ハーケン「みんな、大丈夫か!」
小牟「あったぁ~~……
ちゃんとつかまっておくべきじゃった…」
錫華「まったくである。
わらわでも揺れるほどの衝撃であった」
零児「ふう……
しかし、たどり着きはしたようだな」
神夜「これは……この島自体が、
なにか巨大な妖物の……体!?」
KOS-MOS「骸(むくろ)と言った方が
適切かと思われます」
(コードDTDが発動している)
アシェン「……エネルギー反応はあるんだよね。
ミルトカイル石とほっとんど同じ反応が」
鞠音「大気成分など、
特に問題はないようですわね」
リィ「……しかし、これは……
どうやって戻ればいいのか」
ハーケン「……とにかく調べてくるぜ」
ハーケン「アインストが、
ここからエンドレス・フロンティアに
来ているのが間違いない以上……」
ハーケン「戻る方法は必ずあるはずさ」
神夜「その上で、アインストの首領を討つ……」
零児「この島そのものが、
その首領だというならお手上げだがな」
鞠音「それはないようですわ。
この島自体は、かなりの年月が経っている
ようで、半ば化石化しています」
鞠音「成分は、アシェンが言ったように
ほぼミルトカイル石と同じ……」
鞠音「アインストは、この島の一部を
エンドレス・フロンティアにまいていた、
と考えるべきでしょう」
KOS-MOS「この島の“頭”のように見える部分から、
強いエネルギー反応を感知」
KOS-MOS「……クロスゲートのものと思われます」
小牟「目指すはそこじゃな?
……まあ、わかりやすいがのう」
アシェン「そうですね。
“小指”とか“ふくらはぎ”とか
言われてもピンときません」
錫華「琥魔よ、そちはどうするのかえ?」
琥魔「当然! お供させていただきます!」
琥魔「……戦闘は面倒なのでまかせるけどニャ」
リィ「ツァイトで移動できるのは
ここまでですな」
ハーケン「上出来だ、副長。
…首の横あたりか。頭までもう少しだな」
ハーケン「よし、そこの裂け目から入ってみるぜ」
リィ「お気をつけて、艦長」
鞠音「いつでも出られるよう、エンジンは
かけておきますわ」
鞠音「……あと、珍しいものがあったら、
持ち帰るようにしてください」
ハーケン「OK、貪欲ドクター。
たくましいね、まったく」
ハーケン「……じゃあ、行ってくるぜ」
(琥魔に話しかける)
琥魔「いらっしゃいませ~。
地獄の沙汰も金次第でございま~す」
HPとSPが回復しました。
琥魔「サービスで回復しておきました♪」
(ヴァールシャイン・リヒカイト、アークゲインがいる)
???(ヴァールシャイン)「…………」
ハーケン「う、こいつは……なんだ?」
アシェン「アインストに間違いナッスィンです。
……しかし、このエネルギーは……!」
KOS-MOS「今までの相手とは比較になりません。
迎撃レベルを引き上げる必要があります」
???(ヴァールシャイン)「……我は……」
零児「こいつ……意思の疎通ができるのか!?」
ヴァールシャイン「我は……ヴァールシャイン・リヒカイト。
『始まりの地』へ……戻るために……
創られた……者なり……」
小牟「始まりの地……じゃと?」
ヴァールシャイン「……世界は……修正……され……」
錫華「わからぬな。
こちらの言うことは聞いておらぬのか?」
アークゲイン「…………」
神夜「わからないと言えば、
この“闇騎士”もそうです!」
神夜「この前、爆発したはずじゃないですか!」
ハーケン「……忘れたか?
俺やプリンセス、レイジにシャオムゥまで
コピーできた相手だ」
アシェン「おそらく当たりです。
……エネルギー反応は、今まで戦った
アインストのものに近くなっています」
ヴァールシャイン「望まぬ世界を……望む者たち……
修正……する……」
零児「……来るぞ!」
【ヴァールシャイン・リヒカイト、アインストアークゲインとの戦闘】
(アインストアークゲインが爆発、ヴァールシャイン・リヒカイトはワープする)
ハーケン「……今のボス格なのか?」
零児「言葉を話せたことといい、
実力といい……そう考えるべきだろうな」
神夜「すごく……ゆらいでいませんでしたか?」
アシェン「物理的に、ということですか?」
錫華「妖気……と言っていいかはわからぬが、
ひどく不安定であったな」
小牟「……そうじゃな。
生まれたてのホヤホヤっちゅうか……」
KOS-MOS「防衛機構として、
造り出された可能性はあります」
ハーケン「意思の疎通ができるアインスト、か」
(ゲシュペンスト、アルトアイゼン、ヴァイスリッターがいる)
神夜「……さっきの戦いで、
嫌な予感はしてましたけど……」
ハーケン「アルトアイゼン、ヴァイスリッター……
そしてゲシュペンストか」
小牟「並び立つ姿は壮観じゃが……
これ、誰が戦うんじゃ?」
零児「……俺たちだろ」
アシェン「先ほどのアークゲインと同じく……
いわゆるレプリカでございますでしょう」
(KOS-MOSの目が青い)
KOS-MOS「魂を持たない、鋼の殻(から)……
アインストは何を求めているのでしょう」
錫華「ふむ、それを確かめるためにも、
負けられぬぞよ……!」
【アインストファントム、アインストナハト、アインストアーベントとの戦闘】
(それぞれ爆発)
ハーケン「こいつはキツいぜ……」
ハーケン「だが……まだまだだ……!」
アシェン「艦長。
……目標にしていたエネルギー反応……
この上にあります」
錫華「なんという、禍々しい“気”であるか……
こんなところにトリハダが……」
小牟「わしもじゃ。ほれ、こことか……」
神夜「わ、私もでも……ほら、ここ……」
零児「見せあうな」
零児「……いよいよじゃないのか?」
ハーケン「……ああ、間違いないな」
KOS-MOS「反応はクロスゲートとほぼ同じですが……
“ゆらぎ”と同質のエネルギー反応も
あります」
零児「……なに?
くっ、アインストは何をしようと
しているんだ?」
ハーケン「すぐにわかるさ。……登ればな」
ハーケン「準備を整えよう。
……それが終わったら、あとは上を
目指すだけだ」
(ヴァールシャインが浮いている)
ヴァールシャイン「よく……来た……」
ヴァールシャイン「……望まれぬ……世界の……者たちよ……」
ハーケン「望まれぬ世界の者達……?」
神夜「あなたは……何者なんですか?
アインストとは……一体……」
ヴァールシャイン「…………修正する者だ…………
誤った……世界を……」
ハーケン「エンドレス・フロンティアを
誤った世界だと言いたいのか?」
ヴァールシャイン「……我もまた……異邦人……」
ヴァールシャイン「帰りたかった……
クロスゲートを……開いて……」
ヴァールシャイン「だが……いくら……開いても……」
ハーケン「まさか……
クロスゲートは……おまえが……!?」
神夜「じゃあ、
この世界を……つなげたのは……!」
ヴァールシャイン「お……おお…………おおおおおお!」
【ヴァールシャイン・リヒカイトとの戦闘】
ヴァールシャイン「我は認めん……」
(ヴァールシャインのHPが回復)
ハーケン「ここが俺の世界だ、それでいいのさ」
ヴァールシャイン「おおお……なぜ……だ……!
この世界を……世界の……この我が……」
ヴァールシャイン「なぜ……なぜ……敗れる……」
零児「俺たちを甘く見た……おまえの傲慢だ」
小牟「ちゅうか、ぬしは最初から
負け犬ムードだったってことじゃ!」
ヴァールシャイン「これでは……戻れない……
静寂の……世界へ……帰る……ことが……」
KOS-MOS「私たちも、元の世界に帰りたい」
KOS-MOS「ですが、そのために犠牲になるものが
あってはならない」
(KOS-MOSの目が青い)
KOS-MOS「……私は、そう思います」
アシェン「私も艦長も、異邦人だった。
だが、今の“故郷”……守るべき場所は、
決まっている……!」
ヴァールシャイン「我は……創造主たりうる……存在……
それが……それを……なぜ……」
ハーケン「……このエンドレス・フロンティアを
結果的に形作ったのは……
確かにアインストだったかもしれないさ」
神夜「だけど、そこで生きる私たちは、
あなたの手駒なんかじゃないんです……!」
錫華「それを思い違いしたのが……
そちの不覚であるぞ」
ハーケン「帰りたいなら、一人で帰りな。
……どこか、俺たちの知らない所へな!」
(ヴァールシャインが光に包まれる)
神夜「わっ! な、なんですか……!?」
錫華「この感じ……!
交鬼門をくぐる時とよく似ておるぞよ!」
ハーケン「まさか……
暴走を起こしてるっていうのか!?」
零児「これは……“ゆらぎ”と同じ……
空間が裂ける感覚……!?」
小牟「ゲェー!?
コ、KOS-MOS! 分析せい!」
KOS-MOS「クロスゲートのエネルギーが
暴走しているようです」
アシェン「ヴァールシャインと、クロスゲートの
リンクを断ち切ったからか!?」
ハーケン「体が……吹き飛ばされる……!?」
(閃光)