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ゆらぎの街のアリス ~ 第4話 ~

〔戦域:渋谷・交差点〕

(601前の交差点に沙夜がいる)
沙夜「あん、またこの街に 来ることになるとは、ね」
沙夜「余計な邪魔が入る前に、 済ませてしまいたい ところだけど……」
沙夜「そうはいかないことが 多いのよ、ね」
(沙夜と周りの悪天狗が周りを見回す。601の中から小吾郎たちが出てくる)
小吾郎「ここは……渋谷!?」
アキラ「どういうことだ?  来た入口から戻って…… 渋谷だと!?」
沙夜「あん、六本木にいたコたち?  こんな所に出ちゃったの?」
パイ「誰……?  バケモノを連れてる時点で 普通じゃないとは思うけど」
春麗「あなたは……沙夜。 逢魔(おうま)の エージェントね」
沙夜「これはこれは。 インターポールの刑事さん?  相変わらずみたいね」
春麗「渋谷は"閉鎖都市"指定を 受けている街よ!  何をしてるの!」

バン「オーマにヘーサ都市ィ?  アームストンシティ帰りの ワシに、誰か説明してんか?」
美依「小吾郎先生~、 私も知りた~い、ってね」
小吾郎「仕方ない、高校生二人に 先生が教えてあげよう」
小吾郎「次元の歪みや、 怪物たちの出現……」
小吾郎「それがあるレベルに まで達した時、 その区画を閉鎖すること」
小吾郎「"閉鎖都市"ってのは 俗称に近いかな」

沙夜「「逢魔」っていうのは、 世界を混沌に陥れるために、 古来より存在する組織なの」
沙夜「構成員は主に"妖怪"。 歴史は結構あるのよ?」
沙夜「私も狐の変化(へんげ) だし、ね」
美依「ほほう?  わかりやすいじゃない」
トロン「逢魔に関しては、 本人が言ってるから 当然ですわ」
バン「閉鎖都市…… 早い話がお手上げになって、 臭いモンにフタしただけやろ」
アキラ「問題はそのフタを開けて、 逢魔が何をしようと しているかだ」
沙夜「あん、それはナイショ」
モリガン「なんにせよ、 忙しいみたいじゃない?」
沙夜「もう少し サボりたいんだけど、 なかなか、ね」
沙夜「今のあなたたちみたいに、 急な厄介事が多くて。 と、いうわけで……」
沙夜「秘密を見られたからには、 生かしておけないの。 ごめんしてね?」

 T-elos
フランク「さっきも似たようなことを 言われた気がするな」
フランク「……一枚いいかい?」
沙夜「あん、 プロのカメラマンさん?  キレイに撮ってね」
(写真を撮る)
レイレイ「こっちも似たようなこと しなくていいの!」
沙夜「さて、じゃ…… 始末しちゃいましょうか」
沙夜「余計なコたちに 騒ぎを聞きつけられない うちに、ね」
(目的表示)

〈2ターン目〉

(601の南に毒牛頭と毒馬頭が出現)
毒馬頭「沙夜様、遅れました!」
毒牛頭「アネゴ!  大丈夫ですかい!」

バン「なんや?  ごっつい牛頭と馬頭が 来おったで?」
レイレイ「アイヤー、 あいつらも逢魔の仲間だよ」

沙夜「首尾はどう?」
毒馬頭「……すぐにでも」
毒牛頭「やっちまいますかい?  アネゴ!」
沙夜「そうねえ……。 ただ、まだあんまり 見られたくないけど……」
沙夜「邪魔が入る前に…… やっちゃいましょうか?」

???(零児)「待て……っ!」
毒牛頭「な、なにっ!? 誰だっ!」
沙夜「……ふう」
毒馬頭「ぬうん! どこにいる!  姿を見せろ!」

小吾郎「こういう時は……大体 『高い所』と決まってるかな」
美依「 高い所って……あっ!」

(601の上に零児と小牟がいる)
???(零児)「今さら名乗る必要は あるまい、逢魔」
???(小牟)「またろくでもない混沌計画(プロジェクト)を 考えちょるようじゃな」
毒牛頭「森羅のシラガ野郎と駄狐か!」
???(小牟)「駄狐っちゅうな!  バカ牛めが!」
毒馬頭「有栖零児に小牟(シャオムゥ)。 ……沙夜様、面倒な連中が」
沙夜「……例によって、 なんとなく嫌な予感は してたけど、ね」

零児「何を企んでいるかしらんが、 おまえたちを見逃すわけには いかない!」
零児「とうっ!」
小牟「ほわっちゃ~!」
(零児と小牟がビルから飛び降りる)

小吾郎「特務機関『森羅』か。 探す手間が省けたけど、 本物かな?」
美依「あやしいものよねえ。 特にあのバナナ頭」
美依「キツネ? 何なの?  そのキャラ作りは」
小牟「ほっとけ!  人のこと言えんじゃろが」
小牟「ぬしこそ妙ちくりんな カッコしおって!」
美依「なによ、人の普段着に!  悪い!?」

沙夜「あん、もう途端に騒がしく なっちゃったじゃない」
沙夜「今回はずいぶんと 早いご登場ね、ぼうや」
零児「ぼうやと呼ぶな。 ここで何をするつもりだ、沙夜」
零児「民間人を巻き込む ことは許さん」
小牟「ふむ。 格闘家、ジャーナリスト、 ゾンビに悪魔に番長……」
小牟「いろいろ取りそろえて 来おったのう」
小牟「民間人ばかりではないぞ?  見知った顔もチラホラと おるようじゃしな」
零児「そいつは重畳。話が早い」
零児「だが、気は重いな。 ……また、大きな祭りに なりそうだ」


第4話
ゆらぎの街のアリス

零児「春麗、説明してくれ。 どうやって閉鎖都市の 渋谷に入った?」
春麗「すごく簡単に説明すると、 六本木からコロラド、 そこから渋谷よ」
小牟「どんだけワープ&ワープ しとるんじゃ」
零児「"ゆらぎ"か。 次元がつながっているのは、 この世界だけではあるまい」
零児「魔界のモリガン、 遠い未来のトロン…… 予想はつくが」
アキラ「知っているのか?」
小牟「まあ、前に似たような 事件があってのう」
モリガン「今回は行方不明に なってるコたちもいるわ。 ……また大変そうよ?」
トロン「でも、専門家がいるのは ありがたいですわ」
コブン「見つけやすく なりそうですぅ!」
フランク「日本の特務機関『森羅』か。 まったく、スクープの連続で 感覚がマヒしてくるぜ」
パイ「喜んでる場合じゃ ないわよ? フランク」
小吾郎「何をするにしても、 まずはこの場をどうにか すべきかな」
零児「同感だ。 逢魔の連中を片付ける。 話はその後にしよう」
美依「はぁ、 シブヤ・カジュアルを 楽しむヒマもないってね……」
小牟「まずはこのチーマー 気取りの連中を蹴散らす のが先じゃ!」
(目的表示)

〈毒馬頭を撃破〉

毒馬頭「ヒヒィン!  復帰戦はこんなものだろう」
毒馬頭「沙夜様、 準備は完了してます。 先に行きます!」
(毒馬頭が立ち去る)

〈毒牛頭を撃破〉

毒牛頭「久しぶりだぜ!  こっちの世界で戦うのはよ!」
毒牛頭「アネゴォ!  先にズラかりますぜェ!」
(毒牛頭が立ち去る)

〈沙夜を撃破〉

沙夜「あん、いたた。 この感じ、久しぶりねえ」
沙夜「とりあえず準備は済んだし、 おいとましましょうか」
沙夜「……今回も長い戦いに なりそうじゃない?  ぼうや」
零児「さあな。 俺がやるべきことは、 いつも変わらん」
小牟「そうじゃそうじゃ!  今回はテンポよく行くからの!」
沙夜「ふふ……チャオ」
(沙夜が立ち去る)

(交差点の北側に零児たちが集まっている)
レイレイ「ふぃ~。 終わったカナ?」
トロン「アナタたち、索敵は?」
コブン「大丈夫みたいで~す!」
モリガン「ふふ、どこに行っても 退屈しないわね」
パイ「前向きすぎよ、モリガン。 もういい加減疲れたわ」

小吾郎「まあ、当初の目的が 果たせたのは、 運がよかったかな」
小吾郎「森羅のエージェントに 接触できた」
零児「俺たちに……?」
 経界石
美依「そうね。 盗まれた経界石について、 話しとかなきゃ、ってね」
小牟「な、なんじゃ?  なんか悪い予感が するのう……」


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