???(トロン)「まったく……
どういうことですの!」
???(コブン)「トロン様ぁ、
どうしたんですかぁ?」
トロン「どうもこうもないわよ。
不可解なことが起こりすぎ
ですわ」
サイバースペース
トロン「サイバースペースの
異常なエネルギー増大による、
ネットの断線……」
巡洋艦ヴォークリンデ
トロン「過去撃沈されたはずの
巨大戦艦の帰還……」
トロン「そんでもって、
このカトルオックス島に、
謎のエネルギー反応?」
トロン「もう! 落ち着いて
作業ができませんわ!」
トロン「そうでしょ!?
コブン1号!」
コブン1号「はい~。
ロケットの製作も
遅れてますからねぇ~」
トロン「とりあえず、テキトーに
エネルギー反応を
調べて戻るわよ!」
コブン17号「ラジャーで~す!」
コブン28号「トロン様ぁ~、さっそく
エネルギー反応です~!」
トロン「でかしたわ、28号!
で、どこなの?」
コブン28号「そこの噴水からですぅ。
あの……どんどん大きく
なってますケド……」
トロン「……へっ!?」
(閃光)
(水場の中央の踊り場にレイレイとフランクがいる)
レイレイ「フランク!
フランクってば!」
フランク「う……うう……」
フランク「レイレイ……?
いったい何が起きたんだ?」
バミューダ号
レイレイ「それがあたしにもサッパリ。
あの船の噴水が光ったと
思ったら……」
フランク「そ……そんな……
バカな……!」
レイレイ「フランク?」
フランク「ここは……ウィラメッテ!?
こんな完全な形で残っている
はずがない!」
(フランクとレイレイが周りを見回していると、人工池が光り、
2人の側にトロンとコブンが3体、
人工池の周りにホロッコと実体化していないグノーシスが出現している)
トロン「あたた……」
トロン「いきなり目の前が
真っ白になったと思ったら、
一体ナニゴトですの?」
コブン1号「ト、トロン様ぁ……」
トロン「1号!
状況報告お願い!」
コブン1号「え~と、そのぉ~……」
フランク「どうなってるんだ?
……毎回これじゃたまらんぜ」
コブン17号「なんか、
カメラマンっぽい人と……」
レイレイ「も~何て言うか、
アイヤーって感じ!」
コブン28号「なんか、
キョンシーの人と……」
グノーシス「………………」
コブン1号「なんかボクたちを
取り囲んでる、
宇宙怪獣たちです~!」
トロン「グノーシスって……
ええ!? 巡礼船団!?」
コブン17号「トロン様ぁ!
リーバードもいますぅ!」
トロン「あー、もう!
まごまごしては、
いられませんわ!」
トロン「すぐに戦闘準備よ!
そこの二人は……最悪、
コブン43号と44号扱いですわ!」
コブン28号「ラジャーですう!」
フランク「おいおい、勝手に
番号を付けないでくれ」
レイレイ「アイヤ~。
トロンちゃん、
どうしてここに?」
トロン「どうもこうもありませんわ。
……街に買い出しのついでに
調査に出たら、急に」
フランク「レイレイ、
このお嬢ちゃんと
知り合いなのか?」
レイレイ「前にちょっとネ。
未来の世界に住んで
るんだよね?」
トロン「……簡単に言えば
そういうことですわ」
フランク「未来人?
タイムスリップってことか?
それを信じろと?」
コブン1号「し、信じてください~!」
コブン17号「ホ、ホントなんですぅ~!」
コブン28号「あの……お名前は
なんていうんですかぁ~?」
フランク「俺はフランク……
フランク・ウェストだ」
フランク「おまえたち、
ロボット……なのか?
どこかで見たような……」
トロン「また過去の世界になんて……
やってられませんわねえ」
トロン「でも、今はこの場を
切り抜けないと……」
コブン「トロン様ぁ~!
さらに誰か来ますぅ!」
トロン「え……!?」
(東端にT-elosが出現)
???(T-elos)「ヒルベルトエフェクト!」
グノーシス「…………!?」
(ヒルベルトエフェクトが発せられ、グノーシスが実体化する)
トロン「グノーシスを通常空間に
固着した!? あなた……
まさかT兵器ですの!?」
???(T-elos)「……なに? 貴様……」
コブン「トロン様ぁ、
知ってるんですかぁ!?」
トロン「ええ、グノーシスに
対抗するために開発された
戦闘用アンドロイドよ」
トロン「ヒト型掃討兵器KP-X、
KOS-MOSに続いて造られた、
新型兵器……TP-XX!」
T-elos「そう、我が名はT-elos!
……やがては秩序となるもの!」
T-elos「……同じ世界の人間か。
ならば訊くわ。
そのKOS-MOSはどこにいる?」
コブン「わかんないですう……。
ボクたちもここに飛ばされて
来たばかりなんですぅ!」
T-elos「……チッ。
私と同じ、か」
フランク「誰だか知らないが、
一枚撮らせて
もらっていいかい?」
トロン「フランク……あなたねえ……」
T-elos「かまわないわ。
記念写真くらい
撮らせてあげる」
T-elos「……冥土のみやげにでも
するがいい」
KOS-MOS
T-elos「貴様らは、私がKOS-MOSを
捜していることを知った」
T-elos「余計な情報を持つ者は……
殺しておく方がいいものね」
コブン「ヒィー!
き、訊かれたから答えただけ
なのにですうー!」
レイレイ「そーいうことするかなー!
普通!」
T-elos「するのさ! せめてもの情けだ。
苦しませず、一瞬で
消し飛ばしてあげるわ!」
(目的表示、ユニット設定)
(西側のバリケードを破って、小吾郎たちが入ってくる)
小吾郎「ようこそ、お客様方。
俺の事務所へ……」
小吾郎「……って、おや?」
美依「ちょっと小吾郎!
私になんの断りもなく、
こんな改装して!」
パイ「ショッピングモール
じゃないの? ここ」
フランク「ん? あれは……
おい! 春麗!」
レイレイ「ヤッホー!」
春麗「フランク!? レイレイも!」
モリガン「あなたたちは、あの船から
こっちに飛ばされたのね?」
モリガン「それに、ちょっと珍しい
顔もあるわね、トロンちゃん?」
トロン「レイレイがいた時点で、
予想してましたけど……
また魔界が!?」
T-elos「そちらの仲間か。
……ふん、寂しくないように、
まとめて送ってあげるわ」
アキラ「ずいぶん物騒なことを
口走ってる奴がいるが、
あれは?」
コブン「T-elosさんっていう、
敵の怖いアンドロイドさん
ですぅ!」
バン「なんやしらんが、
ケンカっちゅうことやろ?」
トロン「まあ、そうですけど……」
トロン「……状況に流されて、
どんどん面倒な方向に
進んでるような気がしますわ」
(目的表示、ユニット設定)
(西側のバリケードがあった前にT-elosと小吾郎たちが集まっている)
T-elos「この世界から抜け出すには、
ここを通ればいいらしい」
小吾郎「俺たちも戻りたいのさ。
一緒に行くかな?」
T-elos「見ず知らずの連中と
馴れ合うつもりなどはない」
フランク「写真くらいはいいだろ?」
レイレイ「フランク……
そんな相手じゃないって」
T-elos「……いいだろう」
美依「あ、いいんだ……」
フランク「お! じゃあスマ~イル!」
(写真を撮った)
T-elos「また会うことがあったら、
その時は殺すわ」
(T-elosが立ち去る)
バン「なんや、
えらい姉ちゃんやったな。
ノリは嫌いやないで」
春麗「彼女もあなたと
同じ世界から? トロン」
KOS-MOS
トロン「ええ、KOS-MOSを
捜してると言ってましたわ」
小吾郎「人捜しか。
俺に依頼してくれれば
よかったのに」
アキラ「おい小吾郎、
リュウや仁たちを
先に頼むぜ」
パイ「そもそも、あなたの事務所に
入ったはずなのに、どうして
こんな所に出るのよ」
小吾郎「どうしてかはわからないが、
一つはっきりしたのは……」
小吾郎「六本木で消えた連中も、
俺たちと同じ状況だったん
じゃないかな」
春麗「なるほど。
客観的に見れば……
私たちも行方不明者ね」
美依「とりあえず、
来たところから
戻ればいいんじゃない?」
モリガン「だといいけど。
とりあえず、出てみましょ?」
(小吾郎たちが西側の外へ移動)