(南側にクリスたちがいる。トロンとコブンが培養カプセルを見ている)
クリス「まいったな。
どこに行けば出られる?」
フランク「うまく着弾して、
内部に侵入できたのはいいが、
ちょっとめり込みすぎたな」
レディ「他のメンバーは、
うまく着いたのかしら?」
平八「ふん、仁だけ放り出されて、
壁にめり込んでおれば
いいんじゃがな」
バツ「おいおい……
アイツ、あんたの孫だろ?」
アキラ「仁はそれくらいじゃ
死にそうにないがな」
カイト「仁さんだけじゃなくて、
みんなが心配だけど……」
ジュリ「ハッ! どいつもこいつも、
簡単に死ぬ連中かよ」
平八「ふん、身もフタもないが、
その通りじゃ」
パイ「自分たちの心配をすべきね。
まず、ここはどの辺なのか……」
ジル「……出口はありそう?
今までと違う雰囲気だけど」
ブラックローズ「モンスターがチラホラと
いるだけで、静かなもんよ」
レイレイ「明らかに気になる物も、
チラホラとあるケドね」
(中央にある少し大きな培養カプセルを見る)
毒島「ああ、不吉なカプセルだ……」
ハーケン「見ていて、あまり気分が
いいもんじゃないな。
スルーして行くべきだぜ?」
ジュリ「カウボーイ、
そうもいかねェみてえだぜ。
……来るぞ」
(西側の培養カプセルの間にスケィス、そこまでの通路にスフィンクソが出現)
カイト「スケィス……!?
そんな、どうしてここに!?」
デビロット「おりょ? 取り巻の連中も、
『ザ・ワールド』のモンスター
どもじゃぞ!?」
アウラ
KOS-MOS「考えられません。
流出データは、アウラが
封じ込めたはずです」
(東側の培養カプセルの間にヴァジュラ、そこまでの通路にアラガミが出現)
ソーマ「なに……!?
こっちはアラガミだと!?
ヴァジュラもいやがるのか!」
レイレイ「は~、熱烈な歓迎だコト。
でも……どこから来たの?」
秋葉原
アリサ(アミエーラ)「残ったアラガミは、
秋葉原で殲滅したはずです!
まさか……他にも抜け道が?」
(北西奥にグノーシスが出現)
T-elos「チッ、グノーシスどもか。
……なんだ、この無秩序な
敵の布陣は」
レディ「たしかにおかしいわね。
……不自然すぎる」
トロン「………………」
ハーケン「どうした?
ボーン・サイエンティスト。
何か気付いたかい?」
トロン「このカプセル……もしかして、
培養槽(ばいようそう)かも
しれませんわ」
神夜「倍妖走……?」
トロン「コブン!
このカプセルを
壊してちょうだい!」
コブン「……え?
わ、わかりましたぁ~!」
(培養カプセルが割れて、クソスタチューが出現)
バツ「おいおい、何やってんだ!
なんか出てきたぞ!」
ブラックローズ「『ザ・ワールド』の
モンスター!?
ちょっと、なんで!?」
毒島「まさか、こいつらはここで……
"生産"されているのか!?」
クリス「くっ、これではまるで、
B.O.W.だ……!」
パイ「誰が、何のために
こんなことをしてるって
いうの!?」
ジル「その通りね。
勝手に増えているとは
考えにくいわ」
T-elos「裏で糸を引いてる奴が
いるってことか」
アキラ「放ってはおけん。
……すべて破壊して、
使えなくした方がいいな」
フランク「賛成だ。塔内が
こいつらであふれ返ったら
たまらないからな」
ソーマ「ああ、合流どころじゃ
なくなっちまう」
デビロット「むむ? 待てよ……?
わらわのおやつも、
このカプセルに放り込めば……」
アリサ(アミエーラ)「たとえ増えたとしても、
危なくて食べられないと
思うんですけど」
神夜「そんな小さな悪事のために、
倍妖走は残せません!
始めましょう!」
KOS-MOS「了解です、カグヤ。
戦闘モードに移行します」
KOS-MOS「ヒルベルトエフェクト!」
(ヒルベルトエフェクトが発される。目的表示)
(ヴァジュラが爆散)
ソーマ「チッ……。
アラガミを培養して
増やすだと?」
アリサ(アミエーラ)「そんなことが……。
これ、アナグラに戻ったら
報告した方がいいでしょうか?」
ソーマ「サカキのおっさんにか?
……やめとけ」
ソーマ「どうせロクでもないことを
考えるに決まってる。
……黙ってた方がいい」
スケィス「………………」
(スケィスが爆散)
カイト「ネット世界の存在である
スケィスが、リアルで
増殖するなんて……!」
ブラックローズ「アタシたちだって、
ほとんど生身と変わらない
状態よ、カイト」
パイ「早いところなんとかしないと、
S.I.Nを追うどころじゃ
なくなるわね……」
アキラ「ああ、奴らの動きも気になる。
この場は乗り切るぞ」
(各踊り場にタイラントが出現)
ジュリ「あァ? タイラントだぁ!?
バイオ兵器までいンのかよ」
T-elos「ハッ! この場には
ふさわしい連中じゃない。
こいつらも培養されたと?」
レディ「電脳世界のモンスター、
アラガミにグノーシス……
そしてB.O.W.とはね」
デビロット「ほれぼれするほど悪趣味じゃ。
一体どこのどいつじゃ?
犯人は」
(中央の培養カプセルの側に追跡者(ネメシス-T型)が2体出現)
追跡者「オ……オォォ……!」
追跡者「スタァァ……ズ……!」
クリス「ネメシスが……二体!?」
平八「ぬう……?
どうやってこやつらの
データを抽出した?」
KOS-MOS「高エネルギー反応。
中央のカプセルから……
来ます」
(中央の培養カプセルが壊れて、追跡者(ネメシス-T型)が出てくる)
追跡者「ビィエス……エィエェェ……!」
ジル「まさか……!
三体目が!?」
毒島「………………」
毒島「いや、違うぞ、ジル!
この邪気……こいつこそが
一体目だ!」
神夜「毒島さん……?
一体目って、どういう
意味ですか!?」
トロン「あっ!
もしかして、自らを培養……
コピーしたっていうの!?」
追跡者「……アアァ……!」
コブン「ひいいっ!」
バツ「ホントかよ……!?
じゃあ、ここの装置を
動かした奴ってのは!」
ジル「ネメシス-T型に……
まさか、そこまでの
自我が……!?」
追跡者「………………」
ハーケン「OK、チェイサーゾンビ。
なんて執念だ、頭が下がるぜ」
フランク「クリス、ジル。
……もう、いいんじゃないか?」
クリス「ああ、ここで……
決着をつけよう、ネメシス」
クリス「……奴からの逃走劇、
ここで終わりにするぞ、ジル」
ジル「わかったわ。
……決別よ。忌まわしい過去と!」
追跡者「オオオオオオォォォッ!」
(目的表示)
追跡者「ス……タァ……ズ……」
追跡者「オ……オォォ……
オオォォォッ!」
(追跡者(ネメシス-T型)が爆散)
追跡者「ス……タァ……ズ……」
追跡者「オ……オォォ……
オオォォォッ!」
(追跡者(ネメシス-T型)が爆散)
クリス「……やったな」
ジル「ええ、完全に砕け散ったわ。
……終わったのね」
毒島「邪気は消えた……。
不吉な匂いも、な」
レイレイ「あのしぶとさは、
見習うべきとこがあるカナー」
フランク「サバイバルしてた頃を
思い出すが……ネメシスには
もうご遠慮願いたいね」
ジル「ええ、私たちは……
未来を見なければね」
ジル(……さようなら、追跡者)
(トロンたちが中央の培養カプセル跡の周りに集まっている)
ブラックローズ「どんな感じ?
KOS-MOS、トロン」
KOS-MOS「調整、終了しました」
トロン「プロテクトをかけましたわ。
この施設はそう簡単には
再起動できませんわよ!」
デビロット「ふむ、苦しゅうない。
ほめてつかわすぞ?」
パイ「時間を取られたけど、
結果的にはよかったかもね」
平八「後ろからB.O.W.に大群に
襲われてもつまらんからな」
追跡者
フランク「しかし……まさか
バイオ兵器に、あれほどの
ことができるとは」
クリス「……それなんだが、
今回の件、本当にネメシスが
すべて仕組んだことなのか?」
ジル「他のB.O.W.に比べて知能が
発達していたとしても……
ちょっと考えにくいわ」
ソーマ「つまり……奴に手を貸した、
第三者がいるってことか?」
トロン「今、装置を見てましたが……
やはり相当機械に詳しくないと
使いこなすのは無理ですわ」
追跡者
T-elos「確かに、奴がこれを完全に
制御できたとは思えない」
カイト「じゃあ何者が?
この古代塔市タルカロン……
誰が入り込んでいるんだろう?」
ドゥーエ
ハーケン「あのイビルレディたち……
オロス・プロクスがいる
はずだが、現れなかったな」
レイレイ「魔界のヒトたちが
アヤシイって話もなかった?」
毒島「魔の者の邪気は感じなかった。
少なくとも、ここでは」
神夜「どうしましょう?
一度戻りましょうか?」
バツ「戻るって言ってもよ、
結構複雑な道じゃなかったか?
俺、迷うんだよな」
ジュリ「………………」
ジュリ「……しょーがねェな。
ついて来な」
アリサ(アミエーラ)「自信満々ですけど、
ジュリさん、わかるんですか?」
ジュリ「一度通った道ならな。
オラ、置いてくぞ」
アキラ「自信がありそうだな。
よし、戻って塔の外壁に
抜ける道を探してみるか」
レディ「塔の外、ね。
あんまりいい思い出
ないんだけど」