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黄龍寺家にようこそ ~ 第1話 ~

〔戦域:黄龍寺屋敷〕

(中央の噴水の側に美依と小吾郎がいる)
美依「う~ん、 特に何もないようね……」
小吾郎「"あの石"が盗まれた時、 散々調べただろ? お嬢」
小吾郎「我が天斎探偵事務所も 総力をあげて協力した結果、 何もなかったんだぜ?」
美依「うさん臭い忍者探偵なんて、 信用できない、ってね」
小吾郎「あの時は、真の実力を 出してなかったからかな」
美依「毎回出しなさいってね。 で? 今回はどうなのよ?」
小吾郎「そうだな……」
小吾郎「ズバリ!  この噴水が怪しい! かな?」
(噴水が光りだし、揺れ始める。小吾郎が美依をかばうような位置に移動する)
美依「うっそぉ!  マジで大当たり!?」
小吾郎「いかん……!  お嬢、下がれ!」
(噴水から光の柱が現れ、中から春麗とモリガンが出現し、光が治まる)
美依「わあっ!  だ、誰か出てきた!?」
小吾郎「誰だ……?」
モリガン「水が色々なところに つながってるっていうのは 本当なのね」
春麗「ここは……!?」
小吾郎「まさかの美女二人か。 まるで金の斧と銀の斧かな」
美依「何も落としてないってね!  あなたたち、人ん家の噴水で なにやってるの!」
モリガン「あら、こんにちは」
モリガン「私はモリガン。 サキュバスのモリガンよ」
美依「サキュバスゥ!?」
美依「よ、夜な夜な人の枕を なめる妖怪じゃないの!」
小吾郎「夢魔な」
小吾郎「そっちの姉さんも、 妖怪の一種かな?」
春麗「私は人間。 インターポールの刑事、 春麗よ」
春麗「ここがどこだか、 教えてほしいの」
小吾郎「噴水から、妖魔の類(たぐい)に 国際警察機構の刑事……?」
美依「話を聞かないわけには いかなそう、ってね」

 バミューダ号
小吾郎「太平洋の豪華客船…… バミューダ号からここへ?」
春麗「まさか日本…… 黄龍寺財閥のお屋敷とはね。 驚きだわ」
美依「驚いたのはこっち、ってね!  女刑事に……サキュバスって どういうコンビよ」
モリガン「私の正体……あなたたちは、 あまり驚かないのね?」
小吾郎「今の世の中、悪魔や妖怪は 珍しいものじゃなくてね」
小吾郎「ご先祖様たちも、 よく戦ってたって話だしな」
小吾郎「まして、 セクシーな美女とくれば…… 歓迎しない理由がないかな」
モリガン「それは光栄ね。 うふふ……」
美依「ぐぬぬ……!」
春麗「日本、ね。 今回の事件……専門の組織に あたってみましょうか」
美依「専門の組織?」
小吾郎「"あそこ"か。 じゃあ……」

(東側の水路の側にオロス・エイプが2体出現)
モリガン「あら、私たち以外にも、 お客さんがいるようね」
美依「もう、なんなのよ!  ウチはテーマパークじゃ ないんだからね!」
 経界石
春麗「こいつらが、 この家から"秘宝"を 持ち出したって連中!?」
小吾郎「犯人は現場に戻る、かな。 この忙しい時に」
小吾郎「だが、犯人が見つかれば それでよし。 手伝ってもらえるかな?」
春麗「こっちは本職よ、探偵さん。 現行犯逮捕といくわ!」
モリガン「私はなんでもいいけど、 戦うのは好きよ?  うふふ……」


第1話
黄龍寺家にようこそ

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〈敵全滅〉

(南側にオロス・エイプ、カマイタチ・蒼、アイン・ベラノスが出現)
???(アイン)「ん? どういうこった?  こいつは」
???(アイン)「この屋敷、引き払ったって 話じゃなかったのかよ」
美依「今度は誰なの?  ……って、どう見ても あのカッコって……」
???(アイン)「偵察に出た連中が戻らねえと 思ったら、こういうことかよ。 ……めんどくさ」
???(アイン)「あ~、オレ、ここでちょっと 調べもんがあんだわ。 部外者は出てってくんねえ?」
美依「私の家だから、ここ!  あんた何者ってね!」
???(アイン)「なんだよ、関係者じゃねえか」
アイン「オレはアイン。 アイン・ベラノスってもんだ」
アイン「関係者と聞いちゃ、 ほっとくわけにもいかんわな」
美依「私も、ほっとかれてるワケには いかないから!」
小吾郎「こうなったからには仕方ない。 腹をくくるかな」
モリガン「ふふ……これはこれで 面白そうじゃない?」
アイン「なんだよ~、 余裕ぶっこきやがって」
アイン「オレ、そんなに迫力ねえか?  自信なくすわ」
春麗「ICPOじゃ、ずっと猛者と やりあってるのよ」
アイン「そうかいそうかい。 じゃ、仕方ねえわ」
アイン「直接、思い知ってもらう しかねえなあ!」
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〈アイン・ベラノスを撃破〉

アイン「ちっ、ヤメだヤメ!  今日はここまで!」
アイン「……しかも、色々報告せにゃ ならんことが増えちまった」
アイン「めんどくさ。 ……あばよ!」
(アイン・ベラノスが立ち去る)
美依「あ! ちょっと 待ちなさいってね!」
春麗「事情聴取をするヒマも なかったわね」
小吾郎「だが……主犯格には 間違いないかな」
モリガン「かなりの力を持っていたわ。 ……大きな組織かもね」
モリガン「人間じゃないのは確実。 ……面白くなってきた じゃない?」
美依「なんで面白がれるのよ。 ヒトゴトなんだから、もう」

(噴水の南西側に4人が集まっている)
小吾郎「ここを狙ってるのは…… ただのバケモノじゃないな」
モリガン「魔界の住人……って わけでもなかったわよ?」
春麗「ますます、行かなきゃ ならなくなったわね」
春麗「一緒にいた水色の カマイタチみたいな怪物…… 見覚えがあるし」
美依「さっきも言ってたけど、 それってどこなの?」
 六本木・『森羅』本部前
小吾郎「六本木さ。 怪異と言えば、あそこかな」
小吾郎「俺の事務所もある。 なんにせよ、出発しようぜ」
春麗「そうね、また襲われても 厄介だわ」
美依「じゃ、ギロッポンへ出発!」
美依「ひとまずはさよなら、 我が家……ってね」
(4人が立ち去る)


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