back index next


機械たちの午後 ~ Prologue 02 ~

一方その頃、 新フォルミッドヘイムでは…

〔バレリアネア塔〕

[最上階]

(クロスゲートの前にエイゼルとアシェンがいる。アシェンはオルケストルの制服姿)
アシェン「アシェン・ブレイデル、 要請に応じて参上いたしましたので ございましたりしまする」
アシェン「何なりとお申し付けください。 ガイコツ野郎」
???(エイゼル)「来たか、アシェン・ブレイデルよ」
エイゼル「我が名はエイゼル・グラナータ。 ……ガイコツ野郎ではない」
アシェン「細かいですね、エイゼル王」
エイゼル「……その王という呼び名も慣れぬが、な」
エイゼル「貴公は慣れたのか?  オルケストル・アーミー…… アシェン・ブレイデルよ」
アシェン「あくまでも出向というかたちですが、 それなりにやっとりますです」

〈フォルミッドヘイム〉

エイゼル「世界が融合し、 かつてのフォルミッドヘイムは消えた」

〔バレリアネア塔・最上階〕

エイゼル「こうして再び国を興(おこ)せたのは、 旧ロストエレンシアをはじめ、 多くの国の協力があってこそだ」
エイゼル「アシェンよ、一時的にとはいえ、 オルケストル・アーミーとして尽力を してくれている貴公にも、感謝している」
エイゼル「この借りは……いつか返さねばなるまい」
アシェン「私はブロウニング・ファミリーの 戦闘用アンドロイドに過ぎません」
アシェン「感謝は私に行けと命令した、ウチのボスに していただけたらと思います」
 ハーケン
エイゼル「ハーケン・ブロウニング。 ……“世界を創り変えた男”、か」
アシェン「世界を創り変えた…… 考えようによってはそうなります」

〈アインストを打ち抜くハーケン〉

アシェン「艦長の一撃が、アインストの親玉を 撃ち抜いたショックで、 クロスゲートが暴走……」

〈新エンドレス・フロンティア〉

アシェン「世界を融合させた…… それは間違いござりませんでしたのです」

〔バレリアネア塔・最上階〕

エイゼル「……その一弾を放った男は、 今はどうしているのだ?」
アシェン「……あの戦いで、 行方不明になった仲間がいます」
エイゼル「異界の剣士たちのこと、か」

〈KOS-MOSの調整槽を開ける零児とハーケン達〉

アシェン「そうです。 それに、超高性能戦闘用アンドロイド…… KOS-MOSも、です」
アシェン「……まあ私の方が、 性能も美貌もユーモアも 上だったりしちゃうことは確実ですが」

〔バレリアネア塔・最上階〕

アシェン「艦長は、その3名を…… 今も捜しているのです」
エイゼル「…………」
アシェン「ところで、私を呼んだ理由はなんですか?  緊急事態……と聞いておりますが」
エイゼル「……うむ。 もう一人が到着したら、話すとしよう」
(アシェンが南を向くと、南からヘンネが歩いてくる)
???(ヘンネ)「はいよ、呼んだかい? エイゼル」
???(ヘンネ)「……ああ、例の件か。 アシェンを連れて見てくればいいんだろ?」
アシェン「急に何のことです? ツリ目ヤンキー」
ヘンネ「オルケストル・アーミー、 ヘンネ・ヴァルキュリアだ」
ヘンネ「一応アンタはあたしらの後輩になるんだ。 最低限の礼儀くらいは守りな」
アシェン「すまんこってす、先輩風吹かし野郎」

エイゼル「アシェンよ、貴公を呼んだ理由は、 ヘンネが言ったとおり…… あるものの調査を頼みたいからだ」
アシェン「あるもの?」
 不安定なクロスゲート
ヘンネ「クロスゲート、だろ? エイゼル」
エイゼル「うむ……」
アシェン「クロスゲートは、そのほとんどが 次元の壁とともに消失したはずです。 今さら、何を調べろというのでしょうか?」
エイゼル「…………」
ヘンネ「ごもっともだね。 残ってるのは、そこにあるのも含めて、 あと2~3個……」
ヘンネ「それも、すべて動作不良だろ?  ……つながる場所がなくなったんじゃ 当然だろうけどさ」
エイゼル「そこまでわかっておるなら、 どうして今、調査が必要なのか…… 予想がつくのではないか?」
ヘンネ「まさか……動いたってのかい!?」
 オリトリア・北西塔
エイゼル「……先ほど、『北西塔』のゲートに “反応があった”との報告が入った」
エイゼル「反応は一瞬だけだったようだが…… その瞬間に“どこかとつながった”ことは 確実のようだ」
 黒いミルトカイル石
エイゼル「ここ最近、多数確認されている “黒いミルトカイル石”とも関係が あるやも知れぬ」
アシェン「ミルトカイル石!?  もしや、アインストの生き残りが?」
ヘンネ「……なるほどね。 エイゼル、それを見て来いってことだろ?」
エイゼル「そうだ。だが、まだ続きがある」
アシェン「それ以外に、何を?」
 滅魏城
エイゼル「そのまま足を伸ばし、シキオニたちの 居城である『メギ城』に向かうのだ」
 錫華
アシェン「『滅魏城(めぎじょう)』…… ペタズン胴こと、スズカ姫の所ですか?」
エイゼル「そうだ。 あの城では、現在ミルトカイル石の 除去作業が行われている」
エイゼル「だが、除去できない“黒い石”が 現れたというのだ」
ヘンネ「その情報も聞いて来い、と。 直接ってのも面倒な話だね。 ……通信や念話なんかじゃダメなのかい?」
エイゼル「ここ数日、外部との連絡が取れぬのだ」
アシェン「通信妨害……?  なるほど、そういうことか」
ヘンネ「アシェン、何か心当たりがあるのかい?」
 ツァイト・クロコディール
アシェン「ここ数日…… ツァイト・クロコディールとの通信回線が まったく接続できんのですたい」

〈デューネ・ポリスとカッツェ、キュオン〉

エイゼル「新大陸の調査をしているカッツェの元に、 直接キュオンを向かわせた理由がそれだ」

〔バレリアネア塔・最上階〕

エイゼル「今、このフォルミッドヘイムは 陸の孤島と同じ状況に陥っている」
 黒いミルトカイル石
ヘンネ「それが、黒いミルトカイル石の 仕業(しわざ)だと?」
エイゼル「クロスゲートの可能性もある。 今は断言できぬ」
ヘンネ「どうも嫌な感じがするねえ……。 わかったよ、ちょっと見てくるさ」
アシェン「がんばりやがりください、センパイ」
ヘンネ「アンタも来るんだよ!」
 オリトリア・北西塔
エイゼル「すぐ後ろの転移装置…… 問題の北西塔につながっている。 気をつけて行くのだ」
アシェン「了解。 しょうがないので、行ってきまする」

ヘンネ・ヴァルキュリアが支援に加わった!

[エイゼルに話しかける]

エイゼル「そこにある転移装置は『北西塔』に つながっている。 ……何が起こるかわからぬ。用心せよ」

[クロスゲート]

世界と世界を繋ぐ門、クロスゲートがある。 どうやら壊れているようだ。

〔オリトリア北西塔〕

(転移装置で跳ぶと、転移装置が消滅する。 南側の入口付近に黒ミルトカイル石があり、その奥にスパークを放っている球体がある。 アシェンは普通の服)
アシェン「ここが北西塔……。 目の前の黒い宝石みたいなのが、 ミルトカイル石だったりしまするのか?」
ヘンネ「どうやらそうみたいだね。 ……いったいどこから入り込んだんだ?」
アシェン「その先でバチバチしているのは何ですか?」
ヘンネ「ああ、侵入者防止用の電磁バリアさ。 エイゼルの奴、かなり慎重になってるね」
ヘンネ「問題が片付くまで、 国内に誰も入れないつもりらしい」
アシェン「……ということは、 ここのクロスゲートから何者かが 入り込んで来たとしても……」
ヘンネ「ああ、 ここから先には行ってないってことさ」
ヘンネ「さあ、クロスゲートに向かうよ。 北側の出口を抜けたらすぐさ」

[赤い液体が噴出しているものを調べる]

奇妙な液体が流れている…。 口にしてみますか?
→はい
 いいえ

HP・SPが回復した!

(2階にあるクロスゲートに近づく)


Prologue 02
機械たちの午後

(クロスゲートの前に調整槽がある)
ヘンネ「なんだ、こいつは? カンオケ……か?  クロスゲートから出てきたのはコレかい?」
アシェン「これは……!  まさか、そんなことが!?」
ヘンネ「アシェン……?  何か知ってるのかい?」
アシェン「この調整槽が“あれ”と同じものならば、 クロスゲートがつながった場所の 特定ができましちゃいまする」
ヘンネ「は?  あたしにゃ、話が見えないんだけど?」
アシェン「とにかく開けてみればわかります」
ヘンネ「とは言っても……どうやれば開くのさ?」
アシェン「…………」
アシェン「コードDTDにより演算処理能力を アップさせ、開ける方法を検索します」
ヘンネ「アレかい……。 ま、いいけどさ」
(アシェンが白い煙を発し、コードDTDが発動)
アシェン「うりゃさ~!  コードDTD発動ちゃ~~ん!」
アシェン「ウイッス、アネさん! 元気にやってる?」
ヘンネ「アネさんと呼ぶんじゃないよ。 まったく、ややこしいアンドロイドだよ」
ヘンネ「自分を強化するのに、性格やカッコまで 変わる必要があるのかい?」
アシェン「そんなん、ボクを造った人に言ってよ。 熱暴走によるパワーアップだから、 放熱のためにこうなんの!」
アシェン「……で? 何すんの?」
ヘンネ「コレを開けるんだろ!  何のためにそうなったのさ!」
アシェン「あ、そうだったっけ。 んじゃ、フタをブチ壊しちゃうよん!」
ヘンネ「ん?  なんか計算能力を上げてどうとかって……」
ヘンネ「まあ、いいや。やっとくれよ」
アシェン「よっしゃあ~!」

ヘンネ「むッ!?  ちょっと待ちな! クロスゲートが!」
(不安定だったクロスゲートが安定し、 半透明のゴブリンが3体出現してから、クロスゲートが不安定になる)
???(ゴブリン)「…………」
ヘンネ「今、一瞬クロスゲートが開いた!  そして……なんだい、こいつらは!」
(アシェンが通常モードに戻る)
アシェン「グノーシス……!  間違いない、ゲートがつながったのは、 そして、この調整槽は……!」

???(KOS-MOS)「ヒルベルト・エフェクト……!」
(調整槽から青い光が広がり、ゴブリンが実体化、 調整槽の蓋が開いてKOS-MOSが出てくる)
アシェン「KOS-MOS……!」
KOS-MOS「アシェン…?  では、ここはエンドレス・フロンティア なのですか?」
KOS-MOS「レンヌ・ル・シャトーから脱出した際に、 何かトラブルがあったようです」
ヘンネ「この娘は…… 前にアンタらと一緒にいたアンドロイド!」
ヘンネ「アシェン、このクロスゲートが つながったっていうのは……」
 物質界・渋谷
アシェン「間違いなく『物質界』。 KOS-MOS、レイジ、シャオムゥ…… 行方不明になった3人の属する世界……!」
KOS-MOS「レイジとシャオムゥが……行方不明?」

ゴブリン「…………」
アシェン「話すことはたくさんあるが…… まずは片付けるものを片付けまくるぞ」
KOS-MOS「了解です、アシェン。 オートセーフティ、解除。 戦闘モードへ移行します」

KOS-MOSが仲間になった!

【ゴブリン×3との戦闘】

(KOS-MOSがアシェン、ヘンネの方を向く)
アシェン「KOS-MOS……。 まぎれもなく、本物のKOS-MOS なのだな」
KOS-MOS「はい……あの戦い以来です、アシェン」
ヘンネ「よかったじゃないさ。 行方不明のお仲間の一人が 見つかったってわけだ」
KOS-MOS「アシェン、先ほど言っていましたが、 私たちが“行方不明”とは、 どういうことですか?」

〈アインストを撃ち抜くハーケン〉

KOS-MOS「あのアインストとの戦い。 ハーケンが最後の一撃を放った直後、 私たちは光に包まれました」
KOS-MOS「私のシステムはダウンし、 再起動した時には……」
KOS-MOS「自分の属する元の世界…… T.C.4700年代の世界へ 戻っていたのです」

〔オリトリア・北西塔〕

アシェン「元の世界……『物質界』に帰れたのか。 ……ということは、レイジやシャオムゥも 戻れたのかもしれん」
アシェン「よかったな、KOS-MOS。 艦長も喜びまくりだったりするだろう」
KOS-MOS「……アシェン、ありがとうございます」

ヘンネ「ちょっといいかい?  感動の再会に水をさすようで 悪いんだけどさ」
ヘンネ「せっかく元の世界に戻れたってのに、 またこっちに来て……帰れるのかい?」
KOS-MOS「…………」
アシェン「空気の読めないケバ女めが」
ヘンネ「あたしゃ普通に感想を言っただけだろ!」
アシェン「だが、センパイ殿の言うことも一理ある。 ……KOS-MOS、どうして再び この世界に?」
アシェン「さっき、ヌルヌル・シャワーで トラブルがどうのと言っていたが?」
KOS-MOS「浮遊大陸レンヌ・ル・シャトーです」
KOS-MOS「……アシェン、戻らねばなりません。 私には、やるべきことがあるのです」
 不安定なクロスゲート
ヘンネ「だけど、クロスゲートはさっきの敵を 吐き出してからはご覧の通りさ。 また動かなくなっちまったよ」
KOS-MOS「…………」
 シュラーフェン・セレスト
アシェン「シュラーフェン・セレストに行こう、 KOS-MOS」
KOS-MOS「以前、私たちがこの世界に来た…… 次元転移装置のある巨大戦艦ですね」
アシェン「あれなら、融合した今の エンドレス・フロンティアにも存在する。 戻れる可能性はあっちゃったりするぞ」
KOS-MOS「融合した……エンドレス・フロンティア?  あの戦いの後、この世界では 何が起こったのですか?」
ヘンネ「そいつは道中で話さないかい?  こっちも仕事の途中なんでさ」
 滅魏城
ヘンネ「ここからあの戦艦に行くなら、 あたしらの目的地……メギ城の前を 通ることになる」
ヘンネ「つきあってやるさ、KOS-MOS」
KOS-MOS「ヘンネ……。感謝します」

アシェン「いい人だったんスね、センパイ」
ヘンネ「あたしをどう思ってたんだい、アンタは」
ヘンネ「……まあ、オルケストル・アーミーに 欲しい逸材ではあるからさ。 貸しを作っておいて損はないだろ?」
アシェン「…………」
ヘンネ「まあまあ、いいじゃないさ。 シキオニたちの城に向かうよ」
ヘンネ「西側の階段を下りれば、すぐ出口さ」

[KOS-MOSの調整槽に触る]

KOS-MOSの調整槽が置かれている。

[クロスゲートを調べる]

世界と世界を繋ぐ門、クロスゲートがある。 壊れてしまったようだ。

〔メギ・エルフェテイル〕

(大陸に上陸するとすぐ西に黒いミルトカイル石がある)
アシェン「こんな所にも黒いミルトカイル石が……。 これでは進めんな」
KOS-MOS「この黒い石の先には、 何があるのでしょうか?」
ヘンネ「妖精族の城……エスピナ城さ。 世界の融合前は、エルフェテイル北部に あった城さね」
 エスピナ城
アシェン「ミルトカイルの赤石で覆われた城…… だったりしちゃいましたはず」
KOS-MOS「以前の赤い石と青い石、 そして今回の黒い石……無関係とは 思えませんが」
ヘンネ「それを確かめるのが、今回の仕事さ」
ヘンネ「メギ城はここを北に行けばすぐだ。 急ぐとするよ」

〔滅魏城付近〕

(滅魏城の前に錫華がいる)
錫華「ふむ……この黒い楔石(くさびいし)、 どうしたものか」
アシェン「どうしまするのか?」
錫華「そちはアシェンか?  それにオルケストル某(なにがし)の ヘンネに……」
(KOS-MOSの目が青い)
KOS-MOS「…………」
錫華「こすもすもいるのかえ!?  こすもすよ、まさか再び会えるとは 思っていなかったぞよ?」
(KOS-MOSの目が戻る)
KOS-MOS「心配をおかけしました、スズカ」
錫華「そちが無事だったということは、 零児や小牟(シャオムゥ)も……」
アシェン「それはわかりませんです。 クロスゲートから現れたのは、 KOS-MOSだけでありやんしたので」
錫華「……そうである、か」
錫華「それで、どうしてそちらはここに?  何か用事でもあるのかえ?」
ヘンネ「ウチの王サマ、エイゼルの命令さ。 こっちにも黒ミルトカイル石が 現れているんでね」
アシェン「クロスゲートが反応したことにも、 関係があると思われまする」
錫華「ふむ、世界がごちゃまぜになって、 バタバタしておるというのに、 心の休まらぬ話であるな」
KOS-MOS「世界の融合……道中で聞きました。 滅魏城は、このような場所に なったのですね」
錫華「うむ。立地条件は悪くないぞよ?  以前は砂漠にあった大門によって、 防犯対策も万全……」
錫華「なかなかよい物件になったものである」
ヘンネ「自分とこの城を 物件って言うんじゃないよ」
KOS-MOS「その大門ですが、 どうして閉じているのですか?」
錫華「今、滅魏城は大掃除の 真っ最中だからぞよ」
ヘンネ「掃除してるって話は聞いてるよ。 ……問題は黒石、だろ?」
錫華「その通り。 どうやっても砕くことができぬため、 にっちもさっちもゆかぬでな」
アシェン「だから、外で油を売っていたと」
錫華「人聞きの悪いことを申すな、 ポンコツめが」
 ドロシー
錫華「これからドロシーめに、 黒石を壊せる道具が作れぬものかと、 話をしに行くところだったのである」
 邪鬼銃王
錫華「わらわの戦術からくり・ 邪鬼銃王(ジャキガンオー)の 調整用部品も調達せねばならぬしな」
ヘンネ「ドロシー・ミストラル……妖精族の娘か。 確か発明家なんだったね」
KOS-MOS「前回の戦いにおいて、 青及び赤色のミルトカイル石を 破砕可能な弾丸を作ったのは彼女です」
アシェン「かつ、守銭奴(しゅせんど)です」
ヘンネ「だけど、スズカ…… アンタは一応プリンセスなんだろ?  自ら行かなくてもさ」
錫華「仕方あるまい。 あの黒石が現れてからというもの、 あらゆる通信手段が使えぬのである」
アシェン「……! やはり……」
ヘンネ「ああ、これではっきりしたね。 黒石からは、何かしらのエネルギーが 発せられているってことか」
ヘンネ「クロスゲートの反応も、 おそらくはこいつが原因…… 戻って、エイゼルに報告しなけりゃな」

錫華「では、わらわはもう行くぞよ?」
錫華「そうである、こすもすよ。 そちはこれからどうするのであるか?」
 シュラーフェン・セレスト
KOS-MOS「巨大戦艦シュラーフェン・セレスト。 そこにある転移装置で戻れるかどうか、 確かめてみるつもりです」
錫華「やはりそうであったか。 ドロシーめの城へ向かう道すがら、 あの巨大戦艦まで送ってやってもよいぞ?」
KOS-MOS「いいのですか?」
錫華「よいよい、通り道である。 旅は道連れ、と申すではないか」
(KOS-MOSの目が青い)
KOS-MOS「感謝します、スズカ」
アシェン「すんません、貧相姫。 お願いいたしまする」
 ミラビリス城
ヘンネ「じゃ、あたしらはミラビリス城あたりで、 報告のために戻ろうかね」
錫華「ふむ、あの城ならすぐ西である。 行くとしようぞ?」
錫華「……それからポンコツは、 あとでぶっ飛ばすぞよ」

錫華姫(すずかひめ)が仲間になった!

[大門]

滅魏城への門は、かたく閉ざされている。

[ミラビリス城の北に到着]

ヘンネ「もうミラビリス城か。 じゃ、あたしらはこの辺で報告に戻るよ」
錫華「ふむ、後のことはまかせるがよい。 こすもすはわらわが責任を持って 巨大戦艦まで連れて行くぞよ?」
アシェン「よろちく」
(KOS-MOSの目が青い)
KOS-MOS「アシェン、ヘンネ…… ご協力を感謝します」
アシェン「無事が確認できただけでもよかった。 ……艦長も喜ぶ」
ヘンネ「達者にやりな。 もうこっちの世界に迷い込んだり するんじゃないよ?」
(KOS-MOSの目が戻る)
KOS-MOS「はい」
錫華「よいよい。 では行こうぞ、こすもすよ」
 ドロシー
ヘンネ「そうだ、スズカ。 ドロシーが黒石を壊す道具を持ってたら、 ウチらにも教えてくれるかい?」
錫華「かまわぬぞよ?  朗報を待つがよい♪」
KOS-MOS「……では、お別れです」
(錫華達が西へ立ち去る)
アシェン「…………」
ヘンネ「名残(なごり)惜しいのはわかるけど、 あたしらも戻るよ」
ヘンネ「黒いミルトカイル石について、 もう少し情報を集めなきゃな」
アシェン「了解でやんす」
 シュラーフェン・セレスト
アシェン(……シュラーフェン・セレスト、か)
(アシェン達が東に立ち去る)


back index next