back index next


百一胎計画 ~ 第41話 ~

〔戦域:渋谷601前〕

(渋谷601の西側に龍亀一號が止まっている)

裏嶋「さて、準備はいいかしら?」
零児「ああ、やるべきことはやった。 みゆきには、『森羅』本部への伝言を頼んである」
小牟「うむ! あとは諜報部、 警備部にまかせればよかろう」
零児「今は急ぐ時だ。 ……やってくれ、博士」
裏嶋「じゃ、龍亀一號! チェンジ・ドラグーーン!」

(龍亀一號が飛行形態に変形し、上空の渦の中に入って行く。閃光)

〔戦域:空中庭園〕

(中央西側に龍亀一號が煙を上げて止まっていて、皆が外に出ている)

リーンベル「はあ、危なかった。 ほぼ不時着だけど……なんとか降りられたね」
小牟「うむ、上空にあった次元の渦が…… こんな場所につながっているとはのう」
エリカ「きれいな場所ですねえ~。 浮かんでる、小さな島というか」
クロム「見た目に騙されるな。 この浮遊島の側面に、金の鎖が見えた」
アティ「金の鎖は、ここから全世界に放たれたんですね」
マヨイ「早く調べた方がいいよねー。 あれ? 裏嶋博士はどうしてるの?」
シャオユウ「龍亀一號の修理中。 キレてたから、近寄らない方がいいと思うけど」
ナナ「あらら……タイミングが悪いなあ」
モリガン「ちょっと、あそこを見て。 ……ものすごい力を感じるわ」

(南西の下側にある深緑のドームを見る)

エステル「緑色の……あれは、なんです?」
イングリッド「エネルギーが凝縮されとる感じじゃのう。 カプセルというか、卵の上半分というか」
零児「危険だが……調べるしかあるまい。 場合によっては封印を施す」
フェリシア「うん、絶対にロクなものじゃないよね、アレ」

(皆が集まっている中心にシースが転移して来る)

シース「オゥ、ロクでもあることなのネ~!  スンゴイコト、始まるのデース!」

(皆がシースの方を見る)

大神「おまえは……シース!」
ヴァシュロン「ナメやがって! おいっ、捕まえろ!」
シース「イヤ~~ン! ドスケベたちには 指一本触れさせまセーン!」

(シースが機械に乗り込み、皆を吹き飛ばす)
シース『イッツショータイム!』

シース「オゥ、これこそが!  今までサルベージした99個のパーツを集めた……」
シース「その名も! ナイン・ナインなのデース!」
シース「オゥ、乗り心地はソー・グーッド!  ここから先は行かせまセンのネ~!」
零児「くっ……これも『百一胎計画』の一部だというのか?」
シース「パワフル!  グレートにしてファンタスティク!」
シース「『ツクモ・プロジェクト』の恐ろしさ、 味わいやがれデース!」

(ナイン・ナインの周りに亜片那が4体出現する)

零児「『ツクモ・プロジェクト』の…… ナイン・ナインだと?」
せがた「なんという風圧!  あれは、あの乗り物の力なのか!」
ジューン「空賊ボーン一家が使う、戦闘ロボットみたい。 ……どこから持ってきたのかしら?」
ジル「すごい出力だったわね。 もしかして、『逢魔』の新兵器なの?」
桐生「99個のパーツを集めたと言っていたな。 ……ってことは、あれが鎖の先に埋まっていた物か!」

小牟「零児、あのロボノイドのボディ…… まさかとは思うが……」
零児「いや、まさかではないだろうな」
影丸「ぬう、知ってるのか? 零児」
零児「奴は『ツクモ・プロジェクト』と言った。 ……『百一胎計画』ではなく、な」
レオン「新しい計画が動いてるってことか?」
小牟「いや、新しくはないんじゃ。 ……むしろ、古い計画じゃの」
ナルホド「どういうことですか?  前身となる計画があった、と?」
零児「その通りだ。ツクモ・プロジェクト…… つまり『九十九(つくも)計画』」
零児「以前、渋谷を中心として、 異世界同士を融合しようとした、逢魔の作戦だ」
アキラ「それと、あのナイン・ナインってやつの関係は?」
小牟「あのボディに使われているものは、 世界を融合する力を制御するマシン……」
小牟「逢魔の実験体……「九十九(きゅうじゅうきゅう)」と 呼ばれた奴のパーツなんじゃ……!」

シース「オゥ、ネタバレはそこまでにしといてヨォ~ゥ?  コレはナイン・ナイン! ヒトアジちゃいまんネーン!」
ナツ「まったく、そんなヤバそうな物を 引っ張り出しといて、マジ緊張感なさすぎっしょ」
シース「それじゃあ、緊張感アル方がいいデスカ~?  こんなのはドゥー、イット!」
エリカ「何をする気ですか!?  これ以上の悪事はダメですよ! ウサギさん!」
シース「悪事はマイ・フェイバリットネ~!  ナイン・ナイン、パワーチャアーーージッ!」

(南西の緑色のドームがエネルギーを放出し始める)

うらら「ご覧ください! すごいエネルギーが噴出しています!  何が起きるというのでしょうか!」
KOS-MOS「次元歪曲が発生!  空間の安定が保てていません!」
フィオルン「何が起こるの?  そもそも、あのカプセル状の物はなんなの!?」

(東側にアラガミとヴァジュラが出現)

アリサ「これはアラガミ!?  まさか、私たちの時代につながった!?」
シエル「そのようですね。 先程の世界を融合するという話が本当ならば……!」
クリス「まだ来るぞ、油断するな!」

(アラガミの傍に亡霊召喚獣が出現する)

アティ「はぐれ召喚獣……!  はぐれ者たちの島にも……影響が!?」

(西側にスケィスとバグ・クイーンなどが転移してくる)

スケィス「………………」
カイト「こっちにはスケィス!?  このスケィスは……AIDAが作り出したものなのか!?」
KOS-MOS「AIDA反応はありません。 ……再構成されたデータであると思われます」
ハセヲ「まわりのバグデータもそうかよ!  今度は『The World』につながったのか!」
小牟「アラガミのいる未来、召喚の島、そして電脳世界…… 脈絡もなくつながっておるのう」

(北側に魔界の住人たちとネロ アンジェロが出現する)

デミトリ「まだ終わらんようだな。 今度は……魔界の住人たちか」
ネロ「………………」
ダンテ「そして、あんたが引率の先生かい?」
バージル「口が利けるなら言え。 今、何が起きている。……貴様は誰だ」
ネロ「……マカ……イ……ノ…… キン……コウガ……クズレ……ル……」
ネロ「ソレ……ヲ……ムン……ドゥス…… ノゾマ……ヌ……」
バージル「魔界の……均衡(きんこう)だと……?」
ネロ「トメ……ロ……ダン……テ……」
ダンテ「……知ったような口、気に入らねえぜ。 俺はあんたを知らねえっていうのにな」

(ネロ アンジェロのすぐ下側に屍兵が出現する)

アクセル「くっ、敵の流入が止まらねえ!  これはどれだけの世界とつながっているんだ!?」
ルキナ「お父様! あれは……屍兵です!」
クロム「俺たちが知る様々な世界が、 この場所と混ざりつつあるというのか!?」

(ナイン・ナインと緑のドームを見る)

シース「オゥ、おったまげてるようデスネ~ィ?  このナイン・ナインの力、まだまだ序の口デース!」
真島「まだ何かあるんかい!  姉チャン、ええ加減にしときや!」
シース「しまセーン!  カモン、ベイビー! シールド・オン!」

(緑色のドームからナイン・ナインに力が送られ、ナイン・ナインに一瞬バリアが張られる)

ワルキューレ「今、ナイン・ナインに力が集中したような?  KOS-MOSさん、何かわかますか?」
KOS-MOS「解析不能ですが、何かしらのエネルギーが 対象に流入したのは間違いありません」
シース「ふっふっふ、教えまセンのデスネ~」
シース「では、プロジェクトのコンプリートまであと少し!  無敵のナイン・ナインで片付けてあげマース!」
カズヤ「無敵だと? 笑わせるな」
秀真「気を付けろ。今も、ナイン・ナインには 力が流れ込み続けている。これは……魄(はく)か?」

(緑色のドームを見る)

緋花「まさか…… あのカプセル状の物体から、継続的に?」
リュウ「そのようだな。気の流れのようなものを感じる。 何の意味があるのかはわからんが……」
「だが、何もないわけがない。 あのカプセルは破壊するべきだ」
「ああ、あれさえ壊してしまえば、 ナイン・ナインがどうだろうと関係ないぜ」

シース「そんなコトはさせまセンのコトなのデース!  アレに触れるのは、まだ早いのネ~」
さくら「そのナイン・ナインを先に倒すのも手ですけど、 とにかく南下しましょう!」
シース「オゥ、できマスカ~?  ワタシの無敵っぷりを思い知るダケデース!」

零児「………………」
小牟「零児? 何か気になるのかの?」
零児「奴らが今進めているのは『百一胎計画』のはずだ。 だが、出てきたのはナイン・ナイン……」
小牟「『九十九計画』……すでに頓挫(とんざ)した 計画のマシンか。確かに、ちと不自然じゃの」
零児「ナイン・ナインを造ることが、『計画』の目的か?  それとも……その先がある……?」
零児「そもそも、あの緑の"卵"と、"この島"は……なんだ?」


第41話
百一胎計画

(勝利敗北条件表示、ステージ準備)

INFORMATION

・カプセル状の物体をめざして、南下しよう

〈PLAYER TURN ROUND 1〉

〈ヴァジュラを撃破〉

(ヴァジュラが爆発)

アリサ「群れのリーダーを倒しました!  引き続き、各個撃破します!」

〈ネロ アンジェロを撃破〉

ネロ「……オ……オオオオ……!」

(ネロ アンジェロが立ち去る)

ダンテ「なかなかガッツがある奴だったな。 ……また会うような気がするぜ」
バージル「………………」
バージル「俺には、そんな予感はせん」

〈スケィスを撃破〉

スケィス「………………」

(スケィスが爆発)

カイト「ふう、危なかった……」
ハセヲ「データの復元か。 まったく、何度も冗談じゃないぜ」

〈ナイン・ナインに攻撃〉

(攻撃後、エネルギーフィールドが出現し、ナイン・ナインのHPが全快する)

シース「オゥ、元気モリモリなのネ~!  みなぎってきマース!」
小牟「な、なんじゃ!? 再生した!?  次元連結システム!?」
シース「言ったはずデスヨ~?  ナイン・ナインは無敵だっちゅーのとネ~ィ?」
秀真「こういうことか、エネルギーが 継続的に送り込まれているというのは……!」
飛竜「供給装置を破壊せん限り、 堂々巡りだ」
シース「さ~て、ジワジワと、 ボコボコにしてさしあげまッショウ!」
零児「みんな、ナイン・ナインはやりすごせ!  緑色のカプセル……奴のエネルギー供給源を断つ!」

〈味方が中央の泉から南へ移動する〉

(南側にVAVA MK-II&ブラウンベアが転移してくる)

VAVA MK-II「クックックック……。 やはり来たな、エックス」
エックス「VAVA……!  ここがおまえの言っていた……ふさわしい場所か!」
VAVA MK-II「その通りだ。 ここから世界は壊れていく」
VAVA MK-II「そんな場所で……オレはおまえを破壊する。 そして、オレもくたばるだろう」
VAVA MK-II「最高だと思わないか……? エックス……!」
ゼロ「……もう何を言ってもムダだな。 貴様には、まともな思考はできていまい」
エックス「いや、ゼロ。 VAVAは本気で言っていると思う」
エックス「世界の命運がかかったこの場所で…… 俺を倒すことに意味があるんだな、VAVA」
VAVA MK-II「わかってるじゃないか……エックス……!  だからこそ、おまえだけが違うんだ……!」

春麗「この忙しい時に、厄介な奴が出てきたわね……!」
パイ「ほっときなさい! ここは強行突破よ!」

(VAVA MK-II&ブラウンベアの傍にザギとナイトブレーカーなどが出現する)

ザギ「待てよ……!  まだ始めるのは早い……早すぎるだろぉ!」
ユーリ「ザギ!? てめえ…… 星喰みの眷属なんざ、どこから連れて来やがった!」
ザギ「こいつらは勝手についてきただけだ。 だがこいつらにも、わかってるみたいだぜぇ?」
ザギ「世界の終わりがっ! そして始まりがっ!  こいつらは、ただその時その場にいたいだけよ!」
ザギ「オレと……おまえが逝く世界に…… こいつらもなぁっ! ひゃはっ! ひゃははは!」
ゼファー「ザギ、こいつも変わんねえな。 けど、引き連れてるモンスターってさ……」
フレン「ああ、ここは……僕たちの世界とも通じている!」
ケン「まるで異世界のジャンクションだぜ。 この島はどうなってやがる……!」
ザギ「いい気分だ……昂ぶるだろぉ……最高だろぉ…… ここはぁっ!」
ユーリ「……空気を読まねえその面も声も飽き飽きだ。 そろそろ、これっきりにしてくんねえか」

(中心の泉のすぐ南側にシュトゥルムたちが転移してくる)

シュトゥルム「おっと、待ってもらおうか!」
シュトゥルム.Jr「……この浮遊島は、我々ジェノサイドがいただく!」
ドラック「死にたくなければ失せろ。 ……いや、ここで死んでもらおうか!」

キャプテン「シュトゥルム一家か……!  おまえたち、何をしに来た!」
シュトゥルム「次元を越えるほどの 巨大なエネルギー反応をキャッチしたのだ」
シュトゥルム.Jr「まさか、次元を越えた先に…… このような基地が存在したとはな」
平八「基地?  ……なるほど、ここは『逢魔』の基地ということか!」
ジェミニ「この島を手に入れて、どうするつもり!?」
ドラック「サイバースペースに接続するのよ。 そのエネルギーを使えば、今度こそ、あのお方が……!」
飛竜「くだらんな。……そこをどけ」

シュトゥルム「VAVA、我々の邪魔はせんことだ」
VAVA MK-II「……心配するな。 おまえたちなど、いてもいなくても俺には関係ない」
ザギ「ユーリ……おまえがそこに存在している限り…… オレもまた、存在するぅっ……! クハハハ!」

シース「オゥ、ゲストが盛りだくさんネ~!  これもまたカオスなカンジでグッドなのデース!」
小牟「なんじゃその余裕は!  この島が占拠されるかもしれんのじゃぞ?」
シース「それはドーデショーかネ~イ?  その時はその時でシンキング! 考えマース!」
零児(この島には、まだ何か隠されているのか?  ……多少のことが起きても問題にならんほどの)
零児「迷っていても仕方がない。 ……いくぞ、あの緑のドームを叩き割る!」

〈シュトゥルムを撃破〉

シュトゥルム「ジェノサイド……様……!  無念……です……!」

(シュトゥルムが爆発)

〈シュトゥルム.Jrを撃破〉

シュトゥルム.Jr「また……あの薄暗い洞窟へ…… 戻ることになるとは……な……」

(シュトゥルム.Jrが爆発)

〈ドラックを撃破〉

ドラック「あと一歩……あと一歩で、あのお方を……!  おおおおおおおおおっ!」

(ドラックが爆発)

〈VAVA MK-II&ブラウンベアを撃破〉

(ブラウンベアが爆発し、VAVA MK-IIが残る)
VAVA MK-II『楽しい命のやりとりだ!』

〈VAVA MK-IIを撃破〉

VAVA MK-II「そう……か……。 オレの中の鬼も……ここまで……か」
エックス「VAVA……」
VAVA MK-II「だが、忘れるな……エックス……!  おまえの中にもまた……鬼が……いることを……」
VAVA MK-II「それが、オレに代わって…… 必ず……必ず……おま……え……を……!」

(VAVA MK-IIが爆発)

エックス「VAVA、もし俺の中にも鬼がいるのなら、 その時は……俺自身が、俺を……」
ゼロ「エックス……?」

〈ザギを撃破〉

ザギ「くくく、痛みがねえ、全然ねえ。 おお? また体が動かねえな」
ザギ「相変わらず、なんてヤワな体なんだ。 やはり、体も魔導器(ブラスティア)に変えなきゃなあ」
ザギ「そうすりゃ、もっと楽しめる。 今度こそ……今度こそ、最期まで」
ザギ「そうだろ、ユーリィ?  ひっひっひ、あーはははは……!」

(ザギが転移する)

ユーリ「ザギが……消えた!?」
フレン「どういうことなんだ?  まるで、空間に飲み込まれるように……」
ワルキューレ「今の感じは、時の狭間…… 次元の隙間に落ちたのではないかと思います」
ワルキューレ「彼の魔導器(ブラスティア)……でしたか?  その力が次元に干渉して……」
エステル「終わったん……です?」
ユーリ「好き勝手やって、勝手にいなくなりやがったか」
ユーリ「……最後の最後まで迷惑な奴だったな、ったく」

〈味方が緑のドームに接触した〉

(緑のドームが割れる)

せがた「よし、壊れた!  頭を使った甲斐があったというもの!」
うらら「ナイン・ナインのエネルギーが、 急激にシオシオとしぼんでいきます!」
シース「オゥ、シーーーット!  ついにソレを割ってしまいましたネ~!」
シース(プロジェクトの進行表通りデスネ~ィ……)

(ナイン・ナインのエネルギーバリアが割れる)

リュウ「これで、ようやく拳が通用しそうだな」
シース「オゥ、バチあたりなヒトビトなのデース!  ワタシ、もうプンプンすぎマス!」
キャプテン「エネルギーを無限に得ようなんて、 ムシがよすぎるね」
零児「あのカプセル……いや、"卵"と言った方が近いか。 何か入っていると思ったんだが」
シース「………………」
小牟「じゃが、これでインチキはできまい!  ぬしのチート行為も現行犯じゃ!」
シース「あんまりチョーシに乗ってると、 痛い痛いメを見マスヨ~?」
イングリッド「フン、やってみい!  これであやつを取り巻くエネルギーは消えた!」
大神「その通りだ! 一気に倒してしまうぞ!」

(勝利敗北条件表示)

INFORMATION

・ナイン・ナインを倒そう

最後に倒したのは
ナイン・ナイン ナイン・ナイン以外


back index next