アレディ「ここは……不思議な場所ですね」
ネージュ「う~ん、こんな場所……
以前のエンドレス・フロンティアに
あったかしら?」
ネージュ「……もしかして、ここもハコクと
同じようなド新しい世界!?」
カッツェ「残念、ハズレねェ」
カッツェ「ここは世界の融合前、海にあった世界……
ヴァルナカナイの建物よ」
カッツェ「正面にあるガラス窓……
今は砂しか見えないけど、そこから
海中を見たりできたの」
ネージュ「砂漠に住んでいたのに、海の国のことに
ずいぶん詳しいのね?」
カッツェ「アラ、お忘れ?
アタシは商売もやってるじゃない?」
カッツェ「ヴァルナカナイとは、
よく貿易をしてたってワケ」
カッツェ「『シレーナ海賊団』なんかとは、
今も昔も交流があるし」
アレディ「海賊団……。
この世界には、海を拠点とする賊も
いるのですか?」
カッツェ「海賊って言っても、
特に悪さをするわけじゃないけどネ」
カッツェ「少し前、世界が次元の壁によって
区切られていた頃……」
カッツェ「「国の警備」兼「貿易の窓口」として
機能していたのよ」
アレディ「では、その世界の住人たちはここに?」
新フォルミッドヘイム
カッツェ「少し残っているようだけど、
大半がフォルミッドヘイムに移ったわよ。
ここは暑すぎる……ってネ」
キュオン「世界が融合して、フォルミッドヘイムは
海上都市になっちゃったから、
そっちの方が涼しくていいみたいだよん」
ネージュ「なるほど、勉強になりますこと。
……で、ここを通り抜けると?」
神夜「この渾然大地の北東部……
『エスメラルダ地方』に出られるんです」
エスメラルダ城塞
ネージュ「エスメラルダ地方……
ドロシーの『エスメラルダ城塞』がある
地方ってこと?」
神夜「そうです。わかりやすいですよね♪」
ネージュ「ド単純すぎると思うけど……
まあ、いいでしょう。
早いところ、ドロシーに会わないとね」
アレディ「しかし、この場所……
何か不穏な気配がします。
……油断はできません」
アレディ「アグラッドヘイムの者たち……
その侵攻経路とも考えられます」
不死桜
カッツェ「なるほど、いい読みねェ。
確かに、フジザクラに現れたあのコたちが
どこから来たのかハッキリしてないしネ」
キュオン「もしそうだったら……
もうちょっと戦力がほしいとこだよね」
神夜「そうですね……。
“あの人”がいてくれれば……」
ネージュ「あらら? なにその恋するオトメ顔は?
誰のこと? ねえ、ねえ」
神夜「え、え~と……」
神夜「今は“さすらいの賞金稼ぎ”って、
かっこいいこと極まりない呼び名の
人です♪」
ネージュ「さすらいの賞金稼ぎ……!
あなたの想い人って……“あの男”!?」
神夜「知ってるんですか!?
……結構有名なんですね♪」
アレディ「武勇のある方なのですか?」
ネージュ「人間族でありながら、幾多の戦場を
駆け巡った男よ」
ネージュ「いまだ数多くのバウンティーハンターから
リスペクトされている逸材……」
アレディ「なるほど……それほどの豪傑、
一度手合わせしてみたいものです」
ハーケン
神夜(さすがハーケンさん、顔が広いです♪)
ジョーン
ネージュ(“さすらいの賞金稼ぎ”……
ジョーン・モーゼスとは、顔に似合わず
ずいぶん渋いシュミね……)
キュオン「副長……。
なんとなく、話がかみ合ってない
気がするんだけど……」
キュオン「ネージュにホントのことを教えた方が
いいのかな?」
ハーケン
キュオン「恋乳のお姉ちゃんのコレって……
あのキモキザの方でしょ?」
カッツェ「恋は盲目ねェ。
面白いから、ほっといていいんじゃない?」
ネージュ「あらら? ここは何なの?
急に感じが違うところに出たけど?
それにこの雰囲気……」
アレディ「この肌があわ立つ感覚……
なんでしょうか?」
ネージュ「ほぉら、アレディ。
私もこんな所にトリハダが……」
神夜「わ、私もです……ほら、こことか……」
アレディ「う……。こ、これも修練か……」
キュオン「え? なにこのプレイ」
カッツェ「モテモテじゃない、アレディ」
カッツェ「さておき……ここはかつて、
ヴァルナカナイの中心部にあった遺跡……
『ヴィルキュアキント』の一部ねェ」
カッツェ「というか、カグヤ姫は行ったこと
あるんじゃなかった?」
神夜「あ、そうでした。
前に行った時はですね……」
祭壇と紅ミルトカイル石
神夜「正面の台座みたいなところに、
アインストの赤い石の“結晶”が
あったんですよ」
ネージュ「アインストの赤い石って……
ミルトカイル石の結晶ですの!?」
ドロシー
神夜「はい。その破片を持ち帰って、
ドロシーさんに楔石を壊す弾丸を
作ってもらったんです」
キュオン「でも、その遺跡の一部が、
どうして急にこんな所にあるの?」
カッツェ「珍しくはないわよ?
世界が融合して、あちこち混ざり
合ってるんですもの」
カッツェ「どうしてこの場所だけが……という
ギモンはあるけどネ」
アレディ「調べたい気もしますが……
早くこの場を離れるべきかもしれません」
ネージュ「どうかして? アレディ」
アレディ「禍々しい“気”を感じます。
……周囲を取り巻くそれが、少しずつ
大きくなっているのです」
神夜「わかります。
霊気のようなものが、背筋を寒く……」
(奥に黒ミルトカイル石が多数出現)
神夜「わっ! な、なんですか!?」
カッツェ「急に黒いミルトカイル石が!?」
アレディ「この前兆だったか、あの感覚は……!」
ネージュ「こうやって現れていたってことね。
……まったく、ハタ迷惑な話ですこと」
キュオン「道をふさがれちゃう前に、
ドロシーのところに急いだ方がいいね」
アレディ「むっ……!?
何者かが近づいてきます!」
(右のパイプからがジョームが歩いてくる)
???(ジョーム)「ああ? なんだてめえら。
この場所はこれからオレが調べるんだ」
???(ジョーム)「悪いこたぁ言わねえ。
部外者はとっとと帰んな!」
神夜「急に出てきて何ですか!
横暴(おうぼう)極まりないです!」
???(ジョーム)「ちゃんと「帰れ」って言ってやったぜ?
紳士だろうが、デカ乳ちゃんよお」
神夜「……紳士はそんなこと言いません」
ネージュ「あなたがド紳士だというなら、
まずは名乗るべきじゃないかしら?」
???(ジョーム)「チョーシに乗るなよ? トンガリ女。
ここから叩き出してやってもいいんだぜ?」
アレディ「名乗らずとも、あなたの正体ならば
見当はついています」
???(ジョーム)「なに……?」
キュオン「え!? もしかしてアレディの知り合い?」
カッツェ「違うわね。
もしかして……“服”かしら?」
ヘラ
アレディ「ええ、あの服……不死桜で拳を交えた
ヘラ・ガンドと似ています」
アレディ「この強い覇気、低級の闘士ではない。
おそらくは……ガンド三兄弟のひとり」
???(ジョーム)「ヘッ!
その名を出されたんじゃ仕方あるめえ」
ジョーム「オレぁ、ジョーム・ガンド。
てめえの言うとおり、ガンド三兄弟の
末弟(まってい)よ」
不死桜
ジョーム「ヘラのアネキを知ってるってこたぁ……
てめえら、あの巨大樹の連中か」
ジョーム「オレらの邪魔をするたぁ、いい度胸だ。
この場で始末をつけてやるぜ…!」
???(ハーケン)「みんなで集まって、楽しそうじゃないか。
俺も混ぜてくれよ」
ジョーム「…………!?」
神夜「この声は……!」
(奥の壁が壊れて中からハーケンが出てくる)
ジョーム「ああ!? なんだ、てめえは!」
ハーケン「通りすがりのバウンティーハンターさ」
ハーケン「俺はハーケン・ブロウニング。
人呼んで……」
ハーケン「……ってな」
神夜「ハーケンさん!」
ハーケン「OK、ご機嫌プリンセス。
元気だったかい?」
ジョーン
ネージュ「黒いコートに鍔広(つばひろ)の帽子……
あの格好、ジョーン・モーゼス!?」
ネージュ「……って、こんなに若いはずないか。
「さすらいの賞金稼ぎ」を騙(かた)る
とは、なかなかのフトドキ者ね」
トレイデル・シュタット
ハーケン「ジョーン・モーゼスは俺のオヤジだよ。
今はトレイデル・シュタットの代表を
やってる」
ハーケン「今は“さすらって”ないから、
このニックネームは俺に譲るとさ」
ハーケン「……ところで悪いんだが、高飛車ガール。
あんたは何者だい?」
ハーケン「プリンセス・カグヤに
カッツェとキュオンは知り合いだが……
あんたともう一人のサムライは?」
アレディ「私は修羅……
このエンドレス・フロンティアに
流れ着いた『波国』の者です」
波国
ハーケン「シュラ? それにハコクだって?
あんた、あの新大陸の住人なのか?」
アレディ「……そうなります」
カッツェ「それに関してはアタシが保証するわよ?
こっちの女のコが、エルフェテイルの
お姫サマだってこともネ」
ハーケン「エルフェテイル……!?
行方不明の妖精族が見つかったのか!?」
ネージュ「ハウゼン家の姫、ネージュ・ハウゼンよ。
頭(ず)がド高いんじゃないかしら?
ハーケンとやら」
ハーケン「新大陸……やはりアタリだな」
ハーケン「これはこれは、失礼いたしました。
ご無礼をお許しくださいませ、
トンガリプリンセス」
ジョーム「オレの頭ごしに話をするんじゃねえ。
どうやらてめえも、こいつらの
仲間みてえだな」
ジョーム「ハコクに、行方不明だった妖精族か。
……こりゃ戻ったら報告だな」
カッツェ「アラ、おとなしいと思ったら……
情報を集めてたってワケ?」
キュオン「お馬鹿な力持ちキャラだと思ったら、
意外と冷静じゃない?」
ジョーム「うるせえぞ、小娘モドキが!
聞くべきことは聞いた。
あとはまとめて片付けるだけだぜ!」
ハーケン「おっと、えらい迫力だな。
……ところで、ひとつ訊きたいんだが」
カッツェ「ハイハイ。簡単に言うと、
そこのジョームっていうカレは敵よ」
ハーケン「OK、ジェントルキャット。
さっそうと登場したのはいいが、
状況が今ひとつわかってなくてな」
ネージュ「は? とりあえずカッコつけて
登場してみたってわけ?」
神夜「もう、お茶目さんなんですから、
ハーケンさんは」
ネージュ「……まあいいけど」
アレディ「ハーケン・ブロウニング殿。
……いいのですか?」
ハーケン「かまわないさ、シュラボーイ。
敵が目の前にいるんじゃ、ゆっくり話も
できないからな」
ハーケン「さあ、はじめようか」
アレディ「わかりました……!」
ハーケン・ブロウニングが仲間になった!
【ジョーム・ガンドとの戦闘】 (増援:フォルス・ヘリアル×2)
ジョーム「ぐっ……これじゃアニキやアネキに
合わす顔がねえ……!」
ジョーム「ここは退くぜ。
だが……覚えてやがれよ、てめえら!」
アレディ「波国が狙いならば、
我々の決着はそこでつけるべきです」
ジョーム「ハコクか。今のところ用はねえぜ!」
ネージュ「ちょっと!
私たちがこの世界に来る前は、
あれだけしつこく……」
ジョーム「…………」
ジョーム「……あばよ」
(ジョームが消える。アレディ達がハーケンの側へ移動)
アレディ「アグラッドヘイムは、
このエンドレス・フロンティアで
何をしようとしているのでしょう」
ネージュ「……さあね。
ただ、ロクでもないことでしょうけど」
ハーケン「ふう、状況がよくわからないまま、
バトルに突入しちまったぜ」
神夜「でも助かりました、ハーケンさん」
不死桜
ハーケン「そうだカグヤ、あんたはフジザクラから
離れられないって話じゃなかったか?
木のパワーが不安定だ、とか何とか……」
ハーケン「それが、こんな所で新大陸のゲストと、
オルケストル・アーミーの二人を連れて、
謎の敵とバトル……どういうことだい?」
神夜「い、いろいろありまして……
何からお話しすればいいか……」
カッツェ「アラ色男、アナタもどうしてここに?」
ハーケン「俺がこっちに来たのは、
久々にカグヤのところに顔を出そうと
思っていたのと……」
波国
ハーケン「新大陸……
ハコクの様子を確かめるためさ」
ハーケン「まさか、途中で両方をクリアすることに
なるとは思ってなかったがな」
アレディ「波国に……? どうしてですか?」
ハーケン「単純に新しい大陸に興味があったのと……
まあ、人探しだな」
キュオン「人探しって……」
キュオン「あの三人のこと……だよね?」
ハーケン「ああ、まだ礼を言ってないんでな」
ハーケン「……思わぬ人物は見つかったがな、
フェアリープリンセス」
ネージュ「ド調子のいい男ね。
……ともかく、話を整理した方が
いいんじゃないかしら?」
ハーケン「それは歩きながらでも話そうぜ。
どうやら、あんたたちと一緒に
動かなきゃならないようだしな」
神夜「え? どうしてですか?」
ハーケン「見れば一発でわかるさ。
ちょっと来てみな」
(ハーケンが出てきた穴に入り、アレディ達もハーケンを追う。
次の空間では黒ミルトカイル石が通路を塞いでいる)
アレディ「これは……ここにもミルトカイル石が!?」
ハーケン「そういうことさ。
ここまで来たところで、急にこいつらが
現れて、戻れなくなっちまってな」
カッツェ「さっきアタシたちの目の前にも、
黒石が現れたわ」
キュオン「反対側のこっちにも、ニョキニョキ
出てきてたんだ」
ハーケン「タイミングの悪い話さ。
閉じ込められたんで、ヤケクソになって
壁のもろい所をステークで壊してたのさ」
神夜「それで、颯爽(さっそう)と
私たちの前に現れたんですね?
……さすがなこと極まりないです♪」
ネージュ「ヤケクソな部分とか、
都合の悪いところを聞き流すのは
おやめなさい」
ドロシー
ネージュ「まあ、丁度いいんじゃありませんこと?
これから、ドロシー・ミストラルの
城塞に行くところですし」
ハーケン「あのボンバーガールか。
確かに、そこに頼るのがベストだろうな」
アレディ「では、共に参りましょう。ハーケン殿。
互いに、よき修練となります」
ハーケン「OK、サムライボーイ。
修行とか、キツイやつはご遠慮願うぜ?」
アレディ「む? これは……貼り紙?」
ハーケン「ああ、そいつは『賞金首の手配書』だな」
アレディ「……賞金首?」
ハーケン「このエンドレス・フロンティアが
ひとつに融合してから、はしゃいで
悪さをする連中が増えちまってな」
ハーケン「そいつらの居場所を記したのが、
そのペーパーってわけさ」
アレディ「なるほど。
この紙に書かれた情報から、その悪鬼を
見つけ出し……打ち砕けばいいのですね?」
ハーケン「そういうことだな。
倒せれば、そいつらがため込んでる
お宝もゲットできる」
ハーケン「バウンティーハンター冥利に
尽きるってものさ。もらっていこうぜ?」
(出入口からアンが歩いてくる)
???(アン)「…………」
ハーケン「おっと、これはこれは」
アレディ「な、何ですか? 下半身が……魚?」
ネージュ「陸上なのに、ド器用なことね。
……もしかして、海の国ヴァルナカナイの
住人じゃないかしら?」
カッツェ「アラ、こんな所で偶然ねェ。
ネージュ姫サマの予想通りよ。
この半魚人ちゃんが……」
アン「あたしはアン。
シレーナ海賊団団長、アン・シレーナさ」
アン「……ここは通せないねえ。
アレディ・ナアシュを通すなと、
ヘイムレン様に命じられているのさ」
アレディ「…………!」
ネージュ「自己紹介してくれたのはいいけど、
アレディ、もしかして……」
アレディ「……ええ、間違いありません」
アン「あんたがアレディかい?
バブル・カノンで吹き飛ばすから、
もう少しこっちにおいでよ」
神夜「アン船長さん!?
きゅ、急にどうしたんですか?」
ハーケン「まったくだぜ。
何かイタズラでもしたのか? アレディ」
カッツェ「イタズラしたのは、
アレディとは別のシュラのようね」
キュオン「さっき言った名前……
ジャイアント・マーカス号で会った、
あの三日月ロンゲだよね?」
ヘイムレン
アレディ「はい、間違いありません。
ヘイムレン・シルバート……
操音のヘイムレンの業(わざ)です」
アン「…………」
ネージュ「なるほど、あの笛の音がカンペキだと、
こうなるってことね」
ハーケン「あんたら、何か知ってるのか?
ボンバーキャプテンは、誰かに
コントロールされているとでも?」
アレディ「はい。修羅の中に、相手を意のままに
操る音色をかなでる者がいるのです」
アレディ「……アン船長殿。あなたに業(わざ)を
かけたヘイムレンがどこに向かったのか、
教えてはいただけませんか?」
カッツェ「さすがに、操られてるんだから
答えるのはムリじゃない?」
アン「…………」
アン「もう面倒くさいから、命令とかに関係なく
吹き飛ばすとしようかねえ……」
アレディ「命令に関係なく……?
もしや、ヘイムレンの呪縛を自力で
打ち払ったのですか!?」
キュオン「いやいや! どの道キュオンたちは
吹っ飛ぶことになってない!?」
神夜「アン船長さんは、面倒くさくなると
何もかも吹き飛ばす、豪快な人なんです」
ネージュ「それは豪快とは言いません」
ハーケン「そもそも、あの様子からすると、
本人の意識はまだ夢の中らしいな」
ハーケン「OK、
コントロールフィッシュ・アゲイン。
お目覚めの時間だぜ?」
【アン・シレーナ、ヴァルナカナイ守備隊×2との戦闘】
(増援:ヴァルナカナイ守備隊)
アン「あたた……
なんなんだい、ヤブからボーに……」
神夜「それはこっちの台詞ですけど……
アン船長さん、大丈夫ですか?」
アン「ありゃ、牛の姫さんじゃないかい?
こんな所で何をやっているのさ?」
ハーケン「OK、リモコン・マーメイド。
それもこっちのセリフさ」
カッツェ「どうして、
こんなコトになっちゃったのかしら?」
アン「猫大将もいるのか。
それから小悪魔の嬢ちゃんに……
見慣れないコたちもいるねえ」
キュオン「帰ってきたエルフェテイルのお姫様に、
新しくこっちの世界にくっついちゃった、
ハコクのシュラのコだよん」
ヘイムレン
アレディ「アン船長殿、あなたに業をかけたのは……
月の輪のごとき頭装具に、まだらの黒衣を
まとった男ではありませんでしたか?」
アン「ああ、そうだねえ。
そんな感じのとっぽい兄さんだったよ」
アン「突然、目の前で笛を吹かれたんだけどさ、
それを聴いてたら……」
ネージュ「やっぱり、アイツね。
アレディ……ってことは……」
アルクオン
アレディ「あの男は、ここを越えていった……。
つまり、この先に……羅刹機アルクオンが
いるということです」
アン「なんだかワケがわからないねえ。
……なんか、面倒くさくなってきたよ」
キュオン「待って待って!
今ポカスカやったばっかりでしょ!」
カッツェ「まあ、わからなくもないけどネ。
アタシたちが一緒に行動してるのも、
イロイロと複雑だし」
アレディ「そうですね。話すと長くなりそうです」
ハーケン「キャプテン、とりあえずここを出てから
ゆっくり話すとしないか?」
アン「それがいいさね。この先を進めば、
ヴァルナ・ストリートの出口さ」
サイレント・ウォークス号
アン「出てすぐの所に
あたしの海賊船があるから、
そこで話をしようじゃないか」
ネージュ「あ、いいじゃない?
スイーツでも食べながら、ゆったりとね♪」
アン「ん? シャレたもんはないけど、
生魚ならたくさんあるから安心しなよ♪」
ネージュ「……いえ、だったら結構」
神夜「じゃあ、お寿司あたりでひとつ♪」
アン「メニューは考えとくよ。
じゃ、あたしもひとまずお仲間に
加えてもらおうかねえ」
アン・シレーナが支援に加わった!
ムービングウォークのスイッチのようだ。
スイッチを押しますか?
→はい
いいえ
ムービングウォークは、 すでに稼動している。
(北側に港があり、サイレント・ウォークス号が停泊している)
アン「正面に見えるのが、あたしの海賊船……
サイレント・ウォークス号さね」
アレディ「これは……見事な船ですね」
ハーケン「まあ、船というよりは潜水艦だけどな」
アン「空さえ飛べればカンペキなんだけどねえ。
さ、入っとくれよ。
中で話をしようじゃないさ」
ネージュ「じゃ、お言葉に甘えて」
(アレディ達がサイレント・ウォークス号に乗り込むと潜水する)