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死霊たちの暴露 ~ プロローグ 5 ~

〈バミューダ号〉

???(春麗)「国家最高機密計画…… 『U・D・S』……?」
???(毒島)「………………」
???(春麗)「それがあなたの狙い?  内務庁特務調査課…… 毒島力也(ぶすじまりきや)」
毒島「U・D・Sは実用段階の目前で 頓挫(とんざ)した計画だ」
毒島「……だが、その時に作られた 兵器のいくつかは、 闇ルートに流れた」
毒島「おまえたち刑事が 追っているのはそれだろう」
毒島「ICPO…… インターポールの刑事、 春麗(チュンリー)」
春麗「……そうよ」
毒島「サンフランシスコ市警の 警部まで来ているとは 思わなかったが」
???(ブルーノ)「この船……バミューダ号には ちと縁があってよ。 ま、案の定……悪い縁だが」
春麗「捜査が終わるまで、 暴れないでよね。 ミスター・ダイナマイト」
ブルーノ「おいおい、やめてくれ!  俺にはブルーノ・デリンジャー っていう名前があるんだ」
毒島「物的損害額…… 140億ドルの男か。 ……不吉だ」
ブルーノ「事件が起きなきゃ なんともならねえよ!」
ブルーノ「捜査を始めると しようじゃねえか」
春麗「そうね。 とりあえず、手分けして 船内を見て回りましょう」

〈バミューダ号 船内〉

???(レイレイ)「ニーハオ! 春麗!」
春麗「レイレイ!?  どうしてあなたがここに!?」
毒島「この邪気…… この娘、人間ではあるまい」
ブルーノ「バケモノだってのかあ?  そういうのは専門外だぜ?」
レイレイ「キョ・ン・シー!  仙術(せんじゅつ)で こうなってるだけだから!」
春麗「人間じゃないのは 変わらないでしょうに」
春麗「レイレイ、 ダークハンターであるあなたが この船にいるってことは……」
レイレイ「そ! この船…… 怪しいんだよネ~」
ブルーノ「やっぱり、 そのなんとか計画ってやつの 生物兵器が積まれてんのか?」
レイレイ「ちょっと違うんだよね。 もっと魔界的な? みたいな?」
春麗「魔界!?  ちょっと、どういう……」
毒島「……春麗、ブルーノ。 そこまでにしろ」
毒島「船内の様子がおかしい。 ……気付かないか?」
ブルーノ「ん? ちと静かだとは思うが、 別にどうってことは……」
レイレイ「様子? そうそう、さっきから この船、あたしたち以外に 人がいなくない?」
レイレイ「一緒に船に乗ったカメラマンさん もいなくなっちゃって、 探してたんだケド……」
春麗「カメラマン?  ……って、船内を 調べるのが先ね」

〔戦域:バミューダ号 プールデッキ〕

(東側にレイレイ、春麗、毒島、ブルーノがいる)
春麗「どういうこと?  船内に誰もいないなんて……」
毒島「かつて、 同じことが起きた船があった。 その船は……幽霊船と呼ばれた」
ブルーノ「おいおい、やめてくれ。 強盗やテロリストだったら いくらでも相手になってやるが」
レイレイ「幽霊とか、 チョー怖いから!」
レイレイ「でも…… 毒島さんが感じた邪気って いうのはソレのこと?」
毒島「……きれいな満月だ」
春麗「ちょっと毒島!  話聞いてるの?」

(プールの中央にモリガンがいる)
モリガン「そうね。こんな美しい 満月の夜には、何が起きても 不思議じゃないわ」
ブルーノ「なんだあ?  今はハロウィンの時期じゃ ないぜ? 姉ちゃんよ」
春麗「モリガン……!  モリガン=アーンスランド!」
春麗「邪気の正体って、 あなたのことだったの!?」
モリガン「お久しぶりね、春麗。 それに、レイレイちゃんもね」
レイレイ「キミが出てくると、 ロクなことがないから イヤなんだよね……」
毒島「敵意のない邪気だとは 思ったが……知り合いか」
モリガン「お互い住む世界は 違うけれど、一応ね」
モリガン「今、この世界で面白いことが 起ころうとしているの。 それを見にきたのよ。うふふ」

(南側にゾンビ2体とザベル=ザロックが出現)
???(ザベル)「ヒャーハァ!  楽しくやってるみてェーじゃ ねェーか!」
レイレイ「うわっ! やっば!」
???(ザベル)「あァーーん?」
???(ザベル)「ドゥッワァーーオッ!」
???(ザベル)「マァイスゥィィーート・ ハァーーート!  レェイレイちゅわァーーん!」
レイレイ「……アイヤ~」
モリガン「呆れた。ザベル=ザロック、 あなたもこっちに 来ちゃったの?」
ザベル「その通りだゼェ!  またデカいコトが 始まりそうなんでよォ!」

???(フランク)「……それは、特ダネって ことでいいんだよな?」
(北端にフランクがいて、シャッターを切る)
???(フランク)「…………………」
ザベル「なんだァ!? テメェは!」

ブルーノ「見たカオだな。 ……ウィラメッテの フランク・ウェストか」
フランク「これはこれは、 ミスター・ダイナマイト。 ブルーノのダンナ」
フランク「それにICPOの 名物刑事、春麗か」
フランク「……やはり、この船には スクープが転がってたな」
春麗「フランク・ウェスト…… ウィラメッテって、あの事件が 起きた街のこと?」
毒島「コロラド州、 ウィラメッテ」
毒島「闇に葬られるはずだった 『あれ』をスクープした ジャーナリストか」
レイレイ「フランク!  ゾンビは得意でしょ?  やっちゃってよ!」
フランク「……やれやれ、またゾンビか。 レイレイといい、縁が切れんな」

ザベル「おうおうおう!  オレのレイレイちゃんを 気安く呼ぶんじゃねェ!」
ザベル「地獄直行のショータイムを 始めようゼ!  まずはテメエだァ!」
フランク「断らせてもらうぜ。 ろくでもないショーは 好きになれないんでな!」
(フランクがプールサイドに下りる。目的表示、ユニット設定)

〈2ターン目フランク&レイレイと春麗&モリガンの行動終了〉

(北西端に船内からウーズが3体、クリスとジルに押し出されてくる)
ブルーノ「うわっと!  今度は一体なんなんだぁ!?」
フランク「見たことのないバケモノだな。 ……船内にいたか?  撮った覚えがないが」

???(クリス)「むっ!? 甲板に人が!?」
???(クリス)「まずいな、こいつらを 追い出したのは失敗だったか?」
???(ジル)「いいえ、クリス」
???(ジル)「どうやらこの船も、バケモノ だらけのゴーストシップと 変わらないようよ」
クリス「……そのようだな。 品のないゾンビが 跳ね回ってる」
ザベル「誰だテメエはッ!  このザベル様に向かってよォ!」

レイレイ「ゾンビばっかじゃないよ、 キミたち!」
レイレイ「人間もちゃんといるから!  あたしはキョンシーだケド」
???(ジル)「あなたたちは……誰なの?  民間人……ではない ようだけど」
クリス「それにこの船は?  俺たちは沈没船の中に いたはずだが……」
毒島「どうやら、『ゆらぎ』に 巻き込まれたようだな」
フランク「この船はバミューダ号。 少し前にテロリストに 占拠された豪華客船さ」
フランク「前に取材で会ったな。 クリス・レッドフィールドに ジル・バレンタイン」
クリス「フランク……ウェスト?  あのウィラメッテの ジャーナリストか」
春麗「クリスにジル…… BSAAの隊員ね。 しかも古株じゃなかった?」
毒島「BSAA……『アンブレラ』 崩壊後、製薬企業連盟が 設立した、あれか」
春麗「バイオテロリズム・ セキュリティ・アセスメント・ アライアンス……」
春麗「ようするに、 対バイオテロ部隊よ」
春麗「今は国連の管轄だったと 思ったけど?」
ジル「その通りよ。 その服……ICPOの春麗ね」
ジル「……話が早いわ。 ここで何が起こっているの?」

???(平八)「これは、 ワシの推測じゃが……」
(南端からウーズが2体、平八に押し出されてくる)
???(平八)「また何かが日本で 起きておるのじゃろう」
???(平八)「騒がしくなりそうじゃ。 フフフ……」
クリス「まだ船内にB.O.W.が!?  それに……誰だ!」
レイレイ「このヒト、 素手で追い出してきたの!?」
レイレイ「……って、アレ?  この"気"……どっかで お会いしましたっけ?」
???(平八)「む……?  ほう、見た顔も あるようじゃな」
平八「わしは三島……三島平八よ!  この程度のバケモノに 遅れは取らぬわ!」
春麗「三島……平八!?  そんなはずないわ!」
春麗「そんなに黒々とした頭をして。 本人に聞かれたら、引き抜かれる だけじゃ済まないわよ?」
平八「わし以外の者が言ったのならな。 じゃが、わしは正真正銘、 三島平八よ!」
平八「本人が言っておるんじゃ。 これ以上の証明はあるまい」
毒島「あんたは各国の 諜報機関にマーク されている」
毒島「……容姿が変わったなどと いう情報はない」
平八「開発中の新薬の影響で、 この通りよ!  ふっはっはっはっはっ!」
モリガン「若いわね。その分、 力にあふれている感じ。 うふふ……」
クリス「人間の代謝に影響を 与える薬だと……?」
クリス「ウィルスを利用すれば 不可能じゃないが……」
フランク「寄生虫を使うって 手もあるがな。 ともかく、どうするんだ?」
平八「ICPOのいつもの刑事に、 モリガン……魔界の連中か」
平八「ふん、まとめて片付けてやろう かと思ったが、昔のよしみだ。 協力してやらんこともない」
ジル「真意を確かめるのはあとに しましょう。まずはバケモノ、 次に状況を確認よ」
ブルーノ「さぁて、 おっぱじめるとしようぜ!」

平八(内庁にICPO、BSAA…… そして魔界……)
平八(他にもいわくつきの者どもか。 フフフ……これは都合が いいかもしれんな)


プロローグ 5
死霊たちの暴露

(ユニット設定。プールの南西端にエビタンが4体出現)
毒島「………………!」
春麗「水の中から!?」
モリガン「……ゾンビにも 色々と種類があるのねえ」

〈ザベル=ザロックを撃破〉

ザベル「やられちまったぜェ!  だが、これからよォ!」
ザベル「ジェダの野郎も まだまだ準備中 みてえだしなァ!」
 ジェダ
モリガン「ジェダ……?  ザベル、やっぱりあなたの 後ろ盾は、"冥王"だったのね」
ザベル「さてなァ!  "救済"とやらにゃ興味はねェ!  あばよ!」
(ザベルが立ち去る)
モリガン「やはり冥王、ジェダ=ドーマが 戻ってきてるのね」
 デミトリとワルキューレ
モリガン「あの二人は うまくやってるかしらね」

(プールの南にある噴水の周りに春麗たちが集まっている)
春麗「そうだ、三島平八。 聞かせてもらいましょうか」
春麗「あなたがなぜ、 この船に乗っていたのか」
平八「……ふむ、面倒な話じゃ」
フランク「裏の世界でも有名なあんただ。 クルージングを楽しんでた わけでもないんだろ?」
平八「………………」
レイレイ「ほら、言っちゃって、 ラクになりなって♪」

モリガン「待って……!  何かおかしな力を感じるわ」
ジル「急にどうしたの?  おかしな……力?」
毒島「この噴水か?  わずかに邪気を感じる……!」
毒島「水はあらゆる場所に つながっている…… という話があったな」
モリガン「人間界においては、 最も魔界のものに近い物質ね」
ブルーノ「オカルトは専門外だが、 この客船の乗員が消えちまった のも、それか?」
クリス「俺たちはどうなんだ?  もしかしたら同じ目に……」
ジル「クリス、冗談でも そんなこと言わないで。 本当になりかねないわよ」
(噴水から光化の柱が発せられ、周りの春麗たちを吸い込む)


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