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リクレイマー アラド ~ 第13話 ~

《サイド3 スウィート・ウォーター・EARTH AREA》

[レウルーラ・執務室]

ガトー「…アナベル・ガトー少佐であります」
シャア「スウィート・ウォーターの件、 ご苦労だった。手並みはさすがだな」
ガトー「民草が 我々の大義を享受したおかげです。 ときに、シャア・アズナブル大佐…」
シャア「何か?」
ガトー「…自分はア・バオア・クーで デラーズ閣下に命を拾われた時から…」
ガトー「いや、それ以前から ジオンの理想を成し遂げんがために 身を捧げると誓っております」
ガトー「しかし、今一度…。 今一度、大佐のご決意を お聞かせ願いたい」
ナナイ「ガトー少佐…。 シャア大佐を疑うと言うのか?」
ガトー「今回の決起に際し…獅子身中の虫、 奸賊シーマ・ガラハウの再登用…」
ガトー「唾棄すべきティターンズ残党と 元プリベンターの編入…」
ゼクス(…本人を目の前にして、 随分と言ってくれるものだな)
ガトー「そして、あの木星帝国と 手を結ぶなどと。彼奴らに我がジオンの 大義が理解できるとは思えませぬ」
シャア「…なるほど。それで私を完全に 信用することが出来んと言うわけか」
ナナイ「無礼だぞ、ガトー少佐」
シャア「構わん、ナナイ。 少佐の疑念はもっともだ」
ガトー「無礼は百も承知の上…。 今一度、真意をお聞かせ願いたい」
シャア「…私は ロンド・ベル隊に参加していた時、 連邦の腐敗した実態を目の当たりにした」
シャア「そして、 彼らでは地球圏をより良い方向へ 導くことは出来ないと判断した」
シャア「故に…人の魂を縛り、 腐敗の温床となっている存在を断つ。 そのための手段を選ぶつもりはない」
シャア「…これが私の真意だ」
ガトー「…お父上の名と 遺志を継ぐ覚悟がおありで?」
シャア「無論だ。事を為し遂げた時、 私は父の下に召されるだろう」
ガトー「…そのお言葉で充分です、総帥。 我が身命…存分にお使い下さい」
シャア「…礼を言う、アナベル・ガトー少佐」
ゼクス(…真意でなければ、 ガトー少佐のような男の心を 動かすことも出来んか…)
ゼクス(にも関わらず、 シャア大佐は私を迎え入れ… ガンダムをヒイロ達に手渡した)
ゼクス(…決着をつけるつもりなのだな…。 全てに………)

《サイド1 ロンデニオン・EARTH AREA》

[モビルスーツデッキ]

ビルギット「ほ~う… こいつがクロスボーンガンダムか」
ケーラ「アナハイムもやってくれるよ。 あたし達が量産機の調整で 手間取ってる間にさ」
ビルギット「まったくだ。 噂じゃ、ネオ・ジオンにもモビルスーツを 渡してるって言うしな」
カツ「噂じゃないですよ、それ」
ビルギット「企業秘密って奴だろ?」
キンケドゥ「…ビルギットさん」
ビルギット「よう、久しぶりだな。 少し見ない間に貫禄つけやがって…」
ビルギット「海賊をやるなら、 どうして俺も誘ってくれなかったんだ?」
キンケドゥ「ロンド・ベル本隊の戦力を 削るわけにはいきませんでしたから」
アムロ「…だが、 俺達が以前の戦力を取り戻すには、 まだ時間がかかりそうだ」
キンケドゥ「アムロ大尉…」
アムロ「よく戻って来てくれた、キンケドゥ。 俺達も心強いよ」
キンケドゥ「いえ、 大空魔竜戦隊もいてくれますから」
アムロ「大空魔竜か…。 データには目を通していたが、 実際に見るのとは大違いだな」
キンケドゥ「地下勢力との戦闘用に 造られた戦艦だと聞いていますが…」
アムロ「それ以外にも対応しているのは 明らかだな。もっとも、その方が 俺達にとってはありがたいが」
アラド「あ、あのっ!  アムロ・レイ大尉!」
アムロ「ん? 君は…」
アラド「こ、この度、 訳ありでロンド・ベル隊に配属となった…」
キンケドゥ(訳ありって…。 そんなこと、言わなくていいのに)
アラド「アラド・ バランガ曹長でありますっ!」
アムロ「アムロ・レイだ。よろしく頼む。 …それで、用件は?」
アラド「ブライト・ノア中佐が お呼びです! ラー・カイラムの ブリッジへお願い致します!」
アムロ「緊張しなくていい、曹長。 これからも頑張ってくれ」
アラド「は、はいっ!  大変光栄でありますっ!」
(アムロが立ち去る)
アラド「…あ、あれが本物の…」
キンケドゥ「ま、初めてアムロ大尉に会う 新人はみんなそうなるよ」
アラド「いえ、初めてじゃないです。 大尉には昔からお世話になってました」
ケーラ「昔って… どこかで会ったことがあるのかい?」
アラド「本人じゃないんですけど、 訓練生時代にアムロ大尉のデータ機と さんざん模擬戦をやらされてました」
カツ「…それ、キツそうな訓練だね」
ビルギット「で、成績はどうだったんだ?」
アラド「それがその… 3秒以上保ったためしがなくて…」
ケーラ「アハハ、やっぱり? まあ、 これから本物に色々と教わりゃいいさ」
アラド「はい、そのつもりです」

[休憩室]

大文字「では、 大空魔竜戦隊は日本へ帰還しろと?」
アデナウアー「そうだ」
ブライト「しかし、極東には 充分な戦力があるはずです。ジオンや 木星帝国を放っておくわけには…」
アデナウアー「戦力が足りんから、だ。 三輪長官の話によれば、バーム軍の 先遣部隊が地球に降下したらしい」
ブライト「! 何ですって…!?」
アデナウアー「おそらく、 スウィート・ウォーター事件の隙を 突かれたのだろう」
大文字(こちらのレーダー網やセンサーに 引っ掛かることなく地球へ降下するとは…)
アデナウアー「おかげで、 それらの始末のために、アルビオンまで 極東へ降ろさなければならなくなった」
シナプス「自分の艦もでありますか?」
アデナウアー「ああ。 戦力的な問題はともかく…三輪長官に 余計な負い目を作ってしまったよ」
シナプス(我々は取り引き材料か。 この期に及んで、己の立場の方が 重要だと言うのか…?)
アデナウアー「とにかく、大空魔竜と アルビオンは極東支部へ向かってくれ」
シナプス「マザー・バンガードは どうするのです?」
アデナウアー「あんな厄介者など、 三輪長官に押しつければいい」
アデナウアー「それに、そもそも君は 私に文句を言える立場ではない」
アデナウアー「ガンダム2号機の件… いずれは責任を取ってもらうぞ?」
シナプス「…了解です。では、アルビオンは マザー・バンガードや大空魔竜と共に 地球へ降下致します」
ブライト「では、アデナウアー参謀次官… 交渉のご成功を」
アデナウアー「交渉? 誰と? どこで?」
ブライト「あなたがわざわざ このロンデニオンまで来られた理由は、 散歩ではありますまい?」
アデナウアー「………」
ブライト「シャアが声明を発表する前から、 ネオ・ジオンと交渉を行うおつもり だったのでしょう?」
アデナウアー「…私がここへ来たのは 連邦政府から発表があるまで内密だぞ」
ブライト「……はっ」
ブライト(…やはり、そうだったか)

[ラー・カイラム・ブリッジ]

アムロ「やれやれ… 戻ってきた早々に厄介払いとはね」
ブライト「アデナウアー参謀次官は シャアの言葉を信じ、交渉を行うつもりだ」
万丈「道化芝居を真に受けられちゃあ、 やってられませんね」
アムロ「…火星に異星人が居座っている以上、 シャアも時間稼ぎはするさ」
エマ「ネオ・ジオンが次の行動を 起こすまでに、まだ間があると?」
アムロ「…奴は自分の目的を果たすために 生半可な手段を選びはすまい」
エマ「だから、充分な準備期間を 必要としているというのですか」
アムロ「ああ」
ギャリソン「あのお方のことですから… やるからには確実な効果を生み出す 手段を選んでこられるでしょうな」
万丈「ま、僕達は今までに 色々と極端な例を見てきているから… それらを参考にするかも知れないね」
フォウ「極端な例って?」
ギャリソン「衛星軌道上からの砲撃、 巨大サイコミュ装置による逆行催眠、 コロニー落しなど…様々でございます」
フォウ「それと同じようなことを クワトロ大尉がすると言うのね…」
万丈「確実にね」
アムロ「…ブライト、 俺もアルビオンと共に地上へ行く」
ブライト「お前も地球へ降りるのか?」
アムロ「ああ。 俺達がどう網を張ろうと今の情勢じゃ、 シャアの動きはつかみにくい」
アムロ「となれば、 奴が具体的な動きを見せた時、 その出鼻をくじくしかないだろう」
ブライト「各コロニーは相変わらず 非協力的だし…やむをえんな」
アムロ「だからこそ、 今の内に出来ることをしておきたい。 オルファンの件も気になるしな」
ブライト「そうか。お前は あれから地球へ降りていなかったな」
アムロ「…それに、いざとなったら、 甲児や豹馬達の力が必要となる」
ブライト「了解した。 何か動きがあれば、すぐに連絡する」
アムロ「ミライさんへのメッセージは?」
ブライト「…子供のことを 頼むと伝えておいてくれ。 しばらくは帰れないだろうからな」
アムロ「ああ…わかった」

《太平洋 海底城・WORLD AREA》

[ガルンロール・ブリッジ]

オルバン「リヒテルよ、 地球攻略はどのような状況になっておる?」
リヒテル「この海底城を前線基地として、 地球防衛の拠点である極東地区への 攻撃準備を進めております」
オルバン「未だに準備だと?  予定より遅れておるようだな」
リヒテル「申し訳ございません。 海底に謎の巨大な物体が…」
オルバン「ワシは勝利の報告以外は 聞く気はない。特にあの大空魔竜との 戦ではな。それを肝に命じておけよ」
リヒテル「ははっ!  バーム10億の民のために!」
(モニターオフ)
リヒテル「…バルバス!  大空魔竜の動きはどうなっておる!?」
バルバス「ははっ! 先程、極東地区近海に 降下してきた様子です」
リヒテル「ほほう、いいタイミングだな」
ベルガン「では、奴らの始末は私に 任せて頂きましょうか?」
バルバス「その役目はこのバルバスが!」
ライザ「リヒテル様、 何卒このライザにお任せ下さいませ」
リヒテル「大空魔竜… いや、竜崎一矢の討伐には、 すでに適任の者を呼び寄せてある」
リヒテル「入るがよい、ハレック!」
ハレック「武術指南役、 ガーニー・ハレック…参りました」
バルバス「何と…!  この男がリヒテル様の必勝の策と!?」
ライザ「一介の武術師範がリヒテル様の お役に立てるとは思えませんが…」
リヒテル「ええい、黙れ!  遅々として進まぬ地球攻略の責任、 誰にあると思っている!?」
ライザ「も…申し訳ございません」
リヒテル「バルバス!  我がバームの兵器が地球のものに 劣っていると思うか!?」
バルバス「い…いえ…!  そんなことはございません!」
リヒテル「では、何故我が軍は地球の ロボットに勝てぬ…? 余はその答えを 操縦者の差であると見た」
ベルガン「なるほど…、 人工知能の類ではなく有人操縦によって 奴らに対抗しようとお考えか…」
リヒテル「ハレック!  そなたはバームを愛しておるか?」
ハレック「もちろんでございます、 リヒテル提督」
リヒテル「うむ。ならば、ハレック… 余にその心の証を見せてくれぬか」
ハレック「提督のご命令とあらば、 我が武術の力、お貸しいたしましょう」
リヒテル「最高の戦闘ロボットを与える。 そなたの力で敵戦力の中核を成す ダイモスと竜崎一矢を倒すのだ!」
ハレック「承知いたしました。 ただし、私も武人のはしくれ… 正々堂々の勝負を挑ませて頂きます」
リヒテル「よかろう。勝利の暁には、 そなたに余の副官の地位を与える」
ハレック「それは辞退させていただきます。 私の望みはバーム星人全ての幸せ… ただそれだけでございますから」
リヒテル「ハハハ! 面白い!  出世には興味がないと申すか!  ならば、ハレックよ…行けぃ!」
ハレック「はっ!」
(ハレックが立ち去る)
ライザ(…ハレックに副官の座を…?)
ベルガン「おや? ライザ殿、 お顔の色がすぐれないようですが…」
ライザ「い…いや…何でもない…」
ベルガン「フフフフフ…心配めさるな。 あなたの悩みは、このド・ベルガンが 解消して差し上げましょう」
ライザ(この男、何をする気だ…?)

《太平洋上・WORLD AREA》

[大空魔竜・ブリッジ]

ピート「大空魔竜、地球への降下完了。 各部に異常ありません」
ミドリ「アルビオン、マザー・バンガードも 降下を完了しました」
大文字「よし…針路を極東支部基地へ」
剛健太郎「大文字博士、このあたりは オルファンに近い海域です」
剛健太郎「ノヴィス・ノアが 迎えに来ているとは言え、我々も 警戒を強めた方がいいでしょう」
大文字「そうですな。 …ミドリ君、偵察隊からの報告は?」
ミドリ「待って下さい…」
(通信)
ミドリ「大文字博士、偵察中のダイモスから 緊急通信が入っています!」
大文字「何!?  サブスクリーンに回してくれたまえ!」
一矢「こちら、ダイモス!  帰還途中で謎の小型ロボットと接触!  現在、戦闘中!」
大文字「バーム星人のものかね!?」
一矢「いえ、違います!」
ピート「博士、映像が来ました!  これは…」
サコン「リクレイマーのアンチボディか!」
大文字「ピート君、大空魔竜発進だ!」
ピート「了解! 大空魔竜、発進!」
大文字「各機、出撃準備!!」


第13話
リクレイマー

〔戦域:群島〕

(敵機とダイモスが出現、母艦出撃選択、出撃準備)
ジュドー(!?  この感覚……何だ、あのマシンは?)
健一「間違いない、リクレイマーだ!」
ジュドー「リクレイマー!?」
健一「ああ…オルファンという海底要塞を 浮上させ、地上を壊滅させようとしている 連中のことだ」
ルー「海底要塞…!?  前大戦の時に沈んだ奴じゃなくて?」
サンシロー「ああ。 遺跡っていう噂もあるけどな。 とにかく、ケタ外れにでかい奴だ」
ファン・リー「そいつが浮上したら、 日本の沿岸は今以上の被害を受ける」
ヤマガタケ「そのおかげで、 極東支部の防衛隊もリクレイマーとは 何回かやりあってんだ」
カミーユ「………」
ビーチャ「ん?  どうしたの、カミーユさん?」
カミーユ「あのアンチボディから 何か意志のようなものを感じる…」
ジュドー(! カミーユさんも…?)
ビーチャ「意志って…。 あれって生きてんのかよ!?」
アムロ「資料によると、 生体マシンとも言える存在らしいな」
トビア(中に乗ってるのは… どんな人間なんだろう?)
シラー「…どうする、ジョナサン?  プレートからあいつをらを引き離すことは 成功したんだ…後退するかい?」
ジョナサン「プレートの回収は 勇達に任せておけばいい。 俺は連中の相手をする」
シラー「しかし、この周囲には ノヴィス・ノアもいるはずだろう?」
ジョナサン「構うものか。 連中のブレンパワーなど、 グランチャーの相手にならん」
ジョナサン「それに…せっかく外へ出たんだ。 こいつらにも運動させてやらなきゃな」
シラー「わかった。あんたの指示に従うよ」
ジョナサン「グランチャー隊、攻撃開始!  伊佐未ファミリーに俺達の力を知らせる いい機会だ! 存分にやれよ!」
(作戦目的表示)

〈1EP〉

(勇機とカナン機が出現)
一矢「新手か!?」
ジョナサン「勇か…」
「ジョナサン、どういうつもりだ!  命令違反だぞ!」
ジョナサン「オルファンが やろうとしていることを邪魔する奴は 全て排除する」
ジョナサン「戦力に余裕があるなら、 なおさらな」
カナン「クインシィ・イッサーの命令は プレートの回収だけのはずよ!」
ジョナサン「カナン… お前は黙って伊佐未ファミリーに 尻尾を振ってりゃいいんだよ」
カナン「!」
「ジョナサン、貴様…!」
ジョナサン「やるのか、勇?  それこそ、命令違反になるぜ?」
(グランチャーの拒絶反応)
「く…ううっ…!」
カナン「勇! 大丈夫!?」
「心配しなくていい、カナン…。 いつもの拒絶反応だ…」
ジョナサン「無理をするなよ、勇。 プレートを回収したんなら、 とっととオルファンに帰りな」
ジョナサン「クインシィ・イッサーが お待ちだぜ?」
「姉貴は関係ない!」
カナン「勇…あなたの身体のこともあるわ。 オルファンに帰還するわよ」
「わかった、カナン…」
(勇機とカナン機が撤退)
コウ「何だったんだ、今のは?」
キース「仲間割れか?」
バニング「お前ら、気を抜くな!  まだ敵はいるんだぞ!」

〈2PP〉

(ラッセ・ブレンが出現)
ラッセ「…ロンド・ベル隊を確認。 だが、すでに迎えがきてたようだな」
ナンガ「リクレイマーめ… 相手はだれであろうともお構いなしか」
ラッセ「承知の覚悟ね。とりあえず、 ロンド・ベルへ連絡を入れるぜ」
一矢「あいつらもリクレイマーなのか!?」
ラッセ「おいおい、 一緒にしてもらっちゃ困るね」
ナンガ「こちらは空母ノヴィス・ノア所属の ブレンパワード隊だ。これより援護に回る」
アラド「ブ、ブレンパワード…?  ノヴィス・ノア? ま、また新しい単語が…」
日吉「つまり、 ビッグファルコンのボルテスVとか、 大空魔竜のガイキングって感じだよ」
アラド「は!?」
めぐみ「日吉、ダメよ。 誤解を招くような言い方をしちゃ」
アラド「…要は敵と味方でアンチボディの 呼び名が違うってことか」
ラッセ「そういうこと。よろしく頼むぜ」
ジョナサン「ブレンパワードごときが 何機増えようと、物の数じゃないんだよ」
ジョナサン「グランチャーの力を 出来損ないのアンチボディ共に 見せてやる!」

〈vs ジョナサン〉

[ナンガ]

ジョナサン「潰れろ、ブレンパワード!」
ナンガ「く…! こいつっ!?」
ジョナサン「ハハハハハ!  お前のブレンの震えがこっちまで 聞こえてくるぞ!」

[一矢]

一矢「貴様らの 本当の目的は何なんだ!?」
ジョナサン「さあな!  生きて帰れたら、ノヴィス・ノアの 連中にでも聞いてみるんだな!」

[撃墜]

ジョナサン「ちっ、遊びが過ぎたか!  撤退する!」
(爆発せず、撤退する)

〈vs シラー〉

[ラッセ]

シラー「たった2機のブレンパワードで 何をするつもりだい!?」
ラッセ「それはどうかな?  そっちがやっているように こっちもプレートを集めているんだぜ!」

[撃墜]

シラー「いかん!  これ以上は幾らグランチャーでも…!」

〈敵機全滅〉

サンシロー「ふう、何とか終わったか…」
一平「今から あの石頭の所へ行くとなると、気が重いぜ」
健一「そうだな。久しぶりに ビッグファルコンへ帰れるのに…」
ラッセ「…残念だが、安心するのはまだ早い。 海中から何か来るぞ!」
(敵機増援が出現)
一矢「バーム軍か!!」
京四郎「どうやら、 地球侵攻の準備は万全らしいな」
(通信)
ハレック「聞こえるか、竜崎一矢」
一矢「俺を名指しで!? 誰だ!?」
ハレック「俺の名はガーニー・ハレック!  バーム星武術師範の名に賭けて お前に決闘を申し込む!」
一矢「決闘だと!?」
ハレック「共に 母星の誇りを賭けた一対一の勝負だ。 どうだ、この挑戦を受けるか!?」
一矢「………」

一矢選択

「その勝負、受けて立つ!」
「その手には乗らないぞ!」


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