よ!
お前にはここで死んでもらいます!」
(メガノイド群が出現)
万丈「メガノイドよ、思い出すがいい…!
お前達の脳裏に刻まれた僕の言葉を…」
ベンメル「言葉!?」
ミレーヌ「もしや!?」
万丈「そう!
世のため人のため、メガノイドの
野望を打ち砕くダイターン3!!」
万丈「この日輪の輝きを恐れぬなら、
かかって来いッ!!」
(ダイターン3に緑の光)
ジュドー「ば、万丈さんが
あそこまで怒るの、初めて見た……」
隼人「それだけ奴のメガノイドに
対する憎しみが強いってことだ」
鉄也「ああ。そして、
あれこそが万丈の本当の顔なのかも知れん」
ベンメル「しゃらくさい!
我らを貴様の倒したメガノイド達と
一緒だと思うなよ!」
ベンメル「その証拠に貴様らに
面白いものを見せてくれる!」
(北西端にブッターギルンが出現)
サンシロー「何だ!?
あのノコギリみたいな奴は…!?」
ベンメル「ふふふふ…
これぞ、ブッターギルン!!」
ベンメル「さあ、
地球ぶった切り作戦の始まりだ!」
健一「地球!?」
デュオ「ぶった切りだぁ!?」
(ブッターギルンが南西端まで移動)
【プチデモ『ブッターギルンの尾が地球を一周する』】
(ブッターギルンが尾を伸ばす、振動)
勇「あ、あいつ…何をやってるんだ!?」
ブンタ「大変です! あのメカのノコギリが
海底を掘り進んでいます!!」
ヤマガタケ「海の底を掘ってどうすんだ!?」
ブンタ「このままノコギリが
海中を進めば…海底からマグマが
噴き出すことになりますよ!」
万丈「!!」
日吉「そ、それじゃ、この辺りの海が
メチャクチャになっちゃうよ!」
ベンメル「ハッハッハ!
そんなことは序の口に過ぎんぞ!」
ベンメル「地球ぶった切り作戦とは
その名のとおり、ブッターギルンで
地球をまっぷたつにするのだからな!」
護「地球をまっぷたつだって!?」
イルイ「そんな…!」
ケン太「そんなことしたら…地球は…!」
一矢「お前は地球を破壊する気か!?」
ベンメル「破壊ではない。
この作戦は地球をより有効に
活用するためのものよ!」
カミーユ「有効だと!?」
ベンメル「ふふふ…地球を割れば、
その切断面に人が住める。これで
人口問題は一気に解決じゃ!」
甲児「…………」
コウ「…………」
カトル「…………」
レミー「………何言ってんの、あいつ?」
ベンメル「どうじゃ、驚いたか?」
十三「あ、ああ…
あまりにもアホらしくて
ツッコむ気もせえへんわ…!」
トロワ「…地球を二つに割れば、
人口問題どころではなくなると思うが」
京四郎「だが、
奴が本気ならシャレにならんぞ!」
一矢「ああ!
奴がこの辺り一帯を壊滅させようと
しているのに間違いはない!」
ベンメル「あがけ、あがけ!
もう作戦は始まっているのだ!」
ミレーヌ「キャプテン・ベンメル、
私は報告のために後退します。
後はお任せします」
ベンメル「心得た。
コロス様には吉報をお待ち下さいと
伝えてくれ」
(デススパイダーが撤退)
小介「皆さん! あと5分でノコギリの先端が
マントル層に到達します!」
デュオ「わかった!
それまでにあのブッターギルンを
ぶった斬ってやるぜ!!」
(作戦目的表示)
(中央の島にエッガ機が出現)
勇「何だ、グランチャー!?
いや、あれは違うぞ!!」
エッガ「フハハハ!
裏切り者など俺が串刺しにしてやる!!
覚悟! 勇ッ!!」
勇「エッガ!?」
(エッガ機からチャクラ光が広がる)
ラッセ「何だ、あのチャクラ光は!?」
カミーユ「プレッシャーじゃない!?」
勇「あいつ、保つのか!?」
エッガ「裏切り者がぁ!
親を裏切るガキなどはぁ!
親不孝以下だろうぉぉぉぉっ!!」
ケン太「だ、駄目だ!
誰か、あのグランチャーを止めて!」
OVA「落ち着いて、ケン太君!
どうしたんです!?」
キンケドゥ「暴走しているのか!?」
比瑪「あんなの、どうしたらいいの!?」
エッガ「フハハハ! 死ねよ!
壊れちまえよ! 裏切り者なんぞは!!
いなくなっちまえぇぇぇぇぇっ!!」
万丈「エゴに支配された姿…
メガノイドと同質の存在か…!」
勇「くっ! 倒すしかないのか…!」
ベンメル「ええい、やってくれる!
ならば、このワシのとっておきの
コレクションを投入してくれる!」
(クィン・マンサが出現)
ジュドー「あれは!」
ルー「クィン・マンサ!?」
プル「そ、そんな…!」
プルツー「どうして
あれがこんな所に…!?」
ベンメル「こいつは
レプリカじゃが、機能は本物とほぼ同じ!
どうだ、驚いたか!?」
ジュドー「あんた…! よくもそんな物を
プルとプルツーの前に…!」
ベンメル「ほほう…
どうやらこいつと因縁があるようじゃな。
レア物を出した甲斐があったわい」
ジュドー「そいつは
プルやプルツー達の心を縛った機体だ!」
ジュドー「よりにもよって、そんな物を
レストアするなんざ許せねえ!!」
万丈「下がれ、ジュドー!
僕とメガノイドの戦いの邪魔をするな!」
ジュドー「!?」
万丈「メガノイド…!
お前達はいつもそうだ…!」
万丈「己の欲望を満たすためなら、
他人の痛みなどおかまいなしだ!!」
万丈「僕はそんなお前達を許せない!
メガノイドの存在を許せない!!」
ジュドー「万丈さん…!」
ジュドー「プルとプルツーを苦しめるものは
俺が叩き潰してやる!」
プル「あたしとプルツーを苦しめた
モビルスーツ…! 許さないから!」
プルツー「あたしは
もうグレミーの操り人形じゃない…!」
プルツー「こんなものに
もう縛られたりはしない!」
勇「くそ…! これが抗体化が進んだ
パイロットの乗るグランチャーの力か!」
エッガ「そうさ、勇よ!
俺と俺のグランチャーこそが
オルファンに選ばれた存在なのさ!」
エッガ「さあ、おびえろ!
泣いて許しを請え、ブレンパワード!」
比瑪「何言ってるのよ! この子は
あんたみたいな暴走グランチャーに
負けたりしないんだから!」
ブレンチャイルド「………」
カナン「わかるよね、君?
あのグランチャーが危険な事は…」
カナン「だから、頑張って!
あたしと一緒に戦って!」
ブレンチャイルド「!」
ヒギンズ「わかっている!
あたしも、あのグランチャーが
嫌いよ」
ヒギンズ「だから、
一緒に戦いましょう!」
アムロ「むき出しの悪意と嫉妬、憎悪…。
このグランチャーのパイロット、
完全に正気を失っている…!」
エッガ「人の頭の中をのぞくのはやめろ!
そういう奴には俺と俺のグランチャーが
罰を与えてやる!」
万丈「抗体化の進行は
パイロットに麻薬のような快感を
与えると聞く…」
エッガ「その通りよ! この力と全能感は
何物にも勝る快楽だ!」
万丈「黙れ!
己を失いながらエゴに溺れる姿…
僕は許せない!」
エッガ「俺と俺のグランチャーは
もうすぐ完全に一体化する!
そうなれば誰にも負ける事はない!」
凱「そんなものは融合じゃない!
お前はグランチャーに飲み込まれて
いるだけだ!」
ベンメル「破嵐万丈!
破嵐創造の息子でありながら
何故メガノイドを否定する!?」
万丈「その名を口にするな! あの男の
遺した悪魔の所業を叩き潰す事…、
それが僕の存在の意味だ!」
ベンメル「見事なり、ダイターン3。
美しさ、力強さはワシのコレクションに
並ぶに値する…」
ベンメル「だが、
ワシは貴様を倒さねばならん。
非常に残念だが…」
ベンメル「お前の勇姿はワシの記憶の中で
コレクションしておくことにする!」
万丈「ダイターン3はメガノイドの
野望を打ち砕く! 無論、お前の
歪んだコレクター魂もな!」
ベンメル「鋼鉄ジーグ、いや司馬宙!
お前はサイボーグとなった自分の身体を
憎んでいると聞くぞ!」
鋼鉄ジーグ「だったら、どうだってんだ!?」
ベンメル「愚か者め! お前はまだ
人間を超えることの素晴らしさを
知らないのだ!」
鋼鉄ジーグ「ふざけるな!
俺はてめえらと違って、
人の心を捨てた覚えはねえ!!」
ベンメル「獅子王凱!
お前の噂も聞いているぞ!」
ベンメル「その身体がワシ達と同じ
機械である事もな」
凱「それがどうした!
悪魔に魂を売った貴様達と
俺を一緒にするな!」
凱「俺のこのサイボーグの身体は
みんなを守るために神様が
授けてくれたものだ!」
ベンメル「知っているぞ! お前、
連邦の白き流星、アムロ・レイだな!」
アムロ「何だ、このメガノイド…!?」
ベンメル「丁度いい! ワシの
モビルスーツコレクションの
デコレーションになってもらうぞ!」
ベンメル「無論、ポーズ固定でな!」
アムロ「老人の道楽に付き合う気はない!」
ベンメル「ほほう…こいつは元祖・鉄の城。
いいコレクションになりそうじゃわい」
甲児「るせえ!
てめえは機械獣でも集めてろってんだ!」
ベンメル「ほほう…お嬢ちゃん。
お前の心は苦しみと悲しみに
満ちているようじゃな…」
ベンメル「だが、メガノイドになれば、
それは全て解消されるぞ。
どうじゃ、ワシ達と来んか?」
アイビス「………」
ツグミ「アイビス!
こんな男の言う事に耳を貸しては
駄目よ!」
ツグミ「悲しみに負けて、そこから目を
背けるのは臆病者のやる事よ!」
アイビス「ツグミ…」
小介「急いで下さい!
あと4分以内にブッターギルンを
破壊して下さい!」
勇「くそ…あと3分以内に
あいつを止めなくては…!」
ケン太「急いで、みんな!
あと2分しかないよ!」
万丈「メガノイドめ!
この1分でお前達の野望、
叩き潰してみせる!」