(下側の広場に美依と小吾郎がいて、小吾郎が美依に近づく)
美依「な、なにが起きたの!?」
小吾郎「なんだ、こいつは!」
美依「ここはどこなの!?
またどこかに飛ばされた!?」
小吾郎「落ち着け、お嬢」
小吾郎「俺たちだけかな、
この場所に来たのは」
美依「この感じ……なんなの?」
小吾郎「どこかに飛ばされた
わけではないらしいな」
美依「どういうこと?」
小吾郎「この感覚……
さっきの地下室から
変わっていない」
美依「場所は……
同じってこと?」
小吾郎「あの場所が変化して……
ここになったのかもな」
美依「じゃあ、みんなは!?」
小吾郎「………………」
???「そうよ、
ここが……終着点。
そして出発点なのよ」
小吾郎「この声……ドゥーエか!」
(経界石の周りに結界があり、結界の外にアイン・ベラノス、ドライ・ベラノスが出現。
結界内にメーデン・トローレ、ドゥーエ・フラベルムが出現)
アイン「他の連中は……
かわいそうに、
吹き飛ばされたか」
ドライ「運がいいな、おめえら。
……そんな所に
引っかかるなんてよ」
美依「そんな、みんなは……
この空間に……!?」
メーデン「心配することはない。
あと10分……いや、
15分もすれば、同じことだ」
小吾郎「何かあるのか……?」
メーデン「世界を隔てる境界が変わる。
時間も、空間も、あらゆる
概念が、ここで変わるのだ」
美依「もうっ!
意味わかんないってね!」
小吾郎「混ざりあう世界、
時間軸の異なった世界……」
小吾郎「地下室で現れた大量の
ニセモノたち……」
小吾郎「それが"日常"と
なる、かな?」
ドゥーエ「さすがは名探偵。
……理解が早いと、面倒が
なくていいっていうか?」
美依「それが経界石の力……
それが……
オロス・プロクスの目的?」
アイン「そういうわけだから、
おとなしくしててくれや」
ドライ「肩ヒモちゃん、
おめえの役目は……
もう終わったんだからよぉ」
美依「………………」
メーデン「何をするつもりだ?
鍵よ、今さらおまえに
できることなどない」
美依「私は、秘宝のこと……
何も知らなかった……」
美依「私自身の"力"のことも
何も知らなかった……」
美依「だから、ここで……
知らんぷりは
できないってね……!」
小吾郎「お嬢……」
ドゥーエ「けなげだこと。
でも、もうできること
なんてないわ」
美依「みんな……!」
(閃光)
(美依の身体から赤いオーラが出ている)
ドライ「なにやってんだぁ?
……ずいぶん力
出してんな、オイ」
アイン「石と共鳴してやがんのか」
美依「………………」
小吾郎「お嬢、無理するな。
……ここは、俺たちで
決着を付けよう」
美依「え? 小吾郎……」
メーデン「おまえたちでは、
俺に触れることもできぬ」
メーデン「わざわざ手を下すまでもない。
時が満ちるのを、
その場で待つがいい」
小吾郎「障壁……みたいなもので
守られているのかな?」
美依「そんなもの、
ぶち破ってあげるってね!」
美依「小吾郎、最後まで……
一緒にね」
小吾郎「……よしなに、お嬢」
ドライ「泣かせるじゃねえか!
だけどよ……無駄だぜ」
アイン「そうだわなあ」
メーデン「………………」
ドライ「メーデン様、ここは
任せてもらいますぜ」
アイン「ここで引き下がったら、
ベラノス兄弟の
名折れなんだわ」
ドゥーエ「うふふ……アタシたちを
倒せると思ってるの?」
小吾郎「お嬢、行こうか。
ここが、俺たちの旅の……
終着点だ」
美依「黄龍寺家のことだもの。
私がなんとかしなくちゃ、
ってね!」
(少し上の踊り場にケン、パイ、バンが出現)
ケン「まったく、無茶しやがって。
俺たちも混ぜろよ」
パイ「これは……
相当気合を入れないと」
バン「ダチと認めた連中も守れんで、
番なんぞ張られへんわ!」
(ケンの側に仁、シャオユウ、バツ、平八が出現)
仁「すべてをあるべき姿に戻す。
ただ、それだけだ」
シャオユウ「助けられた借りがある……
それが、人のルールよ!」
バツ「これまでの借り……
十倍にして返してやるぜ!」
平八「貸しは作っても、
借りは作らん。ふははは!」
(パイの側にアキラとリュウが出現)
アキラ「俺は、自分の武道の
心得に従っているだけだ」
リュウ「この拳……殺すためではなく、
活かすために振るおう!」
メーデン「なに……?
おまえたちは……!」
美依「無事だったの!?」
ケン「ああ、
なんでか知らないがな」
仁「何かの力に引かれて、
たどり着いただけだ」
ドゥーエ「さっきの……
お嬢ちゃんが出した力ね」
小吾郎「無駄じゃなかったかな。
まだ……勝負はこれからさ」
美依「他のみんなは!?」
アキラ「残念ながら、俺たちだけだ。
……他はわからない」
小吾郎「……そうか」
小吾郎「俺たちだけでやるしかない。
……奴を囲んでいる障壁、
俺とお嬢でなんとかする」
バツ「まかせな! 絶対に
辿りつかせてみせるぜ!」
美依「うん。行こう、
小吾郎!」
(目的表示、ユニット設定)
(最初に小吾郎たちがいたあたりにダンテ、デビロット、毒島、T-elosが出現)
ダンテ「パーティ会場はここかい?
招待状は持ってないがな」
毒島「なるほど、絶対閉鎖区域と
いったところか……」
T-elos「面白くもない。
こんな所に長居は無用だ」
デビロット「ふむ、我が国の新しい
領地としては、
いいかもしれぬな」
(デビロットの後ろに春麗とブルーノが出現)
春麗「私たち警察関係者が、
民間人に色々背負わせる
わけにもね」
ブルーノ「ま、気にすんなよ。
時代遅れのカウボーイ……
ってやつさ」
(ブルーノの側にKOS-MOS、ジル、フランク、ゼロが出現)
ジル「ここからは任務外の仕事よ。
個人的な、ね」
ゼロ「俺にとっては
任務の続きにすぎん。
気にするな」
KOS-MOS「私に課せられた任務は、
完了していないと判断します」
フランク「取材はまだ、
終わってないってことさ」
(ダンテの側にレディ、ヴァシュロン、ジュリ、エックスが出現)
ジュリ「いいじゃねェか。
目を使う意味も
あるってもんだぜ」
ヴァシュロン「運命ってのは、抗うか、
克服するか、受け入れるか。
諦めるのだけはナシだ」
エックス「悩んで、答えを出せばいい。
それも戦いなんだ」
レディ「理屈じゃないの。
戦うってことはね……!」
(下の踊り場の北側にゼファー、リーンベル、レイレイが出現)
リーンベル「私たちは、
最後まで逃げません。
大切な物は……守らなくちゃ」
ゼファー「どうせなら、勇気を
持って死なないとね。
……死に損だよ」
レイレイ「生きてたって死んでたって、
トモダチは大事にしないとね!」
(ジルの側にクリス、ダンテの側にデミトリが出現)
クリス「チームメイトを
失いたくはないからな」
デミトリ「マキシモフ家の
沽券に関わるのでね」
(下の踊り場の北西端にトロンとコブンが出現)
トロン「空賊ボーン一家、
華麗に登場ですわ!」
コブン「ボクたちもいますぅ~!
がんばりましょー!」
(下の踊り場の南東端にソーマ、アリサ(アミエーラ)、リンドウが出現)
リンドウ「ゴッドイーター参上!
……なんてのはどうだ?」
ソーマ「そろそろ……借りを
返しておこうと思ってな」
アリサ(アミエーラ)「フェンリル極東支部、
第一部隊……
ミッション再開です!」
(春麗の側にモリガンが出現)
モリガン「さあ、始めましょ?
夜は待ってはくれないわ」
バン「なんや、
無事だったんかい!」
ダンテ「ああ、放り出されたんだが……
強い霊力を感じたんでな」
モリガン「それを頼りに、
周りにいたコたちを
引っ張って来たのよ」
毒島「あの"気"は……
美依、おまえだったのだな?」
美依「うん!
よかった、ふんばった
甲斐があったってね!」
フランク「全員じゃないようだが……
ここにいる連中だけでも
運がよかったってことか」
ドゥーエ「悪あがきが功を
奏してるっていうか?」
ドゥーエ「じゃあ……こちらも
仲間を呼ばせてもらうわ」
(全体に敵が出現)
ジル「これは……
どういうこと!?」
T-elos「チッ、地下室で戦った、
ニセモノどもと同じか」
メーデン「こやつらは、ドゥーエや
おまえたちの記憶から
作り出された者」
メーデン「新たなる世界の
住人となる者たちだ」
ジュリ「ニセの世界にニセモノか。
面白くもねェ」
小吾郎「引きずりだしてやるかな、
メーデン・トローレ……!」
(ユニット設定)
(経界石の台座の南西端に、小牟、沙夜、うらら、ねねこが出現)
小牟「ここでコールじゃ!
ちょっと待ったぁ!」
うらら「私の踊りとマイクで、
仲間を助けてみせるわ!」
ねねこ「強い子、よい子、
元気な子なのだ~♪」
沙夜「我々逢魔が望むものじゃ
ないのよ。この混沌はね」
(小牟たちの間に大神、さくら、ジェミニ、エリカが出現)
ジェミニ「つらい時こそ
笑顔でがんばる!
それがテキサス流!」
さくら「未来を……守るんでしょう?」
大神「負けられないだろう?
生きて……未来を作るんだ!」
エリカ「たとえイバラの道だろうと
突き進むだけです!」
(沙夜の側の東側にクルト、リエラ、イムカが出現)
イムカ「恐れはない。
悪魔の炎に比べれば、
どうということはない」
クルト「一人でできることには
限界がある。俺が仲間たち
から教わったことだ」
リエラ「この力は、仲間のために
使うって決めたから……!」
(小牟の側にに零児が出現)
零児「人、それを絆という。
……待たせたな」
パイ「ほんと、待たされたわ。
何をしてたの?」
うらら「残った人々の大捜索作戦に、
時間がかかってしまいました!」
美依「えっ!?
見つかったの?」
(北西端に神夜、シリル、ワルキューレが出現)
ワルキューレ「この世界は……
どのような世界なのでしょう?」
神夜「いろんな所を
旅したいですけど……
ここはちょっと……」
シリル「魔力がすごく高まってる……。
普通では考えられないわ」
(神夜とシリルの側にトウマ、ハーケン、ブラックローズが出現)
ハーケン「OK、
レディース&ジェントルメン。
ヘルプはいるかい?」
ブラックローズ「来てあげたわよ、
感謝しなさい!」
トウマ「なんにもしないで
逃げ出すのは、
大嫌いなんだよ!」
(北西の周りにアーサー、フレン、ユーリ、アリサ・ボスコノビッチが出現)
アーサー「恩義のある者たちを
見捨てたりはしない。
それが俺の騎士道だ」
アリサ(ボスコノビッチ)「借りがあるから、
またこっちに借りが
できます」
フレン「みんなで考え、
みんなで悩み……
みんなで戦えばいい」
エステル「一緒に旅をしてきた
仲間じゃないですか!
水臭いです!」
(ワルキューレたちの中心にゼンガー、カイト、ユーリが出現)
ゼンガー「ここまで来たのだ。
地獄の底までつきあおう」
ユーリ「夜空にまたたく、
凛々の明星の名にかけて……
最後までつきあうぜ」
カイト「夜明け前が最も暗い……
だけど、すぐに朝は来るんだ」
小吾郎「うれしい誤算だ。
これで、全員かな……!」
美依「よかった!
本当によかったってね!」
ワルキューレ「美依さんの力……
それが私たちを
導いてくれたのです」
美依「ほほう?
そんなにすごかった?」
小吾郎「気持ちはわかるが、
調子に乗るなよ、お嬢」
小吾郎「こっちはこれで戦える。
あとは障壁を破り……
その石を取り返すだけかな」
アイン「"鍵"の力……侮ってたわ」
(メーデン・トローレを見る)
平八「観念するんじゃな、
オロス・プロクス」
メーデン「集まったか。
ならば、ここで石の力……
本当の力を見せてやろう」
レディ「なんですって……?」
美依「その石……経界石を
どうするつもり!」
メーデン「経界石の真の姿……」
メーデン「それこそが、
この巨大な『クサビ』とも
言える存在なのだよ」
ドゥーエ「次元を隔てる壁……
境界線に楔(くさび)を打つ」
ドゥーエ「それが経界石の
本当の目的、っていうか?」
ドゥーエ「黄龍寺の一族が、
かつてやろうとしたことよ」
美依「そんな! 黄龍寺家は、
その石を守るために……」
小吾郎「……違うかな、お嬢」
美依「え……?
小吾郎……?」
小吾郎「かつて、黄龍寺家は、
その石の力を使おうとした」
小吾郎「何が起きるのか
わからない……」
小吾郎「しかし、確実に
"何かが起きる"と
言われた、経界石の力を」
小吾郎「それを止めたのが、
天斎流の忍者たち」
小吾郎「……俺のご先祖様に
あたる者たちさ」
美依「じゃ、じゃあ……
私が持っている
"力"って……」
メーデン「左様。経界石に力を与え、
世界の境界線に『楔』を
打ち込む」
メーデン「……それが黄龍寺の力」
ドゥーエ「その力を我が物に
する方法が……これよ」
メーデン「境界線を越える力を……
今こそ我が手に!」
(メーデン・トローレが経界石と融合する)
メーデン「見るがいい、
この姿を……!」
小吾郎「まさか……融合したのか!?
あの石と!」
美依「そ、そんな方法って!?」
ドゥーエ「あなた、今こそ……
世界の境界線を、
我らのために……」
リュウ「どうしてそんなことができる?
おまえたちは何者だ!」
アイン「言わなかったっけ?
オレたちはここで
生まれたってよ」
シャオユウ「生まれた……?」
ドゥーエ「オロス・プロクスは、
この石を目覚め
させるために……」
ドゥーエ「この石に"生み出された"
存在だからよ」
ドライ「そういうことよぉ。
この石の……
手足みたいなもんだぁな」
美依「あなたたちは……
もしかして経界石の……?」
メーデン「意志たる者……
おまえたちにも理解できる
言い方をすればな」
小吾郎「なぜその意志が、
経界石そのものを
盗み出す必要があった?」
美依「そうよ!
意味がわからないってね!」
アイン「充電……みてえなモンが
必要だったんでよ」
ゼファー「その石に、
力を蓄えるってことかよ?」
ドライ「この空間を作り出すためには、
ドえらい力がいるって
ことよぉ!」
レイレイ「あっ! その"力"を
集めるために……!?」
美依「様々な世界を
渡り歩いてたってこと!?」
メーデン「経界石が力を発揮する
ためには"外界の力"が
必要不可欠だった」
不死桜
神夜「もしかして……
不死桜に霊力を集めていた
こととかですか!?」
降魔・殺女
さくら「あやめさんと
手を組んでいたのも……
ここに霊子を集めるため!?」
ジェダ
デミトリ「冥王ジェダ=ドーマの
魔次元に魔力を
集めさせたのも、か」
ユーリ「タルカロンにいたのは、
そういうカラクリかよ」
小吾郎「お嬢が最初に言ってた、
"力の流れがこちらに"と
いうのはそういうことか」
フレン「流し込んでいたと
いうわけか、その石に!」
ドゥーエ「そして、黄龍寺の血を
引く者の覚醒……
その力が"鍵"となる……」
美依「私の……力……」
沙夜「美依ちゃんの
転移に関わる力、ね」
メーデン「そうだ。経界石の充填、
そしてその力を解放する
黄龍寺の力が必要だった」
クリス「それが彼女を「鍵」と
言っていた理由か」
メーデン「だが、もう鍵は必要ない。
門は……開いたのだから」
美依「だったら、門を閉めるのも
鍵の役目、ってね」
美依「待ってなさい!
絶対に引きずり出して
あげるんだから!」
ドゥーエ「やってごらんなさい?
っていうか?」
(経界石の周りに敵が出現)
アリサ(ボスコノビッチ)「美依さん、このバリア……
解除できるのけ?」
美依「多分ね。チアリーダー道に、
やってやれないことは
ないってね!」
デビロット「苦しゅうない。
小吾郎、美依……
やってしまえい!」
ジェミニ「オッケー!
ボクたちは、まわりの敵を
食い止めるよ!」
(ユニット設定)
ドライ「へへへ……。
あばよ……」
ドライ「すぐに会うことになるぜ?
元に戻る……だけだからよぉ。
元に……な」
(ドライ・ベラノスが爆散)
アイン「面白かったけどよ……
ここまで……だわな」
アイン「だけどよ、
死ぬわけじゃねえ」
アイン「元に戻るだけよ……。
元の姿によ……」
(アイン・ベラノスが爆散)
小吾郎「よしなに頼む、お嬢……!」
美依「まかせときなさいってね!」
美依「………………」
美依「どっせぇーーい!」
(美依の身体から赤いオーラが発され、結界が割れる)
小牟「見事じゃ!
やっぱ、バリアはパリンと
割れんとのう♪」
アーサー「うむ、これでメーデンに
一撃を浴びせられる!」
メーデン「ぬう……。
どこまでも盾突くか、
黄龍寺の血を引く者よ」
メーデン「経界石を求めるか。
世界を変える……この石を。
……我らを」
美依「世界は今のままでいい。
……私は、変えないために
戦っているの」
ドゥーエ「アタシたちの意志とは違う。
……戦うしかないようね」
小吾郎「そういうことかな」
小吾郎「かつてご先祖様が
やったこと……
俺の代でもやってやるさ」
美依「うん、旅の終わりは……
大団円に限るってね!」
(経界石の周りに敵が出現。目的表示)
ドゥーエ「……失敗だったわ。
あなたたちを……早めに
始末しなかったこと」
ドゥーエ「だけど……
動き出した石は……
止められない」
ドゥーエ「そして石がある限り、
アタシたちもまた……
存在し続ける……」
(ドゥーエ・フラベルムが爆散)
メーデン「負けぬ……!
まだ……終われぬのだ!」
メーデン「経界石よ、
我こそはおまえ自身!
その力を……示すのだッ!」
(結界が壊れた時に出現した敵が出現)
(メーデン・トローレが爆発し、周りが赤くなる。閃光)
(メーデン・トローレと経界石が分離していて、経界石の周りが赤くなっている。
ドゥーエ・フラベルム、アイン・ベラノス、ドライ・ベラノスが側にいる)
メーデン「そうか……これが……
今の世界を支える者たちの
……力ということか」
ドゥーエ「……世界を変えたいとは
思わない?」
ドゥーエ「この中には、自分たちの
世界が決して穏やかでは
ない人もいるっていうか……?」
アリサ(アミエーラ)「たとえそうであっても、
私たちは……
そこで生きてますから」
ソーマ「待っている奴がいる。
勝手に世界を変えられたら
いい迷惑だ」
クルト「その通りだ。
俺たちの戦いは……
俺たちが戦う」
ゼロ「自分の世界の行く末は、
自分の目で確かめる」
カイト「ゲームはゲームで、
リアルはリアルで……
生きたいかな」
トウマ「こっちは戻って
やることがあるんだよ」
ゼンガー「人の叡智(えいち)は、
試練を己で乗り越えて
いくためにあるのだ」
小吾郎「そういうことだ、
オロス・プロクス」
小吾郎「石に戻りな。
俺たちの旅の終着点は
……ここさ」
メーデン「………………」
メーデン「さらばだ、
世界を旅した者たちよ」
アイン「元に戻るとするわな」
ドライ「……面白かったぜ」
ドゥーエ「時が来たら……
会うこともあるかも?
……っていうか?」
(閃光)
(台座の上に経界石があり、経界石の前に小吾郎と美依たちがいる)
春麗「……ここはお屋敷の地下?
戻ってこれたらしいわね。
経界石は?」
美依「ほらこの通り! ってね」
リーンベル「これですべて……
元通りなんでしょうか?」
KOS-MOS「地下室のエネルギー反応、
完全に消失しています」
零児「そいつは重畳。
ゆらぎの発生も
抑えられそうだな」
ブルーノ「終わったってことか。
やれやれ、エライ目に
遭ったぜ」
小吾郎「今まで散々悪さをしていた
経界石が大人しくなった」
小吾郎「これで、前みたいな
世界の混線は
なくなったかな?」
ねねこ「ようやく帰れるのだ。
お腹ペコペコなのだ」
イムカ「だが、帰る方法がない」
シュラーフェン・セレスト
ハーケン「いくつかあるんじゃないか?
エンドレス・フロンティアに
戻れれば、転移装置もある」
ハルルの街
エステル「あの大きな桜から、
ハルルの街に戻れますね」
ジオフォート
シリル「ジオフォートにも、
転送システムがあるわ」
セルベリア
リエラ「そうか!
ブレス大佐も、そこから
戻るって言ってたわ」
マク・アヌのカオスゲート
ブラックローズ「『ザ・ワールド』も、
いくつかの世界と
つながってたはずよ?」
リンドウ「そういやそうだったな。
やれやれ、報告書が面倒だ」
ヴァシュロン「バーゼルにも
そこから戻れるってわけだ」
大神「太正の時代も、
『ザ・ワールド』と
つながっているんだったね」
エリカ「ああ、そうですね!
そこから巴里に戻れます!」
シュラーフェン・セレスト
トロン「私たちは、
エンドレス・フロンティア
経由ですわね」
エックス「ああ、帰ろう。
俺たちの未来へ」
美依「みんなの帰り道……
何とかなりそうじゃない?」
小吾郎「ああ、お別れの時かな。
行くとするか」
(小吾郎たちが歩き出す)
(ハーケン、神夜、ゼンガー、KOS-MOS、T-elos、トロン、コブン、デビロット、
ユーリ、エステル、フレン、エックス、ゼロ、うららがクロスゲートのふちにいる)
T-elos「何をモタモタしている。
買い物だと? くだらん」
春麗「そうカリカリしないの。
T-elos」
小吾郎「みんな、みやげは
ちゃんと持ったかな?」
エステル「はい。この世界の絵本、
たくさん買いました♪」
シリル「へえ、さすが絵本作家。
熱心ね、エステル」
神楽天原・城下町
エステル「はい、あとは神楽天原で
楠舞印の牛乳を買わせて
いただこうかと……」
リエラ「あ、私も牛乳、
買っておけばよかった!」
神夜「いいですよ♪
何タルでも差し上げます!」
ユーリ「先に言っとくが、
タル買いはやめとけよ?
エステル」
フレン「健康を害します、
エステリーゼ様……」
トロン「ロケットの部品、
良質な物がたくさん
手に入りましたわ!」
デビロット「クックック……。
ここで買った電子機器を
Dr.シュタインに渡せば……」
ゼンガー「おまえたちにとっては、
この時代の機器は
骨董品ではないのか?」
エックス「いや、逆に貴重なんだ。
この時代の物は」
エックス「俺たちの時代では、
すでに失われている
物も数多くある……」
ゼロ「……そうだな」
アリサ(アミエーラ)「この街、すごいですね。
コウタにはアニメを
買っておきましたけど」
小牟「わしのオススメチョイス、
趣味の特集ばかりじゃ。
きっと流行るのう!」
ソーマ「小牟が選んだというのが
引っかかるがな」
うらら「ハゲシク、
怪しいチョイスでは
ないかと思います!」
リンドウ「俺はこの時代の酒を、
少々持ち帰らせてもらうわ」
リンドウ「この頃は種類も豊富だなあ。
いやあ、結構結構」
リンドウ「……あとはまあ、
女房にちょっとな」
クルト「新鮮な食材に、
珍しい香辛料……
宝の山だな、ここは」
ヴァシュロン「俺も貴重な映像資料を
大量にゲットだ。
……楽しみだぜ」
ゼファー「ちゃんと俺たちの世界で
観れんだろうな?
ミスは許されねえぜ?」
リーンベル「……何を買ったんだか」
KOS-MOS「映像機器の規格が
異なった場合、視聴は
不可能と考えられますが」
美依「みんな満足してるみたいで
よかった、ってね」
エリカ「はい! エリカも大満足です!
家まで待ち切れるか、
自信がありません」
さくら「あたしもおみやげ
いただきましたけど……
本当にお代はいいんですか?」
ハーケン「それ以前に、こんな状況で
よくショップを開いて
くれたもんだ」
毒島「特別措置だ。
……今回の事件は
公には発表されない」
零児「陰(かげ)の功労者たち
への、せめてもの礼だ。
代金は政府が持つ」
カイト「これって……
タイムパラドックスとか、
大丈夫なのかな?」
うらら「根拠はありませんが
そのあたりは、やんわり
大丈夫だと思います!」
トロン「それにしても、
またクロスゲートが
出現してよかったですわ」
コブン「運がよかったですぅ!」
ハーケン「いや、俺の仲間に
マッドサイエンティスト
がいてな」
神夜「連絡をしたら、
何とかしてくれたんです♪」
パイ「連絡一つでなんとか
なるものなのね……」
デビロット「なるほど……
それほどの科学者、
興味があるのう」
虹がかかった不死桜
フレン「でも、あの世界から、
本当にテルカ・リュミレース
に帰れるのかい?」
ハルルの街
ユーリ「虹の橋を使って、
ハルルまで歩くことに
なるかもしれねえけどな」
ケン「ユーリたちはいいとして、
エックスたち……
未来の時間軸から来た連中は?」
シュラーフェン・セレスト
KOS-MOS「シュラーフェン・セレストの
次元転移装置は、私たちの
世界へ通じています」
T-elos「座標はわかるわ。
特に問題はない」
ゼロ「そこから、
それぞれ帰還できるか。
……そろそろか?」
ゼンガー「うむ、別れを告げる時が
来たようだ。
この、異邦の地にな」
小吾郎「ああ、お別れかな。
元気でな、みんな」
美依「いい旅だったってね!」
ユーリ「まったく、とんだ
冒険になっちまったな」
ユーリ「ま、うまいこといって
よかったんじゃねえか?」
ユーリ「何か困ったら……
ギルド、凛々の明星に
声かけてくれ。じゃあな」
エステル「すごく勉強になりましたし
……みなさんに会えて
よかったです」
エステル「絵本を作って、
子供たちに伝えます。
またいつか、お会いしましょう」
フレン「感謝します。
僕たちが無事に戻れるのも、
皆さんのおかげだ」
フレン「じゃあ
ユーリ、エステリーゼ様。
帰りましょう、僕たちの世界に」
デビロット「こまっしゃくれたガキども
ばかりじゃったが、
まあまあ楽しめたかのう」
デビロット「あとはわらわが全銀河、
全時空を支配するだけじゃな。
ではサラバじゃ!」
トロン「街に買い出しに
行っただけなのに、
大変でしたわ……」
トロン「でも、部品はいいのが
手に入ったし、帰って
ロケット作りの続きですわ」
コブン「さよならですぅ~!
また、どこかで
お会いしましょ~!」
ゼロ「シミュレーションが
不可能な異常事態の
連続だったが……」
ゼロ「最良のかたちで解決した、
と捉えるべきだろうな。
……帰還する」
エックス「今回の戦い……俺の中で、
一つの答えが生まれた」
エックス「その答えを確かめてみる。
そして……その時に、
また会おう」
T-elos「そう何度も異世界に
転移させられては
たまらないわ」
T-elos「だから、もうこれっきりだ。
別れの言葉などはいらん。
いくぞ、KOS-MOS」
KOS-MOS「任務はすべて終了しました。
これより帰還します」
(KOS-MOSの目が青くなる)
KOS-MOS「……さようなら、
ロスト・エルサレムの子どもたち。
きっと、また逢えます」
ゼンガー「さらばだ。
異界の猛者たちよ」
ゼンガー「いつかまた、
相見えんことを」
神夜「異邦の地、行脚の旅……
大変でしたけど、
ドキドキしました!」
神夜「また、エンドレス・
フロンティアにいらしたら……
不死桜でお花見をしましょう」
ハーケン「OK、ナイスファイトだったな。
そして世界の広さ、
改めて思い知ったぜ」
ハーケン「まだまだ、
俺には旅が必要だな。
アディオス! また会おうぜ」
うらら「多くの仲間たちとの出会い。
思ったより感動的だったと
思います!」
うらら「以上、異世界より、
うららがお伝えしました!
スペース・チャンネル5!」
(クロスゲートが蒼く光り、クロスゲートのふちにいた者たちが吸い込まれる。閃光)
(クロスゲートがなくなっている)
トウマ「あいつら、
無事に帰れるといいな」
ジュリ「知ったことじゃねェ。
……どうせ大丈夫だろ」
レイレイ「え~っと……
次はこの秋葉原から魔界?」
モリガン「そういうこと。
正確には魔界を通って……
マーベルランドね」
(魔法陣の中にクルト、リエラ、イムカ、トウマ、シリルがいる)
デミトリ「ほう、ここの魔力も
ずいぶんと落ち着いたな」
小吾郎「まあ、いつまでも
荒れたままじゃ困るかな」
バン「ホンマやで。
まずは、トウマたちやな」
ジオフォート
シリル「ちゃんとジオフォートに
着けるのかしら?」
ワルキューレ「大丈夫だと思います。
魔法陣が安定した今、
私の力でどうにかなります」
クルト「すまない。
最後まで世話をかける、
ワルキューレ」
ジェミニ「戦いに……戻るの?」
イムカ「……そのために生きている。
その生き方しか知らない」
アリサ(アミエーラ)「イムカ、そんな寂しいこと
言わないでください」
リーンベル「もっと……自由に
生きてもいいんだよ?」
イムカ「………………」
リエラ「あの……
この後、みんなは?」
ブラックローズ「この魔法陣を使って、
『ザ・ワールド』に
戻るつもりよ」
ゼファー「あそこは色々と
通じてるからな」
トウマ「いろいろあったなあ。
……ま、楽しかったぜ」
シリル「さあ、トウマ。
私たちもジオフォートへ
戻りましょう」
シリル「私たちには、私たちの……
大事な戦いが
残っているのだから」
トウマ「力を持つってのは大変だな。
……今回は身にしみたぜ」
トウマ「聖剣の主として、
やるべきことが終わったら、
また、遊ぼうぜ!」
クルト「協力を感謝する。
この勝利……
俺は決して忘れない」
リエラ「私も忘れないよ。
異世界にも……
仲間たちがいるってこと」
リエラ「だから、
みんなも忘れないでね。
私たち……422部隊のこと!」
イムカ「色々な生き方を見た。
けど、まだ私は……
生き方を変えられない」
イムカ「すまない。
うまく、言えない。
さよなら。……ありがとう」
クルト「帰ろう、リエラ、イムカ」
クルト「俺たちのガリアを
取り戻すための……
戦いの中へ」
(魔法陣が輝き、魔法陣の中にいた者たちが消える)
美依「行っちゃった……」
ジェミニ「さびしいけど……
次はボクたちだね!」
(ソーマ、アリサ(アミエーラ)、リンドウ、ヴァシュロン、ゼファー、リーンベル
大神、さくら、ジェミニ、エリカ、カイト、ブラックローズが魔法陣の中にいる)
ソーマ「だが、本当にここから
『ザ・ワールド』に
戻れるのか?」
大神「アウラくんは
来てくれるんだろうか?」
カイト「アウラ! 聞こえるかい?
姿を見せて!」
(魔法陣の中心にカオスゲートが出現)
ねねこ「をを!
カオスゲートなのだ!」
ヴァシュロン「……ってことは、
お出ましってことか。
我らがアウラちゃ~ん!」
(カオスゲートの側にアウラが出現)
アウラ「………………」
ブラックローズ「さすがね、アウラ!
カオスゲートまで
用意してくれるなんて!」
アウラ「『ザ・ワールド』の
復旧が終わった」
アウラ「カオスゲートを使えば、
他の人も元の世界に
送り返してあげられる……」
大神「俺たちの太正時代にもだね。
さすがアウラくん、
本当に素晴らしいよ、君は」
(好感度アップ)
アウラ「そんなこと……ない」
さくら「大神さん?
アウラさん……
困ってるじゃないですか?」
ジル「ゴホン……。
まあ、とにかく、
よかったんじゃない?」
エリカ「ほんとです!
秋葉原で買ったプリン、
もう食べる寸前でした!」
美依「ちゃんと冷やしてからの
方が激ウマってね」
モリガン「もう限界のコも
いるみたいだし、そろそろ
お開きにしましょうか」
アキラ「あっという間だったが、
一緒に闘えてよかったぜ」
(魔法陣の内側のメンバーが魔法陣の外を向く)
ソーマ「……みんな、誰かと
つながっている、か」
ソーマ「俺の仲間が言った言葉だ。
その意味が、
何となくわかった」
アリサ(アミエーラ)「生きる世界が違っても、
絆は切れたりしません」
アリサ(アミエーラ)「だから、私……忘れません。
戦いの中でも、皆さんのこと!」
リンドウ「おう、お務めご苦労さん!
ま、言いたいことは
色々あるが……」
リンドウ「あ~、なんだ、
こういうのは苦手でな。
他の連中に任せる!」
リンドウ「そんじゃま、帰るわ。
……ありがとな」
リーンベル「小さな世界の外は……
すごく、すごく大きかった」
リーンベル「そして、すごく大切な
人たちができました。
また、会いましょう!」
ヴァシュロン「これで報酬が
出ないってんだから、
もう二度とごめんだぜ」
ヴァシュロン「だが、スリルはあったな。
今回のお代は、それで
カンベンしてやるよ」
ゼファー「時間外の仕事は疲れるぜ。
でも、それなりに
面白かったかな」
ゼファー「さよなら、だ。
戻ったら……行ってみるか。
小さな世界の、その外へ」
エリカ「世界を隔てていても、
わたしたち、友達ですよね!」
エリカ「だからエリカは泣きません!
またいつか……!」
ジェミニ「テキサスや紐育と
同じくらい……ここが
好きになったよ」
ジェミニ「さらば、愛しき人たち!
ソー・ロング!」
さくら「あたしたちは帝劇に戻ります。
でも、みなさんのことは
忘れません!」
さくら「今度は、劇場で
お持ちしています!
さようなら!」
大神「俺たち華撃団は、
正義のためなら、
いつでも協力するよ」
大神「さようなら、
異世界の友人たち。
いつかまた!」
カイト「まさかネットを
飛び出すことになるとは
思ってなかったけど……」
カイト「リアルっていう区切りが
あった方が……自然だね。
それじゃあ、また!」
ブラックローズ「これでやっと、
未帰還者から
元に戻れるのね!」
ブラックローズ「でも、やっぱ
ブラックローズはいいかも」
ブラックローズ「じゃあまた、
『ザ・ワールド』でね!」
アウラ「強い力。使う人の気持ち
一つで、救い、滅び、
どちらにでもなる」
アウラ「あなたたちになら、
この意味……わかるよね?」
(魔法陣が輝き、魔法陣内にいた者たちが転移し、最後にカオスゲートが消える)
アーサー「行ったか。
よし、俺もここでお別れだ」
小牟「アーサー……
また、あの死霊戦線に
復帰するのかの?」
アーサー「そう、死者と悪鬼が
跋扈(ばっこ)する
魔界こそ、俺が帰る場所だ」
レイレイ「あたしは……
アーサーさんについて行くよ。
ハンターの武者修行にね!」
フランク「お別れか、レイレイ。
最高だったぜ、おまえは」
(フランクがカメラを構える)
フランク「……あばよ、相棒!」
(レイレイが笑ったところを写す)
デミトリ「私も魔界へ戻るとしよう。
……ジェダ亡き今、何かを
企む者がいるやもしれん」
ダンテ「俺も魔界行きだ。
……少しばかり、気になる
ことがあるんでな」
レディ「私も付き合うわ、
ダンテ」
ダンテ「これは俺の個人的な用事だ。
仲介料は出ないぜ? レディ」
レディ「……他に趣味がないのよ」
ワルキューレ「私もマーベルランドを
少し見て、大女神様の
もとへ戻ります」
沙夜「あん、大変ね。
こっちも、趣味を仕事に
しちゃった人の宿命よねえ」
バツ「天使は趣味でなる
もんじゃねえだろ」
クリス「それぞれ進むべき道、
帰るべき場所がある。
……そういうことだ」
ブルーノ「おう、みんな元気でな。
スリルはたっぷりあったぜ?」
モリガン「本当に退屈しなかったわ。
ふふ……感謝してるわ」
モリガン「また誘ってちょうだい。
……いつでも、ね」
デミトリ「フフフ……久々に
楽しい夜会だったよ」
デミトリ「さらばだ。
次に会う時は敵同士
かもしれんがね」
(モリガンとデミトリが立ち去る)
ダンテ「狂っちまいそうなくらい
イカれた、そしてイカした
パーティだったな」
ダンテ「便利屋デビルメイクライは、
いつでも開いてる。
電話を待ってるぜ」
レディ「とんだタダ働きよ。
次は仕事として受けないと
ワリに合わないわ」
レディ「それじゃ。
ダンテに頼む時は、
先に私に声をかけてね」
(ダンテとレディが立ち去る)
アーサー「油断してはいかんぞ?
魔界は何度でも甦る」
アーサー「次に会うとしたら……
また魔界になりそうだな。
では、さらばだ!」
レイレイ「名残惜しいけど、
これにてサヨナラだね!」
レイレイ「しばらくはこんなカンジで、
あちこち旅するかも。
それじゃ、再見!」
ワルキューレ「この戦いに身を投じた
すべての人々のこと……
決して忘れはしません」
ワルキューレ「世界を救った勇者たちに、
幸あらんことを……」
(アーサー、レイレイ、ワルキューレが立ち去る)
アリサ(ボスコノビッチ)「これで、異世界の人たちは
すべて戻ることができたずら」
リュウ「あとは俺たちだけか。
……黄龍寺の屋敷に
戻るべきだろうな」
美依「え? どうして?」
毒島「経界石が気になる。
もう一度、見ておくべきだ」
小吾郎「よしなに。
戻ろうか、お嬢」
小吾郎「旅の、始まりの場所に」
(噴水の側に小吾郎たちが集まっている)
小吾郎「経界石は
問題なさそうかな」
ジュリ「あんだけやって、
またなンかあったら
たまらねェよ」
零児「後日、森羅から
専門の調査員を向かわせる。
かまわないか? 美依」
美依「全然大丈夫、ってね。
しっかり調べてもらわないと」
春麗「じゃ、この件は日本の
政府機関に任せるわ」
ケン「ま、俺たちがどうこう
することじゃないさ」
バツ「これ以上、厄介事に
関わるのはごめんだぜ」
ジル「クリス、
私たちはどうするの?」
クリス「俺たちは対バイオテロ組織だ。
首を突っ込むことじゃない」
平八「……ふん、
世界を変える石、か」
シャオユウ「平八おじちゃん……
何か企んでるでしょ?」
平八「ふっはっはっは!
それを言うなら仁の方よ」
シャオユウ「え? 仁……?」
仁「………………」
仁「……平八、貴様に
話すことなどない」
ブルーノ「おいおい、あの石を
悪用しようってんなら、
職業柄、見過ごせないぜ?」
アキラ「外道に堕ちるなら……
闘うことになるぞ」
平八「ふん、力を失った物に
興味なぞないわ。
南極でも探した方がマシよ」
ねねこ「でも、あの石の謎に
迫りたがるワルモノは
たくさんいそうなのだ」
美依「早いところ保管場所を
確保して、厳重に
封鎖しないと……」
沙夜「逢魔に預けてみない?
バッチリ管理するけど?」
パイ「世界を混沌に包もうと
するような妖怪の集まりに
預けられないでしょ」
アリサ(ボスコノビッチ)「でしたら、私のラボは
いかがでしょうか?」
バン「そら、三島財閥やろ!」
経界石
美依「もう! 経界石は
黄龍寺家で責任を
もって管理するから!」
小吾郎「そういうことかな。
色々と思惑はあるようだが、
ここまでにしないか?」
リュウ「そうだな、
一緒に旅をした仲だ。
最後は、笑って別れよう」
小吾郎「長い旅だったな、みんな。
礼を言わせてくれないかな」
小吾郎「俺とお嬢だけじゃ、
どうにもならなかった」
小吾郎「いつかまた会おう。
世界の境界線が、
再び触れ合う時に」
美依「まさか、自宅の地下に
問題が埋まってたとはね」
美依「みんなには迷惑かけたけど、
本当にありがとう、ってね」
毒島「言うな……!
もう、済んだことだ」
毒島「後始末が山ほど
残っているようだな。
また、会うこともあるだろう」
ブルーノ「もういい加減、こういう
事件に巻き込まれるのは
カンベンだぜ」
ブルーノ「ただまあ……
市民の安全を守れたって
いうのは上出来だ。じゃあな!」
春麗「それじゃ、これでお別れね。
少し名残惜しいけど……」
春麗「捜査の協力に感謝するわ。
それでは……再見!」
平八「世界の境界線に触れ得る存在。
……なるほどな」
平八「まあいい、今日のところはな。
せいぜい達者に暮らすがいい」
ジュリ「セスを片付けられたのは
ラッキーだったぜ」
ジュリ「次は……『奴』か。
もしかしたら、また
会うかもなァ? あばよ」
(毒島、ブルーノ、春麗、平八、ジュリが立ち去る)
バツ「今回の話、みんな
信じてくれそうにねえな。
苦労したのによ」
バツ「守りたいものは守れた……
それでよしとするか。
それじゃ、あばよ!」
アリサ(ボスコノビッチ)「それがいいのです。
それが人のルール」
アリサ(ボスコノビッチ)「私も、人のルールの中に
いられたこと……
うれしく思ってます!」
仁「これだけの力が
集まるのなら、
あるいは……」
仁「いや、今はいい。また会おう。
……次に会う時は、
敵同士かもしれんが」
シャオユウ「もう異世界はこりごり……
と言いたいとこだけど、
ワクワクはすごかったよ」
シャオユウ「まるで遊園地を
渡り歩いたみたいで、ね。
それじゃ、再見!」
バン「オモロかったのォ。
ナッツクラックと
同じくらい燃えたわ」
バン「ほな、達者でな。ワシに
用があったら、アームストン
シティまで来るんやな」
パイ「これでやっと、
大手を振って帰れるわね」
パイ「やることはいっぱいよ。
仕事も、クンフーもね。
じゃ、再見!」
アキラ「信じられないことの
連続だったな。
まったく、疲れたぜ」
アキラ「だが、これ以上ないほどの
クンフーが積めた。
星も、一瞬見えた気がしたぜ」
ネイト「これでまた、
安心してねねこと
分かれることができそうね」
ネイト「人と人が寄り添う気持ち、
またひとつ学ぶことが
できたわ。じゃあね」
ねねこ「友達を助けることだけは、
謎でも何でもないのだ」
ねねこ「だから、ねねこは
新しい謎を探すのだ。
さらばなのだ!」
(バツ、仁、シャオユウ、アリサ・ボスコノビッチ、アキラ、パイ、バン、ねねこが立ち去る)
クリス「いつもの任務とは
また違う戦いだったな」
クリス「俺たちもまた、
日常に戻る時だ。
……戦いの日々にな」
フランク「今回の件は記事にはできんな。
いくらなんでも突飛すぎる」
フランク「だから……次はもう少し
現実味のある事件で頼むぜ。
じゃあな!」
ジル「これで本当に任務完了ね。
本部に戻らないと」
ジル「やまない嵐はない……
それが明日かどうかは
わからないけどね。それじゃ」
沙夜「今回の事件……
ある意味、正しい形の
混沌だったのかも、ね」
沙夜「じゃ、おいとましましょうか。
次なる計画……の話は
また今度。チャオ♪」
(クリス、ジル、フランク、沙夜が立ち去る)
小牟「世界はつながっておるんじゃ。
時の果てに、再び出会う
こともあろう」
小牟「その時は……また、
時を巻き戻せばいいんじゃ♪」
零児「祭りも……もう終わりだ。
長いようで、
あっという間だったな」
零児「『ゆらぎ』があるならば、
俺たちはそこにいる。
また、いつかな」
ケン「夫として、父として……
そして格闘家として、
やることは山積みさ」
ケン「じゃあな。家族に……
いい土産話ができたぜ」
リュウ「俺もケンもまだまだだ。
今回の闘いで痛感したよ」
リュウ「また会おう。そうだな……
俺より強い奴が待つ場所で」
(零児、小牟、リュウ、ケンが立ち去る)
(美依と小吾郎が歩きだし、屋敷の入口まで移動)
小吾郎「みんな、帰っちまったか。
少しさびしくなった……かな」
美依「ほんと……。
お祭りが……終わっちゃった
みたい、ってね」
小吾郎「こんな祭りはこりごりさ。
いちいち、世界の命運って
やつがかかっちゃたまらない」
美依「でも、私に"あの力"が
ある限り、また今回みたいな
ことが起きるかも……」
小吾郎「その時はその時かな。
……また付き合って
やるよ、お嬢」
美依「物好きな家庭教師兼
ボディーガードね、小吾郎」
小吾郎「次のご用命は、
ぜひとも天斎探偵事務所まで。
でないと、タダ働きなんでね」
美依「じゃあ、今回は黄龍寺家の
家庭教師としての
働きってことでどう?」
小吾郎「その手があったか。
……で、如何ほどですかな?」
美依「え~とね……
とりあえず、ウチでお茶を
飲んでいくってのは?」
小吾郎「そう来たか。
それじゃ商売あがったりかな」
小吾郎「それに、屋敷の
メイドさんたちが
戻ってくるのは明日だろ?」
小吾郎「今日はおとなしく
しとけよ、お嬢」
美依「だ、だから……
私が用意して
あげるって……ね」
小吾郎「……なるほど、
そいつは素敵な報酬だ」
(屋敷の扉が開く)
美依「ほら、小吾郎!
家に帰るまでが旅なんだから。
ただいま、ってね」
小吾郎「フッ……よしなに」
(美依と小吾郎が屋敷に入り、扉が閉じる)
<スタッフロール>
The End