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怨念の総和 ~ 第27話 ~

〔戦域:サイバースペース〕

(南側に龍亀一號が転移してきて、中からエックスたちが出てくる)

フェリシア「うわっ、ここどこ!?」
ゼロ「『The World』と同じ電脳空間、 サイバースペースだ。ただし、俺たちの時代のな」
アリサ「"破片"と同じ反応がした場所には、 やっぱり金の鎖ですか」
フィオルン「でも、もっとまずいものがない?  あれを見て」
エステル「あ、あの、黒い丸がコポコポしてますけど…… あれ、なんなんです?」
ハセヲ「あの黒いノイズ、半透明のヒョウタン野郎…… 間違いねえ、AIDAだ!」
シエル「あれがAIDA……見るのは初めてです」
シエル「AIの暴走による危険システム…… でしたでしょうか?」
ジル「システムそのもの、というよりも コンピュータ・ウィルスに近いみたいだけどね」
ハセヲ「あれに取り憑かれると、仕様を超えた力が得られる。 代わりに……マトモじゃなくなっちまう」
ハセヲ「そして感染が進むと、最後には……」
レオン「ゾッとするな。 ウィルスってのは、みんなこうなのか?」
ジューン「問題は、それが私たちの時代の サイバースペースに存在することね」
カイト「時代を越えて、 ここまで感染拡大しているなんて……」
 ブラック・ハヤト
零児「まさか、スターグラディエイターの神崎ハヤトが 感染したのは……『The World』ではなく……」
ジューン「この時代で……ってこと!?  そんな……!」
飛竜「AIDAが俺たちの時代に発生している以上、 否定はできん」
キャプテン「とにかく、コマンドーチームに連絡して、 このスペースを封鎖しよう。その前に……」
リュウ「わかっている、キャプテン。 この場のAIDAと……金の鎖を何とかするんだな?」

イングリッド「黄色い玉っころはAIDAの新種かのう?  ちとうまそうじゃが、叩き割ってくれよう!」
エックス「待ってくれ! あれはミルトラエルといって、 サイバースペースの防衛機構だ! 触っちゃダメだ!」
モリガン「ああ、ここに来たことないコたちも、結構いるのね」
「あれは近づいた者を攻撃してくるが、 触れなければ無害だ。避けていくぞ」

フレン「細かいことは各自の判断に任せるとしても、 半数ずつ左右に分かれた方がいいと思う」
せがた「むっ、なんという頭脳プレイ……!」
ユーリ「なんにせよ、この空間は異常だ。 何が起こるかわからねえ。気を付けろよ、みんな」

(勝利敗北条件表示、ステージ準備)

〈PLAYER TURN ROUND 1〉

〈AIDA<Anna>を撃破〉

(AIDA<Anna>が爆発)

KOS-MOS「AIDAの反応増大、活性化を確認。 この空間に転送されます」
アクセル「ちっ、どこから流入してきてるんだ?」
フィオルン「それを突き止めない限り、 この空間を閉鎖しても意味がないかもね……」

(東端に強化忍たちと黒鋼αが出現する)

黒鋼α「………………」
秀真「むっ……!? 奴は……?」
緋花「黒鋼……!  どうして!? 破壊したはずよ……!」
ナナ「あれ? 反応がAIDAっていうのは、どういうこと?」
黒鋼α「………………」
 ブラック・ハヤト
ジューン「このサイボーグは、あの時…… ハヤトと一緒にいたわよね? もしかして……」
アリサ「その時に感染……? でも、破壊は確認しています。 破片は船外に飛ばされたはずですよ?」
黒鋼α「……アク……ジキ……」
緋花「……いえ、本物の黒鋼だと思うわ。 考えにくいけど、誰かが修理した……?」
 空中戦艦バルログ
大神「戦艦バルログで破壊した時…… 破片は船外に放り出されたはずだ」
エステル「あの高さから飛び散ったものを、 どうやって探したんでしょう?」
 階層都市バーゼル
ゼファー「でも、バーゼルの上空だろ? あれ。 バーゼルと電脳空間はつながってるんだぜ?」
「飛び散った破片にAIDAが取り憑いて、 復活させたと? ……そんなことがあるのか!?」
KOS-MOS「転移エネルギーを確認しました。 こちらにはAIDA反応はありません」
ケン「ちっ、なんだよ、まだ来るのか?」

(西側にライドアーマーなどが転移してくる)

小牟「こっちはシグマ軍の残党じゃな。 ……AIDAと関連はあるのかの?」
うらら「スペース探知機には、ビミョーなAIDA反応あり!  ですが、くわしいことは不明です!」
アキラ「黒鋼ほどは、ハッキリしてないってことか」
さくら「感染しかかっているのかもしれません。 どちらにせよ、倒さないと……!」
せがた「さくらさん、その通りだ。 カゼも、引き始めの処置が肝心ッ!」
パイ「AIDAは寝て治るってもんでもないでしょうけど」
エックス(VAVAは……いない。 イレギュラー化したレプリロイドがいるのは偶然か?)

黒鋼α「……ア……ク……」
秀真「嫌な感じだ。 本当にAIDAに感染しているだけ……なのか?」
緋花「……あたしは、奴のバックには 何かついていると思うわ」
影丸「シャドルーか、はたまた逢魔か。 藪(やぶ)を突いた先から、何が出る……?」

〈敵を7体撃破〉

(東側に毒馬頭などが転移してくる)

毒馬頭「ぬうん、鎖がこんな場所にまで散らばっていたとは!  だが、情報通りか!」
ヴァシュロン「あれはウマ野郎! ちっ、逢魔もかぎつけたか!」
毒馬頭「おまえたちは……! どうして先回りしている!」
ダンテ「たまたまさ。 優秀な博士とマシンがあるんでね」
毒馬頭「まさか……おびき出されたか!?  ぬううううっ!」
ナナ「な、なんか勝手に怒り出したよ?」
桐生「おびき出された……ってのはなんだ?  毒馬頭、誰かから聞いてここまで来たのか?」
毒馬頭「……知らんな」
カズヤ「とぼけるな」
マヨイ「なんか……引っかかるところなかった?  なるほどくん」
ナルホド「おびき出された……と疑ったということは、 信頼関係のある組織からの情報ではない、と?」
毒馬頭「……む」
フレン「つまり……『逢魔』が手を結んでいない、 別の勢力ということか?」
ナルホド「もしくは、ぼくたちと『逢魔』を引き合わせたい 第三者がいる可能性もあります」
毒馬頭「したり顔でぬかすな、トゲトゲ頭が!  情報がどうあれ、ここで会ったのは幸運だったな」
バージル「幸運だと? 何がだ」
毒馬頭「こいつにとっては、だ」

(毒馬頭の傍に蘭丸が出現する)

蘭丸「キャハハハハ! いいね、金の鎖以外にも…… 邪(よこしま)があふれていてさぁ!」
ジェミニ「おまえは……蘭丸!」
 髑髏坊
ヴァシュロン「あのアホガイコツ野郎も逢魔と組んでいた。 ……そう考えれば、これも当然か」
小牟「どうしてウサギな連中って、マトモなのがいないんじゃ。 やっぱ信じられるのはキツネだけじゃな」
蘭丸「ボクはいたってマトモな行いをしてるよ。 ……あのお方の復活のためにさ!」
大神「かつて紐育の街に現れた、織田信長か……!」
ナツ「信長ねえ。一度会ってみたい気もするけど、 絶対ヤッバいことになるっしょ……」
さくら「何が狙いなの、蘭丸!  逢魔の手伝いでもするつもり!?」
蘭丸「金の鎖か……。 そうさ、これと関係あるのは確かだよ」
蘭丸「これには、魂を呼び戻す力がある。 このボクみたいにさぁ!」
蘭丸「でも、すべての魂が戻ってこれるわけじゃない……。 主(あるじ)……信長様も」
ジェミニ「蘭丸! 信長はもういないんだ!  信長の魂は、新次郎の……!」
蘭丸「うるさいうるさいうるさいッ!  しゃべるなッ! ジェミニ・サンライズ!」
蘭丸「ボクは認めないっ! あのお方が…… 天下布武(てんかふぶ)の夢をあきらめたなどと!」
蘭丸「そしてジェミニ、おまえは許さない!  あの時、あの戦いで……ボクに情けをかけたおまえを!」
ジェミニ「蘭丸……」
蘭丸「憎しみや怨みは、決して消えない……!  死んだとしても、甦ったとしてもだっ!」

エリカ「全然、お話を聞いてくれませんね……」
クロム「ジェミニ、心を決めろ。……もうやるしかない」
ジェミニ「わかってる……。わかってるんだ……」

???「憎しみや怨みは、決して消えない。 死んだとしても、甦ったとしても」
???「ククク……いい言葉だ」
エックス「この声は……!」

(西端にVAVA MK-IIが転移してくる)

VAVA MK-II「これで役者が揃ったというわけだ……。 クク……クククク……」
 ザギ
ユーリ「あいつは……ザギと一緒にいた奴か!」
VAVA MK-II「ザギ……? ああ、奴か。 残念だが、一緒には来ていない」
VAVA MK-II「今回……不確定な要素は、 できるだけ入れたくないんでな」
エックス「VAVA、つまりここに来たのは……偶然じゃないな?」
VAVA MK-II「その通りだ。 待っていたんだよ、貴様を。エックス……!」
VAVA MK-II「ここに来てもらわなくてはならなかったんでな」
VAVA MK-II「そのためには、金の鎖にも反応してもらう 必要があったわけだ。サルベージ、だったか?」
毒馬頭「ヒヒィン!  ならば、我ら『逢魔』に情報を流したのは……!」
VAVA MK-II「オレさ。金の鎖は回収時に活性化する…… それをエックスたちに気付かせる必要があった」
蘭丸「気に入らないね。 ボクたちをダシにするなんてさぁっ!」
VAVA MK-II「利用される方がマヌケなのさ。 ……だが、面白い物を見せてやろう」
蘭丸「面白い物……?」

ゼロ「VAVAめ、好き勝手なことを……!」
うらら「ここで速報です! そのVAVAさんなんですが…… すごくすごいAIDA反応が検知されました!」
エックス「なんだって!?」
真島「あいつも感染しとるっちゅうんかい!  せやけど、いつもと変わらん感じやで?」

VAVA MK-II「こうでましなければ、この空間にAIDAを 集めることができなかったんでな」
平八「こやつ、自分の体に……AIDAを!?」
ハセヲ「AIDAによる感情の増幅を抑え込んでいる?  そんなことができるのか!?」
VAVA MK-II「オレは自分の感情を抑えてなどいない。 ……すべては、この時のためだ」
エックス「何を……何をするつもりだ、VAVA!」
VAVA MK-II「すぐにわかる。残ったピースは一つだけ。 それも、すぐに"来る"」
バージル「まだこの空間に、何かを呼ぶつもりか?」
KOS-MOS「次元転移反応増大。 大質量の物質が転送されてきます」

(VAVA MK-IIの後ろに『SHOP』が出現する)

春麗「大質量って……シルフィーの店のこと!?」
VAVA MK-II「フッ、時間通りだ」
ケン「なんだよ、思わせぶりなこと言っておいて、 ショッピングでもするつもりか?」

(『SHOP』の上にシルフィーが転移してくる)

シルフィー「こちらでございますね!  あら、皆様おそろいで!」
デミトリ「シルフィー、何をしに来た。 ……いや、そいつに呼ばれたのか?」
シルフィー「そうでございます! ええと……」

(VAVA MK-IIがシルフィーの傍に転移する)

VAVA MK-II「よく来た、シルフィー。 ……待っていたぜ」
シルフィー「はい、お待たせいたしました。 ライドアーマーの修理、終わっております!」
VAVA MK-II「……代金は振り込んである。 もらっていくぞ」

(VAVA MK-IIがライドアーマーに乗り、『SHOP』から降りる)

シルフィー「毎度ありがとうございました~!」
アティ「シルフィーさん!  いくら商人だからって、自由すぎます!」
シルフィー「以前にも言いましたが、差別はいたしません!  お客様は、みな平等にお客様なのです」
フェリシア「やっぱり、ちゃんと オシオキしとくべきだったんだよ!」
シルフィー「戦いの後、皆様が生き残っておいででしたら、 ぜひ私の店にお立ち寄りください!」
ルキナ「た、たくましいにもほどがありますね……。 これは新しいお洋服を用意してもらわないと……」

VAVA MK-II「さすがシルフィー…… しっかりと修理されているな。ククク……」
アキラ「VAVA、その乗り物を受け取るのが目的か?  ……違うよな?」
VAVA MK-II「このブラウンベアを受け取ったのは、ついでだ。 目的は……その前に済んでいるんでな」

(AIDAが活性化し、地面が揺れる)

KOS-MOS「この空間のAIDA反応が、急速に増大しています」
パイ「な、なんですって……!?  ちょっと、シルフィー! 何をしたのよ!」
シルフィー「何もしておりません!  私は指定された座標に来ただけですが?」
リュウ「どういうことだ?  シルフィーの店が来ること自体が……目的?」

VAVA MK-II「そうだ、すべてが揃った。 金の鎖、憎悪と、それを増幅するAIDA……」
VAVA MK-II「最後に、それらを融合させるための…… 空間エネルギーだッ!」
リーンベル「えっ!? あの店一つに、そんなエネルギーが!?」
キャプテン「神出鬼没のシルフィーの店…… その出力は店の規模に比べて、遥かに大きいんだ」
ゼロ「それをわかった上で、今回のしかけを!?  何が起こるんだ!?」
VAVA MK-II「面白いことだ。 エックス、ゼロ……おまえたちにとってな!」
エックス「なんだと!?」

(VAVA MK-IIの傍の台座の上にAIDAが集まる。バグプログラムが出現し、 台座の上のAIDAが消えると紫色のアーマーのレプリロイドが現れる)

???(シグマ)『レプリロイドこそ、支配者だ』


第27話
怨念の総和

???(シグマ)「………………」
エックス「バ、バカな……! おまえは……ッ!」
ゼロ「シグマッ!?」

シグマ「よくやった、VAVAよ。 この体……なかなか気に入ったぞ」
VAVA MK-II「勘違いするな、シグマ。 貴様のためにやったんじゃねえ」
VAVA MK-II「貴様がよみがえれば…… エックスが、ゼロが、より苦しむことになる」
VAVA MK-II「オレはそれが見たかっただけよ。 その上で……奴らを壊すためにな!」
VAVA MK-II「どんな気分だ? エックス、ゼロ。 再会を喜べよ……!」

シグマ「エックス、そしてゼロよ。 私は戻ってきたぞ。また……この世界に!」
エックス「おまえは俺が止める。 イレギュラーハンターとしてだ!」
シグマ「私自身ともいえるシグマ・ウィルス…… その力をもってすれば、不死身と変わらぬ!」
シグマ「このサイバースペースに漂う様々な ウィルスプログラム……」
シグマ「それをすべて手中に収めるのも面白かろう!」
シグマ「勝てるか? この私に。 恐れおののくか? この私に!」
ゼロ「貴様が何度よみがえろうとも、 俺が必ず処分してやる……!」
シグマ「フフフフ……はぁーーっはっはっはっは!」

シャオユウ「アゴがすごい! シグマ……!?  キャプテン、誰なの!? あれって!」
キャプテン「イレギュラー化したレプリロイドだ。 ……過去、最強にして最悪と言われた、ね」
キャプテン「かつて、イレギュラーハンター第17部隊の 隊長だった男だ」
ワルキューレ「第17部隊……!  それは、エックスさんが所属している組織では!?」
飛竜「エックスは奴の部下だった。 そして奴を葬ったのも……エックスだ」
レオン「そいつが……復活した?  シグマ・ウィルスとか言っていたが」
シエル「AIDAとは違うウィルス……いえ、AIDAを 取り込んだのがシグマ・ウィルスなのでしょうか?」
カイト「そうかもしれない。まわりに現れたバグデータ…… あれは『The World』のものだからね……」

毒馬頭「まんまと利用されたということか! ぬうん!  金の鎖のサルベージを急げ!」
蘭丸(かつて葬られた者の復活……。 そうか、復活は……あり得るんだ……!)

シグマ「フン、余計な者たちもいるようだが…… 今はエックス、ゼロ! 貴様らが先だ!」
VAVA MK-II「始めるぜ、エックス!  ここからが本当のお楽しみだ!」
エックス「いいだろう、VAVA。そして……シグマ!  俺は何度でも……おまえたちを倒す!」
ゼロ「シルフィー、下がっていろ!  シグマはここで倒し……この空間ごと封鎖してやる!」

シルフィー「知らなかったとはいえ、私にも責任が ないわけではなくもありません!」
シルフィー「必ず生き残ってください!  新たな情報をお売りいたします!」
零児「それはサービスしろ。 ……だが、生き残ることについていは了解だ」
エックス「いくぞ……!」

(シルフィーが立ち去る)

〈黒鋼αを撃破〉

(黒鋼αが黒い泡に一瞬包まれる)

黒鋼α「……アア……アク……ジジジジジジジ……キ」

(黒い泡に包まれて黒鋼αが消える)

秀真「今のは……AIDAそのものか?  では、今の黒鋼は……」
緋花「この電脳空間が作り出した亡霊…… といったところでしょうね」
緋花「ともかく、ここで処理できてついてたわ」
秀真「AIDAの塊を外部に出さずに済んだ、か」

〈VAVA MK-II&ブラウンベアを撃破〉

VAVA MK-II「やはり強いな……!  強い……ククク……!」
ゼロ「VAVA! 逃がさん!」
VAVA MK-II「目的は果たした。 これからはシグマが……貴様らを追い詰める!」
VAVA MK-II「オレはオレのやり方で…… 貴様らに復讐を果たす! ククク……ハハハハハ!」

(VAVA MK-II&ブラウンベアが立ち去る)

ハセヲ「あの野郎…… AIDAに感染していながら、なんて奴だ!」
エックス「奴は倒さなければならない……!  これ以上、憎悪を……広げさせはしない!」

〈毒馬頭を撃破〉

毒馬頭「むううん! 部外者の情報に踊らされるとは!」
小牟「ふっふ~ん、ついとらんのう!  金の鎖はわしらが調べちゃる!」
毒馬頭「ヒヒィン、だが甘い!  ……時間をかけすぎたな、森羅!」

(金色の鎖が崩れる)

零児「しまった……!  あの騒ぎの中、裏で動いていたのか!?」
毒馬頭「これで、おしおきは避けられるというもの。 少々残念だが、仕方あるまい!」
毒馬頭「森羅よ、こちらの計画は着々と進んでいる!  もはや……追いつけん! ブルルッ!」

(毒馬頭が立ち去る)

小牟「まったく……。 今回はやられっぱなしじゃな」
零児「……流れが悪い時もある。 なんとか逆転への秘策が見つけられればな」

〈蘭丸を撃破〉

蘭丸「いい物を見せてもらったよ!  今回はさぁ!」
ジェミニ「蘭丸、それってまさか…… シグマってやつの復活のこと!?」
蘭丸「可能性はあるんだ!  あのお方を……現世に呼び戻す方法が!」
蘭丸「キャハハ! キャハハハハハハ!  アイツらを使って……今度こそは……!」

(蘭丸が立ち去る)

大神「今回は単独だったが…… 次は協力して来るだろうな」
さくら「降魔、巴里の怪人……そのあたりでしょうか?」
エリカ「あっと驚く協力をしてくるかもしれませんね……」
ジェミニ「ボクは負けないよ。 蘭丸の復讐は……間違った復讐なんだ……!」

〈シグマを撃破〉

シグマ「はぁっはっはっは!  熱い、熱いぞ! この体が!」
エックス「シグマ、ここで終わらせる!」
シグマ「なぜ焦る必要がある? エックスよ。 まだ始まったばかりではないか!」
ゼロ「ふざけるな! あるべき世界に帰れ、シグマ!」
シグマ「ここがその世界だ!  この私がいる世界、すべてがな!」
シグマ「はははは……はーっはっはっは!」

(シグマが立ち去る)

エックス「くっ……シグマめ……!」
キャプテン「最凶のイレギュラー……シグマの復活か。 これはますます、放ってはおけなくなったな」
KOS-MOS「情報を更新しておきます。 再び、我々の前に現れるでしょう」
ジューン「はぁ。私たちの時代の悪党が、 次々に悪さをしてるわね……」
ゼロ「次に何を企むかわからん。 早めに潰してしまいたいが、な」
 東風
飛竜(東風たちの目的は、シグマと同じように…… "奴"の復活か?)

〈STAGE CLEAR〉

〔戦域:サイバースペース〕

(『SHOP』前にシルフィーが出て来ていて、エックスたちも『SHOP』前に集まっている)

シルフィー「はあ……」
真島「今回はさすがに堪(こた)えたようやな、姉チャン」
シルフィー「はい、私ともあろうものが…… タダで利用されてしまうとは、末代までの恥です……」
クロム「そっちか!  もう敵側に協力するのをやめてほしいんだが」
シルフィー「そうですね、もう……割引きはナシにいたします!」
 VAVA MK-II
アクセル「そうじゃねえよ、アイツは出禁にしろ!」

キャプテン「さて、話はここまでにしよう。 コマンドーチームに連絡をしておいた」
クリス「この区画は封鎖するんだったな?  ……ウィルス対策の常道か」
ルキナ「では、私たちは博士さんにお声をかけて、 脱出しましょう」
ダンテ「だが、次はどうする? 今回はVAVAのワナだった。 金の鎖も回収され……足がかりを失ったぞ」

シルフィー「それでしたら、少々気になる情報がございます」
キャプテン「……ハイジャック事件かな?」
シルフィー「左様でございます。……ご存知でしたか。 情報料をいただき損ねました」
キャプテン「今、コマンドーチームに連絡を取ったところだからね。 彼らから聞いたのさ」
エリカ「ハイジャックって…… 飛行機のハイジャックですか?」
影丸「……我らとの関りはいかに」
シルフィー「より詳しい情報をお聞きになりたいですか!?」
零児「情報料は払おう。 ……俺たちに関係のあることならばな」

[『SHOP』店頭]

うらら「スペースシンフォニー号が、ですか!?  なんということでしょう! みなさん!」
マヨイ「いや、みなさんって言われても…… スペースシンフォニー号ってナニ?」
クリス「コマンドーチームが絡んでいるということは、 この時代……俺たちから見て未来のものだな?」
 スペースシンフォニー号
シルフィー「そうなりますね。 スペースシンフォニー号……豪華客船です」
小牟「そいつがハイジャックにあったじゃと?  誰のシワザなんじゃ?」
シルフィー「残念ながら……すべてが謎に包まれています」
デミトリ「いい加減な情報もあったものだ。 もっと何かないのか?」
シルフィー「はい、謎のダンシング集団…… という情報しか入っておりませんで」
ナツ「いや、『踊り団』でしょそれ!」
 シャドー
シャオユウ「ああ、踊りエネルギーがなんとかの人ね。 なんでまた、ハイジャックなんて……」
春麗「そうだ、乗客は?  犯人からの要求はどうなっているの?」
シルフィー「コマンドーチームとスターグラディエイター隊の 活躍により、乗客は全員無事とのことです」
ジル「じゃあ、囚われているのはパイロットだけなのね?」
シルフィー「いえ、パイロットも含め全員……と、 うかがっておりますが」
アクセル「ん? それで解決してないのか?  あとは強行突入をかければ終わりだろう」
シルフィー「それが……激しい抵抗にあって、 一時撤退を余儀なくされたということです」

アティ「そう考えると……踊り団の目的は、 客船そのものを手に入れることなんでしょうか?」
キャプテン「だが、踊り団だけで、コマンドーチームや スターグラディエイターの突入をしのげるものか?」
カズヤ「おそらく、協力している連中がいるのだろう」
モリガン「シャドルーとか……逢魔かしらね?」
 東風
平八「いや、グランドマスターの残党…… 東風たちの可能性が高かろう」
 空中戦艦バルログ
飛竜「確かに、奴らは先日の戦いで 空中戦艦バルログを失っている」

シルフィー「その答えになるかはわかりませんが、 もう一つ、別の事件がありまして」
「別の事件? ハイジャックとは関係ないのか?」
シルフィー「直接の関係はございません。 大規模な次元の渦が発生したという件です」
零児「次元の渦……異世界に通じるゆらぎということか?」
リーンベル「あちこちで起きてるのね、そういう事件……」
ワルキューレ「もしかして、シルフィーさん。 その次元の渦が出現した場所というのは……」
シルフィー「はい、まさにスペースシンフォニー号が ハイジャックされた空域でございます」
イングリッド「話が見えてきたのう。異世界への侵攻、 そのために必要な空中戦艦の消失……とくれば」
ゼファー「ああ、こいつは……行くしかねえな。 バーゼルだって侵略されかけてたんだ」
桐生「博士、また飛んでもらうことになりそうだ。 龍亀一號、行けるか?」
裏嶋「だいぶ足元を見られたけど、 燃料補給はしたのね。メンテも」
シルフィー「毎度ありがとうございます」
裏嶋「それで、シルフィーさん?  そのシンフォニー号の所までは転送してくれるの?」
シルフィー「それはサービスさせていただきます」
シルフィー「……このあと、お買い物をしていただいた 金額に応じて、転送する距離が変わりますが」
「なんだよ、そのシステム! 足元見るなよ!」
裏嶋(なるほど、いいシステムね。なかなか……)

(転移する)


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