(道路上に飛竜たちがいる)
飛竜「『森羅』の連中は?」
せがた「駅前に向かった。
見えるはずだ、キミたちにも!」
渋谷601
秀真「ああ。……上空から伸びる、金の鎖か」
夕方の温泉
ヴァシュロン「温泉に出て来た『逢魔』の連中は、
サルベージは完了したとか言ってたよな?」
フィオルン「じゃあ、あの鎖はどういうこと? ……って話よね」
ゼファー「あのさ、そんな状況なのに……
なんで俺たちはこっちに来てるんだよ?」
エックス「この場所もまた問題があるからさ。
……分析はできたかい? KOS-MOS」
KOS-MOS「はい。この区域……
次元が非常に不安定になっています」
エリカ「不安定?
別に変ったところはないみたいですけど?」
ゼロ「だからこそまずい。
鎖のように目に見えるものじゃない分な」
キャプテン「空間を補修する必要がありそうだ。
手遅れになる前にね」
アティ「キャプテンさん、そんなことができるんですか?」
キャプテン「コマンドーチームのメンバーに、天才がいてね。
彼に作ってもらった補修装置が……」
KOS-MOS「空間の歪曲を確認。
この付近と思われます」
リーンベル「さっそく来ちゃった!? どこですか!」
せがた「む? 向こうの地面……おかしくはないか?
ワカサギでも釣れるのか!」
(前方の道路に穴が空き、中からシャドーが出て来て、周りにロボなどが転移してくる)
エリカ「ああっ、あの人たちは……!」
うらら「ごらんください! 踊り団です!」
シャドー「龍宮城から帰れなくてな。
踊りエネルギーが満ちるのを待ち、ここに来た」
シャドー「ぐっ……しかし……少々無理をしすぎたようだ……
うう……」
ゼファー「踊り疲れかよ。帰って寝てな」
シャドー「そうはいかん!
この街ですべきこと……成し遂げるまではな!」
ジェミニ「何を企んでるの! すべきことってなに!」
シャドー「当然、踊ることだ」
リーンベル「……は?」
シャドー「踊って踊って……世界を拓(ひら)こうというのだよ!」
ヴァシュロン「お気楽な野郎だ! 勝手に踊ってな!
こっちは次元がどうので忙しいんだよ!」
飛竜「………………」
飛竜「いや、奴を踊らせてはならん」
シャドー「フフフ……」
さくら「どういうことですか?」
ジューン「……踊りエネルギーよ」
秀真「何度聞いても、
よくわからないエネルギーだが……」
シャドー「愚かだな、昔の人間というのは。
踊りエネルギーをいまだ理解できんとは」
エックス「そう、踊りエネルギーは存在する。
それを、この安定しない空域に発生させられたら……」
ギャプラン「次元が……裂ける可能性がある」
フィオルン「そ、そんな穏やかじゃない状況なの!?」
シャドー「わかったかね?
我が踊り団の目的は、全銀河を踊らせること」
うらら「踊りウィルスを開発するという、
壮大な野望は一体どうしたのでしょうか!」
シャドー「状況が変わったのだよ。
もっと直接的な方法でいこうと思ってね」
シャドー「さあ、あらゆるものを踊らせろー!」
大神「いかん! 奴らを止めるんだ!」
ゼロ「くっ、『逢魔』の連中を
追い詰めるチャンスだというのに!」
(勝利敗北条件表示、ステージ準備)
シャドー「ほほう、なかなかの戦いぶりだ。
踊りエネルギーに満ち溢れているぞ!」
アティ「い、いえ、踊ってなんかいませんけど!?」
うらら「おかまいなしに、
踊りエネルギーとして扱われています!」
ゼファー「チッ、なんだよ!
踊りエネルギーの定義、あいまいなんだよ!」
シャドー「フフフ……そろそろか。
そのエネルギー……使わせてもらおう!」
(シャドーからエネルギーが放出されると、南東のビルの側面に穴が空き、中からココ☆タピオカが出てくる)
リーンベル「わっ、ビルに穴が空いた!」
うらら「あっ! あれはおなじみ、
侵略舞踏メカ・ココ☆タピオカです!」
ジューン「この穴は……異世界、もしくは異なる時代に
つながるワープホール!?」
(穴からプレリュードと蒸気獣が出現し、穴の光が収まる)
大神「蒸気獣プレリュード!?
巴里の怪人、シゾーか! どうしてここに!?」
ヴァシュロン「今までどこで遊んでたんだ?
忙しい時に限って出てきやがって、ウサギ野郎!」
エリカ「たしか、前は遊園地の方の
マーベルランドにいましたよね?」
シゾー「ウッサァー!
その遊園地から、直接来たピョンよぉ~?」
ジェミニ「え!? どういうこと!?
ここと……マーベルランドがつながってるの!?」
シゾー「踊り団が教えてくれたピョンよ。
踊れば踊るほど、世界が広がるピョンとねえ!」
秀真「くっ、余計なことを……!」
シャドー「巴里の怪人よ、
さすがに良い踊りエネルギーを持っているな」
シゾー「ウサーサササッ!
ダテにライブには出てないピョンよぉ~?」
さくら「シゾー、踊りエネルギーを手に入れることが、
あなたの目的ではないでしょう!」
シゾー「巴里に力を送り込めればいいピョン。
……たとえ、ヨソの世界からでもピョンねえ……!」
エックス「おまえ、進んで次元を不安定にさせようというのか!」
シゾー「それを制御できるようになれば、
なんの問題もないピョン!」
キャプテン「甘く見るな! 次元を操るなど……
簡単にしてはならないことだ!」
ゼロ「一歩間違えれば、
複数の世界を巻き込んで崩壊を起こすぞ!」
シゾー「それを確実に可能にするのが……
『逢魔』の技術ピョンよ」
シース
ヴァシュロン「こいつ……逢魔のウサギに、
マーベルランドで何か吹き込まれやがったか!」
シゾー「ウッサッサッサ!
ここさえ押さえれば……あと一歩ピョン!」
大神「そうはさせない、シゾー!
……俺たちも、ここが正念場なんだ!」
エリカ「ここで終わりにしましょう、ウサギさん……!」
シゾー「望むところピョン! 華撃団ッ!」
シャドー「覚悟は決まったかな?」
シャドー「……うっ……!」
うらら「シャドー……?」
シャドー「フ、フフ……私も時間はあまりないようだ。
ここしばらく、踊り続けなのでね」
せがた「働き過ぎは体に毒だ!
よく寝、よく遊ぶことも忘れてはならん!」
シャドー「その言葉、そっくりお返ししよう。
では、そろそろいくぞ!」
うらら「この街は守ってみせるわ!」
(駅ビルの正面に穴があく)
せがた「ぬうっ、またビルに穴が!」
喚起の門
アティ「まるで連続召喚……!
喚起の門が勝手に現れているみたいに!」
エックス「連鎖的に次元が脆くなっている……!
くっ、まずいな」
ジューン「ここまで踊りエネルギーが
大きくなっているなんて……!」
(穴が光り、中から蘭丸、髑髏坊が出て来て、バーゼルのモンスターが現われる)
蘭丸「キャハハハハッ! ここが未来の帝都か!
いいねえ、感じるよ! 邪(よこしま)なる力をさぁ!」
ジェミニ「シゾーに続いて……蘭丸まで!?」
髑髏坊「この髑髏坊様もあるのであーる!
ガッハッハッハ!」
ゼファー「てめえっ! まわりにいるのは……
バーゼルのモンスターじゃねえかよ!」
髑髏坊「兵隊が足りなくなってきたのでなあ!
ひとっ走り行ってきたのである!」
リーンベル「えっ!?
その穴……バーゼルとつながってるの!?」
落ちた腕
フィオルン「それ以前に、髑髏坊は落ちた腕にいたのよ?
そこから……バーゼルへ!?」
蘭丸「だいぶわかってきたよ。
どうすれば、どの世界に出られるのかをね!」
さくら「あなた、そんな技術を手に入れたの!?」
蘭丸「ビルには邪が集まる……紐育と同じさ。
そういう場所であれば、簡単に移動できる!」
KOS-MOS「その力を行使して、何をするつもりですか?」
オーク巨樹
蘭丸「巴里のオーク巨樹と同じさ。
あらゆる街と……紐育をつなげるんだよ」
髑髏坊「交通の便が良くなるのであーる!」
リーンベル「そんな理由なの!?」
蘭丸「間違っちゃいないよ。
紐育へ道をつなげる、という意味ではね!」
大神「道をつなぐ……?
何か運び込みでもする気か?」
蘭丸「鋭いじゃないか、大神一郎!
流し込むんだよ。……邪なる力を、紐育へさぁ!」
ジェミニ「紐育に!?
そんなことに、何の意味があるの!」
蘭丸「かつて、紐育に魔城・安土(あづち)が復活した時、
必要だったもの……覚えてるかい? ジェミニ」
蘭丸「「土地」、「黄金」、「蟲(むし)」、「精」……
世界から集めた力は、それらに匹敵するのさっ!」
覇王の剣
髑髏坊「そして紐育のリトルリップ・シアターには、
信長様の魂が封じられていた覇王の剣があーる!」
髑髏坊「どういうことかわかるであろう!
ガッハッハッハッハ!」
ジェミニ「安土城の……復活……!」
フィオルン「次元に空いた穴を、
エネルギーの供給パイプにしようってこと!?」
キャプテン「まったく、悪党というのは、
どうしてこう悪知恵が働くのか」
蘭丸「この機会は逃さないよ……!
ジェミニ・サンライズ! おまえとの決着もさ!」
ジェミニ「……信長はもういない。
どうして静かに眠らせてあげないの? 蘭丸」
蘭丸「うるさいっ! あの方も復活を望んでる!
そうに決まってるんだっ!」
ジェミニ「やらせないよ。
他の世界に迷惑をかけることも許さない」
ジェミニ「ここはボクたちの世界じゃない。
好き勝手やっちゃいけないんだ、森蘭丸!」
(髑髏坊が鎧を着込む)
INFORMATION
・敵ユニット「お宝カイコ」と
「ゴールデンミミック」は、
出現後、5ターンで逃げ出してしまいます
(ココ☆タピオカが爆発)
うらら「モロ星人の侵略メカを相手にするのも、
これを最後にしたいと思います!」
シャドー「う、うぬおおっ!」
うらら「シャドー!
踊り団の野望は、私が打ち砕いてみせるわ!」
シャドー「う……うらら……」
うらら「なんですか!」
うらら「あら? ……どうして私の名前を?」
シャドー「私は……わ、私は……」
シャドー「踊り……団を……。
私は……宇宙……海賊……」
うらら「シャドー、どうしたの!?
あなたは……何者なの!」
シャドー「……踊りエネルギーが……暴走している……!
この街は……そして……私は……!」
シャドー「作戦は中止だ……! また会うぞ、チャンネル5!
我々の時代で! 我々の宇宙でな!」
(シャドーが転移する)
フィオルン「踊り団……あきらめたのかな?」
うらら「私の知っている人かもしれません!」
うらら「元の時代に戻ったら、
突撃リポートを行おうと思います!」
アティ「ふぅ、こんな目に遭っても、
仕事熱心ですね、うららさん」
うらら「リポーターはいつでも本気です!
スペェイス・チャンネル・ファ~~イブ!」
シゾー「ウッサアアア……!
どうしてピョン! どうして勝てないピョン!」
さくら「正義は必ず勝つのよ、シゾー!」
大神「シゾー! ここは俺たちの街じゃない!
おまえの街でもだ!」
シゾー「ぐぐぐ、ぐぬぬぬううう!
このシゾー様に向かって……華撃団!」
エリカ「同じなのは……この街も、巴里の街も……
わたしたちが守るということだけです!」
シゾー「ウサアアアアア!
街がある限り、怪人はまた再び現れるピョン!」
シゾー「いつの日か、また巴里の……」
(プレリュードが爆発)
ジェミニ「ふう、しぶといやつだったね……」
エリカ「何度来ても、結果は変わりません!
わたしたちには、神のご加護があるんですから!」
蘭丸「なんでだよ……! なんでボクが……!
この邪の集まる街で……ボクが……!」
ジェミニ「街に集まるものは、
そんなものだけじゃないってことだよ、蘭丸」
蘭丸「なんだって!?
言ってみなよ、ジェミニ・サンライズ!」
ジェミニ「わからないの?」
ジェミニ「信長が最期にどんな気持ちだったか……
本当に、わからない?」
蘭丸「その名を……あのお方の名を……!
おまえが簡単に口にするなぁッ!」
蘭丸「ボクはあきらめない! ボク……だけが……!」
(蘭丸が立ち去る)
大神「まだ動けたか!
くっ、倒してしまいたかったが……!」
ジェミニ「蘭丸……」
KOS-MOS「次元歪曲を確認。
さらに異世界との接続が確認されました」
飛竜「踊りエネルギーだけとは思えん。
……新しく現れた金の鎖の影響か?」
エリカ「大神さん、もしかしたら……」
大神「ああ、ここまで巴里の怪人、紐育の魔人が
出てきている……残るのは……!」
ジェミニ「帝都の……降魔!」
さくら「決着をつける時なのですね……!」
うらら「スペース探知機がモリモリ反応しています!
何か来まーす!」
大神「……勝負だ……!」
(駅ビルの北端に『SHOP』が出現し、シルフィーが出てくる)
シルフィー「あらまあ、ここは……過去の地球?」
アティ「……って、あ、あれ!?」
ゼファー「順番的におまえじゃないだろ!
せっかく覚悟決めたってのによ!」
シルフィー「そ、そう申されましても……」
ゼロ「シルフィー、どうしてここに?」
シルフィー「それがわからないのです」
シルフィー「ダストワールドに転移したはずなのですが、
勝手にこちらに引き寄せられたような……」
ヴァシュロン「ただドジっただけじゃねえのか?
ボタンを押し間違えたとか」
エックス「本当にそうか? シルフィー、すまないが残ってくれ。
調べてもらいたいことがあるんだ」
シルフィー「こう見えて、私は忙しい身でございまして……」
飛竜「……大神」
大神「シルフィーくん、キミの服が……欲しいんだ。
あんまりにも……きれいだから」
(チャイム)
シルフィー「も、もう……仕方ありませんね。
ちょっとだけ、ですよ……?」
せがた「よし、引き止め成功したぞ!」
さくら「大神さん……ここ最近、連発しすぎです」
アティ「でも、シルフィーさんに
何を調べてもらうんですか?」
KOS-MOS「お話し中のところ、失礼します。
新たな次元の歪曲を確認しました」
秀真「また穴が空くのか……!
まるで世界が喰われているかのようだ」
エリカ「巴里と紐育のウサギさんは二人とも、
ビルの穴から出て来ましたよね!?」
さくら「つまり、今度こそ……あの女(ひと)が……!」
キャプテン「シルフィー、周囲の空間がどうなっているか
分析してくれ。調査費用は支払おう!」
シルフィー「そうと決まれば!」
(シルフィーが店の中に入ると扉が閉まる。
駅ビルの北側に穴が空き、中からブラック・ハヤトが出て来て、ベクターが転移してくる)
ブラック・ハヤト「ぐ、うう……う……」
エリカ「あれっ!? また違う!」
えんえん砂漠のピラミッド
ジューン「ハヤト……!?
ピラミッドで別れたハヤトが……どうして!?」
フィオルン「今度の穴は……遊園地じゃない方の
マーベルランドとつながってるの!?」
ブラック・ハヤト「……邪魔だ!
俺の……邪魔をするな!」
ブラック・ハヤト「ぬ……ぬおおお……!」
ゼファー「調子悪そうだな、おい。
けど……これってチャンスじゃね?」
ゼロ「ああ、グランドマスターの残党は倒れ、
シャドルーもこの場にいない……」
ジューン「そうね、ハヤトを惑わす敵がいない、今こそ!」
(ブラック・ハヤトが出てきた穴から、殺女が出て来て、降魔が北側に出現する)
殺女「それは……残念だったわね」
大神「降魔……殺女!」
せがた「むっ! ナイスタイミング!」
エックス「『逢魔』とは別行動をしているようだな。
おまえもシゾーや蘭丸と同じ目的か! 殺女!」
殺女「今、この地は……
あらゆる世界との中継地になりつつあるのよ」
殺女「『逢魔』の計画は……
もう最終段階に入ろうとしているから」
渋谷601と金色の鎖
秀真「やはり、あの鎖は……
サルベージのためのものではない、か」
ジェミニ「どうして、それを教えてくれるの!?」
殺女「……あの鎖の力は……別のものに……
変わりつつ……ある……」
殺女「それによって……私をこの世につなぎ止める……
降魔の呪いも……弱まって……いるわ」
殺女「もう少し……なのよ、大神……クン」
大神「殺女……いや、あやめさん……!?」
殺女「終わりに……しましょう。
……いいえ、終わりに……して」
さくら「あやめさん!」
ブラック・ハヤト「……ぐ……ぐぐ……。
何を……ぐだぐだと……!」
殺女「……クク……クククク……!」
殺女「そう簡単に……我ら降魔の怨みは消えない……!
この男もそうだ……!」
殺女「殺してあげる……!
そして……再び……降魔の世界を!」
ブラック・ハヤト「俺は……自由だ……!
この体は……俺の物だからだ!」
ブラック・ハヤト「…………ぐっ……ジューン……!」
ジューン「ハヤト、あなた、やっぱり……」
大神「ジューンくん、戦おう。
……二人は苦しんでいる」
さくら「そして、それを救えるのは……
あたしたちだけよ」
ジューン「ええ、ここが最後の……
そして唯一のチャンスだと思う」
大神「その通り。……戦って、救うんだ」
大神「俺たちの……大事な人たちを……!」
(殺女たちが出てきた穴の光が収まる)
(髑髏坊の鎧から煙が出ている)
髑髏坊「ギャボーッ!
こ、ここまで来て! ここまで来たのにであーる!」
ジェミニ「髑髏坊! そのヨロイじやもう戦えないよ!」
髑髏坊「ちょ、ちょっと待ていっ!
争いは何も生まぬ……そうであろうっ!?」
エリカ「え? ま、まあ……それはそうですけど」
髑髏坊「ここはひとつ……いつものやつをやって、
大団円といこうではないかっ!」
さくら「鎧から煙が出てますけど……
脱がなくて大丈夫?」
髑髏坊「ほれほれ、いくであるぞ! 勝利のポーズ……」
(髑髏坊が爆発)
大神「あ~あ、言わんこっちゃない……」
ジェミニ「これにて一件落着!
最後まで、髑髏坊は髑髏坊だったね!」
殺女「よく……やってくれたわ……大神クン」
大神「あやめさん……」
殺女「降魔の怨みが……執念が消えていく……。
これでいい……」
さくら「あやめさん! これで、やっと……!」
殺女「さくらさん、こんなことを繰り返させてはダメ……。
『逢魔』を……止めなさい……」
大神「あやめさん、あなたの心が……
無事に帝都の地までたどり着きますように」
殺女「ありがとう……。
がんばってね……大神……クン」
(殺女が少し上空に移動してから爆発)
エリカ「大神さん……」
大神「救うためとはいえ……つらいね。
大事な人を、何度も……」
ジェミニ「あやめさんは……
つらそうじゃなかったよ、大神さん」
大神「ああ、そうだね……」
さくら「大神さん、この戦い……
必ず、あたしたちの手で終わらせましょう……!」
ブラック・ハヤト「ぐっ! ぐああああああっ!」
ジューン「これでどうっ! ハヤト!」
ブラック・ハヤト「き、消える……!? 俺が……!
俺の……自由が! 俺の体が……!」
ゼロ「断ち切ったか! 奴にかけられた呪縛を!」
KOS-MOS「至急、神崎ハヤトの収容を要請します。
シルフィー」
シルフィー「はいっ! 店内へ転送します!」
(ブラック・ハヤトが転移する)
ジューン「やった……の?」
エックス「ああ、シルフィーに収容してもらった。
……ようやく身柄を確保できたよ、ジューン」
ジューン「ふう……よかった。
やっと、やっと戻れるのね、ハヤト……」
(バス停の前あたりにシルフィーたちが集まっている)
ブラック・ハヤト
ジューン「シルフィー、ハヤトの様子は!?」
シルフィー「はい、治療用カプセルで、ぐっすりとお休みです」
エックス「彼も優れたスターグラディエイターだ。
……協力してほしいが、今の容体では難しいか」
キャプテン「シルフィー、神崎ハヤトを
スターグラディエイター隊に搬送してくれ」
シルフィー「かしこまりました」
ゼファー「今回の戦いで、結構敵を減らせたんじゃね?
ラッキーだったな」
大神「そうだね。……あやめさんも、救うことができた。
これでよかったんだと思う」
さくら「大神さん……」
大神「俺たちは前を向こう、さくらくん。
戦いは……終わってはいない」
せがた「その通りだ! 涙は最後に見せればいい!
今は前へ! 仲間と合流するぞ!」
アティ「あ、ちょっと待ってください!
ここをこのままにしてはおけません!」
(ビルに空いた穴を見る)
ゼロ「壁に空いたワープホールを塞ぐ必要がある。
新たな侵入者があるかもしれん」
飛竜「確かにな。
背後を突かれても面白くない」
フィオルン「まったくその通りだけど……どうやるの?
かなり大きな穴もあるけど」
キャプテン「シルフィーがいい時に来てくれた。
空間補修用の装置なども扱っているだろう?」
シルフィー「あれは業務用ですので、
お売りすることはできませんが……」
秀真「この世界のために使ってほしい。
報酬は……何か買わせてもらうということでいいか?」
シルフィー「……仕方ありません。
お得意様のためですし、ここは一肌脱ぎましょう」
ヴァシュロン「その脱ぎたて、いただこう」
リーンベル「黙って、ヴァシュロン」
キャプテン「私もコマンドーチーム用の装備を使おう。
他のみんなは、警戒にあたってくれ」
KOS-MOS「了解です。
警戒モードへ移行し、作業完了まで待機します」