(中央に零児たちが集まっていて、裏嶋も出てきている)
小牟「ふう……まったく、えらい目に遭ったのう……」
裏嶋「みんなが戦っている間、
車内で分析してたんだけど……」
うらら「何かわかったのでしょうか?
博士にくわしく! お聞きしたいと思います!」
裏嶋「ゴホン。どうやら、この浮遊島は……」
(島の全容が見え、空中が紫色に変わる)
零児「な、なんだ!? 何が起きた!」
裏嶋「とにかく、龍亀一號を出さないと! すぐに!」
(石柱がせり上がり、空中庭園が崩壊を始める)
(零児たちは3本の柱の上に分散している)
仁「崩壊が止まったか。
……ここはよく崩れなかったな」
シャオユウ「ふう、危なかったね……。
ねえ! そっちは無事ー!?」
リュウ「ああ、ここは大丈夫だ!」
春麗「向こうにもいるわね。……大丈夫なの!?」
アキラ「こっちも間に合った! だが……!」
パイ「そうなの! 博士が……
龍亀一號に乗り込んだまま、落ちたのよ!」
ユーリ「なんてこった……!」
カイト「でも、乗り込んでるなら、変形は間に合うはずだよ。
今はそれを信じるしか……」
ナナ「博士、心配だなあ……。
でも、どうして急に崩れたんだろ?」
ハセヲ「わからねえが、この島の中身が丸出しだ。
……何というか、禍々しい感じだぜ」
カズヤ「なんだ、この力の流れは?
……行先は中央のあそこか」
(中央に穴が空いていてエネルギーが渦巻いているように見える)
緋花「穴が空いているの?
ナイン・ナインがいた場所ね」
せがた「すごい力が渦巻いているようだ!
入ってみるかっ!」
KOS-MOS「危険です、せがた。
先程破壊した、カプセル状の物体に近い反応です」
アリサ「なんですって……!?」
(北東端の柱の上に沙夜が出現する)
沙夜「とうとう……たどり着いたのね。
"百の極地"にようこそ、ぼうやたち」
零児「沙夜……! ここにいたのか!」
小牟「ひゃくの……きょくち、じゃと?」
(北の柱の上に毒牛頭と毒馬頭が出現する)
毒牛頭「ヒャッハー! よく来たぜェ!」
毒馬頭「ぬうん! ここまでたどり着くとはな!」
キャプテン「ふう、牛や馬も偉くなったものだね」
フェリシア「最初は台詞もなかったくせに!」
(南の柱の上にシースが出現する)
シース「オゥ、遅れてゴメンしてデース!
遠くまでフッ飛んでしまいましたのでネ~!」
エリカ「『逢魔』のウサギさん!?
ナイン・ナインに乗って爆発してましたよね!?」
クリス「脱出装置でも付いていたか」
シース「イエス! 上があいてマスからネ~」
小牟「すぽぽーん! と、飛び出したんかい!
油断ならん奴じゃぜーっ!!」
沙夜「そんなわけで、我ら逢魔のエージェント……
総出で歓迎しようかしら、ね」
零児「沙夜、ここはなんだ? 何をしようとしている?」
ナツ「"百の極地"とか言った?
それが、この浮かぶ島の名前なワケ?」
沙夜「あん、その通りよ。ナッちゃん」
沙夜「かつて行われた『九十九計画』……
それは"この地"を作り上げ、使用することだった」
うらら「使用するとは、何をでしょうか!
何ができるのか、一言いただきたいと思います!」
沙夜「世界を一つにすること。
様々な時空、世界を混沌の中にまとめ上げること」
沙夜「それが我ら逢魔の望み。
……最終目的なの」
桐生「それが、てめえらが絵を描いた……
『百一胎計画』ってやつか?」
沙夜「あん、それは一段階前に必要だった計画」
沙夜「『九十九計画』の際に、起動装置の役割だった
九十九(きゅうじゅうきゅう)は破壊されたの」
沙夜「101個のパーツに分かれて、
様々な時代や世界に飛び散ってしまったのよ」
クロム「それを拾い集めるのが、その名の通り……
『百一胎計画』というわけだな?」
シエル「この島から伸びる金の鎖は、各世界に飛び散った
パーツを指し示すための物、ですね?」
沙夜「次元のほころび……
"ゆらぎ"を拡大する力もあるけれど、ね」
渋谷601と金色の鎖
小牟「それが渋谷に出ていた鎖か。
街を"ゆらぎ"だらけにしおって!」
沙夜「あん、ごめんしてね。
百神(びゃくしん)の目覚めに、少し力が足りなくて」
バージル「ビャクシン……だと?」
沙夜「……そう、百神」
沙夜「あなたたちが"卵"をかえしてくれたおかげで、
無事に生まれることができそうよ」
リーンベル「タマゴ……?
もしかして……さっき壊した緑のカプセル!?」
ジューン「ナイン・ナインに力を与えていた、あれのことね!」
沙夜「ナイン・ナインは、
百神とコンタクトを取るために必要だった機体……」
沙夜「そして……"彼女"が百神よ」
KOS-MOS「巨大なエネルギー反応を感知しました。
この浮遊島の中央……来ます」
(中央の渦の中から巨大な人型の上半身だけの機械が出現する)
???(百神)「……………………………………」
ナルホド「うわあっ! で、でかい! こいつが……!」
涼「これが『逢魔』の最終兵器!?
ビャクシン……"百の神"と書くのか?」
百神「……………………………………」
零児「百神……?
いや、こいつの頭と上半身……見覚えがある!」
小牟「そうじゃな、頭にツノが生えたりしちょるが……
こりゃ間違いないぞ、零児!」
ナツ「どういうこと? 零児、小牟。
コイツを知ってんの?」
零児「ああ、以前の事件でな。
沙夜、百神というのは……」
零児「九十九の「頭」と「上半身」を進化させた兵器か!」
沙夜「ふふふ……そういうこと。
私もちょっと懐かしい感じがするかしら、ね」
零児「"あの計画"は俺たちが潰したはずだ!
それならば……」
飛竜「……待て、零児。
これ以上、時間稼ぎをさせるな」
沙夜「………………っ!」
零児「なに……?」
秀真「ああ、その百神というマシン……
まだ起動していないな?」
百神「……………………………………」
イングリッド「確かに、ウンともスンとも言わんのう」
小牟「止まってやがる! 早すぎたんじゃ!」
レオン「延々とタネ明かしをしてたのは……
こいつが動くまでの時間稼ぎだろう」
真島「タマゴから生まれた言うとったが……
まだ寝ボケとんのやな?」
ヴァシュロン「だから『逢魔』の連中は、
ガン首揃えていながら、動けねえんだな」
シース「……シィーット」
毒馬頭「ぬう……」
毒牛頭「勘のいい奴らだゼェ……」
沙夜「あん、ほらほら、みんな。
……私たちには、私たちの役目があるでしょう?」
沙夜「焦ったりしちゃ、ダメよ?」
シース「オゥ、ソーでしたネ~!
しばらく動けまセンのデース!」
ゼファー「どういうわけか知らねえけど、
奴らは動けないらしいぜ?」
カイト「これはチャンスだよ!
起動する前に……倒すことができる!」
沙夜「はい、注目。
こんなこともあろうかと……手は打ってあるのよ」
沙夜「申し訳ないけど、お願いしてもいいかしら?
……ジェントルマンたち」
エステル「ジェン……トル……マン?」
(西側に黒いフェイスと機神兵が出現する)
黒いフェイス「しょうがねぇなあ。
……助けてやろうじゃねえか。この俺がッ!」
フィオルン「黒い顔つきっ!
どうしてあなたがここに!?」
黒いフェイス「言ったよなぁ、力が必要だと!
そのためなら、俺はなんだってするぜぇ?」
アティ「あなたの望む力なんて、ここにはありません!
世界を混ぜ合わせるつもりなんですよ、逢魔は!」
黒いフェイス「大いに結構じゃねえか……!
巨神界も! 機神界も! 混ざっちまうなら……」
黒いフェイス「それを外側からぶっ壊すことも
できるってことだろがぁっ!」
ケン「こいつ……もう見境がなくなってやがる……!」
(東側にシグマとライドアーマーが転移してくる)
シグマ「まったく、狂暴なレプリロイドよ。
だが……相変わらず面白い奴」
シグマ「VAVAが消えた今……
我が新しき軍団に、欲しくなってきたぞ」
エックス「シグマ!
おまえも『逢魔』にそそのかされたのか!」
ゼロ「貴様の体は、シグマ・ウィルスの暴走で
崩壊寸前なはずだ……! なぜここまで来た!」
シグマ「だからだよ、ゼロ。
異世界の力に興味があると言っただろう」
シグマ「……その異世界が、すべて一緒になるとしたら?」
キャプテン「そこから生じるエネルギーを使うつもりか……!
思い通りになるなどと思うな!」
シグマ「時間がないのでな。
手段は選んでいられないのだよ!」
(シグマのすぐ下側にカムーズとロボティアンなどが出現する)
カムーズ「そういうこった!
追い詰められた悪党は怖いぜェ?」
黄金の種
カムーズ「オレも『黄金の種』を奪われちまってよォ……!
これ以上なく、怒ってるんだよッ!」
ワルキューレ「魔人カムーズ……!
あなたまで、このような場所に!?」
ルキナ「奪ったのはあなたでしょう!
被害者のような言い方はしないでください!」
カムーズ「ハッ! あんな腐れ種なんぞ、てめェらにくれてやる!
もっとスゲェもんがあるじゃねェか、ここによ!」
ダンテ「『逢魔』め、厄介な連中にピンポイントで
声をかけていやがる」
(北側にパイロンが出現する)
パイロン「フフフフ……時は来たようだな。
そして、ここが"その場所"だ」
デミトリ「……フン、貴様も来たか、パイロン」
モリガン「これがあなたが魔界で言っていた、
"世界が面白くなる"ってことね?」
パイロン「その通りだ、魔界の夢魔よ。
融合した世界……どれほどの規模になると思うかね?」
パイロン「私のコレクションとして、
それを超えるものはないかもしれん」
フェリシア「そこに住んでるあたしたちは、どうなんのよ!」
パイロン「君たちもまた、世界の一部だ。
私はまったく構わぬよ?」
マヨイ「いや、構うよ!」
シース「オゥ、ミス・サヤ!
これは豪華なメンバーなのネ~!」
沙夜「あん、そうでしょ?
これがホントの名を冠する者たち、ってこと」
シグマ「『逢魔』よ、立ち合わせてもらおう。
……新世界とやらの誕生にな」
沙夜「これはこれはシグマ様。
特等席で観ていらしてね」
黒いフェイス「奴らをブチ殺しただけで、世界は混ざるのか?
……俺を利用できるだなんて、思ってねぇよなぁ?」
シース「そんなにキリングしなくてもオッケーデース!」
シース「次元融解弾(じげんゆうかいだん)を
落とせば、それでジ・エンドなのネ~!」
ナナ「じげんゆうかいだん!?
なんか急にスゴそうな名前が出てきたよ!?」
カズヤ「名前からすれば、爆弾かミサイル……か?」
毒馬頭「ぬうん! そういうことだッ!
それが落ちた時……世界は変わる!」
ナルホド「落ちた時……?
つまり、投下するタイプの爆弾ということですか?」
フレン「そんなものが……
一体、どこに!?」
毒牛頭「ヒャッハー! てめェらの乗ってるソレだよッ!」
平八「なんじゃと……!?」
シャオユウ「投下する爆弾って、私たちが乗っかってる……」
さくら「えっ!? こ、これなんですか!?」
沙夜「もう、よりによってそんな所に乗るなんて、ね」
アリサ「仕方ありませんよ!
まわりが崩落したんですから!」
アクセル「崩れない部分に乗ったら、こうなったんだよ!」
カムーズ「ハーッハッハッハ! こりゃ丁度いいぜ!
落としちまえば、まとめて片が付く!」
沙夜「……そうもいかないのよね、これが。
起動前に乗られちゃったから」
パイロン「ならば、どうする?
彼らに降りてもらえばいいのかね?」
沙夜「あん、大丈夫。
誰かが乗れば、そこに妖力を送り込むから」
シグマ「我々を起爆装置にしようというのか。
フフフ……面白い」
仁「来るか……!
敵の目的ははっきりしたな」
フレン「まさか、これ自体が爆弾だったなんて……
だけど、離れるわけにもいかなくなったな」
ハセヲ「ああ、一発でも落とされるわけにはいかねえ!
敵をこの上に乗せるなよ!」
ユーリ「ここに立て籠もっててもジリ貧になるだけだ。
打って出て、押し返すとしますか!」
影丸「待てっ! 奴を……百神を見よ!」
沙夜「ふう、間に合ったようね。
……彼女のお目覚めよ」
ヴァシュロン「ずいぶん時間を稼がれたからな。
最悪の状況になっちまったぞ……!」
(百神が青白い光を纏うようになる)
百神「……………………………………」
百神「ついに我(われ)は再び力を……自由を得た……」
零児「…………ッ!」
百神「我が名は百神。
百の世界を統(す)べるもの」
百神「『九十九計画』……
最後の試験体より生まれた、神の座たる存在……」
百神「閉ざされた次元の狭間を抜け出すために……
かつて我は、半身を失わねばならなかった」
百神「その不完全な九十九は敗れ去り……
その体は101に分かたれた」
百神「だからこそ、我は新たな体を作り上げたのだ。
101のうち……二つの欠片を使ってな」
百神「有栖家の男よ、礼を言うぞ。
我はこうして、再び現世(うつしよ)に立った」
百神「これより、あらゆる世界に
次元融解弾『ゆらぎの歌』を投下する……」
百神「世界は融合し……新世界が生まれる。
そして我はその名の通り……"神"となるのだ」
零児「世界は交差し、引かれ合い……
光も闇も、やがて溶けて一つになる」
百神「その通りだ、有栖家の男よ。
それこそが『逢魔』の夢、世界の始まりだ」
百神「それは……もう始まっている。この舞台から」
零児「この空間がひきつる感覚……『ゆらぎ』の影響か」
百神「そうだ。やがては、すべてが飲み込まれる」
百神「『ゆらぎの歌』の投下は邪魔させん。
……新世界を見ずして、この場で滅びるがいい」
沙夜「101個に分かれた欠片のうち、
どうしても見つからなかった二つ……」
沙夜「それが百神……
『百一胎計画』がたどり着いた答えよ」
沙夜「百の神が、この世界を混沌へと導いてくれる。
それはすばらしいことだと思わない?」
零児「………………」
小牟「零児! 敵はスーパーヘビーウェイトじゃ!
油断するでないぞ?」
零児「わかった! ……すべてを終局へ!」
沙夜「変わらないのね、ぼうや。
そういうところは"あの人"と、そっくりよ」
零児「沙夜、これで本当の決着だ。
今度こそ、地獄に落ちろ」
沙夜「そうね、そうなるのも……運命なのかもしれない。
ぼうや、白黒をつけましょうか」
沙夜「『百一胎計画』の……成就のために。
その先に待つ、すばらしき新世界のために、ね」
(勝利敗北条件表示、ステージ準備)
INFORMATION
・3本の次元融解弾『ゆらぎの歌』の発射を
阻止しよう。敵が侵入すると、その時点で
発射されてしまい、ゲームオーバーになります
・百神を倒して、すべてを終局へ導こう
(大神たちと飛竜たちの間に蘭丸とトールなどが出現する)
蘭丸「きゃはははは! ようやく追いついたよ!」
さくら「紐育の魔人、蘭丸……!
この大変な時に……そこをどきなさい!」
ジェミニ「今、全世界の危機なんだよ! すべてが融合すれば、
ボクたちの紐育だって、なくなっちゃうんだ!」
蘭丸「………………」
蘭丸「いいじゃないか!
それなら……そこに新しい国を作ればさぁ!」
アティ「前向きにもほどがあります!
どうなるかすら、わからないんですよ!?」
蘭丸「混沌と混ざり合った一つの国……
覇王たる主(あるじ)を再び迎えるにふさわしい!」
シース「オゥ、ランマル!
手を貸してくれるのデスカー?」
蘭丸「ああ、いいよ。
奴らの乗ってる台座を落とせばいいんだろ?」
シース「イエス! ワタシたち、しばらく動けまセーン!
同じウサギ同士、助け合っていきまショウ!」
蘭丸「慣れ合うつもりはないよ。
ボクはボクのやり方をするだけさ!」
大神「ならば、俺たちも俺たちのすべきことをするだけだ。
ジェミニ、覚悟はできているな?」
ジェミニ「イエッサー!
紐育の魔人、最後の生き残り……蘭丸」
ジェミニ「ここで……決着をつける!」
(百神のHPが全快する)
百神「我は不滅……。
滅びることなき、新世界の神たる器(うつわ)……」
零児「これは……ナイン・ナインと同じ、再生能力!?
上位機種にも、あって当然……ということか!」
レオン「あの時は、緑のカプセルから
エネルギー供給を受けていたな」
小牟「今のままじゃ、攻撃してもムダ骨じゃ……!
パワーを送っちょる装置はどこじゃ!?」
沙夜「………………」
百神「来たれ……我が下僕(しもべ)たちよ……。
『ゆらぎの歌』を響かせよ……」
(百神の周りに二十二、五十五、八十八が3体ずつ出現する)
真島「ま、そう簡単にはいかんわな。
……本腰入れてくるみたいやで」
クロム「俺たちがやることは変わらない。
敵軍を押し返しつつ、百神を討つ……!」
せがた「攻めと守りのバランスが重要!
名監督となって、見極めるのだっ!」
黒いフェイス「ザマぁ……ねえぜ……。
この体を手に入れて……俺は……また……!」
フィオルン「体が機械だからって、
本当の強さは手に入らないわ!」
フィオルン「………………」
(フィオルンの目が赤い)
フィオルン「……それを理解できなかったから、
あなたは負けるのです……」
黒いフェイス「ぐうっ! この……!
ダンバンのォ……妹ォッ……!」
(黒いフェイスが爆発)
シグマ「間に合わず……か……!
クククク……面白かったのだが……な……!」
ゼロ「終わりだ、シグマ。
……俺たちの勝ちでな」
エックス「イレギュラーは倒さなければならない。
それが誰であってもだ」
シグマ「フフフフ……勇ましいな。
誰で……あっても? それが本当かどうか……」
シグマ「次に甦った時にでも……見せてもらうぞ……」
エックス「なんだと? シグマ、おまえに次などない!」
シグマ「フ……フフフ……フフ……。
私は……何度でも、何……度……で……も……!」
(シグマが爆発)
ゼロ(もし、その時が来たとしても……
エックスは変わることはない。絶対にな)
カムーズ「ぐおおおおおっ!
ワルキューレ! テメェはいつもそうだ!」
カムーズ「大勢の連中に助けられやがって!
テメェ一人じゃ……何も……!」
ワルキューレ「……そうかもしれません。
ならば、なぜあなたは一人なのです?」
カムーズ「クズどもの手助けなんぞ……いらねえ……!
オレは……オレの力だけを信じるんだ……!」
ワルキューレ「それがあなたの"弱さ"なのです、カムーズ。
……わからないかもしれませんが」
カムーズ「わかりたくも……ねえ……ッ!」
(カムーズが爆発)
ワルキューレ「大女神様……
かの者が、いつか祝福されますように……」
パイロン「我がコレクションにしたかったぞ……
混沌と混ざり合った……美しき世界を……」
デミトリ「残念だが……
それは私のものになるのだよ、パイロン」
フェリシア「違うでしょ、デミトリ!
みんなのものなの!」
パイロン「私は眠りにつく……。だが、次に目覚めた時……
キミたちがいないことを……望むとしよう……」
(パイロンが爆発)
モリガン「さあ、それはどうかしらね。
少なくとも、ダークストーカーは残ってると思うわよ?」
蘭丸「……おまえはボクに情けをかけた。
あの屈辱、忘れない……!」
蘭丸「主(あるじ)……ボクは……
あなたの復活を……今……も……」
(蘭丸が爆発)
ジェミニ「蘭丸……」
沙夜「彼らはがんばってくれたわ。
……さすがね、ぼうやたち」
零児「こんな戦いを越えてきたんだ。
今さら、負けられん」
シース「ヘイ、ミス・サヤ。
チャージはオッケーなのデース!」
毒牛頭「アネゴォ! オレはもうはちきれそうだぜェ!」
沙夜「あん、準備はいいようね。
……じゃあ、行きましょうか」
毒馬頭「了解っ!」
(沙夜、シース、毒牛頭、毒馬頭が金色の台座の上に降りてきて、百夜・改などが出現する)
ルキナ「降りてきましたね。
何のためにあそこにいたのでしょう?」
KOS-MOS「再スキャンの結果、『逢魔』のエージェントから
記録と合致するエネルギー反応があります」
クリス「以前も観測されたということか?
どんな反応なんだ? KOS-MOS」
KOS-MOS「先程の戦闘で、緑色のカプセル状の物体から
発生していたエネルギーと同一のものです」
涼「百神の卵って言ってたアレか!
その力で、ナイン・ナインは再生していた!」
ジューン「もしかして、沙夜やシースたちは、
自分の体を使って、百神にその力を送っているの?」
大神「彼女らが今まで動けなかったのは、そのためか。
……十分に力を蓄えたから、降りてきたと?」
飛竜「おそらくな」
沙夜「ふう、KOS-MOSちゃんがいると、
隠しゴトはできないのよね」
沙夜「始末しておくべきだったけど……今さらよね」
沙夜「さて、百神が安定するまで、
ここは私たちでなんとかしましょうか」
毒馬頭「わかりました、沙夜様」
沙夜「百神に送る力は私に集中して。
……よろしくね」
毒牛頭「ヒャッハー!
わかってまさぁ、アネゴォ!」
シース「オゥ、それでは……レッツ・ビギン!」
リュウ「ああ、相手になるっ!」
ジル「百神の再生能力が、ナイン・ナインと同じだとしたら、
それを失わせるためには……」
桐生「『逢魔』の幹部たちを倒す必要があるな」
アクセル「ちょうどいいさ。
……奴らとは、決着をつけなきゃならない」
零児「ああ、行こう。
ただ、次元融解弾の防御も忘れるな」
百神「来たれ……尽きることなき、我が手足よ」
(百神の周りに二十二、五十五、八十八が3体ずつになるよう出現する)
エリカ「なんかもう、モリモリ出てきます!」
秀真「トカゲのしっぽをいくら切っても無駄だ。
頭を潰す……!」
百神「来たれ……尽きることなき、我が手足よ」
(百神の周りに二十二、五十五、八十八が3体ずつになるよう出現する)
毒牛頭「ぶもっ……!
痛え……こりゃ……マズい……な……」
毒牛頭「へへ……アネゴ……すまねえ。
オレはここまで……みてえだ……」
毒牛頭「我ら『逢魔』……正しき混沌の……ために!
アネゴ、先に……いきますぜ……」
沙夜「お疲れ様。
ゆっくり休んでかまわなくてよ……」
毒牛頭「そう……しまさあ……。
心残りは……結婚……だなァ……」
(毒牛頭が爆発)
毒馬頭「ヒヒィン……!
どうやら……ここまでのようだな……!」
毒馬頭「我ら……『逢魔』、正しき……混沌のために!」
毒馬頭「沙夜様……一足……お先に……」
沙夜「……ええ、また会いましょう。必ずね」
毒馬頭「はい……」
(毒馬頭が爆発)
シース「オゥ……アリス・レイジ……。
『森羅』のエージェントのパワー……」
シース「覚えて……おきマー……ス。
このデータ……必ず……北米支部……が……」
零児「追いかけっこは終わりだ。
童話の終わりは、残酷なものさ」
シース「グッバイ……ボーイ……」
シース「ミス・サヤ……あとのコト……
うまく……やりんしゃい……ネ~……」
沙夜「ええ、本当にありがと、シースちゃん。
……いつか、向こうで遊びましょう」
(シースが爆発)
小牟「ふう、騒がしい奴じゃったが……。
少しさびしくもあるの」
零児「奴は敵だった。
物語の結末は……変わらん」
(沙夜の周りのバリアが割れる)
沙夜「……そう、みんな倒れたのね」
零児「残るはおまえと……百神だけだ、沙夜」
沙夜「私が倒れても、逢魔がなくなるわけじゃない。
……堂々巡りよ、ぼうや」
零児「だが、足を止めるわけにもいかない。
いつか、旅の終わりが訪れるまで」
小牟「………………」
沙夜「そうね。
決着を……つけましょうか」
沙夜「ふう……この体も……もう限界みたいね」
零児「……終わりだ、沙夜」
沙夜「あん、ぼうや……。
これで……あの時の因縁にも……決着がつくのね」
沙夜「……さかのぼれば……10年前の……
あの時の戦いから続く……『森羅』と『逢魔』の……」
小牟「沙夜、"この体も"……と言ったの?」
小牟「……ひとつ訊く。10年前の事件……
それより前、ぬしはどんな"体"を使っておった?」
零児「なに……?」
沙夜「………………」
沙夜「……なかなか……ヤリ手ね、おチビちゃん。
こんな状態の私に……そんなことを訊くなんて」
零児「どういうことだ、小牟」
小牟「………………」
沙夜「……ふふ……これからいなくなる者が、
これからも……生きる者に……言うことじゃない」
沙夜「でも、百神は……手強くてよ……?
真の混沌は……"向こう"で見届けよう……かしら」
沙夜「別れの言葉を……くれない……? ぼうや……」
零児「地獄に……落ちろ、沙夜」
沙夜「あん……冷たい……のね……。
また、いつか。…………零児」
(沙夜が爆発し、百神の周りのバリアが割れる)
イングリッド「ふむ、百神に送られていたエネルギーが……
切れたの」
緋花「……感傷に浸っている時間はないのよ?」
零児「………………」
小牟「……零児、最後じゃ。
わしの、ぬしの、みんなの……最後の戦いじゃ」
百神「……愚かな……。
ゆらぎの歌は止められぬ……」
百神「計画に従い……世界を正しき混沌のもとに……
ひとつとする……!」
零児「………………」
零児「……眠りにつけ、百神。
おまえはただの道具に過ぎない」
小牟「そうじゃな。世界の行く末は……
そこに住む、わしらが決めることじゃ」
小牟「それが、生きとし生ける者の……宿命なんじゃ」
零児「そして、俺たちはそれに従って……
おまえを滅ぼす……!」
百神「お……おおお……おおおおおおおおおおおお……!」
百神「我が……名……は……百神……。
……百の世界を……統べる……もの……」
百神「世界に……ゆらぎの歌を……響かせ……る。
それが存在する……理由……逢魔……の……」
(百神が爆発)
小牟「やったか!?」
ケン「ああ、粉々に飛び散った。
……終わった、な」
零児「『逢魔』の計画……これで本当に止まったはずだ。
みんな、『森羅』への協力に感謝する」
バージル「……成り行きだ」
シエル「あとは、ここからどう抜け出すか、ですね」
春麗「それに、この島もこのままにしておくわけには……」
(轟音とともにゆれ始める)
(中央の穴を皆で見る)
リーンベル「え!? なにこの揺れ! 地震!?」
ゼファー「浮遊してる島に地震なんかないだろ!
これは……崩れ始めてんのか!?」
(全景を見る)
平八「ぬうっ……!
この揺れで、例の爆弾は落ちたりせんじゃろうな?」
ジル「それは確認済み。機能は停止しているわ。
でも……私たちは普通に落ちる……!」
エステル「ど、どうすればいいんです!?」
マヨイ「か、神様っ……!」
(煙を上げながら、飛行形態の龍亀一號が飛んでくる。閃光)
(煙を上げている飛行形態の龍亀一號が着陸する)
(皆が車両の外に出ている)
裏嶋「ふう、着地成功ね。どうにか」
零児「ここは……魔界か?」
モリガン「あら、家の前までなんて、
気が利いてること」
裏嶋「ここが一番"ゆらぎ"が安定してるから、
ディメンジョン・ダイブもやりやすいのね」
フィオルン「……それにしても助かったわ、博士。
龍亀一號が落ちた時はどうしようかと思ったけど」
キャプテン「空中で変形できたんだな。
派手に煙が上がっていたようだが?」
裏嶋「飛行形態に変形する直前、崩れ落ちてきた
島の破片に当たっちゃったのよ」
小牟「古来より、変形中の攻撃はご法度なんじゃが。
まあ、それでよく立て直したのう」
裏嶋「飛びながら応急修理して……
なんとか間に合ったってわけ」
零児「博士、脱出したあの空間……
"百の極地"はどうなった?」
裏嶋「……消滅したようよ。あの後。
危なかったんだから」
アキラ「おいおい……
何から何までお手柄だな、博士」
ワルキューレ「時の狭間に落ち込んでしまうところでした。
裏嶋さん、ありがとうございました」
裏嶋「もっと褒め称えてもいいのよ? 過剰に」
リュウ「だが……これですべて終わったんだな」
裏嶋「それがそうでもないのよ。残念ながら」
飛竜「……何かあるのか?」
裏嶋「さっき、諜報部から通信が入ったのね」
裏嶋「"ゆらぎ"が不安定になってるのよ。世界中の。
渋谷を中心としてね」
零児「さっきの"百の極地"が消滅した影響か?」
裏嶋「そのようね。これが広がると、しばらくの間は
"ゆらぎ"が、どこに繋がるかわからない」
ケン「異世界や、別の時代から来ているメンツが、
戻れなくなるってことか……!?」
裏嶋「ビンゴよ、ケンくん。
……今のうちに、解散するべきね」
ジューン「あわただしいわね。
結構な人数がいるし……どうするの?」
神室町
零児「ここは、神室町に通じてるはずだ。
歩いてでも戻れる」
小牟「ふむ、ヤクザに弁護士、格闘家……
この連中には、神室町に出てもらうかの」
影丸「承知。まかせよ」
ワルキューレ「ユーリさんやクロムさん、アティさんたちは、
私がマーベルランドからお送りしますね」
アティ「ありがとうございます!
やっと、生徒たちの所へ帰れます」
零児「ああ、異世界の方は頼む、ワルキューレ。
あとは別の時代から来たメンバーだが……」
KOS-MOS「ここからなら、
サイバースペースへの接続が可能です」
エックス「よし、それなら俺たちは、
自分の時代に戻ることができるな」
小牟「『The World』にも接続できるのかの?
KOS-MOSよ」
KOS-MOS「可能だと思われます」
ヴァシュロン「そりゃ助かるぜ。俺たちも『The World』経由で
バーゼルに帰れそうだな」
リーンベル「ハセヲくんたちも戻れるね!」
裏嶋「次の問題は、数年前の過去や未来……
微妙に時間軸がズレた時代のコたちね」
零児「そもそも、俺たちの歴史とは異なる時間軸……
太正時代から来た大神たちの問題もあるな」
紋章
イングリッド「ワシにまかせよ。紋章も戻ってきたことじゃし、
それくらいの時間調整は朝メシ前じゃ」
涼「そんなことができるのか?
……そもそも、あんたは何者なんだ? イングリッド」
イングリッド「一緒に旅をしてきて、今さらじゃのう。涼よ。
ま、謎の美少女じゃと思っておけばよい」
小牟「……むう。謎の美少女では仕方がないのう」
零児「何が仕方ないかわからんが……
わかった、まかせよう。イングリッド」
クリス「俺たちは本国へ帰らなければならんが……」
裏嶋「アメリカ、中国などの海外組は、
この龍亀一號で送ってあげようかしら。格安で」
春麗「それはありがたいわね。
空の旅を楽しませてもらうとするわ」
アクセル「ゲームをしながら帰れるな。
ラッキーだぜ」
渋谷601
零児「あとは……ゴッドイーターたちも、
龍亀一號で待機してもらって、渋谷に降ろす」
小牟「ふむ、確かにあやつらの時代へは、
渋谷の"ゆらぎ"を使った方が確実じゃの」
裏嶋「決まったようね。大体は。
"ゆらぎ"の不安定化は、ゆっくりと進行中みたい」
裏嶋「早くお別れした方がよさそうよ?」
ダンテ「打ち上げのパーティーもなしか。
ま、しょうがねえな」
フェリシア「あ~あ、せっかく、
たくさんトモダチができたのにな……」
デミトリ「………………」
デミトリ「ふん、馴れ合いなどして何になる。
……さっさと幕を引け」
(神室町へ行くメンバーが南西端にいる)
アキラ「やれやれ、最近は
こういうことに巻き込まれてばっかりだ」
アキラ「だが、すべてが無事に済んでよかった。
俺の武道も貫けたしな」
リュウ「拳を向けるべき敵、そして交えるべき友、か」
リュウ「答えはいつか見つかる。
その時まで、歩き続けるだけだ」
影丸「我が復讐、いまだならず。
ゆえに我、いまだ抜き身なり」
影丸「だが、いつかは納める時が来る。
その時まで、さらばだ」
秀真「俺は任務に戻る。
……もう、会うことはないかもしれん」
秀真「俺たちの宿命が、交わらぬことを祈っている。
さらばだ」
仁「金の鎖、呼び戻された魂、か」
仁「俺の呪われた血までは消えない。
だが……今はそれでいいさ」
シャオユウ「もう、仁に関わろうとすると、
毎回こうなっちゃうんだよね……」
シャオユウ「逆に開き直って、がんばるしかないかも!」
平八「ここで仁やカズヤと決着をつけてもよいが……」
平八「ふん、今はそういう気分ではない。
見逃してやるか。がーっはっはっはっはっは!」
カズヤ「馴れ合いなどするつもりはない」
カズヤ「殺されたくなければ、さっさと消えるがいい」
ナルホド「もうこんなのはこりごりだよ……
いろいろ、勉強にはなったけど」
ナルホド「次に会う時は法廷で!
……そんな所で会わないのが一番いいけど」
マヨイ「はあ、疲れた……。
やっぱり大冒険はテレビだけでいいよ……」
マヨイ「でも、ちょっと楽しかったよ!
たまにはヒーローもいいかもね!」
真島「ガキどもの混ざって正義の味方ごっこ……
ええトシしてしんどかったわ」
真島「……でもま、めっちゃオモロかったで?
また誘うてや。ほな!」
桐生「やっと帰れるな。
これで……また静かな生活に戻れる」
桐生「だが、何かあれば……必ず駆けつける。
ケジメをつけにな」
涼「鳳凰鏡が戻って……やっと香港に旅立てる」
涼「またどこかで会えたらいいな。
俺の旅が終わる頃に、また」
せがた「さらばだ、若者よ。
そして永遠のセガ戦士たちよ」
せがた「世界の平和が乱れた時、
真剣に遊ばなかった時……俺はまた現れる!」
(涼たちが歩き去り、秀真は消える)
(マーベルランドへ行く者たちが南端にいる)
アティ「私、今回の冒険で色々なことを学びました」
アティ「大切なこと、はぐれ者たちの島でも役立てます!
では、さよならです!」
クロム「異なる世界、異なる時空……
人と人同士でなくとも、絆がある」
クロム「異界の友たちよ、この絆……
決して忘れはしないぞ」
ルキナ「どんな絶望の中にあっても……
絆の強さが未来を変える……」
ルキナ「それを知って安心しました。
必ず未来を救います! では、またいつか!」
フィオルン「仲間とのキズナ、思いの強さ……
すごく感じたよ」
フィオルン「時間も世界も種族も……
全部乗り越えて仲よくできるってね」
エステル「お別れです。でも……また会えますよね?」
エステル「広い広い世界、たくさんの友人……
楽しい旅でした! 本当に!」
フレン「様々な世界に分かれて暮らす様々な人たち……
でも、心はつながっている」
フレン「そのことを僕は心から嬉しく思う。
さようなら、異世界の友人たち」
ユーリ「あちこち行かされて、まったく参ったぜ」
ユーリ「今度はゆっくり遊びに来いよ。
案内くらいはしてやるぜ。じゃな」
ワルキューレ「今回の冒険もまた、
無事に終わらせることができました」
ワルキューレ「勇敢な若き戦士たちに……感謝します。
それでは、またいつか」
(ワルキューレたちが立ち去る)
(北側のオブジェの傍にサイバースペースへ向かう者たちがいる)
キャプテン「これで、本当にミッションコンプリートだ。
協力に感謝するよ」
キャプテン「コマンドーチームは、いつでも
キミたちの参加を待っている!」
飛竜「任務の途中だ。俺は戻る」
(飛竜がマスクをとる)
飛竜「……ストライダーズに用があるなら、俺に言え」
ジューン「ハヤトは助かったし、シグマたちも倒せた。
すべて、みんなのおかげよ」
ジューン「ありがとう。またいつか会いましょうね。
時間を越えて、いつか」
ヴァシュロン「小さな世界の外にある、大きな世界か。まったくよ」
ヴァシュロン「ま、銃と弾さえあれば、どうとでもなるさ」
ゼファー「バーゼルの外の世界……やっぱり面白いな」
ゼファー「でも、あそこもまた……俺たちの世界なんだ。
俺たちの家なのさ」
リーンベル「大切な物は、この手の中に。
だから落とさないようにしなきゃ」
リーンベル「それが守るっていうことだと思う。どんな時でも、ね」
エックス「俺は、悩んで悩んで……そして答えを出そうと思う」
エックス「いつかまた会う時があったら……
見せられるといいな」
ゼロ「任務完了だ。
シグマの件は、もっと調査する必要があるな」
ゼロ「サイバースペースで会うこともあるだろう。
……その時は、声をかけろ」
カイト「ネットとリアルの境界線……
そんなもの、もう無いのかもしれない」
カイト「でも、やっぱり世界を救うのは……
ゲームの中だけでいいかな」
ハセヲ「他人のことを背負い込む余裕、か。
ヘッ、ガラじゃねえ」
ハセヲ「リビジョン・ツーに入るなら、声をかけろよ。
……じゃな」
うらら「逢魔の混沌大作戦を粉砕しました!」
うらら「これでまた我々に
ハッピーに満ちた日々が戻ってくることでしょう!」
KOS-MOS「すべての任務は完了したと判断します。
さようなら」
(KOS-MOSの目が青い)
KOS-MOS「ロストエルサレムの子供たちに、
幸(さち)多からんことを」
(サイバースペースに向かう者たちが転移する)
(微妙な時間から来ている者たちと華撃団メンバーとイングリッドが北東にいる)
レオン「タイムスリップして異世界旅行か。
報告書を考えると、なけるぜ」
レオン「だが、退屈はしなかった。
世界も救えたなら、言うことはないさ」
緋花「帰ったら、またあの忍務か。
気が進まないわね」
(緋花がマスクをとる)
緋花「ただ、あたしがやるべきことはわかったわ。
……じゃあね」
ナツ「これも先生が通った道……
アタシ、ちょっとうれしいよ」
ナツ「さ~て、次は先生に会わなきゃ。
……楽しかったよ。ほんじゃ、またね」
エリカ「楽しかった……
なんて言うと、怒られちゃいますかね?」
エリカ「でも、エリカは……
仲間っていいな、って思いました。本当に!」
ジェミニ「幸せなら、なんだってできる!
師匠の言葉、今ならわかるよ」
ジェミニ「みんなが、それぞれのハッピーな道を進めるように!
それじゃグッバイ!」
大神「たとえどんな相手でも、自分を信じて
まっすぐにぶつかっていけばいい」
大神「それが……旅立つみんなに俺が贈る言葉だ」
さくら「あたしたち華撃団は、
どの世界、どの時代でも駆けつけます!」
さくら「さぁ、大神さん、帝都へ帰りますよ。
……いろいろとお話を、聞かせてもらいますからね」
イングリッド「とんだ時間を食ったのう。
早く本来の仕事に戻らねば」
イングリッド「またいつかどこかで、
ワシは陽炎のように現れるぞ? にょほ!」
(龍亀一號の前に海外組がいる)
クリス「やれやれ、毎回これでは体がもたんな」
クリス「だが、この戦いには意味があった……そう信じるさ」
ジル「長かったわ、ここまで。
早く着替えたいところね」
ジル「なにかあったら、BASSまで連絡を。
また、協力してあげるわ」
ケン「格闘技大会から、
とんだ大会に巻き込まれたもんだ」
ケン「だが、これでやっと戻れるな。
ただの格闘家、ただの父親によ」
フェリシア「さーて、これでツアーに戻れそう。
今回の旅自体がツアーっぽかったけど」
フェリシア「今度は、あたしのツアーにみんなを呼ぶよ!
お楽しみに!」
パイ「また映画何本分かのアクションを
しちゃったわね……」
パイ「今度からはカメラを回しながらの方がいいかも。
じゃ、またね」
春麗「今回の戦いで、シャドルーは
大幅に弱体化したけど……まだまだね」
春麗「というわけで、私は戻るわ。
次の事件で……もし会ったなら、よろしくね」
アクセル「悪いことを考える奴はどこにでもいる」
アクセル「だが、それを止める奴らもまた、いるってことだ。
俺たちみたいにな」
シエル「特殊部隊ブラッド、帰投します。
皆さんのご協力に感謝します」
シエル「信頼と、仲間……。皆さんと出会えてよかった。
またお会いしましょう」
アリサ「ブラッドとの共同作戦、うまくいってよかったです!」
アリサ「また、いい経験をさせてもらいました。
頼まれているおみやげと一緒に……持ち帰ります!」
ナナ「はー、大変だったけど、楽しかったよ。
平和も戻って一件落着だね!」
ナナ「じゃあ、また遊びに来てね。
新しい料理を考えとくから!」
(海外組とゴッドイーターたちが龍亀一號に乗り込み、イングリッドたちが立ち去る)
(アーンスランド城入口にダンテ、バージル、モリガン、デミトリがいる)
ダンテ「未来は数限りなくある。
どんな未来が待っているかはわからないのさ、兄貴」
バージル「お遊びはここまでだ。
俺には、やらねばならんことがある」
バージル「ダンテ、再び会うこともあるだろう。
どのようなかたちであれ、な」
ダンテ「俺たちの未来が、どこかで交わる時に……
また会おうぜ」
(ダンテとバージルが立ち去る)
モリガン「やっぱり人間界は退屈しないわ」
モリガン「今度は魔界をゆっくり案内してあげる。
ゆっくりと、ね」
デミトリ「このままモリガンと
魔界をかけての戦いに興じてもよいが……」
デミトリ「今宵、それは無粋というもの。
時間はある。終わらぬ夜の時間が」
(デミトリとモリガンが立ち去る。中央にいる零児たちが向き合う)
小牟「それじゃ、わしらも帰るかのう。
今回も盛大じゃったな」
裏嶋「ふう、実戦に出るのは疲れるのね。
このトシになると」
裏嶋「でも、貴重なデータは取れたし、
おめでたいから良しとしましょうか。今回は」
零児「………………」
零児「祭りの終わりは……いつも寂しいものさ」
小牟「世界は大きな舞台みたいなもんじゃ。
また共演することもあるじゃろ」
零児「世界はやがて一つの舞台になっていく、か。
……そいつは重畳」
(零児たちが龍亀一號に乗り込む)
……こうして、戦いは終わった。
『逢魔』の『百一胎計画』は阻止され、
大量に発生していた"ゆらぎ"は、
次第に消えていった。
それは世界そのものが持つ、
自浄作用だったのかもしれない。
様々な時代、様々な世界から集った
異邦人たちは、本来自分たちが
いるべき場所……
それぞれの日常、
それぞれの戦いの中へ戻っていった。
こうして、世界には束の間の平穏が訪れた。
そして…………
(入り口の方から零児、小牟、裏嶋が入ってくる)
小牟「お、やっとるようじゃのう。
……ちゅうか、すごい人数じゃな」
零児「時代や世界を越えて、これだけ呼び寄せたわけか」
裏嶋「"ゆらぎ"を管理する
こっちの身にもなってほしいけど」
裏嶋「……まあ、タダ酒が飲めるというなら、
勘弁してあげようかしら。ここは」
小牟「これだから酒飲みは。
酒が絡むと、とたんにハードルが下がりよる」
零児「おまえのインターネットやゲームと同じだろ」
小牟「むふふ、パソコン風雲児と呼ばれたわしじゃぞ?
そんなん当た前じゃろろが」
裏嶋「まあ、この前の別れはドタバタだったわけだし、
ちゃんと挨拶できるのはいいんじゃない?」
小牟「なんじゃ、殊勝じゃの、裏嶋。
そういうキャラとちゃうじゃろ」
裏嶋「龍亀一號で一緒に生活した仲なのね。みんなとは」
裏嶋「それに、60人乗せての作戦行動なんて、
テストしようにもできるものじゃないし」
零児「ただでテストできてラッキーだったというわけか」
小牟「いろいろ拾ったり、
売ったりして儲けてもいたようじゃしの」
裏嶋「むふふ、そういうこと」
零児「やれやれ。それじゃ、近場から回っていくか」
(入口近くの右側にキャプテンとゼロ、忍者たちがいる)
キャプテン「やあ、来たね。
『森羅』のエージェクト諸君」
小牟「うむ、デミトリから悪魔の招待状をもらっての。
開けよゴマゴマ! と扉を通って来たわけじゃ」
零児「パーティーは盛況のようだな。
全員来てるのか?」
影丸「あの戦(いくさ)に関わりのある者では、
おぬしらが最後なり」
零児「ふう、よく全員集めたな。
デミトリも慣れたもんだ」
裏嶋「パーティーが似合わない人も含めてね。
意外と付き合いがいいじゃない、ストライダー」
飛竜「……ストライダーズは、一度は壊滅状態に陥った。
人手はいまだ足りん」
零児「人材不足だからここに来た?
どういうことだ?」
小牟「誰かをスカウトにでも来たっちゅうんかい」
ゼロ「イレギュラーハンターも、
優れたハンターは何人でもほしいところだ」
ゼロ「そこで、俺の第0特殊部隊……
通称で"忍び部隊"とも言われているんだが」
ナツ「シノビ……部隊? ……それで?」
ゼロ「……そういうことだ」
影丸「南無っ! そういうことか……!」
秀真「いや、影丸……意図が見えん」
キャプテン「待ってもらおう。
コマンドーチームにも、ニンジャは欲しい人材でね」
飛竜「……コマンドーチームには、もう二人いるはずだ」
ゼロ「バランスを考えるんだな、キャプテン」
ナツ「マジで相談してるんだけど。
……緋花姉さん、入ってやったら?」
緋花「あたしはShinobi機関の所属よ。遠慮しとくわ。
……秀真、悪食を守れるかもしれないわよ」
秀真「悪食を守る……? これはいずれ必要になる。
それに、朧の当主が他の組織に入るわけにはゆくまい」
裏嶋「忍者不足は深刻なようね。どこも。
『森羅』にも諜報部にやっと一人、入ったわけだし」
零児「スカウトできるほど目立つ忍者というのも
どうなんだ、という話はあるがな」
キャプテン「力がある者ほど、その片鱗は見えてしまうものさ」
緋花「……隠す努力はするべきだけれど」
小牟「まさか、しょっぱなから忍者会議が
行われちょるとはのう」
裏嶋「向こうの卓も、盛り上がってるみたいよ? かなり」
(右奥のカイト、ハセヲ、涼、アクセル、せがたがいるテーブルに零児たちが近づく)
アクセル「ビデオゲームも新作が少なくてな。
まあ、最近は復刻の流れがあるんだが……」
カイト「今は家庭用ゲーム機も高性能だし、
スマートフォンで十分遊べるから……」
涼「いや、今のゲームには、
昔のゲームにあった"熱さ"が……」
小牟「なんじゃ? 面白そうな話をしとるのう!
ヘンなゲームならまかせとけい!」
裏嶋「あら? カイトくんにハセヲくん、
まだゲーム……PCボディのままなの?」
カイト「ぼくもハセヲも、『The World』に
ログインしていてる時に、招待状をもらったんです」
零児「なるほど、そしてこんな所まで来て、
ゲームの話をしてたわけか。何が面白いんだ」
せがた「零児くんっ! 刹那の快楽を追い続けても、
虚しい余生が残るだけだぞっ!」
零児「そう言われてもな。
ゲームなど、それこそ刹那的なものじゃないか?」
涼「なんか、零児さん……
ずいぶんゲームに対して厳しいな」
小牟「こやつは中学生の頃、わしがファミスタで
泣かせて以来、ゲームに対して辛(から)いのじゃ」
アクセル「多感な頃に、なんてことしやがるんだ」
せがた「今からでも遅くはないっ!
セガサターン、シロ!」
ハセヲ「あのなあ、せがたのオツサン。
そんな古いハードで、何しようってんだ?」
せがた「心配無用! セガサターンモデムを
接続すれば、通信速度14400bpsを叩き出すッ!」
カイト「え、ええと……それじゃあ『The World』は
できないんじゃないかと……」
せがた「『The World』を巻き込んだ、
"ネットワーク革命"、始まるッ!」
ハセヲ「始まらねえよ。
まったく、これだから旧型の愛好家ってやつは……」
せがた「脳天直撃! スイッチ・オンッ!」
(せがたたちのテーブルの上にアウラが現われる)
アウラ「………………」
カイト「ア……アウラ……ッ!?」
アウラ「今、一瞬だけ……『The World』につながった。
だから、来た」
アクセル「セガサターン、すげえ!」
ハセヲ「Aura……!
セ、セガサターンに……そんな力が!?」
せがた「そうだ。そして、セガサターンはやがて伝説となり、
その魂は夢を紡ぐものへと受け継がれていくのだ」
涼「すごい……! すごいぜ、せがた三四郎……!」
小牟「なんか異常に盛り上がっちょるが……
呼ばれて飛び出たアウラは、どうするんじゃ?」
アウラ「大丈夫。この魔界からなら、
あたしの力で『The World』に戻れるから」
アウラ「終わったら、カイトとハセヲを連れて戻る」
零児「ふう……わけがわからないが、
せっかく来たんだ。楽しんでいけ、アウラ」
(アウラがカイトの傍に降りる)
アウラ「そうする」
裏嶋「あたくしも、飲んでいこうかしら。ここで」
裏嶋「セガサターン……研究の価値がありそうだし。
むふふ、龍亀三號のメインコンピュータに……」
小牟「あまり深入りするでないぞ、裏嶋。
じゃ、そろそろわしらは向こうに行くぞ」
(裏嶋がカイトの傍に寄り、零児と小牟が反対側のテーブルに向けて歩き出す)
(反対側のテーブルにダンテ、ナナ、アリサ、ユーリ、エステルがいる)
ナナ「あっ、零児さんに小牟ちゃん!
いつ来たのー?」
零児「ついさっきだ。
なかなかのパーティーだ。楽しんでるか?」
アリサ「はい、お料理がたくさんで、すごいです。
ボルシチまであって……久々に食べました!」
零児「デミトリはたしかルーマニアの出身だ。
東欧の料理は揃えているわけか」
ダンテ「いや、褒めすぎだぜ?
ストロベリーサンデーがないからな」
エステル「ダンテさん、
いきなりデザートから食べるつもりなんです?」
ユーリ「イチゴ乗っけたフルーツパフェだよな。
我流でよけりゃ、作れないこともないぜ?」
ダンテ「ほう、そいつはありがたいな、ユーリ。
だが、ここにあるもので作るのか?」
ユーリ「ま、そりゃどうしたって、現地調達できる
ものでってことにはなるだろうな」
エステル「わたし、牛乳を持ってます!
いつも飲んでいる、特産品なんです!」
ユーリ「そういや、よく買ってたっけな。
サンキュ、使わせてもらうぜ」
(ナナがおでんパンを持っている)
ナナ「おでんの具と汁に、パンプキンコーヒーもあるよー!」
ユーリ「なかなか独創的なもん出してきたな……
ま、この際だ、隠し味にでもしてみっか」
アリサ「ハーブとスメタナも加えましょう。
ボルシチの味が、すごく整うんですよ?」
ユーリ「スメタナってのはヨーグルトの一種か?
悪くないかもな。試させてもらうぜ」
ダンテ「おい、待て。何ができ上がるんだ!」
小牟「スペシャルメニューというか、リトルグルメというか……
イカれたパーティーの始まりじゃ、ダンテよ」
零児「ほどほどにしておかないと、
料理を用意した主催者に怒られるぞ」
(テーブルの間で仁、カズヤ、平八が向かい合っている)
???「もう一度言ってみろ、三島一八……!」
???「ふん、貴様の辛気臭い顔を見るのは、
もう飽きたと言ったのだ。風間仁」
???「がっはっはっは!
始めおったか、馬鹿どもが!」
小牟「な、なんじゃなんじゃ?
ケンカか? トラブルかの?」
零児「まあ、すぐにわかるが。
……名前を言ってるしな」
(すぐそばのテーブルにいた桐生、アキラ、リュウ、ジルが、零児たちの方を見る)
(反対側奥のテーブルにケン、クリス、ナルホド、マヨイがいる)
アンノウン
カズヤ「ふん、あの女が何だというのだ?
終わったことをいつまでも」
仁「こだわっているのは貴様だろう……!
奴の正体、貴様は……!」
カズヤ「くだらん。いい加減黙るがいい」
ナナ「もー! せっかくのパーティーなんだよ!?
ケンカするなら外でやってよー!」
リュウ「………………」
リュウ「いや、中でやる……という手もあるんじゃないか?」
アリサ「え? な、ないと思いますけど」
ケン「チームバトルってのはどうだ?
三人一組で闘う……スリー・オン・スリーってやつだ」
ジル「なるほど、三島の二人と風間仁……
この三人で三チーム作るわけね」
平八「ほほう、いいではないか!
宴(うたげ)のちょうどよい余興よ!」
アキラ「なら俺は……仁と組むかな。
リュウ、おまえもどうだ? 相手は三島親子だぜ」
リュウ「ああ、相手にとって不足はない。
腕が鳴るな」
仁「アキラ、リュウ……。
フッ、いいだろう。おまえたちなら文句はない」
ケン「なら、俺はこっちだな。
全米格闘王じゃ不服か? 鉄拳王さんよ」
平八「貴様はリュウと闘(や)りたいだけじゃろう。
フッ、好きにせい」
クリス「三島平八にケン・マスターズ……
これはチャンスだな。俺も加わらせてもらう」
ジル「クリス? あなた格闘家じゃないでしょ?」
クリス「格闘にさらなる磨きをかけたい。
素手で強くなれれば、弾薬も節約できる」
ジル「……手から稲妻や炎を出し始めたら、
コンビ解消させてもらうわよ、クリス」
カズヤ「ふん、群れる相手は決まったか。
……始めるぞ」
マヨイ「あれ? 一八さんは一人なの?」
カズヤ「必要ない。俺一人で
六人叩き潰せばいいだけのことだ」
桐生「はぐれ者を気取るのは結構だが……
どんなことにも、ルールってもんがあるぜ、三島一八」
桐生「俺が入ろう。かまわねえな?」
アキラ「冷血頭首と呼ばれた男に、堂島の龍か。
こいつは油断ならないな。あとは……」
カズヤ「あとは適当で構わん。
机を下げさせろ」
(中央にあったテーブルが片付けられていて、中央の赤いカーペットの周りに皆が集まっている。
リュウ、仁、アキラが入口から向かって左に、奥にケン、平八、クリスがいて、
向かって右側に桐生、カズヤ、ナルホドと少し後ろにマヨイがいる)
零児「これは……おあつらえ向きの舞台だな。
まったく、格闘家ってやつは」
小牟「裏嶋も加えて、わしらも出るか!
チーム名は、トリオ・ザ・森羅で決まりじゃ!」
裏嶋「何をしてるのかと思えば、出ないから。そんなの。
……このメンツを相手に、殴り合いなんて」
仁「準備はできている。いつでもかまわん」
アキラ「やっぱり、強い奴を目の前にすると……
気持ちが昂(たか)ぶるぜ」
リュウ「ああ、いい修行になりそうだな。
……楽しみだ」
平八「ふん、若造どもが。
思い出させてやる必要があるようじゃ。ワシの力を」
ケン「ベガに操られて闘いはしたが、
やっぱり、自分の意思でやらねえとな」
クリス(どうすれば、拳から炎が出せるようになるんだろうか)
カズヤ「ごたくはいい。とっとと始めろ」
桐生「焦るなよ、三島一八。
足元をすくわれるぜ。……なあ、先生」
ナルホド「ええ、そうですね」
ナルホド「……って、いやいやいや!
なんでぼくがここに入ってるんだ!?」
マヨイ「え? やっぱり人数は合わせなきゃ、
かっこつかないって話になったじゃない」
ナルホド「え」
緋花「髪型が三島一八に似てるし、いいんじゃない?」
ナルホド「え。 え」
秀真「背広は桐生一馬と同じだな」
ナルホド「え。 え。 え」
影丸「案ずるな。
おぬしの出番はないかもしれぬ」
ナルホド「え。 え。 え。 え」
ナツ「出番が来てもさ、ちょっと痛い目に遭うくらいじゃん?
マジ死にゃしないって」
ナルホド「……………………」
ナルホド(あまりにも特殊な状況だけど……
やっぱりぼくは、叫んでおくべきなのか……?)
飛竜「……それを開始の合図にすればいい」
ナルホド「言わないと収拾がつかなそうだ。
じゃあ……そういうことで……」
ナルホド「異議あり!」
小牟「それでは、スリー・オン・スリー格闘大会!
いぃってみましょお~~~~~っ!」
マヨイ「お願いしまーーす!」
エステル「お、お願いしまーーす!」
零児「ケガと器物破損には気を付けろよ。
……さて、俺たちは行くぞ、小牟」
(零児と小牟が二階に上がると、御剣が外を見ている)
ミツルギ「………………」
小牟「おろ? こやつは、成歩堂の一味の……」
龍宮城
零児「検事局の御剣検事か。
海底の"龍宮裁判"以来だな」
(ミツルギが振り向く)
ミツルギ「ム……? キミたちは……あの時の
特務機関の隊員か。いつぞやは世話なった」
小牟「こんなとこで何をしとるんじゃ?
下ではぬしの相棒が「異議あり!」言うとったぞ?」
ミツルギ「うム……。それが先ほど、
女子会なるものの立会人を依頼されたのだ」
ミツルギ「そこでの議論の決着を、
「徒競走にてつける」という話に落ち着いたのだよ」
零児「……意味がわからないんだが」
ミツルギ「私もだ。依頼人は向こうにいる」
(二階通路の反対側にワルキューレ、シャオユウ、リーンベル、ルキナ、パイがいる)
シャオユウ「じゃあ、この先の御剣検事がいる所が
ゴールだからね!」
ルキナ「ジョシカイ……異界の会合は変わっていますね。
徒競走に勝利する必要があるなんて……」
パイ「シャオユウが勝手に言ってるだけでしょ?
この長い廊下を見て、テンション上がってたから」
シャオユウ「あ、一番になった人は、二位以下の人から、
どんな秘密を訊いてもいいってことにしよっか!」
リーンベル「ええっ!? どうしてそんなことを!?」
ルキナ「面白いですね! 異界の人のこと、
知りたいことはたくさんあります!」
ワルキューレ「親しき仲にも礼儀あり……
人の秘密はそっとしておくべきです」
リーンベル「それもそうよね……」
シャオユウ「ワルキューレさん、
謎めいてるから色々訊きたいんだよね」
パイ「現役の天使だものね。
……確かに、少し興味があるわ」
ワルキューレ「そ、そう言われましても……」
ルキナ「とにかく、やってみましょう!
私、体を動かしたいです!」
(パイ、ルキナ、ワルキューレ、シャオユウ、リーンベルが一直線に並ぶ)
パイ「じゃあ、行くわよ! 用意………………!」
シャオユウ「ドーーーン!」
(走り始めるとワルキューレがビッグの術で大きくなり、一番でゴールする。
ワルキューレが振り向くと、ビッグの術が解け、他の四人が飛び跳ねる)
ミツルギ「ワ、ワルキューレくんの勝利だ。
踏み潰されるかと思ったが……」
小牟「ムチャしよる。必死すぎるじゃろ!」
シャオユウ「ちょっと~! 反則だよ、反則!
進路妨害にもほどがあるから!」
ワルキューレ「秘密を守るためには、仕方がなかったのです……」
ルキナ「ワルキューレさん……
どれだけ心に闇を抱えているんですか……」
ワルキューレ「そ、そうではないのです!
天界やマーベルランドには、数多くの秘密が……」
リーンベル「そんな、本当に危険な秘密は訊きませんって!」
パイ「何を訊かれると思ったのかが、
逆に気になるわね……」
ワルキューレ「……秘密です」
零児「まったく、子供の頃、
廊下を走るなと言われなかったか?」
小牟「今後は「巨大化もするな」と付け加えねばならんの」
(零児と小牟が廊下の反対側へ歩いて行く)
(零児と小牟が北側の階段から降りてくる)
零児「格闘大会に徒競走と来て……
ここはずいぶんとおとなしいな」
(真島などが豪華な料理が乗ったテーブルを囲んでいる)
フィオルン「ふう、こっちの世界が平和になったのはいいけど……
お兄ちゃん、どうしてるかな……」
チキ「お兄ちゃん、ね。フレンを見てると、少し思い出すわ。
……ねえ、呼んでみてもいい?」
フレン「かまいませんが……思い出の中の人は、
大切にすべきだと思いますよ、チキさん」
チキ「ふふ、そうね。
あなたはあなた、あの人はあの人だもの、ね」
真島「モテるのォ、フレンちゃん。
若いウチからそんなんやと、悪いオンナに引っかかるで」
春麗「生臭い話はやめなさい、真島。
ほら、飲んで飲んで」
ジューン「春麗さん、なんか貫禄あるわね……」
ジェミニ「一郎叔父(おじ)さん、ステーキサンドもあるから。
はい、あ~ん!」
大神「ジェ、ジェミニ、大丈夫だ。一人で食べられるよ!」
さくら「……ジェミニ。どういうこと? エリカさんが
いなくてホッとしてたら、今度はあなた?」
ジェミニ「あ、いや、しばらく新次郎と会ってないから、
その代わりというか……えへっ!」
クロム「この異界の形式にも、だんだんと慣れてきたな。
……次に軍議を開く時の参考にしよう」
シエル「確かに、相互理解を深め、
連携を取るためには効果的かもしれませんね」
イングリッド「逆にギクシャクする関係が
生まれるかもしれぬがのう。にょほほ」
小牟「おとなしいにはおとなしいが……
殴り合いや、かけっこの方が健全な感じもするのう」
零児「それにしても……ここだけずいぶん豪華だな。
他のテーブルにない料理や酒が並んでいるぞ」
イングリッド「せっかくのパーティーなんじゃ。
あるならあるだけ、飲まなきゃソンじゃろ?」
春麗「でも、どれもかなり高いお酒よね。
……魔界で手に入るものなのかしら?」
モリガン
零児「モリガンを始め、人間界を行き来している連中は多い。
入手は難しくないだろう」
真島「おーーい、酒が切れたで!
一番高いの持ってこいや!」
ジューン「あ、療養中の同僚に持っていくから、
お料理、いくつか包んでくださーい!」
(階段の下に『SHOP』が現われ、中からシルフィーが出てくる)
シルフィー「かしこまりました! 少々お待ちを!」
チキ「な、なに? ここ、城の中でしょう!?」
シエル「SHOPにシルフィーさん……!
まさか、このパーティーの飲食物は……」
シルフィー「はい、毎度ありがとうございます!
私はシルフィー、このパーティーの幹事です!」
さくら「シルフィーさん、幹事って……
ここの料理やお酒は、あなたが用意したんですか?」
シルフィー「左様でございます! さらに仕入れに関しては、
この方にもご協力いただきました!」
零児「……オチが見えてきたな」
(『SHOP』からみゆきが出てくる)
みゆき「はいっ、そうです!
この私、みゆきがご用意させていだたきました!」
みゆき「最高級品ばかりを取り揃えましたので、
必ずや! 満足していただけていると思います!」
フレン「ええ、料理も飲み物も本当にすばらしいです」
シルフィー「そこで、次のご注文の前に、
ここまでの飲食代をいただこうと思いまして」
大神「いいっ!? 俺たちが払うのかい!?
い、いくら!?」
シルフィー「この時代の貨幣価値に換算いたしますと、
999900GOLDでございます」
フィオルン「99万!?
シルフィーの服と同じ値段じゃない!?」
みゆき「飲んで食べて、女性とおしゃべりを楽しんで……
お金はない、では通りません……」
真島「女はツレやっちゅうねん! 自前や!」
シルフィー「……少し、事務所の方でお話をいたしましょうか」
真島「アカン! こりゃやられたで……!
ハメられたんや……!」
クロム「くっ、異界の会合……
こんなことが起こるのか!?」
小牟「店は選ばなければならんということじゃのう。
気を付けるんじゃぞ? 零児」
零児「……俺たちも巻き込まれる前に、次に行くぞ」
(チャキンというような音がする。
零児と小牟が右側のテーブルへ移動する)
(右側のテーブルにはレオン、エイダ、バージル、エックスがいる)
零児「ん? こっちでは何をやっているんだ?」
エイダ「あら、あなたたちは……
『森羅』のエージェントさんね」
トールオークス教会
小牟「ぬしは確か、トールオークスの教会におったの?
沙夜と仲良くしとったの、覚えとるぞ?」
エイダ「エイダ・ウォンよ。
……忘れてくれていいわ」
零児「どうして彼女が?」
レオン「協力者さ。今回の事件……
彼女の情報がなければ、危なかった」
エックス「新宿にシャドルーがいたという件か。
でも、どうして助けてくれたんだ?」
エイダ「ただの気まぐれよ。
それとも、レオンのため……って言ったら、信じる?」
レオン「本当にそうなら、なけるぜ」
バージル「……そういう女の言うことは、真に受けるな」
小牟「おろ? デビル兄貴の方はこっちにおるのか。
弟の相手はしなくていいのかの?」
バージル「……馬鹿騒ぎに付き合う趣味はない」
小牟「それで隅っこの方に来たわけじゃな?
じゃが……とても静かとは言えんのう」
エックス「そうなんだ、ここだけ空気が違うというか……」
(すぐそばの踊り場でうららを混ぜたメンバーが踊っていて、その前にたろすけがいる)
うらら「グッドイブニング、みなさん!」
うらら「今晩のうららリポートショウは、パーティー会場と化した
吸血鬼のお城からお送りします!」
フェリシア「おー! お送りしちゃオー!」
エリカ「エリカ、張り切っていきます!」
KOS-MOS「了解しました、うらら」
たろすけ「いいよ~! お姉ちゃんたち!
もっと足上げて~!」
アティ「たろすけくん? みんな一生懸命なんです!
そういう目で見るのはいけないと思います!」
たろすけ「……先生さあ、そんな格好でぶるんぶるん
踊っておいて、それはないんじゃないの?」
アティ「こ、これは、マネマネ師匠のものまねダンスバトルを
勝ち抜いた、真面目な踊りなんですよ!」
たろすけ「なんだって、オイラはかまわないけどさぁ~!
ウェヘヘヘヘヘェ~!」
小牟「これ、何が行われてるんじゃ?
もう異常事態じゃろ……」
零児「たろすけと同じポジションの
ヴァシュロンが踊っているのも妙だな」
ヴァシュロン「誰が同じポジションだ!
俺たちは仕事! PMFに依頼が来たんだよ!」
ゼファー「……やってられねえっての、まったくさ」
レオン「依頼だと? 誰からなんだ?」
(スポットライトが動き、踊っていた人たちの後ろにスポットライトが集まり、乙姫が現われる)
乙姫「それは私です。
龍宮の騒動では、お世話になりました」
龍宮城
零児「龍宮城の乙姫か。
なるほど、たろすけがここにいるのも合点がいく」
小牟「依頼って、こやつらを踊らせて、どうするつもりじゃ?」
乙姫「実は先日、畜生界(ちくしょうかい)から、
龍宮城の土地をめぐり、戦いを申し込まれたのです」
バージル「戦いだと? まさか……」
乙姫「はい、踊りの美しさを競う、というものです」
うらら「それを聞いては、黙ってはいられません!
スペースチャンネル5が総力を挙げて、お手伝いします!」
零児「だが、畜生界ということは、相手は動物だろ?
こっちは、フェリシア以外はどう見ても人間だぞ」
エックス「そのフェリシアも、ほとんど人と変わらないし……
アンドロイドのKOS-MOSも、完全な人型だな」
乙姫「そこはご心配なく。
KOS-MOSさん、照明をお願いします」
KOS-MOS「了解です、乙姫」
(KOS-MOSがヒルベルトエフェクトを展開すると、それぞれにスポットライトが当たり、
ゼファー、ヴァシュロンはトナカイの着ぐるみを着て、
エリカは黒猫、アティは抜剣覚醒、KOS-MOSは猫耳をつける)
小牟「ヒルベルト・エフェクトを照明代わりにすな!」
小牟「……って、ゲェーッ!?
メタモルフォーゼしとる!」
(ゼファーはトナカイの着ぐるみを着ている)
ゼファー「………………」
(ヴァシュロンはトナカイの着ぐるみを着ている)
ヴァシュロン「………………」
フェリシア「それじゃ猫耳ダンサーズ、集合~!」
(アティは抜剣覚醒状態)
アティ「私はこれでいいのでしょうか……?」
(エリカは黒猫の衣装を着ている)
エリカ「バッチグーです、アティ先生!
フェリシアさんと並んで、立派な白猫です!」
KOS-MOS「戦術舞踏の記録を開始します、にゃ」
うらら「ケモノです! ご覧ください!
みんな、見事にケモノの姿になっています!」
零児「最後のKOS-MOSは無理があるだろ」
乙姫「いえ、確信しました……!
これなら、私たち龍宮側が勝ちます……!」
小牟「ま、まあ、ぬしがそういうなら、別にかまわんが……」
乙女「では、うららさん!
踊りをもう少し詰めていきましょう!」
うらら「了解! 私の踊りで、龍宮城を勝たせてみせるわ!」
(乙姫を含めたメンバーか踊り始める)
零児「むやみにやる気だな。
このニセ動物軍団は……」
小牟「うむ……とんだ動物ランドじゃ。
わしも一応、キツネなんじゃがのう」
(零児と小牟が玉座にいるデミトリとモリガンのもとへ歩いて行く)
モリガン「あら、『森羅』のお二人さん。
パーティーの様子はどう? いい感じでしょ?」
零児「見ての通り、重畳だ。みんな楽しんでる」
小牟「忍者にゲームにメシと酒、格闘大会にイカサマかけっこ、
ダンスにぼったくり……まあ大騒ぎじゃ」
デミトリ「ふん、はしゃぎすぎな連中もいるが……
騒がしい夜会も、たまにはよかろう」
零児「夜を統べるというヴァンパイアが、
ずいぶんと気が利くことだな、デミトリ」
デミトリ「こんな連中でも、
魔界をはじめとした全世界を救った者たちだ」
デミトリ「これくらいのことができんのでは、
マキシモフ家の沽券に係わる」
モリガン「もう少し夜が更けたら、
知り合いのダークストーカーたちも来るわ」
モリガン「リリスやガロン、レイレイも戻って来るし……
ふふ、もっと盛り上がるでしょうね」
零児「やれやれ、このパーティー……
いつまでやるつもりだ?」
デミトリ「夜が更け、夜が明けるまで。
それが我々の時間だ」
小牟「今夜も朝までパワフル夜会……っちゅうことか。
みんな、体力がもつかのう?」
モリガン「力尽きてそのまま眠ってしまうのも、
こういうパーティーの醍醐味じゃない? うふふ」
零児「フッ、そんな祭りもありか」
零児「………………」
零児「デミトリ、奥のバルコニーに出てもいいか?」
デミトリ「む……? 勝手にするがいい。
カギはかけておらん」
モリガン「今夜はいい月が出てるわ。
夜風にあたるのもまた、気持ちがいいでしょうね」
小牟「ふむ、そうじゃな。
旅の終わりに、月光はふさわしいもんじゃ」
モリガン「男と女が、何か大切なことをささやく時にも、ね」
零児「………………」
零児「……ああ、そうだな。その通りだ」
(閃光)
小牟「前と同じじゃの。
下は盛り上がっているようじゃ」
零児「大きな祭りが終わったんだ。
少し騒ぐくらいは、神様も許してくれるさ」
小牟「神か。またえらい相手じゃったのう。
今回はさすがにキモが冷えたぞ」
零児「だが、逢魔とはとりあえずの決着はついた。
しばらくは大丈夫だろう」
小牟「もうあんなムチャはごめんじゃ。
命がいくつあっても足りんぞ?」
零児「うまくいった……今はそれでいい。
俺がいなくなっても、おまえさえ生き残れば……」
小牟「零児! またそういうことを言う!
わしがいる限り、ぬしは死にはせんわ!」
小牟「有栖家は狐の妖魔と縁があるんじゃ。
狐は取り憑いたらしつこいんじゃぞ?」
零児「現時点で、それは十分にわかっているさ」
小牟「わかっとらん!
そのしつこさは、ちょっと度が過ぎておるんじゃ!」
小牟「ぬしが死ぬまで……ず~~っと一緒なんじゃぞ?
仕事でも、プライベートでものう!」
小牟「当然、浮気も許さんのじゃ!」
零児「面倒な話だ。
だが、それもおまえにとっては、長くはないだろ?」
零児「おまえのずっとと、俺のずっとは……
同じ長さじゃない」
小牟「………………」
小牟「そうとも限らんぞ?
たとえばじゃな、任務中にわしが……」
零児「……怒るぞ、小牟」
小牟「零児……」
零児「俺が死ぬまでは一緒にいるんだろう?
さっき言ったことはウソか?」
零児「この先……任務で死ぬことになっても、
必ず俺が先に死ぬ」
零児「俺や親父の分まで、おまえは生きろ」
零児「俺が死んだら……おまえの浮気は許してやる」
小牟「おお、お許しが出た! そりゃ楽しみじゃのう」
小牟「じゃが、それまではお預けかの?
それも寂しいのう」
小牟「その寂しさをどう埋めればよいか……
名案はないかの? 零児」
零児「………………」
小牟「ほれほれ、名案はないのかの?
ほれ、ほれ」
零児「……そうだな」
零児「結婚しよう、小牟」
小牟「………………」
小牟「いいよ、零児」
零児「いつか……必ず訪れる死が、俺たちを別つまで。
ずっと一緒だ」
小牟「……うん」
小牟「じゃが、死ぬ時は、ちゃんとわしの前でじゃぞ?
勝手にいなくなったりしたら、怒るからの!」
零児「努力はするさ。
気の利いた別れの言葉も考えておく」
小牟「ふっふ~ん、さすがはロマンチスト。
じゃが、わしはもう決めておるぞ?」
零児「気の早い話だな」
小牟「その時はじゃな……
あばよ、わしの零児……と言っちゃるんじゃ」
零児「おい、今聞かせるな。縁起でもない」
小牟「む? そりゃそうじゃな。
じゃあ今のはナシじゃ! 確かに縁起が悪い!」
小牟「もっと門出にふさわしい言葉を選ばんとな。
すんごくイイ言葉があるんじゃ」
零児「なんだ? 思いつかないが」
小牟「………………」
小牟「……愛してる、零児」
零児「フッ…………」
零児「そいつは……重畳」
(零児と小牟がよりそう)
<スタッフロール>
INFORMATION
THANK YOU FOR PLAYING!!
この後のデータセーブでクリアデータをセーブできます。
クリアデータをロードして、継続プレイを開始すると
様々なクリア特典を受けることができます。
INFORMATION
クリア特典は、以下の通りです。
INFORMATION
・クリア時のGOLDを引き継ぎます。
・全ユニットのCP(技強化で使用した分も含めて)を
合算し、全ユニットに平等に配布されます。
INFORMATION
・全アイテムを引き継ぎます。
(クリア時に装備していたアイテムは装備解除)
・オートスキルのスロットが1枠追加されます。
(スロットは最大5枠まで増えます)
INFORMATION
・総プレイ時間、総K.O.数、MAXダメージ、
MAXヒット数を全て引き継ぎます。
・クロスペディアが最初から全て閲覧できます。
INFORMATION
・システム設定に♪BGM鑑賞/♪バトルBGM変更が
追加されます。
・インターミッションにチャレンジステージが
追加されます。
INFORMATION
・ショップに1週目では販売されなかったアイテムが
追加されます。
・追加コンテンツのモード切り替えで
アドバンスが選択できるようになります。
INFORMATION
・ミラージュキャンセルをバトル中に何度でも
使用できます。
INFORMATION
※上記内容は、継続プレイを開始すると、
クロスペディアのチュートリアルの【その他】で
確認できます。