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我が拳に命を懸けて バイタル・ネット作戦に参加する ~ 第28話 ~

《ビッグファルコン・JAPANESE AREA》

[ビッグファルコン]

ベルガン「…極東の連邦軍は こちらの様子見をしておるようです」
リヒテル「…………」
ベルガン「いずれはこのビッグファルコンを 取り戻しに来ると思われますが、日本地区は 我らの手に入ったも同然でしょう」
リヒテル「…その前にベルガン殿、 一つ確認したいことがある…」
リヒテル「そなた、αナンバーズとの 戦いで細菌を用いたと聞いたが真か?」
ベルガン「…そのとおりでございます。 しかし、それが何か?」
リヒテル「そのような卑劣な手段を 用いるのがボアザンのやり方か…?」
ベルガン「…リヒテル提督、 司令官として、そういった考えは 手ぬるいのではありませんかな?」
リヒテル「何…?」
ベルガン「正々堂々を重んじようと、 負けては全てが無意味なのですぞ」
リヒテル「………」
ベルガン「…提督の甘さを 見ておりますと、私はあのプリンス・ ハイネルを思い出します」
リヒテル「ハイネル……」
ベルガン「あの男は 裏切り者の父と地球人の間に 生まれた異母兄弟に丸め込まれ…」
ベルガン「敗北を重ねるだけでなく、 ボアザン貴族の誇りを捨てるまでに 至ったのです」
リヒテル「だが、それはバルマーと 呼ばれる連中からボアザン星を解放しようと 考えたからではないのか?」
ベルガン「我らは一時をしのぐために バルマーへ手を貸しただけのこと…」
ベルガン「あの艦隊が壊滅した後、 ボアザン星はボアザン貴族による栄光と 支配を取り戻しております」
ベルガン「つまり…ハイネルは その甘さ故に我らボアザン貴族の 身代わりとして利用された男なのです」
リヒテル「…………」
ベルガン「正々堂々とした戦いに こだわるのも結構でしょうが…戦いは 勝利という結果こそが全て」
ベルガン「甘さを捨て切れぬのであれば、 いつか提督の身にも不幸が 訪れることになりますぞ…?」
バルバス「ベルガン殿! それは リヒテル様への脅しと取れるぞ!」
ベルガン「いかように 解釈してくれても結構…」
ベルガン「私は海底城の戦力を 移送する任務があります故、 これにて失礼させていただきます」

[ビッグファルコン]

リヒテル「………」
リヒテル「身代わりか…。 まさに余の今の有り様はそれかも知れぬ」
ライザ「リヒテル様…」
リヒテル「所詮、 余は名ばかりの司令官なのかも知れぬ…」
アイザム「そんなことはないぞ、リヒテル」
リヒテル「アイザム…」
アイザム「お前は最大の敵である αナンバーズを倒したのだ。 後は奴らの息の根を止めるだけだ」
アイザム「それが出来れば、 お前の力量を疑う者はいなくなる」
リヒテル「すまぬ、アイザム…。 余の勝利はお前の助力あってのものだ…」
アイザム「気にするな、リヒテル。 あと少しで俺の最高傑作となる 新たなメカ戦士が完成する…」
アイザム「そのメカと ゾンネカイザーがあれば、お前の勝利は より確実なものとなる」
リヒテル「よし…お前の作業が完成次第、 αナンバーズ討伐軍を出撃させよう」
バルバス「さすがですな、アイザム殿。 ゾンネカイザーがありながら、 もう新兵器を開発されるとは」
アイザム「フフフ…まあな…」
アイザム(急がねばならぬのだ…。 俺に残された時間はあとわずか……)

《ガードダイモビック・JAPANESE AREA》

[ガードダイモビック]

和泉「剛博士、αナンバーズの メンバーの様子はどうです?」
剛健太郎「私と健一達の血液で作った 血清で皆の症状は治まりました。 残る問題は超弾性金属です」
浜口「うむ…あれはかなり厄介な代物だ。 解決の糸口はつかめたとはいえ 例の障害が残されている…」

前話の最後で氷竜と炎竜がゾンネカイザーに
攻撃した 攻撃しなかった


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