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用語事典 ~ Original Generation 1 ~

【アースクレイドル】

 EOT特別審議会が推進していたプロジェクト・アーク (種の保存計画)において建造中の巨大人工冬眠施設。
 アフリカ・ケニア地区の地下に存在し、ソフィア・ネート 博士が開発した自律型のスーパーコンピューター・メイガス によって管理されている。
 来るべきエアロゲイターとの侵略戦争を生き延びるために 数千人規模の人間が人工冬眠に入る予定であったが、DC 戦争が勃発したため建造は中断された。
 なお、月にも同様の施設である「ムーンクレイドル」が 存在する。

【アーマードモジュール】

 戦闘機から発展した対異星人戦闘用の機動兵器の総称。
 重力質量・慣性質量分離能を有した高効率反動推進装置 「テスラ・ドライブ」によって単体での飛行が可能な上、 戦闘機を凌駕した空中運動性を持つ。
 そのため、単体では空を飛べないパーソナルトルーパー の天敵とも言える存在になった。

【アイドネウス島】

 南太平洋マーケサズ諸島沖の孤島で、新西暦179年に 謎の隕石メテオ3が落下した場所。
 その解析のため、同島にはEOTI機関の本部が置かれ、 そこで研究されたEOTや対異星人兵器技術はそのまま DCの戦力基盤となった。
 なお、島全体がEOT機密保持の名目のもとで要塞化され ている。要塞は地理的条件から防空と航空戦力主体の構造 を有す。

【アドバンスド・チルドレン】

 生まれながらにして、人型機動兵器の操縦や戦闘に関して 天賦の才を持つ子供達のこと。
 動体視力や反射神経、情報処理能力などが優れており、 機動兵器への順応性も高い。高度に発達した対戦型シミュレ ーターゲームの副産物的存在であるとも言われている。
 長期の訓練や投薬措置を必要としない彼らを機動兵器の パイロットに仕立てあげようとする組織は少なくない。

【αリンク係数】

 テレキネシスαパルスの測定数値の表し方の代表例。 集中力に優れた人間はこの数値が高い傾向にあり、一定値を 超えると人並み外れた念の力、すなわち念動力を持っている ことになる。また、T-LINKシステムと被験者の適合度 を見ることができる。

【EOT】

 Extra Over Technologyの略で、 アイドネウス島へ落下した隕石「メテオ3」から発見された 異星人の超技術の総称。
 ビアン・ゾルダーク博士が責任者を務めるEOTI機関 によって解析・研究され、様々な分野、特に軍事技術に革新 的な進歩をもたらした。
 ただし、その技術や情報はEOT特別審議会によって管理 され、一般社会に応用されることはほとんどなかった。

【EOTI機関】

 Extra Over Technology Inquiry Organization。
 新西暦180年、アイドネウス島へ落下した謎の隕石 「メテオ3」から発見されたEOTを解析・研究するために 結成された組織。
 世界中から優秀な科学者が集められ、稀代の天才科学者と 称されたビアン・ゾルダークが総責任者を務めた。

【EOT特別審議会】

 メテオ3やエアロゲイターにまつわる機密を扱う連邦政府 の高等機関で、連邦安全保障委員会の主幹メンバー13名で 構成される。EOTI機関の上位組織でもある。
 議長は連邦安全保障委員会の副委員長でもあるカール・ シュトレーゼマン。メテオ3やEOTの調査結果によって エアロゲイターの強大さを知った彼らは、徹底抗戦を唱える ビアンを危険視し、彼の動きを監視・妨害していた。

【イスルギ重工】

 造船、発電所設備、航空機などを総合的に扱う企業。 業界大手で歴史も古い。特に航空宇宙分野では豊富な実績を 誇り、軍需産業界でも重要な位置を占める。
 主力戦闘機F-28メッサーや、F-32シュヴェール ト、ペレグリン級宇宙戦艦などの製造元である。

【AM】

 アーマードモジュールの略称。

【ATX計画】

 地球防衛計画の一環で、地球連邦軍北米支部ラングレー 基地で進められている強襲用人型機動兵器の開発計画。
 極東支部のSRX計画と双璧を成すプロジェクトであり、 開発責任者のマリオン・ラドム博士の意向でEOTを一切 使用しない機体が作られた。
 本来の目的は連邦軍の次期主力機の開発であるが、実際 にはエースパイロットが使用するカスタム機の開発に移行 しつつある。

【SRX計画】

 地球防衛計画の一環で、地球連邦軍伊豆基地で進められ ている対異星人戦闘用特殊人型機動兵器の開発計画。
 開発責任者はイングラム・プリスケン。EOTが積極的に 応用された「Rシリーズ」と呼ばれる試作機の開発が行われ ている。
 また、一部の機体にはT-LINKシステムが搭載されて いるが、イングラム達はシステム適格者(加えて人型機動兵 器の操縦や戦闘に関して、ある種のセンスを持ち合わせる 人間)の選抜に難航していた。
 そこで、その解決策の一つとして講じられたのが、「バー ニングPT」というパーソナルトルーパーの操縦システムを 模した対戦型ロボットゲームによって、広く一般から適格者 を選び出すという賭け紛いの方法であった。

【エネルギーフィールド】

 敵の攻撃を無効化させる防御的兵器一般を指す「バリア」 の内、電磁波、重力波、念動力、光子など何らかの非物質 エネルギーを直接展開しているタイプの物。
 攻撃の種類に応じて使い分けるのが一般的。その原理も 中和、拡散、均質化、圧縮、相殺、歪曲など多岐に渡る。
 力場表層では、大気中元素などに影響を及ぼしての結晶 薄膜化現象が起きることがあり、力場消失時に“割れて” 見えることもある。

【MAPW】

 Mass Amplitude Preemptive strike Weaponの略称。
 大量広域先制攻撃兵器のこと。なお、MAPWは影響範囲 に応じ直接発射系、円型放射系、着弾点散布系などに大別 される。「マップ兵器」とも呼ばれる。

【エルピス】

 新西暦075年に完成した人類初の密閉型スペースコロ ニー。
 コロニー統合府と、コロニー統合軍総司令部が置かれて いる。
 新西暦180年代に至るまでのスペースコロニーの歴史は 苦難の連続で、まず076年には第一次宇宙移民に施された 宇宙環境適応手術の失敗による内乱、157年には独立自治 権獲得を目的とした大型テロ事件(ノゾミ事件)、172年 にはコロニー隔壁爆破事件(ホープ事件)、184年には BC兵器によるテロ事件(エルピス事件)が発生し、それぞ れ多くの死亡者を出している。
 しかし、160年代初めから、平和的な手段で地球連邦政 府からの独立自治権を得ようとする運動(NID4)が展開 された。
 指導者のブライアン・ミッドクリッドは地球側の世論を 味方につけ、184年にコロニーを独立させることに成功、 コロニー統合府の初代大統領に就任した(同時にコロニーに 駐留していた地球連邦宇宙軍がコロニー統合軍として再編 成され、マイヤーが総司令に就任)。
 なお、スペースコロニーは10基あり、1号基はエルピ ス、2号基はノゾミ、3号基はホフヌング、4号基はウィッ シュ、5号基はエスポワール、6号基はホープ、7号基は スペース、8号基はエスペランサ、9号基はスペランツァ、 10号基はナディエジーダと名付けられ、全基がL4宙域に 存在している。

【教導隊】

特殊戦技教導隊のこと。

【ゲイム・システム】

 巨大人工冬眠施設アースクレイドルの科学者、イーグレッ ト・フェフがアードラーの支援を受けて開発を進めている マン・マシン・インターフェイス。
 パイロットと機体をダイレクト・リンクさせ、よりスムー ズに機体制御を行うためのシステム。また、機体側からパイ ロットに干渉し、強制的に闘争心や反応速度などを向上させ る機能も備わっている。現時点では、このシステムを使う パイロットは何らかの強化措置を受けなければ、長時間の 使用に耐えられない。

【コロニー統合軍】

 新西暦184年、10基のスペースコロニーが統合されて 独立国家となった際、それまでコロニーに駐在していた 地球連邦宇宙軍を再編成した軍隊。
 名目上は別組織だが、実際は連邦軍の管轄下に置かれて いるといっても良い(コロニー統合軍の一部将校はこのこと に不満を抱いている)。高度な宙間作戦任務、宙間戦闘を こなす必要があるため、優秀な人材が揃っている。

【スクール】

 かつて連邦軍内に存在していた人型機動兵器パイロットの 養成機関。特殊戦技教導隊の結成とほぼ同時に設立された。
 当初は既存兵器のパイロットにパーソナルトルーパーなど 人型機動兵器への機種転換訓練を実施していたが、アードラ ー・コッホがスクールの責任者となってからは、その目指す 所が一変した。
 彼は、既存兵器のパイロットを機種転換させるのではな く、最初から人型機動兵器に乗ることを前提としたパイロッ トを養成しようとした。
 そして、彼は係累がなく、反射神経や動体視力に優れた 子供達を秘密裏に集めた。さらに日本特殊脳医学研究所から アギラ・セトメ博士を招へいし、子供達の記憶消去や操作を 担当させた。その上でアードラーは彼らに精神操作や薬物投 与を行い、特殊訓練を施した。彼は人型機動兵器の操縦や戦 闘に特化した能力を持つ人間……「ブーステッド・チルドレ ン」を“短期間”で作り出そうとしたのである。
 子供達はアウルム(金)、アルジャン(銀)、ブロンゾ (青銅)、イエロ(鉄)、ラトゥーニ(真鍮)など金属の 名称を持ったクラスに分けられ、様々な用途に応じた調整を 施された。
 だが、強引な手法がたたってか、優秀な成績を出すまでに 至った子供達はごくわずかであった。
 そして、非人道的な育成方法とそれに見合わぬ結果が問題 となり、スクールは解散。しかし、ブーステッド・チルドレ ンの訓練は、場所をDCに移して続けられることとなる。

【地球圏防衛計画】

 新西暦182年に連邦軍統合参謀本部のノーマン・スレイ 少将が提案し、現在も進行中の計画。
 その名の通り、エアロゲイターの侵略から地球圏を防衛 することが目的。推進拠点は北米ラングレー基地、極東伊豆 基地、南欧アビアノ基地で、対エアロゲイター用の軍備・ 兵器開発が進められている。ただし、連邦政府や連邦軍の 上層部内ではこの計画を疑問視している者も多い。

【地球連邦軍】

 旧西暦の国連特別軍が礎となった地球連邦政府管轄の 国際軍事組織。
 連邦政府成立時の特殊状況から、経済や行政等が従来の 国家間調整に留まっているのに対し、軍事は最も明確に 地球規模で統括された構造を持つ。旧西暦時代の国家軍事 組織が母体となっているため、各支部ごとに特徴がある。

【地球連邦政府】

 旧西暦2012年の隕石災害(ダブル・インパクト)以降 の世界的混乱を経て、国際連合内の暫定組織から発展した 地球規模の政治機構。
 旧来の各国家=自治体の集合体上に存在する国際的な管理 機関ではあるが、全地球人類の政治機能が単一に集まった わけではなく、成立以前の中・小規模紛争などの国際問題も 各自治体間にそのまま引き継いでしまっている。

【Dコン】

 一般的な高性能携帯端末機の名称。

【DC】

ディバイン・クルセイダーズの略称。

【TC-OS】

 タクティカル・サイバネティクス・オペレーティング・ システム(戦略的動作思考型OS)。
 パーソナルトルーパーを始めとする人型機動兵器のOS。 例えば、「敵機を殴る」という行動をパイロットが選択した 場合、現在の自機の位置と敵機の位置を計算し、機体に蓄積 されている複数のモーションパターンデータの中から、最も 効率的かつ適切な物を人工知能が選択する。
 これにより、パイロットは人型機動兵器の繁雑な操縦から 解放され、状況判断に徹して最小限の操作を行うだけで、 機体自身がオートマチックに適切なモーションを選び、パイ ロットが意図した行動を達成してくれるのである。
 さらにモーションパターンデータの種類や実行の優先順位 はパイロットが任意に設定出来るため、自身の好みや操縦の クセに合わせて機体の動きを最適化することが出来る。

【T-LINKシステム】

 SRX計画に参加しているケンゾウ・コバヤシ博士が 開発した念動力感知増幅装置。
 人の思念を司る特殊な深層脳波「T-αパルス」を抽出 し、それによって物体の運動制御や機動兵器類の操縦補助 などを行う。
 また、念動フィールドと呼ばれる力場を発生させることも でき、防御壁を展開したり、力場自体を敵機にぶつけて損傷 を与えることも出来る。
 さらに思念の増幅によってシステム使用者の特殊な認識力 (触角に近い第六感)が広範囲で展開されるため、敵機の 捕捉や位置の把握もある程度可能となる。
 ただし、システムの機能は使用者の精神状態に左右され、 過度のリンクは脳に著しい負担をかける。
 なお、一定値以上のT-αパルスが検出された人間をイン グラムやケンゾウのプロジェクトでは「念動力者」と呼ぶ。

【ディバイン・クルセイダーズ】

 異星人の侵略を予見したビアン・ゾルダーク博士が、 EOTI機関を母体として結成した軍事結社。
 その目的は地球侵略を目論む異星人に対抗するため、 地球圏に強大な軍事政権を打ち立てることである。
 秘密裏に開発していた機動兵器アーマードモジュールや 戦闘機F-32などの航空戦力を主体とする。
 EOTI機関のメンバー以外にも連邦政府の要員や連邦軍 の一部軍人が参加しており、コロニー統合軍も協力体制を 示している。
 一方、反地球連邦主義者や民族解放戦線の闘士達、テロリ ストグループなど、利己的な目的でDCに協力する者達も 多数おり、完全な一枚岩の組織であるとは言い難い。

【テスラ・ドライブ】

 テスラ・ライヒ研究所で開発された高効率反動推進装置。
 重力質量(重さ)と慣性質量(動かしにくさ)を別個に変 化させることができ、これによって従来の推進剤を加速さ せ、物体を効率的に推進させる仕組み。一種の重力制御装置 とも言える。
 大気圏内飛行や宇宙航行が容易となるが、開発当初は装置 が大型化し、艦艇クラスにしか搭載できなかった。しかし、 メテオ3のEOT解析情報によって重力制御系物理理論が 大幅に進歩し、テスラ・ドライブそのものも超高性能化・ 小型化した。
 そして、DCで開発されたアーマードモジュールを皮切 りとして、20メートルクラスの人型機動兵器への搭載も 可能となった。

【テスラ・ライヒ研究所】

 北米コロラドに存在するオーバーテクノロジーの総合研究 機関。新西暦171年、ビアン・ゾルダークによって設立さ れた。
 ロボット工学の権威であるジョナサン・カザハラ、エリッ ク・ワンなど数々の天才を輩出した。
 EOTI機関設立に伴い、大半のメンバーが移籍するも、 独自にEOTの研究や、テスラ・ドライブの改良、グル ンガストシリーズの開発などを続けている。
 なお、名前の由来は発明家ニコラ・テスラと科学者ウイル ヘイム・ライヒの両名。

【テレキネシスαパルス】

 特殊脳医学の権威、ケンゾウ・コバヤシ博士が提唱した、 人の思念作用を司る深層脳波の一種。念動力者の素質判定 に使用される。

【特殊戦技教導隊】

 人型機動兵器の戦技研究・構築やモーションデータの作成 のため、結成された部隊。
 現在のパーソナルトルーパーに搭載されているTC-OS の基本的なモーションデータは、彼らが度重なる試験運用の 末に作り出していったものである。
 隊長であるカーウァイ・ラウを始め、カイ・キタムラ、 テンペスト・ホーカー、ゼンガー・ゾンボルト、エルザム・ V・ブランシュタイン、ギリアム・イェーガーら6名の精鋭 により構成されていた。
 新西暦184年に起きた事件がきっかけとなって解散してい るが、個性に富んだ面々と彼らが挙げた成果によって、連邦 軍内外で半ば伝説化している。

【特機】

 特殊人型機動兵器、俗に言うスーパーロボットのこと。 主に全長40メートル以上、特殊な動力源やシステムを搭載 した機体のことをこう呼ぶ。

【トロニウム】

 メテオ3から発見された物質。
 少なくとも太陽系内では産出されることがなく、発見時 には明らかに人工物と思われる容器内へ封印されていたと いう。
 米粒大の金属物質で、内部には膨大なエネルギーが内包さ れている。メテオ3内には6個のトロニウムが存在し、それ らはEOTI機関によって解析・研究された。その内、 いくつかは様々な取引(SRX計画のイングラム・プリスケ ン少佐が関わっていた)を経て、連邦軍側へ提供された。
 トロニウムの無尽蔵とも言えるエネルギーを取り出し、 動力に転換する機関がトロニウム・エンジンであり、時間 単位あたりのエネルギー変換量は計測不可能なほど。その ため、地球人類の技術レベルでは発生する高エネルギーに 対してエンジンの素材が耐えられないため、リミッターが 取り付けられている。また、出力を上げると加速度的にエネ ルギー発生量が増加するため、出力調整が非常に難しいと いう問題を抱えている。

【パーソナルトルーパー】

 エアロゲイターが保有していると思われる10メートル 以上の有関節型機動兵器に対抗するため開発された人型機動 兵器の総称。
 記念すべき初のパーソナルトルーパーは、新西暦180年 にロールアウトしたマオ・インダストリー製のPTX- 001「ゲシュペンスト」。
 マニュピレーターの搭載による武器換装の簡便性、二足歩 行やホバリングによる高い踏破性が特徴。
 また、TC-OSによってパイロットは状況判断に徹し、 最小限の操作をするだけで機体自身がオートマティックに 適切なモーションを選択、パイロットが意図した行動を達成 する。
 しかしながら、コストの問題と地球連邦軍上層部の危機認 識能力の欠如があいまって、その生産・配備は遅れている。 そのため、連邦軍側では、依然として戦車や戦闘機が主力と なっている。

【PT】

パーソナルトルーパーの略称。

【マオ・インダストリー】

 新西暦176年、ティン・マオがユアン・メイロンらと共 に、月面の恒久居住都市セレヴィス・シティに設立した重機 メーカー。
 当初は月面作業用の二足歩行機械を生産していたが、現在 は主にパーソナルトルーパーの開発および生産に携わってい る。現社長はティンの娘であるリン・マオ。

【メテオ3】

 新西暦179年、南太平洋マーケサズ諸島沖にあるアイド ネウス島へ落下した隕石。
 EOTI機関の調査により、エアロゲイターが意図的に 地球へ飛来させたものだと推測されている。
 その理由として、L5宙域に突然出現した後で地球へ落下 したこと、落着前に自ら減速したこと、内部にEOTが他者 に閲覧されるのを前提とした状態で封印されていたことなど が挙げられる。
 なお、メテオ3の名称は、旧西暦時代にニューヨークと モスクワに落下し、地球文明の進歩を著しく阻害した隕石 「メテオ1」及び「メテオ2」に次ぐものを意味している。

【歪曲フィールド】

 機体周辺に発生させた均質化力場によって、球状フィール ド外縁を通過しようとする運動エネルギーを歪曲し、境界面 に沿って張力拡散させる。
 電磁波も波そのものを喪失するため、ビーム・実体弾問わ ず、威力が無効化される場合がある。


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