(中央に龍亀一號が転移してくる)
ユーリ「ったく、脅かすなよ。
教会に頭から突っ込むかと思ったぜ」
裏嶋「まあ、あたくしのドライビングテクニックを
もってすれば、あれくらいは、ねえ」
イングリッド「直進しただけじゃろ」
カイト「でも、無事に『The World』へ
抜けられたみたいだ」
ハセヲ「仕様にはない、バグったエリアだけどな。
年代は……「R:2」か」
ヴァシュロン「ん? 俺たちが前に来た時と……地形が違うな」
飛竜「抜けられるのなら、それでいい。
動きようはある」
ゼロ「ああ、俺たちの時代のサイバースペースにも、
接続は容易なはずだ」
小牟「もうメカ次元でも、夢次元でも
どこでも行っちゃる! 次はどこじゃい!」
零児「そうだな、逢魔の姿も見えない今……
どこに向かうかは決めなければな」
破片
ジル「例の"破片"を調べるのはどう?
メインコンピュータは直ったんでしょう?」
仁「何かわかれば、先手が打てる可能性もある」
裏嶋「なるほどね。それは名案。
……じゃ、ちょっとセットしてくるのね」
フレン「何か掴めるといいんだが……」
涼「逢魔の連中が、そこまで重要視して
なかったのは気になるな……」
レオン「確かに、消えちまうから放っておけ……
という扱いだったからな」
カズヤ「ふん、奴らのことだ。
使い道のない破片を無駄に集めるとは思えん」
(龍亀一號が震えた後、あちこちからプラズマを発し、煙を吐き始める)
うらら「大事件です! 車内に煙がただよってきました!
龍亀一號に何が起きたのでしょうか!?」
アキラ「火事か!? 消火器は!」
裏嶋「あなたたち! 何を拾ってきたの!?」
破片
裏嶋「さっきの"破片"をメインコンピュータの
分析装置にかけたら……このザマなの! 急に!」
フレン「まさか、あの"破片"のせいだと!?」
真島「単にそのコンピュータっちゅうのが、
ポンコツなだけちゃうんか」
裏嶋「……あたくしの龍亀一號を悪く言うと、
今後は宿泊料金もとるから。容赦なく」
零児「しかし、まずいぞ。
もう動けないということはないだろうな? 博士」
裏嶋「修理に必要な金と銀はまだ在庫があるし、
復旧はできるのね。時間があれば」
せがた「かなり煙が出ていたが、
大したことはないかっ! はっはっは!」
(龍亀一號の周りにバグモンスターが出現する)
シエル「こんな時に敵襲なんて……!」
エックス「サイバースペースに漂う……バグプログラムか。
今の騒ぎを聞きつけられたようだな」
ゼファー「ああ、こいつらか。大した連中じゃないけど、
さっさと修理して、場所を移した方がよくね?」
裏嶋「そう言いたいところなんだけど……
爆発するかもしれないのね。龍亀一號」
ルキナ「え!? 急にどういうことですか!?
爆発だなんて……!」
裏嶋「メインコンピュータの
暴走が止まらないのよ。さっきから」
裏嶋「これで、外部から別種の
エネルギー干渉なんかがあったら……」
キャプテン「そうか、バグデータは電脳空間の断片そのもの……
エネルギーの塊というわけか!」
小牟「一歩でも踏まれたら、ボン! じゃ!」
イングリッド「ここまできて、爆発オチなんてシャレにもならぬわ!
皆の者、このポンコツを守るんじゃ!」
(カイトたちが龍亀一號の外に出てくる)
緋花「十字路の真ん中で立ち往生するなんて……
ついてないわね」
ケン「通行の迷惑だしな。
地元に住んでる連中も怒るだろ」
せがた「触れられたら、即、爆破か!
そうはいかん! 追い払うぞ!」
(勝利敗北条件表示、ステージ準備)
裏嶋「こちら裏嶋よ。
高エネルギー反応を探知したけど。今」
アリサ「またバグプログラムが来るんですか!?」
緋花「……今、分析してみたわ。
この反応は別種のものみたいね」
(東端にパイロンが出現する)
パイロン「フフフ……
ここにいたか、ダークストーカーズたちよ」
デミトリ「……パイロンか。
今は忙しい。どこかで遊んでいろ」
パイロン「そうはゆかぬ。
……君たちが持つ、ある物をもらいたいのだよ」
リュウ「ある物、だと? 何のことだ?」
(ナナがおでんパンを持っている)
ナナ「………………」
クロム「それではないと思うぞ、ナナ」
シエル「普通に考えれば……
今まさに、私たちをこの状況にした"物"でしょうね」
破片
パイロン「その通り。それを取り戻す、
さもなくば処分したいという者たちもいる」
大神「『逢魔』のことを言っているのか?
パイロン! 金の鎖のこと、どこまで知っている!」
パイロン「私に知らぬことなどあってはならぬ。
だからこそ、それが必要なのだ」
春麗「この破片が出た場所の、
逆探知でもできるのかしら?」
パイロン「………………」
エリカ「エリカ、いいこと思いついちゃいました!
破片を渡して、教えてもらうのはどうでしょう?」
シャオユウ「いや、全然ダメでしょ!
破片が何がわからない以上、渡せないって!」
パイロン「聞き分けのない愚か者たちめが。
ならば……直接もらっていくとしよう」
パイロン「我に付き従う者たちよ。
さまようおまえたちに、役割を与えてやろう」
(パイロンの周りに亡霊兵士などが出現する)
アティ「パイロン! まだ、はぐれ者たちの島の……
死者の魂を縛っているの!?」
パイロン「縛ってなどおらぬ。
こやつらが、自らの意志で寄ってきているだけだ」
モリガン「パイロンの力は強いわ。
死者の魂は、その力から離れられないってことね」
ワルキューレ「彼を倒すことが、その魂を救うことになるのですね」
パイロン「甘いことを。できるのならば、やってみるがいい。
私が欲するものは、ただ一つだ」
アキラ「話し合いの余地はなさそうだ。
来るぞ……!」
フィオルン「パイロン……どう見てもエネルギーの塊だね。
車体に触れさせるわけにはいかないわ!」
秀真「奴が連れている亡霊の方はどうだ? 博士」
裏嶋「霊的なエネルギーってことでしょ? それ。
ダメよダメダメ。爆発しちゃう」
ルキナ「とにかく、触れられないようにすればいいんですね?
押し返していきましょう!」
(勝利敗北条件表示)
INFORMATION
・動けない龍亀一號に、敵ユニットを近づけない
ようにしよう
(北端にザベルなどが出現する)
ザベル「ザベル=ザロック!
今ココに降り立つッ! アァオッ!」
フェリシア「呼んでないってば! なんで来てるのよっ!」
真島「しかも、ちゃっかり色んな種類のゾンビ……
ちゅうか、バイオ兵器を引き連れとるのォ」
アクセル「何をしに来た、ゾンビ野郎!
お呼びじゃねえぜ!」
ザベル「パイロンが何か面白いモンを
見つけたって聞いてなァ!」
ザベル「どんなもんかなァ~……と思っただけだゼェ!
ギヒャヒャヒャ!」
影丸「そのような戯言(ざれごと)……許すまじ!」
ジェミニ「ザベル! 前に紐育でシアターを
爆破しようとしたこと、忘れてないからね!」
ザベル「知らねェーなァ~!
だけどよォ、今回も迫っちまおうかなァ~!」
パイ「あの爆弾悪魔ね。
今回はいないみたいだけど……」
ザベル「いや、いるゼェ?」
さくら「なんですって……!?」
(西端にヘル=レイスとネロなどが出現する)
ネロ「………………」
ダンテ「よりによって……なんて奴を連れてきやがる」
バージル「……ザベル=ザロック。
こいつはどこにいた?」
ザベル「トーゼン、魔界よォ!
何かを探してたみてェだったから、誘ったんだゼェ!」
ダンテ「まったく、ガッツがあるのは結構だが、
人を見る目はないらしいな」
ネロ「………………」
バージル(やはり、この力……
スパーダのものに似すぎている)
ザベル「さァ~て! メンドウなコトはナシだ!
パイロンが欲しがってるモノ……さっさと出しな!」
クロム「そう言われて、応じるとでも思うのか!」
ザベル「だよなァ! だから、こっちから取りに行くぜェ~!」
ワルキューレ「来るようですね。
……あちらの悪魔たちは?」
ネロ「………………」
リュウ「こっちも来るつもりらしいな。
ダンテたちとの関係もわからないままだが……」
平八「裏嶋よ! 状況はどうなっておる!」
裏嶋「改善してないのよね。これが。
何が起こるかわからないから、近づけさせないで」
デミトリ「ふん、注文の多いことだ」
マヨイ「デミトリさんも近づかない方がいいと思うな、あたし。
オーラが反応しそうだし……」
ナルホド「大丈夫だと思うよ?
それなら、さっき乗ってた時点で爆発してるし」
さくら「三方向からですか……
うまく分散して戦わないといけませんね」
エリカ「四方向からじゃなくてよかったですね!」
リーンベル「あ、そういうことを言っちゃうと……」
KOS-MOS「リーンベルの予測通りです。
複数の転移反応を感知しました」
(南側に葬炎のカイトなどが転移してくる)
トライエッジ「………………」
ハセヲ「トライエッジ……ッ!
てめえまでこんな所に!」
ヴァシュロン「こんな所と言っても、『The World』は
奴にとってはむしろホームグラウンドじゃねえか?」
桐生「問題は、どうしてここに来たか……ということか。
奴も"破片"が狙いなのか?」
トライエッジ「………………」
ナルホド「動機が異なっている可能性がある……
ということですね」
ユーリ「なんであれ、タイミングは最悪だけどな」
(葬炎のカイトの前にスケィスが転移してくる)
スケィス「………………」
カイト「あれは……スケィス!」
ハセヲ「まさか……てめえまで現れるとはな!
最後の最後に当たりを引いたらしいぜ」
フェリシア「いやいや、ハズレだよ!
こんな状況で出て来ちゃうとか!」
ゼロ「こいつらには、例のバグウィルス……
AIDA拡散の疑いもある」
ゼファー「その上で"破片"を狙ってるって?
何に使うつもりだよ」
カイト「ハセヲ、気を付けて。
スケィスの様子が……おかしい」
ハセヲ「俺からすりゃあ、そもそも見慣れねえよ、
あのスケィスは」
カイト「どうしてかはわからないけど……
今にも壊れそうな、そんな危うい感じがするんだ」
スケィス「………………」
ハセヲ「なんだって? ……どういうことだよ。
トライエッジに何かされたってのか?」
トライエッジ「………………」
クリス「コンピュータウィルスのAIDA……。
まさか……感染!?」
零児「可能性はあるな。
そんな奴を近づけるわけにはいかない」
スケィス「………………」
カイト「違う気がするんだ。
今にも分解しそうな……内側から弾けそうな……」
ハセヲ「いいさ、カイト。
何がどうであっても……ここは一歩も通さねえ」
ハセヲ「その上で……
俺のところに戻って来てもらうぜ、スケィスッ!」
パイロン「どうあっても、その破片を渡さぬつもりか?」
モリガン「当然でしょ?
何に使われるかわかったものじゃないし」
パイロン「世界を変えるものの断片……
我がコレクションにはふさわしかったが」
デミトリ「なに……? 貴様、どこまで知っている?」
パイロン「その断片は、かつて世界をつなごうとしたもの。
すでにその力はないようだが……」
パイロン「フフフ……おしい。おしい、な」
(パイロンが立ち去る)
フェリシア「なんなの?
結局なんにもわかんないじゃない!」
涼「世界をつなごうとした?
過去にそんなことがあったのか?」
零児「………………」
零児(まさか、この"破片"というのは……)
(スケィスにプラズマが走り、全体が揺れ始める)
スケィス「……!! ………ッ!?」
ハセヲ「やったか!? スケィス!」
カイト「いや、ハセヲ! 様子が……何か変だ!」
KOS-MOS「エネルギー反応増大。
まもなく、分解すると思われます」
(着メロ『必勝の軌跡』が鳴る)
小牟のスマホ
小牟「ん? なんじゃ、裏嶋より緊急連絡?
もしもーし! わし、わし!」
裏嶋「ちょっと! 何が起こってるの! 外で!」
パイ「まだ取り込み中! どうしたの?」
裏嶋「どうしたもこうしたも。
龍亀一號が爆発するのね。このままじゃ」
大神「いいっ!? どうして!
敵は寄せ付けていないのに!」
裏嶋「この空間に干渉してるエネルギーがあるの。
データがオーバーフローを起こしてるわけ。マジで」
ナツ「えねるぎーがでーたでおーばーふろー……?
ちょっと、わかるように言ってくんない? マジで」
ケン「ナツじゃなくてもよくわからねえ。
どういうことだ?」
裏嶋「データで構成されたこの世界に、
たくさん入って来すぎってこと。敵が」
エックス「まさか、サイバースペースの容量が
不足している……!?」
キャプテン「パイロンの持つ力に、魔界の住人……
データに変換された彼らのせいか!?」
裏嶋「とにかく、急に大量のデータが流れ込み始めてるのね!
何か起こってない!? 外で!」
スケィス「………………」
フィオルン「まさか、こいつが……
大量のデータを吐き出しているの!?」
エステル「ほどけていっているって……ことです?」
リーンベル「え!? そんなの、どうやって止めたらいいの!?」
ハセヲ「………………」
ハセヲ「いいぜ……来い、来いよっ!」
スケィス「…………!!」
カイト「ハセヲ!」
ハセヲ「俺は……ここにいるっ!」
ハセヲ「スケェェェェェィスっ!」
(スケィスが爆発。ハセヲの胸のあたりに光が現れ、
その光が冠のようなものに変化しハセヲの上に現れる。冠のようなものがハセヲに吸収される)
ハセヲ「はあっ! はあっ! ……うっ……ぐ……」
ジェミニ「アンビリーバボー! スケィスが爆発して……
何かがハセヲに吸い込まれた!?」
カイト「ハセヲ! 大丈夫!?」
ハセヲ「へへ……。
とうとう……戻って来たな、スケィス……!」
アリサ「どういうことですか!?
これって……まさか、捕喰!?」
ハセヲ「喰ったんじゃねえ、戻ったんだ。
スケィスは、元々俺の憑神(アバター)なんでな!」
ハセヲ「博士! データの増大はどうなった!」
裏嶋「あらやだ、安定したようよ?
何かしたの? ハセヲくん。若いのに」
ハセヲ「何もしちゃいねえさ。
すべてが元に戻っただけだ」
アクセル「データを圧縮して取り込んだのか?
ハセヲの……ゲームキャラの体が?」
小牟「昔はデータ圧縮しても、ちっとも小さくならなくて
困ったもんじゃったが……進んどるのう!」
裏嶋「周囲のデータの乱れは安定……
今のデータ消失の際、ゴミが出たみたい。少し」
エステル「ゴミ……です?」
裏嶋「切り捨てられた余剰データよ。
まあ問題ない……」
(龍亀一號の上にバグ・ポーンが4体出現する)
ナナ「あっ! 車両の上に!?
これがゴミデータなのー!?」
裏嶋「ちょ、ちょっと! そこはダメェ!
ば、爆発しちゃうから! ただちに!」
ハセヲ「こいつはスケィスでなんとかするしかねえか」
(複数攻撃技「死の恐怖」で龍亀一號の上のバグ・ポーンを撃破する)
INFORMATION
・カイト&ハセヲは、複数攻撃技「死の恐怖」を
習得しました
ジューン「すっごい!
今のがアバターってやつなの!?」
ハセヲ「ああ、俺の憑神(アバター)……スケィスだ!」
カイト「あの八相のうちの一体……
第一相、スケィスがハセヲの力……」
トライエッジ「………………」
ハセヲ「トライエッジ! 俺はスケィスを取り戻した!
この力なら……てめぇをやれる!」
影丸「逸(はや)るな、ハセヲ。
足元をすくわれることになる」
カイト「ハセヲ、ひょっとして……トライエッジが、
スケィスを連れて来たんじゃないかな」
ハセヲ「
なんだって? ……奴は敵だ。
AIDAそのものな可能性だってある」
ブラック・ハヤト
ジューン「AIDAって……ハヤトがおかしくなった
コンピュータ・ウィルスよね?」
KOS-MOS「ですが、現在、AIDA反応は一切感知されません」
ハセヲ「……今、反応がないから何だってんだ。
奴がAIDAと関係があるのは間違いねえんだ!」
トライエッジ「………………」
カイト(ぼくと姿がそっくりな敵……
前はアウラを解放し、今はハセヲにスケィスを……?)
トライエッジ「………………」
カイト「教えてくれないか?
キミは誰で……何をしようとしているのか」
ハセヲ「よせ、カイト! ぶっ倒せばいいんだ!
そいつは……志乃の……!」
トライエッジ「………………」
(葬炎のカイトが転移する)
カイト「あいつが……スケィスを連れてきたと思うんだ。
憑神に戻ろうとしていた……スケィスを」
ハセヲ「偶然だッ! スケィスが来たのは偶然で、
取り戻したのは、俺の力だ!」
カイト「AIDA反応はなかったんだよ? ハセヲ」
ハセヲ「たまたまだ! そうに決まってる!」
ハセヲ(そうでなきゃ……俺は戦えなくなっちまう……!)
ネロ「………………」
ダンテ「苦労させておいて……まただんまりか?
無口にもほどがあるぜ?」
バージル「こいつの目的はなんだ?
なぜ俺たちにつきまとう?」
ネロ「………………」
(ネロ アンジェロが立ち去る)
バージル「逃げたか」
ダンテ「恥ずかしがり屋だな、まったく」
バージル「くだらんことを言っている場合か。
奴の正体……明らかにした方がいいだろう」
ダンテ「何を焦ってる? バージル。
悪魔の中には変わり種もいるさ」
バージル「………………」
ダンテ(スパーダの血を引く者が、
俺たち以外にいるとは考えにくいが……どうかな)
ザベル「ノォッ! ストップストップ!
このままじゃまた首だけになっちまうゼェ!」
秀真「望みどおりにしてやる。
電脳空間に骨をうずめるがいい」
ザベル「ジョーダンじゃねェ!
せっかく復活したんだ、まだしたりねェゼ!」
レオン「まったく、前向きなゾンビだ」
ザベル「やっぱ……地道にパゥワーを稼ぐか!
アァーバヨォッ!」
(ザベル=ザロックが立ち去る)
うらら「また何かやらかしそうなフンイキです!
次はどこに現れるのでしょうか!」
ジル「ゾンビは最後の最後まで、しぶといのが相場よ」
桐生「笑えねえな……」
(龍亀一號の南側でカイトとハセヲを皆で囲んでいる)
うらら「今回、無事にスケィスを取り返したハセヲさんに、
今のお気持ちをお聞きしたいと思います!」
ハセヲ「とりあえず、最初の目的は果たせた。
だが……まだ終わっちゃいねえ」
葬炎のカイト
涼「……トライエッジか」
ハセヲ「ああ、まだ奴がウロついてるうちは……
この戦い、やめるわけにはいかないぜ」
カイト「そもそも、ぼくたちはこのPCボディから
リアルに戻る必要もあるわけだしね」
マヨイ「ハセヲ君の件とか、結果的にはうまくいったけど……
今回はひどい目にあったね」
平八「自由に動けなかったからのう。
まったく、ストレスが溜まるわい」
モリガン「で、今はどうなっているの?
私やデミトリが触っても大丈夫かしら?」
小牟「裏嶋! も~い~か~~い!」
裏嶋「よろしくてよ。もう。
復旧は無事完了したから」
アティ「ふう、よかった。
一息つけそうですね」
裏嶋「お疲れ様。ほんとに。
分析結果も出てるから、車内に入って」
飛竜「わかった。聞かせてもらう」
(ハセヲたちが龍亀一號に乗り込む)
ジェミニ「ドクター、復旧完了したって言ってたけど、
ホントに大丈夫?」
ユーリ「魔力がヤバい、なんて言われた日にゃ、
それだけで近づけない奴とかもいるしな」
裏嶋「おかげさまで、今はもう大丈夫。
一時期はどんな刺激でもヤバかったけど」
裏嶋「忍者が触っただけでも爆発したわね。きっと」
ナナ「忍者の人、結構いるし、危なかったねー」
零児「何を基準にして爆発するのか、
さっぱりわからん」
フィオルン「今、大丈夫ならそれでいいじゃない。
博士、分析結果を教えて!」
裏嶋「そうね。じらす必要もないし……
結論から言いましょうか。ズヴァリと」
ナルホド「うう……なんか、イヤなヨカンがするなあ」
アキラ「結論、ときたか。
ハッキリした答えがあるということだな」
破片
裏嶋「この"破片"……何かの破片よ。間違いなく」
せがた「うむ、なるほどっ!」
クロム「いや、それはそうだろう」
裏嶋「問題はサンプルがあるということなのね。
……以前の事件で」
さくら「記録がある……?
つまり、未知の物質ではない……?」
レオン「事件というのは、
『森羅』が解決した任務という意味か?」
零児「博士、やはり……」
渋谷601
裏嶋「……閉鎖都市・渋谷に異世界の大地が
融合するという事件が起きたのね。少し前に」
クリス「BSAAで資料の衛星写真を見たことがある。
異世界と混ざり合った街をな」
ジル「アメリカ統合戦略軍から回ってきた資料ね。
工作員が一人、現場にいたそうだけど」
春麗「公(おおやけ)にはしてないけど、インターポールや、
中国安全部といった組織も協力していたわ」
モリガン「魔界や天界も巻き込んで、結構面白かったわよ?
それ以外の世界も関わってたけど」
クロム「その口ぶりだと、その事件に関わった者たち……
ここにいるようだな」
平八「フフフ……。まあ、そうじゃな」
リュウ「なぜか、こういうことに
巻き込まれることが多くてな」
桐生「その事件と、今回の件は同じだと?」
裏嶋「異世界だけでなく、過去や未来の時間軸が
混ざり合った状態になったのも、今回と似ているのね」
キャプテン「コマンドーチームにストライダーズ……
銀河連邦宇宙軍などもいたね」
ジューン「そして、今回はスターグラディエイターに
イレギュラーハンター? 過去の地球は大変ね」
零児「過去と言えば、俺たちの時代よりも
もっと過去から来た協力者もいた」
ケン「戦国時代の武士や、夢想抜刀流の忍者とかな」
ナツ「夢想抜刀流!
もれって……もしかして先生のこと!?」
ワルキューレ「ナツさん、今あなたがここにいるのも、
何かの因果なのかもしれません」
ナツ「先生……。
うん……アタシ、がんばるよ!」
フェリシア「その時は武神流の忍者もいたけど……
今回、忍者ばっかりなのも、何かの因果?」
秀真「偶然だろう」
緋花「そうでしょうね」
影丸「南無……」
裏嶋「そんな感じで多種多様、結構多くの人々が関わって、
事件を解決したのよ。やっとね」
シャオユウ「へえ~、私たち一般人が知らない所で、
そんなことがあったんだ。……知ってた? 仁」
仁「……まあな」
裏嶋「で、その時に中心になって戦った、
『森羅』のエージェントが……」
ルキナ「零児さんや小牟さんなんですね?」
零児「……あの時、本部とは連絡がつかなくなったからな。
最後まで行くしかなかった」
小牟「決して、メンバーがわしらしかいなかった、
というわけではないのじゃ」
フレン「以前起きた事件について触れたということは……
あの"破片"は、そこにつながっているんですね?」
裏嶋「ご名答よ。話が早くて助かるのね」
裏嶋「その事件は『九十九(つくも)計画』という、
ある組織の作戦によって起きたものなのよ。これが」
カズヤ「ふん、ある組織……『逢魔』のことか」
零児「博士、じゃあその破片は……
奴らが使った兵器の一部だと?」
裏嶋「そう、『逢魔』が渋谷の街で完成を目指した、
世界を融合させる能力を持った最終兵器……」
裏嶋「"九十九(きゅうじゅうきゅう)"のボディに
使われていたものに近いのよ。極めて」
零児「……まさかとは思っていたがな」
イングリッド「奴らが本当に回収したい物は、
その最終兵器とやらのパーツなのかのう?」
ゼロ「兵士のサルベージはその副産物か?
……はっきりしないな」
大神「そもそも、そのサルベージ先を示す金の鎖を
どこから、どうやって出現させているんだろう」
エリカ「はあ、頭がこんがらがりますねえ。
……おやつ食べて、気分転換しませんか?」
小牟「わしもそろそろネットやりたい……」
真島「もう飽き始めとる連中もおるで。
ここで話しとっても、ラチあかんのとちゃうか?」
アリサ「そうですね。またバグプログラムや、
破片を狙う勢力に絡まれても大変です」
エステル「でも、どこにいけばいいんでしょう?」
裏嶋「ここから現実世界に戻って、
龍亀一號のメンテナンス……といきたいのね。本当は」
裏嶋「でも、"破片"と同じ反応をキャッチしたのよ。
ディメンジョン・スキャンをした結果」
パイ「頼りになるわね、龍亀一號。
さっきまで爆発寸前だったとは思えないわ」
金色の鎖
エックス「しかし……ここでキャッチできたということは、
サイバースペース内にも、金の鎖が?」
シエル「本当に、あらゆる世界に
張り巡らされているんですね……」
アクセル「電脳空間はAIDAの件も片付いていない。
鎖と結びついたりすると厄介だぞ」
裏嶋「了解よ。じゃ、転移するのね。すぐに」
(龍亀一號が転移すると、龍亀一號があった場所に黒い泡が3つ現れる)