(金色の鎖が温泉に刺さっている)
カズヤ「こいつは……何の冗談だ?」
ナルホド「どう見ても……これ、お湯ですよね?」
フェリシア「お、温泉だ! 露天風呂だよ!」
ヴァシュロン「混浴か!? 混浴なのか!?」
春麗「……そんなことより、効能が気になるところね」
小牟「ふむ。美肌、腹がへこむ、腰がくびれる、豊胸……
というところかのう」
ナナ「それは聞き捨てならないよー!」
エステル「は、入りましょうか……?」
マヨイ「い、急がないと!」
シャオユウ「ほら! 男子は門の外に出て!」
零児「小牟の適当な言葉に惑わされるんじゃない。
……金の鎖が埋まった湯につかるつもりか?」
レオン「まったくだ、人体に有害なエキスとか
出てたらどうするんだ」
アティ「そ、それで美肌になるなら……!」
ゼファー「色々捨てんなよ。
ゆっくり風呂に入ってる場合じゃねーだろ」
異界の門
仁「ああ、俺たちは『異界の門』に入ったはずだ。
だがこれは一体……?」
真島「門の中が温泉っちゅうのはどういうこっちゃ。
銭湯かいな」
フィオルン「どう見ても室内じゃないわね。
別の空間につながったんじゃないかな……」
クリス「異界の門はその名の通り、異世界への入口に
すぎないということだな」
桐生「遊園地やらビーチやらを渡り歩いてきたんだ。
今さら、温泉くらいで驚いてられねえ」
アクセル「金の鎖を調べようぜ。
おそらく、『逢魔』が動いているはずだ」
ジル「この世界に出没している正体不明の怪物や、
鉄の兵士というのも気になるわ」
リュウ「待て! 岩陰に……何かいる!」
(温泉の中からアラガミと屍兵が出現する)
シエル「アラガミ……!?
どうしてこんな所にアラガミが!?」
アティ「それに、もうひとつのグループは、
たしか屍兵……この世界の敵ですね!」
ナツ「マージで!? 一番風呂、取られてんじゃん!」
ゼファー「いや、そういう問題じゃねえだろ」
さくら「『異界の門』が他の世界に通じているのは、
間違いないようですね……!」
アクセル「このアラガミどもは、
シエルたちの時代から直接、ここに来たのか?」
クリス「それとも、シャドルーが生物兵器として
連れているアラガミか……どちらだ?」
仁「……わかりきった話だ」
マヨイ「な、なになに? どういうこと?」
カズヤ「わからんのか。……KOS-MOS、教えてやれ」
KOS-MOS「サイコパワーの反応があります」
リュウ「そういうことだ。……姿を見せろ、ベガ!」
(東端にベガが転移してくる)
ベガ「フハハハ! 我がサイコパワーを感じ取るとはな。
強化された力……抑え切れぬか!」
桐生「強化だと……?
例のサイコドライブってやつか!」
ベガ「……この力をもってすれば、
異世界へ渡るなど容易なことよ」
ヴァシュロン「裏で着々と準備してたらしいな。
抜け目のない野郎だ」
ベガ「フフフフ……」
ジュリ
ベガ(しかし、ジュリの奴め、何をやっておる……。
この場に巫女を連れて来ているかと思えば……)
レオン「金の鎖にシャドルーか。
……この世界には不似合いだ。ご退場願おうか」
フィオルン「アラガミのエキスが出ちゃう前に、
湯から追い出さないと!」
ベガ「クズどもが、いきがりおって。
だが、今の私は気分がいい。相手をしてやろう」
ケン「いい度胸だ! そこを動くなよ、ベガ!」
ジル「アラガミや屍兵を片付けつつ、ベガを追い詰めるわ!
始めましょう……!」
ジェミニ「銭湯で戦闘せんと……! なんちて! なんちて!」
シャオユウ「だから銭湯じゃないって……」
真島「温泉っちゅうても、
アラガミを倒す効能はないらしいのォ」
フェリシア「ゆっくりつかって、回復したりしてね」
ナツ「ジョーダンじゃないっての!
奴らがふやけてるうちに狩るよ!」
(勝利敗北条件表示、ステージ準備)
INFORMATION
・温泉は命の泉です
INFORMATION
・敵ユニット「アバドン」は、
出現後、5ターンで逃げ出してしまいます
INFORMATION
・温泉に入っている全ての敵ユニットは
HPが一定量回復しました
(南東端の温泉にバレッタが現われる)
バレッタ「ざっぷ~~ん! あらあ、いいお湯ね♥」
パイ「あっ! 奥の場所を取られたわよ!」
ナルホド「そんなことはどうでもいいですよ!
あの娘は……!」
バレッタ「いやーん、ベガ様ぁ! こんな所にいたのぉ?」
ベガ「バレッタか。
……遅い。何をやっていた」
バレッタ「例の「アレ」が安定しなくってぇ、
それを見てたから遅くなっちゃったの♥」
バレッタ「でも、大丈夫み・た・い♪
それで報告にきたの!」
ベガ「フッ、ならばよかろう」
フェリシア「バレッタ!
アンタ、シャドルーとはもう関係ないんでしょ!」
バレッタ「契約が終わったからって、同じクライアントと
二度と仕事できないわけじゃないしぃ……」
バレッタ「やっぱり将来性を考えれば、シャドルーよね♥」
パイ「変わり身が早いというか、柔軟というか……」
バレッタ「モンクあんのかオラッ!
シャドルー親衛隊に入って、いてこますぞ!」
春麗「……ハイレグにされるわよ? あなた」
シエル「重要なのは、彼女が言った「アレ」とは
何かということです。……想像はつきますが」
アクセル「サイコドライブだろ?
結局、何に使う物かはよくわからないが」
バレッタ「知りたい? ……こんな感じよ?」
(バレッタの周りにモロ星人が出現する)
ジューン「えっ!? あれって……モロ星人!?」
うらら「どうしてモロ星人がいるのでしょうか!
温泉につかって、ご満悦の様子です!」
ベガ「なるほど、そいつらか」
真島「シャドルーの人材不足も深刻やのォ!
宇宙人までスカウトするんかいな」
ベガ「そやつらはサイコパワーの制御下にある。
どういう状態か……わかる奴らもいよう。フフフ……」
ケン「ちっ……!」
エステル「もうあなたの思い通りにはなりません!」
さくら「何をしたんでしょう?
あの悪の力がそこまで増大していると?」
ゼファー「どうやら、そうみたいだぜ。
他人を操る力が強化されてる? 冗談じゃねえぜ」
ジューン「金の鎖は気になるけど、ベガのサイコドライブ……
モタモタしていられないわね!」
カズヤ「まずは、シャドルーを潰すだけだ」
INFORMATION
・温泉に入っている全ての味方ユニットは
HPが一定量回復しました
(金色の鎖が壊れる)
ナナ「鎖が消えた……! なに? 錆びたの!?」
零児「いや、おそらく……奴らが来た……!」
ベガ「遅かったな。……『逢魔』の連中め」
ケン「やはりそうか。
シャドルーとの関係は切れてねえようだな」
(北西の温泉にシースなどが、北東の温泉に沙夜などが出現する)
シース「アツイアツイネ~!」
ソード「シース様……
僕たちの今回のミッションは、どのような?」
シース「アイツらをキリングするのが、
今回のミッションデース!」
ソード「ラジャー。ミッションを開始します」
片那「……よろしくお願いします。ソードさん」
ソード「よろしくお願いします」
亜片那「ワオ! ジェントルメンネー!
みんなで仲良く、アイツらをブッコロしまショウ!」
沙夜「あん、逢魔ファミリー大集合ね。
それじゃ、行きましょうか」
ソード「ラジャーです」
片那「了解しました」
亜片那「イエスッ!」
シース「ドクゴズ、ドクメズもガンバらなきゃイケマセーン!」
毒馬頭「ぬぅん、言われるまでもない!」
毒牛頭「テメェがオレたちに指図するんじゃネェ!
もむぞ!」
沙夜「こんなことなら、逢魔欧州支部にも
声をかけておくべきだったかしら」
ジューン「ああ~! あ、ありえない! 全部の場所が!」
レオン「シース! 逢魔北米支部の連中か!
それに……」
沙夜「いいお湯ねえ。ああ……新・天・地♪」
片那「まこと、結構です……」
亜片那「ナイスホットウォーターなのネ~!」
毒馬頭「心と体が癒されていく!」
毒牛頭「ヒャッハー! 混浴だァ~!」
小牟「くっ、極東本部の連中もかい!
いわゆる温泉回をしようっちゅう腹か!」
さくら「一番気持ちのよさそうな、
滝のところを取られました……!」
沙夜「あん、ごめんしてね。
場所取りっていうのは早い者勝ちなの」
うらら「『逢魔』の幹部が勢ぞろいしています!
社員旅行なのでしょうか!」
沙夜「そんなところよ。今ので……
サルベージはすべて終了したわけだし、ね」
フィオルン「言ってたわね……あと少しだって。
ここが最後だったの!?」
リュウ「結局、すべて後手に回ったか……!」
ベガ「逢魔ども、これから殺そうという相手と、
いつまでじゃれ合っているつもりだ?」
沙夜「いつもこんな感じよ?
……今回は、ちょっとマジだけど、ね」
シース「アルティメット・マジなのネ~!」
春麗「逆にチャンスかもしれないわね、これは」
ジェミニ「春麗さん、チャンスって?」
仁「シャドルーの総帥に、『逢魔』は幹部がそろってる。
ここで全員片付けられれば……」
KOS-MOS「はい、彼女たちの計画を
遅らせることができると考えられます」
沙夜「あん、なにやら悪だくみをしてるみたいね?」
パイ「ええ、邪魔をさせてもらうわ。
楽しい温泉旅行の最中、悪いけど」
シース「コチラも、あとはアナタたちをシマツすれば、
いよいよプロジェクトも大詰めデース!」
シース「これで99個のパーツも集まりましたしネ~!」
零児「99個のパーツ……?」
沙夜「あん、シースちゃん、しゃべりすぎ。
しかも、その数字は色々と意味があるのよ?」
シース「オゥ、ソーなのデスか? ソーリー!」
ジェミニ「99……
ナインティナインが意味のある数字……?」
小牟「一子相伝の技の使い手を指しておるか、もしくは……」
零児「………………」
小牟(偶然ではないじゃろうな。……99という数字は)
INFORMATION
・温泉に入っている全ての味方ユニットは
HPが一定量回復しました
(ヴァジュラが爆発)
ナナ「ううー! せっかくの温泉が、アラガミに……」
マヨイ「いいダシが出ちゃってる可能性があるよねー」
シエル「実際、どうなのでしょうか?」
アティ「グボロ・グボロあたりは怪しいかも……」
バレッタ「も~イヤッ! なんでこうなるのぉ?」
フェリシア「何度来たってムダなんだから!
いい加減に悪い仕事はヤメたら?」
バレッタ「………………」
バレッタ「……う~ん、そうする♥」
ナナ「あれ? 素直だねー?」
バレッタ「これから世界がでんぐり返りそうだから、
魔界あたりに避難しとかないと♪」
うらら「どういうことなのでしょうか!
バレッタさん、一言お願いします!」
バレッタ「なンでも答えてもらえると思うんじゃねェぞ!
テメェで考えろや、オラァッ!」
(バレッタが立ち去る)
ナツ「世界が……? どうなるってのよ?」
さくら「ベガの力で、でしょうか? それとも……逢魔?」
KOS-MOS「どちらもかもしれません」
ベガ「巫女は間に合わずか……。
フン、まあいい」
チキ
春麗「神竜の巫女のことね?
なぜあなたがこの世界の力を必要とするの!」
ベガ「世界を越える力……
それをより安定させるためだ」
ベガ「だが、サイコドライブだけでどうとでもなる。
……少し実験は必要だがな」
ベガ「クク……クククク……」
(ベガが転移する)
シエル「サイコドライブという装置の……
仕上げに来たのでしょうか?」
リュウ「世界を越える力、か。
そんなものをシャドルーの好きにはさせられない」
エステル「巫女さんを守れたことで、
少し時間が稼げたのだといいですけど……」
シース「イヤーンなのデース!
お風呂にまで入り込んでくるなんテ!」
レオン「人聞きの悪いことを言うな」
シース「ニッポンのロテン風呂、タノシミにしてたのに、
まったくもってベリー不愉快ネ~!」
小牟「ここは日本じゃないっちゅうの」
シース「プロジェクトもラストフェイズまで進んだので、
まあオーケーとしマース!」
ケン「ようシース、そのプロジェクトのこと、
ついでだから話していけよ」
シース「オゥ、アナタも好きネ~?
オクサン、大丈夫デスか~? ちょっとだけヨ~ゥ?」
ヴァシュロン「それで、それで?」
シース「ノゥ! そのテには乗りまセーン!
おしおき、コワイコワイデスからネ~!」
シース「では、シーユー!」
シース「……いえ、もう会うコトはないかも
しれませんデスけどネ~」
(シースが立ち去る)
真島「なんや? 最後は、らしくない感じやったで?」
零児「それだけ、奴らの計画は大詰めということか。
……最後の最後、間に合えばいいがな」
毒牛頭「クッソー!
せっかくの温泉だっていうのによォー!」
アクセル「こっちは遊びじゃねえ!
てめえみてえな奴に負けるか!」
毒牛頭「混浴したくねえってのかァ!? ああッ!?」
ヴァシュロン「したいっ!」
フェリシア「最悪だよ!」
毒牛頭「仕方ねえ、箱根あたりでガマンだ!
あばよ!」
(毒牛頭が立ち去る)
ジル「逢魔の奴ら、すっかり余裕ね」
小牟「最後のパーツっちゅうのは間違いないようじゃな。
何が起こるのやら……」
毒馬頭「ぬうん! だが、目的は果たした!
ゆっくりとつかりたかったが、仕方あるまい!」
パイ「せっかくのお風呂を!
そのまま煮えちゃいなさい!」
毒馬頭「そうはいかん!
最後の仕上げがあるからだ!」
(毒馬頭が立ち去る)
カズヤ「仕上げ、か。
何をどうするつもりだ?」
沙夜「せっかく目的を果たしたのに、
打ち上げの温泉旅行を台無しにするなんて」
零児「祝うのはまだ早い。
……99個のパーツの話、聞かせてもらおうか」
沙夜「そのままよ。
サルベージが必要だった物の数が99個だった」
沙夜「それ以外の説明が必要かしら? ぼうや」
零児「ああ。99という数字……
かつての戦いで聞いたことがある」
小牟「関係ないとは言わさんぞ、沙夜!」
沙夜「……もう関係ないのよ。
今となっては、ね」
沙夜「さて、ゆっくり骨休みもできなかったけど、
それはすべてが終わった後でいいかしらね」
零児「その"すべて"が、これから起こると?」
沙夜「そうよ。……私たちにふさわしい場所で。
もし再びそこで会うなら……それが運命なのかもね」
(沙夜が立ち去る)
小牟「わしらにふさわしい場所っちゅうと……
まあ、"あの街"なんじゃろうな」
小牟「じゃが……99という数字が
関係ないっちゅうのはどういうことじゃ?」
零児「かつての「九十九(つくも)計画」と
結びつくものかと思ったが……」
小牟「ふむ……今は「百一胎計画」じゃったか?
これにも意味深な数字が付いちょるのう」
零児「………………」
零児(99個ですべてというパーツと、101と付く計画。
……なぜ、2つ足りない?)
(奥の滝がある温泉の傍に裏嶋たちがいる)
桐生「どうだ? 博士」
裏嶋「水質に変化はないようね」
裏嶋「アラガミの影響もないみたいだし、モロ星人からも
出てないようよ? エキス的なものは」
ナツ「ヘンなダシとか出てなくてよかったよ」
ジル「問題はそこじゃないわ、ナツ。
金の鎖、そしてベガのサイコパワーの影響よ」
裏嶋「わかってるから。冗談よ。
水質が大丈夫なのは本当のことだけど」
裏嶋「逢魔やシャドルーがやって来たのは……
やはり"ゆらぎ"ね」
うらら「どこにあるのでしょうか?
それを使えば、追跡できるのではないかと思います!」
裏嶋「もう閉じてるようね。残念ながら。
……連中が"閉じて行った"という方が正しいかしら」
零児「つまり、奴らは"ゆらぎ"を操っていると?」
裏嶋「そういうことみたい。逢魔とベガの、
どちらが制御しているかはわからないけど」
ジューン「空間技術の掌握(しょうあく)……
まずい流れね、これは」
クリス「逢魔は最後のサルベージを終了し、
シャドルーはサイコドライブとやらの最終段階か」
裏嶋「それが行われているのはおそらく……」
渋谷601
小牟「閉鎖都市……封鎖された渋谷、じゃろうな」
春麗「だけど、逢魔とシャドルーは競合しないの?
……ベガが黙っているとは思えないんだけど」
マヨイ「う~ん、そう言われればそうですよねえ……」
裏嶋「それを確かめるためにも戻らないと。早いところ」
アティ「なら、一度ここを出て、
クロムさんたちと合流しましょう」
KOS-MOS「待ってください。空間転移の反応を確認。
次元に歪みが生じています」
ケン「また異世界から!?
もしかして……ベガの奴ら、出直して来たのか?」
(奥の温泉の滝の前に『SHOP』が出現し、店の中からシルフィーが出てくる)
シルフィー「あらこれは……いいお湯ですね」
ジェミニ「おーまいがーっ!
なにやってるの! シルフィーさん!」
シャオユウ「よりによって一番いい場所に!」
アクセル「どうして急にこんな所に来た、シルフィー!
あんたも何か狙ってるのか!」
シルフィー「とんでもございません!
私は情報をお伝えに来たのでございます!」
レオン「情報? サービスはしてくれるんだろうな?」
シルフィー「よいでしょう。
お知らせしておかねばならないことですし」
ナルホド「え? こうすんなりいくと……
逆に何かイヤなヨカンが……」
シルフィー「はい、この件を捨て置くと、
商売どころではなくなってしまう可能性が……」
(神竜の大地へ行っていたメンバーが歩いてくる)
クロム「その話、くわしく聞かせてもらおう」
エステル「あっ、クロムさん!
みなさんも無事だったんですね!」
涼「な、なんだ、ここは。
俺たちが向こうで戦っている時、まさか、みんなで……」
せがた「ぐるぐる温泉に集まっていたのかっ!」
カイト「シルフィーさんまで一緒になって!」
シルフィー「私は今来たところでございますが……
確かに、いい場所でございますね」
大神「まさか、門の奥が露天風呂だなんて……。
もしかして、すごい効能があるのかい?」
小牟「え~と、美肌、腹がへこむ、腰がくびれる、豊胸……
というところじゃ」
イングリッド「それは聞き捨てならんのう!」
リーンベル「は、入らなきゃ!」
エリカ「急ぎましょう!」
アリサ「あ、男性陣は門の外へ出てください!」
ハセヲ「仕方ねえ、男は出てるか……」
ナルホド「いやいやいや!
その前に情報交換を先にしないと!」
シャオユウ「確かにこんな場所だけど、
こっちも大変だったんだから! そっちはどうだったの?」
ルキナ「はいっ、皆さんのおかげで、
神竜の巫女様をお守りすることができました!」
黄金の種
ワルキューレ「『黄金の種』も……この通り、取り戻しました!」
リュウ「見事だな。
これで問題が一つ片付いた」
カムーズ
ダンテ「ま、カムーズは取り逃がしちまったけどな」
ザギとVAVA MK-II
ユーリ「カムーズだけじゃねえ。
ザギやVAVAもこの世界に入り込んでたぜ?」
フィオルン「もう世界の隔たりなんて、ないも同然ね……」
平八「シャドルーの連中もいた。
この門から来たとか言っておったが……」
クリス「ああ、こっちにはベガが来た。
奴らも神竜の巫女を狙っていたようだが……」
ジュリ
アキラ「ジュリが誘拐しに来てたぜ。
ご丁寧に、デュラルたちを連れてな」
ゼファー「どんだけ人気あるんだよ、
神竜の巫女サマってのは」
(北西からチキが歩いてくる)
チキ「本当にね。
騒がしいのは好きではないのだけれど」
桐生「ん……? その嬢が……神竜の巫女か?」
真島「ほォ、なかなかのベッピンやないか!」
チキ「お上手ね。
異界の人たちは、みんなそうなのかしら?」
ヴァシュロン「紳士ぞろいなのさ」
仁「……その巫女が、どうしてここまで来た?」
金色の鎖
チキ「様子を見ておきたかったの。
金の鎖もあるって聞いていたから」
デミトリ「そんな話があったな。
金の鎖はどうした? もしや……」
零児「ああ……『逢魔』にやられた。
ここにあった鎖が、最後の鎖らしい」
ゼロ「『黄金の種』の回収、そしてこの門の解放が
できただけでも、よしとするべきか」
飛竜「だが、最後の鎖……何が起こる?」
シルフィー「もしかしたら、私が持ってきた情報……
それと関係があるかもしれません」
キャプテン「そうだった、話を途中で切って悪かった、シルフィー。
この件と関係ある情報とはなんだい?」
シルフィー「はい。"ある時代"を中心として、
大きな時空の乱れが生じているのです」
シルフィー「様々な時代、そして世界に影響が出始めています。
それぞれがつながったり、勝手な転移が起きたり……」
零児「ある時代を中心として……?
シルフィー、もしかして、それは……」
シルフィー「はい。森羅ご一行様がいらした時代です」
裏嶋「……『逢魔』ね。間違いなく」
秀真「いよいよ……動き出したか。
戻った方がいいだろうな」
クロム「チキ、『異界の門』の力を使って、
彼らを元の世界に戻すことはできるか?」
チキ「大丈夫よ。
だけど……今すぐに、というのは難しいかしらね」
フレン「何か問題があるのですか?」
チキ「短時間に、複数の異界とつながりすぎたようね。
……非常に不安定な状態になっているわ」
チキ「こんな状態では、正確に行きたい場所に
行けるとは思えない」
影丸「ならば、ここで立ち往生になると?」
チキ「慌てないで。一日もすれば大丈夫。
悪いことは言わないわ。出発は明日にしなさい」
エックス「くっ……、はがゆいな。
だが、仕方ないか……」
モリガン「あら。……と、いうことは……もしかして?」
緋花「……もしかするわね」
シルフィー「お風呂セットはいかかでしょうか?
ヒヨコちゃん付きでございます」