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エルフェテイル

〔ミラビリス城内部〕

[落ちた先の移動床の向こう]

???(沙夜)「あら? はぁい、お元気?」
ハーケン「おいおい、 この城は無人じゃなかったのか?」
神夜「な、なんかさっきから、 知らない人によく会いますね」
???(沙夜)「あん、地元の人?  ご同伴中のところ、ごめんなさいね?」
神夜「あ、こんにちは。…ご同伴?」
錫華「どういう意味ぞよ?  あと、そちは何者であるか」
沙夜「え? ああ、私は沙夜(さや)。 “ゆらぎ”の影響で、こちら側の世界に 来てしまったようなの」
アシェン「“ゆらぎ”?  なんのことでしょうかしら?」
沙夜「こっちの人にはわかるかしら?  次元を転移して、異世界へ行ける 入口…ってことなのよ、ね」
ハーケン「異世界へのエントランス…?  クロスゲートのことじゃないのか?」
沙夜「こちらではそう言うの?  私は仕事……じゃなかった、ええと……」
沙夜「あん、そうそう。 星空を見上げながら詩を書いていたら… 急にこんな所に来てしまったの」
ハーケン「ほう、ポエムをね。 なかなかロマンチストじゃないか」
錫華「ふむ…狐の獣人が詩を書くとは」
沙夜「………! あら、おわかり?」
神夜「そういえば… 琥魔さんみたいな耳がありますね」
沙夜「…と思ってよく見れば。 そちらは悪魔……いえ、鬼かしら?」
沙夜「それに、そっちの緑のコは アンドロイドちゃんのようね」
アシェン「イエス、アイドゥー」
沙夜「そして白いコは……牛の獣人ちゃん?」
神夜「あの……人間なんですけど……」
ハーケン「OK、フォックスウーマン。 獣人は、この世界じゃ珍しくはない」
ハーケン「それより、話を聞かせてもらえないか?」
(話を聞いた)
沙夜「な~るほど。 エンドレス・フロンティアの…… エルフェテイル、ね」
沙夜「……様々な世界が混ざり合う場所か」
ハーケン「あんたはどの世界の出身だ?  フォルミッドヘイム……ということは ないだろうな?」
錫華「狐の変化ということは…普通に考えれば、 神楽天原の出のようにも思えるが、 そちは違う感じであるな」
沙夜「私は『物質界』と呼ばれる世界から、 こちら側に来たのよ、鬼姫さま」
ハーケン「ブッシツカイ…聞いたことがないが… ともかく、この先に転移装置があることが わかったのはラッキーだな」
沙夜「でも、そこに行くのは ちょっと苦労するかもしれないわよ?」
沙夜「赤と黒の服で身を固めた、 少々面倒くさいコ達も、私を追って こっちに来ちゃってるみたいなの」
沙夜「彼らも私と同じく、物質……」
ハーケン「ん? ちょっと待ってくれ。 赤と黒でコーディネイトした服装…?」
ハーケン「そいつら、まさか……」
アシェン「……先ほど戦闘を行った、 オルケストル・アーミーの悪魔ちゃんと 同じであると考えられちゃいます」
神夜「沙夜さんは追われたんですよね?  …なぜ異界の人を追っているんでしょう?」
錫華「あの戦争から3年…… 何か準備を進めていたとすれば、 ちょうどよい時間やもしれぬな」
沙夜(あらやだ、勝手に話が進んでるけど… なんとかアーミー…?)
沙夜(まあ、ここはひとつ… 利用させてもらおうかしら、ね)
沙夜「あん、そうなの。 嫌がる私を追いつめて「狐狩りだ~!」 とか笑って……」
沙夜「私、怖くって怖くって……」
ハーケン「ちっ、なんてモラルのない連中だ。 許せないぜ、こんなイイ女を捕まえてよ」
沙夜「私はこれから、できるだけ遠くに 逃げようと思ってるんだけど……」
沙夜「……できたら、やっつけてくださる?  優しくて強そうな…ニヒルボーイ」
ハーケン「まかせなよ、セクシーフォックス。 で、そのオルケストル・アーミーの連中… なんて名前なんだ?」
沙夜「男女のペアなのよね。 …男が『有栖零児(ありす・れいじ)』、 女が『小牟(シャオムゥ)』よ」
ハーケン「アリス・レイジにシャオムゥね。 OK、軽く片付けておくさ」
沙夜「あん…ステキよ、ハンサムボーイ」
ハーケン「フッ、俺に惚れちゃいけないぜ?」
神夜「ん~、コホン!  ハーケンさん、ちょっと調子よすぎること 極まりすぎておりませんこと?」
ハーケン「おっと、こいつは失礼。 …というか、アシェンっぽくなってるぜ、 プリンセス・カグヤ」
ハーケン「では、Missサヤ。 俺たちは先に進まなきゃならないんでな。 これて失礼させてもらう」
アシェン「ここから離れるならば、城を出てから 南下すると、エスピナ・キャッスルという 廃墟があります」
ハーケン「そこに“コマ”っていう行商人が ダーティな商売をしてるから、 そいつと合流して待つといい」
錫華「そちと同じ獣人である。 わらわ達が転移門を確保したら、その旨 伝えてしんぜるぞよ?」
沙夜「あん、ご親切にどうも。 ……コマちゃん、ね」
沙夜「じゃあね、ロマンチスト。 またお会いしましょう。うふふ…」
(沙夜が移動床のほうへ立ち去る)
錫華「…これでよかったのか? チャラ彦よ。 沙夜とかいう女…かなりの妖力を持つ 狐の変化(へんげ)であるぞ?」
ハーケン「問答無用で撃つわけにはいかないだろ?  それに、話をして正解だった」
ハーケン「悪口を言うだけ言って逃げた、 オルケストルのリトルガールと違って、 いい情報ももらえたしな」
神夜「う~ん……私、どうもあの狐の人、 怪しい感じがするんですけど」
ハーケン「この城に入った時に言わなかったか?  人を見る目を養えよ、カグヤ」
アシェン「敵対の意思がないから味方…… というのは単純すぎるのではないかと」
錫華「ちょっと色目を使われればこれである。 男なぞ、すべからくケダモノであるぞよ」
ハーケン「まあいいだろ?  あのフォクシーが敵か味方かはともかく、 余計な戦闘をしなくて済んだのは事実さ」
ハーケン「オルケストルの連中がまだ奥にいるなら、 戦いは避けられないだろうしな」

[滑る床]

ハーケン「なんだ? この床は…進めやしないぜ」
神夜「ツルツルするにしては、しすぎですね」
ハーケン「ちっ…… 何か台のようなもので、塞ぐしかないな」

[城の中層]

???(零児)「む? 誰だ!」
???(小牟)「人間のようじゃが… いや、違うのも混じっておるかの?」
???(小牟)「あ! さてはさっき、 上からデカい台座みたいなもんを 落としたのはぬしらか?」
ハーケン「台座……?  ああ、エントランスを開けるための 石像のギミックか」
神夜「そういえば、ひとつ落っこちましたね。 ……も、もしかして、命中しました?」
???(小牟)「あんなん命中したら、ここにはおらんわ。 二人まとめて2500点とかじゃぞ?」
アシェン「というか……あなた方は誰ですか?  なんとなく予想はつきますが」
零児「なに…?  俺は有栖零児。こっちの小さいのが小牟。 俺たちは“ゆらぎ”に……」
ハーケン「OK、そこまでだ。アリスにシャオムゥ… そして赤と黒のコーディネート」
錫華「話の通りであるな。 オルケストル・アーミーか」
錫華「む? そこな小さい方は… これまた狐の変化であるようだが?」
零児(また……?)
小牟「ほほう、よう見破ったのう。 そういうぬしは…式鬼のようじゃの?  それなりに“格”はあるようじゃが……」
小牟「わしは齢700を越える“仙狐”じゃぞ?  頭が高い! 控えい!」
アシェン「……おばあちゃん、 ご飯はさっき食べませんでしたか?」
小牟「お? あ…? そ、そうじゃったかの?」
小牟「……って、馬鹿者!」
錫華「よいよい、ノリは合格であるぞよ、 駄狐(だぎつね)よ」
零児「コントはいい。 誰だか知らないが……状況を 説明してもらいたい」
ハーケン「これも人助けってやつさ。 直接うらみはないが、悪く思うなよ?」
神夜「あれ? ちょっとハーケンさん。 オルケストルの人って、赤い服に 黒い上着じゃ……」
小牟「ええい! さっきからごちゃごちゃと!  この小牟を恐れぬのなら、かかって こんかい!」
零児「おい、待て小牟。 状況がわからないのに、あおるな」
ハーケン「OK、スカーフェイス&ダ・フォックス。 俺も手っ取り早い方が好きさ」
零児「…話すつもりはないということか。 だが、俺も見知らぬ地で死ぬわけには いかないんでな…!」
ハーケン「フッ、あんたもノリがいいな。 …じゃあ、やろうか…!」
錫華「…ポンコツよ。 こやつら、オルケストル某では ないような気がするのであるが…?」
アシェン「…はい、テカ腹姫。 ですが、ぶっとばしてから話をした方が 安全かと思われます」

【有栖零児、小牟との戦闘】

零児「ちっ…こいつら、強い……!」
小牟「どいつもこいつも色モノっぽいカッコを しとるくせに、正統派っぽい強さじゃ…」
アシェン「大きなお世話です」
ハーケン「あんたらもなかなかの使い手だが…… 多勢に無勢ってことさ」
ハーケン「OK、オルケストル・アーミー。 あんたらが何を企んでいるのか… 話してもらおうか」
零児「オルケストル……?  おい、さっきから何のことを言っている!」
零児「俺たちは、特務機関『森羅(しんら)』の エージェントだ」
零児「『物質界』という世界から、 この世界に次元転移してきたんだぞ?」
小牟「そうじゃそうじゃ。 『なんちゃらアーミー、それから』など、 わしらは知らんっちゅうの!」
神夜「物質界? あらあら?  さっき沙夜さんが言ってましたよね?」
零児「なに…!?」
小牟「沙夜じゃと!?  こら、デカメロン! どういうことじゃ!」
錫華「沙夜とかいう狐の変化… あやつを追い回している悪党が、 そち達である……とのことぞよ?」
零児「奴め…! 俺たちは敵じゃない。 “ゆらぎ”によってこの世界に……」
ハーケン「おおっと待った、エージェント。 …それを証明する方法が、あんたには あるのかい?」
零児「では逆に訊く。 沙夜が嘘をついていないという証明が、 おまえにできるのか?」
ハーケン「…………」
ハーケン「…こいつはまいった。どうしたもんかな?」
神夜「え~と……ジャンケンとかにします?」
小牟「きゅ、急にテキトーじゃな……」
小牟「零児、そもそもこんな連中に、 無理に付き合う必要はないじゃろうに」
小牟「沙夜の足取りなら、天狗やカマイタチ… 逢魔の妖物どもが出てくる場所を 探せばいいんじゃ」
錫華「む? 待て、仙狐よ。 天狗に…カマイタチと申したか!?」
錫華「最近、神楽天原に出没する、出自の わからぬ妖物ども…もしや?」
零児「『逢魔』は妖物たちで構成された組織だ。 そのリーダーが沙夜……仮面をつけた 妖物どもは、すべてそのメンバーだ」
神夜「……ってことは……あの~」
神夜「……ごめんなさい、痛かったですか?」
(コードDTDが発動している)
アシェン「ごめ~~んちゃいっ!」
小牟「死ぬかと思ったっちゅうの!  そして、アホロボは謝る気ないじゃろ!」
零児「その沙夜は?  俺たちよりも先に転移していたようだが?」
ハーケン「ああ、あのセクシャルボディなら、 先にこの城を出て行ったぜ?」
零児「ちっ…また取り逃がしたか。 しかも、ご大層に、俺たちの足止めまで キッチリ用意していたとはな」
錫華「まったくもって踏んだり蹴ったりぞな」
小牟「騙されたのはぬしらじゃろが…。 そんでボコっといて、涼しい顔すな!」
零児「小牟、そこまでにしろ。 …お互い、誤解を解く意味も含めて、 話をすべきだな」
(零児の話を少し聞いた)
錫華「世界を混沌に包むために暗躍する 『逢魔』と、それを防ぐ『森羅』…?」
零児「ああ、『物質界』という世界から来た。 異界をつなぐ門…“ゆらぎ”を通ってな」
神夜「沙夜さんもそう言ってましたね。 ……どういうご関係ですか?」
零児「どうもこうもない。敵だというだけだ。 ……以前、倒したはずなんだが、な」
零児「ハーケンと言ったな?  あんたはどうしてここに?」
ハーケン「多分…… あんたが来た場所が、俺たちの目的地さ。 転移装置を使いたくてな」
零児「この城の最深部、か。 わかった。案内してもいい」
零児「俺たちも、帰りの足については 確認しておかなければならんしな」
ハーケン「OK、ホワイトメッシュ。 とりあえずは協力体制…ということに させてもらうぜ? レイジ」
零児「そいつは重畳。 よろしく頼む、ハーケン・ブロウニング」
(アシェンが通常モードに戻っている)
アシェン「チョージョー……?」
神夜「“それはなにより”って意味です」
ハーケン「まあ、他のメンツの紹介やら、 情報交換は道中でな」
零児「わかった。俺たちが来た場所は、 下の階の一番左端の扉だ」
零児「だが、すべる仕掛け床のせいで、 今は戻れなくなっているぞ?」
神夜「ああ、あそこですね。 ……どうしましょう?」
アシェン「この部屋にある、ガラス状のテーブル… 使えるかも知れません。 調べてみましょう」
ハーケン「よし、行こうか…!」

小牟「零児、これは…… なんかややこしいことになったのう」
零児「起こってしまったことに、あれこれ文句を つけても始まらん」
小牟「ふう…渋谷に現れた新たな“ゆらぎ”… こんな所に出てくることになるとはの。 ……まあ、いろんな意味で」
零児「ここもまた“新世界”のひとつだ。 やれることをやるだけさ」
[有栖 零児小牟が仲間に加わりました。]

[転移装置の前]

零児「ここだ。正面の、時計のような壁飾り… 俺たちはあそこから出てきた」
ハーケン「なるほど。 だが、その前に…何か言いたそうな 奴がいるぜ?」
???(カルディア)「…………」
錫華「こやつ…からくり、か?  アシェンと似ておるようだが?」
アシェン「…………」
神夜「あらあら?  あの戦艦で出てきた“からくりの人”と、 なんか似てる…?」
???(カルディア)「…………」
零児「俺たちが出てきた時にはいなかったが… 手足のナイフを見る限り…アンドロイド?  機能停止しているのか?」
???(カルディア)「…………」
小牟「なになに……?  『ナイフ デ タノシモウゼェー』…?」
???(カルディア)「そんなことは言っていない」
神夜「わ、反応しましたよ!?」
アシェン「……おまえは、何者だ?」
カルディア「私の名は……カルディア・バシリッサ。 コードナンバー、W06」
アシェン「ダブリュー・ゼロシックス…。 なんだ……どこかで…? 私は……」
カルディア「貴様……あの“墜落”で、 メモリーを破損したのではないだろうな?」
ハーケン「あの墜落……!?  おまえ、マイティエーラのことを 言っているのか?」
神夜「あの…マイティエーラって、 ロストエレンシアで私が寝てた…… アレのことですか?」
小牟「なんじゃなんじゃ?  マイティ? 寝てた? アレ?」
小牟「お? もしかして…そっち系の話?」
錫華「ほほう?  それはわらわ的にも興味津々であるぞよ?」
零児「そんなわけあるか。ここに来る途中で、 簡単に説明されただろうが」
零児「たしか、20年前に落下してきた戦艦…… ハーケンとアシェンは、その近くで 発見されたということだったな」
ハーケン「飲み込みが早くて助かるぜ、レイジ。 ……だが、昔の話だ。 俺は過去に引きずられはしない」
ハーケン「カルディアとか言ったな?  俺たちがあの戦艦の扉をこじ開けて、 悪さしたから追ってきたのかい?」
神夜「た、たしかにロボットをやっつけたり、 からくりの人を斬り捨てたりしちゃい ましたね…」
カルディア「…………」
ハーケン「アシェン、心当たりはあるか?  おまえの知り合い…ってんじゃないよな?」
アシェン「……いえ、わかりませんですのことです」
アシェン(私の…メモリー…?  私のメモリーに残っているのは…… おそらくは開発コードナンバー……)
アシェン(…W……07)
カルディア「そうか。ならいい。 私は与えられた任務を実行するだけだ」
アシェン「任務? それはどういう内容だ?」
カルディア「それを話す許可は受けていない……!」

【カルディア、WR・ユミル×2との戦闘】

カルディア「損傷度、70%オーバー……。 任務遂行は困難と判断」
アシェン「カルディア……もう一度訊こう。 任務とはなんだ? 何のことだ?」
カルディア「……話す許可も、必要もない」
カルディア「23年間……私は待ったのだ。 すべては、任務を遂行するために…」
(カルディアが消える)
アシェン「…………」
小牟「なんとか追っ払ったか。 なんとも物騒な相手じゃったのう」
零児「この世界の技術レベルがよくわからんな。 いや、混在していると言った方が 正しいのかもしれん」
ハーケン「さすが異世界を渡り歩いていたって だけあって、いい認識だぜ?  Mr.エージェント」
ハーケン「あのレディリッパーは、 おそらく俺の住んでる世界…… ロストエレンシアから来た奴だ」
錫華「このポンコツとの関係は?  先ほどから様子がおかしいようであるが?」
アシェン「そんなことはありもうさんで ございましたりしているところなのです」
小牟「…ほんとじゃ。 致命的な何かが切れちょる感じじゃの」
神夜「これはいつものアシェンさんじゃ ないかと……」
零児「まだ少し混乱しているが…… ハーケン、当初の目的を果たそう」
ハーケン「OK、仕切り上手。 壁の転移装置を調べるとするか」
(壁を調べた)
錫華「で、首尾はどうであるか?」
アシェン「ダメです。 完全に機能停止しているようです」
神夜「そうですね…これは魔力で 発動するものみたいですけど… もう力は感じません」
零児「なんてこった…。 じゃあ、俺たちは元の世界には 帰れないということか?」
神夜「それはわかりませんけど…… 少なくとも、ここはもう使えなく なっちゃってます」
小牟「なんじゃと!?  じゃあ、わしらは一生ここに おることになるんか!?」
錫華「ここはそう悪い所ではないぞよ?  腹をくくるのも、また女の度胸である」
小牟「…………」
小牟「零児ぃ…。子供は二人くらいでいいと 思うんじゃが……」
零児「もうここで暮らすことを考えるな」
零児「沙夜が去ったことを考えれば… 奴には、他にアテがある可能性がある」
ハーケン「クロスゲートの存在をお忘れかな?  世界を移動するなんてことは、ここじゃ 珍しくないさ」
神夜「零児さん、小牟ちゃん… ご一緒しませんか?」
神夜「帰れる方法も見つかるかもしれませんし、 騙されて攻撃しちゃったお詫びも したいこと極まりないんです」
小牟「ふっふっふ。高くついてもしらんぞ?」
零児「まったく、できたお姫さんだ。 ハーケン、かまわないか?」
ハーケン「OK、エトランゼ。 よろしく頼むぜ? そして改めて…… ようこそ、エンドレス・フロンティアへ」
ハーケン「無限の国の……アリス」
零児「フッ、そいつは重畳。 ……とんだウサギもいたもんだな」
アシェン「艦長、これを」
ハーケン「ん? こいつはカードキー……」
ハーケン「『レベル2』…?  おい、こいつはマイティエーラの…… レベル2のカードキーか!?」
神夜「あの時、先に進めなかった扉ですか?  これをどこで?」
アシェン「先ほど、カルディアと交戦した付近に 落ちておりましたりしちゃいました」
アシェン(おそらくは…… わざと落としていったのだろうな)
ハーケン「こいつはチョージョーってやつだな。 …だが、ここの転移装置は使えない、か。 タイミングが悪いぜ」
錫華「ふむ、とりあえず、 エスピナ城に戻るしかあるまいな」
[貴重品 “カードキーLV2”を手に入れた]


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