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(北端の通路の端に小吾郎たちが出現)
ユーリ「ここは……間違いねえな、
"奴"と最後に戦った……」
フレン「そうだね。
だけど……中も敵だらけだ。
"星喰み"の眷属もいる」
小吾郎「まずは掃除を始めるかな。
早いところ片付けて……
人捜しの仕事だ」
大神「………………」
大神「……俺が、みんなを
巻き込まなければ……
こんなことには」
リンドウ「気ィ落とすな、大神。
……仕方なかったんだよ」
射出カプセル
イムカ「空中でハッチが吹き飛ぶなど、
誰も予測できない」
大神「……何人、落ちた?」
沙夜「………………」
沙夜「……8人」
美依「だ、大丈夫!
みんな、きっとうまく
飛び移ってるってね!」
小吾郎「タルカロンまでは
だいぶ距離があった。
……厳しいかな」
大神「くっ……」
さくら「……大神さん」
ユーリ「こういうトラブルを
想定した上での
チーム分けだろ……?」
リンドウ「大神、あんたは正しかった。
あいつらは……ちょっとだけ、
運が足りなかっただけだ」
エステル「………………」
(南端にねねこたちが出現)
ねねこ「をを!
みんないたのだ!」
ねねこ「……どうしたのだ?
泣いてるのか? なぜなのだ?」
エステル「あ……。ねねこさん……」
エステル「ねねこさんたちを
助けられなかった……。
それが、すごく悔しくて……」
エステル「……って、あれっ!?」
美依「あなたたち……
無事だったの!?」
さくら「ど、どんな秘術を
使ったんですか!?」
リュウ「いや、俺たちには
空中竜巻旋風脚があるからな」
ケン「紅蓮旋風脚とかもな。
……空中じゃ使えねえか」
ゼファー「そんなの使わなくたって、
あれくらいの距離だったら
跳べるだろ、フツー」
リーンベル「いつもに比べたら、
滞空時間、結構長めだったよ、
ゼファー」
沙夜「あん、ゼファー?
それは普通じゃないから」
ゼロ「飛燕脚や円空舞を使えば、
どうとでもなる」
エックス「俺はホバーが使えるから……」
アリサ(ボスコノビッチ)「緊急回避モードであれば、
長時間の飛行が可能です」
ねねこ「ねねこも、戦う時は
飛んでるオンナなのだ♪」
イムカ「みんな、只者じゃない。
……呆れるしかない」
リュウ「心配をかけたようだな。
ともかく、全員無事だ」
大神「ああ、本当によかった。
……安心したよ」
ゼロ「残った問題は……
俺たち以外のメンバーか」
エックス「確かめるにしても、
まずはこの場を
切り抜けなければ」
小吾郎「よし、中央で合流といくかな。
敵は……いつも通りで」
ゼファー「敵……って、なんで
バーゼルのモンスターが
ウロついてんだ?」
ケン「世界がこれだけ
混ざりあっちまってるんだ。
不思議じゃないぜ?」
リーンベル「私たちの世界とも、
ここは交わってるの?」
フレン「可能性は高いだろうね。
何が起こるかわからない。
用心していこう」
アリサ(ボスコノビッチ)「了解です。
回避モードに続き、
戦闘モードで対処します!」
(目的表示)
(南端にドゥーエ・フラベルムなどが出現)
ドゥーエ「まさか、ここに乗り込んで
くるとはね」
ドゥーエ「しかも弾丸に乗ってなんて……
メルヘンっていうか?」
ゼファー「どこがメルヘンなんだよ」
大神「やはりいたな、
オロス・プロクスの幹部……
ドゥーエ・フラベルム」
美依「洗いざらい教えてもらうから!
ここで何をしてるのってね!」
ドゥーエ「美依ちゃん?
"力"……だいぶ安定して
きたようね?」
美依「え……?
ドゥーエ、私の力のこと……
どこまで知ってるの?」
ドゥーエ「ホントのこと言うと、
知らないっちゃ知らないのよ」
イムカ「意味がわからない。
ウソをついていたのか?」
ドゥーエ「これから知る……って
いうのが正しいっていうか?」
小吾郎「あんたらの目的に、
お嬢は直接的に関係して
いない……とでもいうのかな?」
ドゥーエ「それもこれから。
でも、そろそろ見極め
なければね」
経界石
ドゥーエ「黄龍寺美依、
あなたがあの石を"受け取る"
にふさわしいかどうかをね」
美依「受け取る……?」
さくら「それを確かめるため……
あたしたちを追ってここに?」
リュウ「いや、彼女にとって、
俺たちがここに来たのは
想定外のはずだ」
小吾郎「そういうことだ。
最初に"まさか"って
言っていたしな」
ドゥーエ「………………」
フレン「この古代塔市タルカロンが
この世界に現れたのも……
オロス・プロクスが?」
ドゥーエ「……それは答えてあげる。
この塔が現れたのは偶然。
使えるな、とは思ったけど」
エックス「何に使うつもりだ?」
ドゥーエ「石そのものの力、
そしてそれを操る者の力……
今はどちらも足りないわ」
ドゥーエ「でも、石の方は何とか
なりそうな感じ?
仕上げは必要だけど」
エステル「仕上げ?
あの……そもそも経界石って
なんなんです?」
小吾郎「過去の文献を当たってみる
しかないかな。
事務所に戻る必要があるが」
ねねこ「なんだか謎だらけなのだ。
でも、謎を解くために
謎に挑むのだ!」
ドゥーエ「あなたたちの相手は、
石の準備が整ってからに
するつもりだったんだけど……」
ドゥーエ「ちょうどいいわ。
邪魔者は片付け、
美依ちゃんは生け捕り……」
ドゥーエ「それで万事解決っていうか?
段取りも、ほら、この通り」
(四方に百夜・改が4体出現)
百夜・改「………………」
沙夜「百夜・改……。
相変わらず、大活用
されているようね」
ドゥーエ「あん、優れた技術……
使わなきゃ損よ、ね」
沙夜「でも、その技術は私たち
逢魔のもの……っていうか?」
ゼロ「次元の"扉"に指向性を
持たせる……それが百夜・改の
能力だと言っていたな?」
リンドウ「それをここで出したって
ことは……近くにあるのか?
次元の何とかってやつが」
ドゥーエ「さあ? ただ言えることは……
ここには、強い思念……
怨念みたいなものが渦巻いてる」
ドゥーエ「それを使わない手はないと
思うわけよ」
ユーリ「……怨念、ね」
ドゥーエ「あなたたちも、そこに
混ざってもいいっていうか?」
アリサ(ボスコノビッチ)「丁重にお断りいたします」
ケン「悪いが、あんたの方こそ、
そこに混ぜてやるよ!
かかって来な!」
リーンベル「混ぜないで捕まえて、
情報を聞き出しましょう!」
美依「その通り!
生け捕りになるのは
あなたの方ってね!」
美依「洗いざらいしゃべらせて、
プリンも弁償させるから!」
ドゥーエ「はいはい、
せいぜいがんばって」
ドゥーエ("彼"、遅いわね。
どこで道草を食っている
のかしら)
(北端にVAVA&ライドアーマーなどが出現)
VAVA「遅くなっちまったな。
……まだ終わってはいないか」
ゼロ「……ぬうっ、VAVAか!」
リンドウ「『ザ・ワールド』以来か。
いい加減、しつこくないか?」
ドゥーエ「あら、遅いわね。
デートの時間に遅れるなんて」
VAVA「オレは優しい男なんでな。
困ってる奴に手を
差し伸べてやってたのさ」
ドゥーエ「へえ、意外ね」
追跡者
VAVA「オレと同じく……
恨みと執念を抱えた奴のな」
エステル「恨みと……執念?
誰のことなんです……?」
ゼファー「そんなもん抱えてる奴だ。
マトモじゃねーだろ」
VAVA「どうでもいいことだ。
オレはオレの恨みのために、
ここに来た」
エックス「……VAVA。
またドゥーエと組んで……
何かをしようというのか?」
VAVA「組んだつもりなどない。
敵対する理由がないだけだ」
VAVA「オレの目的は、エックス……
貴様だけだ」
アイリス
エックス「『ザ・ワールド』でアイリスを
利用したこと、ゼロの心を
傷つけたこと……」
エックス「……俺は許さない」
ゼロ「エックス……」
VAVA「……フン、
いい顔になったな、エックス」
VAVA「アマちゃんが、
やっとやる気になったって
ところか?」
VAVA「いい……いいぞ、エックス!
それでこそ、意味がある!」
VAVA「自分の存在を
理解しない者など、
生きる意味がない……!」
VAVA「オレは! オレは……ッ!」
(フェイドゥムが大量に出現)
イムカ「増援部隊……!?
伏兵がいた……?」
ねねこ「フェイドゥム!?
どうしてなのだ!?
謎すぎるのだ!」
アウラ
ネイト「……アウラによって、
『ザ・ワールド』に
封じられたはずよ」
VAVA「こいつらか……
なぜかオレのところに
群がりやがる……」
VAVA「オレの邪魔をしなければ
どうでもいいがな」
さくら「引き寄せらせている……?
フェイドゥムが!?」
大神「『ザ・ワールド』から、
VAVAを追って抜けだしたと
考えるべきだろう」
アリサ(ボスコノビッチ)「フェイドゥムは……
人間の無意識化のヴィジョン、
でしたよね?」
フレン「つまり、こういうことかい?
今、彼を支えているのは……」
VAVA「………………」
エックス「戦うしかないというのなら……
戦うだけだ」
ネイト「ありえない……
フェイドゥムの影響が、
ここまで強いなんて……」
ユーリ「ここには、かつてオレを
狙った男がいた。
……これも因果ってやつか」
ユーリ「思い出したくもねえ奴を
思い出しちまうぜ……」
VAVA「ここで決着だ、エックス!
どちらが世界を……!」
エックス「………………」
エックス「VAVA、もうそんなことに
こだわっている場合じゃ
ないんだ」
エックス「俺は世界を守るために戦う。
そこをどいてくれ」
VAVA「気に食わねえ……。
気に食わないんだよ、
エックスゥ……!」
VAVA「おまえだけが!
おまえだけが世界を
変えられるわけじゃないッ!」
ゼロ「ここにいる全員、
世界を変えようなんて
思っちゃいない」
ゼロ「……守るために、
取り戻すために戦っている」
VAVA「綺麗事をぬかすな!
オレは認めはしない……!」
エックス「終わりにしよう、VAVA」
エックス「戦いの結果、
世界が変わるのなら……
俺はそれでいい」
VAVA「エックスゥゥゥゥ……ッ!」
ドゥーエ「予定は少し狂ったけど……
確かめられてよかったわ」
ドゥーエ「黄龍寺美依、あなたの力をね」
百夜・改
ドゥーエ「あなたがいれば……
百夜・改はもういらない
っていうか?」
美依「私の……力を!?」
沙夜(次元を渡り歩き、
その行き先に指向性を
持たせる能力……ね)
ドゥーエ「………………」
ドゥーエ「どうやら、"上"の準備は
整ったみたいね」
ドゥーエ「なら、ここでやるべきことは
もうないってとこ?」
小吾郎「またコソコソと逃げる気かな?
ドゥーエ・フラベルム嬢」
ドゥーエ「挑発には乗らなくてよ、
名探偵」
ドゥーエ「……心配せずとも、
すべてがそろったら……
迎えに行ってあげる」
ドゥーエ「少なくとも、美依ちゃんはね」
美依「…………!」
(ドゥーエ・フラベルムが立ち去る)
リーンベル「はっきりしませんね、
美依さんの"力"の話……」
美依「もうっ、
不安でしょうがないってね!」
小吾郎「うろたえるなよ、お嬢。
……"上"か。
調べてみる必要があるな」
ケン「美依をどうするつもりなのか、
わかるかもしれないな」
リュウ「不安を抱えている時こそ、
前に進むべきだ。行こう」
(ライドアーマーが爆発し、VAVAが出てくる)
VAVA「ここからだ……!
オレは……ここからだッ!」
VAVA「オレが……世界を……
変える……」
VAVA「オレが……伝説の……
ロックマ……に……」
エックス「なに……!?」
VAVA「なぜ、おまえなんだ……
おまえこそが……
おまえだけが……世界を……」
エックス「VAVA!」
ゼロ「よせ、エックス!
奴は……」
VAVA「オレの名は……VAVA……」
VAVA「オレは……オレ……は……!」
(VAVAが爆散)
エックス「VAVA……」
ゼロ「奴も、これで解き放たれた。
本来、存在すべきでない……
世界から」
ゼロ「アイリスと同じく……な」
エックス「……ああ」
エックス「VAVA……
俺たちは先に進む」
エックス「先に帰っていてくれ。
俺たちの……懐かしい未来へ」
(中央にユーリたちが集まっている)
ゼロ「目指すは屋上だな。
外から行くしかないのか?」
フレン「この場にある昇降魔導器を
調べてみよう」
ケン「しょうこうまどうき……?
ああ、エレベーターのことか」
(東側の昇降魔導器に小牟たちが乗って上がってくる)
小牟「やっぱエレベーターじゃ!
ラクじゃのう、ラクじゃのう♪」
シャオユウ「おばあちゃん、はしゃぎすぎ。
どんだけうれしかったのよ」
さくら「小牟さんに……みんな!」
ジェミニ「よかったあ! ヤッホー!
ボクたちは元気だよ!」
沙夜「あら、ぼうやたち。
生きてたのね。重畳、重畳」
零児「おまえこそな、沙夜。
こっちは全員無事だ。
……そっちは?」
大神「ああ、一時はどうなるかと
思ったけど、全員無事だよ」
ゼファー「ヴァシュロン、
どこに着弾したんだ?」
ヴァシュロン「外壁のはしっこにな。
小牟ばあちゃんじゃないが、
階段はもうこりごりだぜ」
リュウ「階段の上り下りは、足腰を
鍛えるのには最適だ。
修行と思えばいいさ」
ゼンガー「さすがだな、リュウよ。
……その精神、見事」
リエラ「ここでその精神は
発揮しなくていいでしょ……」
美依「そうそう、
それどころじゃないってね。
この古代塔市タルカロン!」
バン「せやせや。
オロスなんとかやら、冥王やら、
色々入りこんどるで」
ドライとアイン
小吾郎「……例の兄弟かな?
こっちにはドゥーエがいた」
ジェダ
リーンベル「冥王ジェダ……
何をしにきたんですか?」
仁「なんでも、この塔の"上空"に
何かあるとか言ってたな」
エステル「上空……。
屋上まで行けば、
わかるんでしょうか?」
デミトリ「どうであれ、
行かざるを得まい」
クルト「あとは残りのメンバーも、
ここを目指してくれていると
いいんだが……」
(南側からフランクたちが歩いてくる)
フランク「お、いたな!
おおーーい!」
春麗「フランク!
みんなも一緒ね?」
KOS-MOS「メンバーを確認しました。
全員そろっているようです」
リンドウ「どうやら、悪運だけは
あるようだな。結構、結構」
トウマ「なあ、そっちはどの辺に
いたんだ?」
デビロット「カプセルがポコポコと
並んどるところじゃ」
ユーリ「モンスターが造られてた、
あのエリアか。どうなってた?」
ブラックローズ「当然、モンスターだらけよ。
『ザ・ワールド』のやつまで
いて、嫌になったけど」
追跡者
クリス「そこで、ネメシス-T型と
決着をつけてきた」
ブルーノ「ここまで追って来たってのか?
追跡しすぎだろぉ」
ソーマ「アラガミまで培養して
いやがった。
ろくでもない所だぞ、ここは」
美依「モンスターを培養って……
ほっといて大丈夫なの?」
トロン「システムは止めてきましたから、
とりあえずは大丈夫ですわ」
アリサ(ボスコノビッチ)「各チームの情報を統合、
共有するべきだと思いますが?」
小吾郎「ゆっくりしてる場合でもない。
情報交換は移動しつつだ。
……とにかく、"上"かな」
エックス「ユーリ、
道案内を頼めるかい?」
ユーリ「ああ、向こうの昇降魔導器が
使えればすぐだ」