(中央ホールに向かった者たちが入ってくる)
クリス「ここがクイーン・ゼノビアの中央ホールだ」
アティ「わあ、キレイなホールですね。
まさに豪華客船って感じです」
仁「なごんでいる場合じゃない。
奥では、バイオ兵器が作られているんだからな」
裏嶋「きれいな薔薇にはトゲがあるっていうね」
ジル「ここから、操舵室を目指しましょう。
まずは……」
カズヤ「……待て、あれはなんだ?」
(ホールの周りの通路に装置が置いてある)
ゼロ「何かの……装置か?
まわりにもいくつかあるが」
シャオユウ「空気清浄機とかかな?」
カイト「あんな置き方しないんじゃないかなあ。
クリスさん、あれは何ですか?」
クリス「……いや、わからん。
以前はあんな物はなかった」
春麗「どこかで見たような気がするのよね。
……事件ファイルで。なんだったかしら……」
カイト「事件ってことは、危ない物なんじゃ……」
平八「ふん、KOS-MOSあたりに分析させればよかろう」
エックス「裏嶋博士もいる。専門家だろう?」
裏嶋「ちょっと、何? 急に。
いやらしい……」
フィオルン「もしかして、頼りにされるの慣れてない人?」
うらら「では、KOS-MOSさんに頼りたいと思います!
KOS-MOSさん、いかがでしょうか!」
KOS-MOS「はい、敵襲です」
ハセヲ「なにっ!?」
(階段下にB.O.W.が複数出現し、裏嶋が飛び跳ねる)
クリス「うっ! B.O.W.がこんな所にまで!?」
ジル「謎の装置といい、この場所にB.O.W.が
現れたことといい、前とは違うわね」
フィオルン「あの装置と、何か関係が……って、あれ!?」
(2階の左側にある装置の前に金髪の男性がいる)
???(ブレイク)「…………………」
仁「む? 誰かいるぞ」
春麗「あれって……アクセル!?
どうして彼があんな所に!?」
シャオユウ「カレシ? ああいうのがシュミなの?
金髪でムキムキが好みなんて、意外……」
春麗「違うわよ! 同じ警察仲間!」
マヨイ「あれ、警察官なの!?
ずいぶん、ラフなカッコウだね」
春麗「彼はアクセル・ストーン。特殊捜査課の刑事よ。
チームは違うけど、シャドルーを追う仲間よ」
春麗「アクセルは兵器部門のS.I.Nを内偵していたはず。
その彼がここにいるってことは……」
カズヤ「奴はここを突き止めたというわけか」
うらら「そのあたり、
きめ細かく、インタビューしたいと思います!」
春麗「アクセル! 敵を片付けてそっちに行くわ!」
???(ブレイク)「………………」
フィオルン「アクセルさん、無口な人なのね」
春麗「え? ……おかしいわね。
そんな性格じゃなかったはずだけど……」
(右側から階段の踊り場にアクセルが歩いてくる)
アクセル「くっ! 間に合ったか!?」
シャオユウ「誰か来た……! って、同じ人!?
そっくりさん!?」
ハセヲ「ドッペルゲンガーじゃねえのか?」
アクセル「民間人……!? いや、なんだ?
ヘンな服の奴らがウヨウヨしてやがる!」
マヨイ「こっちのアクセルさんは口が悪いよ!?」
春麗「ちょっとアクセル!?
これはどうなっているの? 説明して!」
アクセル「春麗? インターポールの春麗かよ!」
アクセル「どこから入って来たんだ!?
他の連中はなんだ!」
春麗「それは複雑だから、あとで話すわ!
まわりの人たちは……え~と……」
春麗「……いい人たちよ!」
うらら「どうしたことでしょう。
なにやらモヤモヤしたコメントが飛び出しました!」
ジル「説明はしづらいわよね。
ミシマの一家もいたりするし」
カズヤ「どういう意味だ」
アクセル「ミシマ……? 春麗、とうとう逮捕したのか?」
カイト「あ~、また話がややこしい方向に……」
ナルホド「……えーと、アクセルさん。
先ほどの、"間に合った"というのは?」
アクセル「そうだ、この爆弾のことだ!
まだスイッチは入ってないようだな……!」
カイト「ば、爆弾!?」
アクセル「こいつは……「ラクシン」爆弾だっ!」
平八「ラクシン……?
少し前に見つかった原子か」
アクセル「その通りだ。
原子番号122……崩壊の際に、放射能を出す」
仁「なんだと? つまり、その爆弾は……」
アクセル「ああ、そういうことだ。
これが本物だとしたら……一個でも大変なことになる!」
アティ「そ、そんな物が、
なんで無造作に置かれてるんですか!?」
???(ブレイク)「……アクセル……」
シャオユウ「あいつが置いたの? ……っていうか、
どうしてアクセルさんとそっくりなの? 意味ふめー!」
アクセル「奴は人間じゃない。アンドロイドだ」
アクセル「……よう、久しぶりだな、ブレイク」
ブレイク「………………」
アティ「どうして、同じ姿なんでしょう?
よく見ると、ちょっと色が違うし……マネマネ師匠?」
アクセル「昔、シンジケートの奴らが、
俺に罪を着せるために造ったのさ」
アクセル「このラクシンも、そいつらが使った物だ。
俺と仲間で組織は壊滅させたんだが……」
ゼロ「その技術がシャドルーの手に落ちた、か」
ブレイク「………………」
(ブレイクの前の階段にミスターA-Zが4体出現する)
カイト「ガイコツみたいなロボットを呼んだ!?
それに……何かしようとしてる!」
ブレイク「………………」
(ブレイクが傍の爆弾に触ると、全ての爆弾が光った後、赤く点滅を始める)
アクセル「なに!? 爆弾のスイッチを!?」
カズヤ「どうやらシャドルーはこの船を爆破……
いや、完全に消し去るつもりのようだな」
アクセル「なんてこった……!
爆弾がすべて連動しているとしたら……あと10分!」
KOS-MOS「解除する方法はないのですか? アクセル」
アクセル「止めるのは難しくない。こうするんだ!」
(アクセルが踊り場にある爆弾に殴り掛かり解除する)
アティ「ちょ、ちょっと、そんな乱暴に!
大丈夫なんですか!?」
ハセヲ「多少荒っぽくても、吹っ飛ぶよりゃマシだ!
やろうぜ!」
エックス「ああ、手分けして解除しよう!
奥にあるやつを見逃さないようにしてくれ!」
クリス「専門家の博士に見てほしいところだが……
仕方ない、下がっていてくれ!」
裏嶋「了解よ。
……爆発はカンベンしてね。ほんとに」
(裏嶋が立ち去る。勝利敗北条件表示)
アクセル「いくぜ! あと10分だ!」
(ステージ準備)
INFORMATION
・◎でカーソル、十でカメラを動かして、残り
6個のラクシン爆弾を探し、味方ユニットを
隣接させて、Yで解除しよう
エックス「まずは……ひとつ目!」
カズヤ「残りは5個ということか」
INFORMATION
・ラクシン爆弾は、残り5個です
ゼロ「よし、2個目を押さえたぞ」
仁「あと……4個か。面倒な話だ」
INFORMATION
・ラクシン爆弾は、残り4個です
うらら「3個目を完璧に停止しましたー!
物陰の爆弾に、ハゲシク注意です!」
エックス「これで半分か。
でもこの調子でいけば、時間内に処理できそうだ」
KOS-MOS「接近中の動体反応を感知」
平八「ふん、そう簡単には行かんか」
(中央ホールの南側に追跡者などが出現する)
???(追跡者)「オ、オオ……オ……」
???(追跡者)「ビイ……エス……エイエェェ……」
マヨイ「う、うわああ!
こ、怖い! 怖いよ、なるほどくん!」
ナルホド「も、もしかして、ゾンビなのか!?」
ハセヲ「いや、ゾンビってのは、もっとヒョロっちいだろ。
こんな肉体派の奴は見たことないぜ?」
ジル「ネメシス-T型……!?
それにタイラントタイプも!?」
アクセル「BSAAの姉さんが知ってるってことは……
こいつもバイオ兵器か!?」
クリス「「追跡者」とも呼ばれる、古いタイプの
B.O.W.だが……強いぞ。前も苦しめられた」
春麗「新旧のバイオ兵器にシンジケートの遺産……
まるでベガのオモチャ箱ね、ここは」
ゼロ「爆弾はまだ3個残っている!
こんな連中に邪魔されるわけにはいかん!」
(追跡者の横にバレッタが出現する)
バレッタ「どんな連中に邪魔されるわけには
いかないのかなあ?」
マヨイ「きゃわわあっ!」
ナルホド「で、出たあっ!」
エックス「な、なんだ? 小さい女の子が……?」
うらら「ナルホドさんたちは、どうして驚いているのでしょうか?
赤ずきんさん、ヒトコトどうぞ!」
バレッタ「わー、インタビューなんて初めてよ♥
えっとねえ、あたしはねぇ……」
バレッタ「そいつらをキチッと片づけるために来たのさ!」
フィオルン「な、なになに!? 急に!」
仁「その女はシャドルーに雇われた殺し屋だ。
三島平八と、その弁護士を狙っている」
平八「まったく、仕事熱心な小娘よ。
ワシらを爆弾で吹き飛ばすのではなかったのか?」
バレッタ「そんなの、いやん♪
直接、殺(や)らなきゃ安心できないか・ら♥」
アティ「そんなかわいく言われても、
逆に恐ろしいです……」
バレッタ「それに、あたしが脱出方法を
考えてないわけねーだろ! オラッ!」
シャオユウ「直接やられちゃってもダメ。
爆弾が爆発しちゃってもダメ……どうするの!? これ!」
アクセル「やるべきことは一つ。一直線に進むだけだ!
爆弾はあと3つ! 止めるぞ!」
INFORMATION
・ラクシン爆弾は、残り3個です
ブレイク「ギ……ギギ……ギ……」
(ブレイクが爆発)
アクセル「今の世の中、アンドロイドは珍しくないが……
自分にそっくりっていうのは嫌な気分だぜ」
ハセヲ「ドッペルゲンガーを殺すと、
自分も死ぬらしいけどな」
アクセル「シンジケートの遺産が残ってることがわかったんだ。
簡単に死ぬわけにはいかねえよ」
KOS-MOS「すべてのラクシン爆弾の停止を確認しました」
ナルホド「よかった……。
爆弾処理なんて、六法全書に載ってないないもんな……」
アクセル「気を抜くのは早いぜ、弁護士先生。
まだ終わっちゃいない」
クリス「
その通りだ。安全を確保できるまではな」
(勝利敗北条件表示)
バレッタ「しばらく見ない間に、
なんか強い仲間が増えてるぅ~!」
バレッタ「もう、プンプンなんだから!」
ナルホド「じゃ、じゃあ……
もうあきらめてくれませんかね?」
マヨイ「そーそー! それで全部、平和に収まるし!」
バレッタ「………………ウフッ」
バレッタ「そんなワケねェーーーだろォッ!
このギザギザとイカレ頭がぁッ!」
ナルホド「や、ヤッパリぃー!」
マヨイ「まだまだ続くね、こりゃ……」
平八「早くせんと、
貴様の依頼主を叩きのめすぞ? はっはっは!」
バレッタ「チッ! そろそろ、次の手を考えるか」
バレッタ「……と、いうわけで! また会いましょうね♥」
(バレッタが立ち去る)
ナルホド「はあ、もう疲れたよ……」
追跡者「ウオオ……オオオオオ!」
(追跡者が立ち去る)
ジル「ふう、いい加減に縁を切りたいものね」
クリス「……今回も、最後まで付き合うさ」
うらら「ライバルの出現で、興奮冷めやらぬ感じでしょうか!
むやみに盛り上がってきた感じがします!」
ジル「うらら、冗談じゃないわ。
若い頃のことを思い出すし、いいことないわよ」
ゼロ「バイオ兵器の量産を阻止するためにも、
この船は爆破するべきかもしれんな」
フィオルン「私たちごと吹き飛ばないなら、
それもアリな気もするけど……」
(中央ホールの真ん中に裏嶋たちが集まっている)
裏嶋「もう安全よ。
爆弾は信管を抜いておいたから」
アティ「お疲れさまです、博士!」
ジル「ひとまずは安心ね。
このまま操舵室に行きたいところだけど……」
ゼロ「船の状況はどうなっているんだ?」
KOS-MOS「それについては、変化があったようです」
金色の鎖
KOS-MOS「金の鎖の反応が消えています。
船も航行を開始したようです」
カイト「甲板に向かった「森羅」の人たちが
何かしたのかな?」
ハセヲ「かもな。
おっと、ウワサをすれば……」
(西側から甲板に向かった者たちが入ってくる)
零児「みんな、大丈夫だったか?」
フィオルン「あ、無事だったみたいね。
金の鎖が消えたって、KOS-MOSが言ってたけど?」
モリガン「ベガが何をしたのかは知らないけど、
キラキラと目の前で消えてしまったのよ」
カズヤ「……ベガがこの船にいたのか?」
レオン「残念ながら、取り逃がしちまったがな」
キャプテン「そのベガが、この船は用済みだなどと言っていたが、
こっちは大丈夫だったかい?」
エックス「ラクシン爆弾は、そういうことだったのか。
……危なかったな」
真島「こっちはこっちで爆弾処理しとったんかいな。
なんや、ワシもやりたかったのォ!」
イングリッド「モノ好きなヤクザじゃ。
まとめてドカンじゃかなわんぞ?」
ナルホド「解除は無事に成功したので……って、
あなた、どなたです?」
春麗「イングリッド……?
あなた、イングリッドじゃないの?」
イングリッド「お、空を裂く華麗なる舞……春麗か。
まだまだがんばっておるようじゃのう」
シャオユウ「な、なんかどっかで聞いたような
怪しいしゃべりだけど……春麗さん、知ってるの?」
春麗「捜査中に時々見かけた程度だけどね。
あの頃と同じ姿だけど、あなた……いくつなの?」
イングリッド「オンナにトシを聞くとは、
女同士とはいえ、あまり感心せんな」
涼「ベガに何か盗まれたらしいんだ。
俺と同じさ」
マヨイ「えっ!? それを追いかけてきたの!?」
アキラ「ベガに色々と盗られた奴は多いってことだ」
仁「八極拳の結城晶か。
……おまえもベガを追って来たのか?」
アキラ「俺はただの付き合いだ、仁。
……デュラルにこだわる忍者のな」
影丸「………………」
平八「貴様、葉隠の影丸か?
……こんな所までご苦労なことよ」
小牟「そっちも、最後の戦いを始めそうな若いのが
加わっておるのう。何者じゃ?」
アクセル「……俺は潜入捜査をしていた刑事だ。
春麗たちと一緒に、派手に暴れちまったけどな」
零児「どうしてこう、次々と増えるんだ?」
裏嶋「零児くん、これも運命よ。あなたの。
……さて、どうするの? これから」
クリス「当初の予定通り、操舵室へ行こう。
船は動き出してる」
飛竜「裏嶋、何かわかるか?」
裏嶋「操船はできないようね。まったく。
……どこかに引っ張られているような感じよ?」
デミトリ「引っ張られている……?
どういうことだ?」
裏嶋「船の動力は停止したまま。ずっと。
でも、漂流しているわけではないのよね」
ナツ「それマジ幽霊船じゃない。
黙って乗ってるしかないってこと?」
秀真「通信は生きているのか?」
裏嶋「死んでるのね。通信機器は。
そもそも、電波も届いてないようだし」
桐生「確かに、携帯も圏外だな」
うらら「スペース通信機もまるっきり反応ナシです!
はたして、我々はどうなってしまうのでしょうか!」
うらら「正解は、CMの後!」