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鋼鉄の孤狼 キョウスケルート ~ 第4話 ~

〈敵機全滅〉

ブリット「敵機、撤退しました」
キョウスケ「終わったか」
マリオン「終わったか… じゃ、ありませんわよ」
キョウスケ「…?」
マリオン「少尉、何なの?  今回の戦績は!」
キョウスケ「戦績…と言われても、 まだアルトは慣らしの途中です」
マリオン「それでも結果を出すのが あなたの仕事ではございませんこと?  にも関わらず…」
エクセレン「まあまあ、 キョウスケもがんばってたんだし。 それにカザハラ博士だって…」
マリオン「関係ありませんわ」
マリオン「カザハラ博士が 撃ち落とされようが、それでMk-IIIの 調整が完璧になるならよしです」
ジョナサン「あ、あのねえ」
ブリット「相変わらずきつい人だ…」
エクセレン「獅子身中のムジナねえ」
ブリット「少尉、 それを言うなら『ムチ』ですよ」
キョウスケ「…『虫』だ。 しかし、おれがこいつを 乗りこなせなかったのは事実…」
ジョナサン「いや、そうとも言えん。 AM…アーマードモジュールは 空戦型の人型機動兵器だ」
ジョナサン「陸戦型のPTで 対抗するのは難しい。しかし…」
ゼンガー「何か打開策が?」
ジョナサン「答えは私が運んで来た積み荷だ」
マリオン「積み荷…?  もしかして、例のドライブ…!?」
ジョナサン「…ああ。 ウチの研究所でも、あれの小型化を 進めていたんでね」
マリオン「……!」
キョウスケ(感じから見て、 強力な対空兵器か…飛行そのものを 可能とする装置…)
キョウスケ(だが、 このアルト…そんなものなしで 使いこなしてみたいが…)

《地球連邦軍北米支部ラングレー基地》

[地球連邦軍ラングレー基地 司令室]

グレッグ「そうか…。 まだテスト段階であるはずの アーマードモジュールと…」
グレッグ「連邦軍ではまだ実戦配備されていない F-32シュヴェールトか」
ゼンガー「ビアン・ゾルダーク博士率いる EOTI機関が連邦への反乱を目論んでいるのは 確実かと」
グレッグ「極東支部でも同様の部隊と戦闘を 行ったそうだ。 事態は我々の予想以上に急転しつつあるようだな」
ゼンガー「ええ」
グレッグ「だが… いったい何を考えてるのだ、ビアン博士は…?」
グレッグ「地球へ迫る脅威を我々に警告したのは 他でもない、あの男だというのに…」
ゼンガーアイドネウス島に落下した隕石 メテオ3の超技術を解析しているEOTI機関…)
ゼンガー(奴らが先程のような アーマードモジュールを量産しているとすれば…)
ゼンガー(今の連邦軍では勝ち目がないかも知れんな)

『スクリューモジュール』を入手した。


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