シャイン「…………」
一般兵「被験体とゲイム・システムのリンク率、
3.5%低下しました」
アードラー「構わん。
強制リンクを続けるのじゃ」
一般兵「し、しかし…これ以上は」
アードラー「…わかっておるのか、王女?
ワシらの言うことに従わねば…侍従が死ぬぞ?」
シャイン「う…うう…」
アードラー「強情じゃのう。
ラトゥーニ11と同じじゃ」
アードラー「ヒッヒッヒ…
ならば、同様の手を使うしかないのう。
…誘発剤を強制投与するのじゃ」
一般兵「そ、それでは副作用が…!
実験に支障が出ます!」
アードラー「構わん。
ワシらには未来があるでの。
それに…」
アードラー「先に出撃したテンペストもおる。
実験データには困らんわ」
アードラー「王女の調整は時間をかけて
ゆっくりとやる。ゆっくりと、な。
フヒヒヒ…」
シャイン「…わ、私には見えますわ…
…あなた達に…未来など…」
アードラー「フン、生意気な小娘め…
予言でもしておるつもりか。
誘発剤を強制投与せい!」
シャイン(…ライ…ディ様………
ラトゥーニ…みんな……もう……ダ…メ……)
テンザン「お~お~、やってるねえ。
なかなか刺激的な光景じゃねえの」
アードラー「テンザンか?
ここは関係者以外立ち入り禁止じゃぞ」
テンザン「おいおい。例の3号機の
パイロットになったからにゃ、俺も関係者だっての」
テンザン「それより、何やってんだ?
こんな子供使ってよ」
アードラー「あの機体を
より強化するために必要な実験じゃ」
テンザン「そういや、
あんたはそっち方面が専門だったな。
けど、こんな実験なんざ無駄だっての」
アードラー「何じゃと…?」
テンザン「テンペストなんかより、
俺を3号機で出撃させてくれりゃあ…
ハガネとヒリュウ改を片づけてやる」
アードラー(フン…ゲイム・システムの
再調整は、テンペストの結果を
見てからでも遅くはないが…)
アードラー「良かろう。
ただし、貴様の3号機はまだ調整に時間がかかる」
アードラー「次の作戦には間に合わんが、
ジュネーブを攻める時には、あれに乗るがよい」
テンザン「よっしゃ、任せろっての!」
アードラー(フヒヒ…。
さて、テンペストは無事に帰って来るかのう…?)
エイタ「艦長!
黒海沿岸のセバストポリ基地から入電!」
エイタ「DC残存部隊の襲撃を受けているようです!」
ダイテツ「何…!」
テツヤ「艦長、セバストポリは本艦の航路上です!」
ダイテツ(こちらの動きに合わせておるのか…?)
ダイテツ(となれば、
その敵部隊はワシらの足止め…
う回しても、奴らの目的は達成される)
ダイテツ「やむをえん。
直ちに急行し、敵を撃破する!」
(基地には敵部隊が出撃している)
戦艦はハガネ
キョウスケの搭乗機がアルトアイゼン、ジガンスクードのパイロットがタスク
キョウスケの搭乗機がアルトアイゼン以外、ジガンスクードのパイロットがタスク以外
戦艦はヒリュウ改
キョウスケの搭乗機がアルトアイゼン、ジガンスクードのパイロットがタスク
キョウスケの搭乗機がアルトアイゼン以外、ジガンスクードのパイロットがタスク以外