(銅像が乗った台座が動き、止まった所の周りにT-elosとアスラ27式が2体出現する)
T-elos「こんな所にいたか……KOS-MOS!」
KOS-MOS「T-elos……!」
ジュリ「ハッ、T-elosか。
今回はアンタもマジみてェだなァ?」
T-elos「ふざけるな、ジュリ。
私はいつでも本気だ」
フィオルン「ど、どうしてあなたがここに!?」
T-elos「貴様らのことだ。グランドマスターの残党どもと、
関わりを持つはずだと思ったのよ」
空中戦艦バルログ
緋花「あんたも、上空のバルログからここへ?」
T-elos「……奴らはサイバースペースを中心に動いている。
ノコノコ出ていく必要などないわ」
小牟「ヴァシュロンたちが言っとったな。
ここは、夢の電脳空間に通じとるんじゃ」
エリカ「T-elosさんは、そこから来たってことですね?」
飛竜「……残党どもはそこで何をしている?」
T-elos「ハッ! 知ったことか。シグマの軍とも
手を組んでいるようだが……興味などない」
T-elos「私の狙いは……KOS-MOS、貴様だけだ!」
KOS-MOS「T-elos……」
飛竜「わかった。……ならば、もう用はない」
T-elos「私もKOS-MOS以外に用はない。
……だが、貴様らに用がある者がいるようね」
ルキナ「ど、どれだけ出てくるんでしょうか、妖精は……」
(南側にアンノウンが出現する)
アンノウン「………………」
仁「うっ……! こいつは……!」
カズヤ「………………」
平八「またこの女とはな。
T-elos、こやつは貴様の仲間か?」
T-elos「知らないわ。
サイバースペースから、勝手についてきただけよ」
T-elos「私の邪魔をするわけでもない。
でも、強い力を感じる……面白いとは思うがな」
シャオユウ「同じ紫色同士、気が合うのかな……」
(KOS-MOSの目が青い)
KOS-MOS「T-elosは……"魂"を誰よりも求めている……。
何か、感じるものがあるのでしょう……」
アンノウン「………………」
フィオルン「メイナス、何かわかる?」
フィオルン「………………」
(フィオルンの目が赤い)
フィオルン「すでに失われた魂……それが、何らかの力で……
この世界につなぎ止められている存在……」
仁「すでに……失われた……
やはり、そう……なのか」
カズヤ「ふんっ、何をいまさら……」
平八「認めるのか? 一八。
その女が……」
カズヤ「どうでもいいことだ。
問題は……なぜ、俺たちの前に姿を現すのかだ」
仁「そうだ、初めて現れた時から……
なぜ、何も言わない」
アンノウン「………………」
ワルキューレ「何か……伝えたいことがあるのではないでしょうか?」
カズヤ「……くだらん。
だが、襲って来るならば容赦はせん」
T-elos「貴様らとは因縁浅からぬようだな。
だが、私には関係のないことだ」
T-elos「敵対する理由がないだけのこと。
こいつらのようにね!」
(グノーシスと機神兵がT-elosの周りに出現する)
零児「グノーシス……! 未来の妖物どもか!」
フィオルン「機神兵まで!
どうしてあなたが!? T-elos!」
T-elos「さっき言ったはずよ?
私の邪魔をしないなら……敵対する理由はない」
黒いフェイス
フィオルン「あなた……まさか、黒い顔つきと……!」
T-elos「奴は自分の世界に戻る……と言っていたわ。
どうやってかは知らないし、興味もない」
クロム「同盟を結び、兵を借り受けたのか」
T-elos「これは対価よ。
こちらの持つ技術を、奴に与えてやったことへの」
せがた「仲良きことは、美しきことッ!
感動した!」
小牟「感動するとこちゃうぞ!
こっちにとっちゃ、こいつはまさに大迷惑じゃ!」
仁「バーゼルにここまで入り込んでいるとなると……
スクエア・ガーデンの方も危険だな」
ナツ「そうだね、片付けちゃおう!
そんで、もらうもんもらって合流っしょ!」
パイ「決まりね。じゃあKOS-MOS、よろしく!」
KOS-MOS「了解です。グノーシスを固着します」
(KOS-MOSがヒルベルトエフェクトを発動させ、グノーシスを固着する)
V-デュラル「………………」
影丸「消え去れ。おぬしに用はない」
(V-デュラルが爆発)
アキラ「影丸……」
影丸「案ずるな、アキラ。
シャドルーを追い続ければ、必ずやたどり着く」
ジュリ「ベガの野郎、
あたしに時間稼ぎなんてやらせやがって……!」
春麗「そのベガはどこなの! ジュリ!」
ジュリ「もうここにはいねェ。
逢魔で十分足りてっからなァ!」
ワルキューレ「では……ベガは何をしているのでしょうか?
ジュリさん」
ジュリ「今頃はなァ……」
ジュリ「……って、ナメてんじゃねえッ!
言うワケねェだろがッ!」
シャオユウ「おしいっ!」
秀真「だが、今の様子では……
ベガはもうバーゼルを後にしているかもしれん」
ジュリ「ケッ! テメェらはここにこもってな!」
(ジュリが立ち去る)
リーンベル「そうはいかない……。
もう、小さな世界の外のこと、知ってしまったから……!」
シース「オゥ、暴力反対デース!」
桐生「てめえから仕掛けてきたんだろう。
俺たちは喧嘩を買ったまでだ」
シース「ヤクザ、怖いデスネ~。
でも、ミッションはコンプリートデース!」
シース「こんな気味の悪い像は、
最初っからアウト・オブ・ガンチュー!」
シース「お尻ペンペンのプーなのデース!
グッバ~イ!」
(シースが立ち去る)
リーンベル「さ、散々な言われよう……」
零児「あのテンションにごまかされるな。
奴は、初めから金の鎖のみが目的だ」
真島「こりゃ、スクエア・ガーデンの方にも
『逢魔』はおるのォ」
飛竜「急ぐぞ」
アンノウン「………………」
カズヤ「……一つ訊く。貴様は……」
仁「やめろ、三島一八。訊く必要などない」
平八「………………」
カズヤ「貴様は、風間準(かざま・じゅん)なのか?」
アンノウン「………………」
(アンノウンが立ち去る)
仁「例えそうだったとしても、
もはや……意味のないことだ」
カズヤ「………………」
平八(デビル因子とはまた異なる力。
そうだとすれば、その出所は……)
T-elos「ちっ、やはりこの程度では攻めきれないか」
ワルキューレ「もうKOS-MOSさんを狙うのは諦めたらどうですか?」
T-elos「そうはいかないわ。
……しかし、このままではラチが明かん」
T-elos「やはり、戦力は必要か……」
(T-elosが立ち去る)
春麗「T-elosが言ってる戦力ってのはやはり……」
フィオルン「機神兵の可能性が高いと思う。
……つまり、巨神界に帰る方法がある……?」
黒いフェイス
ナツ「しばらく出て来てないけど、
黒い鉄のガイコツ野郎が怪しくない?」
KOS-MOS「………………」
(KOS-MOS目が青い)
KOS-MOS「T-elos……我々の戦いを、
これ以上広げてはなりません……」
殺女「くっ……うう……。
私は……降魔……殺女……!」
大神「あやめさん! 金の鎖は消えている!
今なら……!」
殺女「ふざ……けるな……大神一郎……!
降魔の怨みは……降魔の……!」
(殺女が飛び去る)
エリカ「大神さん……」
大神「大丈夫だよ、エリカくん。
……金の鎖を追えば、必ず最後にはたどり着く」
大神「あの人を……救う道に……!」
(入口付近に像が3つ揃っていて、その周りに零児たちがいる)
パイ「こう見ると……なんというか、シュールよね」
裏嶋「でも、これで龍亀一號が直るんだから。
溶かす前に、お礼を言っておきなさい。女性陣は」
フェリシア「へへー、リーンベル様~!」
イングリッド「ありがたや、ありがたや」
エリカ「まるで神の御心のような輝いてます……」
ルキナ「神々しいです、リーンベルさん……」
リーンベル「ちょっと! もう~、やめてください!」
裏嶋「さて、儀式も済んだところで……
男たちの出番なのね。次は」
せがた「すばらしい素材をありがとう……!
リーンベルくん……!」
裏嶋「お礼はもういいの、せがたくん」
裏嶋「男の役目は決まってるでしょ?
運ぶのよ、金と銀の像を」
クロム「ここからどうするのかとは思っていたが……
そういうことか」
小牟「こう見えて近距離パワー型の
KOS-MOSなんかもいるから大丈夫じゃろ」
KOS-MOS「お役に立てれば、幸いです」
零児「こうしているうちにも、スクエア・ガーデンで
何か起こっている可能性もある」
緋花「それじゃ、男たちはさっさとお願いね」