アレディ「ここがドゥルセウス封墓……
なるほど、死者の“気”を感じます」
神夜「たしかに、ここはお墓ですから。
霊魂がさまよってますね……」
ハーケン「実際、悪さをしてくるゴーストが
多いのは考え物だがな」
ハーケン「そういう連中をスルーして、
さっさと進みたいところだが……
そうもいかないらしいな」
錫華「ふむ……正面の昇降機……
動いておらぬようであるな」
ネージュ「ん? どういうことかしら?」
(目の前に中央に緑の石がはまった金の板がある)
ハーケン「正面に、ゴールドの板があるだろ?
こいつはエレベーターなのさ。
……管理人室に直通のな」
ハーケン「俺がこっちに来た時には動いていた」
錫華「わらわが、こすもすと別れてから
こちらに渡った時もである」
ヘイムレン
アレディ「ヘイムレンがここに来たのは確実です。
もしや……」
クレオ
カッツェ「ここの墓守(はかもり)……
というか管理人のクレオちゃんに、
何かあったということでしょうネ」
カッツェ「あのコ、意外とズボラだから、
余計なことに巻き込まれたりしやすいし」
ネージュ「あら? 知り合いなの?」
マーカス・タウン
カッツェ「マーカス・タウンの
喫茶『スイート・ガイズ』……
そこの仕入れで世話になってるのよ」
スイーツ
ネージュ「へ? スゥィーツの仕入れ?
クレオさんって、管理人じゃないの?」
アン「どこも不景気ってことさね。
あたしだって、海賊稼業のかたわら、
あんたらと貿易してるだろ?」
ドロシー「ワタクシも盗掘稼業のかたわら、
趣味の品をおすそ分けしておりますし」
琥魔
神夜「行商人の琥魔(こま)さんも、
戦ったり商売したりできる人ですよね」
アシェン「最近見ませんが、相変わらずですか?
あの駄猫(だねこ)は」
神夜「世界が融合してから忙しいみたいで……」
神夜「時々、城下町に来ては、
万屋『大判小判』の大旦那さんと
戦いを繰り広げてます♪」
アレディ「この世界では、闘争の力だけではなく、
商才も必要ということですか。
……なるほど、奥が深い」
錫華「わらわも、踊りを見せて見物料を
取るという商売を考える時であるな♪」
キュオン「それって、商売のジャンルが違くない?」
ハーケン「しかし、まいったな。
エレベーターが使えないとなると……
階段で降りなきゃならないな」
不安定なクロスゲート
アシェン「クロスゲートを調べなければならんので、
丁度いいと思いまする」
フェイクライド
ネージュ「そうね。
フェイクライドが出てきたっていうのは
気になるし……」
アレディ「それに、
階段の昇降は下半身の修練にもなります。
悪いことではありません」
ハーケン「やれやれ。
……階段はこの先だ。地道に行くか」
(琥魔が下から上がってくる)
ハーケン「おっと、こいつは……」
アレディ「む? 獣羅……?」
琥魔「あらまあ、皆様おそろいで!
皆様の幸せ招き猫、行商人の
琥魔(こま)でごさいます!」
ネージュ「コマさん……って、
さっき話していた行商人かしら?」
ドロシー「タイミングがよろしいこと。
こんな所、幽霊くらいしか
いないでしょうに」
猫騒堂
琥魔「龍寓島(りゅうぐうとう)に
お店を構えまして」
琥魔「それをお知らせするべく、
西へ東へでございます!」
琥魔「いいから来いっちゅうことやけどニャ」
アン「へえ、店を持つとはやるじゃないさ。
その宣伝のためにここまで来たのかい?」
龍寓島
錫華「そういえば、この封墓を出ると
すぐに龍寓島であるな」
カッツェ「ここまで来たってことは……
クレオちゃんが今どうしてるか
わかるかしら? 子ネコちゃん?」
琥魔「…………」
アレディ「待ってください。
ヘイムレンがここを通っていったなら、
この方も……」
キュオン「あ、そうか!
ちょっとコマ、大丈夫なの?」
琥魔「………………」
琥魔「ククク……ニャフフフフ……」
神夜「ま、まさか……琥魔さん!?
私たちのことがわからないんですか!?」
琥魔「あァ~ん?
侵入者を許すわけにはいかんニャア~」
アシェン「こりゃダメみたいです」
ハーケン「とんだコントロール・キャットだぜ。
……やるしかないようだな」
アレディ「琥魔殿、申し訳ありません……!」
【琥魔、獣羅・侵攻隊×2との戦闘】
琥魔「いやあ、参りました!
さすが皆様お強い!」
琥魔「木っ端なネズミ男をつけてもらった
だけでは、とてもかないませんのです~♪」
ハーケン「部下をつけてもらったってのに、
ひどい言い草だぜ」
神夜「ともかく、目が覚めてよかったですね。
琥魔さん♪」
琥魔「目が覚める?
はて……何のことでしょう?」
ヘイムレン
琥魔「私はヘイムレン様という、
なかなか素敵な殿方に雇われまして、
さっそうと立ち塞がったのでございます!」
アシェン「素(す)で襲いかかってきやがった
わけですか、このメス猫が」
ネージュ「……アレディ、修羅の眼力で
弱点を見抜いて攻撃しなさい」
アレディ「………………」
アレディ「臀部(でんぶ)に掌打を
百発ほど打ち込めば……あるいは」
ハーケン「ショウダ?」
アレディ「「掌(てのひら)で打つ」と書きます」
キュオン「ああ、ビンタっていうか……お尻叩きね」
琥魔「ちょっ! お、お待ちくださいませ!」
琥魔「そこは堪忍していただきませんと、
私……私……」
ヘイムレン
アレディ「では琥魔殿、あなたを雇ったという男……
詳しく教えていただけませんか?」
アン「結構な問題児でねえ。
あたしもお礼をしたいと思ってるのさ」
琥魔「そう申されましても……
私は報酬をいただき、すぐに
お別れいたしましたので、なんとも」
ドロシー「商売人はドライであるべきですけど、
ドライすぎるのも考え物ですわね……」
アレディ「この先に進んだのは確実……か」
琥魔「ところで、皆様はどうしてこちらに?」
ハーケン「色々あってな。
あんたを雇ったシュラに、
アグラッドヘイムっていう軍団……」
不安定なクロスゲート
ハーケン「そしてこのドゥルセウスに残された
クロスゲート……ま、色々さ」
ネージュ「私は自分の城に戻らねばなりませんし……」
新フォルミッドヘイム
カッツェ「アタシとキュオンは、こっち回りで
フォルミッドヘイムに戻らなければ
ならないのよネ」
錫華「というわけである。
琥魔よ、そちに少しでも良心があるなら、
道案内をせい」
琥魔「仕方ありません。
私も“神楽天原の良心まみれ”と
呼ばれた猫又でございます!」
琥魔「おまかせくださいまっせ~♪」
琥魔「……で? 礼金は出るんやろニャ?」
神夜「それは良心でも何でもないかと……」
琥魔(こま)が支援に加わった!
(棺を動かすとヘビの柱が出現する)
ヘビの目がスイッチになっている。
押してみますか?
→はい
いいえ
(稼働しているクロスゲートの前に???(ロック)がいる)
???(ロック)「これがクロスゲートか。
……なるほど、強い力を感じる」
???(ロック)「これを使えば、
もっと簡単に召喚を行うことも可能か」
(後ろからアレディ達が近づくと???(ロック)が振り向く)
???(ロック)「遅いぞ。……む?」
琥魔「ここがクロスゲートでございます……
って、あらら?」
アン「面倒な仕掛けをクリアしたと思ったら……
今度はなんだい? まったく」
ハーケン「ああ、先客がいるようだな」
カッツェ「イイオトコだけど……
聞き捨てならないことを言ってたわねェ」
???(ロック)「……ヴァナーの隊ではないようだな」
アレディ「…………」
アシェン「……クロスゲートが稼動している?」
ネージュ「フェイクライドが出てきたっていうのは
ド間違いないようね」
ネージュ「……で? どなた?」
???(ロック)「人に名を尋ねる時は、
自分から名乗るのが礼儀ではないかな?
ネージュ・ハウゼン姫」
ネージュ「いいでしょう。私はネージュ……」
ネージュ「……って、ん? ちょっと」
キュオン「そっちが先に言っちゃ意味ないでしょ!」
???(ロック)「それは失礼した」
ヴァナー
アレディ「我々のことを知っている、そして
先ほど口にしたヴァナー・ガンドの名……」
アレディ「あなたはアグラッドヘイムの闘士ですね」
???(ロック)「…………」
神夜「ヴァナーさん……
ここに来ようとしていたっていう、
狼の人ですよね?」
アレディ「はい。
ヴァナー殿は、この男と合流しようと
していたのでしょう」
リグ
???(ロック)「君はシュラか。
我が友、リグ・ザ・ガードが
気にかける男。アレディ・ナアシュ」
アレディ「…………」
錫華「よいよい、そろそろそちの素性を
明かしてはくれぬかえ?」
ドロシー「それに召喚がどうのと
おっしゃってましたわよね?」
フェイクライド
ネージュ「まさか、ここに現れたっていう
フェイクライドは、あなたが……!?」
???(ロック)「何のことを言っているのか
わかりかねるな」
???(ロック)「私が召喚したのは……
まだ“彼女”くらいなのでね」
ハーケン「カノジョ?
誰のことだい? プレイボーイ」
???(ロック)「召喚したものを紹介しよう。
聞いているな? 相手をしてやりたまえ。
『新世界の魔獣』よ」
???(沙夜)「……はい、こっちよ」
(アレディ達が後ろを向くと、後ろから沙夜が歩いてくる)
???(沙夜)「あん、お呼びかしら?
アグラッドヘイムの幹部……
ロック・アイ様?」
沙夜「私は沙夜(さや)……なんて、
自己紹介の必要はないかしら、ね」
琥魔「にゃんと! 沙夜お姉様!?」
ドロシー「召喚された魔獣というのは、
あなたでしたの!?」
アレディ「魔獣……? この女性は……」
神夜「沙夜さんといって、
キツネの妖怪さんなんです」
アシェン「エンドレス・フロンティアが融合する前の
戦いでやりあった悪者でやんす」
アレディ「強い覇気を感じます。
……しかし、悪党には見えませんが」
沙夜「あん、悪い女だとは思うけど、
カワイイぼうやに誤解されちゃう
言い方はおやめになって?」
ネージュ「いたいけなアレディを誘惑するのは
やめていただけないかしら?」
T-elos
ハーケン「まったく、よくやるぜ。
……T-elosだけでなく、
あんたもまたこっちに来てるとはな」
零児と小牟
錫華「ということは……
沙夜よ、もしやあの二人も?」
沙夜「さあ?
あれから二人には会ってないのよ。
……ちょっとお仕事が忙しくて、ね」
沙夜「そうこうしてるうちに、
こっちに召喚されちゃったってわけ」
アン「つまり、自分の意志で来たってわけじゃ
ないってことかい?」
キュオン「なんだか、
ややこしい話になってきてない?」
カッツェ「クロスゲートを使って、異世界から
魔獣を召喚する……ねェ」
カッツェ(アグラッドヘイムのロック・アイ……
相当な使い手だな)
ロック「サヤ、話は終わったかね?」
沙夜「あん、ごめんなさいね。
顔見知りが多かったものだから」
(沙夜が瞬間移動でクロスゲートの前へ移動)
琥魔「沙夜お姉様、謎の敵と組んで……
今度は何を企んでいらっしゃるので?」
琥魔「……うまい話なら、
一口乗せていただきたいもんですニャア」
ネージュ「……アレディ、掌打」
アレディ「仕方ありません……!」
琥魔「冗談でございますよ、アレディ様!
私は敵の目的を聞き出そうとしただけで
ございます~」
錫華「この駄猫めの真意はともかく、
ここで何のために何をしておるのか……
興味深いところである」
沙夜「ですって。
どうします? ロック様?」
ロック「教える必要などあるまい」
カッツェ「サヤちゃんとか、異世界から強い魔物を
この世界に呼び寄せる……それ自体は
目的じゃないってことみたいねェ」
ロック「…………」
アレディ「アグラッドヘイムの闘士たちとは、
ここまで幾度も手合わせをしてきました」
ネージュ「みんな私たちを狙ってきたんじゃなくて、
行く先々で、何かを調べてた感じよね?」
不死桜
神夜「そうですね……。
不死桜で何をしようとしていたのか、
不可解極まりないです」
ヴァルナ・ストリート内の遺跡
ハーケン「ヴァルナ・ストリートに融合した、
ヴィルキュアキント跡にもいたな」
キュオン「あっちこっちで悪さしてるのは
知ってるんだからね! この紫ソーメン!」
ロック「悪さをしている?
それが悪しきことだという証拠でも
あるのかね?」
ドロシー「証拠……と言われましてもねえ」
アン「あ~、もうぶっ飛ばしちまおうよ~」
アシェン「船長、
それだと完全にこちらが悪党になります」
ハーケン「よう、セクシャルフォックス。
あんたの意見が聞きたいね」
沙夜「意見も何も、私は召喚された身だもの。
ご主人様の言いつけは守らないと、ね」
ハーケン(……そんなタマでもあるまいに。
本当の目的はなんだ?)
ネージュ「話す気がないなら、
そこをどいてくださらない?」
ネージュ「妖精機フェイクライドが現れたという
クロスゲート……調べたいのよね」
ヘイムレン
アレディ「ここを通り抜けた修羅のこともあります。
邪魔立てはさせません」
ロック「私も甘く見られたものだ。
……少し力を見せる必要があるらしい」
ロック「ちょうどいい、
ここにあるクロスゲート、これを使って
私の召喚術をお見せしよう」
ロック「出でよ、『新世界の魔獣』!
歳を経て、強い力を得た獣よ……!
我が前にその姿を見せよ!」
(皆がクロスゲートを向くと、ロックから青い光がクロスゲートに吸い込まれる。
クロスゲートから小牟が出てくると、クロスゲートが不安定になる)
???(小牟)「な、なんじゃなんじゃ!?
ここはどこじゃ!? わしは一体……」
沙夜「あらら、これは……」
ロック「よく来た、異世界の獣よ。
我が命に従うのだ」
小牟「なんじゃぬしは!
わしは小牟(シャオムゥ)。
齢(よわい)765歳を数える仙狐じゃ!」
小牟「気安く使おうなどとするでない!」
神夜「あっ……! あなたは……!」
小牟「おろ!? ぬしは……」
ネージュ「またキツネのモンスターね……!
アレディ、先手必勝よ!
弱点を見抜きなさい!」
アレディ「…………」
アレディ「臀部(でんぶ)に掌打を
千発ほど打ち込めば……あるいは」
小牟「はひィ! よ、よさんか!」
小牟「いきなり呼びつけられて、なんで急に
そんな罰ゲームを受けねばならんのじゃ!」
琥魔「本当は好きなくせに、よく言うニャ」
キュオン「え? マジで?」
小牟「そこはホレ、なんというか……」
小牟「……って、ぬしは琥魔にキュオンか!?
それに……」
アシェン「ご無事でなによりです、
駄狐(だぎつね)様」
ハーケン「フッ、そういうことさ。
まさか、こんなかたちで見つかるとはな。
ダ・フォックス」
小牟「ハーケンにアシェン……!?
他にも見たことのある顔ばかりじゃぞ?」
アレディ「この方は、もしや?」
錫華「その通りであるぞよ?
この駄狐こそ、かつての戦いで
行方不明となった仲間である」
小牟「駄狐、駄狐と言うでない!
この駄ベソ鬼めが!」
小牟「ちゅうか……もしかしなくても、ここは
エンドレス・フロンティアなのかの!?」
沙夜「あん、そういうことみたい。
私たちの世界と、この世界……
意外と近いみたいじゃなくて?」
小牟「沙夜!? ぬしもおるんかい!
こんな所で何をしとるんじゃ!」
沙夜「ちょっとしたアルバイトってとこかしら?
おチビちゃんもどう?
待遇はそこそこよ」
小牟「わし一人だけなら考えなくもないが、
敵であるぬしと一緒ちゅうのは
ごめんじゃ!」
アン「サヤが一緒にいなかったら、
どうするつもりだったんだか」
ロック「……サヤ、
彼女は君の仲間ではないのかね?」
沙夜「残念だけど……
宿敵も宿敵ってところなの」
沙夜「『森羅(しんら)』って、
私たちをしつこく付け狙うイケズな
組織の、ね」
小牟「人んトコを粘着呼ばわりするでない。
ぬしら『逢魔(おうま)』が悪さを
するからじゃろ」
ロック「ふむ、強い魔力を持っているようだが……
こちらの言うことを聞かないのであれば、
意味がない……」
ロック「クロスゲート……
まだ研究の余地があるようだな」
カッツェ「改めて訊くけど、こうやって異世界の
お客さんをこちらに引き込んで、
どうしようっていうのかしら?」
ロック「研究だよ。
我らアグラッドヘイムの……
“これから”のための、な」
アレディ「これからのため……?」
ネージュ「まったく、何を企んでいるのやら」
ロック「さて、ここのクロスゲートも
使えなくなってしまったようだ。
……後始末をつけるとしよう」
沙夜「じゃ、お仕事といきましょうか」
小牟「まったく……勝手に呼び出しといて、
後始末もないもんじゃ」
小牟「見慣れん顔もおるが……
ここはこの小牟、容赦せん!」
小牟(シャオムゥ)が仲間になった!
【ロック・アイ、沙夜との戦闘】
沙夜「あん、さすがねえ。
そう簡単に始末することはできない、か」
リグ
ロック「……なるほど、報告通りか。
我が友……リグも喜ぶだろう」
アレディ「…………」
ロック「サヤよ、他にゲートがある場所は?」
シュラーフェン・セレスト
沙夜「クロスゲートとは少し違うけど、
異世界とつながる巨大戦艦……」
ミラビリス城
沙夜「それから特殊なゲートがあるお城が、
この世界には存在していたと思うけど」
ロック「……そうか。一度戻るぞ」
沙夜「は~い、了解♪」
小牟「待たんか、沙夜!
どうしてそんな得体の知れん奴の
言いなりになっておるんじゃ!」
沙夜「…………」
小牟「何を企んどるか知らんが、
『逢魔』の好きにはやらせんぞ!」
沙夜「“ぼうや”抜きで、私を止められるの?」
小牟「……うっ」
沙夜「あなたは召喚された身。
パートナーのあの子は、ここまでは
来られないでしょう?」
小牟「……あやつがおらんでも、
わし一人で十分じゃ」
沙夜「うふふ……お手並み拝見ね。
それじゃ、チャオ♪」
(ロックと沙夜が消える)
小牟「沙夜め……どういうつもりなんじゃ?」
アレディ「アグラッドヘイムのロック・アイ。
あの男がやろうとしていること……
それも不明なままです」
小牟「そうじゃのう。
……というか、一緒に戦って言うのも
なんじゃが……ぬしは誰じゃ?」
ハーケン「それは俺から話そうか。
……この世界がどうなったのかも、
知らせておかないとな」
ハーケンは、前回の戦いのあと、 エンドレス・フロンティアがひとつに 融合したことを話した。
その際に、この世界と融合した 修羅の国……波国のこと、妖精族たちが 帰還を果たしたこと……
そして今、この世界で起きていることを。
小牟「ふむ、わしがおらぬうちに、
色々あったようじゃのう」
アン「現在進行形で、
色々起こってる最中だけどねえ」
小牟「修羅のアレディに、妖精族のネージュか。
……また、濃いメンツじゃのう」
ネージュ「あなたに濃いとか言われたくありません。
何なの? そのキャラ作り」
キュオン「お婆ちゃん、必死なんだから。
空気を読んであげなよ」
アレディ「そうなのですか。大変なのですね」
小牟「かわいそうな人っぽく扱うでない!
特にキュオン!
ぬしに言われとうないわ!」
ハーケン「相変わらずで安心するぜ、
オールド・フォックス。
……パートナーは元気かい?」
ネージュ「パートナー……?」
ネージュ「ちょっと、誰のこと? ねえ、ねえ」
零児
神夜「有栖零児(ありす・れいじ)さんっていう
異界の剣士さんです」
錫華「うむ、不摂生な駄狐にはもったいない
筋肉質な男であるぞよ?」
カッツェ「イイオトコよねェ、カレ。
一緒じゃないの?」
小牟「あやつは仕事で外出しておったんじゃ」
小牟「わしは本部でネットに興じておったら、
勝手に召喚されたわけじゃからのう。
とんだ悪魔召喚プログラムじゃ」
KOS-MOS
アシェン「フォルミッドヘイムにKOS-MOSが
現れたことも……もしかしたら
関係あるのかもしれんですたい」
T-elos
小牟「たしかT-elosも
こっちに来とるんじゃったな?」
ドロシー「彼女はワタクシの城に
いらっしゃったようですわ。
直接お会いしてはいませんけど」
シュラーフェン・セレスト
錫華「こすもすは、元の世界に戻るため、
シュラーフェン・セレストに行っておる。
てろすもそこに向かったはずぞよ?」
小牟「わしも同じ方法で、
元の世界に戻るしかないようじゃの」
小牟「よっしゃ! それまでは一緒じゃ。
わしは仙狐、小牟!
今後ともよろしくのう♪」
アレディ「こちらこそ、よろしくお願いします。
小牟殿」
ハーケン「OK、エージェント・フォックス。
じゃあ、さっさとここを抜けるとするか」
ネージュ「でも、ここって行き止まりじゃない?」
琥魔「え~と……
確か隠し通路があったはずでございます」
神夜「じゃ、怪しいところを
サワサワしてみましょう♪」
クロスゲートは 壊れてしまったようだ。
壁画の目の部分がスイッチに
なっているようだ。
スイッチを押しますか?
→はい
いいえ
(すぐ横の爬虫類の像の目が輝き壊れた後に階段が現れる)
ネージュ「それにしてもさっきから……
何か甘い匂いがすごくないかしら?」
神夜「魅惑的なこと極まりない香りが
もんもんとしてます……」
カッツェ「それはそうでしょうねェ。
ここはお菓子のカタマリだもの」
錫華「カッツェよ、
そちが仕入れをしておるというのは……
これかえ?」
カッツェ「そういうことよ。
オンナのコたちに人気の上質のお菓子は、
ここに買い付けに来てるってワケ」
ドロシー「これはやりすぎな気もしますけど。
買い付けも何も……
持って行き放題ですわよ?」
小牟「う~ん、板チョコとチョコチップで
チョコがダブってしまった……」
アシェン「そこ、さっそく床をはがして持ち帰ろうと
しないでください」
アン「みんな好きだねえ。
こんな甘ったるい匂いの中じゃ
落ち着かないよ」
アン「生魚の開きとか、魚の干物とかで
できてるならいいけどねえ」
琥魔「たしかに。
そちらの方が、僅差で上でございます」
キュオン「く、臭そう……!」
アレディ「しかし、これだけの物を用意できる、
この墓所の管理人……
どのような方なのですか?」
ハーケン「正面に像があるだろ?
管理人クレオ・グレーテル……
ああいうガールさ」
琥魔「北側がクレオ様の管理人室のはずですが、
入り口が見当たりませんでしたので……
また隠し通路があるのではないかと」
アレディ「わかりました。
銅像を調べてみましょう」
このドゥルセウス封墓の管理人、 クレオ・グレーテルの像だが、 何かパーツが足りないようだ。
像の腰にエプロンをつけますか?
→はい
いいえ
(入口付近の左の像が青白く光る)
像の頭に帽子をのせますか?
→はい
いいえ
(入口付近の右の像が青白く光る)
像の手にアンクを持たせますか?
→はい
いいえ
(三つの部品をはめると、入口にある真ん中の像に青白い光が灯り、入口の三つの像が爆発する)
クレオ・グレーテルの像は完成している。
(玉座前にクレオがいる)
???(クレオ)「………………」
カッツェ「ようやくついたわねェ。
はぁい、クレオちゃん?」
アレディ「前の部屋で見た銅像と同じく……
下半身がヘビなのですね」
アン「ま、この世界じゃ珍しくはないけどね」
小牟「いわゆるゴルゴンっちゅうやつかの?」
アシェン「ラミアとも言いまする」
ネージュ「この娘が管理人なのよね?
ちょっと、クロスゲートについて
訊きたいことがいるんだけど……」
錫華「それに、昇降機が動いておらぬとは
どういうことであるか。
ここまで、いらぬ苦労をさせらせたぞよ?」
クレオ「………………」
ハーケン「ん? どうしたんだ? クレオ。
虫歯でも痛むのかい?」
クレオ「ここは通せないんだよ?
アレディ・ナアシュを通すなと、
ヘイムレン様に命じられているからね」
クレオ「通りたければ腕ずくになるけど、
ウチを倒せればってことになるから」
クレオ「このドゥルセウス封墓の管理人こと……
お菓子大好き、クレオ・グレーテルをね!」
アレディ「…………ッ!」
ヘイムレン
アレディ「操音のヘイムレン……
やはりここを越えて行ったか」
ドロシー「ワタクシも似たようなことを言わされた
記憶がありますわねえ」
琥魔「敵の術中にまんまと落ちるとは……
商売人として恥ずかしくないんかニャ」
錫華「操られてもいないのに、
嬉々として飛び掛ってきたそちが
言うでない」
小牟「操られておるってことらしいのう。
……こういうの流行っておるんか?」
神夜「そ、そういうわけじゃないと
思いますけど……」
ネージュ「でも、これでエレベーターが動いて
なかった理由が、ドハッキリしたようね」
キュオン「じゃ、恒例だけど、
ちゃきちゃき目を覚ましてもらうよ~ん!」
アレディ「そうですね。
初対面で申し訳ありませんが、
正気に戻っていただきます……!」
【クレオ・グレーテル、グラープ・ゴーレムとの戦闘】
(ガーディアン召喚:グラープ・ゴーレム)
クレオ「うう~ん……」
クレオ「あれ!? ウチ、なにやってたの?」
アレディ「正気に戻られたようです。
大丈夫ですか? クレオ殿」
クレオ「ん? あれ……? 誰?」
クレオ「ああ、買い付けの業者の人?
新人さんだね!」
シンディ
アレディ「え? ……あ。
では、師匠に何か包んでいただけますか?」
ネージュ「何やってるの、アレディ。
お師匠様へのおみやげを買う前に、
やることが山ほどあるでしょ」
ハーケン「そういうことだな。
OK、キャンディガール。
騒がせて悪いな」
クレオ「あら? よく見たら……
ハーケンとかカッツェ兄さんとか、
見覚えのある人たちがいるねえ」
クレオ「何でも聞いてよ。
わかる範囲で答えるから!」
フェイクライド
ネージュ「まずは、
クロスゲートからフェイクライド……
妖精族のロボットが出てきた件ね」
ドロシー「以前、
ワタクシが譲ってもらったアレですわ」
クレオ「う~ん、急にゲートが動いたんだよね。
それ以来、動いたり動かなかったりと
不安定になっちゃってさあ」
クレオ「怖くなったから、
それっきり見に行ってないけど。
道も塞いじゃったし♪」
錫華「あ、あきれた管理人であるな。
そんなんであるから、アグラッドヘイムの
侵入を許したのであろうに」
小牟「まあ、わからんでもないがのう」
小牟「わしも何年か前に、部屋の冷蔵庫を
開けたらエラいことになっとったんで、
それっきり開けておらんからのう」
神夜「な、何か謎の生き物が生まれても
知りませんよ?」
アシェン「ほっときっ放しということは、
アグラッドヘイムの情報などは
わからないということですのでしょう」
ネージュ「もう、いい加減ですこと。
他には何か情報はありませんの?」
クレオ「う~ん、そう言われてもねえ……」
ヘイムレン
クレオ「なんか、頭にチョコバナナ乗っけた
兄さんに笛を吹かれてから……
記憶がおぼろげなんだよね」
アン「まったく……やりたい放題だねえ。
新参のシュラは」
琥魔「なかなかミドコロのある
悪党でございますね」
アレディ「……すいません、
あの時、私があの男を討っていれば……。
修練が足りなかったばかりに」
カッツェ「結果論よ、アレディ。
オトコがウジウジしちゃダメ」
キュオン「そうそう、追いかければいいんだから」
キュオン「……って、
どっちに追いかければいいのかな?」
クレオ「ああ、奥の扉を開けてあげるから」
ハーケン「それと、エレベーターも頼むぜ。
ここから歩いて地上へ戻るのも
大変なんでな」
クレオ「はいよ♪ ちょい待ってね~」
(右側の点滅しているスイッチを入れると、エレベーターが降りて来る)
クレオ「これで地上まで一気に上がれるから」
クレオ「そいでもって、後ろの扉も開けるよ」
(クレオの後ろにある扉が開く)
クレオ「後ろの扉を進めば、
新ロストエレンシアへ上陸できるから」
アレディ「ありがとうございます、クレオ殿」
ネージュ「これで先に進めるってことね。
時間をとられちゃったけど」
クレオ「そんなに根に持たないでよ。
ん~、そうだなあ……」
クレオ「しょうがないから、
ウチのお菓子箱を見せてあげようか」
クレオ「お菓子ショップ
『ファッティ・ヘンゼル』の
店開きといくよ♪」
カッツェ「待ってました。そうこなくちゃねェ」
ドロシー「“お菓子専門”……。
……乙女の敵ですわね」
神夜「あ……ああ……
な、なんという強敵……!」
小牟「ぐっ……! 揺れるな、わしの心……!
おやつは覚悟を鈍らせる……!」
錫華「わらわは負けぬぞよ?
この格好で下腹が出っ張ったりしたら、
惨劇としか言いようがないのである」
アン「まったくだよ。
姫さんたちは特に気をつけた方が
いいんじゃないのかい?」
ネージュ「でも……ほんのドちょっとくらいなら……」
神夜「そうですよね♪
ちょっとくらいなら大丈夫でぶ!」
キュオン「いや、もう始まってない!?」
ハーケン「OK、ダイエットガールズ。
トークで盛り上がるのはいいが、
ここらで切り上げようぜ?」
アシェン「まったくです。
姫たちがデブくなるのはかまいませんが、
先を急ぐべきでありんす」
猫騒堂
琥魔「この先の龍寓島には、
私のお店もございますので♪」
琥魔「あんましここでカネを使われちゃ
かなわんっちゅうねん」
クレオ「まあ、買いたいなら
ウチに話しかけてくれればいいから」
クレオ「じゃ、気をつけてね~♪」
アレディ「世話になりました。
感謝します、クレオ殿」
ハーケン「アディオス、スイートスネーク。
北側の扉を抜けて、ロストエレンシアへ
渡るとするぜ」