ソーマ「ここは……
戻ってこれたか」
アリサ「あのビルに開いた穴と、
向こうの世界が……
つながっていたんですね」
ソーマ「……いい迷惑だ」
アリサ「でも、キレイでしたよね、
向こう側」
ソーマ「俺たちの世界じゃない。
……このクソッタレな世界が、
俺たちの居場所だ」
アリサ「そう……ですよね」
ヴァシュロン「あ~、キミたち。
この世界からバーゼルに
戻る方法を知らないか?」
アリサ「あ、そうだった!
ヴァシュロンさんは
どうやって戻れば……」
小吾郎「俺たちも、どうやって
戻ればいいのかな……?」
バン「ここが60年後やて?
ホンマや、ずいぶんと
荒れ果てとるのう」
ソーマ「おまえら……!?
どうして来たんだ!」
トロン「来たくて来たわけじゃ
ありませんわ。
吸い込まれたんですわよ」
春麗「すぐに戻るわ。
驚かせて悪かったわね」
美依「……無理そう、ってね」
コブン「へ?
な、なんでですかぁ?」
美依「もう、あのビルの穴から
力を感じないの」
フランク「ああ、あの穴……
どう見ても、向こう側まで
すっぽり抜けてるな」
レイレイ「なんであたしたちが
通った時だけ一方通行なの!?」
アキラ「なんてこった……。
右も左もわからない未来で
どうすればいいんだ?」
アナグラ
ソーマ「……とりあえず、
アナグラに連れて行く」
パイ「あなぐら……?」
アリサ「フェンリル極東支部……
私たちゴッドイーターの
前線基地というか……」
零児「そいつは重畳(ちょうじょう)。
……森羅の本部に向かう
つもりが、とんだ寄り道だな」
小牟「ま、行くしかなかろう。
ついでにシャワー借りて、
昼寝もさせてもらうかの」
教会跡地
ソーマ「その前に、教会跡地に寄る。
ここからは目と鼻の先だ」
リンドウ
アリサ「そうですね。
リンドウさんの安否を
確かめないと……」
モリガン「お仲間さん?」
ソーマ「ああ、教会跡地ではぐれた。
毎度毎度、世話かけやがる」
ヴァシュロン「……バーゼルに行ってたり
しないだろうなあ」
(教会跡の側にソーマたちがいる)
ソーマ「この先が教会跡地だ。
アラガミどもが集まってる。
油断するな」
ヴァシュロン「やっぱり、バーゼルの
モンスターはいやがるな」
アリサ「ヴァシュロンさんの世界と、
どこかがつながっている
みたいですね……」
ヴァシュロン「ま、なにはともあれ
進まなけりゃ始まらねえぜ」
(目的表示)
(東端にブランシェ2体とシゾーが出現)
???(シゾー)「ウーッサウサウサウサウサ!
ウサッウサッ! ウッサァー!」
ソーマ「…………!?」
???(シゾー)「ここはどこだピョ~ン?
ホコリっぽい街ピョンねえ」
シゾー「まあいいピョン!
このシゾー様の
華麗なる復活……」
シゾー「そのプレリュードを
奏でてやるとするピョ~ン!」
シゾー「まずはおまえたちを
ラビッとまとめて切るピョン!」
美依「もう……見るからに
悪者って感じじゃないの!」
???(エリカ)「そこまでです!」
(シゾーが周りを見回すと、教会跡の上にエリカとジェミニが出現)
シゾー「お、おまえは!
また邪魔するピョンかぁ~!
巴里華撃団!」
???(エリカ)「正義のためなら、
何度だって戦うんです!」
???(エリカ)「それに、頼もしい
お仲間さんだって
いるんですから!」
ジェミニ「紐育華撃団・星組、
ジェミニ・サンライズ!」
ジェミニ「勝手なショウタイムは
許さないからね!」
シゾー「ウサァーッ!
別の華撃団の仲間も
一緒かピョン!」
シゾー「このシゾー様の目が
赤いうちは、人間どもの
好きにはさせないピョン!」
シゾー「来るピョン!
蒸気獣プレリュード!」
(シゾーの側にプレリュードが出現し、乗り込む。エリカとジェミニが下りてくる)
トロン「蒸気で制御する
ロボットなんて……
珍しいですわね」
アキラ「あのウサギ野郎も
アラガミなのか?
色々いるな」
ソーマ「……違う。
アラガミを勝手に
増やすんじゃねえ」
ジェミニ「キミたち!
ここは危ないから下がって!」
エリカ「エリカたちに
おまかせです!」
美依「あ、この子たちも
ゴッドイーターなの?」
エリカ「よくわからないですけど、
そうかもしれません!」
アリサ「えっ!?
こんな人いましたっけ?」
ソーマ「……ゴッドイーターを
勝手に増やすんじゃねえ」
モリガン「悪いコたちには
見えないけど、
誰なのかしらね?」
レイレイ「なんとか歌劇団とか
言ってなかった?」
エリカ「そうです! わたし、
巴里華撃団・花組の隊員……
エリカ・フォンティーヌです」
ジェミニ「ぼくは紐育(ニューヨーク)、
星組のジェミニ。
よろしくね!」
パイ「パリに……
ニューヨークですって?」
零児「異世界の住人……
というわけでは
なさそうだな」
エリカ「お仲間さんなんですか?
よかった! ここがどこだか
わからなくて……」
ジェミニ「はあ、
人がいてよかったよ」
ジェミニ「巴里に遊び……
じゃなかった、視察に
行ったらこんなことに……」
小吾郎「もしかして……
この娘たちも別の時代から
来たのかな?」
春麗「事情聴取をする
必要があるわね……」
シゾー「このシゾー様の
プレリュードを前にして、
余裕ウサねぇ!」
シゾー「ラビッとなで切りに
してやるピョン!」
バン「あかん、忘れとった。
あのウサギは何モンなんや?」
エリカ「巴里の平和を脅かす
怪人さんです!」
エリカ「前に一度、倒したはず
なんですけど……」
ソーマ「チッ……この街には
アラガミだけで十分だ。
叩き潰すぞ」
フランク「ウサギ型のロボットか。
物騒なモンをあちこちに
ぶら下げていやがる」
小牟「ふむ、近接用のパンチと
ホーミングミサイルに
気をつけるべきじゃな」
エリカ「それだけじゃありません!
耳のハサミにも気をつけないと
まっぷたつにされますよ!」
ヴァシュロン「戦い慣れてはいるようだな。
ほんじゃま、いくか!」
シゾー「このプレリュードを
なめるなピョーーン!」
(目的表示)
(プレリュードが爆発し、シゾーが出てくる)
シゾー「ムカつくピョン!
コイツら、どうして
こんなに強いんピョンか!」
シゾー「ここは戦略的撤退を
するピョン!」
(シゾーが転移しながら教会跡に入って行く)
エリカ「追いましょう!
ウサギさん、待ってぇ~!」
ソーマ「教会内に逃げ場はない。
捕まえるぞ」
ジェミニ「これぞ袋のウサギ!
レッツゴー!」
エリカ「あれっ!? いませんね?」
ソーマ「チッ、ステンドグラスの
穴から逃げたか……。
大した跳躍力だ」
小吾郎「深追いはすべきじゃない。
……まずは確認が先かな」
アリサ「確認……?
何をですか?」
美依「あのウサギ……
そして、エリカたちが
どこから来たか、ってね」
小牟「ほれほれ、
荒野のサムライ娘!
話してみるんじゃ!」
ジェミニ「え~と、
ボクたちはね……」
アキラ「蒸気革命により発展した、
1920年代の世界……?」
エリカ「そうですよ。
何かおかしいですか?」
小吾郎「……そんな歴史は、
どの教科書にも
載ってないからさ」
フランク「それに、パリにしても
ニューヨークにしても……
だいぶ違うな」
ジェミニ「そんなこと言われても、
紐育(ニューヨーク)は
紐育なんだけど……」
零児「俺たちの時代とは
"別の時間軸"……
パラレルな過去らしいな」
コブン「エリカさんたちは
どうやってここまで
来たんですかぁ?」
エリカ「わたし……ジェミニさんと
一緒に、教会でお祈りを
しようと思っていたんです」
パイ「教会……ここと同じね。
それはパリの?」
ジェミニ「うん。お祈りを始めたら
急に目の前が光って……
気が付いたらここにいたんだ」
ヴァシュロン「俺も似たような
もんだな」
レイレイ「ヴァシュロンさんは
確か仕事先で、だっけ?」
ヴァシュロン「ああ、神学校……
そこの礼拝堂でな」
リンドウ
アリサ「じゃあ、
ここで消えてしまった
リンドウさんは……」
トロン「逆のパターンで
どこかに飛ばされた
可能性が高いですわね」
ソーマ「……実際、俺たちは
ここから一度、過去の
世界へ足を踏み入れてる」
バン「行き先は神のみぞ知る、
っちゅうことや。
教会だけにのう」
エリカ「じゃあ、神様に
お願いしてみましょう!」
エリカ「……主よ、迷える子羊を
お導きください」
モリガン「あら、さすがシスター。
サマになってるじゃない?」
(閃光の後、揺れ始める)
春麗「な、なに!?
ちょっとエリカ!
何をしたの!?」
エリカ「ええっ!?
わ、わたしはただ
お祈りしただけですよぉ!」
零児「この感じ……
これは"ゆらぎ"か!」
(閃光)