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エルフェテイル

〔エスメラルダ城塞内部〕

[ドロシーの部屋への扉]

扉は閉ざされている。 どこかに仕掛けがあるようだ。

[ドロシーの部屋への鏡の前]

ドロシー(鏡の中)「はい! ドロシーですわ。 ワタクシは今、取り込み中ですの」
ドロシー(鏡の中)「どうしても会いたい、というアナタ、 ワタクシの“リドル”に答えられたら、 入って来てよろしくてよ?」
ドロシー(鏡の中)「アタマの悪~いケモノ連中には わからないでしょうけど!  オ~ッホッホッホッホ!」
神夜「な、なんですか、これ……?  “りどる”って…回るやつですか?」
KOS-MOS「リドル……“謎かけ”と思われます」
アシェン「ようするに、クイズに正解すれば 扉が開く…というわけですか」
小牟「ドロシーの所へ行きたいか~!」
錫華「おお~~ぅ!」
零児「はしゃぐな。 ……まったく、面倒な話だ。 問題を聞くには、鏡に触ればいいのか?」
ハーケン「そうらしいな。 見たところ……像の向きで何かを やらせたいらしい」
ハーケン「OK、クエスチョンを聞いてみようか」

[右の鏡のリドル]

ドロシー(鏡の中)「ロボットからパーツを抜き取るには、 ちょっとコツがいりますのよ?  死角からコッソリと、ね。」

[像に触る]

像が置かれている。 台座を動かせば 像の向きを変えられそうだ。

[リドルを聞いてから鏡に触る]

もう一度リドルを聞きたい?  それとも、これが答え?

[不正解]

ドロシー(鏡の中)「不正解! テキトーにやりましたわね?  それとも、頭がお悪いのかしら?  お帰りはあちらですわよ?」

[二つとも左向き]

ドロシー(鏡の中)「正解♪ 後ろからゴツンと。 専門用語だとバックスタッブ、ですわね」

[左の鏡のリドル]

ドロシー(鏡の中)「獣人は野蛮な連中だけど、 仲良くしておかないといけませんわね。 ……使えるかもしれませんし、ウフ」

[両方とも中を向ける]

正解♪ 互いに目を見て対話すること。 まさに見つめEYE。なんちゃって。

[二つ目左の鏡]

ドロシー(鏡の中)「獣人は、あんまりロボットとかには 興味がないみたいね。 ロボットの方も、それ同じみたいよ?」

[二つとも外を向く]

正解♪ 互いにそっぽを向くこと。 機械だって、魔法と同じく便利なのにね。

[二つ目右の鏡]

ドロシー(鏡の中)「あら? 右肩にゴミが付いていますわよ?  取ってあげてほしいですわ」

[右は正面、左が右向き]

正解♪ ちゃんと相手の右側を見ること。 そりゃ、見なきゃわかりませんものね。

[奥の部屋]

フフフフ……。
(像の中からドロシーが出て来て回る)
ドロシー「……と、張り切って出て参りましたら… あなた方、なんですの?」
ハーケン「誰だかわかってない相手に、 そんなキメポーズを見せるなよ」
ドロシー「ワタクシの勝手ですわ」
ドロシー「…っと、あなた…バウンティーハンターの ハーケン・ブロウニングですの?」
ハーケン「ビンゴだ。ドロシー・ミストラル。 自室にこもって、何をしていたのかな?」
ドロシー「…………」
ドロシー「レディに何をしていた、だなんて…… 何を期待しておりますの?」
神夜「そ、そうですよ、ハーケンさん」
零児「姫さん、 無理にそっちの方向に持っていくな」
ハーケン「興味がなくはないがな。 残念ながら、今はセクシャルな返答を 期待してるわけじゃない」
ハーケン「期待しているのは……ミルトカイル石を 砕くシステムを作っていた、とかかな」
ドロシー「……なるほど、狙いはそれですのね。 みんなどこから聞きつけてくるのやら…」
小牟「沙夜めも、 狙いはそれだったと言っておった。 ネタは上がっておるんじゃぞ?」
ドロシー「サヤさん、ね。 あの方には感謝しておりますわ」
ドロシー「対ミルトカイル破砕弾『アルギュロス』。 その完成は、あの方が持ち込んだ 異界の技術のおかげですもの」
錫華「完成したとな…?  あの女狐め、何を企んでおるのか…」
零児(その割に、奴はその弾丸には それほど執着していない感じだった)
零児(……では、奴の狙いはなんだ?)
アシェン「完成したなら、別にケチケチせず、 貸し出してもよかったのでは?」
ドロシー「また未完成なのですわ。 量産もまだですし、オリジナルを 渡してしまうわけにはまいりません」
ハーケン「なるほどね。 ……だが、その貴重なオリジナル、 レンタルしてもらえないか?」
KOS-MOS「お願いします」
ドロシー「そうですわねえ……」
ドロシー「……ん!?  あなた! 動きましたの!?」
KOS-MOS「はい、あくまで簡易的なものですが、 オートメンテナンスによる再起動には 成功しました」
KOS-MOS「通常戦闘であれば、問題ありません」
ドロシー「……ハーケン・ブロウニング」
ハーケン「何かな? レディ。 レンタルOKかい?」
ドロシー「盗人猛々しいとはこのことですわね!  ワタクシの宝物庫から、勝手にお宝を 持ち出すとは、ハレンチですわ!」
ドロシー「ワタクシが苦労してシュラーフェン・ セレストから盗み出した、この芸術品を 盗み出すとはっ!」
神夜「え!?  その怒り方って、おかしくないですか?」
神夜「こすもすさんは、 元々ロストエレンシアに……」
ドロシー「問答無用にして全員地獄送りですわ!  覚悟なさいなっ!」

【ハートレス、ドロシー・ミストラル、セリブラムレス、ヴァラレスとの戦闘】

ドロシー「いったあ! レディにむかって!」
ハーケン「レディはおしとやかにな。 爆弾も控えめにした方がいいぜ?」
小牟「うむ、一人残らずアフロになるとこ じゃったからな……」
ハーケン「ボンバーレディ、 ミルトカイル石を破壊できる弾丸を レンタルしてくれるなら……」
ハーケン「シュラーフェンを荒らしたことは 不問にしてもいい」
錫華「わらわの故郷、滅魏城を救うために、 必要になるものなのである」
アシェン「この悲痛な訴え、血も涙もない爆弾魔にも おわかりいただけると思っちゃうのです」
ドロシー「微妙に悪口を言われておりますが… わかりましたわ」
ドロシー「ただし! ……条件が2つありますわ」
神夜「盗人猛々しいって……本当なんですね」
KOS-MOS「ここまできて、関係をこじらせる言動は 慎むべきだと思いますが」
零児「条件とは?」
ドロシー「“紅いミルトカイル石の結晶”を 持ってきていただけませんこと?」
ハーケン「紅い結晶……?」
ドロシー「言ってしまえば、 高純度のミルトカイル石ですわ」
ドロシー「今の弾丸では、青い石は砕けても、 紅い石は砕けませんの」
KOS-MOS「紅い石であれば、この地点より後方に、 ひとつ運びこまれているようですが?」
ドロシー「高純度、と申し上げましたでしょ?  もっともっと、血のように紅くなければ ダメなのですわ」
ドロシー「それともうひとつ。 ……研究・製作には、かなりの費用が 必要になりますの」
神夜「も、もしかして……お金取るんですか?」
ドロシー「そんなにワタクシはガメつくは ありませんことよ?」
ドロシー「ワタクシのお古やら、発明品やら…… “割高”でお譲りいたしますわ♪」
零児「そこは“格安”じゃないのか」
小牟「お古ってことは、 中古品も入っとるやんけ!」
ドロシー「お黙りっ!  発明は、いつの世も周囲の理解と オゼゼが必要不可欠なのですわ!」
ハーケン「OK、マネーガール。 結晶と、ショッピングの件は了解した。 ……あとは、クロスゲートか」
ドロシー「そればかりは、 安定するのを待つしかありませんわね。 どこかで時間でも潰されたら?」
アシェン「艦長。それならば、ドロシーの情報など、 妙に詳しかった“デューネポリスの男” を調べてみるのはいかがですか?」
ハーケン「カッツェとかいうキャットガイか。 ……そうだな『大門』にでも回るか」
ドロシー「デューネポリスの住人?  ……おかしいですわね」
ドロシー「あそこは3年前…… 終戦直後に造られた『大門』によって、 行き来は完全にできないはずですが?」
ハーケン「ま、行ってみればわかるさ。 ……じゃ、“弾丸”をお借りしますよ、 マドモアゼル・ドロシー」
ドロシー「仕方ありませんわね。 対ミルトカイル破砕弾『アルギュロス』… お貸しいたしますわ」
KOS-MOS「発明品の購入の件はどうするのですか?」
ドロシー「ワタクシに話しかけていだたければ、 特別に…お譲りいたしますわ」
神夜「わかりました!  ドロシーさん、ありがとうございます!」
ハーケン「よし、ここを出たら『大門』へ行くぜ?  この城塞から南西の方角だったな」
[貴重品“アルギュロス”を手に入れた]
ミルトカイル青石を 破壊できるようになりました。

〔大門前〕

小牟「ここが『大門』ちゅうやつか。 ほれ、神夜…こいつをどう思うかの?」
神夜「すごく……大きいです……」
零児「何をやってるんだ。小牟、門は?」
小牟「当然のごとく、閉まっておる。 …それにしても、ずいぶんと頑丈な造りに なっておるのう」
KOS-MOS「ハーケン、この門はどのような経緯、 用途で造られた物なのですか?」
ハーケン「造られたのは、ほんの3年前さ。 『10年戦争』終戦直後に建造が始まり、 わずか数ヶ月で完成したって話だ」
錫華「この先には何が?  わらわ達、神楽天原の者も、篭国の関係で こちらの情勢はほとんど知らぬぞよ?」
アシェン「エルフェテイル西部地方… 通称『デューネポリス』が存在します」
アシェン「大戦の影響で砂漠化…。 この『大門』が築かれた理由は、 その拡大を防ぐためと言われてます」
神夜「誰が造ったんでしょう?  太っ腹極まりないと思うんですけど」
アシェン「記録では、デューネポリスに唯一存在する 都市…『ジャイアント・マーカス』の 代表となっちゃってますのです」
小牟「ふむ…… 門を調べてみたが、猫の子一匹入り込む 隙間もない…っちゅう感じじゃぞ?」
零児「だが、こちらに情報を流した猫の獣人、 カッツェはこちらにいた。 ……どういうことだ?」
ハーケン「おいおい、カンベンしてくれよ。 まさか、デューネポリスに行くような ことにならないだろうな…」
KOS-MOS「………!  高エネルギー反応を確認。 次元歪曲の発生と思われます」
(大地が揺れてからクロスゲートが安定した)
神夜「あ!  交鬼門が安定したんじゃないですか?」
零児「そいつは重畳。 回り道をしたが、これで当初予定していた ルートに戻れるな」
錫華「まったくである。 ここしばらく、余計な荷物をしょい込む ばかりであったからな」
KOS-MOS「申し訳ありません」
錫華「こすもすは別にかまわぬ。 そちは素直で美しく、かつ強いのでな」
錫華「間引きが必要になった時には… 駄狐と白髪を海にでも放り込めばよい」
零児「人を勝手に投棄しようとするな」
小牟「投げっぱなし小牟スープレックスで、 逆に投げ込んじゃるぞ!」
ハーケン「やっと戻れるんだ、仲間割れするなよ」
神夜「とりあえずは、ハーケンさんの 戦艦に戻るんですか?」
アシェン「そうですね。 マイティエーラのLV2カードキーも 調べなきゃなりませんです」
神夜「そして……神楽天原ですね」
ハーケン「OK、ゴーバック・ホームと行こうか」


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