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境界線上の秘宝 ~ 第40話 ~

〔戦域:黄龍寺屋敷〕

(噴水の東側に美依たちが出現)
エリカ「す……すごい!  お屋敷につきましたよ!」
神夜「うまくいきましたね!  感激極まりないです!」
美依「うん、こっちに 流れみたいなものが あってよかった、ってね!」
小吾郎「流れ……?  あの『神体の間』から、 ここに何かが?」
モリガン「少し気になるけど、 やることが先に あるんじゃない?」
KOS-MOS「はい、噴水の下…… この敷地内の地下に、 何かあると思われます」

(噴水の周りに美依たちが集まっている)
シャオユウ「この下に…… 何かが埋まってるの?」
零児「大規模な"ゆらぎ"の 発信源がここだという 話だが、何も感じないな」
トロン「やっぱり、 掘り起こすしかないんじゃ ありませんの?」
コブン「準備できてま~す!」
美依「う~ん、庭の手入れ、 大変なんだから。 掘り起こされても……」
イムカ「確かめるしかない。 絶対に何かある」
リエラ「何かって…… なんだろうね?」
小吾郎「オロス・プロクス絡みかな。 前に地下がどうのと 言ってたのは奴らだ」
 タルカロン
ユーリ「タルカロンでドゥーエが、 すべてがそろったら どうとか言ってたしな」
美依「私を迎えに来るとか 言ってたけど…… 来るなら来なさいってね!」

(噴水の周りが陥没し、斜めに滑り降りると、下に階段が現れる)
美依「わ、わあっ!」
小牟「き、消える噴水じゃ!」
カイト「驚いた……。 こんなギミックが あったなんて」
ジェミニ「これって、 迎えに来た……ってこと?」
小吾郎「こいつは…… 隠し地下室かな」
美依「こんな仕掛けがあったなんて、 知らなかったんだけど!」
フランク「こいつは急にできた わけじゃないな。 昔からあったものらしい」
アーサー「秘密の抜け道か。 古い城などには多いな」
ダンテ「……ご招待を受けるか?  パーティ会場へ つながってるらしい」
美依「行ってやろうじゃない!」

〔戦域:黄龍寺屋敷地下〕

(南側から美依たちが入ってくる)
さくら「これは…… すごい力を感じます」
零児「この力が地上に漏れ出した。 それが噴水で起きた 転移現象の正体か」
ジル「ちょっと!  あれを見て!」
(中央に経界石があり、その西側にアイン・ベラノス、ドライ・ベラノス、ドゥーエ・フラベルムがいる)
ドゥーエ「ようこそ、世界の結合部へ。 っていうか?」
リュウ「ドゥーエ! それに……」

ドライ「何をモタモタしてたんだぁ?  待ちくたびれたぜぇ」
アイン「へっへっへ。 ようこそおいでまし、だわ」

クルト「ベラノス兄弟も そろってるいのか」
エックス「あの中央の石……あれは?」
美依「ああっ! 経界石!」
フレン「あれが……そうなのか!」
リーンベル「盗まれたっていう秘宝が、 屋敷の地下に!?」

ドゥーエ「結局、ここが一番って 結果になったっていうか?」
ドゥーエ「私たちは、石の指示に従っただけ」
小吾郎「指示に従った……?  あんたらとその石の関係は?」

???「それは、オロス・プロクスが その石を取り返すために 生まれたからだ」
ゼロ「なに?  誰だ! 姿を見せろ!」

(東側からメーデン・トローレが歩いてくる。メーデン・トローレが止まると、 ドゥーエ・フラベルムがメーデン・トローレの側へ移動)
メーデン「お初にお目にかかる。 "境界線の向こう"の 住人たちよ」
メーデン「俺はメーデン。 ……オロス・プロクスの メーデン・トローレだ」
小吾郎「この"気"…… どうやらお出ましかな?  敵の首領ってやつが」
美依「首領!? じゃあ、 このツノ男がアレを?」
メーデン「いかにも。 経界石は我が手にある」
メーデン「あとは来たるべき時、 しかるべき場所で、 その力を解放するだけだ」
美依「えらそうに!  私の屋敷からコソドロ しただけってね!」
美依「あの石は、黄龍寺家が 代々守ってきたもの なんだから!」
メーデン「宝の持ち腐れという言葉を 聞いたことがあるかね?」
メーデン「あの石に秘められた力も 知らず、守ってきた?」
メーデン「ただ持つことと、 守ることは意味が 違うのだよ」
小吾郎「……じゃあ聞こうかな」
小吾郎「あんたは、その使い方と、 使うべき場所を 知っているってことかい?」
メーデン「……ここもまた、 "境界線の狭間"と いうことだ」


第40話
境界線上の秘宝

大神「オロス・プロクスが、 その石を取り返すために "生まれた"……?」
デミトリ「どういう意味だ?  貴様らは異世界から 来たのではないのか?」
ドライ「生まれはこの世界よ」
アイン「まあ、そうなるわなあ」
メーデン「……正確には "ここ"とも言える」
ソーマ「なに?  どういう意味だ?」
メーデン「では…… 最後の仕上げといこう」
ドゥーエ「期待しているわ。お嬢様?」
美依「な、なにをよ!」

メーデン「ふむ……早くも、 効力が現れたようだ」

(平八などが出現)
平八?「………………」
ゼンガー?「………………」
ジュリ?「………………」

T-elos?「………………」
アリサ(ボスコノビッチ)?「………………」
沙夜?「………………」

平八「ぬう……?」
ゼンガー「トラウマ・シャドー……?  いや、これは……」
ジュリ「なんだァ?  人のニセモンを勝手に 作ってるんじゃねェぞ!」
T-elos「量産型…… というわけではないか」
アリサ(ボスコノビッチ)「予備のボディかと 思いました」
 片那
沙夜「あん、私のクローンは すでに片那ちゃんが いるんだけど」

ねねこ「効力って、 これは何の効力なのだ!?  謎すぎるのだ!」
ドゥーエ「このニセモノたち…… どうして現れたかわかる?」
デビロット「もったいぶるでないわ!  そちたちの差し金じゃろう!」
アイン「経界石の力なんだわ。 ……人の意識の境界から、 実像を作り出す」
メーデン「それも……際限なく、な」
(経界石の南側に大量の平八たちが現れる)
バン「なんじゃこりゃあっ!」
毒島「確かにこの邪気……。 普通ではない」
ドライ「はっはっはぁ!  こりゃ面白えな!」

バツ「面白くねえぜ!  どうなってんだ!」
ハーケン「こいつはまずいな。 こういう戦いは経験があるが、 この調子で増えられたら……」
ワルキューレ「これが石の力だというなら、 放ってはおけません!」
ヴァシュロン「一人くらいお持ち帰り したいもんだがな。 当然、おっさん以外」

小吾郎「メーデン・トローレ…… その石、返してもらおうかな」
メーデン「かまわんよ。 できるのなら、だが」
ドゥーエ「じゃあ、あなた。 そろそろ……」
メーデン「うむ……」
ドゥーエ「アイン、ドライ。 行くわよ」
アイン「了解ですわ」
ドライ「じゃ、しっかりやんな!」
(メーデン・トローレ、ドゥーエ・フラベルムとアイン・ベラノス、ドライ・ベラノスが立ち去る)
ケン「おい、待てよ!  どこに行くつもりだ!」
ゼファー「こいつらどうすんだよ!」
トウマ「しかも連中……経界石も 置いてっちまったぞ?」

平八?「………………」
T-elos?「………………」
ジュリ?「………………」

パイ「この敵意…… やる気みたいよ」
「複数の平八か。 おぞましいが、 叩き潰し甲斐はある」
ブラックローズ「丁度いいわ。 ニセモノをとっちめて、 経界石もイタダキよ!」
(目的表示)

〈敵全滅〉

(経界石の周りに美依たちが集まっている)
美依「ふう…… ようやく取り戻せたってね」
クリス「これは……取り戻せたと 言っていいのか?」
レディ「盗まれた家の地下に ありましたなんて、 全然笑えないわね」
小吾郎「気をつけろ、お嬢」
小吾郎「メーデンは、ニセモノが 現れたのは、この石の力…… みたいなことを言っていた」
リンドウ「そのオロス・プロクスは、 一体どこに消えたんだ?」
アリサ(アミエーラ)「そうですよね……。 あ、石の状態は どうなんですか?」
レイレイ「最初と変わってない 気がするケド……」
アキラ「とにかくだ。 みんなでかついで、 運び出すか?」
ブルーノ「さっきのニセモンが どうして現れたのか、 わかんねえからなあ」
春麗「そうね。 そんな物を地上に出して いいものかしら……」
うらら「同じ人たちによる大行進が 始まってしまったら、 大パニックが予想されます!」
シリル「……ここに封じた方が いいのかもしれないわね」
美依「もう、やっと取り戻せる と思ったのに……」

(美依が経界石に近付くと、美依から赤いオーラが立ち上り、辺りが振動を始める)
エステル「な、なんです!?  美依さん、 何をしたんですか!?」
美依「何もしてないって!  わ、わあっ!」
(閃光)


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