裏嶋「なるほどね。
異世界から来た人を、また拾ったと。地下墓地で」
フィオルン「よ、よろしくお願いします……」
裏嶋「同時に、話には聞いていたけど、
いつものアンドロイドも拾って来たと。未来の」
KOS-MOS「KOS-MOSです」
裏嶋「あら、美しい。
……分解してもいい? あなた」
KOS-MOS「いけません」
裏嶋「そして、未来の商人のお店で買い物をしたと。
あたくしから買わずに」
シルフィー「毎度ありがとうございます」
モリガン「まあまあ、そう不機嫌にならないで? 博士」
仁「時間を無駄にしている場合ではないだろう」
シルフィー「そうでございました!
この空間は非常に不安定です」
デミトリ「落ち着く場所だが、一緒に消えるわけにはいかん」
マヨイ「え~っと、裏嶋博士。
車の修理はどうなってるんですか?」
裏嶋「変形機構の調子がよくありません。すこぶる。
まあ、初フライトだものね」
シャオユウ「あれ、ぶっつけ本番で飛んだの!?
危ないでしょ!」
平八「ふん、逆に……
今は飛んで逃げられない、ということか」
飛竜「そうなれば、やはり……」
サイバースペース
KOS-MOS「はい、飛竜が言っていたように、車両ごと
サイバースペースに転送するのが最良と思われます」
フィオルン「シルフィーさんのお店にある転送装置、
こんな大きな車ごといけるの?」
シルフィー「問題ないと思います。
本来ならば使用料を請求したいところですが……」
シルフィー「皆様に恩を売っておくのも、
今後のためになると判断いたしまして」
アティ「そういうことは、言葉に出さない方が
いいと思うんですけど……」
ジル「やってくれるならいいわ。
サイバースペースに出た後はどうするの?」
零児「以前の事件で使った方法だが、
電脳空間から、俺たちの時代のネットゲームに接続する」
ナルホド「ネット……ゲーム?」
小牟「成歩堂、『The World』のことじゃ。
ネットワークに接続して遊ぶゲームじゃな」
涼「ゲームの世界に入れるのか。
俺も『ドラゴンランド』に行ってみたいぜ」
真島「ゲームっちゅうたら、あのゲームセンターのやつやろ?
あんな中に入れるんかいな」
シルフィー「少し調べてみたのですが……
現在、サイバースペースは不安定なようですね」
カズヤ「そちらでも、何か起きているというのか?」
シルフィー「ですので、"イレギュラーハンター"に
警護してもらうのがよろしいかと思います」
秀真「イレギュラーハンター?
組織の名前か……?」
エックスとゼロ
クリス「前の事件の時に世話になった。
腕は確かだ。信用もできる」
春麗「そうね。
連絡しておいてもらえる? シルフィー」
シルフィー「はい、よろこんで!」
ナツ「あれ? ゴネると思ったのに、素直じゃん」
桐生「……つまり、イレギュラーハンター向きの
商品が入荷している、ということか」
シルフィー「左様で」
裏嶋「……見習うべきかもしれません。この姿勢は」
(黄色い球体が3つほどある小さな空間にシルフィーを含んだ零児たちが転移してきて、
周りを見回した後、シルフィーを見る)
シルフィー「はい、森羅ご一行様!
こちらがサイバースペースとなっております!」
秀真「ここがサイバースペース……電脳空間か」
マヨイ「な、なんだかすごいとこだね……」
ナツ「なんか、この感覚キモ!
現実感がないっていうかさ」
モリガン「ナッちゃん、大丈夫よ。
そのうち慣れるわ」
龍亀一號
零児「ん? おい、龍亀一號はどこだ?」
仁「ここにいるのは俺たちだけか。
車はどこにもないぞ、シルフィー」
シルフィー「転送座標が少しズレたようでございますね……。
サイズが大きすぎたようです」
アティ「博士さんが乗っているんですよね?
無事なんですか?」
(着メロ『必勝の軌跡』が鳴る)
小牟のスマホ
小牟「お、なんじゃ? わしの電話じゃ」
小牟「もしもし! わし、小牟ちゃん! お電話ありがとじゃ!」
裏嶋「……何をやってるの。いいトシして。
今、どこにいるの?」
ジル「サイバースペースに無事潜入できたわ。
博士、近くにいるの?」
裏嶋「宇宙空間みたいな場所で、
デジタルな床に、金のリングが見えるけど」
桐生「なるほど、近くにいるのは間違いないようだ。
こっちに来れるか?」
裏嶋「それは無理ね。接地してないから」
モリガン「え? どういうと? 浮いてるの?」
裏嶋「そ。空間に投げ出されている状態なのよ。ポーンと。
……誰が転送したのかしらね」
シルフィー「面目ありません!」
ナルホド「少しは反省した感じを出しましょうよ……」
零児「博士、じゃあどうしようもないのか?」
裏嶋「チェンジ・ドラグーン! ……ができれば、
移動できるんだけどね」
平八「変形して、飛行形態になれば、か。
つまり、今はできんと?」
裏嶋「メンテナンス中なのね。
だから、そっちから探しに来て。以上」
(通信が切れる)
零児「仕方ない、正面のリングをくぐってみよう」
KOS-MOS「……データにノイズを確認しました。
何かが転送されてきます」
デミトリ「何? 追っ手か?」
シルフィー「連絡をしておいた、
イレギュラーハンターの方々かもしれません」
(バグ・ポーンが複数転移してくる)
平八「なんじゃ?
チェスのコマみたいな奴らが出てきおった」
涼「これがイレギュラーハンター?
なんだ、人間の形はしてないんだな」
マヨイ「未来ってすごいなー」
春麗「どう見ても違うわよ。
敵かしら? KOS-MOS、わかる?」
KOS-MOS「………………」
KOS-MOS「意味を持たないデータ断片の集合体のようです。
ただ、不可解な点があります」
真島「ワシにとっちゃ、なんもかも不可解やで。
そこに輪をかけておかしいっちゅうことか?」
KOS-MOS「断片からの推測ですが、非常に古いデータです。
現在、該当する形式はありません」
秀真「古いデータ……もしや、過去から?」
KOS-MOS「可能性はあります。
長く留まるべきではないでしょう」
小牟「こりゃ言われなくても、スタコラサッサじゃ。
さっさと進んで裏嶋を見つけるぞ」
アティ「あの……さっきから気になってたんですけど、
まわりにある、この黄色い玉はなんでしょう?」
シルフィー「それは「ミルトラエル」というトラップです。
コンピューターウィルスに対して、攻撃してきます」
シルフィー「近づかない方が、よろしいかと思われますが」
シャオユウ「あぶなっ! 早く言ってよ! 近いよ!」
仁「あの博士なら、進んで触りかねん。
早いところ見つけるべきだろう」
ジル「シルフィー、下がってて!」
シルフィー「かしこまりました。
か弱い私は、避難させていただきます」
デミトリ「む? シルフィー、貴様……戦えなかったか?」
シルフィー「はて? なんのことでしょう? では」
(シルフィーが立ち去る)
カズヤ「ふん、行くか。待ちくたびれたぞ」
KOS-MOS「奥の金色のリングに触れれば、
次のエリアに進むことができます」
零児「黄色い球体……ミルトラエルだったか?
こいつには隣接しないようにしてくれ」
INFORMATION
・ミルトラエルに隣接すると、ダメージを受けます
・ステージ端のリングに隣接すると、先へ進めます
(リングの曇りが消え、奥が見えるようになる。
ミルトラエルが複数出現し、見えた奥の空間の最奥にリングの前に
色は違うがタンクを背負ったよく似た格好の男性が3人出現する)
???(シュトゥルム.Jr)「異常なデータの増大……こいつらが原因か。
どこから入り込んだ!」
???(シュトゥルム)「落ち着け、ジュニア」
???(ドラック)「邪魔なら始末すればいいだけだ」
ナルホド「今度こそ、イレギュラーハンター……?
すごい恰好をしているんだな」
ナツ「人間……? いや、妖魔じゃないの? アレ」
クリス「奴らは違う! 何者だ!」
???(シュトゥルム)「キサマら……どうしてこんな所にいる!」
???(ドラック)「もしや、我々の計画を知って……?」
カズヤ「計画だと? なんのことだ。
貴様らは何者だ?」
???(シュトゥルム.Jr)「とぼけるな!
キサマらも……あの"ウィルス"が狙いか!」
クリス「ウィルス……だと!?
何者か知らないが、その言葉は聞き捨てならんぞ……!」
小牟「あ~あ、NGワードを言ってしまったのう」
シャオユウ「ウィルス、好きだよねえ」
ジル「……好き嫌いじゃないの」
KOS-MOS「ですが、ここは電脳空間です。
コンピュータ・ウィルスの可能性もあります」
???(シュトゥルム.Jr)「……こいつら、ただ迷い込んできただけか?」
???(ドラック)「ならばこの場は……」
???(シュトゥルム)「いや待て……!」
飛竜「………………」
飛竜「犯罪超人……ジェノサイドの残党か。
まだ生き残っていたとはな」
???(シュトゥルム)「ストライダー……飛竜……ッ!」
ナルホド「犯罪超人……!?
名前からして悪者だけど……」
飛竜「かつて、ジェノサイドという犯罪超人がいた」
飛竜「その男は巨大犯罪組織を作り……
そして、敗れ去った」
秀真「誰にだ?」
飛竜「……俺が語るまでもない」
(中央に金髪の男性が転移してくる)
???(キャプテン)「その通り。私が、自ら語ろう」
桐生「誰だ? 今度こそイレギュラーハンターなのか?」
デミトリ「ほう、貴様は……」
???(キャプテン)「残念ながら、イレギュラーハンターではないよ。
関わりはあるけれどね」
キャプテン「そう、アイアム……キャプテンコマンドー!」
???(シュトゥルム.Jr)「キャプテンコマンドー……!
どうしてここが!」
キャプテン「悪のある所、コマンドーチームあり。
少なくとも、私は必ずいる」
キャプテン「まさか、まだ生き残っていたとはな。
シュトゥルム一家」
キャプテン「シュトゥルムに、Jr(ジュニア)……そしてドラック。
何を企んでいる? ウィルスとはなんのことだ?」
シュトゥルム「………………」
シュトゥルム.Jr「……それをオレたちが言うと思うのか?」
ドラック「いつもいつも、目障りな男め……!」
アティ「キャプテン? 船長さん……なんですか?
海賊さんなんでしょうか?」
春麗「キャプテンコマンドー。海賊とは逆よ。
宇宙で戦う、警察みたいなものね」
小牟「前に逢魔と戦った時、わしらに手を貸してくれた
チームのリーダーじゃ」
零児「キャプテン、久しぶりだな」
キャプテン「キミは……過去の地球で会った、
日本のエージェントか」
キャプテン「他にも見知った顔があるようだね」
キャプテン「みんな、今も正義を守っているかい?」
涼「どんな質問なんだ」
春麗「まあ、ぼちぼちというところね」
カズヤ「………………」
仁「………………」
平八「はっはっは、ワシの好きなものは世界平和よ」
真島「ヤクザに正義とか言われても調子狂うのォ。
どっちかっちゅうと、仁義やな」
デミトリ「正義だと……?
魔を統べる私に言うことかね?」
マヨイ「なんか、正義の人って少なくない?」
シュトゥルム.Jr「ええい、キャプテンコマンドー……!
また我々の邪魔をするか!」
ドラック「いまいましい奴め……!」
シュトゥルム「だが、キサマ一人か。
他のコマンドーたちはいないようだな!」
キャプテン「私たちも忙しくてね」
金色の鎖
キャプテン「世界各地に現れた、謎の"金の鎖"の調査に
それぞれ向かっているのさ」
平八「金の鎖……あれか。
未来の世界にも存在しているとはのう」
キャプテン「キミたち、知っているのか?」
飛竜「……俺も見た。
この時代から見て、過去の世界でな」
キャプテン「つまり、犯罪超人たちの仕業ではないと?」
キャプテン「サイバースペースで怪しい動きがあると
聞いて来てみたが……」
キャプテン「どうやら、もっと根深い事件のようだ」
キャプテン「この場を切り抜け、
もう少しくわしく聞かせてもらいたいね」
シュトゥルム.Jr「チッ、面倒な……!」
シュトゥルム「焦るな、ジュニア。
……我々の目的を忘れるな」
ドラック「こいつらを片付け、"断片"を集める。
それが最優先だ」
(犯罪超人が複数が出現する)
零児「俺たちにも、すべきことがある。
次のリングを越えて、先に進むぞ」
キャプテン「金の鎖とは無関係のようだが、
だからといって見過ごすわけにはいかない」
キャプテン「犯罪超人が、何を企んでいようともだ……!」
(ステージ準備)
キャプテン「シュトゥルム一家が総出で動くとは……
何かをお探しかな?」
シュトゥルム「……キャプテンコマンドー、
どこまで掴んでいる?」
キャプテン「さて、ね。
……ただ、見過ごしはしない」
シュトゥルム「邪魔はさせん。
我ら犯罪超人の楽園のために」
キャプテン「なに……?」
(シュトゥルムが立ち去る)
キャプテン「犯罪超人に楽園などありはしない。
……私が許さない、シュトゥルム」
シュトゥルム.Jr「今回は邪魔が入ったが、
次はこうはいかんぞ、キャプテンコマンドー!」
キャプテン「相変わらず、捨て台詞は見事だね、
シュトゥルム.Jr」
シュトゥルム.Jr「ぬかせっ!」
(シュトゥルム.Jrが立ち去る)
キャプテン「だが、そのしぶとさもまた一流か。
危険な相手が動き始めたな」
ドラック「くっ、コマンドーチーム以外にも、
これだけの戦力が……!」
キャプテン「運がなかったね、ドラック」
キャプテン「だが、シュトゥルムの右腕であるキミまで
出てくるとは。何を企んでいるのかな?」
ドラック「……やらねばならんことだ。
これ以上、関わるな……!」
(ドラックが立ち去る)
キャプテン「そうはいかない。
犯罪超人には、関わらずにはいられないのさ」
(球体が多くある空間が見え、最奥に龍亀一號が空中に固定されているのが見える)
モリガン「ちょっと、あれって……」
零児「龍亀一號だ。
……あんな状態になっていたのか」
ナツ「なるほどね、あれじゃ鳥の形になれないと
抜け出せないなあ」
クリス「小牟、博士と電話はつながらないのか?」
小牟「圏外になっちょるの。恋のダイヤルも、
電波が届かんのではお手上げじゃ」
真島「直接行かなあかんのォ。
それにしてもなんや? この玉っころは」
(メットール、ガンボルトが複数とソロが転移してくる)
カズヤ「ふん、ぞろぞろと。今度は何だ」
ソロ「………………」
ソロ「この先は行かせん」
ジル「ロボット……?
KOS-MOSやフィオルンの関係者なの?」
フィオルン「え? 知らないけど……」
飛竜「……暗殺者、ソロ。
冥王グランドマスターに雇われていた殺し屋だ」
涼「グランド……マスター?」
キャプテン「世界を、歴史を……裏から支配してきた男さ。
……ストライダーが斬った」
飛竜「………………」
飛竜「ソロ、誰に雇われている?
……周りにいるのは、シグマの取り巻だな」
ソロ「………………」
東風
飛竜「東風は斬った。
……何を企もうが、無駄だ」
ソロ「……話すことはない。
ストライダーは抹殺するだけだ」
キャプテン「犯罪超人ジェノサイド、冥王グランドマスターの残党、
そして今度はシグマかい?」
桐生「シグマ……? 今回の連中のことか?」
真島「ワシら、聞いてばっかりじゃのォ。
誰か説明できる奴が、また出てくるんちゃうか?」
(新たに現れた空間の入口付近にエックスとゼロが転移してくる)
エックス「これは……戦闘が始まっている!?」
ゼロ「くっ、サイバースペースの
異常なデータの増大……こういうことか」
ナルホド「本当に、また出てきた!
……説明できる人かな?」
春麗「ええ、今度こそ当たりよ。
彼らがイレギュラーハンター……エックスとゼロね」
ゼロ「シルフィーから聞いて、もしやとは思ったが……
やはり、おまえたちか」
エックス「キャプテンに、ストライダーもいるのか。
どういうことなんだ?」
マヨイ「この人たちが、イレギュラーハンターなんだね!」
アティ「なんというか……想像していたよりも、
かわいい子たちですね」
ゼロ「……見た目で子供扱いするな」
エックス「よしなよ、ゼロ」
エックス「遅れてすまない。
状況を教えてくれないか?」
シャオユウ「ジェノサイドにグランドマスターに、
あとシグマ? とかの人たちが次から次へと……」
ゼロ「シグマだと……!?」
???(VAVA MK-II)「そう、シグマさ。ゼロ」
???(VAVA MK-II)「そして……エックス」
エックス「なに……?」
ゼロ「この声は……。姿を見せろ……!」
(龍亀一號の下あたりに紫のアーマーを着た男性とライドアーマー(緑)が3体転移してくる)
???(VAVA MK-II)「クックックックッ……
まんまと罠に引っかかったな」
フィオルン「誰? エックスさんたちに……似てる?」
エックス「馬鹿な! まさか……!」
ゼロ「だが、あの姿、確かに似ている……!」
???(VAVA MK-II)「似ているというのは違うな。
オレは……オレのままだからだ」
???(VAVA MK-II)「そう、オレは戻って来た。
……また、貴様らの前にな」
エックス「おまえは……VAVA(ヴァヴァ)!?
生きていたのか!」
エックス「VAVA……なぜだ!
俺たちの戦いは、もう終わったはずだ!」
VAVA MK-II「終わってなどいない。
オレの中の「鬼」が……そう言っている」
エックス「なんだと……!?」
秀真「奴は何者だ?
イレギュラーハンターではないようだが」
ゼロ「元・イレギュラーハンターではあるがな。
……かつての戦いで、倒した相手だ」
アティ「倒した相手が……どうして?」
黒いフェイス
フィオルン「黒い顔つきだって、倒したはずの相手よ。
……今、そういうことが起こってるってことみたい」
キャプテン「すでに同じようなことが起きているのか。
これは……もう見過ごせる状況ではないな」
VAVA MK-II「キャプテンコマンドーに、ストライダー飛竜……
他にも面倒な連中がいるようだが……まあいい」
VAVA MK-II「エックス! 楽しもうじゃないか!
ただし、まだ死ぬなよ?」
VAVA MK-II「世界を変える機会が、ようやく訪れたからな。
……ここは、その入口だ……!」
エックス「何をしようとしているんだ、VAVAは」
キャプテン「ジェノサイドの残党も、ここで何かをしようとしていた。
……関係があるのかもしれない」
ゼロ「わかった。
VAVAを捕え、聞き出すまでだ」
エックス「過去から来たみんな、すまない」
エックス「君たちを守るつもりで来たのに、
巻き込むかたちになってしまって」
仁「気にするな。最近はもう慣れた」
零児「どのみち、収拾はつかないだろうと思っていた」
ナツ「諦めんの早すぎっしょ」
桐生「気持ちはわからないでもないが、始めるか。
博士も待ちくたびれている頃だ」
龍亀一號
ゼロ「まだ仲間がいるのか? そういえば、
シルフィーが「大型車両」があると言っていたな」
エックス「VAVAの後ろにある赤いトレーラーか。
助けなければ……」
VAVA MK-II「ほう、また過去でも……何かが起きているのか」
VAVA MK-II「面白い……面白いなあ、エックス。
オレの中に巣喰う「鬼」も……喜んでいるぞ」
VAVA MK-II「おまえは……どうだ?」
エックス「そんなものは、俺の中にはない!」
エックス「自分が鬼だと言うなら……地獄へ帰れ、VAVA!」
クリス「いくぞ、みんな。
イレギュラーハンターを援護するんだ!」
シャオユウ「ちょっとまって、この紫の玉はなんなの?
黄色い玉と同じで、危ないやつ?」
エックス「いや、この球体……
プロテクトン自体には危険はない」
ゼロ「だが、先に進むためには、
こいつを使って道を開く必要があるな」
涼「使うって言っても……どうやって?」
エックス「黄色いスイッチがあるだろう?」
エックス「あれを押せば、周囲の重力場が乱れ、
プロテクトンは移動するはずだ」
モリガン「それで、道を塞ぐクリスタルを壊すってことね」
小牟「ん? 潰されたらどうなるんじゃ?
ペラペラになったりするのかの?」
ゼロ「潰されないようにしろ」
フィオルン「やっぱり危険なんじゃない!」
零児「とはいえ、進まないわけにはいかないか。
玉とクリスタルの直線上には立たないでくれ」
(勝利敗北条件表示、ステージ準備)
INFORMATION
・スイッチをYで破壊すると、プロテクトンを
転がせますが、その際に触れるとダメージを
受けます
ソロ「損傷率、規定値をオーバー……退却する」
東風
飛竜「ソロ、異世界で東風を見た」
ソロ「………………」
飛竜「奴はスターグラディエイター隊に敗れた
「第四帝国」のロボットを連れていた」
飛竜「……何を企んでいる」
ソロ「東風は未だ行方がわからぬ。
それ以上のことは知らされていない」
飛竜「あの傷だ。……助かるまい」
ソロ「………………」
(ソロが立ち去る)
飛竜(ソロと東風につながりはあるはず。
何をしようとしている……?)
VAVA MK-II「うまく体が動かんか。
……まだまだ調整が必要なようだな」
VAVA MK-II「まあいい。
まだ始まったばかりだ、エックス」
エックス「VAVA、俺は何度でもおまえを止める。
……もう覚悟は決めているんだ」
VAVA MK-II「ククク……そうだ、それでいい、エックス。
そうでなくては、地獄から戻って来た意味がない」
(VAVA MK-IIが立ち去る)
ゼロ「VAVAか。奴が関わっているとなると……
今回の件、根は深いぞ」
エックス「そうだね。
俺たちも、彼らに同行するべきかもしれない」
(着メロ『必勝の軌跡』が鳴る)
フィオルン「あれ、この音は……」
小牟のスマホ
小牟「うむ、わしの電話じゃ。
もしもし! ハイハイ! 小牟電話相談室!」
裏嶋「つながったようね、やっと。
こちら裏嶋よ」
零児「博士、龍亀の状況は?」
裏嶋「変形機構は直りそうよ。もう少しで。
降りても大丈夫?」
クリス「見る限り問題はないが、少し待ってくれ。
安全を確保する」
裏嶋「了解よ。よろしくね」
(通信が切れる。直後に着メロ『必勝の軌跡』が鳴る)
涼「おっとなんだ? 言い忘れたことでもあるのか?」
小牟のスマホ
小牟「なんじゃなんじゃ!
ノックしてもしもお~~~し!」
シルフィー「はい、こちらシルフィーでございま~~~す!」
シルフィー「無事、終わったようですので、
お買い物はいかがでしょうか?」
春麗「ふう、まったく目ざといわね」
零児「また博士が不機嫌になりそうだな。
龍亀が来る前に済ませた方がよさそうだ」