(中枢ブロックに来た面々が出現)
飛竜「…ここが中枢ブロックか」
M.O.M.O.「索敵しましたけど、敵はいない
みたいです」
シオン「ラッキーね。行きましょう」
(皆が『神の眼』の前まで移動する)
ロック「これが…『神の眼』…!」
ロール「ディフレクターみたいだけど…
すごい力を感じるよ、ロック」
鳳鈴「見とれてる場合じゃないわ。
敵の防衛マシンが、いつやって来るか
わからないわよ」
レイレイ「う~ん、天雷破で壊せるアルかな?」
レイレイ「ま、とりあえずやって…」
(ゆれ)
レイレイ「ひゃああ!
アタシまだ何もやってないアルよ!?」
ワルキューレ「一体何が…!」
ワルキューレ「うっ…!」
(『神の眼』が光りだし、空間転移)
春麗「な、何が起こって…」
春麗「え!? ここは…どこ!?」
小牟「お、来おったな?」
小牟「ほれほれ、今日は無礼講じゃ」
零児「説明もなしに無礼講にするな。
戸惑うだけだぞ」
仁「どうやら、これで全員揃ったようだな」
平八「『森羅』の小僧に…仁?」
平八「他の者どももいるようだな」
ワルキューレ「………」
クリノ「ワルキューレ様…よかった、ご無事で」
サビーヌ「こっちは楽勝だったよ」
ローズ「パーティ…というより、とんだ茶番ね」
ワルキューレ「わかっています」
ワルキューレ「…このような“まやかし”に
騙されはしません」
シオン「まやかし? やっぱり…偽者なの?」
M.O.M.O.「反応は、すべて人間のものでは
ありません」
M.O.M.O.「KOS-MOSさんも…
KOS-MOSさんじゃありません」
KOS-MOS「………」
平八「ふん、正体を現せいッ!」
(玉座の方の床から光が上がり、閃光後、暗くなり敵が姿を現す)
ブルース「偽装にしては手が込んでたな」
レジーナ「正体は…見た事がある連中ね」
ギル「半数以上がドルアーガの兵…!?」
ドルアーガの塔
さくら「ドルアーガって…魔界でギルさんが
トドメを刺した悪魔だよね!?」
かりん「残党が、魔界から転移してきた…
という事ではありませんの?」
デミトリ「だが、感じる魔力…
ドルアーガの手の者に間違いあるまい」
ベラボーマン「で、では悪魔ドルアーガは、
まだ生きていると!?」
ワンダーモモ「そんな! それじゃアマゾーナはまだ…」
ワンダーモモ(ま、まさか…
あの時、呪縛が解けなかったのは…!?)
ワルキューレ「そこまではわかりません」
(皆がワルキューレを見る)
ワルキューレ「ですが…この部屋に満ちた、邪悪な力。
忘れはしません…魔王ゾウナのものです」
カイ「これはゾウナの仕組んだ罠だと
言うんですか!?」
飛竜「誰が仕組んだかなどどうでもいい」
飛竜「…来るぞ」
ワルキューレ「戦いましょう、皆さん」
ワルキューレ「…負けるわけにはいきません」
ワルキューレ(必ずゾウナは現れる…その時こそ…!)
M.O.M.O.「センサーに反応がありました!」
M.O.M.O.「あっ、この反応は…」
シオン「また新たに敵が!?」
(ブラックドラゴン、シルバードラゴン、青騎士が出現)
デミトリ「ぬう? ドルアーガの騎士に…
ドラゴンどもだと!?」
ワルキューレ「ゾウナが、ドルアーガの兵達を使って
いるのですか…? それとも…」
ギル「いや、違う…!」
カイ「ギル…!?」
???(ソウル・オブ・ドルアーガ)「ククク…フハハハハハ!」
ギル「……ッ!?」
???(ソウル・オブ・ドルアーガ)「あの程度で、我が魂を滅ぼせたと
でも思ったか?」
???(ソウル・オブ・ドルアーガ)「滅びはせぬ。滅びはせんよ!
黄金の騎士、ギルガメス…!」
(ソウル・オブ・ドルアーガが出現)
???(ソウル・オブ・ドルアーガ)「久しい…というほど時間は
経っておらんか。ククク…」
春麗「あなた、誰!?」
春麗「…ギルと同じような格好をして…」
キャミィ「この“気”…なんだ!?
ベガ様にも似た…凄まじいパワーだ」
カイ「ギル! これは…どういう事なの!?」
ギル「…わからないかい? こいつの正体が」
???(ソウル・オブ・ドルアーガ)「我が恨み…消えはせんと言ったぞ、
ギルガメス」
ギル「本当に現れるとは思っていなかった」
ギル「…悪魔ドルアーガ…!」
ロール「ええっ!? ちょっと、ギルさん!?」
ドルアーガの塔・内部
ロール「悪魔ドルアーガって、あの塔で完全に
倒したはずじゃ…」
ロック「それに、あの時とは全然姿が違う!」
ロック「どう見ても、ギルさんと…!」
ソウル・オブ・ドルアーガ「我が肉体…確かに果てた」
ソウル・オブ・ドルアーガ「だが、その時の無念が、恨みが…
新しい体を創り出したのだ」
ソウル・オブ・ドルアーガ「ギルガメス…貴様を倒すためだけにな」
ギル「………」
ワンダーモモ「こ、これが…アマゾーナの呪縛が
解けなかった…理由…!」
ベラボーマン「悪魔の力…侮ったようです」
ベラボーマン「魂まで打倒せねばならなかったとは…」
鳳鈴「そんな馬鹿な! 一度死んだ者が…!」
鳳鈴「…って、もう常識は通用しない世界
だったわね」
レイレイ「アタシも一回死んでるワケよ」
ローズ「私もね」
ローズ「…ただ、どういった経緯で復活を
果たしたのか、興味はあるわね」
平八「その執念で、というのなら見事よ。
しかも殺したい相手の姿をマネるとはな」
かりん「さすがは悪魔。趣味は最悪ですわね」
さくら「感心してる場合じゃないよ!
どうして…どうやって生き返ったの!?」
時の鍵
ワルキューレ「…おそらく、『時の鍵』にかけられた
“封印”が解けかかっているのでしょう」
デミトリ「なぜそんな事がわかる? 乙女の騎士よ」
ワルキューレ「魔王ゾウナは“悪しき心”の化身です」
ワルキューレ「その悪しき心…怨念や復讐心といった
“情念”を引き寄せる力があるのでしょう」
ワルキューレ「それが『時の鍵』の持つ力と
合わさったのなら…」
ソウル・オブ・ドルアーガ「貴様の読み通りだ。乙女の騎士よ」
ソウル・オブ・ドルアーガ「今この地には、死者の魂が集っている」
ソウル・オブ・ドルアーガ「魔王ゾウナ、そして奴が持つ『時の鍵』に
引かれてな」
ローズ「…彼の言っている事、おそらく本当よ」
ローズ「この場所を中心に、凄まじい負の力…
怨念が集まって来ているのがわかるわ」
ワルキューレ(でも、それを可能にしたゾウナの姿は
どこにも見えない)
ワルキューレ(この状況をどこかで見ているはず…)
ブルース「巨大な空中戦艦、空飛ぶ大地ときて、
次はゴーストの相手か?」
レジーナ「ふう…もうどうでもいいわ」
レジーナ「…始めるわよ。私達の任務、忘れないで」
飛竜「こいつらを始末し、中枢ブロックに戻る」
神の眼
飛竜「…その上で、『神の眼』を破壊する」
ソウル・オブ・ドルアーガ「無駄だ。貴様らはここで果てるのだ…!」
ギル「…ドルアーガ、どんな力で蘇ったかは
知らないが、おまえでは僕には勝てない」
ソウル・オブ・ドルアーガ「…なに?」
カイ「ギル…」
ギル「…それはすぐにわかる」
ギル「いくぞ、ドルアーガ…!」
(ブラックワルキューレ、コアクマン、ブラックサンドラが出現)
ブラックワルキューレ「フフ…フフフフフ…」
飛竜「敵の増援…あの黒い女か」
ワルキューレ「来ると思っていました、黒き堕天の騎士」
ブラックワルキューレ「我(われ)もだ。緑の瞳の子よ」
ブラックワルキューレ「だが、従者も連れずにやって来るとは、
正直意外だな」
ワルキューレ「彼らは、彼らの戦いをしています」
ベルクラント
ワルキューレ「無差別地殻破砕兵器ベルクラントを
止めるためにです」
ロール「うまくいってるのかな…」
ロック「…今まで、大きな衝撃はない」
ロック「まだ発射されていないとは思うけど…」
???(カムーズ)「クックック…戻ってきてみりゃ、
面白い事になってるじゃねェか」
鳳鈴「誰ッ!?」
(南側にカムーズが出現し、部屋の中央まで移動)
カムーズ「オレも混ぜろや、ワルキューレ!」
バルログ
平八「こやつ…空中戦艦で見た化け物か」
平八「でかい図体でチョロチョロとしおって」
キャミィ「まだだ。…誰か近づいてくる気配がある」
春麗「敵の増援? それとも…」
(南側にクリノ・サンドラ&サビーヌが出現)
クリノ「待てっ! カムーズ!」
カムーズ「ぐっ! シツコイぜ、サンドラ野郎…!」
ワルキューレ「クリノ!?」
シオン「今度は…本物?」
M.O.M.O.「さっきと違って、普通の反応です。
二人とも、本人だと思います」
ベルクラント
ギル「だが、彼らはベルクラントの方に
向かったはずだ」
カイ「クリノさん、サビーヌさん!
あの破砕兵器を…止められたの!?」
ベルクラント中枢ブロック
サビーヌ「ベルクラントの発射装置を押さえてた
カムーズを追い出したんだ」
サビーヌ「あとはスタン達が何とかしたはずさ」
ワルキューレ「しくじったか。
魔人カムーズ…その程度とはな」
カムーズ「…誰に向かって口を利いてやがる。
叩き潰されてェか? あぁ?」
レイレイ「お、うまい具合に仲間割れアルな」
ベラボーマン「漁夫の利をいただきましょうかねえ」
ブラックワルキューレ「フッ…汝らの望み通りにはならぬ」
ブラックワルキューレ「…まだ現れていない者がいるのでな」
ワンダーモモ「まだ現れていない…え?」
ワルキューレ「まさか…来るというのですか…!?」
ワルキューレ「…“あの者”が…!」
サビーヌ「いよいよご対面ってわけか」
クリノ「この雰囲気は…そうみたいだね」
(ゾウナが出現)
ゾウナ「再び会ったな…乙女の騎士。
そしてその忠実なる従者の二人よ」
ワルキューレ「ゾウナ…!」
サビーヌ「会いたくて会いに来たわけじゃ
ないっての」
クリノ「ワルキューレ様の行く場所に行く。
おまえに会ったのは結果に過ぎない…!」
ワルキューレ「ゾウナ、このような場所で…
一体何をしようというのです?」
ゾウナ「それを訊くのか、乙女の騎士よ。
この我(われ)に?」
ゾウナ「…時の始まりへ。無の空へ。
すべての魂の原点へ」
ゾウナ「世界を闇に還す日が来た…
今宵、我(われ)は世界を砕く。
そして、その残骸と共にゼロへと還る」
ゾウナ「…世界の終点へようこそ、ワルキューレ」
ワルキューレ「ここは世界の終点ではありませんよ」
ワルキューレ「…この戦いから、世界は元の姿へ
戻るのです。魔王ゾウナ…!」
デミトリ「…魔王ゾウナか」
デミトリ「ここでしゃしゃり出てくるとはな」
ゾウナ「時が満ちるまで待っただけのこと」
ゾウナ「『時の鍵』は我が手に落ちた。
世界を始まりの闇に戻すため…この力を
今こそ開放しようぞ」
デミトリ「力の開放だと…?」
デミトリ「ワルキューレ、『時の鍵』には封印が
施してあるのではなかったのか?」
ワルキューレ「そうです。イシター様がかけた封印…
たとえゾウナでも、自力で解く事は
できない…」
ワルキューレ「相当な力が必要になるはずですが…」
神の眼
クリノ「ワルキューレ様、『神の眼』では?」
サビーヌ「…そうとしか考えられないな」
ゾウナ「フフフフフ…」
ベラボーマン「大正解らしいですねえ。
その結果、この世界にこんな巨大な
空飛ぶ大地が現れてしまったと」
かりん「近所迷惑もはなはだしい話ですわね」
ワンダーモモ「近所…なんですかねえ」
さくら「自分達の世界は、自分達で守らなきゃ。
あのゾウナって人を倒せばいいんだよね?」
春麗「そういう事みたいだけど…
うまくいくかしら」
キャミィ「図らずも、総力戦になりそうだな」
カムーズ「フン、オマエらがオレを? 笑わせるな」
ブラックワルキューレ「ワルキューレ、汝との決着をつけるのに、
ふさわしい舞台となったようだな」
ワルキューレ「私はそうは思いません」
ワルキューレ「異世界の方々をここまで巻き込みたくは
ありませんでした」
ローズ「今さら言っても始まらないわ」
ローズ「これも私達の運命…という事よ」
平八「運命であろうとなかろうと、
わしらのすべき事は変わらん」
平八「…叩き潰す。
世界を救うというもの、また一興よ」
ブルース「へっ、史上最大の任務ってやつか。
なかなか経験できるものじゃねえな」
レジーナ「したくもなかったけどね」
レジーナ「…でも仕方ないわ。いくわよ」
ゾウナ「愚か者どもよ。
この魔王の力の前に果てるがいい」
サビーヌ「果てるのはおまえさ」
クリノ「ワルキューレ様。では…!」
ワルキューレ「ええ。もう一度…
『時の鍵』でゾウナを封印します!」
ソウル・オブ・ドルアーガ「ぬ…ぐううっ! ギル…ガメス…!」
ギル「終わりだ、ドルアーガ」
ギル「…覚えているか?
僕には勝てないと言った事を」
ソウル・オブ・ドルアーガ「我が…怨念…それが…敗れるはずが…」
ソウル・オブ・ドルアーガ「なぜ…だ…なぜ…勝てぬ…」
ギル「………」
ソウル・オブ・ドルアーガ「な………ぜ……」
(ソウル・オブ・ドルアーガが爆散し、ドルアーガ軍が四散する)
デミトリ「奴の魂が四散していくのがわかる…。
もう蘇る事はできんようだな」
カイ「ギル…これで完全にドルアーガは…」
ギル「消え去ったよ、カイ」
ワンダーモモ「じゃあ、これでどこかにいる
アマゾーナの呪縛も!?」
ベラボーマン「解けるという事ですか。
やれやれ…今はどこにいるのか…」
ギル「あの時、ドルアーガの魂が滅びて
いない事に気付いていれば…すぐにでも
助けられたかもしれなかったが…」
ロック「それは仕方ないと思います。
まさか魂だけになって生きているなんて…」
ロール「そうだ、ギルさん。
僕には勝てないって言ってましたけど…
こうなる事がわかってたんですか?」
ギル「…わかっていたよ。
奴は僕を倒すために、僕と同じ姿になった」
ギル「僕にはカイが、そして仲間達がいる。
ドルアーガには…いない」
ギル「その時点で、もう勝負は見えていたのさ」
カイ「ギル…」
ブラックワルキューレ「ぬ…うう…」
ブラックワルキューレ「…フフ…フフフフ…」
ワルキューレ「何がおかしいのです、堕天の騎士…!」
ブラックワルキューレ「ここで敗れるか。ならば、我(われ)の
役目もここまでという事だ…」
サビーヌ「なに一人で納得してるんだよ」
ブラックワルキューレ「すべての世界を巻き込んだ混沌の渦…
そこに…我(われ)は必要とされて…
おらぬようだ…」
クリノ「混沌が…必要としている…?」
ワルキューレ「…私達が望むものは、世界の平穏です」
ブラックワルキューレ「だからこそ…汝は我(われ)に勝った…
それだけの事だ…ワルキューレ」
ブラックワルキューレ「我(われ)は死と破壊を司る者…
世に命があり、創造がある限り…
我(われ)は…その裏側にいる…」
ブラックワルキューレ「また…いつか会おう…緑の瞳を持つ
乙女の騎士よ…」
(ブラックワルキューレが爆散する)
クリノ「ワルキューレ様。堕天の騎士は…
一体何を言わんとしていたのでしょうか?」
ワルキューレ「………」
ワルキューレ(彼女は私と対極の位置にいる者。
…どちらかが…消えるしかない…)
カムーズ「オ…オレが…負ける…はずが…」
カムーズ「ワルキューレェェッ!」
(カムーズが爆散する)
サビーヌ「ふう…しぶとい奴だったな」
クリノ「だけど、今回あいつは『黄金の種』を
持っていなかった」
クリノ「…それが敗因だよ」
ワルキューレ「彼が『黄金の種』を持っていたら…
勝負はわからなかったでしょう」
サビーヌ「性格だけじゃなくて、運も悪かった
らしいな」
ゾウナ「う…うお…おおお…」
ワルキューレ「ゾウナ…最期です」
ワルキューレ「あなたの本来いる場所へ、戻りなさい」
ゾウナ「…おお…離れてゆく……」
ゾウナ「我(われ)…我(われ)の抱いた魂達が…
離れてゆく…」
ゾウナ「ゼロに戻るは…我(われ)一人…か…」
ゾウナ「だがな…
これですべてが終わりではないぞ…」
ゾウナ「すべての世界に…生命輝く限り…
我(われ)の存在も滅する事はない…」
ゾウナ「光あるところ…闇もまたあり…」
ゾウナ「乙女の騎士ワルキューレよ…
貴様には…わかって…いる…は…ず…」
(ゾウナが爆散する)
ロック「倒した…のか?」
ロール「すごく…意味深な事を言ってたけど…」
ブルース「へっ、ただの捨てゼリフだ。
気にする事はないさ」
シオン「モモちゃん、どう?」
M.O.M.O.「反応、完全に消失しました」
M.O.M.O.「大丈夫だと思いますけど…」
ワルキューレ「………」
ワルキューレ(ゾウナは心の闇…
負の感情から生まれた悪の化身…)
ワルキューレ(…いつかまた…どこかの世界にきっと
現れるでしょう…)
ワルキューレ(でも…)
クリノ「ワルキューレ様…ついに…」
サビーヌ「やったんだな、ワルキューレ」
ワルキューレ「ええ、終わりましたよ」
時の鍵
ワルキューレ「これで『時の鍵』も取り戻せました」
さくら「ええっと、その『鍵』を使えば…」
かりん「たしかこの滅茶苦茶になった世界を
元に戻す事ができるのでしたわね」
ローズ「まずはこの“まやかしの城”から
出る事が先決ね」
ワルキューレ「ええ。『時の鍵』の力で、歪められた
空間を元に戻します」
レジーナ「さっさと戻って、『神の眼』を
破壊しないとね」
鳳鈴「本来の任務はそっちだったのに、
ずいぶん回り道になったわね」
レイレイ「じゃ、パッパと頼むアル」
飛竜「…待て。まだ残党がいる」
飛竜「邪魔をされても面白くない。
…この場で片付ける」
ワルキューレ「では、元の世界…
ダイクロフトの中心部へ戻ります」
ワンダーモモ「ワルキューレさん、お願いします!」
ベラボーマン「時間をとられてしまいましたからねえ。
急がないと」
時の鍵
ワルキューレ「『時の鍵』よ…
魔王ゾウナが創り出した空間の歪みを戻し、
私達を元いた場所へ導いてください…」
(閃光)
キャミィ「無事に戻れたようだな」
神の眼
春麗「とりあえずは一件落着ね。
次は『神の眼』を破壊しなければね」
(『神の眼』があったところを見ると、『神の眼』がない)
ギル「な、なにっ!?」
カイ「ギル?」
カイ「…え!? そんな! 『神の眼』が!?」
(全員が部屋の中央まで移動)
シオン「そ、そんな…! なくなってる…!?」
M.O.M.O.「残留エネルギーを感知しました…!」
M.O.M.O.「ついさっきまで、ここにあった
のは間違いありません」
デミトリ「ぬう…?
つまり、何者かが…持ち出したとでも?」
(『神の眼』があったところの前にロックマン・ジュノが転移出現)
ジュノ「おやおや皆さん…
どこからいらっしゃったのですか?」
ロック「…ジュノ!? ロックマン・ジュノ!」
ロール「ええっ!? ど、どうしてここに!?」
ジュノ「皆さんも、ここにあったレンズ状の
エネルギー物質が目的だったのですか?」
サビーヌ「皆さん“も”?」
サビーヌ「…って事は、『神の眼』を隠したのは
あんたなのか!」
ブルース「答えによっては…容赦しないぜ」
ジュノ「あの物質…非常に利用価値が高いのです」
ジュノ「成層圏の『エデン』より、地上の様子を
監視していましたが…拾い物でしたよ」
平八「成層圏…? そして『エデン』だと?」
平八「貴様は宇宙から来たとでも言うのか」
かりん「もしかして衛星兵器の事ですの?
それとも…宇宙要塞かなにかの事かしら?」
エデン
ジュノ「要塞…という言い方が近いでしょう。
衛星兵器というのも、外れてはいませんよ」
さくら「ぶ、武器の付いた宇宙要塞…ってこと?」
ジュノ「限りなく正解に近い解答ですねえ」
ジュノ「あのエネルギー体を使えば、『エデン』は
さらに強力な攻撃を行えるようになります」
ジュノ「そうすれば…この惑星に溢れたデコイ達を
すべて処理する事が可能になるでしょう」
レイレイ「でこい? なんかの専門用語アルか?」
レジーナ「そのままの意味だとしたら、
デコイというのは“おとり”の事よ」
鳳鈴「この惑星…地球におとり?
意味がわからないわね」
ロック「デコイ…人間の事だ」
ロール「そんな…ロック…?」
ジュノ「ウフ…ウフフフフ…」
ロック(ジュノ…
完全にイレギュラー化している…!)
飛竜「…衛星軌道上から、狙いを定めている
という事か」
ジュノ「そういう事になりますね」
ジュノ「…私を再生してくれたお方が、
その力を利用したいとのことで」
ロック「君を再生した…?」
ロック「まさか…!」
飛竜「…冥王グランドマスター…
そして衛星軌道上にある兵器…」
飛竜「『第三の月の都(ザ・サードムーン)』を
捨てた理由は…そういう事か」
ジュノ「では、私は準備がありますので」
(ジュノが転移撤退)
クリノ「ま、待て!」
クリノ「くっ、ワルキューレ様、『神の眼』が!」
ワルキューレ「あのレンズが持つ力は、災厄しか
呼びません。取り返さなければ…!」
ローズ「一難去って…また一難ね」
飛竜「…外殻に出るぞ。
戦艦が使えれば、それで奴を追える」
ロック(ジュノ…やはり僕が“処理”しなければ
ならないのか…!)